JP2011256016A - エレベーター装置 - Google Patents

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秀隆 座間
Kaoru Hirano
薫 平野
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Abstract

【課題】緩衝器を取付けるための特別な取付体を要することがないとともに、ピット深さ寸法短縮において顕著な効果を発揮できるエレベーター装置の提供。
【解決手段】昇降路1を昇降する乗かご4に、シリンダおよびこのシリンダに嵌入されるプランジャを有し、異常発生時に所定位置を超えて昇降する乗かごの衝突を緩衝する緩衝器5と、乗かごの外側に配置されるとともに、昇降路に立設されるガイドレール2に摺接可能な制動材を有し、異常発生時に乗かごを制動する非常止め手段6とを備えたエレベーター装置において、非常止め手段に、緩衝器を取付けるとともに、この緩衝器は、緩衝器の緩衝ストローク、および緩衝完了時に乗かごとピット床7aとの間に要される間隙寸法分、乗かご下端から突出して配置されるようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、異常発生時に所定位置を超えて昇降する昇降体の衝突を緩衝器によって緩衝するエレベーター装置に関する。
異常発生時に所定位置を超えて昇降する昇降体、例えば、乗かごの衝突を緩衝器によって緩衝するエレベーター装置にあって、昇降路下部のピット深さ寸法を短縮するため、乗かごの外側部に、その基部が乗かごの下面よりも上方位置に配置されて下垂状態に装備され、乗かごの異常下降時に昇降路の底面に押圧されて動作する緩衝器を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−146370(段落番号0027、0028、図6、図7)
しかしながら、前述した従来のものでは、乗かごの外側部に取付台を設け、この取付台に緩衝器を下垂状態に装着している。このように、緩衝器を取付けるための特別な取付体を新たに設ける必要があるとともに、この取付体は緩衝時の衝撃に対応するため強度部材を介して堅牢に乗かごに固定する必要があった。また、取付台が乗かごの下面よりも上方位置に配置されることについて記されているものの、具体的にどの高さ位置に取付けられるかについて明示されていない。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、緩衝器を取付けるための特別な取付体を要することがないとともに、ピット深さ寸法短縮において顕著な効果を発揮することのできるエレベーター装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、昇降路を昇降する乗かごに、シリンダおよびこのシリンダに嵌入されるプランジャを有し、異常発生時に所定位置を超えて昇降する前記乗かごの衝突を緩衝する緩衝器と、前記乗かごの外側に配置されるとともに、前記昇降路に立設されるガイドレールに摺接可能な制動材を有し、異常発生時に前記乗かごを制動する非常止め手段とを備えたエレベーター装置において、前記非常止め手段に、前記緩衝器を取付けるとともに、この緩衝器は、緩衝器の緩衝ストローク、および緩衝完了時に前記乗かごとピット床との間に要される間隙寸法分、乗かご下端から突出して配置されることを特徴としている。
このように構成した本発明では、乗かごに具備され、大きな荷重に耐える強度で乗かごに備えられる非常止め手段に緩衝器を取付けることで、緩衝器を取付けるための特別な取付体を新たに設けることを省くことができる。また、緩衝器は、緩衝器の緩衝ストローク、および緩衝完了時に乗かごとピット床との間に要される間隙寸法分のみ、乗かご下端から突出して配置されることから、緩衝時、緩衝ストロークを最大限活用し、乗かごは、若干寸法、乗かご下端とピット床との間に間隙を確保して停止する。これによって、ピット深さ寸法短縮において顕著な効果を発揮することができる。
本発明によれば、乗かごに具備される非常止め手段に緩衝器を取付けることで、緩衝器を取付けるための特別な取付体を新たに設けることを省き、これによって、コストの低減を図ることができる。また、ピット深さ寸法を短縮し、装置の汎用性を高めることができるとともに、ピット掘削等に要するコストの低減を図ることもできる。
本発明に係るエレベーター装置の一実施例を示す正面図である。 本実施例におけるエレベーター装置の側面図である。 本実施例における非常止め手段および緩衝器の要部拡大図である。 本実施例における緩衝時の状態を示す正面図である。
以下、本発明に係るエレベーター装置の実施例を図に基づき説明する。
エレベーター装置は、図1および図2に示すように、昇降路1内に立設されるガイドレール2と、ロープ3により垂下されるとともに、ガイドレール2に案内されて昇降路1を昇降する乗かご4と、異常発生時に所定位置を超えて昇降する乗かご4の衝突を緩衝する緩衝器5と、乗かご4の外側に配置され、異常発生時に乗かご4を制動する非常止め手段6と、昇降路1の下部に形成されるピット7とを有している。
また、前述した非常止め手段6は、図3に示すように、乗かご4に固定される枠体6aと、ガイドレール2を挟み込むように対となって配置される楔状の制動材6bと、異常時にこの制動材6bを引き上げ、ガイドレール2に摺接させる引き上げ部6cと、制動材6bをガイドレール2に押し付ける制動ばね6dとを備えており、乗かご4が何らかの理由で所定速度を超えて昇降した際に、制動材6bをガイドレール2に摺接させ、乗かご4を制動するものである。
そして、本実施例のエレベーター装置では、非常止め手段6に、緩衝器5が取付けられている。具体的には、図3に示すように、緩衝器5のプランジャ5aの上端が非常止め手段6の枠体6a下部に固定されるとともに、このプランジャ5aにシリンダ5bが垂下された状態となっている。また、緩衝時にピット床7aと衝突するシリンダ5bの下端には、緩衝材5cが取付けられている。さらに、緩衝器5は、緩衝器5の緩衝ストローク、および緩衝完了時に乗かご4とピット床7aとの間に要される間隙寸法分、乗かご4下端から突出して配置されている。なお、緩衝器5が取付けられる非常止め手段6は、非常制動、および緩衝動作に対応可能な強度で乗かご4に固定されるものである。
本実施例にあっては、例えば、ロープ3の切断により乗かご4がピット7に落下した場合、図4に示すように、ピット床7aが緩衝器5の緩衝材5cに衝突し、プランジャ5aがシリンダ5b内に嵌入される形で緩衝器5が収縮して、乗かご4の落下の衝撃を吸収する。このとき、前述したように緩衝器5は、緩衝器5の緩衝ストローク、および緩衝完了時に乗かご4とピット床7aとの間に要される間隙寸法分のみ、乗かご4下端から突出して配置されることから、緩衝時、緩衝ストロークを最大限活用し、乗かご4は、若干寸法、乗かご4下端とピット床7aとの間に間隙を確保して停止する。
本実施例によれば、乗かご4に具備される非常止め手段6に緩衝器5を取付けることで、緩衝器5を取付けるための特別な取付体を新たに設けることを省き、これによって、コストの低減を図ることができる。特に、非常止め手段6の枠体6aは非常時に乗かご4を制動させる制動力にも耐え得るように高い強度を有するように設計されているものであるため、本実施例のように構成するに当たり非常止め手段6等の大きな設計変更を要さないという利点もある。また、ピット深さ寸法を短縮し、装置の汎用性を高めることができるとともに、ピット掘削等に要するコストの低減を図ることもできる。
なお、本実施例では、緩衝器5は、プランジャ5aの上端が非常止め手段6に固定され、このプランジャ5aにシリンダ5bが垂下された状態で非常止め手段6に取付けられているが、本発明はこれに限らず、シリンダが非常止め手段6に固定され、このシリンダにプランジャが垂下される構造としてもよい。
1 昇降路
2 ガイドレール
3 ロープ
4 乗かご
5 緩衝器
5a プランジャ
5b シリンダ
5c 緩衝材
6 非常止め手段
6a 枠体
6b 制動材
6c 引き上げ部
6d 制動ばね
7 ピット
7a ピット床

Claims (1)

  1. 昇降路を昇降する乗かごに、シリンダおよびこのシリンダに嵌入されるプランジャを有し、異常発生時に所定位置を超えて昇降する前記乗かごの衝突を緩衝する緩衝器と、前記乗かごの外側に配置されるとともに、前記昇降路に立設されるガイドレールに摺接可能な制動材を有し、異常発生時に前記乗かごを制動する非常止め手段とを備えたエレベーター装置において、
    前記非常止め手段に、前記緩衝器を取付けるとともに、この緩衝器は、緩衝器の緩衝ストローク、および緩衝完了時に前記乗かごとピット床との間に要される間隙寸法分、乗かご下端から突出して配置されることを特徴としたエレベーター装置。
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