JP2011255063A - テーブル付椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】テーブルの基端縁近傍の天板面とテーブル収納箱の開口部の上縁との間に指が挟まれることを防止し、かつテーブル収納箱から引き出されたテーブルの揺動速度を低下させることができるテーブル付椅子を提供すること。
【解決手段】テーブル収納箱8の上部に開口される開口部24から上方側にテーブル2が引き出され、引き出されたテーブル2は、その基端縁近傍に設けられた揺動軸13aを中心に略水平をなす使用位置に向かって揺動されるテーブル付椅子1であって、開口部24の上縁には、開口部24の左右幅と略同一寸法の左右幅を有するカバー部材11が設けられ、カバー部材11は、付勢手段12により下方側に向かって降下するように付勢され、揺動軸13aを中心にテーブル2が揺動されるときに、テーブル2の基端縁近傍の天板面2aがカバー部材11を押し上げるようになっている。
【選択図】図6

Description

本発明は、劇場等に設置される前後方向に複数設置される椅子において、椅子の背凭れに後方の椅子の着座者が使用するための簡易なテーブルを収納可能に設けるテーブル付椅子に関する。
従来のテーブル付椅子は、椅子の背凭れの後面側にテーブルを収納するテーブル収納箱が設けられ、このテーブル収納箱の開口部から上方側に引き出されたテーブルは、テーブルが水平になるように背面側に倒されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−181091号公報
しかしながら、特許文献1に記載のテーブル付椅子にあっては、テーブルが水平になるように背面側に倒される際に、テーブルの基端縁近傍の上面(天板面)と開口部の上縁との間に隙間が生じるため、この隙間に使用者が指を挟めてしまう虞があるばかりか、テーブルがその自重により勢いよく倒れると、その衝撃が挟めた指に加わってしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、テーブルの基端縁近傍の天板面とテーブル収納箱の開口部の上縁との間に指が挟まれることを防止し、かつテーブル収納箱から引き出されたテーブルの揺動速度を低下させることができるテーブル付椅子を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のテーブル付椅子は、
椅子の背凭れの背面側にテーブルが収納されるテーブル収納箱が設けられ、該テーブル収納箱の上部に開口される開口部から上方側に前記テーブルが引き出され、該引き出されたテーブルは、その基端縁近傍に設けられた揺動軸を中心に略水平をなす使用位置に向かって揺動されるテーブル付椅子であって、
前記開口部の上縁には、該開口部の左右幅と略同一寸法の左右幅を有するカバー部材が設けられ、該カバー部材は、付勢手段により下方側に向かって降下するように付勢され、前記揺動軸を中心に前記テーブルが揺動されるときに、該テーブルの基端縁近傍の天板面が前記カバー部材を押し上げるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、テーブルの基端縁近傍の天板面と開口部の上縁との間は、テーブル収納箱から引き出されたテーブルが揺動軸を中心に揺動されるときのみならず、テーブルが使用位置になっても、カバー部材により常に塞がれるようになり、テーブルの基端縁近傍の天板面と開口部の上縁との間に、指が挟まれることを防止しつつ、付勢手段による付勢力がカバー部材を介してテーブルの基端縁側に加わり、テーブルが使用位置に向かって揺動される揺動速度を低下させることができる。
本発明のテーブル付椅子は、
前記カバー部材の下端縁には、縦断側面視で湾曲された形状をなす湾曲部が形成されることを特徴としている。
この特徴によれば、テーブルの基端縁近傍の天板面とカバー部材の下端との間に指を挿入しようとしても、湾曲部により指が外方へ押し出されるように作用し、指が挟まれることを防止できる。
本発明のテーブル付椅子は、
前記揺動軸は、前記テーブルが揺動されるときに、該テーブルの基端縁近傍の天板面が前記湾曲部に沿って揺動される位置に設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、テーブルの基端縁近傍の天板面とカバー部材の下端縁との間が、テーブルの揺動中に閉塞されるようになり、テーブルの基端縁近傍の天板面とカバー部材の下端との間に指が挟まれることを防止できる。
本発明のテーブル付椅子は、
前記カバー部材が押し上げられるときに、該カバー部材の上昇の抵抗となるダンパ装置が設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、ダンパ装置の抵抗がカバー部材を介してテーブルの基端縁側に加わり、テーブルが使用位置に向かって揺動される揺動速度を低下させることができる。尚、ダンパ装置の抵抗力を向上させても使用位置となったテーブルが浮き上がるようなことがない。
実施例1における椅子を示す斜視図である。 図1における椅子を示すA−A縦断側面図である。 図2における椅子を示す上部拡大図である。 テーブル収納箱からテーブルを引き上げた状態を示す縦断側面図である。 テーブルを揺動させる途中の状態を示す縦断側面図である。 テーブルが使用位置にある状態を示す縦断側面図である。 テーブル収納箱内の緩衝装置の配置を示す縦断背面図である。 実施例2におけるテーブル付椅子を示す縦断側面図である。 テーブルの使用状態を示す縦断側面図である。
本発明に係るテーブル付椅子を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係るテーブル付椅子につき、図1から図7を参照して説明する。以下、図2から図6の紙面左側をテーブル付椅子の正面側(前方側)として説明する。
図1の符号1は、本発明の適用されたテーブル付椅子としての椅子である。この椅子1は、例えば、大学の講堂や劇場などに配置されて使用される椅子である。図1に示すように、椅子1を左右方向に複数並設したものを前後方向に複数配置することで、多くの使用者が着座することができるようになっている。尚、本実施例では3つの椅子1が左右方向に並設されて1セットに構成されているが、椅子1の数はこれに限らず、いくつ並設してもよい。
また、図1に示す左側の椅子1のように、椅子1の背面側にはテーブル2が収納されており、中央の椅子1のようにテーブル2を引き出し、右側の椅子1のようにテーブル2を揺動させて水平な状態にできるようになっている。このように水平な状態にしたテーブル2を、後席の椅子1に着座した使用者が使用可能となり、テーブル2に書類や飲食物を載せられるようになっている。
尚、本実施例では、図1に示す左側の椅子1のように、テーブル2が収納された状態にあるテーブル2の位置を収納位置とし、右側の椅子1のように、テーブル2が椅子1の後方側に引き出されて水平状態にあるテーブル2の位置を使用位置として説明する。
図1及び図2に示すように、椅子1は、床面に設置される脚部3と、使用者が着座する座部4と、座部4の後部から上方に延びる背凭れ部5と、背凭れ部5の背面側で背凭れ部5を支持する背枠部6と、背枠部6の後方に設けられるテーブル装置7と、から構成されている。
尚、テーブル装置7は、上方が開口する箱型のテーブル収納箱8と、テーブル収納箱8の上部の蓋部9と、テーブル収納箱8内に引き出し可能に配置されたテーブル2と、後述する緩衝装置10と、カバー部材11と、を有している。
背凭れ部5、背枠部6、及びテーブル収納箱8の背面板8aは、略並行な状態で後方側に傾斜している。テーブル収納箱8内の上部側にはテーブル2が収納され、テーブル収納箱8の上部に設けられた開口部24からテーブル2が引き出し可能になっている。
図2に示すように、テーブル2が収納位置にあるときに上端となるテーブル2の先端縁には、後方下向きに突起する把手部12が形成されている。使用者はこの把手部12を掴み、テーブル2を開口部24から引き出すことができるようになっている。尚、把手部12は、開口部24の左右幅と略同一寸法の左右幅となっている。
また、テーブル2が収納位置にあるときに下端となる基端部には、テーブル2を枢支する枢支部材13がテーブル2の左右側部に取り付けられている。テーブル2がテーブル収納箱8から引き出された際に、テーブル2は基端部の枢支軸13a(揺動軸)を中心に揺動されるようになっている。
更に、テーブル収納箱8における左右の側面板8bには、その内側に上下方向に延びるガイドレール14が取り付けられている。テーブル2に取り付けられた枢支部材13がこのガイドレール14に係合し、ガイドレール14によってテーブル2の上下方向の移動が案内されるようになっている。尚、テーブル2は、枢支部材13の下端部がガイドレール14の下端部に当接することで、収納位置に保持されるようになっている。
図3に示すように、背枠部6の背面には、側面視で略S字状をなすブラケット15が取り付けられている。このブラケット15には、背枠部6に対して垂直な部位が3箇所に形成されており、上から上端部15a、中間部15b、下端部15cとして説明する。
ブラケット15における上端部15aは、蓋部9の下面に当接しており、このブラケット15には、テーブル2の揺動速度を低減するための緩衝装置10が取り付けられている。緩衝装置10は、上下方向に延びるシャフト16と、シャフト16の下部に設けられるスプリング17(付勢手段)と、スプリング17の上部でシャフト16に固定されたストッパー18と、を有している。シャフト16は、ブラケット15の上端部15a、中間部15b、下端部15cに挿通されている。
また、緩衝装置10の上部には、右側面視で逆向き略L字状をなすカバー部材11が設けられている。このカバー部材11は、テーブル2及び開口部24と同等の左右幅を有しており、カバー部材11の後方下側が滑らかに湾曲して湾曲部11aが形成されている。そして、カバー部材11の下面には、緩衝装置10におけるシャフト16の上端部が固定されている。
スプリング17は、シャフト16の下部に設けられ、その上端部はブラケット15の下端部15cに当接している。シャフト16に固定されたストッパー18は、背枠部6とブラケット15との間に形成された空隙19内を、シャフト16とともに上下方向に移動可能になっている。
カバー部材11は、緩衝装置10のスプリング17によって、下方向に向かって付勢されるようになっている。尚、図7に示すように、ブラケット15及び緩衝装置10は、椅子1のテーブル収納箱8内の左右の側面板8bの近傍に1つずつ配置されている。
図3に示すように、テーブル収納箱8における背面板8aの上端部には、内側に小カバー部材20が取り付けられている。前方上側がカバー部材11と同様に湾曲する小カバー部材20となっており、カバー部材11の湾曲部11aと小カバー部材20の湾曲部20aが対向している。
次に、テーブル収納箱8からテーブル2を引き出す際の動作について、図3から図6を参照して説明する。図3に示す椅子1では、テーブル2がテーブル収納箱8に収納された収納位置にある状態を示している。
使用者がテーブル2の把手部12に指をかけ、上方に引き上げると、テーブル2はガイドレール14に沿って上方に移動される(図4参照)。尚、枢支部材13は、所定の高さ位置まで移動されるとガイドレール14の上端部に係合して止まり、テーブル2が揺動可能になる位置決めがされるようになっている。
そして、図5に示すように、テーブル2が枢支軸13aを中心に揺動して後方側に傾けられ、テーブル2の基端縁近傍(前端縁近傍)の天板面2a(上面)がカバー部材11の湾曲部11aに当接するとともに、テーブル2の基端側の下面が小カバー部材20の湾曲部20aに当接する。このときテーブル2は、カバー部材11と小カバー部材20に挟持されるようになり、テーブル2の揺動が安定される。尚、テーブル2が揺動されるときに、テーブル2の基端縁近傍の天板面2aが湾曲部11aに沿って揺動される。
また、テーブル2の揺動とともにカバー部材11は上方に押し上げられ、カバー部材11に固定された緩衝装置10も上方に移動される。緩衝装置10のシャフト16の下端部とブラケット15の下端部15cとの距離が小さくなり、スプリング17が収縮し、カバー部材11を下方向に引っ張る付勢力が更に強くなる。そのため、テーブル2の揺動速度が低減され、テーブル2が急激に倒れることを防止できるようになっている。
そして、緩衝装置10のシャフト16が上方に移動されると、シャフト16に固定されたストッパー18は背枠部6とブラケット15との間の空隙19内を上方に移動し、ストッパー18がブラケット15の中間部15bに当接したところで緩衝装置10の移動が停止される。即ち、テーブル2の揺動が停止され、テーブル2が水平状態となる使用位置になる(図6参照)。
このとき、テーブル2の天板面2aはカバー部材11の下端部に当接し、テーブル2の下面は小カバー部材20の上端部に当接している。テーブル2の上下面がカバー部材11及び小カバー部材20によって挟持されることで、テーブル2の水平状態が保持され、テーブルとして使用可能な状態になる。
また、テーブル2が使用位置にあるときには、テーブル2の天板面2aとカバー部材11とが当接しているため、使用者がテーブル2の天板面2a側から鉛筆等を前方奥側に置いた場合でも、テーブル収納箱8内に鉛筆等が入り込んでしまうことを防止している。
尚、スプリング17の付勢力はテーブル2の重量よりも小さくなるように設計されており、一旦引き出されたテーブル2は、テーブル2の重量により使用位置の方向に倒れ、テーブル2の水平状態が保持されるようになっている。
テーブル2をテーブル収納箱8に収納する場合には、使用者が使用位置にあるテーブル2の把手部12を上方に押し上げると、枢支軸13aを中心にテーブル2が揺動する。そして、テーブル2の天板面2aにより押し上げられていたカバー部材11が、緩衝装置10のスプリング17の付勢力によって下方向に降下する(図5参照)。
そして、図4に示すように、テーブル2がガイドレール14と平行な略垂直状態になると、テーブル収納箱8にテーブル2が収納可能になり、テーブル2が降下されて枢支部材13の下端部がガイドレール14の下端部に当接し、テーブル2が収納位置で停止される(図2、図3参照)。
緩衝装置10のスプリング17の付勢力によって、カバー部材11が下方向に引っ張られるため、使用者はテーブル2を揺動させてテーブル収納箱8に収納する際に、テーブル2の重量よりも小さな力で揺動させることができ、使用者への負荷を軽減できるようになっている。
次に、実施例2に係るテーブル付椅子につき、図8及び図9を参照して説明する。尚、前記実施例1と同一構成で重複する構成を省略する。以下、図8及び図9の紙面左側をテーブル付椅子の正面側(前方側)として説明する。
図8に示すように、実施例2における椅子1には、テーブル収納箱8の上部の蓋部9には、ダンパ21(ダンパ装置)が設けられている。このダンパ21は、例えばオイルダンパであり、内部に粘性抵抗を発生させるオイル(図示略)が充填されている。
ダンパ21は、外側のケース体22から下方向にロッド23が延出されており、ロッド23の先端部はカバー部材11の下端部に固定されている。ロッド23がケース体22に入り込む際に、ロッド23に加わるオイル(図示略)の粘性抵抗がダンパ21の緩衝力となっている。そして、ダンパ21は、緩衝装置10と同様に、使用者がテーブル2を収納位置から使用位置に揺動させる際に、テーブル2の揺動速度を低減させることができる。
テーブル2が収納位置から使用位置に揺動される際には、テーブル2の基端側の天板面2aがカバー部材11に当接し、カバー部材11が上方向に移動される。そして、ダンパ21のロッド23がケース体22に入り込むとともに、緩衝装置10のスプリング17が収縮することにより、テーブル2の揺動速度を低減させることができる。
このように、本実施例における椅子1には、緩衝装置10に加えてダンパ21が設けられていることによって、より確実にテーブル2が落下する衝撃を緩衝することができるようになる。
以上、本実施例におけるテーブル付椅子1では、椅子1の背凭れ部5の背面側にテーブル2が収納されるテーブル収納箱8が設けられ、テーブル収納箱8の上部に開口される開口部24から上方側にテーブル2が引き出され、引き出されたテーブル2は、その基端縁近傍に設けられた枢支軸13aを中心に略水平をなす使用位置に向かって揺動されるテーブル付椅子1であって、開口部24の上縁には、開口部24の左右幅と略同一寸法の左右幅を有するカバー部材11が設けられ、カバー部材11は、スプリング12により下方側に向かって降下するように付勢され、枢支軸13aを中心にテーブル2が揺動されるときに、テーブル2の基端縁近傍の天板面2aがカバー部材11を押し上げるようになっていることで、テーブル2の基端縁近傍の天板面2aと開口部24の上縁との間は、テーブル収納箱8から引き出されたテーブル2が枢支軸13aを中心に揺動されるときのみならず、テーブル2が使用位置になっても、カバー部材11により常に塞がれるようになり、テーブル2の基端縁近傍の天板面2aと開口部24の上縁との間に、指が挟まれることを防止しつつ、スプリング17による付勢力がカバー部材11を介してテーブル2の基端縁側に加わり、テーブル2が使用位置に向かって揺動される揺動速度を低下させることができる。
また、カバー部材11の下端縁には、縦断側面視で湾曲された形状をなす湾曲部11aが形成されることで、テーブル2の基端縁近傍の天板面2aとカバー部材11の下端との間に指を挿入しようとしても、湾曲部11aにより指が外方へ押し出されるように作用し、指が挟まれることを防止できる。
また、枢支軸13aは、テーブル2が揺動されるときに、テーブル2の基端縁近傍の天板面2aが湾曲部11aに沿って揺動される位置に設けられることで、テーブル2の基端縁近傍の天板面2aとカバー部材11の下端縁との間が、テーブル2の揺動中に閉塞されるようになり、テーブル2の基端縁近傍の天板面2aとカバー部材11の下端との間に指が挟まれることを防止できる。
また、カバー部材11が押し上げられるときに、カバー部材11の上昇の抵抗となるダンパ21が設けられることで、ダンパ21の抵抗がカバー部材11を介してテーブル2の基端縁側に加わり、テーブル2が使用位置に向かって揺動される揺動速度を低下させることができる。尚、ダンパ21の抵抗力を向上させても使用位置となったテーブル2が浮き上がるようなことがない。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、緩衝装置10は椅子1の左右両側部に1つずつ設けたが、いずれか一方でもよい。
また、前記実施例では、ダンパ装置としてのダンパ21にオイルダンパを用いたが、ガスを用いたガスダンパやその他のダンパを用いてもよい。
1 椅子
2 テーブル
2a 天板面
5 背凭れ部
7 テーブル装置
8 テーブル収納箱
8a 背面板
8b 側面板
9 蓋部
10 緩衝装置
11 カバー部材
11a 湾曲部
12 把手部
13 枢支部材
13a 枢支軸(揺動軸)
17 スプリング(付勢手段)
21 ダンパ(ダンパ装置)
24 開口部

Claims (4)

  1. 椅子の背凭れの背面側にテーブルが収納されるテーブル収納箱が設けられ、該テーブル収納箱の上部に開口される開口部から上方側に前記テーブルが引き出され、該引き出されたテーブルは、その基端縁近傍に設けられた揺動軸を中心に略水平をなす使用位置に向かって揺動されるテーブル付椅子であって、
    前記開口部の上縁には、該開口部の左右幅と略同一寸法の左右幅を有するカバー部材が設けられ、該カバー部材は、付勢手段により下方側に向かって降下するように付勢され、前記揺動軸を中心に前記テーブルが揺動されるときに、該テーブルの基端縁近傍の天板面が前記カバー部材を押し上げるようになっていることを特徴とするテーブル付椅子。
  2. 前記カバー部材の下端縁には、縦断側面視で湾曲された形状をなす湾曲部が形成されることを特徴とする請求項1に記載のテーブル付椅子。
  3. 前記揺動軸は、前記テーブルが揺動されるときに、該テーブルの基端縁近傍の天板面が前記湾曲部に沿って揺動される位置に設けられることを特徴とする請求項2に記載のテーブル付椅子。
  4. 前記カバー部材が押し上げられるときに、該カバー部材の上昇の抵抗となるダンパ装置が設けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のテーブル付椅子。
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