JP3125539U - 引出し滑りレール付き自動閉合装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】引出し滑りレール付き自動閉合装置の提供。
【解決手段】一種の引出し滑りレール付き自動閉合装置、滑り座、滑り鉤、滑り駒、ばねおよび内滑りレールに備える連結棒などの構成要素より構成される。滑り鉤の底部アーチ塊は滑り座底壁面のノッチに移動したとき、そのままに陥れるのではなく、滑り鉤はアーチ塊後側のアーチに沿って徐々に陥れると共に、滑り鉤の傾斜固定溝も傾斜角度により、上向きして滑り座の底壁面に備える誘導塊に導いて、滑り鉤と滑り駒は滑り座両側における移動行程に素早く陥れることなく、滑りレールと連結された引出しにより緩やかな移動動作を実現するほか、該滑り鉤の傾斜固定溝は滑り座の底壁面に備える誘導塊によって、確実に押さえて固定し、不注意によるぶつかり、衝撃、または地震などで、滑り鉤が抜け、滑り駒と合せてばねの復帰力量によって、後側に移動するような誤動作を防止し、自動閉合の機能を確保できる。
【選択図】図3

Description

本考案は一種の引出し滑りレール付き自動閉合装置に関わるものである。滑り鉤の脱けだしによる誤動作を防止でき、自動閉合機能を確保できるほか、順調な移動動作を実現する。
公知技術の引出し滑りレール9(図1、図2)の自動閉合装置91はばね92、滑り駒93および内滑りレール94に備える係止め部材941より構成される。ばね92は自動閉合座91のばね収容溝912に設けるため、ばね92を往復に引き延ばしたとき、該ばね92の内側はばね収容溝912の内壁面と摩擦を引き起こすことにより、ばね92は使用後に変形や弾性疲労を引き起こす。さらに、自動閉合座91を外滑りレール95に設けることにより、ばね92故障で取り外し交換のときに、支障を起きる。一方、滑り駒93は二つの案内棒931、932により、自動閉合座91の滑り溝911にて往復移動する。滑り溝911側面は屈折し伸ばして係り止め溝9111を形成して、前記の滑り駒93に備える一つの案内棒931を係止める。しかしながら、利用者は引出し収容物整理のとき、不注意によるぶつかりで、滑り駒93の案内棒931が滑り溝911の係止め溝9111の脱けだしにより、滑り駒93を離し、ばね92の力量により、後側に移動し、異常動作を引き起してしまい。引出しをもとに戻すとき、自動閉合機能を失い、利用者に迷惑を掛かる。一方、特許文献1特許文献2及び特許文献3もこのような欠点がある。さらに、前記のばね92の一端は水平方向の往復移動ではなく、案内棒931の外側に掛けられているため、滑り駒93の移動に支障を引き起こすほか、ばね92は時間経過に毀損し易い。また、該滑り駒93はばね92による引っ張り力量が大きいため、振動により、滑り駒93の移動は順調に行えない。
米国特許第5207781号明細書 米国特許第5302016号明細書 PCT特許第WO 01/8279A2号明細書
本考案者は前記し公知技術の製品の欠点を鑑みて、絶えずに研究と改良を繰り返した結果、一種の引出し滑りレール付き自動閉合装置を考案した。
滑り鉤両側の傾斜固定溝は滑り座の底壁面に備えると確実に押さえて固定し、不注意によるぶつかり、衝撃、または地震などで、滑り鉤が抜けて、滑り駒と合せてばねの復帰力量によって、後側に移動するような誤動作を防止し、自動閉合の機能を確保できる、一種の引出し滑りレール付き自動閉合装置を提供することを本考案の主な目的とする。
滑り鉤の底部アーチ塊は滑り座の底壁面に備えるノッチに移動したとき、そのままに陥れるのではなく、滑り鉤はアーチ塊後側のアーチに沿って徐々に陥れると共に、滑り鉤両側に備える傾斜固定溝も傾斜角度により、上向きして滑り座の底壁面に備える誘導塊に導くため、滑り鉤と滑り駒は滑り座両側における移動行程に素早く陥れることなく、滑りレールと連結された引出しに対して、より緩やかな移動動作を与える、一種の引出し滑りレール付き自動閉合装置を提供することを本考案の次の目的とする。
ばねは外部に露出しておく、滑り座との摩擦を避け、ばねの毀損率を軽減できる。さらに、ばねを外部に露出させることにより、取り外し交換および組み立ての便利を実現する、一種の引出し滑りレール付き自動閉合装置を提供することを本考案のさらなる一つの目的とする。
滑り鉤は滑り駒と旋接した上、滑り駒はさらにばねと接続する。これにより、滑り駒の往復移動はより順調のほか、滑り駒はさらにオイルシリンダーと接続し、緩衝の働きにより、騒音の低減を図る、一種の引出し滑りレール付き自動閉合装置を提供することを本考案のもう一つの目的とする。
請求項1の考案は、滑り座を設け、該外滑りレールの底壁面に連結固定し、該外滑りレールは固定部材により、キャビネット体の内側壁の側面に締結し固定する、該滑り座の左右両側の後部は突出部を設け、取付溝をそれぞれに設けて、ばねの他端に掛けて固定する、該滑り座はさらに滑り溝を設け、該滑り溝両側に隣接し対称にした壁面に、同一方向の滑り溝を設ける、滑り溝の下部は底壁面と隣接し、該底壁面前段は上向きに対称に延ばして誘導塊を設け、低位から高位に後部誘導斜面、天面および前部当接面をそれぞれに設け、該誘導塊の底部は底壁面の軸方向に平行し、かつ、該底壁面は該誘導塊の一端に仕切溝を設け、該仕切溝は底壁面に向かって引込みノッチを設け、
滑り鉤左右両側の後部に案内棒を滑り座の滑り溝両側の隣接壁面に備える滑り溝に旋接し、該滑り鉤を滑り座の滑り溝にて往復に移動し、その前側に下方に傾斜する傾斜案内面を設け、中間付近部は固定溝を設け、その上部の後側に、該固定溝に隣接して当て駒を設け、滑り鉤の後側に下部が開放する旋接溝を設けて、滑り駒の旋軸と旋接し、該滑り鉤の前段に開放状の傾斜固定溝を設け、該傾斜固定溝の形状はおおむねに、滑り座の底壁面に備える誘導塊の形状に対応し、かつ、該傾斜固定溝は上向きに傾斜して、前記の滑り座底壁面の軸方向とはさみ角を形成する滑り鉤前段の中間底部部は下向きに突出したアーチ塊を設け、
滑り駒の両側は滑り座両側の滑り溝に設けて、滑り溝から抜けないように、その両側に当て駒を設け、当て駒は延ばして鉤部を設け、ばねの一端に連結した上、ばねの他端と滑り座連結する、該滑り駒の前側にノッチを設け、該ノッチに旋軸を設けて、滑り鉤の後側に備える旋接溝と旋接し、
連結棒は一体化成型により、引出し滑りレールの引出し外側壁に締結し固定する内滑りレールの一端に設け、該連結棒の内側は溝孔に隣接し、
前記構成要素を組み合わせることにより、引出しは内滑りレールに連動して繰り出すとき、連結棒は滑り鉤を連動し、滑り鉤両側の案内棒に備える滑り溝を前方に移動し、滑り駒も連動して前方に移動し、ばねを引っ張り、滑り鉤の底部に備えるアーチ塊が滑り座底壁面のノッチに来たとき、そのままに陥れるのではなく、滑り鉤はその底部のアーチ塊後側のアーチに沿って徐々に陥り、滑り鉤の傾斜固定溝も傾斜角度を上向きに滑り座底面に備える誘導塊に導き、該アーチ塊が底壁面のノッチへ完全に没入したとき、滑り鉤の傾斜固定溝は底壁面の誘導塊に導入され、該誘導塊と当接し固定し、滑り鉤は前側が下向きに傾斜して、滑りレールの連結棒を滑り鉤の固定溝から離して、引き続きに前方に移動し、引出しを繰り出し、そして、引出しと内滑りレールに連動して、元の位置に戻すときは、連結棒の前側は後側に移動し、滑り鉤の固定溝に隣接する当て駒の前部壁面に押させて、滑り鉤の前側を上に巻き上げて、連結棒を滑り鉤の固定溝に移動し、滑り鉤の傾斜固定溝は滑り座の誘導塊の固定から解放し、滑り鉤のアーチ塊は底壁面のノッチを離すことにより、滑り鉤と滑り駒はばねの復帰力量により、滑り溝の後側に移動しながら、滑り鉤は固定溝に隣接した前部側壁と連動し、内滑りレールの連結棒と合せて、後側に移動して、元の位置に復帰し、自動閉合効果を達成できる、一種の引出し滑りレール付き自動閉合装置としている。
請求項2の考案は、該滑り座はさらに、固定溝を設けて、取付または固定あるいはその他方式により、オイルシリンダーを設ける、該オイルシリンダーの心軸の一端は滑り駒に備える取付溝を挿入し連結する、滑り駒はばねの弾性復帰力量により後側に復帰し移動するとき、オイルシリンダーの心軸は、オイルシリンダー内部に引き込みの油圧抵抗力を利用し、滑り駒の後側に復帰する移動速度を低下し、滑り鉤と内滑りレールによって、連結された引出しの後側に復帰する移動速度を緩やかに変わり、緩衝効果を発揮することを特徴とする請求項1記載の引出し滑りレール付き自動閉合装置としている。
請求項3の考案は、該滑り座底壁面の誘導塊は多辺形体を設け、該滑り鉤の傾斜固定溝も合せて多辺形溝孔を設けることを特徴とする請求項1記載の引出し滑りレール付き自動閉合装置としている。
本考案は以下の向上効果を有する、
1.滑り鉤3底部のアーチ塊37が滑り座1底壁面2のノッチ131に移動したとき、そのままに陥れるのではなく、該滑り鉤3はアーチ塊37後側371のアーチに沿って徐々に陥れる。滑り鉤3の傾斜固定溝36も傾斜角度により、上向きに滑り座1の底壁面2に備える誘導塊121に誘導する。これにより、滑り鉤3および滑り駒4が滑り座1両側の滑り溝101における移動行程は、素早く下部に陥れるのではなく、内滑りレール22と連結された引出しにより安定し順調な移動動作を実現する、
2.滑り鉤3のアーチ塊37が滑り座1の底壁面12に備えるノッチ131へ完全に没入したとき、該滑り鉤3の傾斜固定溝36は滑り座1の底壁面12に備える誘導塊121に導いて、確実に押さえて固定する。さらに、滑り鉤3の前側は下向きに傾斜して、内滑りレール22の連結棒221は滑り鉤3の固定溝33を離れて、引出しを順調に繰り出すことができる。前記の滑り鉤3の傾斜固定溝36は滑り座1の底壁面12の誘導塊121と確実に押さえて固定する。不注意によるぶつかりや地震などで、滑り鉤3が抜けて、滑り駒4と合せてばね30の復帰力量により、後側に移動するような誤動作を防止し、自動閉合機能を確保できる、
3.ばね30は滑り座1から露出することにより、ばね30を往復に引き延ばしたときは、滑り座1と摩擦しないため、ばね30の毀損率を軽減できるほか、ばね30を露出することにより、取り外し交換および組み立てが便利に行える、
4.滑り鉤3と滑り駒4を旋接した後、滑り駒4とばね30を接続することにより、滑り駒4の往復移動をより順調に行える。緩衝効果を図るため、滑り駒4はさらに、オイルシリンダー5に接続し、騒音を低減できる。
図3〜図14に示すものは、本考案による一種の引出し滑りレール付き自動閉合装置である。滑り座1を設け、その後側に固定孔111、112を設けて、引出し滑りレール2に備える外滑りレール21の底部端面に一体化成型した突起部(図示していない)によって挿入し連結するか、または固定あるいはその他方式により、該外滑りレール21(図5)の底部端面に連結固定する。該外滑りレール21はさらに、固定部材(図示していない)とキャビネット体(図示していない)に備える内側壁の側面に連結固定する。該滑り座1の後側に取付溝103を設けて、ばね30の他端302が掛けて固定する。該滑り座1はさらに、滑り溝10を設け、該滑り溝10両側に対称した壁面同一方向の滑り溝101を設け、滑り溝101の下方は底壁面12に隣接し、該底壁面12前段の両側は上向きに延ばして、対称した誘導塊121(図9)を設け、低位から高位に後部誘導斜面1211、天面1212および前部当接面1213を設けて、底部と底壁面12が軸方向に平行するおおむねの台形体を形成する。該底壁面12は該二つの誘導塊121の間に仕切溝13(図6)を設け、該仕切溝13は底壁面12に引き込む引込み溝434(図10)を設けて、前記の滑り溝10の後側に阻止壁を隣接して設ける。
滑り鉤3は、左右両側の後部に案内棒31を設ける。滑り座1の滑り溝10両側の隣接壁面に備える滑り溝101に旋接することにより、該滑り鉤3は滑り座1の滑り溝10にて往復に移動する。さらにその前側に前部の下方に傾斜する誘導斜面32を設け、中間付近部に固定溝33を設ける。その上部の後側に該固定溝33に隣接して当て駒34を設け、該当て駒34の後側342は滑り座1に備える滑り溝10の後側に隣接して設ける阻止壁104により係止められる。滑り鉤3の後側は下部が開放する旋接溝35(図10)を設けて、滑り駒4の旋軸421と旋接する。該滑り鉤3前段の両側に開放状の傾斜固定溝36を設け、二つの傾斜固定溝36の形状は、おおむねに滑り座1の底壁面12に備える二つの誘導塊121の形状に対称する。該二つの傾斜固定溝36は上向きに傾斜して、前記の滑り座1の底壁面12の軸方向とはさみ角を形成する。滑り鉤3前段の中間付近部は下部に突き出すアーチ塊37を設ける。
滑り駒4の両側40は滑り座1両側の滑り溝101に設けて、滑り溝101から抜けないように、その両側に当て駒41を設ける。当て駒41は延ばして鉤部411を設け、ばね30の一端301に連結した上、ばね30の他端302と滑り座1連結する。該滑り駒4の前側にノッチ49を設け、該ノッチ49に旋軸421を設けて、滑り鉤3の後側に備える旋接溝35と旋接する。
連結棒221(図5、図7)は、引出し滑りレール2において、引出し(図示していない)の側面外壁に締結する内滑りレール22の一端に設ける。該連結棒221は、内滑りレール22の端面に一体化成型し、その内側は溝孔222に隣接し該連結棒221はアーチ体を設ける。
前記構成要素を組み合わせることにより、引出し(図示していない)は内滑りレール22と合せて繰り出すとき、その連結棒221は滑り鉤3を連動し、滑り鉤3は両側の案内棒31により、滑り座1両側の滑り溝101に沿って前側に移動する(図11)。滑り駒4も連動して前側に移動しながら、ばね30を引っ張り、滑り鉤3底部のアーチ塊37が滑り座1の底壁面12に備えるノッチ131はそのままに陥れるのではなく、該滑り鉤アーチ塊37後側371のアーチに沿って徐々に陥れると共に、滑り鉤3両側の傾斜固定溝36も傾斜角度により、上向きして滑り座1の底壁面12に備える誘導塊121に導き、該アーチ塊37は底壁面12のノッチ131に没入したとき、該滑り鉤3両側の傾斜固定溝36は固定するための底壁面12両側に備える誘導塊121に導入され、該両側の誘導塊121と当接し固定することにより(図12、図13)、滑り鉤3を前側の下方に傾斜して、滑りレール22の連結棒221を滑り鉤3の固定溝33を離れて、前側に引き続きに移動(図12の矢印方向)し、引出しを繰り出す。これに対して引出しと内滑りレール22を復帰させ元の位置に戻すときは、連結棒221の前側は、後側の滑り鉤3に備える固定溝33と隣接した当て駒34の前部壁面341押さえることにより、滑り鉤3の前側を上に巻き上げて、連結棒221を滑り鉤3の固定溝33に移動し、滑り鉤3両側の傾斜固定溝36は滑り座1二つの誘導塊121の固定から解放する。このとき、滑り鉤3のアーチ塊37は底壁面12のノッチ134を離すことにより、滑り鉤3と滑り駒4はばね30の復帰力量により、滑り溝101の後側に移動しながら、滑り鉤3は固定溝33に隣接した前部側壁331と連動し、内滑りレール22の連結棒221と合せて、後側に移動して、元の位置に復帰し、滑り鉤3に備える当て駒34の後側342が滑り座1の阻止壁104によって係止めて(図9、図10)、自動閉合を実現する。
前記の滑り座1の後側はさらに、固定溝14(図13)を設けて、取付または固定あるいはその他方式により、オイルシリンダー5を設ける。該オイルシリンダー5の心軸51の一端511は滑り駒4に備える取付溝43(図8)を挿入し連結する。滑り駒4はばね30の弾性復帰力量により後側に復帰し移動するとき、オイルシリンダー5の心軸51がオイルシリンダー5内部に引き込みの油圧抵抗力を利用し、滑り駒4の後側に復帰する移動速度を低下し、滑り鉤3と内滑りレール22によって、連結された引出しの後側に復帰する移動速度を緩やかに変わり、緩衝効果を発揮し、引出しが後側に復帰するときの激しい振動を防止するほか、騒音の低下および構成部品の破損を減少し、使用寿命を延長する長所がある。
さらに、前記の滑り座1の底壁面12に備える誘導塊121は台形体に制限されることなく、他の形状の多辺形体で有っても良い。また前記の滑り鉤3に備える傾斜固定溝36も台形溝に制限されることなく、誘導塊194形状に対応した多辺形溝孔を設けても良い。
なお、前記の滑り座1左右両側の後部に突き出し部を設け、該突き出し部は前記の取付溝103をそれぞれ設け、ばね30の他端302を掛けて固定する。ばね30の一端301は前記の滑り駒4両側に備える当て駒41より延ばして設ける鉤部411に掛けて固定することにより、ばね30を外部に露出しておく、引っ張られたとき滑り座1との摩擦がなく、ばね30の取り外し交換が便利の長所がある。なお、滑り座1左右両側の後部は新たに前記の外滑りレール21に連結するための固定孔111、112を設ける。
図14〜図16に示すものは、本考案もう一つの実施例であり、前記の実施例の主な技術内容は同じである。滑り座1と滑り鉤3は若干に異なる。
該滑り座1の底壁面12前段の中央部は上向きに延ばして誘導塊121を形成し、低位から高位に後部誘導斜面1211、天面1212および前部当接面1213を設けて、おおむねに底部と底壁面12の軸方向が平行する台形体を形成するほか、該底壁面12は、該誘導塊121の両側に仕切溝13を設け、該仕切溝13は底壁面12に向かって引込みノッチ131を設ける。
該滑り鉤3前部の中間部は下部が開放する傾斜固定溝36を設け、該傾斜固定溝36の形状は、おおむねに滑り座1の底壁面12に備える誘導塊121の形状に対応する。さらに、該傾斜固定溝36は上向きに傾斜して、前記の滑り座1に備える底壁面12の軸方向とはさみ角を形成する。滑り鉤3前段の両側の底部に下向きに突出したアーチ塊37を設け、アーチ塊37の上部は前記の傾斜固定溝36後側の下部に近づける。
引出し(図示していない)は内滑りレール22に連動し繰り出すとき、連結棒221は滑り鉤3に連動することにより、滑り鉤3はその両側に備える案内棒31は滑り座1両側に備える滑り溝101に沿って前側に移動し、滑り駒4と合せて連動し移動しばね30を引っ張る。滑り鉤3底部のアーチ塊37が滑り座1底壁面12のノッチ131に移動したとき、そのままに陥れるのではなく、滑り鉤3はその底部のアーチ塊37後側371のアーチに沿って徐々に陥れると共に、滑り鉤3の傾斜固定溝36も傾斜角度により、上向きして滑り座1の底壁面1012に備える誘導塊121に導くため、該アーチ塊37が底壁面12のノッチ131に完全に没入したとき、該滑り鉤3の傾斜固定溝36は固定底壁面12の誘導塊121に導入され、該誘導塊121に当接し固定する。滑り鉤3の前側は下向きに傾斜する状態となり、内滑りレール22の連結棒221は滑り鉤3の固定溝33を離して、引き続きに前方に移動し、引出しを繰り出す。
前述のとおり、本考案は以下の向上効果を有する、
1.滑り鉤3底部のアーチ塊37が滑り座1底壁面2のノッチ131に移動したとき、そのままに陥れるのではなく、該滑り鉤3はアーチ塊37後側371のアーチに沿って徐々に陥れる。滑り鉤3の傾斜固定溝36も傾斜角度により、上向きに滑り座1の底壁面2に備える誘導塊121に誘導する。これにより、滑り鉤3および滑り駒4が滑り座1両側の滑り溝101における移動行程は、素早く下部に陥れるのではなく、内滑りレール22と連結された引出しにより安定し順調な移動動作を実現する、
2.滑り鉤3のアーチ塊37が滑り座1の底壁面12に備えるノッチ131へ完全に没入したとき、該滑り鉤3の傾斜固定溝36は滑り座1の底壁面12に備える誘導塊121に導いて、確実に押さえて固定する。さらに、滑り鉤3の前側は下向きに傾斜して、内滑りレール22の連結棒221は滑り鉤3の固定溝33を離れて、引出しを順調に繰り出すことができる。前記の滑り鉤3の傾斜固定溝36は滑り座1の底壁面12の誘導塊121と確実に押さえて固定する。不注意によるぶつかりや地震などで、滑り鉤3が抜けて、滑り駒4と合せてばね30の復帰力量により、後側に移動するような誤動作を防止し、自動閉合機能を確保できる、
3.ばね30は滑り座1から露出することにより、ばね30を往復に引き延ばしたときは、滑り座1と摩擦しないため、ばね30の毀損率を軽減できるほか、ばね30を露出することにより、取り外し交換および組み立てが便利に行える、
4.滑り鉤3と滑り駒4を旋接した後、滑り駒4とばね30を接続することにより、滑り駒4の往復移動をより順調に行える。緩衝効果を図るため、滑り駒4はさらに、オイルシリンダー5に接続し、騒音を低減できる。
公知技術の引出し滑りレールによる自動閉合装置の局部立体図である。 公知技術の引出し滑りレールによる自動閉合装置の側面視概略図である。 本考案の好ましい実施例による立体分解図である。 本考案の好ましい実施例による立体図である。 本考案の好ましい実施例における外滑りレールに設けて、内滑りレールに挿入しないときの立体分解図である。 本考案の好ましい実施例における滑り座もう一つ角度の立体図である。 本考案の好ましい実施例における内滑りレールの局部側面断面図である。 本考案の好ましい実施例における滑り駒もう一つ角度の立体図である。 本考案の好ましい実施例における滑り鉤が滑り座の阻止壁によって、係止められた状態の見下ろし概略図である。 本考案の好ましい実施例における滑り鉤が滑り座の阻止壁によって、係止められた状態の側面概略図である。 本考案の好ましい実施例における滑り鉤の傾斜固定溝が滑り座底壁面のノッチに近づいたときの側面断面概略図である。 本考案の好ましい実施例における滑り鉤の傾斜固定溝が滑り座底壁面の誘導塊に固定したときの側面概略図である。 本考案の好ましい実施例における滑り座の上視図である。 本考案のもう一つの好ましい実施例における滑り鉤の傾斜固定溝が滑り座底壁面の誘導塊に固定したときの側面概略図である。 本考案のもう一つの好ましい実施例における滑り鉤と滑り座の立体分解図である。 本考案の好ましい実施例における滑り座もう一つ角度の立体図である。
符号の説明
2、9 滑りレール
91 自動閉合座
10、101、911 滑り溝
9111 係止め溝
912 収容溝
92 ばね
93 滑り駒
931、932 案内棒
22、94 内滑りレール
941 係止め部材
21、95 外滑りレール
1 滑り座
103 取付溝
104 阻止壁
111、112 固定孔
12 底壁面
121 誘導塊
1211 後部誘導斜面
1212 天面
1213 当接面
13 仕切溝
131 ノッチ
14、33、36 固定溝
194 誘導塊
221 連結棒
222 溝孔
3 滑り鉤
30 ばね
301、511 一端
302 他端
31 案内棒
32 誘導斜面
331 前部側壁
34 当て駒
341 前部壁面
342 後側
35 旋接溝
37 アーチ塊
371 後側
4 滑り駒
40 両側
41 当て駒
411 鉤部
421 旋軸
43 取付溝
49、434 ノッチ
5 オイルシリンダー
51 心軸

Claims (3)

  1. 滑り座を設け、該外滑りレールの底壁面に連結固定し、該外滑りレールは固定部材により、キャビネット体の内側壁の側面に締結し固定する、該滑り座の左右両側の後部は突出部を設け、取付溝をそれぞれに設けて、ばねの他端に掛けて固定する、該滑り座はさらに滑り溝を設け、該滑り溝両側に隣接し対称にした壁面に、同一方向の滑り溝を設ける、滑り溝の下部は底壁面と隣接し、該底壁面前段は上向きに対称に延ばして誘導塊を設け、低位から高位に後部誘導斜面、天面および前部当接面をそれぞれに設け、該誘導塊の底部は底壁面の軸方向に平行し、かつ、該底壁面は該誘導塊の一端に仕切溝を設け、該仕切溝は底壁面に向かって引込みノッチを設け、
    滑り鉤左右両側の後部に案内棒を滑り座の滑り溝両側の隣接壁面に備える滑り溝に旋接し、該滑り鉤を滑り座の滑り溝にて往復に移動し、その前側に下方に傾斜する傾斜案内面を設け、中間付近部は固定溝を設け、その上部の後側に、該固定溝に隣接して当て駒を設け、滑り鉤の後側に下部が開放する旋接溝を設けて、滑り駒の旋軸と旋接し、該滑り鉤の前段に開放状の傾斜固定溝を設け、該傾斜固定溝の形状はおおむねに、滑り座の底壁面に備える誘導塊の形状に対応し、かつ、該傾斜固定溝は上向きに傾斜して、前記の滑り座底壁面の軸方向とはさみ角を形成する滑り鉤前段の中間底部部は下向きに突出したアーチ塊を設け、
    滑り駒の両側は滑り座両側の滑り溝に設けて、滑り溝から抜けないように、その両側に当て駒を設け、当て駒は延ばして鉤部を設け、ばねの一端に連結した上、ばねの他端と滑り座連結する、該滑り駒の前側にノッチを設け、該ノッチに旋軸を設けて、滑り鉤の後側に備える旋接溝と旋接し、
    連結棒は一体化成型により、引出し滑りレールの引出し外側壁に締結し固定する内滑りレールの一端に設け、該連結棒の内側は溝孔に隣接し、
    前記構成要素を組み合わせることにより、引出しは内滑りレールに連動して繰り出すとき、連結棒は滑り鉤を連動し、滑り鉤両側の案内棒に備える滑り溝を前方に移動し、滑り駒も連動して前方に移動し、ばねを引っ張り、滑り鉤の底部に備えるアーチ塊が滑り座底壁面のノッチに来たとき、そのままに陥れるのではなく、滑り鉤はその底部のアーチ塊後側のアーチに沿って徐々に陥り、滑り鉤の傾斜固定溝も傾斜角度を上向きに滑り座底面に備える誘導塊に導き、該アーチ塊が底壁面のノッチへ完全に没入したとき、滑り鉤の傾斜固定溝は底壁面の誘導塊に導入され、該誘導塊と当接し固定し、滑り鉤は前側が下向きに傾斜して、滑りレールの連結棒を滑り鉤の固定溝から離して、引き続きに前方に移動し、引出しを繰り出し、そして、引出しと内滑りレールに連動して、元の位置に戻すときは、連結棒の前側は後側に移動し、滑り鉤の固定溝に隣接する当て駒の前部壁面に押させて、滑り鉤の前側を上に巻き上げて、連結棒を滑り鉤の固定溝に移動し、滑り鉤の傾斜固定溝は滑り座の誘導塊の固定から解放し、滑り鉤のアーチ塊は底壁面のノッチを離すことにより、滑り鉤と滑り駒はばねの復帰力量により、滑り溝の後側に移動しながら、滑り鉤は固定溝に隣接した前部側壁と連動し、内滑りレールの連結棒と合せて、後側に移動して、元の位置に復帰し、自動閉合効果を達成できる、一種の引出し滑りレール付き自動閉合装置。
  2. 該滑り座はさらに、固定溝を設けて、取付または固定あるいはその他方式により、オイルシリンダーを設ける、該オイルシリンダーの心軸の一端は滑り駒に備える取付溝を挿入し連結する、滑り駒はばねの弾性復帰力量により後側に復帰し移動するとき、オイルシリンダーの心軸は、オイルシリンダー内部に引き込みの油圧抵抗力を利用し、滑り駒の後側に復帰する移動速度を低下し、滑り鉤と内滑りレールによって、連結された引出しの後側に復帰する移動速度を緩やかに変わり、緩衝効果を発揮することを特徴とする請求項1記載の引出し滑りレール付き自動閉合装置。
  3. 該滑り座底壁面の誘導塊は多辺形体を設け、該滑り鉤の傾斜固定溝も合せて多辺形溝孔を設けることを特徴とする請求項1記載の引出し滑りレール付き自動閉合装置。
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