JP2011254607A - 楔型引留クランプ及びその取付方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】クランプ本体の簡単な構造で緊線状態の電線に取り付けでき、電線位置及び弦度のばらつきを抑え短時間で取り付ける楔型引留クランプ及びその取付方法を提供する。
【解決手段】支持物へ係止される一対の連結板12端の間に介在して係止ボルト16aを貫通させてナット16bの締結により連結板12と共に一端を固定させて他端を支持物からの碍子に連結させるコッタ部材30と、一対の連結板12いずれか片方をコッタ部材30と共に長く延在させてコッタ部材30が碍子に連結させる途中で当該延在した長連結板12−1とコッタ部材30とを貫通してお互いのズレを抑えて一体固定させるコッタピン18と、支持物へ係止させる連結板12方向と反対方向のクランプ本体10の先端側面に取付けられて、支持物へ電線を引っ張る緊線工具6に連結させて支持物と電線との間にクランプ本体10を取付けるための緊線リンク40と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】支持物へ係止される一対の連結板12端の間に介在して係止ボルト16aを貫通させてナット16bの締結により連結板12と共に一端を固定させて他端を支持物からの碍子に連結させるコッタ部材30と、一対の連結板12いずれか片方をコッタ部材30と共に長く延在させてコッタ部材30が碍子に連結させる途中で当該延在した長連結板12−1とコッタ部材30とを貫通してお互いのズレを抑えて一体固定させるコッタピン18と、支持物へ係止させる連結板12方向と反対方向のクランプ本体10の先端側面に取付けられて、支持物へ電線を引っ張る緊線工具6に連結させて支持物と電線との間にクランプ本体10を取付けるための緊線リンク40と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、楔型引留クランプ及びその取付方法に係り、より詳細には、電線の緊線作業時に電線をクランプ本体に挿通させて楔により固定させて鉄塔などの支持物に係止させる楔型引留クランプに関する。
従来、楔型引留クランプは、電線の緊線作業時に一対のC形断面対向片を蝶番結合させて開閉するクランプ本体の内部に電線を抱持させ、クランプ本体とこれに抱持された電線との上下隙間に一対の楔を圧入させて両者を固定し、このクランプ本体の両側部に各々回転自在に支持された一対の連結板を設け、この連結板を支持物に係止した碍子に連結させて支持物に電線を引き留める構造がよく知られている(例えば、下記の特許文献1及び2参照。)。
前述した構造による従来の楔型引留クランプの一実施形態を、図10および図11を参照して説明する。図10は、従来の楔型引留クランプの一実施形態を示す外観斜視図である。また、図11は、図10に示した楔型引留クランプを用いて電線を支持物に引留める途中の状態を示す図である。
図10に示すように、従来の楔型引留クランプの一実施形態は、電線1の緊線作業時に一対のC形断面対向片50aを蝶番50bにより結合させて開閉する内部に電線1を抱持させるクランプ本体50と、このクランプ本体50とこれに抱持した電線1との上下隙間に圧入させて両者を固定可能な一対の楔60と、クランプ本体50の蝶番を中心にした両側部に各々一端が回転自在に支持されて延在して他端が鉄塔などの支持物の碍子4(図11参照)に連結される一対の連結板52と、を備えている。
このような、従来の楔型引留クランプを用いて支持物に電線1を引き留めるための取付方法は、まず、図11に示すように、支持物(図示せず)から延在する碍子4連の遊端に緊線工具6の一端側を連結し、この緊線工具6の他端側に電線1を把持させて碍子4側まで引っ張ることで、当該電線1に一定の弦度を持たせる。これによりクランプ本体50を電線1に取り付け可能な状態になる。
この際、緊線工具6は、図11に示したように、碍子4側に引っ張る電線1を把持するカムロング6cと、このカムロング6cに連結して引き寄せる緊線ワイヤ6aと、この緊線ワイヤ6aを支える金車6bとからなり、当該金車6bの一端側を前述した碍子4に連結している。この緊線工具6は、従来よく知られた周知の構造(例えば、特許文献2の図6参照)である。
この際、緊線工具6は、図11に示したように、碍子4側に引っ張る電線1を把持するカムロング6cと、このカムロング6cに連結して引き寄せる緊線ワイヤ6aと、この緊線ワイヤ6aを支える金車6bとからなり、当該金車6bの一端側を前述した碍子4に連結している。この緊線工具6は、従来よく知られた周知の構造(例えば、特許文献2の図6参照)である。
そして、緊線工具6により電線1を引っ張って所望の弦度に維持し、図11に示したカムロング6c(把持点)から後方に延在する引張力を受けていない電線1に、一対の楔(2枚楔)60を装着した後、図11の点線で示したクランプ本体50の位置まで楔60を押し込んで取り付ける。
最後に、クランプ本体50の一対の連結板52の遊端を、碍子4連の端部に取り付けて、緊線ワイヤ6a、金車6b、カムロング6cの緊線工具6を各々取り外すことで、楔型引留クランプによって碍子4を介して支持物に電線1を引き留めることができる。
最後に、クランプ本体50の一対の連結板52の遊端を、碍子4連の端部に取り付けて、緊線ワイヤ6a、金車6b、カムロング6cの緊線工具6を各々取り外すことで、楔型引留クランプによって碍子4を介して支持物に電線1を引き留めることができる。
しかしながら、従来の楔型引留クランプは、図11に示したように、緊線工具6のカムロング6cから緊線ワイヤ6aを介して碍子4連に連結させた緊線状態の電線1にクランプ本体50を取り付けるのではなく、カムロング6cの後方の引張力を受けていない電線1に楔60を装着して、そこにクランプ本体50を単体で取り付けるため、緊線工具6を外した場合に、クランプ本体50に楔60(アルミ材)が圧入される度合が予測できず、電線1が所望の弦度にならず、電線位置のばらつき、弦度のばらつきが発生してしまうという不具合があった。
このような弦度のばらつきが発生した場合、鉄塔などの支持物の高所で作業員が、クランプ本体50に圧入された楔60を再度抜き取って、再び最初から緊線工具6を取り付けて楔型引留クランプの取り付け作業を行う必要があるため、取り付け作業が完了するまで時間がかかるという不具合があった。
このような弦度のばらつきが発生した場合、鉄塔などの支持物の高所で作業員が、クランプ本体50に圧入された楔60を再度抜き取って、再び最初から緊線工具6を取り付けて楔型引留クランプの取り付け作業を行う必要があるため、取り付け作業が完了するまで時間がかかるという不具合があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的は、クランプ本体の簡単な構造により緊線に近い状態の電線に取り付けでき、電線位置のばらつき、弦度のばらつきを抑えて短時間で取り付けられる楔型引留クランプ及びその取付方法を提供することにある。
本発明は上述した課題を解決するためになされたもので、電線の緊線作業時に一対のC形断面対向片を蝶番結合させて開閉する内部に電線を抱持させるクランプ本体と、このクランプ本体とこれに抱持した電線との上下隙間に圧入させて両者を固定可能な一対の楔と、クランプ本体の蝶番を中心にした両側部に各々一端が回転自在に支持されて延在して他端が鉄塔などの支持物の碍子に連結される一対の連結板と、を備える楔型引留クランプであって、(1):支持物へ係止される一対の連結板端の間に介在して係止ボルトを貫通させてナットの締結により連結板と共に一端を固定させて他端を支持物からの碍子に連結させるコッタ部材と、一対の連結板いずれか片方をコッタ部材と共に長く延在させてコッタ部材が碍子に連結させる途中で当該延在した連結板とコッタ部材とを貫通してお互いのズレを抑えて一体固定させるコッタピンと、支持物へ係止させる連結板方向と反対方向のクランプ本体の先端側面に取付けられて支持物へ電線を引っ張る緊線工具に連結させて支持物と電線との間にクランプ本体を取付けるための緊線リンクと、を備える。
ここで、緊線リンクは、クランプ本体の側面から突出した突起物にならないように角を曲面状に形成することが好ましい。また、緊線リンクは、長く延在する連結板を軸支させたクランプ本体の片側面に設けることが好ましい。また、コッタピンは、ボルト及びナットからなり、ボルトの頭部からネジ部に向かって円錐状のテーパを有したテーパーボルト、或いはナットの締結方向の端面から円錐状に突出するテーパを有したテーパーナットのいずれかを備え、コッタ部材にコッタピンのテーパが嵌合するように貫通穴に皿取り形状に加工したザグリを形成することが好ましい。また、緊線工具は、支持物に引っ張る電線を把持するカムロングと、このカムロングを引き寄せる緊線ワイヤと、この緊線ワイヤを支える金車とからなり、当該金車に緊線リンクを連結させることが好ましい。
また、本発明の他の実施形態として、前記(1)の楔型引留クランプを電線の緊線作業時に装着する取付方法であって、一対のC形断面対向片を蝶番結合させて開閉するクランプ本体の両側部で回転自在に支持させて延在する一対の連結板の遊端を鉄塔などの支持物の碍子に連結させる段階と、このクランプ本体の先端の緊線リンクに前記電線を把持して引っ張る緊線工具の端部を連結させることで前記支持物と電線との間に前記クランプ本体が取付けられる段階と、前記クランプ本体を碍子に連結した前記一対の連結板いずれか一方を外して片持ち支持の状態で前記クランプ本体を開閉させて内部に前記緊線工具で引っ張った前記電線を挿通させる段階と、この電線を挿通させた前記クランプ本体を閉めて上下隙間に楔を圧入させて固定して引留める段階と、を備える。
以上、本発明による楔型引留クランプ及びその取付方法によれば、支持物の碍子と緊線状態の電線との間でクランプ本体が引っ張られた状態で取り付けられて、このクランプ本体に緊線状態の電線を直接取り付けるため、電線の緊線状態を維持したままクランプ本体に固定でき、電線の弦度出しが容易になるとともに、取り付け後の電線位置のばらつき及び弦度のばらつきを防止できる。
また、本発明による楔型引留クランプ及びその取付方法によれば、碍子と電線との間で引っ張られて取り付けたクランプ本体の一対の連結板を片方を外して、片持ち支持の引っ張られた状態を維持したまま電線をクランプ本体内に抱持(挿通)できるため、支持物の高所で作業員が、取り付け後の電線位置のばらつきや弦度のばらつきを防止して、短時間で楔型引留クランプの取り付け作業を完了することができる。
また、本発明による楔型引留クランプ及びその取付方法によれば、碍子と電線との間で引っ張られて取り付けたクランプ本体の一対の連結板を片方を外して、片持ち支持の引っ張られた状態を維持したまま電線をクランプ本体内に抱持(挿通)できるため、支持物の高所で作業員が、取り付け後の電線位置のばらつきや弦度のばらつきを防止して、短時間で楔型引留クランプの取り付け作業を完了することができる。
次に、添付図面を参照して本発明による楔型引留クランプの一実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明による楔型引留クランプの一実施形態を示す構成図である。また、図2は、図1に示した矢印A及びBから見た組み立て後の状態を示す図であり、図2(a)は図1の矢印Aから見た側面図を、図2(b)は図1の矢印Bから見た上面図を各々示している。また、図3は、図1に示したコッタピン18の取り付け状態を示す図である。また、図4は、図3に示したコッタピンの他の実施例を示す図である。また、図5は、図1に示した楔型引留クランプにより支持物2に電線1を引留める途中の状態を示す図である。また、図6は、図5に示した電線を引留める途中の状態を詳細に示した拡大図である。また、図7は、図6に示したクランプ本体10に電線1を挿通させる状態を示す図である。また、図8は、図7に示した電線1に楔20を取り付ける動作を示す動作説明図であって、図8(a)はクランプ本体10に電線1を通した状態を、図8(b)は楔20の取り付け位置を電線1に印Fした状態を、図8(c)は電線1の印F位置に楔20を取り付ける状態を各々示している。また、図9は、図7に示したクランプ本体10に楔20を圧入して電線1を引き留める動作を示す図であって、図9(a)はクランプ本体10に楔20を挿入した状態を、図9(b)はクランプ本体10に楔20を圧入する状態を、図9(c)は電線1を引き留めた状態を各々示している。
図1に示すように、本発明による楔型引留クランプの一実施形態は、図10に示した従来技術と同様に、電線1(図5参照)の緊線作業時に一対のC形断面対向片10aを蝶番10b結合させて開閉する内部に電線1を抱持させるクランプ本体10と、このクランプ本体10とこれに抱持した電線1との上下隙間に圧入させて両者を固定可能な一対の楔20と、クランプ本体10の蝶番10bを中心にした両側部に各々一端が回転自在に支持されて延在して他端が鉄塔などの支持物2の碍子4に係止される一対の連結板12と、を備えている。
また、本発明による楔型引留クランプは、図10に示した従来技術と異なり、支持物2(図5参照)へ係止される一対の連結板12端の間に介在して係止ボルト16aを貫通させてナット16bの締結により連結板12と共に一端を固定させて他端を支持物2からの碍子4に連結させるコッタ部材30と、一対の連結板12いずれか片方をコッタ部材30と共に長く延在させた長連結板12−1及び延在してない短連結板12−2を有してコッタ部材30が碍子4に連結させる途中で当該長連結板12−1とコッタ部材30とを貫通してお互いのズレを抑えて一体固定させるコッタピン18と、支持物2へ係止させる連結板12方向と反対方向のクランプ本体10の先端側面に取付けられて支持物2へ電線1を引っ張る緊線工具6(図5参照)に連結させて支持物2と電線1との間にクランプ本体10を取付けるための緊線リンク40と、を備えている。
即ち、本発明は、図10に示した従来の楔型引留クランプに対し、連結板12側の一端にコッタ部材30とコッタピン18とを有し、他端のクランプ本体10の先端側部に緊線リンク40を有することで、支持物2の碍子4にコッタ部材30を、電線1を引っ張る緊線工具6に緊線リンク40を各々取り付け可能にした構造である。
ここで、クランプ本体10は、左右縦割りされた一対のC形断面対向片10aを対向させ、この一対のC形断面対向片10aが接する上辺部または下辺部のいずれか一辺に支持軸(図示せず)を通して枢支させる蝶番10bを設けることにより開閉自在に構成されている。このクランプ本体10は、一対の開閉するC形断面対向片10aを重ね合わせた状態に閉めて、この内部の中空部に電線1を挿通させて、当該電線1の上下から一対の楔20を挟持(図6参照)させて押し込むことで、電線1を固定している。
また、クランプ本体10は、蝶番10bによって開閉する外側両面に、揺動可能にボルト(図示せず)止めなどで枢支された一対の連結板12を備えている。
また、クランプ本体10は、蝶番10bによって開閉する外側両面に、揺動可能にボルト(図示せず)止めなどで枢支された一対の連結板12を備えている。
この一対の連結板12は、クランプ本体10の外側両面に一端が枢支されて、この両側面から平行に延在した他端が、お互い重なるように屈曲されて係止ボルト16aが貫通する穴12aを有し、当該係止ボルト16aとナット16bとの締結で一端が連結されている。また、一対の連結板12は、図10に示した従来技術と異なり、クランプ本体10から平行に延在させて近接するように屈曲させた後端の間に、薄板状に延在するコッタ部材30を介在させて3枚重ね合わせて、前述した係止ボルト16a及びナット16bにより一体に固定する穴30cを有している。また、一対の連結板12は、当該一対のいずれか一方(図1では左側)をコッタ部材30と共に長く延在するように形成し、この長く延在した長連結板12−1と、延在していない短連結板12−2とを各々備えている。そして、長連結板12−1及びコッタ部材30は、図1に示したように、コッタピン18を更に貫通させる穴12b、及び穴30bを各々開口してお互い重ね合わせた状態でズレないように固定されている。
このコッタ部材30は、図2(a)及び(b)に示すように、図1に示した楔型引留クランプを組み立てた際に、連結板12の後端に係止ボルト16a及びナット16bにより一端を固定されて、他端が鉄塔などの支持物2の碍子4連に連結する穴30aを有している。また、コッタピン18は、図1に示したように、係止ボルト16aの穴30cと、碍子4を連結する穴30aと、の間に穴30bを有して挿入される位置関係にある。
即ち、コッタ部材30は、支持物2の碍子4連に連結して引っ張られた際、図2(b)に示した係止ボルト16aに引張力が加わり、この係止ボルト16aを介して一対の連結板12に均等に引張力が加わるように設けたものである。しかし、この係止ボルト16aにコッタ部材30からの引張力が加わると、係止ボルト16aが外れず、クランプ本体10を開いて電線1を通すことができなくなる。従って、コッタ部材30が引っ張られた場合でも、クランプ本体10を開いて電線1を通すまでの間、係止ボルト16aに力が加わらないようにコッタピン18を設けている。
このコッタピン18は、図3に示すように、長連結板12−1とコッタ部材30とを重ね合わせてズレないように位置決めする役割をする。即ち、コッタピン18で長連結板12−1とコッタ部材30とを固定することで、コッタ部材30が引っ張られてもコッタピン18に負荷がかかり、容易に係止ボルト16aを外すことができる構造であって、係止ボルト16aを外して短連結板12−2側を自由にし、図1に示したクランプ本体10を開閉して内部に電線1を挿通させる構造に形成している。
ここで、コッタピン18は、図3に示したように、ボルト及びナットからなり、このボルトが、頭部18a−1からネジ部18a−2に向かって円錐状のテーパ18a−3を有したテーパーボルト18aとして形成されている。また、コッタ部材30は、テーパーボルト18aのテーパ18a−3が嵌合するように貫通する穴30bに皿取り形状(テーパ状)に加工した図3に示したザグリEを形成している。
要するに、図3に示したコッタピン18のテーパーボルト18a及びナット18bを締結すると、テーパーボルト18aのテーパ18a−3がコッタ部材30のザグリEに当接して、長連結板12−1に対するコッタ部材30の位置ズレを修正するため、係止ボルト16aの穴位置(図1に示した穴12aと穴30cとの穴位置)がズレることなく負荷が加わらず、容易に取り外すことができる。
ここで、コッタピン18は、テーパーボルト18aを用いることに限定されるものでなく、例えば、図4に示すように、通常のボルト19bと、テーパ19a−3を有するテーパーナット19aとにより構成したコッタピン19にすることも可能である。このテーパーナット19aは、図4に示したように、ボルト19bに締結するナットの締結方向の端面から円錐状に突出するテーパ19a−3を有するように形成されている。従って、このようなコッタピン19の他の実施例によると、テーパーナット19aのテーパ19a−3により、図3に示したテーパーボルト18aのテーパ18a−3と同様の効果を得ることができる。
再び図1を参照して、クランプ本体10には、支持物2へ係止させる連結板12方向と反対方向の先端側面に、支持物2へ電線1を引っ張る緊線工具6(図5及び6参照)に連結させて支持物2と電線1との間にクランプ本体10を取付けるための、緊線リンク40を設けている。尚、緊線工具6は、図11に示した従来技術と同様に、支持物2側に引っ張る電線1を把持するカムロング6cと、このカムロング6cに連結して引き寄せる緊線ワイヤ6aと、この緊線ワイヤ6aを支える金車6bとから構成(図6参照)される。
この緊線リンク40は、図1に示したクランプ本体10の側面に、ボルトなどで取り付ける穴40aを有して延在し、先端側の他端に前述した緊線工具6に連結するための穴40bを各々開口して一体に形成されている。ここで、緊線リンク40は、クランプ本体10から突出するように装着されているため、突出した突起物にならないように角を曲面状に形成することで、そこからの放電を防止することが好ましい。また、緊線リンク40は、長く延在する長連結板12−1を軸支したクランプ本体10の片側面と同じ側面に取り付けられており、これは係止ボルト16aを外して短連結板12−2を自由にさせた際、コッタ部材30に連結した長連結板12−1とほぼ一直線上に位置して引張力が加えられても(図7参照)、クランプ本体10が電線1に対して回転して傾かないようにしている。
次に、このような構成からなる本願発明の楔型引留クランプを用いて鉄塔などの支持物2に電線1を引留めるための取付方法を、図5〜9を参照して具体的に説明する。
まず、図2に示した本願発明の楔型引留クランプを組み立てた状態で、図5及び6に示すように、鉄塔などの支持物2に連結された碍子4連の一端に、クランプ本体10の両側部で回転自在に支持させて延在する一対の連結板12の遊端を連結させる段階を実行する。このクランプ本体10は、図1に示した一対のC形断面対向片10aが蝶番10bで結合されて開閉可能な状態にして連結される
まず、図2に示した本願発明の楔型引留クランプを組み立てた状態で、図5及び6に示すように、鉄塔などの支持物2に連結された碍子4連の一端に、クランプ本体10の両側部で回転自在に支持させて延在する一対の連結板12の遊端を連結させる段階を実行する。このクランプ本体10は、図1に示した一対のC形断面対向片10aが蝶番10bで結合されて開閉可能な状態にして連結される
その後、クランプ本体10の先端の緊線リンク40(図1参照)に、図5及び6に示した電線1を把持して引っ張る緊線工具6の端部を連結させることで、支持物2と電線1との間にクランプ本体10が介在するように取り付ける段階を実行する。
即ち、図2に示したクランプ本体10は、連結板12に装着されたコッタ部材30の遊端の穴30aを碍子4に連結するとともに、他方の側面先端の緊線リンク40を支持物2に電線1を引き寄せるための緊線工具6に連結することで、図5及び6に示した支持物2と電線1との間に取り付けられる。
即ち、図2に示したクランプ本体10は、連結板12に装着されたコッタ部材30の遊端の穴30aを碍子4に連結するとともに、他方の側面先端の緊線リンク40を支持物2に電線1を引き寄せるための緊線工具6に連結することで、図5及び6に示した支持物2と電線1との間に取り付けられる。
このように、本願発明の楔型引留クランプは、図6に示したように、支持物2からの碍子連4と、電線1を引っ張る緊線工具6との間で、引っ張られた状態に装着されるため、図11に示した従来技術のようにクランプ本体を単体で装着しないで、一定の緊線状態を保ったままクランプ取り付け作業を実行することができる。
その後、電線1をクランプ本体10内に挿入させる段階(作業)が実行される。
その後、電線1をクランプ本体10内に挿入させる段階(作業)が実行される。
この際、クランプ本体10は、緊線リンク40により電線1の方向へ引っ張られるとともに、これとは逆方向に連結板12が引っ張られた状態になるため、前述したように、図2(b)及び図3に示したコッタピン18を有することで、図7に示すように、係止ボルト16aが容易に負荷なく外すことができる。
この係止ボルト16aを外した場合、図7に示したように、クランプ本体10をコッタ部材30を介して碍子4に連結した一対の連結板12において、一方の短連結板12−2の固定が外れ、長連結板12−1のみの片持ち支持の状態でクランプ本体10を支持することになる。これにより、クランプ本体10は、蝶番10bを中心に開閉させて内部に、緊線工具6で引っ張った電線1を挿通させて閉じることで、電線1の挿入させる段階が完了する。
この係止ボルト16aを外した場合、図7に示したように、クランプ本体10をコッタ部材30を介して碍子4に連結した一対の連結板12において、一方の短連結板12−2の固定が外れ、長連結板12−1のみの片持ち支持の状態でクランプ本体10を支持することになる。これにより、クランプ本体10は、蝶番10bを中心に開閉させて内部に、緊線工具6で引っ張った電線1を挿通させて閉じることで、電線1の挿入させる段階が完了する。
次に、このように電線1がクランプ本体10内に挿通されると、図8に示すように、楔20を取り付けてクランプ本体10内に電線1を固定する段階(作業)を実行する。
まず、図8(a)に示すように、ランプ本体10内に電線1を通した後、緊線ワイヤ6aを引っ張って、図5の点線で示した所望の弦度に維持されているかを確認する。この際、クランプ本体10は、予めC形断面対向片10aが開閉しないように閉めた状態に固定することが好ましい。その後、図8(b)に示すように、電線1を引っ張って、楔20を装着した際に、図5の点線で示した弦度が維持される楔20の取り付け位置を確認し、その位置に図8(b)に示した印Fを付ける。この図8(b)に示した印Fの位置ではクランプ本体10が邪魔であって楔20を取り付けることができないため、図8(c)に示すように、電線1を更に引っ張って(この場合、大きな引張力が必要なため巻き上げ機などを用いて巻き上げて)後方に若干、印Fの位置を移動させる。これにより、図8(c)の点線で示した一対の楔20を取り付けることができ、クランプ本体10に差し込むことで電線1を固定できる。この楔20を差し込む場合、図7に示した短連結板12−2は、図2(b)に示したように、係止ボルト16aを挿入してナット16bで固定した状態に戻すことが望ましい。これは楔20をクランプ本体10内に差し込むと一定の引張力が連結板12に加わるため、予め係止ボルト16aとナット16bとを戻すことが望ましい。
まず、図8(a)に示すように、ランプ本体10内に電線1を通した後、緊線ワイヤ6aを引っ張って、図5の点線で示した所望の弦度に維持されているかを確認する。この際、クランプ本体10は、予めC形断面対向片10aが開閉しないように閉めた状態に固定することが好ましい。その後、図8(b)に示すように、電線1を引っ張って、楔20を装着した際に、図5の点線で示した弦度が維持される楔20の取り付け位置を確認し、その位置に図8(b)に示した印Fを付ける。この図8(b)に示した印Fの位置ではクランプ本体10が邪魔であって楔20を取り付けることができないため、図8(c)に示すように、電線1を更に引っ張って(この場合、大きな引張力が必要なため巻き上げ機などを用いて巻き上げて)後方に若干、印Fの位置を移動させる。これにより、図8(c)の点線で示した一対の楔20を取り付けることができ、クランプ本体10に差し込むことで電線1を固定できる。この楔20を差し込む場合、図7に示した短連結板12−2は、図2(b)に示したように、係止ボルト16aを挿入してナット16bで固定した状態に戻すことが望ましい。これは楔20をクランプ本体10内に差し込むと一定の引張力が連結板12に加わるため、予め係止ボルト16aとナット16bとを戻すことが望ましい。
このように、クランプ本体10内に楔20を押し込むと、図9(a)に示すように、電線1にクランプ本体10及び楔20が装着された状態になる。要するに、この時点で、電線1は、所望の弦度(図5の点線参照)に装着されており、且つ、電線1位置のばらつき及び弦度のばらつきが確実に防止されている。
尚、図5〜9に示した作業は、前述したように鉄塔などの高い支持物2に登って作業員が行う作業であって、電線1に予めクランプ本体10を装着して作業することからも、図11に示した従来技術と比べて作業性が格段に向上することが分かる。
尚、図5〜9に示した作業は、前述したように鉄塔などの高い支持物2に登って作業員が行う作業であって、電線1に予めクランプ本体10を装着して作業することからも、図11に示した従来技術と比べて作業性が格段に向上することが分かる。
最後に、図9(a)に示した電線1から、緊線ワイヤ6a、金車6b、カムロング6cからなる緊線工具6を取り外す作業を実行する。ここで、緊線工具6を取り外す前に、クランプ本体10に楔20を差し込んだだけの状態であるため、図9(b)に示すように、クランプ本体10内に楔20を押し込み機8により圧入する圧入作業を実行する。
その後、クランプ本体10内に楔20が十分に圧入されたことを確認し、緊線工具6を取り外すことで、図9(c)に示すように、クランプ本体10により電線1を支持物2(図5参照)に引き留めることができる。
その後、クランプ本体10内に楔20が十分に圧入されたことを確認し、緊線工具6を取り外すことで、図9(c)に示すように、クランプ本体10により電線1を支持物2(図5参照)に引き留めることができる。
以上、本発明による楔型引留クランプ及びその取付方法の実施の形態を詳細に説明したが、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、図1に示したコッタピン及び係止ボルトに通常のナットを用いた実施の形態を説明したが、これに限定されるものではなく、図2(b)に示したナット16bのように、ナットの中心線部に切り欠きDを設けて、この切り欠きDを介して係止ボルト16bにピンCを挿入可能にして緩み止め構造を有するように形成しても良い。
例えば、図1に示したコッタピン及び係止ボルトに通常のナットを用いた実施の形態を説明したが、これに限定されるものではなく、図2(b)に示したナット16bのように、ナットの中心線部に切り欠きDを設けて、この切り欠きDを介して係止ボルト16bにピンCを挿入可能にして緩み止め構造を有するように形成しても良い。
1 電線
2 支持物
4 碍子
6 緊線工具
10 クランプ本体
10a 断面対向片
10b 蝶番
12 連結板
12a 長連結板
12b 短連結板
16a 係止ボルト
16b ナット
18 コッタピン
18a テーパーボルト
18b ナット
20 楔
30 コッタ部材
40 緊線リンク
2 支持物
4 碍子
6 緊線工具
10 クランプ本体
10a 断面対向片
10b 蝶番
12 連結板
12a 長連結板
12b 短連結板
16a 係止ボルト
16b ナット
18 コッタピン
18a テーパーボルト
18b ナット
20 楔
30 コッタ部材
40 緊線リンク
Claims (6)
- 電線の緊線作業時に一対のC形断面対向片を蝶番結合させて開閉する内部に前記電線を抱持させるクランプ本体と、前記クランプ本体とこれに抱持した電線との上下隙間に圧入させて両者を固定可能な一対の楔と、前記クランプ本体の蝶番を中心にした両側部に各々一端が回転自在に支持されて延在して他端が鉄塔などの支持物の碍子に係止される一対の連結板と、を備える楔型引留クランプにおいて、
前記支持物へ係止される前記一対の連結板端の間に介在して係止ボルトを貫通させてナットの締結により前記連結板と共に一端を固定させて他端を前記支持物からの碍子に連結させるコッタ部材と、
前記一対の連結板いずれか片方を前記コッタ部材と共に長く延在させて前記コッタ部材が碍子に連結させる途中で当該延在した連結板とコッタ部材とを貫通してお互いのズレを抑えて一体固定させるコッタピンと、
前記支持物へ係止させる前記連結板方向と反対方向の前記クランプ本体の先端側面に取付けられて、前記支持物へ前記電線を引っ張る緊線工具に連結させて前記支持物と電線との間に前記クランプ本体を取付けるための緊線リンクと、
を備えることを特徴とする楔型引留クランプ。 - 請求項1に記載の楔型クランプにおいて、
前記緊線リンクは、前記クランプ本体の側面から突出した突起物にならないように角を曲面状に形成することを特徴とする楔型クランプ。 - 請求項1または2に記載の楔型クランプにおいて、
前記緊線リンクは、前記長く延在する連結板を軸支させた前記クランプ本体の片側面に設けることを特徴とする楔型クランプ。 - 請求項1〜3いずれかに記載の楔型クランプにおいて、
前記コッタピンは、ボルト及びナットからなり、前記ボルトの頭部からネジ部に向かって円錐状のテーパを有したテーパーボルト、或いは前記ナットの締結方向の端面から円錐状に突出するテーパを有したテーパーナットのいずれかを備え、前記コッタ部材に前記コッタピンのテーパが嵌合するように貫通穴に前記皿取り形状に加工したザグリを形成することを特徴とする楔型引留クランプ。 - 請求項1〜4いずれかに記載の楔型クランプにおいて、
前記緊線工具は、前記支持物に引っ張る電線を把持するカムロングと、このカムロングを引き寄せる緊線ワイヤと、この緊線ワイヤを支える金車とからなり、当該金車に前記緊線リンクを連結させることを特徴とする楔型引留クランプ。 - 電線の緊線作業時に用いる楔型引留クランプの取付方法において、
一対のC形断面対向片を蝶番結合させて開閉するクランプ本体の両側部で回転自在に支持させて延在する一対の連結板の遊端を鉄塔などの支持物の碍子に連結させる段階と、
このクランプ本体の先端の緊線リンクに前記電線を把持して引っ張る緊線工具の端部を連結させることで、前記支持物と電線との間に前記クランプ本体が取付けられる段階と、
前記クランプ本体を碍子に連結した前記一対の連結板いずれか一方を外して片持ち支持の状態で前記クランプ本体を開閉させて内部に前記緊線工具で引っ張った前記電線を挿通させる段階と、
前記電線を挿通させた前記クランプ本体を閉めて上下隙間に楔を圧入させて固定して引留める段階と、
を備えることを特徴とする楔型引留クランプの取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010126174A JP2011254607A (ja) | 2010-06-01 | 2010-06-01 | 楔型引留クランプ及びその取付方法 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012130105A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Asahi Electric Works Ltd | 楔型引留クランプのコッター構造 |
JP2014054000A (ja) * | 2012-09-05 | 2014-03-20 | Furukawa Electric Power Systems Co Ltd | 緊線金具及びクランプ構造 |
CN104734072A (zh) * | 2015-04-17 | 2015-06-24 | 国网辽宁省电力有限公司辽阳供电公司 | 铁塔上放置绝缘杆的连排挂架 |
CN105322491A (zh) * | 2015-11-20 | 2016-02-10 | 浙江浙电经济技术研究院 | 楔紧式引流耐张线夹 |
CN114172102A (zh) * | 2022-01-24 | 2022-03-11 | 广东鑫源恒业电力线路器材有限公司 | 一种输配电线路用的楔形线夹金具 |
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JP2006336809A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Majima Seisakusho:Kk | 皿ボルトによる締結構造及びこの締結構造に用いる緩止めテーパリング、並びにテーパナットによる締結構造及びこの締結構造に用いる緩止めテーパリング |
-
2010
- 2010-06-01 JP JP2010126174A patent/JP2011254607A/ja active Pending
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