JP2011253311A - 情報処理装置、モード制御方法およびモード制御用プログラム - Google Patents

情報処理装置、モード制御方法およびモード制御用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011253311A
JP2011253311A JP2010126155A JP2010126155A JP2011253311A JP 2011253311 A JP2011253311 A JP 2011253311A JP 2010126155 A JP2010126155 A JP 2010126155A JP 2010126155 A JP2010126155 A JP 2010126155A JP 2011253311 A JP2011253311 A JP 2011253311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
power saving
detected
information processing
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010126155A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Nishimura
恵介 西村
Yusuke Ono
祐介 小野
Ryusuke Imai
隆介 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP2010126155A priority Critical patent/JP2011253311A/ja
Priority to US12/938,461 priority patent/US20110296217A1/en
Publication of JP2011253311A publication Critical patent/JP2011253311A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3206Monitoring of events, devices or parameters that trigger a change in power modality
    • G06F1/3215Monitoring of peripheral devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

【課題】省電力モードの不必要な終了を抑制することを課題とする。
【解決手段】接続されている少なくとも1の対象デバイスを省電力状態とする省電力モードに移行可能なKIOSK端末1に、少なくともKIOSK端末1が省電力モードである間に、第一の入力を検出可能な第一の検出部31と、第一の入力とは異なる第二の入力を検出可能な第二の検出部32と、対象デバイスを省電力状態から通常動作状態に遷移させることで、KIOSK端末1の省電力モードを終了させるモード制御部33と、を備え、モード制御部33は、第一の検出部31によって第一の入力が検出された後、更に第二の検出部32によって第二の入力が検出された場合に、KIOSK端末1の省電力モードを終了させることとした。
【選択図】図4

Description

本発明は、省電力モードに移行可能な情報処理装置に関する。
従来、通常使用モードでオペレータが席を離れたとき、オペレータの不在を赤外線センサ等の近接センサで検出して直ちにスリープモードに入り、近接センサがオペレータの復帰を検出したとき、電源をオンとしてレジューム機能によりスリープ前の状態に戻す省電力型データ処理装置がある(特許文献1を参照)。
また、操作者が近接した旨の信号が近接センサから所定時間以上通知されなかったときにディスプレイ装置を節電状態にする節電回路を備え、電源スイッチの押下に対応して、ディスプレイ装置内の上記節電回路が節電状態であるか否かを判別し、節電状態である場合には節電回路に指示して節電状態を解除してディスプレイ装置を動作状態にし、一方、節電状態でない場合には電源をオフに制御する、ディスプレイ装置の電源制御方式がある(特許文献2を参照)。
特開平04−291612号公報 特開平06−230860号公報
従来、情報処理装置に関して、一定時間以上ユーザの利用がない場合等に省電力モードへ移行し、消費電力を低減させる技術がある。そして、このような情報処理装置では、ユーザ操作に基づく入力や、ユーザが近づいたことに伴うセンサからの入力等が検出されると、省電力モードからユーザによる通常の利用が可能なモードへの復帰処理が実行される。
しかし、情報処理装置の種類や、情報処理装置の置かれる環境に応じて発生確率は異なるものの、省電力モードからの復帰の契機となる入力が検出された場合であっても、実際にはユーザによる情報処理装置の利用は開始されず、不要な復帰処理が行われてしまう場合がある。例えば、KIOSK端末は、不特定多数のユーザが往来する場所に設置されるため、利用を目的としていない人物の接近を検知して、通常モードへの復帰処理を実行してしまう場合がある。
本発明は、上記した課題に鑑み、情報処理装置において、省電力モードの不必要な終了を抑制することを課題とする。
本発明では、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。即ち、本発明は、接続されている少なくとも1の対象デバイスを省電力状態とする省電力モードに移行可能な情報処理装置であって、少なくとも該情報処理装置が前記省電力モードである間に、第一の入力を検出可能な第一の検出手段と、前記第一の入力とは異なる第二の入力を検出可能な第二の検出手段と、前記対象デバイスを前記省電力状態から通常動作状態に遷移させることで、該情報処理装置の前記省電力モードを終了させるモード制御手段と、を備え、前記モード制御手段は、前記第一の検出手段によって前記第一の入力が検出された後、更に
前記第二の検出手段によって前記第二の入力が検出された場合に、該情報処理装置の前記省電力モードを終了させる、情報処理装置である。
ここで、省電力状態とは、電源がオフである状態、または電源がオンであるが通常の動作状態に比べて省電力で動作する状態である。そして、本発明に係る情報処理装置は、この情報処理装置に接続されているデバイスのうち、少なくとも1のデバイスを省電力状態とすることで、情報処理装置を省電力モードとする。なお、省電力モードにおいて省電力状態に遷移されるデバイスを、ここでは特に対象デバイスと称している。
本発明に係る情報処理装置は、第一の入力を検出する第一の検出手段と、第二の入力を検出する第二の検出手段とを備え、第一の検出手段によって第一の入力が検出された後、更に第二の検出手段によって第二の入力が検出された場合に、省電力モードを終了させるようにする。これによって、本発明に係る情報処理装置は、ユーザが接近したことが検知されたこと等に起因する第一の入力のみが検出された場合には省電力モードを終了させず、省電力モードの不必要な終了を抑制することを可能としている。また、本発明に係る情報処理装置によれば、省電力モードの不必要な終了が抑制されるため、情報処理装置の省電力性能が向上する。
なお、第一の入力と第二の入力とは互いに異なる入力であるが、同一の入力でなければ、複数の入力を第一の入力および第二の入力とすること出来る。例えば、遠距離において人物が検知されたことに起因する入力と、近距離において人物が検知されたことに起因する入力とは、前者を第一の入力とし、後者を第二の入力として扱ってよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、ユーザによる所定の操作を受けて、前記第二の検出手段によって前記第二の入力として検出される信号を出力する操作用デバイスと、前記第一の検出手段によって前記第一の入力が検出された場合に、ユーザに対して前記操作用デバイスにおける操作を促す出力を行う催促出力手段と、を更に備えてもよい。
本発明によれば、ユーザに対して、操作用デバイスにおける操作を促す出力が行われる。このため、本発明によれば、省電力モードに移行している情報処理装置を利用しようとしているユーザ(特に、初めて利用するユーザ)に、情報処理装置の電源がオフであると誤認させたり、省電力モードからの復帰のための操作について惑わせたりすることなく、情報処理装置の利用を開始させることが出来る。なお、ユーザに対して操作用デバイスにおける操作を促す方法としては、具体的には、スピーカから出力される音声案内、操作用ボタンや操作箇所を示す矢印等に設けられた操作指示ランプの明滅、メインモニタとは異なるモニタでの画像やテキストによる表示案内、等がある。
更に、本発明に係る情報処理装置では、第一の検出手段によって第一の入力が検出された場合に催促の出力が行われるため、従来のように、ユーザに対して情報処理装置の電源が完全にオフでないことを伝える目的でディスプレイ等の電源をオンにしておく必要がない。即ち、本発明によれば、情報処理装置において、消費電力量の多い対象デバイス(例えば、バックライト付きのディスプレイ等)の電源をオフにすることが可能となる。
また、本発明において、前記操作用デバイスは、該情報処理装置が前記省電力モードに移行する際に、省電力状態に遷移し、前記第一の検出手段によって前記第一の入力が検出された場合に、前記省電力状態から通常動作状態に遷移してもよい。更に、前記操作用デバイスは、前記第一の検出手段によって前記第一の入力が検出された後、前記第一の入力が検出されなくなった場合に、前記通常動作状態から省電力状態に遷移してもよい。
即ち、操作用デバイスは、省電力モードにおいて、第一の検出手段によって第一の入力
が検出されるまでは省電力状態とされ、実際にユーザによって操作されるタイミングである第一の入力の検出後に通常動作状態とされてもよい。これによって、省電力モードの終了処理に用いられる操作用デバイスについても、消費電力を低く抑えることが可能となる。
また、本発明において、前記モード制御手段は、前記第一の検出手段によって前記第一の入力が検出された後、前記第二の検出手段によって所定の時間以上前記第二の入力が検出されず、且つ前記第一の入力が継続して検出される場合に、該情報処理装置の前記省電力モードを終了させてもよい。
第一の検出手段による第一の入力の検出後、第二の検出手段による第二の入力を待機していても、第二の入力が検出されない場合がある。例えば、催促出力手段が操作用デバイスについて操作を促す出力を行っているにも拘らず、ユーザがそのことを把握できていないような場合である。本発明によれば、このような場合にも、第二の検出手段によって所定の時間以上第二の入力が検出されず、且つ第一の入力が継続して検出される場合には、省電力モードを終了させることとした。
また、本発明に係る情報処理装置は、該情報処理装置の近傍におけるユーザを検知し、前記第一の検出手段によって前記第一の入力として検出される信号を出力するユーザ検知デバイスを更に備えてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、少なくとも該情報処理装置が前記省電力モードである間に、該情報処理装置が利用可能であることをユーザに認識させるための出力を行う状態出力手段を更に備えてもよい。
このため、本発明によれば、情報処理装置の電源がオフであるとユーザに誤認させることなく、消費電力量の多い対象デバイス(例えば、バックライト付きのディスプレイ等)の電源をオフにすることが出来る。
また、本発明は、コンピュータによって実行される方法、またはコンピュータに実行させるプログラムとしても把握することが可能である。また、本発明は、そのようなプログラムをコンピュータその他の装置、機械等が読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
本発明によれば、情報処理装置において、省電力モードの不必要な終了を抑制することが可能となる。
実施形態に係るKIOSK端末のハードウェア構成の概略を示す図である。 実施形態に係るKIOSK端末の外観構成の概略を示す図である。 実施形態に係るKIOSK端末の動作モードの移行の様子を示す図である。 実施形態に係るKIOSK端末の機能構成の概略を示す図である。 実施形態に係るモード制御処理(1)の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係るモード制御処理(2)の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る情報処理装置の実施の形態について、図面に基づいて説明する。な
お、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明を実施するにあたっては、実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されることが好ましい。本実施形態において、本発明に係る情報処理装置は、店頭に設置されるKIOSK端末として実施される。但し、本発明は、省電力モードに移行可能な情報処理装置に対して適用可能であり、本発明の適用対象は、KIOSK端末に限定されない。
<構成>
図1は、本実施形態に係るKIOSK端末1のハードウェア構成の概略を示す図である。KIOSK端末1は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read
Only Memory)13と、補助記憶装置19と、タッチパネルディスプレイ14と、スピーカ15と、ネットワークインターフェース16と、近距離通信インターフェース17と、サーマルプリンタ18と、対人センサ20と、操作用ボタン21と、磁気カードリーダ22と、バーコードリーダ23と、操作指示ランプ24と、が電気的に接続された情報処理装置である。また、KIOSK端末1には、入力装置として更にマウスやキーボード等が接続されていてもよい。
CPU11は、中央処理装置であり、RAM12およびROM13等に展開された命令及びデータを処理することで、RAM12、補助記憶装置19、入出力装置等の、KIOSK端末1に備えられた各構成を制御する。また、RAM12は、主記憶装置であり、CPU11によって制御され、各種命令やデータが書き込まれ、読み出される。即ち、CPU11、RAM12、およびROM13は、KIOSK端末1の制御部を構成する。
補助記憶装置19は、不揮発性の記憶装置であり、主にKIOSK端末1の電源を落としても保持したい情報、例えば、RAM12にロードされるKIOSK端末1のOS(Operating System)や、図5以降のフローチャートに示された処理を実行するための各種プログラムの他、KIOSK端末1によって使用される各種データが書き込まれ、読み出される。補助記憶装置19としては、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)やHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等を用いることが出来る。入出力装置は、タッチパネルディスプレイ14や各種ボタン類、スピーカ15等からなり、CPU11によって制御され、データを出力し、ユーザによる操作を受け付ける。入出力装置から入力された内容はRAM12に記録され、CPU11によって処理される。
図2は、本実施形態に係るKIOSK端末の外観構成の概略を示す図である。本実施形態に係るKIOSK端末1では、入出力装置として、主にタッチパネルディスプレイ14およびボタン類からなる入出力装置が用いられ、ユーザの視覚を通じて情報を提供し、ユーザによるタッチ操作やボタン押下操作等を介してユーザによる入力を受け付ける。但し、ユーザインターフェースとして、タッチパネルディスプレイ14等を介した画面表示を介した入出力の他、マイク(図示は省略する)およびスピーカ15を用いた音声による入出力、カメラ(図示は省略する)を用いたジェスチャによる入力等を用いることとしてもよい。
近距離通信インターフェース17は、通信を行う端末同士が、一定の距離または一定の領域内にある場合に通信が可能となる通信インターフェースである。具体的には、本実施形態では、近距離通信インターフェース17として、ユーザ端末である携帯電話端末に内蔵された非接触式ICカードと通信を行うことが可能な近距離通信インターフェース17、即ち、非接触式ICカード用のリーダ・ライタが採用される。但し、KIOSK端末1
とユーザ端末との間の通信には、その他の通信方式、例えば、接触式ICカード通信や無線LAN、Bluetooth、RFID等の通信方式が採用されてもよい。
対人センサ20は、赤外線や超音波等を用いて、KIOSK端末1の近傍におけるユーザを検知し、ユーザが検知されると、ユーザが検知されたことを示す信号を出力する。
本実施形態において、KIOSK端末1は、省電力のため、ユーザによる省電力モードへの移行操作が行われたこと、ユーザによる操作が行われなくなってから一定時間が経過したこと、または、対人センサ20によるユーザの検出がされなくなってから一定時間が経過したこと、等を契機として、省電力モードへ移行する。例えば、通常モードにおいて操作用ボタン21が押下されると、KIOSK端末1は、省電力モードに移行する。ここで、省電力モードとは、接続されている少なくとも1の対象デバイスを電力消費の少ない省電力状態(電源オフを含む)とする稼働モードである。なお、ここで対象デバイスとは、KIOSK端末1に接続されているデバイスのうち、省電力モードにおいて省電力状態に遷移させる対象として予め選択されているデバイスであり、例えば、タッチパネルディスプレイ14、サーマルプリンタ18、補助記憶装置19、等である。そして、省電力モードへ移行したKIOSK端末1は、所定の契機に基づいて省電力モードから復帰し、ユーザにサービスを提供する。
ここで、KIOSK端末1は、一般的な店舗の店頭の他、複合商業施設(ショッピングセンター)、駅、空港、複合映画館等、屋外であるか屋内であるかを問わず、多くの人が訪れる場所であって、出来るだけ多くの人の目に触れる場所に設置されることが好ましい。このため、対人センサ20によって人物が検出されたことを、省電力モードからの復帰のための契機とした場合、KIOSK端末1は、利用を目的としていない人物の接近を検知して、省電力モードからの復帰処理を実行してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態に係るKIOSK端末は、ユーザが検知されたことを示す入力が検出されるまで維持される第一省電力モードと、ユーザによって通常の利用が可能な通常モードとの間に、ユーザ操作に基づく入力の検出を待機する第二省電力モード(準省電力モード)を置くこととした。
図3は、本実施形態に係るKIOSK端末1の動作モードの移行の様子を示す図である。即ち、本実施形態に係るKIOSK端末は、動作モードとして省電力モードと通常モードとを有し、更に、省電力モードには第一省電力モードと第二省電力モード(準省電力モード)がある。本実施形態に係るKIOSK端末1は、このような動作モードの移行を可能とするための技術を実装することによって、省電力モードから通常モードへの不必要な復帰を抑制し、省電力効率を高めることとした。
図4は、本実施形態に係るKIOSK端末1の機能構成の概略を示す図である。本実施形態に係る情報処理装置は、CPU11が、RAM12に展開された各種プログラムを解釈および実行することで、第一検出部31と、第二検出部32と、モード制御部33と、催促出力部34と、状態出力部35と、を備えるKIOSK端末1として機能する。これらの各機能部は、本発明に係る情報処理装置が備える各手段に相当する機能を実行する。また、本実施形態では、これらの機能がいずれも汎用のCPU11によって実行される例について説明しているが、これらの機能は、その一部または全部が、1または複数の専用のプロセッサによって実現されてもよい。
第一検出部31は、少なくともKIOSK端末1が省電力モードである間に、KIOSK端末1の近傍におけるユーザを検知するユーザ検知デバイスからの、ユーザが検知されたことを示す入力を、第一の入力として検出する。ここで、第一の入力とは、ユーザが検
知されたことを示す入力であり、本実施形態に係るKIOSK端末1では、対人センサ20が、本発明に係るユーザ検知デバイスとして用いられ、対人センサ20によって出力されるユーザが検知されたことを示す信号が、第一検出部31によって第一の入力として検出される。但し、ユーザ検知デバイスとしては、人物が近づいたことに起因するKIOSK端末1の振動等を検知するためのショックセンサ、加速度センサまたは傾きセンサの他、KIOSK端末1周辺を撮影するカメラと撮影された画像から人物を抽出する手段の組み合わせや、KIOSK端末1周辺の床やマット等の上に人物が乗ったことを検知する圧電センサ等が用いられてよい。
また、第二検出部32は、第一の入力とは異なる第二の入力を検出する。第二の入力とは、ユーザによる何らかの操作が行われたことを示す入力であり、本実施形態では、各種の操作用デバイスからの入力が、第二の入力として検出される。操作用デバイスは、ユーザ検知デバイスによって検知されたユーザが、KIOSK端末1を利用しようとしているユーザであるか否かを確定するために、ユーザに所定の操作を行わせるためのデバイスである。本実施形態に係るKIOSK端末1では、操作用ボタン21、近距離通信インターフェース17、磁気カードリーダ22、およびバーコードリーダ23のうちの少なくとも何れかが、本発明に係る操作用デバイスとしての役割を有する。なお、操作用ボタン21、近距離通信インターフェース17、磁気カードリーダ22、およびバーコードリーダ23等の操作用デバイスには、夫々、明滅可能な操作指示ランプ24(本実施形態では、LED(Light Emitting Diode)が用いられる)が備えられている(図2を参照)。このような操作指示ランプ24は、催促出力部34による出力を受けて明滅することによって、ユーザに対して、操作用ボタン21の押下操作、ユーザ端末を近距離通信インターフェース17にかざす操作、磁気カードを磁気カードリーダ22に挿入する操作、バーコードをバーコードリーダ23にかざす操作、等を促す。
なお、操作用デバイスは、KIOSK端末1が省電力モードに移行する際に、省電力状態に遷移し、第一検出部31によって第一の入力が検出された場合に、省電力状態から通常動作状態に遷移する。そして、操作用デバイスは、通常動作状態において、ユーザによる所定の操作を受けて、第二検出部32によって第二の入力として検出される信号を出力する。なお、操作用デバイスは、第一検出部31によって第一の入力が検出されたが、その後、第一の入力が検出されなくなった場合には、通常動作状態から省電力状態に遷移する。なお、ここで省電力状態と通常動作状態との間を状態遷移する操作用デバイスは、KIOSK端末1に接続されている操作用デバイスの全て若しくは一部のどちらでもよい。
モード制御部33は、第一検出部31によって第一の入力が検出された後、更に第二検出部32によって第二の入力が検出された場合に、対象デバイスを省電力状態から通常動作状態に遷移させることで、KIOSK端末1の省電力モードを終了させる。また、モード制御部33は、第一検出部31によって第一の入力が検出された後、第二検出部32によって所定の時間以上第二の入力が検出されず、且つ第一の入力が継続して検出される場合にも、KIOSK端末1の省電力モードを終了させる。
催促出力部34は、第一検出部31によって第一の入力が検出された場合に、ユーザに対して操作用デバイスにおける操作を促す出力を行う。また、状態出力部35は、少なくともKIOSK端末1が省電力モードである間に、KIOSK端末1が利用可能であることをユーザに認識させるための出力を行う。
<処理の詳細>
図5は、本実施形態に係るモード制御処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに示された処理は、KIOSK端末1において、KIOSK端末1の起動後、KIOSK端末1が省電力モードに移行したことを契機として開始される。なお、本フロ
ーチャートに示された処理の具体的な内容および順序は一例であり、処理内容および順序には、実施の形態に適したものが適宜採用されることが好ましい。
なお、本実施形態に係るKIOSK端末1は、状態出力部35を備えるため、KIOSK端末1が省電力モードである場合にも、KIOSK端末1に備えられた何れかの出力装置(操作指示ランプ24、スピーカ15、等)から、電源が完全にオフになっているわけではなく、省電力モードから復帰させれば直ちに利用開始出来ることをユーザに把握させるための出力が行われている。
ステップS101では、タイマーが初期化(リセット)される。このタイマーは、KIOSK端末1の近傍における人物が検出された際にカウント開始され、人物検出からの経過時間を計時するためのタイマーである。制御部は、タイマーの値にゼロを設定することで、タイマーを初期化する。その後、処理はステップS102へ進む。
ステップS102およびステップS103では、人物が検知されたことを示す入力が検出され、検出からの経過時間のカウントが開始される。第一検出部31は、ユーザ検知デバイスとしての対人センサ20から出力された、KIOSK端末1の近傍において人物が検知されたことを示す入力(以下、「第一の入力」と称する)を検出する(ステップS102)。本実施形態では、KIOSK端末1周辺の人物を検知するためのユーザ検知デバイスとして、対人センサ20が用いられる。
第一の入力が検出されない場合、ステップS102の処理は、第一の入力が検出されるまで繰り返される。第一検出部31によって第一の入力が検出されると、制御部は、タイマーによる時間計測を開始する(ステップS103)。本実施形態では、タイマーは、計測が開始されてからの秒数をカウントする。また、操作用デバイスは、第一の入力が検出された時点において省電力状態となっている場合、通常動作状態へ遷移する。その後、処理はステップS104へ進む。
ステップS104では、ユーザに対して操作用デバイスにおける操作を促す出力が行われる。第一検出部31によって第一の入力が検出されると、催促出力部34は、ユーザに対して操作用デバイスにおける操作(以下、「復帰操作」とも称する)を促すための情報を出力する。本実施形態では、催促出力部34は、ユーザに音声案内を行うための音声情報をスピーカ15に対して出力し、また、ユーザに操作用デバイスにおける操作箇所を示して復帰操作を促すためのランプ明滅を行うための指令を、操作指示ランプ24に対して出力する。なお、出力される音声は、例えば、「KIOSK端末の利用を開始するには、画面右下のボタンを押してください」等とすることが出来る(操作用ボタン21の設置位置については、図2を参照)。
操作用デバイスとして、KIOSK端末1に設けられた操作用ボタン21が用いられる場合について説明する。操作用ボタン21の操作指示ランプ24は、明滅してもよいし、継続的に発光してもよい。更に、ボタン自体の明滅等に代えて、ボタンの位置を示す矢印形状の操作指示ランプ24の明滅、メインディスプレイとしてのタッチパネルディスプレイ14以外に設けられたサブディスプレイ(図示は省略する)による表示案内、等の出力が行われてもよい。KIOSK端末1の近傍に居るユーザは、このようにして出力された音声や操作指示ランプ24の明滅によって、KIOSK端末1が操作可能であること、およびKIOSK端末1を通常モードに復帰させてKIOSK端末1を使用開始するためにはどのような操作を行えばよいかを認識することが出来る。
上記説明では、操作用ボタン21が、本発明に係る操作用デバイスとして用いられる例について説明したが、操作用デバイスは、第一検出部31によって検出されたユーザが実
際にKIOSK端末1を利用しようとしているユーザであることを確認するために、ユーザによる復帰操作に応じて、第二検出部32によって第二の入力として検出される出力を行うことが出来るデバイスであればよく、ボタンやスイッチ等に限定されない。例えば、操作用デバイスは、KIOSK端末1またはその周辺に設けられた対人センサ20、ショックセンサ、タッチパネル、磁気カードリーダ22、非接触カードリーダ、バーコードリーダ23(所謂QRコード等の2次元バーコードを含む)の少なくとも何れかであってよい。
近距離通信インターフェース17が操作用デバイスとして用いられる場合、催促出力部34は、近距離通信インターフェース17(非接触式ICカード用リーダ・ライタ)に、ユーザ端末(ユーザ端末に内蔵された非接触式ICカード)をかざすよう案内する出力を行う。具体的には、「KIOSK端末の利用を開始するには、画面右下のICカード読取部に携帯電話をかざしてください」等のメッセージ出力(音声またはテキスト)、近距離通信インターフェース17に備えられた操作指示ランプ24の明滅、近距離通信インターフェース17の位置を示す矢印等の表示部に備えられた操作指示ランプ24の明滅、等が行われる(近距離通信インターフェース17、操作指示ランプ24等の設置位置については、図2を参照)。この案内に従ってユーザがユーザ端末をKIOSK端末1の近距離通信インターフェース17にかざすと、KIOSK端末1は、ユーザによってユーザ端末が読取エリアにかざされたことを検出する。ユーザによる復帰操作を促す出力が行われると、処理はステップS105へ進む。
ステップS105では、ユーザによる復帰操作の有無が判定される。復帰操作を促す出力が行われると、第二検出部32は、操作用デバイスから出力される、ユーザによる復帰操作が行われたことを示す信号の入力(以下、「第二の入力」と称する)を待機し、第二の入力の有無を判定する。第二検出部32によって、第二の入力が検出されない場合、処理はステップS106へ進む。第二の入力が検出されると、処理はステップS109へ進む。
操作用デバイスは、ユーザによる復帰操作が行われた場合に、復帰操作が行われたことを示す信号を出力し、第二検出部32は、操作用デバイスによる出力を、第二の入力として検出する。ここで、ユーザによって行われる具体的な復帰操作の内容は、操作用デバイスの種類によって異なる。例えば、操作用デバイスとして操作用ボタン21が用いられる場合、ユーザによる復帰操作は、操作用ボタン21の押下操作である。また、操作用デバイスとして近距離通信インターフェース17が用いられる場合、ユーザによる復帰操作は、近距離通信インターフェース17にユーザ端末等をかざす操作である。また、操作用デバイスとして磁気カードリーダ22が用いられる場合、復帰操作は磁気カードの挿入操作であり、バーコードリーダ23が用いられる場合、復帰操作はバーコードをかざす操作である。その他にも、操作用デバイスとしては、対人センサ20、ショックセンサ、タッチパネル等様々なデバイスを用いることが可能であり、デバイスの種類によって、ユーザによって行われる復帰操作は異なる。
ステップS106およびステップS107では、タイマーによって計測されている時間が所定の時間(例えば、30秒)以上であるか否かが判定され、更に、継続して人物が検出されているか否かが判定される。ステップS105において第二の入力が検出されない場合、制御部は、タイマーの値を確認することで、ステップS102において人物が検出されてから、所定の時間が経過したか否かを判定する(ステップS106)。所定の時間が経過していないと判定された場合、第一検出部31は、対人センサ20からの入力(第一の入力)を検出することで、ステップS102における検出以降、人物が継続的に検出されているか否かを判定する(ステップS107)。そして、人物が継続的に検出されている場合、処理はステップS104へ進み、再び(または、継続的に)操作用デバイスに
おける操作を促す出力が行われる。即ち、本フローチャートに示された処理では、KIOSK端末1の近傍において継続的に人物が検出されている場合、所定の時間が経過するまで、ステップS104からステップS107に示された処理が繰り返される。
所定の時間が経過する前に人物が検出されなくなった場合、即ち、ステップS106において所定の時間が経過していないと判定され、且つステップS107において人物が検出されない場合、処理はステップS108へ進む。そして、KIOSK端末1は、近傍から人物が去ったと判断し、制御部は、タイマーによる時間カウントを停止し、タイマーを初期化する(ステップS108)。また、操作用デバイスは、ステップS102における第一の入力の検出後に通常動作状態に遷移していた場合、再び省電力状態へ遷移する。その後、処理はステップS102へ進み、再び人物が検出されるまでステップS102が繰り返し処理される。
一方、継続的に人物が検出されている状態で所定の時間が経過した場合、即ち、ステップS107において人物が検出されているためにステップS104からステップS107に示された処理が繰り返されている状態で、ステップS106において所定の時間が経過したと判定された場合、処理はステップS109へ進む。これは、催促出力部34が操作用デバイスについて操作を促す出力を行っているにも拘らず、ユーザがそのことを把握できていないような場合である。本実施形態によれば、このような場合にも、第二検出部32によって所定の時間(例えば、30秒)以上第二の入力が検出されず、且つ第一検出部31によって第一の入力が継続して検出される場合には、ステップS109へ進み、省電力モードを終了させることとした。このため、判断の基準となる所定の時間は、ユーザに対して省電力モードからの復帰のための操作用デバイスの位置や操作内容を把握させるために必要な時間以上、且つユーザが省電力モードから復帰しないKIOSK端末1の利用を諦めてKIOSK端末1を離れない程度の時間未満、に設定されることが好ましい。
ステップS109では、通常モードへの復帰が行われる。ステップS109は、ステップS105において第二の入力が検出された場合、またはステップS106において所定の時間が経過したと判定された場合に実行される。モード制御部33は、KIOSK端末1に設けられた、タッチパネルディスプレイ14をはじめとする対象デバイスを、省電力状態(電源オフ状態を含む)から通常動作状態へ遷移させることで、KIOSK端末1の省電力モードを終了させ、KIOSK端末1を、ユーザによる通常利用が可能な通常モードへ復帰させる。その後、KIOSK端末1は、ユーザによる省電力モードへの移行操作や、ユーザによる操作が行われなくなるか、対人センサ20によるユーザの検出がされなくなってから一定時間が経過したこと等を契機として、再び省電力モードへ移行するまで、通常モードで動作する。その後、本フローチャートに示された処理は終了する。
本実施形態に係るKIOSK端末1によれば、第一省電力モードと通常モードとの間に、ユーザ操作に基づく入力の検出を待機する第二省電力モード(準省電力モード)を置くことで、省電力モードから通常モードへの不必要な復帰を抑制し、省電力効率を高めることが可能となる。また、本実施形態に係るKIOSK端末1によれば、ユーザに対して操作を促す出力が行われるため、KIOSK端末1自体が利用不可能であるとユーザに誤認させることなく、消費電力量の多い対象デバイスの電源をオフにすることが出来、更に、省電力モードからの復帰のための操作についてユーザを惑わせることなく、KIOSK端末1の利用を開始させることが出来る。
<処理のバリエーション>
なお、KIOSK端末1において、省電力状態から通常動作状態への遷移に時間がかかるような対象デバイスが接続されている場合には、省電力モードから通常モードへの移行に時間がかかってしまい、操作可能になるまでユーザを長い時間待たせてしまうこととな
る。このような事態を避けるために、省電力状態から通常動作状態への遷移に時間がかかるような特定の対象デバイスについては、ユーザ検知デバイスによるユーザの検出の直後に、省電力状態から通常動作状態への遷移を開始させることとしてもよい。以下、図6を用いてモード制御処理のバリエーションを説明する。
図6は、本実施形態に係るモード制御処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに示された処理は、KIOSK端末1において、KIOSK端末1の起動後、KIOSK端末1が省電力モードに移行したことを契機として開始される。なお、本フローチャートに示された処理の具体的な内容および順序は一例であり、処理内容および順序には、実施の形態に適したものが適宜採用されることが好ましい。
ステップS201からステップS203の処理は、図5に示して説明したフローチャートのステップS101からステップS103の処理と概略同様であるため、説明を省略する。
ステップS204では、特定の対象デバイスが、省電力状態(電源オフ状態を含む)から通常動作状態へ遷移される。ここで、特定の対象デバイスとは、省電力モードにおいて省電力状態へ遷移している対象デバイスのうち、省電力状態から通常動作状態への遷移に時間がかかるとして、予め選択されている対象デバイスである。モード制御部33は、省電力状態から通常動作状態への遷移に時間がかかる特定の対象デバイスについては、ステップS202において第一の入力が検出された時点で通常動作状態への遷移を開始させる。その後、処理はステップS205へ進む。
ステップS205からステップS209およびステップS211の処理は、図5に示して説明したフローチャートのステップS104からステップS108およびステップS109の処理と概略同様であるため、説明を省略する。
即ち、本フローチャートに示された処理では、省電力状態から通常動作状態への遷移に時間がかかる特定の対象デバイスについてはステップS202において第一の入力が検出された時点で通常動作状態への遷移を開始させ、その他の対象デバイスについてはステップS211において通常動作状態へ遷移させる。このような遷移処理が行われることによって、本フローチャートに示された処理によれば、ユーザを長時間待たせることなく、KIOSK端末1に接続された全ての対象デバイスが省電力状態から通常動作状態へ遷移完了し、ユーザによる利用が可能となる。
ステップS210では、特定の対象デバイスが、省電力状態へ遷移される。所定の時間が経過する前に人物が検出されなくなった場合、即ち、ステップS208において人物が検出されない場合、KIOSK端末1は、近傍からユーザが去ったと判断し、モード制御部33は、ステップS204において通常動作状態への遷移が開始された特定の対象デバイスを、再び省電力状態へ遷移させる。その後、処理はステップS202へ進み、再び人物が検出されるまでステップS202が繰り返し処理される。
1 KIOSK端末
14 タッチパネルディスプレイ
17 近距離通信インターフェース
20 対人センサ
21 操作用ボタン
24 操作指示ランプ

Claims (9)

  1. 接続されている少なくとも1の対象デバイスを省電力状態とする省電力モードに移行可能な情報処理装置であって、
    少なくとも該情報処理装置が前記省電力モードである間に、第一の入力を検出可能な第一の検出手段と、
    前記第一の入力とは異なる第二の入力を検出可能な第二の検出手段と、
    前記対象デバイスを前記省電力状態から通常動作状態に遷移させることで、該情報処理装置の前記省電力モードを終了させるモード制御手段と、を備え、
    前記モード制御手段は、前記第一の検出手段によって前記第一の入力が検出された後、更に前記第二の検出手段によって前記第二の入力が検出された場合に、該情報処理装置の前記省電力モードを終了させる、
    情報処理装置。
  2. ユーザによる所定の操作を受けて、前記第二の検出手段によって前記第二の入力として検出される信号を出力する操作用デバイスと、
    前記第一の検出手段によって前記第一の入力が検出された場合に、ユーザに対して前記操作用デバイスにおける操作を促す出力を行う催促出力手段と、
    を更に備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記操作用デバイスは、
    該情報処理装置が前記省電力モードに移行する際に、省電力状態に遷移し、
    前記第一の検出手段によって前記第一の入力が検出された場合に、前記省電力状態から通常動作状態に遷移する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記操作用デバイスは、前記第一の検出手段によって前記第一の入力が検出された後、前記第一の入力が検出されなくなった場合に、前記通常動作状態から省電力状態に遷移する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記モード制御手段は、前記第一の検出手段によって前記第一の入力が検出された後、前記第二の検出手段によって所定の時間以上前記第二の入力が検出されず、且つ前記第一の入力が継続して検出される場合に、該情報処理装置の前記省電力モードを終了させる、
    請求項1から4の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. 該情報処理装置の近傍におけるユーザを検知し、前記第一の検出手段によって前記第一の入力として検出される信号を出力するユーザ検知デバイスを更に備える、
    請求項1から5の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 少なくとも該情報処理装置が前記省電力モードである間に、該情報処理装置が利用可能であることをユーザに認識させるための出力を行う状態出力手段を更に備える、
    請求項1から6の何れか一項に記載の情報処理装置。
  8. 接続されている少なくとも1の対象デバイスを省電力状態とする省電力モードに移行可能なコンピュータが、
    少なくとも該コンピュータが前記省電力モードである間に、第一の入力を検出可能な第一の検出ステップと、
    前記第一の入力とは異なる第二の入力を検出可能な第二の検出ステップと、
    前記対象デバイスを前記省電力状態から通常動作状態に遷移させることで、該コンピュ
    ータの前記省電力モードを終了させるモード制御ステップと、を実行し、
    前記モード制御ステップでは、前記第一の検出ステップにおいて前記第一の入力が検出された後、更に前記第二の検出ステップにおいて前記第二の入力が検出された場合に、該コンピュータの前記省電力モードが終了される、
    モード制御方法。
  9. 接続されている少なくとも1の対象デバイスを省電力状態とする省電力モードに移行可能なコンピュータに、
    少なくとも該コンピュータが前記省電力モードである間に、第一の入力を検出可能な第一の検出ステップと、
    前記第一の入力とは異なる第二の入力を検出可能な第二の検出ステップと、
    前記対象デバイスを前記省電力状態から通常動作状態に遷移させることで、該コンピュータの前記省電力モードを終了させるモード制御ステップと、を実行させ、
    前記モード制御ステップでは、前記第一の検出ステップにおいて前記第一の入力が検出された後、更に前記第二の検出ステップにおいて前記第二の入力が検出された場合に、該コンピュータの前記省電力モードが終了される、
    モード制御用プログラム。
JP2010126155A 2010-06-01 2010-06-01 情報処理装置、モード制御方法およびモード制御用プログラム Pending JP2011253311A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010126155A JP2011253311A (ja) 2010-06-01 2010-06-01 情報処理装置、モード制御方法およびモード制御用プログラム
US12/938,461 US20110296217A1 (en) 2010-06-01 2010-11-03 Mode control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010126155A JP2011253311A (ja) 2010-06-01 2010-06-01 情報処理装置、モード制御方法およびモード制御用プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011253311A true JP2011253311A (ja) 2011-12-15

Family

ID=45023137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010126155A Pending JP2011253311A (ja) 2010-06-01 2010-06-01 情報処理装置、モード制御方法およびモード制御用プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20110296217A1 (ja)
JP (1) JP2011253311A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014021579A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Kyocera Corp 無線通信端末
JP2014120915A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Brother Ind Ltd 通信装置、通信システム
JP2016189596A (ja) * 2016-05-26 2016-11-04 富士ゼロックス株式会社 電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラム

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8788686B1 (en) * 2011-04-27 2014-07-22 Cellco Partnership Continuous cloud computing sessions using handheld mobile communication device interfaced to different kiosks
JP5803470B2 (ja) * 2011-09-15 2015-11-04 富士ゼロックス株式会社 電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラム
US8918665B2 (en) * 2011-09-23 2014-12-23 Wing Kong Low Operating input device in low power mode with auxiliary sensor calibrated to main sensor
JP6188497B2 (ja) * 2013-09-03 2017-08-30 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法、及びコンピュータプログラム
JP2015089673A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6376804B2 (ja) * 2014-04-01 2018-08-22 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
CN105468823B (zh) * 2015-11-16 2019-01-25 广州广电运通金融电子股份有限公司 一种自助设备节能控制方法和装置
JP6855856B2 (ja) * 2017-03-16 2021-04-07 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置
US20210383640A1 (en) * 2020-06-03 2021-12-09 Mark Sabti Power system and method of operation thereof

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6470870A (en) * 1987-09-11 1989-03-16 Hitachi Ltd Automatic teller machine
JPH07306897A (ja) * 1994-05-13 1995-11-21 Hitachi Ltd 遠隔操作端末システム
JPH10326371A (ja) * 1997-05-27 1998-12-08 Oki Electric Ind Co Ltd 自動決済端末
JP2009289236A (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 自動処理装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990079584A (ko) * 1998-04-07 1999-11-05 윤종용 사용자 감지 장치를 갖는 저소비 전력용 컴퓨터 시스템 및 그의전원 공급 제어 방법
KR100727926B1 (ko) * 2004-10-23 2007-06-14 삼성전자주식회사 휴대 정보 단말장치의 전원 관리 방법 및 장치
US7568116B2 (en) * 2006-04-14 2009-07-28 Clever Innovations, Inc. Automated display device
US7979723B2 (en) * 2006-04-14 2011-07-12 Clever Innovations, Inc. Motion sensor arrangement for point-of-purchase device
US20100108462A1 (en) * 2008-11-04 2010-05-06 International Currency Technologies Corporation Bill acceptor with license recognition and power-saving power control functions
TW201109909A (en) * 2009-09-04 2011-03-16 Kye Systems Corp Power-saving management method for computer peripheral device and system thereof
US8988367B2 (en) * 2010-02-05 2015-03-24 Broadcom Corporation Systems and methods for providing enhanced touch sensing
US8464183B2 (en) * 2010-06-03 2013-06-11 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for distinguishing multimodal commands directed at a machine from ambient human communications

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6470870A (en) * 1987-09-11 1989-03-16 Hitachi Ltd Automatic teller machine
JPH07306897A (ja) * 1994-05-13 1995-11-21 Hitachi Ltd 遠隔操作端末システム
JPH10326371A (ja) * 1997-05-27 1998-12-08 Oki Electric Ind Co Ltd 自動決済端末
JP2009289236A (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 自動処理装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014021579A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Kyocera Corp 無線通信端末
JP2014120915A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Brother Ind Ltd 通信装置、通信システム
US10200549B2 (en) 2012-12-17 2019-02-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication apparatus and communication system
US10477042B2 (en) 2012-12-17 2019-11-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication apparatus and communication system
US10827083B2 (en) 2012-12-17 2020-11-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication apparatus and communication system
US11412095B2 (en) 2012-12-17 2022-08-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication apparatus and communication system
JP2016189596A (ja) * 2016-05-26 2016-11-04 富士ゼロックス株式会社 電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20110296217A1 (en) 2011-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011253311A (ja) 情報処理装置、モード制御方法およびモード制御用プログラム
US10990954B2 (en) Method and apparatus for performing payment function in limited state
EP2839356B1 (en) Interacting with a device using gestures
EP2683204B1 (en) Method and apparatus for controlling sleep mode in portable terminal
US20150058651A1 (en) Method and apparatus for saving battery of portable terminal
US9766800B2 (en) Electronic device, control method, and control program
EP2767902A2 (en) Method and apparatus for fast booting of user device
KR102326664B1 (ko) 전자 기기 및 그의 통지 바 운용 방법
KR20170019789A (ko) 어플리케이션을 실행하기 위한 장치 및 방법
CN103809906A (zh) 用于对移动终端进行解锁的方法和设备
CN111108506A (zh) 一种提示信息的显示方法及电子设备
KR20160014481A (ko) Idle 모드에서 동작하는 전자 장치 및 방법
EP2919445A1 (en) Activation of an electronic device with a capacitive keyboard
US20220210264A1 (en) Method and apparatus for executing application
KR20150001957A (ko) 펜 입력 처리 방법 및 상기 방법이 적용되는 장치
EP2806332A2 (en) Method for controlling state change and executing function and electronic device supporting the same
CN107562356B (zh) 指纹识别定位方法、装置、存储介质及电子设备
US10339296B2 (en) Terminal apparatus and control method for terminal apparatus
US20150339028A1 (en) Responding to User Input Gestures
KR20150019646A (ko) 대기상태 모드에서 사용자 인터페이스를 제공하는 휴대 단말 및 그 방법
KR20200068634A (ko) 제한된 실행 환경에서 결제 기능을 수행하기 위한 방법 및 장치
CN105188112A (zh) 休眠状态的控制方法及装置
JP2014194643A (ja) 情報処理装置,情報処理方法及び情報処理プログラム
JP5739194B2 (ja) 情報処理装置、方法およびプログラム
WO2015008821A1 (ja) 携帯端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130930

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140311