JP2014194643A - 情報処理装置,情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置,情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014194643A
JP2014194643A JP2013070485A JP2013070485A JP2014194643A JP 2014194643 A JP2014194643 A JP 2014194643A JP 2013070485 A JP2013070485 A JP 2013070485A JP 2013070485 A JP2013070485 A JP 2013070485A JP 2014194643 A JP2014194643 A JP 2014194643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch panel
processor
power saving
display
touch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013070485A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6089879B2 (ja
Inventor
Kyoko Nishinaga
恭子 西永
Yuji Yamaji
裕司 山地
Katsuaki Akama
勝明 赤間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013070485A priority Critical patent/JP6089879B2/ja
Publication of JP2014194643A publication Critical patent/JP2014194643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6089879B2 publication Critical patent/JP6089879B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】タッチパネルへの接触の軌跡の記録をより簡便にする。
【解決手段】タッチパネルと、ディスプレイと、タッチパネルを制御する第1のプロセッサと、アプリケーションを実行する第2のプロセッサと、メモリと、を備える情報処理装置であって、第1のプロセッサは、第2のプロセッサとディスプレイとのオフ状態において、タッチパネルへの接触が検知される場合に、第2のプロセッサとディスプレイとはオフ状態のまま、タッチパネルへ入力される接触をメモリに記録し、第2のプロセッサは、第2のプロセッサとディスプレイがオン状態に遷移した場合に、メモリに格納される接触の軌跡を含む画像ファイルを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置,情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、タッチパネルを備えるスマートフォン,携帯電話端末,携帯ゲーム機,携帯タブレット端末等の情報処理装置では、タッチパネルへの手書き文字の入力を受け付け、手書き文字画像を作成し、ファイルとして記録することができる。例えば、スマートフォンでは、対応のアプリケーションをインストールすることによって、タッチパネルへの手書き文字の入力による手書き文字画像をファイルとして記録することができる。
特開2010−273358号公報 特開2012−108657号公報 特開2000−284858号公報 特開2012−108001号公報
しかしながら、例えば、スマートフォンが省電力状態の場合に手書き文字を記録するためには、ユーザは、省電力状態を解除し、画面のロック状態を解除し、アプリケーションを起動させる動作を行うため、手書き文字を記録するまでに時間を要した。そのため、急遽手書きメモを記録したい場合には、利便性が良くなかった。
本発明の一態様は、タッチパネルへの接触の軌跡をより簡便に記録するための情報処理装置,情報処理方法,及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の態様の一つは、
タッチパネルと、前記タッチパネルを制御するプロセッサと、ディスプレイと、メモリと、を備える情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
前記ディスプレイの消灯状態において、前記タッチパネルへの接触が検知される場合に、前記ディスプレイは消灯状態のまま、前記タッチパネルへの接触の座標を前記メモリに記録する、
情報処理装置である。
本発明の他の態様の一つは、上述した情報処理装置が上記処理を実行する情報処理方法である。また、本発明の他の態様は、コンピュータを上述した情報処理装置として機能させる情報処理プログラム、及び当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含むことができる。コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体には、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
開示の情報処理装置,情報処理方法及び情報処理プログラムによれば、タッチパネルへの接触の軌跡をより簡便に記録することができる。
第1実施形態における手書きメモ保存処理の一例を示す図である。 スマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。 記憶部102に格納されるプログラム及び情報の一例を示す図である。 記憶部122に格納されるプログラム及び情報の一例を示す図である。 タッチ軌跡格納部17に格納される座標の一例である。 省電力状態移行プログラムの処理のフローチャートの一例である。 省電力監視プログラムの処理のフローチャートの一例である。 タッチ軌跡記録プログラムの処理のフローチャートの一例である。 省電力状態解除プログラムの処理の一例を示す図である。 手書きメモ保存プログラムに処理のフローチャートの一例である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態における手書きメモ保存処理の一例を示す図である。図1では、スマートフォン1は、アプリケーションを実行するアプリケーションCPU(Central Processing Unit) 101と、タッチパネル103を制御するUI(User Interface)−
CPU 120とを備える。
UI−CPU 120は、例えば、アプリケーションCPU 101に比べて、性能が低く、行える処理が限られているものの、消費電力が少ないCPUである。第1実施形態では、UI−CPU 120は、タッチパネル103以外のハードウェア構成要素の制御は行わない。ただし、これに限られず、UI−CPU 120は、タッチパネル以外のハードウェア構成要素の制御を行ってもよい。
第1実施形態では、スマートフォン1は、省電力状態、且つ、画面ロック状態において、タッチパネル103上でユーザの指等の接触が検出された場合に、ユーザの指等のタッチの軌跡を記録する。省電力状態及び画面ロック状態が解除された場合には、スマートフォン1は、省電力状態の間に記録されたユーザの指等のタッチの軌跡の画像ファイルを生成し、この画像ファイルを保存する。これによって、省電力状態、且つ、画面ロック状態において、スマートフォン1は、手書き文字(手書きメモともいう)を保存することができる。
省電力状態とは、未使用時の消費電力を抑えるために、電源がオンとなるハードウェアを最小限に抑えた状態のことである。より具体的には、第1実施形態では、スマートフォン1の省電力状態とは、UI−CPU 120,タッチパネル103,無線通信に係る処理部(図示せず)がオン状態であり、アプリケーションCPU 101,ディスプレイ104を含むその他のハードウェア構成要素はオフ状態である状態を示す。
画面ロック状態とは、タッチパネル103へのタッチ入力に反応してディスプレイ104の表示及び点灯が行われない状態を示す。第1実施形態では、スマートフォン1は、省電力状態に移行する際に、画面ロック状態を設定する。
例えば、スマートフォン1の筺体には、省電力ボタン111が備えられている。スマートフォン1は、第1実施形態では、タッチパネル103や入力ボタン(図示せず)からの入力及び着信が所定時間ない場合、及び、通常状態で省電力ボタン111が押下された場
合に、省電力状態に移行する。また、第1実施形態では、省電力状態で省電力ボタン111が押下されることによって、スマートフォン1は、省電力状態が解除される。
図2は、スマートフォン1のハードウェア構成の一例を示す図である。スマートフォン1は、アプリケーションCPU 101,記憶部102,タッチパネル103,ディスプレイ104,無線部105,オーディオ入出力部106,スピーカー107,マイクロフォン108,アンテナ110,省電力ボタン111,UI−CPU 120,記憶部122を備える。
タッチパネル103は、位置入力装置の1つであって、ディスプレイ104の表面に配置されており、ユーザの指のタッチ位置の座標を、通常時はアプリケーションCPU 101に、省電力状態の場合にはUI−CPU 120に出力する。タッチパネル103上のタッチ位置の座標を、以降、タッチ座標と称する。タッチパネル103は、静電容量方式,抵抗膜方式,表面弾性波方式,赤外線方式,電磁誘導方式等のいずれであってもよい。第1実施形態では、タッチパネル103は、スマートフォン1が省電力状態の場合にもオン状態のままである。
ディスプレイ104は、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,LCD)である。ディスプレイ104は照明手段としてLED(Light Emitting Diode)を備える。ディスプレイ104は、アプリケーションCPU 101から入力される信号に従って、画面データを表示する。第1実施形態では、ディスプレイ104は、スマートフォン1が省電力状態の場合には、オフ状態となる。
無線部105は、アンテナ110と接続しており、アンテナ110を通じて受信した無線信号を電気信号に変換してアプリケーションCPU 101に出力したり、アプリケーションCPU 101から入力される電気信号を無線信号に変換してアンテナ110を通じて送信したりする。無線部105は、無線通信に係る処理を行うプロセッサとメモリとを含んでおり、例えば、第3世代移動通信システム,第2世代移動通信システム,LTE(Long Term Evolution)のうちのいずれか1つ又は複数に対応する。第1実施形態では
、無線部105は、スマートフォン1が省電力状態の場合でも、着信を待ち受けるために、オン状態となる。
オーディオ入出力部106は、音声出力装置としてのスピーカー107と、音声入力装置としてのマイクロフォン108と、接続する。オーディオ入出力部106は、マイクロフォン108から入力された音声信号を電気信号に変換してアプリケーションCPU 101に出力したり、アプリケーションCPU 101から入力された電気信号を音声信号に変換してスピーカー107に出力したりする。第1実施形態では、オーディオ入出力部106,スピーカー107,マイクロフォン108は、スマートフォン1が省電力状態の場合には、オフ状態となる。
記憶部122は、ROM(Read Only Memory) 122A及びRAM(Random Access Memory) 122Bを含む。RAM 122Bには、揮発性のものと不揮発性のものと、双方が含まれる。記憶部122には、アプリケーションCPU 101もUI−CPU 120もアクセスすることができる。第1実施形態では、記憶部122は、スマートフォン1が省電力状態の場合にも、オン状態のままである。
UI−CPU 120は、ROM 122Aに格納されるプログラムをRAM 122Bに展開し、展開された命令を実行することによって、タッチパネル103に関する処理を行う。第1実施形態では、UI−CPU 120は、スマートフォン1の省電力状態の場合にも、オン状態のままである。
記憶部102は、ROM 102A及びRAM 102Bを含む。RAM 102Bには、揮発性のものと不揮発性のものと、双方が含まれる。第1実施形態では、記憶部102は、スマートフォン1が省電力状態の場合には、オフ状態となる。
アプリケーションCPU 101は、ROM 102Aに格納されるプログラムをRAM102bに展開し、展開された命令を実行することによって様々な処理を行う。アプリケーションCPU 101は、タッチパネル103,無線部105,オーディオ入出力部106のいずれかからの入力を受け、所定の処理を実行し、処理の結果を、記憶部102,ディスプレイ104,無線105,オーディオ入出力部106のいずれかへ出力する。第1実施形態では、アプリケーションCPU 101は、スマートフォン1の省電力状態の場合には、オフ状態となる。
省電力ボタン111は、ユーザからの省電力状態への移行又は省電力状態の解除の指示を入力するボタンである。第1実施形態では、スマートフォン1が通常状態の場合に、省電力ボタン111が押下されることによって、省電力状態への移行の電気信号がアプリケーションCPU 101に入力され、スマートフォン1が省電力状態に移行する。また、第1実施形態では、スマートフォン1が省電力状態の場合に、省電力ボタン111が押下されることによって、省電力状態の解除の電気信号がアプリケーションCPU 101に入力され、スマートフォン1の省電力状態が解除される。
なお、携帯タブレット端末1のハードウェア構成は、図2に示されるものに限定されず、適宜、追加、置換、削除等の変更が可能である。例えば、スマートフォン1は、図2に示される構成に加えて、カメラ,赤外線通信部,ICカード通信部等を備えてもよい。スマートフォン1は、態様における「情報処理装置」の一例である。「情報処理装置」の一例には、スマートフォンの他に、携帯タブレット端末,タッチパネルを備える携帯電話端末,タッチパネルを備えるゲーム端末,タッチパネルを備えるノート型パソコン等のタッチパネルを備える携帯可能な情報処理装置がある。
図3は、記憶部102に格納されるプログラム及び情報の一例を示す図である。記憶部102には、アプリケーションCPU 101によって実行されるプログラムが格納される。
ROM 102Aには、省電力状態移行プログラム11,省電力状態解除プログラム12,手書きメモ保存プログラム13が格納される。省電力状態移行プログラム11は、スマートフォン1を省電力状態に移行させるためのプログラムである。省電力状態解除プログラム12は、スマートフォン1を省電力状態から通常状態に移行させるためのプログラムである。手書きメモ保存プログラム13は、スマートフォン1の省電力状態の間に記録されたタッチ軌跡から、該タッチ軌跡を含む手書きメモ画像ファイルを生成し、該ファイルをRAM 102Bに格納するためのプログラムである。ROM 102Aには、他に、OS(Operating System),アプリケーションプログラム等も格納されている。
RAM 102Bには、画像ファイル格納部14が作成される。画像ファイル格納部14は、例えば、手書きメモ保存プログラム13のインストールによってRAM 102Bの記憶領域に作成され、手書きメモ保存プログラム13の実行によって作成される手書きメモ画像ファイルを格納する。
なお、省電力状態移行プログラム11,省電力状態解除プログラム12,手書きメモ保存プログラム13は、不揮発性のRAM 102Bに格納されてもよい。手書きメモ保存プログラム13は、タッチ軌跡記録プログラム16と共に記憶部122のRAM 122
Aに格納されてもよい。
図4は、記憶部122に格納されるプログラム及び情報の一例を示す図である。記憶部122には、UI−CPU 120によって実行されるプログラムが格納される。
ROM 122Aには、省電力監視プログラム15,タッチ軌跡記録プログラム16が格納されている。省電力監視プログラム15は、スマートフォン1の省電力状態への移行を監視するためのプログラムである。タッチ軌跡記録プログラム16は、スマートフォンが省電力状態の間に、タッチパネル103から入力されるタッチの軌跡を記録するためのプログラムである。
RAM 122Bには、タッチ軌跡格納部17が作成される。タッチ軌跡格納部17は、例えば、タッチ軌跡記録プログラム16のインストールによってRAM 122Bの記憶領域に作成され、タッチ軌跡記録プログラム16の実行によって省電力状態の間に検出されるタッチ操作の座標を格納する。
なお、省電力監視プログラム15,タッチ軌跡記録プログラム16は、不揮発性のRAM 122Bに格納されてもよい。
図5は、タッチ軌跡格納部17に格納される座標の一例である。タッチパネル103は、例えば、所定の周期でセンサをスキャンし、容量変化等を検知した場合に、容量変化の座標を取得して、タッチ座標として、UI−CPU 120に出力する。すなわち、UI−CPU 120には、タッチパネル103から、タッチパネル103へのタッチが検知される間、所定の周期でタッチ座標が入力される。所定の周期は、例えば、10ミリ秒〜100ミリ秒である。
UI−CPU 120は、タッチ軌跡記録プログラム16の実行中に、タッチパネル103から所定の周期で連続して入力される複数の座標を、1つの軌跡として記録する。例えば、図5に示される例において、「軌跡1」は、タッチパネル103から所定の周期で連続された一連の座標である。所定の周期での座標の入力が途切れ、再度、座標の入力が始まった場合には、該座標は次の軌跡の開始座標となる。
タッチパネル103の座標は、例えば、X座標とY座標とで示される。X軸は、例えば、タッチパネル103の短手方向である。Y軸は、例えば、タッチパネル103の長手方向である。原点は、例えば、タッチパネル103の端点のいずれか、又は中心点である。
なお、タッチ軌跡格納部17に格納される座標は、タッチ軌跡記録プログラム16の終了とともに削除される。
<処理の流れ>
図6は、省電力状態移行プログラム11の処理のフローチャートの一例である。図6に示されるフローチャートは、すなわち、省電力状態移行プログラム11は、スマートフォン1の起動とともに開始される。
OP1では、アプリケーションCPU 101は、省電力タイマがタイムアウトしたか否かを判定する。省電力タイマは、例えば、所定時間のタイマであって、タッチパネル103又は入力ボタンからの入力,着信等によってリセットされる。所定時間は、例えば、3−10分である。省電力タイマがタイムアウトした場合には(OP1:YES)、すなわち、所定時間タッチパネル103又は入力ボタンからの入力,着信等が無い場合には、処理がOP3に進む。省電力タイマがタイムアウトしていない場合には(OP1:No)
、すなわち、所定時間経過前にタッチパネル103又は入力ボタンからの入力,着信等が有った場合には、処理がOP2に進む。
OP2では、アプリケーションCPU 101は、省電力ボタン111の押下が有るか否かを判定する。省電力ボタン111の押下を検出した場合には(OP2:YES)、処理がOP3に進む。省電力ボタン111の押下を検出しない場合には(OP2:NO)、処理がOP1に戻る。
OP3では、アプリケーションCPU 101は、スマートフォン1のモードを省電力モードに設定し、省電力状態に移行するための処理を行う。省電力モードは、例えば、レジスタ(図示せず)に記録される。以降のOP4−OP6の処理は、省電力状態に移行するための処理である。
OP4では、アプリケーションCPU 101は、画面ロック状態に設定する。これ以降、タッチパネル103にタッチ操作が入力されても、ディスプレイ104の表示は反応して変化しない。
OP5では、アプリケーションCPU 101は、ディスプレイ104の照明(LED)を消灯する。このとき、アプリケーションCPU 101は、オーディオ入出力部106,スピーカー107,マイクロフォン108,記憶部102も順次オフ状態にする。
OP6では、アプリケーションCPU 101の動作が停止し、アプリケーションCPU 101がオフ状態となり、スマートフォン1の省電力状態への移行が完了する。スマートフォン1の省電力状態への移行が完了すると、図6に示される処理が終了する。なお、スマートフォン1では、UI−CPU 120とタッチパネル103と記憶部122とはオン状態である。
図7は、省電力監視プログラム15の処理のフローチャートの一例である。図7に示されるフローチャートは、すなわち、省電力監視プログラム15は、スマートフォン1の起動とともに開始される。
OP11では、UI−CPU 120は、スマートフォン1が省電力状態へ移行するのを監視する。スマートフォン1が省電力状態へ移行した場合には(OP11:YES)、処理がOP12に進む。例えば、UI−CPU 120は、スマートフォン1の省電力状態への移行を、省電力モードの設定(図6、OP3参照)によって判定する。ただし、これに限られず、UI−CPU 120は、アプリケーションCPU 101の動作停止を検出することによって、スマートフォン1の省電力状態への移行を判定してもよい。
OP12では、UI−CPU 120は、タッチ軌跡記録プログラム16を起動させる。その後、図7に示される処理が終了する。
図8は、タッチ軌跡記録プログラム16の処理のフローチャートの一例である。図8に示されるフローチャートは、すなわち、タッチ軌跡記録プログラム16は、スマートフォン1の省電力状態への移行を契機に開始される。
OP21では、UI−CPU 120は、タッチパネル103へのタッチ操作を検出したか否かを判定する。UI−CPU 120がタッチパネル103へのタッチ操作を、タッチパネル103からの座標の入力によって、検出した場合には(OP21:YES)、処理がOP22に進む。タッチパネル103へのタッチ操作が検出されない場合には(OP21:NO)、処理がOP23に進む。
OP22では、UI−CPU 120は、タッチパネル103から順次入力されるタッチ座標をタッチ軌跡格納部17に記録する。
OP23では、UI−CPU 120は、スマートフォン1の省電力状態が解除されたか否かを判定する。スマートフォン1の省電力状態の解除は、例えば、省電力モードの設
定の解除、アプリケーションCPU 101の起動によって検出される。スマートフォン1の省電力状態が解除された場合には(OP23:YES)、図8に示される処理が終了する。スマートフォン1が省電力状態を維持している場合には(OP23:NO)、処理がOP21に戻る。
図9は、省電力状態解除プログラム12の処理の一例を示す図である。図9に示されるフローチャート、すなわち、省電力状態解除プログラム12は、スマートフォン1が省電力状態で、且つ、省電力ボタン111が押下された場合に開始される。
OP31では、アプリケーションCPU 101が起動する。OP32では、アプリケーションCPU 101は、ディスプレイを点灯する。また、OP32では、アプリケーションCPU 101は、オーディオ入出力部106,スピーカー107,マイクロフォン108,記憶部102も順次オン状態にする。
OP33では、アプリケーションCPU 101は、画面ロック状態を解除する。これ以降、タッチパネル103へのタッチによってディスプレイ104の表示及び点灯が反応するようになる。
OP34では、アプリケーションCPU 101は、省電力モードを解除する。例えば、アプリケーションCPU 101は、レジスタ(図示せず)に記録される省電力モードを削除または通常モードに設定することによって省電力モードを解除する。
OP35では、アプリケーションCPU 101は、手書きメモ保存プログラム13を起動する。OP36では、アプリケーションCPU 101は、ディスプレイ104にホーム画面を表示させる。その後、図9に示される処理が終了する。
図10は、手書きメモ保存プログラム13に処理のフローチャートの一例である。図10に示されるフローチャートは、すなわち、手書きメモ保存プログラム13は、スマートフォン1の省電力状態が解除されると、開始される(図9、OP35参照)。
OP41では、アプリケーションCPU 101は、タッチ軌跡格納部17にタッチの軌跡が記録されているか否かを判定する。タッチ軌跡格納部17にタッチの軌跡が記録されている場合には(OP41:YES)、処理がOP42に進む。タッチ軌跡格納部17にタッチの軌跡が記録されていない場合には(OP41:NO)、図10に示される処理が終了する。
OP42では、アプリケーションCPU 101は、タッチ軌跡格納部17に格納されるタッチの軌跡の座標から手書きメモ画像ファイルを生成する。OP43では、アプリケーションCPU 101は、手書きメモ画像ファイルを画像ファイル格納部14に保存する。その後、図10に示される処理が終了する。
画像ファイル格納部14に格納された手書きメモ画像ファイルは、ユーザからの操作入力によって表示が指示されると、画像ファイル格納部14から読み出され、ディスプレイ104に表示される。
<第1実施形態の作用効果>
第1実施形態では、スマートフォン1は、省電力状態且つ画面ロック状態において、タッチパネル103へのタッチ操作がなされた場合に、該タッチ操作の軌跡を記録する。これによって、スマートフォン1が省電力状態且つ画面ロック状態であって、ユーザが急遽メモを取りたい場合には、ユーザはタッチパネル103上で文字を書くように指を動かせばよく、素早く簡便にメモを記録することができる。
また、UI−CPU 120がアプリケーションCPU 101より消費電力が小さい場合には、省電力状態において、スマートフォン1は、タッチ操作の軌跡を記録することができるため、タッチ操作の軌跡を記録するために要する消費電力を抑えることができる。
<その他>
なお、図6−図10に示される各フローチャート内の処理の順番は、図6−図10に示されるものに限定されない。また、スマートフォン1の省電力状態への移行及び省電力状態の解除の条件は、第1実施形態で説明されたものに限られない。スマートフォン1の省電力状態への移行及び省電力状態の解除の条件は、製造メーカーの仕様に依存する。スマートフォン1の省電力状態への移行及び省電力状態の解除の条件に応じて、図6−図10に示される各フローチャート内の処理は、適宜、順番変更,追加,削除されてもよい。
例えば、省電力状態に移行しても、ユーザのボタン操作等による指示が無い限り画面ロック状態が設定されず、タッチパネル103へのタッチか検出されると、省電力状態が解除される、という仕様のスマートフォンがある。このようなスマートフォンの場合には、タッチ軌跡記録プログラム16を、省電力状態への移行と画面ロック状態の設定とを条件に起動するようにしてもよい。
また、例えば、省電力状態の解除の後に、セキュリティのための画面ロック解除画面を表示し、該画面において画面ロック解除操作を行うことで画面ロックが解除される、という仕様のスマートフォンがある。この場合には、タッチ軌跡記録プログラム16の終了条件を画面ロック解除にし、UI−CPU 120は、画面ロック解除画面において、画面ロック解除操作以外のタッチ操作が検出された場合にも、タッチ軌跡格納部17に記録するようにしてもよい。また、この場合には、アプリケーションCPU 101は、画面ロック状態が解除されたことを契機に、手書きメモ保存プログラム13を起動させる。
第1実施形態では、スマートフォン1は、タッチパネル103を制御するUI−CPU
120を備えた。ただし、これに限られず、UI−CPU 120を備えていないスマートフォンでも、第1実施形態で説明された技術を適用可能である。例えば、アプリケーションCPU 101が、省電力状態でオフ状態にならずに、タッチ軌跡記録プログラム16を実行することによって、UI−CPU 120を備えていないスマートフォンでも第1実施形態で説明された技術を適用可能である。
1 スマートフォン
11 省電力状態移行プログラム
12 省電力状態解除プログラム
13 手書きメモ保存プログラム
14 画像ファイル格納部
15 省電力監視プログラム
16 タッチ軌跡記録プログラム
17 タッチ軌跡格納部

Claims (9)

  1. タッチパネルと、前記タッチパネルを制御するプロセッサと、ディスプレイと、メモリと、を備える情報処理装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記ディスプレイの消灯状態において、前記タッチパネルへの接触が検知される場合に、前記ディスプレイは消灯状態のまま、前記タッチパネルへの接触の座標を前記メモリに記録する、
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記ディスプレイが点灯状態に遷移した場合に、前記メモリに格納される前記接触の軌跡を含む画像ファイルを生成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、アプリケーションを実行する第2のプロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    前記ディスプレイの消灯状態、且つ、前記第2のプロセッサのオフ状態において、前記タッチパネルへの接触が検知される場合に、前記ディスプレイは消灯状態、且つ、前記第2のプロセッサはオフ状態のまま、前記タッチパネルへの接触の座標を前記メモリに記録し、
    前記第2のプロセッサは、
    前記第2のプロセッサがオン状態に遷移し、前記ディスプレイが点灯状態に遷移した場合に、前記メモリに格納される前記接触の軌跡を含む画像ファイルを生成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. タッチパネルと、前記タッチパネルを制御するプロセッサと、ディスプレイと、メモリと、を備える情報処理装置において、
    前記プロセッサが、
    前記ディスプレイの消灯状態において、前記タッチパネルへの接触が検知される場合に、前記ディスプレイは消灯状態のまま、前記タッチパネルへの接触の座標を前記メモリに記録する、
    情報処理方法。
  5. 前記プロセッサが、
    前記ディスプレイが点灯状態に遷移した場合に、前記メモリに格納される前記接触の軌跡を含む画像ファイルを生成する、
    請求項4に記載の情報処理方法。
  6. 前記情報処理装置は、アプリケーションを実行する第2のプロセッサを備え、
    前記プロセッサが、
    前記ディスプレイの消灯状態、且つ、前記第2のプロセッサのオフ状態において、前記タッチパネルへの接触が検知される場合に、前記ディスプレイは消灯状態、且つ、前記第2のプロセッサはオフ状態のまま、前記タッチパネルへの接触の座標を前記メモリに記録し、
    前記第2のプロセッサが、
    前記第2のプロセッサがオン状態に遷移し、前記ディスプレイが点灯状態に遷移した場合に、前記メモリに格納される前記接触の軌跡を含む画像ファイルを生成する、
    請求項4に記載の情報処理方法。
  7. タッチパネルと、前記タッチパネルを制御するプロセッサと、ディスプレイと、メモリと、を備える情報処理装置において、
    前記プロセッサに、
    前記ディスプレイの消灯状態において、前記タッチパネルへの接触が検知される場合に、前記ディスプレイは消灯状態のまま、前記タッチパネルへの接触の座標を前記メモリに記録させる、
    ための情報処理プログラム。
  8. 前記プロセッサに、
    前記ディスプレイが点灯状態に遷移した場合に、前記メモリに格納される前記接触の軌跡を含む画像ファイルを生成させる、
    ための請求項7に記載の情報処理プログラム。
  9. 前記情報処理装置は、アプリケーションを実行する第2のプロセッサを備え、
    前記プロセッサに、
    前記ディスプレイの消灯状態、且つ、前記第2のプロセッサのオフ状態において、前記タッチパネルへの接触が検知される場合に、前記ディスプレイは消灯状態、且つ、前記第2のプロセッサはオフ状態のまま、前記タッチパネルへの接触の座標を前記メモリに記録させ、
    前記第2のプロセッサに、
    前記第2のプロセッサがオン状態に遷移し、前記ディスプレイが点灯状態に遷移した場合に、前記メモリに格納される前記接触の軌跡を含む画像ファイルを生成させる、
    ための請求項7に記載の情報処理プログラム。
JP2013070485A 2013-03-28 2013-03-28 情報処理装置,情報処理方法及び情報処理プログラム Active JP6089879B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013070485A JP6089879B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 情報処理装置,情報処理方法及び情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013070485A JP6089879B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 情報処理装置,情報処理方法及び情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014194643A true JP2014194643A (ja) 2014-10-09
JP6089879B2 JP6089879B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=51839861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013070485A Active JP6089879B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 情報処理装置,情報処理方法及び情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6089879B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11042228B2 (en) 2015-07-29 2021-06-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Low-power written input for an electronic device

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003271899A (ja) * 2002-03-13 2003-09-26 Fujitsu Ltd 実時間枠なしオンライン手書き文字認識装置及びそれを実現するプログラム
JP2008113148A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Kyocera Corp 携帯端末装置における操作キー群のレイアウト方法および操作キー群レイアウト装置
JP2010165174A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Fujifilm Corp 表示装置
JP2011161782A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム、電力モード管理方法、電力モード管理プログラム及び記録媒体
WO2012141083A1 (ja) * 2011-04-13 2012-10-18 シャープ株式会社 携帯端末装置およびその制御方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003271899A (ja) * 2002-03-13 2003-09-26 Fujitsu Ltd 実時間枠なしオンライン手書き文字認識装置及びそれを実現するプログラム
JP2008113148A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Kyocera Corp 携帯端末装置における操作キー群のレイアウト方法および操作キー群レイアウト装置
JP2010165174A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Fujifilm Corp 表示装置
JP2011161782A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム、電力モード管理方法、電力モード管理プログラム及び記録媒体
WO2012141083A1 (ja) * 2011-04-13 2012-10-18 シャープ株式会社 携帯端末装置およびその制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11042228B2 (en) 2015-07-29 2021-06-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Low-power written input for an electronic device

Also Published As

Publication number Publication date
JP6089879B2 (ja) 2017-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11614948B2 (en) Device and method for executing a memo application in response to detachment of a stylus
US9753607B2 (en) Electronic device, control method, and control program
KR102545602B1 (ko) 전자 장치 및 그의 동작 방법
KR20180097384A (ko) 전자 장치 및 전자 장치 제어 방법
US20120233571A1 (en) Method and apparatus for providing quick access to media functions from a locked screen
KR102485448B1 (ko) 제스처 입력을 처리하기 위한 전자 장치 및 방법
KR102557125B1 (ko) 전자 장치 및 그 제어 방법
KR102324083B1 (ko) 화면 확대 제공 방법 및 그 전자 장치
KR20160014481A (ko) Idle 모드에서 동작하는 전자 장치 및 방법
KR20180026983A (ko) 전자 장치 및 그 제어 방법
KR102660947B1 (ko) 양면 디스플레이를 갖는 전자 장치 및 어플리케이션 제어 방법
KR102536148B1 (ko) 전자 장치의 동작 방법 및 장치
EP2919445A1 (en) Activation of an electronic device with a capacitive keyboard
KR20180083764A (ko) 전자 장치의 사용 환경에 따른 사용자 인터페이스를 제공하는 전자 장치 및 그 방법
KR102553558B1 (ko) 전자 장치 및 전자 장치의 터치 이벤트 처리 방법
US10159046B2 (en) Mobile terminal device
KR102544716B1 (ko) 화면 출력 방법 및 이를 지원하는 전자 장치
JP6153411B2 (ja) 端末装置
US11042186B2 (en) Electronic device and control method thereof for changing user interface when device is under water
JP2016115028A (ja) 情報処理装置および情報処理装置の制御方法
JP6089879B2 (ja) 情報処理装置,情報処理方法及び情報処理プログラム
KR102526860B1 (ko) 전자 장치 및 전자 장치 제어 방법
KR20180109614A (ko) 알림을 표시하는 전자 장치 및 그 동작 방법
JP6871846B2 (ja) 電子機器および制御方法
CN107835553B (zh) 控制手电筒的方法、移动终端及计算机可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6089879

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533