JP2011253224A - 画像処理装置、インタフェース画面表示方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、インタフェース画面表示方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所望の機能が表示されていることをユーザが正確に認識できるように通知するユーザインタフェース機能を備える画像処理装置の提供。
【解決手段】画像処理装置は、自装置が有する1機能を示す機能バッジが基本機能画面及びスクロール画面にそれぞれ表示されている場合、基本機能画面に表示されている機能バッジがユーザによって選択された場合には、基本機能画面に重ねてその機能バッジの項目設定ウィンドウ100を表示し、スクロール画面に表示されている機能バッジが選択された場合には、基本機能画面に遷移してその機能バッジの項目設定ウィンドウ100を表示する。
【選択図】図11

Description

本発明は、画像処理装置等に備えられる操作パネルに関する。
近年、コピー機は多機能化が進み、オフィスに設置されているコピー機はFAX機能、プリント機能等の複数の機能を併せ持つ、いわゆる、複合機(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」という。)が主流となっている。
多機能化が進めば、1台のMFPで多くの機能が使用出来て便利になるが、その操作方法は複雑になっていくことが多い。すなわち、MFPに備えられている操作パネルの大きさには限度があることから、使用できる全ての機能及び設定項目等を表す文字又は図等を、ユーザが視認できる大きさで一度に表示することが難しくなるからである。
このような場合、複数の設定画面を切り替えて表示するように構成されたGUI(Graphical User Interface)(以下、「インタフェース」という。)、及び、表示画面に収まりきらない文字等を上下又は左右にスライドさせて表示する、いわゆる、スクロール表示をするインタフェース等を用いることで操作性の向上を図っている。
また、操作性の向上を図るために、MFPが備えている機能のうち、ユーザが頻繁に使用する機能又は基本的な機能等を、アクセスが容易な画面に集めて表示させることが提案されている。更には、操作パネルに表示されている登録用の画面を用いて、簡易画面に表示するボタンをユーザが選択する技術が提案されている(特許文献1等参照)。
特開2007−68040号公報
しかし、例えば、あるユーザが、頻繁に使用するであろうと思われる機能等をアクセスが容易な画面に集めて表示させた場合、他のユーザは、どの機能がその画面に集められたのかを知らない場合があり得る。また、機能を選択したユーザ自身も忘れることもあり得る。
ユーザは、アクセスが容易な画面に所望の機能が表示されているにもかかわらず、MFPが備える全機能が表示された画面から所望の機能を探し出すことになる。
このような場合、アクセスが容易な画面に所望の機能が表示されていることを知らせてくれることが望ましい。それも、単なるメッセージの表示及び音声ガイダンス等によるものではなく、どの画面に在るのか等の情報をより正確に通知してくれることが望ましい。
そこで、本発明は、アクセスが容易な画面に所望の機能が表示されていることを、ユーザが正確に認識できるように通知するユーザインタフェース機能を備える画像処理装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、自装置が有する1機能を示す画像であるバッジがそれぞれ配置されている第1画面及び第2画面、並びに、当該バッジがユーザによって選択された場合に当該バッジが示す機能に関する第3画面を表示する画面表示手段と、前記第1画面に配置されている前記バッジがユーザによって選択された場合には、当該第1画面に配置されている当該バッジが選択されたことを示す情報と共に前記第3画面を表示させ、前記第2画面に配置されている前記バッジがユーザによって選択された場合には、当該バッジが示す機能と同じ機能を示すバッジが前記第1画面に配置されていることを示す情報と共に前記第3画面を表示させる表示制御手段とを有する。
上記構成の画像処理装置は、アクセスが容易な画面に所望の機能が表示されていることを、ユーザが正確に認識できるように通知することが可能となる。
MFPの全体の概略を示す図である。 MFPのハードウェア構成の例を示す図である。 基本機能画面を示す図である。 スクロール画面を示す図である。 全ての機能バッジ、機能バッジエリア、スクロールトラック、及び、スライドゲージの関係を示す図である。 基本機能画面の機能バッジの項目設定ウィンドウを表示した画面を示す図である。 スクロール画面の機能バッジの項目設定ウィンドウを表示した画面を示す図である。 基本機能画面から機能バッジの項目を設定する場合を説明する図である。 スクロール画面から機能バッジの項目を設定する場合を説明する図である。 「中止」ボタンがタッチされた場合を説明する図である。 「OK」ボタンがタッチされた場合を説明する図である。 MFPの機能的構成の例を示すブロック図である。 機能バッジ構成テーブルの構成及び内容の例を示す図である。 画面表示処理を示すフローチャートである。
<実施形態>
以下、本発明に係る画像処理装置が備えるユーザインタフェース機能を説明する。実施形態では、画像処理装置の一形態であるMFP1000が備えるユーザインタフェース機能について図を用いて説明する。尚、MFP(複合機)のほか、スキャナ、ファクス、プリント等の機能を単体で備える装置であってもよい。
図1は、本実施形態のMFP1000の全体の概略を示す図である。
MFP1000は、操作パネル20fを備え、この操作パネル20fを用いてユーザインタフェース機能を実現する。MFP1000は、操作パネル20fを介して設定された項目に応じて、以下のユニット等を制御し、ユーザが所望するプリント等を行う。
MFP1000は、黒(K)の像を形成するための画像形成ユニットを備え、その画像形成ユニットには、感光体といわれる像担持体1と、像担持体1の表面を一様な電位に帯電させるための帯電装置2と、帯電した像担持体1の表面に、光を照射して所定の静電潜像を形成するための像露光装置3と、静電潜像が形成された領域に粉体状の色材であるトナーを静電吸着させて現像するための現像装置4が備えられている。イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)それぞれの色の像を形成する画像形成ユニットは、黒(K)の像を形成するための画像形成ユニットと同様の構成である。
MFP1000は、更に、各々の像担持体1の表面に現像されたトナーを、中間転写体としての転写ベルト5上へ転写(1次転写)させるための1次転写装置6と、1次転写された転写ベルト5上のトナーを記録紙または樹脂フィルムといった記録媒体11上へ転写(2次転写)させるための2次転写装置7と、記録媒体11上に2次転写されたトナーを定着するための定着装置8とを備えている。
図2は、MFP1000のハードウェア構成の例を示す図である。
MFP1000は、CPU(Central Processing Unit)20a、RAM(Random Access Memory)20b、ROM(Read Only Memory)20c、ハードディスク20d、制御用回路20e、操作パネル20f、通信インタフェース(I/F)20g、印刷装置20h及びスキャナ20i等によって構成される。
制御用回路20eは、ハードディスク20d、操作パネル20f、通信インタフェース20g、印刷装置20h及びスキャナ20i等の装置を制御するための回路である。
操作パネル20fは、ユーザが指先等で触れた位置を検出するタッチパネルでディスプレイの表示面を覆ったインタフェース装置であり、ユーザに対するメッセージ等の画面、及び、ユーザが所望する処理等の指示を入力するための画面等を表示する。また、ユーザは、タッチパネルの所定の位置に触れること等によってMFP1000に対して所望の設定を行うことができる。
次に、通信インタフェース20gは、通信回線を介して認証サーバ及びユーザ端末等の他の装置(図示略)とTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等のプロトコルに従い通信を行うためのNIC(Network Interface Card)又はモデム等である。
印刷装置20hは、メモリ(RAM20b、ハードディスク20d等)に記憶されている画像データや、ユーザ端末等から送信されてきた画像データに基づいて印刷する装置である。
スキャナ20iは、いわゆる、イメージスキャナであり、紙等の原稿から図形や写真等を読み取って、画像データとしてMFP1000内のメモリに記憶させる装置である。MFP1000は、スキャナ20iにより原稿の画像を読み取り、印刷装置20hにより、その読み取り画像に基づき印刷することで、いわゆるコピー機能を実現する。
<操作パネル及びスクロール画面>
次に、図3〜図5を用いて操作パネル20fの構成及び表示の例を説明する。
図3に示すように、操作パネル20fは、タッチパネル部21と操作キー部22とで構成される。
タッチパネル部21は、ディスプレイの表面を透明なタッチパネルで覆ったインタフェース装置であり、MFP1000の状態をユーザに対して通知する画面、及び、ユーザが指で触れることによりMFP1000に対して指示を与えるための画面等を表示する。
操作キー部22は、コピーやFAX等のMFP1000が備える基本的な機能を指示するためのハードキー、例えば、機能バッジ30の項目内容のリセット指示を行う「reset」キー22a、FAX、又は、スキャンに関する画面の表示指示を行う「fax/scan」キー22b、コピー機能を使用することの指定を行う「copy」キー22c、及び、いわゆるテンキー等を備える。操作キー部22は、ユーザからの指示を受け付ける機能のみを有する。尚、操作キー部22が備えるハードキーは、タッチパネル部21に表示されることとしてもよい。
タッチパネル部21には、操作キー部22の「copy」キー22cを押下すると表示される基本機能画面1310が表示されている。
この基本機能画面はいわゆる初期画面であり、コピー操作は、この基本機能画面から開始される。従って、基本機能画面は、表示される回数及び表示されている時間が長い画面であり、ユーザによってタッチされることが多い画面であると推測できる。
基本機能画面1310には、7つの機能バッジ30、及び、3つの切替ボタン51が表示されている。また、切替ボタン51の1つである「基本機能1」が、カーソル52でフォーカスされている。
機能バッジ30は、MFP1000が備える機能を示す画像であり、1つの機能バッジ30はMFP1000が備える機能の1つに対応している。
機能バッジ30は、対応する機能を示す機能種別301、機能を表すイラスト302、及び、現在設定されている項目内容303を示す文字列等で構成されている。この機能バッジ30をタッチすることでその項目内容を設定する。項目内容を設定する方法として、機能バッジ30にタッチすることで「ON」と「OFF」を入れ替えて設定する方法がある。いわゆる、トグルキーである。また、別の方法として、項目設定用の画面、例えば、ポップアップウィンドウが表示され、表示されたウィンドウ(以下、「項目設定ウィンドウ」と言う。)において項目を設定する方法等がある。
切替ボタン51は、タッチパネル部21に表示される画面を切り替えるためのボタンである。
実施形態では、3つの切替ボタン51は、「基本機能1」切替ボタン51、「基本機能2」切替ボタン51、及び、「応用機能」切替ボタン51である。
「基本機能1」切替ボタン51は、基本機能画面1310に「基本機能1」の機能バッジ30を表示する指示を行うためのボタンである。すなわち、「基本機能2」の機能バッジ30が表示されている場合に、「基本機能2」の機能バッジ30に替えて「基本機能1」の機能バッジ30を表示するためのボタンである。
「基本機能2」切替ボタン51は、基本機能画面1310に「基本機能2」の機能バッジ30を、「基本機能1」の機能バッジ30に替えて表示するためのボタンである。
「応用機能」切替ボタン51は、図4及び図6を用いて後で説明するスクロール画面1210を表示するためのボタンである。
図4は、MFP1000が備えるコピーに関する全機能バッジ30をスクロール表示するスクロール画面1210を示す図である。
機能バッジ30は、図3の機能バッジ30と同様のものであり、MFP1000が備える機能を示す画像である。
スクロール画面1210のうち、この複数の機能バッジ30を表示している領域を機能バッジエリア23という。この機能バッジエリア23には、MFP1000が備える全ての機能バッジ30のうちの一部、図4では「ブック原稿」、「連続読込み」等の8つが表示されている。
機能バッジエリア23の下部には、スクロールトラック24、スライドゲージ25が表示されている。
図5に、全ての機能バッジ30、機能バッジエリア23、スクロールトラック24、及び、スライドゲージ25の関係を示す。
図5では、説明の便宜上、MFP1000は、機能バッジ30A〜機能バッジ30Zまでの26個の機能バッジ30を備えるものとする。
機能バッジエリア23には、機能バッジ30A〜機能バッジ30Zのうちの連続する8つの機能バッジ30が表示される。いずれの機能バッジ30を表示するかは、スライドゲージ25で指定する。
スクロールトラック24は、その全長で機能バッジ30A〜機能バッジ30Zを表し、スクロールトラック24上に記載されている正方形の領域(以下、「マーカー」という。)1つが1つの機能バッジ30に対応する。
スライドゲージ25は、スクロールトラック24に沿って移動し、スクロールトラック24上のマーカー8つを矩形で囲んで指定する。すなわち、スライドゲージ25が指定した8つのマーカーに対応する機能バッジ30が、機能バッジエリア23に表示されていることになる。
従って、スライドゲージ25をタッチ(押下)した状態でスクロールトラック24に沿って移動(以下、「ドラッグ」ともいう。)させると、スライドゲージ25で指定されたマーカーに対応する機能バッジ30が順次表示される。すなわち、スクロールされて表示される。
図4の「閉じる」ボタン26は、スクロール画面1210を閉じる指示を行うボタンである。スクロール画面1210を閉じると、基本機能画面1310が表示される。
また、「<」ボタン27は、スライドゲージ25を左に機能グループ単位に移動させることを指示するボタンである。機能グループとは、機能バッジ30をその機能の種類に応じて分けたグループをいう。図4では、原稿50a、画質/濃度50b〜その他50iまでの9つの機能グループが記載されている。各機能グループは、それぞれの機能グループを構成する機能バッジ30に対応したマーカーを矩形で囲むことで示されている。
「>」ボタン28は、スライドゲージ25を右に機能グループ単位に移動させることを指示するボタンである。
<項目設定ウィンドウの表示>
次に、図6及び図7を用いて、機能バッジ30の項目を設定する方法として、項目設定ウィンドウを用いる方法について説明する。
図6は、基本機能画面1310の機能バッジ30をタッチして、その機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100を表示した画面を示す図である。
図6では、基本機能画面1310の「カラー」機能バッジ30がタッチされ、「カラー」項目設定ウィンドウ100が表示されている。
図7は、スクロール画面1210の機能バッジエリア23に表示されている機能バッジ30をタッチして、その機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100を表示した画面を示す図である。
図7では、スクロール画面1210の「カラー」機能バッジ30がタッチされ、「カラー」項目設定ウィンドウ100が表示されている。
機能バッジ30がタッチされて、その項目設定ウィンドウ100が表示される場合、通常は、図6及び図7で示すように、機能バッジ30が表示されている画面に重ねて表示される。
すなわち、基本機能画面1310の機能バッジ30がタッチされた場合には、基本機能画面1310に重ねて項目設定ウィンドウ100が表示され、スクロール画面1210の機能バッジ30がタッチされた場合には、スクロール画面1210に重ねて項目設定ウィンドウ100が表示される(このような項目設定ウィンドウ100を、以下、「通常の項目設定ウィンドウ100」という場合がある)。
但し、本実施形態のMFP1000では、基本機能画面1310とスクロール画面1210とに、同じ機能を示す機能バッジ30が表示されている場合には、スクロール画面1210の機能バッジ30がタッチされた場合であっても、スクロール画面1210に重ねて項目設定ウィンドウ100は表示されない。実施形態では、スクロール画面1210から基本機能画面1310に遷移させて、基本機能画面1310の機能バッジ30がタッチされたときのように項目設定ウィンドウ100を基本機能画面1310に重ねて表示させる。
基本機能画面1310とスクロール画面1210とに、同じ機能を示す機能バッジ30が表示されている場合の例を、図8及び図9を用いて説明する。
ここでは、「カラー」機能バッジ30が、基本機能画面1310とスクロール画面1210とに表示されているものとする。
図8を用いて、基本機能画面1310から機能バッジ30の項目を設定する場合を説明する。
画面01に示すように、基本機能画面1310の「カラー」機能バッジ30をユーザがタッチすると、画面02に示すように、基本機能画面1310に重ねて項目設定ウィンドウ100が表示される。ユーザは、項目設定ウィンドウ100に表示された項目をタッチして項目内容を設定する。
次に、図9を用いて、スクロール画面1210から機能バッジ30の項目を設定する場合を説明する。
画面10に示すように、まず基本機能画面1310の「応用機能」切替ボタン51をユーザがタッチすると、画面11に示すスクロール画面1210が表示される。
次に、画面11に示すように、スクロール画面1210の「カラー」機能バッジ30をユーザがタッチすると、画面12に示すように、基本機能画面1310に重ねて項目設定ウィンドウ100が表示される。すなわち、基本機能画面1310に遷移して、項目設定ウィンドウ100が表示される。ここで、ユーザは、項目設定ウィンドウ100の背景がスクロール画面1210から基本機能画面1310に変わったことで、タッチした機能バッジ30と同じ機能の機能バッジ30が基本機能画面1310にも表示されていることを認識することとなる。ユーザは、項目設定ウィンドウ100に表示された項目をタッチして項目内容を設定する。
尚、「カラー」機能バッジ30がスクロール画面1210にのみ表示されている場合は、画面11で「カラー」機能バッジ30をユーザがタッチすると、図7で示すように、スクロール画面1210に重ねて「カラー」項目設定ウィンドウ100が表示される。
基本機能画面1310は、いわゆる初期画面であり、コピー操作は、この基本機能画面から開始される。一方、スクロール画面1210は、基本機能画面1310の「応用機能」切替ボタン51をタッチして表示される、いわゆる子画面である。従って、基本機能画面1310の方がスクロール画面1210より、画面の階層として浅い位置にあるため、より表示し易い、すなわち、よりアクセスし易い画面であるといえる。
また、スクロール画面1210では、MFP1000が備える全ての機能の項目を設定できるものの、スライドゲージ25をドラッグさせて所望の機能バッジ30を見つける必要があるが、基本機能画面1310では、機能バッジ30が複数個、実施形態では7個並んで表示されているので、所望する機能バッジ30をすぐに見つけることが出来る。
従って、実施形態のMFP1000では、スクロール画面1210の機能バッジ30がタッチされた場合に、タッチされた機能バッジ30と同じ機能を示す機能バッジ30が基本機能画面1310に表示されている場合には、基本機能画面1310に重ねて項目設定ウィンドウ100を表示させることで、基本機能画面1310にも同じ機能の機能バッジ30があることをユーザに知らせる。
ユーザは、表示された項目設定ウィンドウ100の背景がスクロール画面1210から基本機能画面1310に変わっていることで、基本機能画面1310にも同じ機能の機能バッジ30があることを知ることができ、且つ、印象に残りやすくなる。従って、次にその機能バッジ30の項目を設定する場合は、より表示し易い画面から設定することができるようになる。
<項目設定ウィンドウを閉じた後の画面>
ここでは、スクロール画面1210の機能バッジ30をタッチし、基本機能画面1310に重ねて表示された項目設定ウィンドウ100(以下、「遷移後の項目設定ウィンドウ100」という。)を閉じた後の処理について、図10及び図11を用いて説明する。
通常の項目設定ウィンドウ100では、「中止」ボタン又は「OK」ボタンがタッチされた場合は、項目設定ウィンドウ100が閉じられ、背景となっていた画面が表示される。
しかし、この遷移後の項目設定ウィンドウ100では、「中止」ボタンがタッチされると、項目設定ウィンドウ100が閉じられた後、項目設定ウィンドウ100の背景となっていた基本機能画面1310ではなく、スクロール画面1210が表示される。
図10を用いて、「OK」ボタンがタッチされた場合を説明する。
画面20に示すように、項目設定ウィンドウ100において、「OK」ボタンがタッチされて項目設定処理が行われた場合には、この項目設定ウィンドウ100はユーザが所望する機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100であったと判断する。
従って、画面21に示すように、項目設定ウィンドウ100を閉じて基本機能画面1310に戻る。
次に、図11を用いて、「中止」ボタンがタッチされた場合を説明する。
画面30に示すように、項目設定ウィンドウ100において、「中止」ボタンがタッチされて項目設定処理がキャンセルされた場合には、この項目設定ウィンドウ100はユーザが所望する機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100ではなかったと判断する。
従って、他の機能バッジ30の項目を設定することができるように、画面31に示すように、項目設定ウィンドウ100を閉じてスクロール画面1210に遷移する。
<構成>
以下、図12用いて、MFP1000が備えるユーザインタフェース機能について説明する。
図12は、MFP1000の機能的構成の例を示すブロック図である。
図12では、MFP1000が備えるユーザインタフェース機能に関連する機能部を中心に記載している。MFP1000は、その他に一般的な複合機と同様の機能を備えるが、それらについての説明は省略する。
MFP1000は、操作パネル20f、全体制御部1100、スクロール画面表示処理部1200、基本機能画面表示処理部1300、表示画面判定部1400、スキャナ処理部1500、印刷処理部1600、画面構成情報記憶部1700、及び、項目内容記憶部1900を有する。
以下に説明するMFP1000の各部の機能の全部または一部は、MFP1000のハードディスク20d等のメモリに格納されているプログラムが、CPU20aにより実行されることで実現される。
全体制御部1100は、MFP1000全体の動作を制御する。全体制御部1100は、操作パネル20fに対するユーザの操作を検出し、その操作に対応する制御を行う。例えば、基本機能画面1310の「応用機能」切替ボタン51がタッチされた旨を基本機能画面表示処理部1300から通知された場合には、スクロール画面表示処理部1200にスクロール画面1210の表示指示を出す。また、「reset」キー22a(図3参照)が押下された場合に、リセットが必要な機能部にリセットの指示を出す等である。
スクロール画面表示処理部1200は、全体制御部1100の指示により、操作パネル20fのタッチパネル部21に、スクロール画面1210を表示する。スクロール画面表示処理部1200は、例えば、電源が投入され、ユーザによっていずれの項目内容も変更されることなく基本機能画面1310の「応用機能」切替ボタン51がタッチされた場合には、項目内容記憶部1900に記憶されている初期値を参照し、その初期値に対応したスクロール画面を表示する。
スクロール画面を表示後、スクロール画面表示処理部1200は、ユーザの指示に応じた画面を表示させる機能を有する。例えば、ユーザの指示に応じてスライドゲージ25をスライドさせながら表示し、スライドゲージ25の位置に応じて機能バッジエリア23に該当する機能バッジ30を表示する。
また、スクロール画面表示処理部1200は、機能バッジ30がタッチされた場合には、その機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100を表示する機能を有する。その際、スクロール画面表示処理部1200は、表示画面判定部1400に項目設定ウィンドウ100を表示するか否かを問い合わせ、表示する旨の返答である場合は、項目設定ウィンドウ100を表示する。表示しない旨の返答である場合は、全体制御部1100を介して、基本機能画面表示処理部1300に項目設定ウィンドウ100を表示させる。
更に、スクロール画面表示処理部1200は、全体制御部1100から「リセット」の指示があった場合は、全機能バッジ30の項目内容を、項目内容記憶部1900に記憶されている初期値に戻し、項目内容303(図5参照)を初期値の内容が反映されたものとする。
基本機能画面表示処理部1300は、全体制御部1100の指示により、操作パネル20fのタッチパネル部21に、基本機能画面1310を表示する機能を有する。
基本機能画面表示処理部1300は、例えば、電源が投入され、ユーザによっていずれの項目内容も変更されることなく操作キー部22の「copy」キー22cが押下された場合には、項目内容記憶部1900に記憶されている初期値を参照し、その初期値に対応した基本機能画面1310を表示する。
基本機能画面を表示後、基本機能画面表示処理部1300は、ユーザの指示に応じた画面を表示させる機能を有する。例えば、「基本機能2」切替ボタン51がタッチされると、「基本機能2」用の機能バッジ30を表示する。
また、基本機能画面表示処理部1300は、全体制御部1100から「リセット」の指示があった場合は、全機能バッジ30の項目内容を、項目内容記憶部1900に記憶されている初期値に戻し、項目内容303(図4参照)を初期値の内容が反映されたものとする。
表示画面判定部1400は、スクロール画面表示処理部1200から項目設定ウィンドウ100を表示するか否かの問い合わせを受け、表示するか否かの判定を行う機能を有する。
表示画面判定部1400は、スクロール画面表示処理部1200からの問い合わせの際、機能バッジ30を通知される。通知された機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100を表示してもよいか否かの判定は、画面構成情報記憶部1700に記憶されているデータを参照して行う。
この画面構成情報記憶部1700に記憶されているデータ、及び、判定方法は、<データ>の項で、説明する。
スキャナ処理部1500は、全体制御部1100からの指示を受けて、紙等の原稿から図形等を読み取って画像データを生成してメモリに記憶する。
印刷処理部1600は、全体制御部1100からの指示を受けて、メモリに記憶された画像データに基づいて画像を用紙に印刷して排紙する機能を有する。
例えば、全体制御部1100は、操作キー部22の「start」キーが押下されたことを検出すると、スキャナ処理部1500と印刷処理部1600とにコピーの処理をするよう指示する。指示を受けたスキャナ処理部1500は、紙等の原稿から文字等を読み取って画像データを生成し、メモリを介して印刷処理部1600に渡し、印刷処理部1600は、渡された画像データに基づいて用紙に印刷し、排紙する。
画面構成情報記憶部1700は、スクロール画面1210、基本機能画面1310等が表示している機能バッジ30を記憶しておく機能を有する。
項目内容記憶部1900は、機能バッジ30の項目内容の初期値を記憶しておく機能を有する。初期値とは、MFP1000の電源が投入されることにより起動されたときの機能バッジ30の設定内容をいい、ユーザが初期値として新たな設定を行った場合には、その新たな設定内容が初期値となる。例えば、機能バッジ30「自動回転」であれば、項目内容「回転しない」を初期値とする等である。
また、項目内容記憶部1900は、機能バッジ30をタッチすることによってユーザが設定した項目内容、及び、設定内容に応じて自動設定された設定内容等を記憶しておく機能を有する。記憶されている項目内容は、例えば、印刷処理部1600が印刷処理を行う際に印刷処理部1600により参照される。
<データ>
以下、MFP1000がユーザインタフェース機能を実現する際に用いるデータについて図13を用いて説明する。
図13は、機能バッジ構成テーブル1710の構成及び内容の例を示す図である。
機能バッジ構成テーブル1710は、画面識別子1711、及び、機能バッジ識別子1712を有する。
この機能バッジ構成テーブル1710は、画面構成情報記憶部1700に予め記憶されている。但し、MFP1000が提供している機能バッジ選択機能、すなわち、スクロール画面1210に表示する機能バッジ30から基本機能画面1310に表示する機能バッジ30を選択する機能によって、基本機能画面1310に表示する機能が変更された場合は、その変更に応じて機能バッジ構成テーブル1710の内容も更新される。
画面識別子1711は、タッチパネル部21に表示する画面を識別するための識別子を示す。図13では、画面の名称を識別子として記載している。
機能バッジ識別子1712は、画面識別子1711で示される画面に表示する機能バッジ30の識別子を示す。図13では、機能種別301(図3等参照)を識別子として記載している。
例えば、画面識別子1711が「スクロール画面」のレコードの機能バッジ識別子1712として、機能バッジエリア23にスクロール表示される全ての機能バッジ30の機能種別301が記載される。
表示画面判定部1400は、ある機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100を表示するか否かをスクロール画面表示処理部1200が問いあわせてきた場合に、その機能バッジ30が、基本機能画面1310に表示されている場合には、「表示しない」と判定し、表示されていない場合には、「表示する」と判定する。
具体的には、表示画面判定部1400は、スクロール画面表示処理部1200から渡された機能バッジ30の識別子が、画面識別子1711が「基本機能1画面」のレコードの機能バッジ識別子1712として設定されていた場合に、その機能バッジ30は基本機能画面1310に表示されていると判断する。従って、その機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100は、「表示しない」と判定し、「表示しない」旨の判定結果をスクロール画面表示処理部1200に返答する。
また、スクロール画面表示処理部1200から渡された機能バッジ30の識別子が、画面識別子1711が「基本機能1画面」のレコードの機能バッジ識別子1712として設定されていなかった場合には、その機能バッジ30は基本機能画面1310に表示されていないと判断する。従って、その機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100は、「表示する」と判定し、「表示する」旨の判定結果をスクロール画面表示処理部1200に返答する。
<動作>
以下、実施形態のMFP1000がユーザインタフェース機能を実現する際の動作について、図14を用いて説明する。
図14は、画面表示処理を示すフローチャートである。
ユーザは、操作パネル20fの操作キー部22の「copy」キー22cを押下する。
「copy」キー22c以外のキーが押下されたことを検出した全体制御部1100は(ステップS100:他)、押下されたキーに応じた処理を行い、ユーザの次の操作を待つ。
「copy」キー22cが押下されたことを検出した全体制御部1100は(ステップS100:copy)、基本機能画面表示処理部1300にコピー用の基本機能画面1310を表示するよう指示する。
基本機能画面1310を表示するよう指示を受けた基本機能画面表示処理部1300は、項目内容記憶部1900に記憶されている初期値を読み出し、全ての設定項目を、読み出した初期値に設定したコピー用の基本機能画面1310、すなわち、「基本機能1」切替ボタン51が選択されたときの画面を表示する(ステップS102、図3参照)。
基本機能画面1310を表示した基本機能画面表示処理部1300は、この全体制御部1100からの指示が、スクロール画面1210から遷移した場合の指示であるかを判断する(ステップS104)。
この判断は、全体制御部1100が基本機能画面表示処理部1300に基本機能画面1310の表示を指示する際に「遷移した場合の表示」である旨が通知されるか否かで行う。ここでは、「copy」キー22cが押下されたことによる基本機能画面1310の表示の指示であるので、何も通知されない。従って、基本機能画面表示処理部1300は、スクロール画面1210から遷移した場合の指示ではないと判断する。
スクロール画面1210から遷移した場合の指示ではないと判断した基本機能画面表示処理部1300は(ステップS104:No)、ユーザ操作を待つ。
ここで、基本機能画面表示処理部1300は、「基本機能2」がタッチされたことを検出すると(ステップS106:基本機能1/2)、基本機能1の機能バッジの画像データを基本機能2の機能バッジ30の画像データに変更し(ステップS108)、基本機能画面1310を表示する(ステップS102)。尚、基本機能2の機能バッジ30が表示されている基本機能画面において「基本機能1」がタッチされたことを検出した場合は、基本機能1の機能バッジ30を表示する。
また、基本機能画面表示処理部1300は、機能バッジ30がタッチされたことを検出すると(ステップS106:機能バッジ)、その機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100を表示する(ステップS110)。
項目設定ウィンドウ100を表示した基本機能画面表示処理部1300は、項目がタッチされたことを検出すると(ステップS112:項目)、項目に応じた処理を行い、次の操作を待つ。
「中止」切替ボタン51がタッチされたことを基本機能画面表示処理部1300が検出すると(ステップS112:中止)、基本機能画面表示処理部1300は項目設定ウィンドウ100を消去し(ステップS115)、基本機能画面1310を表示して(ステップS102)、ユーザ操作を待つ。
また、「OK」切替ボタン51がタッチされたことを基本機能画面表示処理部1300が検出すると、基本機能画面表示処理部1300は、項目設定ウィンドウ100を介してユーザが設定した項目内容を取得し、項目内容記憶部1900に記憶させ(ステップS114)、項目設定ウィンドウ100を消去し(ステップS115)、基本機能画面1310を表示して(ステップS102)、ユーザ操作を待つ。
ステップ106において、基本機能画面表示処理部1300は、「応用機能」切替ボタン51がタッチされたことを検出すると(ステップS106:応用機能)、全体制御部1100を介して、スクロール画面1210を表示するようスクロール画面表示処理部1200に指示する。
指示を受けたスクロール画面表示処理部1200は、項目内容記憶部1900に記憶されている初期値、及び、変更された項目は変更後の項目内容を読み出し、全ての設定項目を、読み出した項目内容に設定したスクロール画面1210を表示する(ステップS200)。
ここで、スクロール画面表示処理部1200はユーザがスライドゲージ25の移動(ドラッグ)を指示したことを検出すると(ステップS202:スライドゲージ移動)、ユーザの指示に応じて移動したスライドゲージ25の画像データ、及び、機能バッジエリア23に表示する機能バッジ30の画像データを生成し(ステップS204)、スクロール画面1210を表示して(ステップS200)、ユーザの操作を待つ。
また、スクロール画面表示処理部1200は、機能バッジ30がタッチされたことを検出すると(ステップS202:機能バッジ)、その機能バッジ30の識別子を表示画面判定部1400に渡して、その機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100を表示するか否かを問い合わせる(ステップS206)。
問い合わせを受けた表示画面判定部1400は、渡された機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100を表示するか否かを判定し、「表示する」旨、又は、「表示しない」旨をスクロール画面表示処理部1200に返答する。判定は、<データ>の項で説明したように行う。
表示画面判定部1400から「表示する」旨の返答があった場合、すなわち、タッチされた機能バッジ30と同じ機能を示す機能バッジ30が基本機能画面1310に表示されていない場合は(ステップS206:No)、その機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100を表示する(ステップS208)。
項目設定ウィンドウ100を表示したスクロール画面表示処理部1200、項目がタッチされたことを検出すると(ステップS210:項目)、項目に応じた処理を行い、次の操作を待つ。
「中止」切替ボタン51がタッチされたことをスクロール画面表示処理部1200が検出すると(ステップS210:中止)、スクロール画面表示処理部1200は項目設定ウィンドウ100を消去し(ステップS213)、スクロール画面1210を表示して(ステップS200)、ユーザ操作を待つ。
また、「OK」切替ボタン51がタッチされたことをスクロール画面表示処理部1200が検出すると、スクロール画面表示処理部1200は、項目設定ウィンドウ100を介してユーザが設定した項目内容を取得し、項目内容記憶部1900に記憶させ(ステップS212)、項目設定ウィンドウ100を消去し(ステップS213)、スクロール画面1210を表示して(ステップS200)、ユーザ操作を待つ。
ステップS202において、スクロール画面表示処理部1200は、「閉じる」ボタン21がタッチされたことを検出すると(ステップS202:閉じる)、全体制御部1100を介して基本機能画面表示処理部1300に基本機能画面1310を表示するよう指示する。
また、ステップS206において、表示画面判定部1400から「表示しない」旨の返答があった場合、すなわち、タッチされた機能バッジ30と同じ機能を示す機能バッジ30が基本機能画面1310に表示されている場合(ステップS206:Yes)、スクロール画面表示処理部1200は、タッチされた機能バッジ30の識別子を全体制御部1100に渡して、項目設定ウィンドウ100を基本機能画面表示処理部1300に表示させるよう依頼する。
依頼を受けた全体制御部1100は、基本機能画面表示処理部1300に基本機能画面1310を表示するよう指示する。この際、全体制御部1100は、基本機能画面表示処理部1300に「遷移した場合の表示」である旨を通知し、スクロール画面表示処理部1200から渡された機能バッジ30の識別子を渡す。
基本機能画面1310を表示するよう指示を受けた基本機能画面表示処理部1300は、項目内容記憶部1900に記憶されている初期値、及び、変更された項目は変更後の項目内容を読み出し、全ての設定項目を、読み出した項目内容に設定した基本機能画面1310を表示する(ステップS102)。
基本機能画面1310を表示した基本機能画面表示処理部1300は、この全体制御部1100からの指示が、スクロール画面1210から遷移した場合の指示であるかを判断する(ステップS104)。
基本機能画面表示処理部1300は、基本機能画面1310の表示の指示を受ける際に、「遷移した場合の表示」である旨の通知を受けているので、スクロール画面1210から遷移した場合の指示であると判断する。
スクロール画面1210から遷移した場合の指示であると判断した基本機能画面表示処理部1300は(ステップS104:Yes)、「遷移した場合の表示」である旨の通知されたときに全体制御部1100から渡された識別子が示す機能バッジ30の項目設定ウィンドウ100を表示する(ステップS116)。
項目設定ウィンドウ100を表示した基本機能画面表示処理部1300は、項目がタッチされたことを検出すると(ステップS118:項目)、項目に応じた処理を行い、次の操作を待つ。
「中止」切替ボタン51がタッチされたことを基本機能画面表示処理部1300が検出すると(ステップS118:中止)、基本機能画面表示処理部1300は、全体制御部1100を介して、スクロール画面表示処理部1200にスクロール画面1210の表示を指示する。
また、「OK」切替ボタン51がタッチされたことを基本機能画面表示処理部1300が検出すると、基本機能画面表示処理部1300は、項目設定ウィンドウ100を介してユーザが設定した項目内容を取得し、項目内容記憶部1900に記憶させ(ステップS120)、項目設定ウィンドウ100を消去(ステップS121)、基本機能画面1310を表示して(ステップS102)、ユーザ操作を待つ。
<補足>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記形態に限らず、以下のようにしてもよい。
(1)実施形態では、スクロール画面1210においてタッチされた機能バッジ30が、基本画面1の機能バッジ30として表示されている場合に、基本機能画面1310に遷移して項目設定ウィンドウ100を表示することとしているが、タッチされた機能バッジ30と同じ機能を示す機能バッジ30が表示されている他の画面に遷移してもよい。
但し、遷移する画面を表示するまでの手順が、スクロール画面1210を表示するまでの手順よりも簡単である必要がある。具体的には、初期画面である基本機能1の機能バッジ30が表示されている基本機能画面1310から、それぞれの画面を表示するまでにユーザが行わなければならない操作の回数を比較して、スクロール画面1210を表示するよりも少ない操作で表示できる場合に、その画面に遷移してもよい。
(2)実施形態では、機能バッジ30をタッチすると機能バッジ30の項目設定画面100を表示する場合を用いて説明しているが、機能バッジ30の項目内容を設定する方法として、機能バッジ30にタッチすることで「ON」と「OFF」を入れ替えて設定するトグルキーを用いる場合であってもよい。すなわち、スクロール画面1210の機能バッジ30をタッチすると、基本機能画面1310に遷移して、基本機能画面1310の機能バッジ30の「ON」と「OFF」が入れ替わる等である。
(3)実施形態のユーザインタフェース機能は、図12の各構成要素の全部又は一部を、コンピュータのプログラムで実現してもよいし、その他どのような形態で実施してもよい。
コンピュータプログラムの場合、メモリカード、CD−ROMなどいかなる記録媒体に書き込まれたものをコンピュータに読み込ませて実行させる形にしてもよいし、ネットワークを経由してプログラムをダウンロードして実行させる形にしてもよい。
20f 操作パネル
20h 印刷装置
20i スキャナ
21 タッチパネル部
22 操作キー部
23 機能バッジエリア
24 スクロールトラック
25 スライドゲージ
30 機能バッジ
1000 MFP
1100 全体制御部
1200 スクロール画面表示処理部
1300 基本機能画面表示処理部
1400 表示画面判定部
1500 スキャナ処理部
1600 印刷処理部
1700 画面構成情報記憶部
1710 機能バッジ構成テーブル
1900 項目内容記憶部

Claims (7)

  1. 自装置が有する1機能を示す画像であるバッジがそれぞれ配置されている第1画面及び第2画面、並びに、当該バッジがユーザによって選択された場合に当該バッジが示す機能に関する第3画面を表示する画面表示手段と、
    前記第1画面に配置されている前記バッジがユーザによって選択された場合には、当該第1画面に配置されている当該バッジが選択されたことを示す情報と共に前記第3画面を表示させ、前記第2画面に配置されている前記バッジがユーザによって選択された場合には、当該バッジが示す機能と同じ機能を示すバッジが前記第1画面に配置されていることを示す情報と共に前記第3画面を表示させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記第1画面に配置されている当該バッジが選択されたことを示す情報として当該第1画面を前記第3画面と共に表示させ、前記第2画面に配置されている前記バッジが示す機能と同じ機能を示すバッジが前記第1画面に配置されていることを示す情報として当該第1画面を前記第3画面と共に表示させる
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第2画面は前記第1画面より後に表示される画面である
    請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記第2画面に配置されている前記バッジがユーザによって選択されて、当該バッジが示す機能と同じ機能を示すバッジが前記第1画面に配置されていることを示す情報と共に表示された前記第3画面を表示させ、当該第3画面における処理がユーザによって確定された場合には、当該第3画面を閉じて前記第1画面を表示させ、当該第3画面における処理がユーザによって取り消された場合には、当該第3画面を閉じて前記第2画面を表示させる
    請求項1ないし3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記第1画面には、ユーザによって使用される頻度が高い機能を示すバッジが表示されている
    請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 画像処理装置で用いられるインタフェース画面表示方法あって、
    自装置が有する1機能を示す画像であるバッジがそれぞれ配置されている第1画面及び第2画面、並びに、当該バッジがユーザによって選択された場合に当該バッジが示す機能に関する第3画面を表示する画面表示ステップと、
    前記第1画面に配置されている前記バッジがユーザによって選択された場合には、当該第1画面に配置されている当該バッジが選択されたことを示す情報と共に前記第3画面を表示させ、前記第2画面に配置されている前記バッジがユーザによって選択された場合には、当該バッジが示す機能と同じ機能を示すバッジが前記第1画面に配置されていることを示す情報と共に前記第3画面を表示させる表示制御ステップと
    を備えることを特徴とするインタフェース画面表示方法。
  7. 画像処理装置にインタフェース画面を表示させるコンピュータプログラムであって、
    自装置が有する1機能を示す画像であるバッジがそれぞれ配置されている第1画面及び第2画面、並びに、当該バッジがユーザによって選択された場合に当該バッジが示す機能に関する第3画面を表示する画面表示ステップと、
    前記第1画面に配置されている前記バッジがユーザによって選択された場合には、当該第1画面に配置されている当該バッジが選択されたことを示す情報と共に前記第3画面を表示させ、前記第2画面に配置されている前記バッジがユーザによって選択された場合には、当該バッジが示す機能と同じ機能を示すバッジが前記第1画面に配置されていることを示す情報と共に前記第3画面を表示させる表示制御ステップと
    を備えることを特徴とするコンピュータプログラム。
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