JP2011252656A - 給湯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】給湯使用量の予測を精度良く行って経済的なかつ効率の良い給湯動作を行うことが可能な給湯システムを提供する。
【解決手段】給湯システム20は、水供給系統22と、弁体34と、熱源28と、給湯系統25と、n日において使用される加熱水WHの使用量を予測し、n日の予測使用量に基づき、弁体34を制御して該弁体34を開状態とすることにより予測使用量分の水WLを貯留タンク21に導入させると共に、熱源28を制御して水WLを加熱させる制御部Cとを含む。制御部Cは、n日よりも過去の一定期間にわたって実際に使用された実際使用量を日単位で近似して予め作成した近似曲線に基づき、n日の近似値である第1予測使用量を求め、n−1日に実際に使用された第1実際使用量と、近似曲線から得たn−1日の第1近似値との間の第1差分に基づいて第2予測使用量を求め、第1予測使用量と第2予測使用量とを合算してn日の予測使用量を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽等に給湯する給湯システム、特に給湯使用量を予測しながら給湯する給湯システムに関する。
家庭用の給湯システムとして、所定の熱源によって貯留タンク内の水を沸き上げて湯を生成し、その湯を貯留する給湯システムが知られている。貯留されている湯は、ユーザが設定した温度に調整されたうえで浴槽や台所の混合栓等に給湯される。
また、給湯システムとして、翌日の給湯使用量を予測し、必要となる熱量を算出したうえで沸き上げ運転を行うものが知られている(例えば特許文献1)。給湯システムは、給湯使用量を予測することで、余分な湯を生成せず、つまり余分な熱量を消費せず、経済的にかつ効率良く給湯動作を行う。
特許文献1の給湯システムでは、一週間の曜日に対応する7つの過去負荷データ(過去の実際の給湯使用量のデータ)を作成し、予測日の曜日に対応する過去負荷データと、予測日前日の実際の負荷データとに、特定の係数を乗じることにより、予測日の給湯使用量を予測している。
特開2004−48838号公報
しかしながら、特許文献1の給湯システムでは、給湯使用パターンが何らかの理由(例えばユーザの不在により給湯が行われなかった)により通常とは異なる場合、過去負荷データや実負荷データが大きく変化する。そのため、過去負荷データや実負荷データが異常値を含んでしまい、給湯使用量の予測が大きく外れる。その結果、特許文献1の給湯システムは、経済的なかつ効率の良い給湯動作を行うことが困難となる。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、給湯使用量の予測を精度良く行って経済的なかつ効率の良い給湯動作を行うことが可能な給湯システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る給湯システムは、貯留タンクと、前記貯留タンクに接続され、水を前記貯留タンクに供給する水供給系統と、前記水供給系統に配置され、該水供給系統の開閉を行う弁体と、前記貯留タンク内の前記水を加熱して加熱水を生成する熱源と、前記貯留タンクに接続され、前記加熱水を前記貯留タンクから所定の対象に給湯する給湯系統と、n日において使用される加熱水の使用量を予測し、前記n日の予測使用量に基づき、前記弁体を制御して該弁体を開状態とすることにより前記予測使用量分の前記水を前記貯留タンクに導入させると共に、前記熱源を制御して前記水を加熱させる制御部とを含む。前記制御部は、n日よりも過去の一定期間にわたって実際に使用された実際使用量を日単位で近似して予め作成した近似曲線に基づき、n日の近似値である第1予測使用量を求め、n−1日に実際に使用された第1実際使用量と、前記近似曲線から得たn−1日の第1近似値との間の第1差分に基づいて第2予測使用量を求め、前記第1予測使用量と前記第2予測使用量とを合算してn日の予測使用量を求める。
本発明に係る給湯システムによれば、n日よりも過去の一定期間にわたって実際に使用された実際使用量を日単位で近似して予め作成した近似曲線を用いて、言い換えれば、一定期間におけるユーザの給湯使用パターンを考慮して、n日の近似値である第1予測使用量を求めている。また、本発明に係る給湯システムでは、n−1日の第1実際使用量と、近似曲線から得たn−1日の第1近似値との間の第1差分を用いて、言い換えれば、n日の前日であるn−1日のユーザの給湯使用パターンを考慮して、第2予測使用量を求めている。そのため、第1予測使用量と第2予測使用量とを合算して得たn日の予測使用量は精度の高い予測値となる。これにより、本発明に係る給湯システムは、経済的なかつ効率の良い給湯動作を行うことが可能である。
本発明の好ましい実施形態では、前記制御部は、前記第1差分と所定の第1係数とを乗算することで前記第2予測使用量を求め、前記第1係数は、実際使用量に関するn−1日とn日との間の相関度を示す第1相関値である。
この構成によれば、実際使用量に関するn−1日とn日との間の相関度を考慮しているので、第2予測使用量の精度が高まる。
本発明の他の好ましい実施形態では、前記第1相関値は、前記一定期間における各日の実際使用量と、前記一定期間における各日の近似値との間の差分に、一次の自己回帰モデルを適用して求められている。
この構成によれば、一次の自己回帰モデルを用いているので、n日の予測使用量の演算処理を容易に行うことができる。
本発明のさらに他の好ましい実施形態では、前記制御部は、n−2日に実際に使用された第2実際使用量と、前記近似曲線から得たn−2日の第2近似値との間の第2差分を求め、前記第2差分と第2係数とを乗算することで第3予測使用量を求め、前記第1予測使用量、前記第2予測使用量および前記第3予測使用量を合算することで、前記n日の予測使用量を求め、前記第2係数は、実際使用量に関するn−2日とn日との間の相関度を示す第2相関値である。
この構成によれば、n−2日の第2実際使用量と、近似曲線から得たn−2日の第2近似値との間の第2差分を用いて、言い換えれば、n日の前々日であるn−2日のユーザの給湯使用パターンを考慮して、第3予測使用量を求めている。これにより、n日の予測使用量をより高い精度で求めることができる。そして、第3予測使用量を求めるに当たり、実際使用量に関するn−2日とn日との間の相関度を表す第2相関値(第2係数)を用いるので、第3予測使用量の精度が高まる。
本発明のさらに他の好ましい実施形態では、前記第2相関値は、前記一定期間における各日の実際使用量と、前記一定期間における各日の近似値との間の差分に、二次の自己回帰モデルを適用して求められている。
この構成によれば、二次の自己回帰モデルを用いているので、第3予測使用量を求める場合であっても、n日の予測使用量の演算処理を容易に行うことができる。
本発明に係る給湯システムによれば、給湯使用量の予測を精度良く行って経済的なかつ効率の良い給湯動作を行うことが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る給湯システムの構成を示す概念図である。 給湯システムの給湯制御部のブロック図である。 ある住宅において実際に消費された熱量を一年以上にわたって実測した結果を示す図である。 図3に示す給湯消費熱量にフーリエ級数を適用した結果を示す図である。 図4のフーリエ級数に基づいて作成した近似曲線を示す図である。 所定の一定期間における各日の給湯消費熱量と、同期間における各日の近似値との間の差分を示す図である。 給湯制御部が所定の数式を用いて一定期間について各日の予測使用量を求めた結果を示す。 他の住宅に関して給湯制御部が所定の数式を用いて一定期間について各日の予測使用量を求めた結果を示す。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る給湯システム20について、図1を参照しながら説明する。図1は給湯システム20の構成を示す概念図である。給湯システム20は、浴槽や台所の混合栓に給湯することが可能に構成されており、貯湯タンク21(貯留タンク)、第1分岐管22(水供給系統)、第2分岐管23、第1配管24、第2配管25(給湯系統)、湯水混合三方弁26、ヒートポンプ28(熱源)、給水弁34、給湯制御部Cを含む。
貯湯タンク21は、300〜560リットル程度の内容量を有する加熱水の貯留タンクであり、ヒートポンプユニット28(例えばCOヒートポンプユニット)に接続されている。ヒートポンプユニット28は、貯湯タンク21内の水を加熱するためのものであって、貯湯タンク21の下部から低温の水を吸い込んで所定の温度、例えば60〜90℃程度に昇温し、生成した加熱水を貯湯タンク21の上部に送り返している。これにより、貯湯タンク21の上部には、加熱水が滞留している。また、貯湯タンク21の内部には、サーミスタ等からなる複数の図略の温度センサが上下方向に並ぶように配置されている。前記温度センサは、貯湯タンク21内に貯留されている加熱水の量を計測するために利用される。
貯湯タンク21内の加熱水が使用されると、タンク下層部から徐々に水に入れ替わっていくことになるが、水はヒートポンプユニット28により上述のように昇温される。ヒートポンプユニット28による水の昇温は所定の温度になるまで行われる。
第1分岐管22は、一端が元配管29に接続され、他端が貯湯タンク21の底部に接続されている。元配管29は、商用の水元供給源に接続された配管であり、水元供給源からの水WLが流通する。第1分岐管22には、該第1分岐管22を開閉する給水弁34が配置されている。給水弁34によって第1分岐管22が開状態とされると、元配管29から第1分岐管22に流入した水WLは貯湯タンク21に供給される。
第2分岐管23は、水WLの流通方向から見て第1分岐管22よりも下流側に配設された配管であって、水WLを後述する湯水混合三方弁26に供給する。
第1配管24は、貯湯タンク21の上部に接続され、貯湯タンク21内の加熱水WHが流通する配管である。
第2分岐管23の下流端および第1配管24の下流端には、湯水混合三方弁26が接続されている。湯水混合三方弁26は、第1入力ポート31、第2入力ポート32および出力ポート33を有し、第1入力ポート31および第2入力ポート32の開度調整が可能な三方弁である。第1入力ポート31には、第2分岐管23の下流端が接続され、第2入力ポート32には、第1配管24の下流端が接続されている。そして、出力ポート33には、第2配管25の上流端が接続されている。
第1入力ポート31および第2入力ポート32の各開度が適宜調整されることにより、貯湯タンク21から第1配管24で導出される加熱水WHと、第2分岐管23から供給される水WLとがユーザによる設定温度に応じて混合されると、前記設定温度の湯Hが出力ポート33から第2配管25に導出される。
第2配管25は、浴槽や台所の混合栓等に湯Hを給湯するための配管である。実際には、第2分岐管25には、浴槽や台所の混合栓等に湯Hを供給するための図略の複数の分岐管が接続されており、湯Hは、第2分岐管25を経た後、対応する分岐管を通って浴槽や台所の混合栓等に供給される。なお、湯水混合三方弁26は、第2入力ポート32を閉状態とすることで、水WLのみを第2配管25に導出させることができる一方、第1入力31ポートを閉状態とすることで、加熱水WHのみを第2配管25に導出させることができる。
給湯制御部Cは、マイクロプロセッサや各種回路を含み、給湯システム20の各部の動作を制御する。具体的には、給湯制御部Cは、図2に示すように、湯水混合三方弁26を制御する三方弁制御部35と、ヒートポンプユニット28を制御するヒートポンプユニット制御部36と、給水弁34を制御する給水弁制御部37とを含む。
三方弁制御部35は、ユーザの設定温度に応じて湯水混合三方弁26の第1入力ポート31および第2入力ポート32の開度を制御して設定温度の湯Hの生成を行う。
ヒートポンプユニット制御部36は、ヒートポンプユニット28を制御して貯湯タンク21内の水WLを所定の温度に加熱させることにより、加熱水WHを生成させる。
給水弁制御部37は、給水弁34の開閉を制御するものであって、給水弁34を開状態とすることにより所定量の水WLを貯湯タンク21内に供給する。
給湯制御部Cは、さらに、使用量予測部38を含む。使用量予測部38は、給湯システム20が設置された住宅単位で、ユーザがn日に使用する加熱水WHの使用量を予測するものである。以下、使用量予測部38による予測使用量の演算処理について説明する。
本実施形態では、まず、ある住宅Aにおいて実際に使用された給湯使用量を2006年8月4日から一年以上にわたってモニターし、日単位で給湯使用量を積算したモデルを作成した。その結果を図3に示す。なお、図3のモデルでは、実際に使用された給湯使用量を、加熱水WHを生成する際に消費された給湯消費熱量(MJ)に換算して表している。商用の水元供給源から供給される水WLの水温は季節に応じて変動するため、同一の給湯使用量であっても所定の温度の加熱水WHを生成する際、水WLの水温が高い夏では、消費熱量が小さくなり、水WLの水温が低い冬では、消費熱量が大きくなる。そのため、図3に示すように、給湯消費熱量は年間を通して変動している。
また、住宅Aにおいて給湯使用量を実測した際には、午前4時から翌日の午前3時59分までを一日の単位とした。これは、住宅Aのユーザの生活スタイルを考慮して決定された。住宅Aのユーザは午前0時を過ぎた後に入浴する場合があり、一日の単位を午前0時から午後23時59分までとすると、翌日の給湯使用量が前日の給湯使用量と比較して大きく増え、図3において鋭いピークが発生する回数が増える。そのようなピークが発生すると、n日の予測使用量を精度良く求めることが難しくなる。そこで、住宅Aのモデルでは、午前4時から翌日の午前3時59分までを一日の単位とすることで、ピークの高さを抑えた。
図3の結果から、給湯消費熱量が周期性をもって緩やかに変動している一方、給湯消費熱量が多数回にわたり突発的に上昇し、多数のピークが発生していることが分かる。つまり、住宅Aのユーザは年間を通してほぼ一定の通常使用パターンで加熱水WHを使用している一方、時にはその通常使用パターンから外れた非通常使用パターンで加熱水WHを使用していた。このことから、通常使用パターンでは、ある日の給湯使用パターンとその前日の給湯使用パターンとの間には比較的高い相関度(前日の給湯使用パターンの影響度)が存在するが、非通常使用パターンでは、ある日の給湯使用パターンとその前日の給湯使用パターンとの間には比較的低い相関度が存在していることが分かる。したがって、n日の加熱水WHの使用量を予測するためには、通常の使用パターンで使用された量、および非通常の使用パターンで使用された量の両方を考慮する必要がある。
次に、本実施形態では、住宅Aのそのような使用パターンを数学的に分析するために、図3における2006年8月4日から2007年7月30日までのほぼ一年間を対象にフーリエ級数を求めた。その結果を図4に示す。図4に示すように、フーリエ級数の0次の値(固定成分に相当)および1次の値(年周期に相当)が他の次数の値に比べて大きい。
そこで、0次および1次の項と一週間の周期に相当する52次の項(周期7日に相当)とのフーリエ級数により、2006年8月4日から2007年7月30日までの給湯消費熱量(実際使用量)を日単位で近似して近似値を求め、近似曲線を作成した。その近似曲線を図5に示す。
次に、2006年8月4日から2007年7月30日までの期間における各日の給湯消費熱量(実際使用量)と、同期間における各日の近似値との間の差分を求めた。その結果を図6に示す。前記差分は、近似曲線から固定成分を除いたものを示す、つまり、ある日とその前日との間の給湯消費熱量に関する相関度を示す。図6から明らかなように、相関度は比較的低い。
そして、図6に示す差分に一次の自己回帰モデルを適用することにより、給湯消費熱量に関するn日(予測日)とn−1日(予測日前日)との間の相関度を数値的に示す第1相関値(第1係数)を求めた。第1係数は、住宅Aの場合、0.2197である。
給湯制御部Cは、図5に示す近似曲線と、第1係数とを記憶部39(図2)に記憶させている。使用量予測部38は、上記説明した近似曲線に基づくn日の近似値およびn−1日の近似値と、第1係数とを以下に示す式(1)に当てはめてn日の加熱水WHの使用量(給湯消費熱量)を近似する、つまり予測する。
EXP(n)は、予測日であるn日の給湯消費熱量の近似値(つまり、加熱水WHの予測使用量)であり、単位はMJ/日である。
FT6(n)は、図5の近似曲線に基づくn日の給湯消費熱量の近似値(第1予測使用量)であり、単位はMJ/日である。
(n−1)は、予測日前日であるn−1日に実際に消費された給湯消費熱量(第1実際使用量)であり、単位はMJ/日である。
FT6(n−1)は、図5の近似曲線に基づくn−1日の給湯消費熱量の近似値(第1近似値)であり、単位はMJ/日である。
αは、第1係数であり、単位はMJ/日である。
εは、白色雑音成分である。
式(1)は、FT6(n)である第1項と、(Q(n−1)−FT6(n−1))*αである第2項とを有する。第1項は、近似曲線を用いることにより、言い換えれば、2006年8月4日から2007年7月30日までの期間におけるユーザの長期間の給湯使用パターンを考慮することにより、第1予測使用量を求める項である。
一方、第2項は、第1実際使用量であるQ(n−1)と第1近似値であるFT6(n−1)との間の第1差分に第1係数を乗算することにより、言い換えれば、n日の前日であるn−1日のユーザの実際の給湯使用パターン、および給湯消費熱量に関するn日とn−1日との間の相関度を考慮することにより、第2予測使用量を求める項である。
そして、第1予測使用量と第2予測使用量とを合算することで、n日における加熱水WHの予測使用量が求められる。
図7は、使用量予測部38が式(1)を用いて2007年8月3日から2008年1月30日にわたる期間について各日(n日)の予測使用量(図7では予測消費熱量)を求めた結果を示す。使用量予測部38は、例えば2007年12月1日に使用される加熱水WHの使用量を予測する際、次のように演算処理を行う。
すなわち、使用量予測部38は、まず、記憶部39に記憶されている図5に示す近似曲線を参照して、2006年12月1日の実際使用量の近似値を求める、つまり式(1)の第1項を求めて第1予測使用量を得る。次に、使用量予測部38は、2007年11月30日に実際に使用された実際使用量(第1実際使用量)と、近似曲線から得た2006年11月30日の近似値(第1近似値)との間の差分(第1差分)を求め、その第1差分と、記憶部39に記憶されている第1係数とを乗算することで、式(1)の第2項を求めて第2予測使用量を得る。そして、使用量予測部38は、第1予測使用量と第2予測使用量とを合算して、n日の予測使用量を求める。
図7は、上記のようにして求めた予測使用量に加え、同期間における各日の実際使用量も示している。図7に示すように、予測使用量は同期間を通じて実際使用量とほぼ一致している。
給湯システム20では、使用量予測部38が図7に示すようにn日の加熱水WHの使用量を予測すると、給水弁制御部37は、給水弁34を制御して該給水弁34を開状態とすることにより、予測使用量分の水WLを貯湯タンク21内に導入させる。そして、ヒートポンプユニット制御部36は、ヒートポンプユニット28を制御して、貯湯タンク21内に導入された予測使用量分の水WLを加熱することにより、加熱水WHを生成する。生成された加熱水WHは、上記したように、湯水混合三方弁26によってユーザの設定温度に調整された後、ユーザの要求に応じて浴槽や台所の混合栓等に給湯される。
以上説明した本実施形態に係る給湯システム20では、一定期間におけるユーザの給湯使用パターンを考慮して求められた第1予測使用量と、n日の前日であるn−1日のユーザの給湯使用パターンを考慮して求められた第2予測使用量とを合算してn日の加熱水WHの使用量の予測を行っている。そのため、n日の予測使用量は精度の高い予測値となる。これにより、本実施形態に係る給湯システム20は、必要以上の加熱水WHを生成して熱量を無駄に消費することを抑制し、経済的なかつ効率の良い給湯動作を行うことが可能である。
しかも、実際使用量に関するn−1日とn日との間の相関度(第1係数)を考慮して第2予測使用量を求めているので、第2予測使用量の精度を高めることができる。そして、第1係数を求めるために一次の自己回帰モデルを用いているので、n日の予測使用量の演算処理を式(1)により容易に行うことができる。
次に、住宅Aのユーザの給湯使用パターンとは異なる住宅Bのユーザの給湯使用パターンについて行った使用量の予測について説明する。住宅Bに関しても、該住宅Bにおいて実際に使用された給湯使用量を2006年7月20日から一年以上にわたってモニターし、図3に示すような、日単位で給湯使用量を積算したモデルを作成した。そして、住宅Bのモデルの使用パターンを数学的に分析するために、モニター期間を対象にフーリエ級数を求め、図5に示すような近似曲線を作成した。次に、モニター期間における各日の給湯消費熱量(実際使用量)と、同期間における各日の近似値との間の差分を求め、図6に示すようなグラフを作成した。住宅Bでは、住宅Aとは異なり、ある日の給湯使用パターン、その前日の給湯使用パターン、前々日の給湯使用パターン間で比較的高い相関度が存在することが確認された。
そして、前記差分に一次の自己回帰モデルを適用することにより、給湯消費熱量に関するn日(予測日)とn−1日(予測日前日)との間の相関度を数値的に示す第1相関値(第1係数)を求めると共に、前記差分に二次の自己回帰モデルを適用することにより、給湯消費熱量に関するn日(予測日)とn−2日(予測日前々日)との間の相関度を数値的に示す第2相関値(第2係数)を求めた。住宅Bの場合、第1係数は0.3971であり、第2係数は0.1460である。
使用量予測部38は、住宅Bの場合、以下に示す式(2)を用いてn日の加熱水WHの使用量(給湯消費熱量)を予測する。
EXP(n)は、予測日であるn日の給湯消費熱量の近似値(つまり、加熱水WHの予測使用量)であり、単位はMJ/日である。
FT6(n)は、近似曲線に基づくn日の給湯消費熱量の近似値(第1予測使用量)であり、単位はMJ/日である。
(n−1)は、予測日前日であるn−1日に実際に消費された給湯消費熱量(第1実際使用量)であり、単位はMJ/日である。
FT6(n−1)は、近似曲線に基づくn−1日の給湯消費熱量の近似値(第1近似値)であり、単位はMJ/日である。
αは、第1係数であり、単位はMJ/日である。
(n−2)は、予測日前々日であるn−2日に実際に消費された給湯消費熱量(第2実際使用量)であり、単位はMJ/日である。
FT6(n−2)は、近似曲線に基づくn−2日の給湯消費熱量の近似値(第2近似値)であり、単位はMJ/日である。
βは、第2係数であり、単位はMJ/日である。
εは、白色雑音成分である。
式(2)は、FT6(n)である第1項と、(Q(n−1)−FT6(n−1))*αである第2項と、(Q(n−2)−FT6(n−2))*βである第3項とを有する。第1項は、近似曲線を用いることにより、言い換えれば、2006年7月20日から一年以上にわたるモニター期間におけるユーザの長期間の給湯使用パターンを考慮することにより、第1予測使用量を求める項である。
第2項は、第1実際使用量であるQ(n−1)と第1近似値であるFT6(n−1)との間の第1差分に第1係数を乗算することにより、言い換えれば、n日の前日であるn−1日のユーザの実際の給湯使用パターン、および給湯消費熱量に関するn日とn−1日との間の相関度を考慮することにより、第2予測使用量を求める項である。
第3項は、第2実際使用量であるQ(n−2)と第2近似値であるFT6(n−2)との間の第2差分に第2係数を乗算することにより、言い換えれば、n日の前々日であるn−2日のユーザの実際の給湯使用パターン、および給湯消費熱量に関するn日とn−2日との間の相関度を考慮することにより、第3予測使用量を求める項である。
そして、第1予測使用量と第2予測使用量と第3予測使用量とを合算することで、n日における加熱水WHの予測使用量が求められる。
図8は、使用量予測部38が式(2)を用いて2007年7月20日からの約半年間について各日(n日)の予測使用量(図8では予測消費熱量)を求めた結果を示す。使用量予測部38は、例えば2007年11月17日に使用される加熱水WHの使用量を予測する際、次のように演算処理を行う。
すなわち、使用量予測部38は、まず、記憶部39に記憶されている近似曲線を参照して、2006年11月17日の実際使用量の近似値を求める、つまり式(2)の第1項を求めて第1予測使用量を得る。次に、使用量予測部38は、2007年11月16日に実際に使用された実際使用量(第1実際使用量)と、近似曲線から得た2006年11月16日の近似値(第1近似値)との間の差分(第1差分)を求め、その第1差分と、記憶部39に記憶されている第1係数とを乗算することで、式(2)の第2項を求めて第2予測使用量を得る。さらに、使用量予測部38は、2007年11月15日に実際に使用された実際使用量(第2実際使用量)と、近似曲線から得た2006年11月15日の近似値(第2近似値)との間の差分(第2差分)を求め、その第2差分と、記憶部39に記憶されている第2係数とを乗算することで、式(2)の第3項を求めて第3予測使用量を得る。そして、使用量予測部38は、第1予測使用量と第2予測使用量と第3予測使用量とを合算して、n日の予測使用量を求める。
図8は、上記のようにして求めた予測使用量に加え、同期間における各日の実際使用量も示している。図8に示すように、予測使用量は同期間を通じて実際使用量とほぼ一致している。
なお、使用量予測部38が図8に示すようにn日の加熱水WHの使用量を予測すると、給水弁制御部37およびヒートポンプユニット制御部36が予測使用量に従って各々の動作を行うことは上述した通りである。
以上説明したように、住宅Bの例では、使用量予測部38は、一定期間におけるユーザの給湯使用パターンおよびn日の前日であるn−1日のユーザの給湯使用パターンだけでなく、n日の前々日であるn−2日のユーザの給湯使用パターンも考慮してn日の加熱水WHの使用量の予測を行っている。そのため、n日の予測使用量はより精度の高い予測値となる。
しかも、実際使用量に関するn−2日とn日との間の相関度(第2係数)を考慮して第3予測使用量を求めているので、第3予測使用量の精度を高めることができる。そして、第2係数を求めるために二次の自己回帰モデルを用いているので、n日の予測使用量の演算処理を式(2)により容易に行うことができる。
以上説明した本実施形態に係る給湯システム20は、貯留タンク21内に導入された水WLをヒートポンプユニット28によって加熱する構成を採用しているが、ヒートポンプユニット28に代えて、太陽エネルギーを集熱して水WLを加熱する太陽光集熱器を用いてもよい。本実施形態の給湯システム20では、n日の予測使用量の精度が高いので、余分な加熱水WHを生成することが抑制されている。したがって、給湯システム20は、日照時間に応じて加熱能力が左右されやすい太陽光集熱器を用いた場合であっても、安定して給湯動作を行うことができる。なお、太陽光集熱器を用いる場合、補助的な熱源として、貯湯タンク21内に電気ヒータを配置してもよい。さらに、本実施形態の給湯システム20は、熱源として固体高分子型燃料電池を用いることもできる。
20 給湯システム
21 貯湯タンク(貯留タンク)
22 第1分岐管(水供給系統)
25 第2配管(給湯系統)
28 ヒートポンプ(熱源)
34 給水弁
36 ヒートポンプユニット制御部
37 給水弁制御部
38 使用量予測部
39 記憶部
C 給湯制御部
H 湯
WH 加熱水
WL 水

Claims (5)

  1. 貯留タンクと、
    前記貯留タンクに接続され、水を前記貯留タンクに供給する水供給系統と、
    前記水供給系統に配置され、該水供給系統の開閉を行う弁体と、
    前記貯留タンク内の前記水を加熱して加熱水を生成する熱源と、
    前記貯留タンクに接続され、前記加熱水を前記貯留タンクから所定の対象に給湯する給湯系統と、
    n日において使用される加熱水の使用量を予測し、前記n日の予測使用量に基づき、前記弁体を制御して該弁体を開状態とすることにより前記予測使用量分の前記水を前記貯留タンクに導入させると共に、前記熱源を制御して前記水を加熱させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    n日よりも過去の一定期間にわたって実際に使用された実際使用量を日単位で近似して予め作成した近似曲線に基づき、n日の近似値である第1予測使用量を求め、
    n−1日に実際に使用された第1実際使用量と、前記近似曲線から得たn−1日の第1近似値との間の第1差分に基づいて第2予測使用量を求め、
    前記第1予測使用量と前記第2予測使用量とを合算してn日の予測使用量を求める給湯システム。
  2. 請求項1に記載の給湯システムにおいて、
    前記制御部は、
    前記第1差分と所定の第1係数とを乗算することで前記第2予測使用量を求め、
    前記第1係数は、実際使用量に関するn−1日とn日との間の相関度を示す第1相関値である給湯システム。
  3. 請求項2に記載の給湯システムにおいて、
    前記第1相関値は、前記一定期間における各日の実際使用量と、前記一定期間における各日の近似値との間の差分に、一次の自己回帰モデルを適用して求められている給湯システム。
  4. 請求項2または3に記載の給湯システムにおいて、
    前記制御部は、
    n−2日に実際に使用された第2実際使用量と、前記近似曲線から得たn−2日の第2近似値との間の第2差分を求め、
    前記第2差分と第2係数とを乗算することで第3予測使用量を求め、
    前記第1予測使用量、前記第2予測使用量および前記第3予測使用量を合算することで、前記n日の予測使用量を求め、
    前記第2係数は、実際使用量に関するn−2日とn日との間の相関度を示す第2相関値である給湯システム。
  5. 請求項4に記載の給湯システムにおいて、
    前記第2相関値は、前記一定期間における各日の実際使用量と、前記一定期間における各日の近似値との間の差分に、二次の自己回帰モデルを適用して求められている給湯システム。
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