JP2011252591A - 懸架装置におけるエアバルブ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 鞍乗り用車両に利用されるフロントフォークやリアクッションユニット等の懸架装置におけるエアバルブの取付構造の改良に関する。
【解決手段】 作動流体を収容するインナーチューブ2と、このインナーチューブ2内を圧側作動室P1と伸側作動室P2とに区画するピストン15と、このピストン15を保持しながら上記インナーチューブ2内に出没するロッド13と、上記ピストン15の移動に伴い上記両作動室P1、P2の連通を許容しながら所定の減衰力を発生する減衰力発生手段と、上記ロッド13の出没に伴い所定のばね反力を発生する気室たるリザーバ室Rと、このリザーバ室R内に気体を給排して上記ばね反力を調整するエアバルブ7とを備える緩衝装置において、上記エアバルブ7は、上記ロッド13の反リザーバ室側端部に対向して取り付けられ、上記ロッド13に形成される透孔13aを介して上記リザーバ室R内に気体を給排する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、鞍乗り用車両に利用される懸架装置におけるエアバルブの取付構造に関し、特に、自動二輪車におけるフロントフォークやリアクッションユニットのエアバルブ取付構造の改良に関する。
鞍乗り用車両に利用される懸架装置、例えば、フロントフォークは、二輪車の前輪を懸架して路面振動を吸収するサスペンションとして機能すると共に、内部に緩衝器を収容して路面振動を減衰するダンパとしても機能するものが知られている。
例えば、特許文献1に開示のフロントフォークは、車体側チューブと車輪側チューブとからなるフォーク本体内に、減衰力を発生するダンパと、上記フォーク本体を伸張方向に附勢する懸架ばねとして機能する気室とを備える。
そして、上記ダンパは、作動流体を収容するシリンダと、このシリンダ内周に外周を摺接させると共に上記シリンダ内を圧側作動室と伸側作動室とに区画するピストンと、このピストンを保持しながら上記シリンダ内に出没するロッドと、上記ピストンの移動に伴い上記両作動室の連通を許容しながら所定の減衰力を発生する減衰力発生手段とを備え、倒立型に設定される。
また、上記懸架ばねとして機能する上記気室は、上記ロッドの出没に伴い所定のばね反力を発生すると共に、このばね反力は、上記フォーク本体の上端を封止するキャップ部材に設けられ上記気室内に気体を給排するエアバルブによって調整可能である。
特開平11−257401号 公報(図1)
従来のフロントフォークは、エアバルブを備えることにより、気室内の内圧を調整して所望のばね反力を得ることが可能である点において有用であるが、以下の不具合が指摘される虞がある。
例えば、フロントフォークが正立型のダンパを備え、このダンパにおける減衰力をアジャスタで調整しようとする場合、キャップ部材にロッドと、エアバルブと、アジャスタとを取り付けなければならず、キャップ部材の構造が複雑となり、キャップ部材の大径化を招きく虞がある。
そこで、本発明の目的は、キャップ部材に気路を改めて設けることなく気室内に気体を給排可能にしてキャップ部材の構造を簡易にし、キャップ部材の大径化を防ぐことが可能な緩衝器におけるエアバルブ取付方法を提供することである。
上記課題を解決するための手段は、作動流体を収容するシリンダと、このシリンダ内周に外周を摺接させると共に上記シリンダ内を圧側作動室と伸側作動室とに区画するピストンと、このピストンを保持しながら上記シリンダ内に出没するロッドと、上記ピストンの移動に伴い上記両作動室の連通を許容しながら所定の減衰力を発生する減衰力発生手段と、上記ロッドの出没に伴い所定のばね反力を発生する気室と、この気室内に気体を給排して上記ばね反力を調整するエアバルブとを備える緩衝装置において、上記エアバルブは、上記ロッドの反シリンダ側端部に対向して取り付けられ、上記ロッドに形成される気路を介して上記気室内に気体を給排することである。
本発明によれば、エアバルブをロッドの端部に対向して取り付け、このロッドに設けた気路を介して気室内に気体を給排することにより、キャップ部材等に改めて気路を設ける必要がない。
従って、キャップ部材にロッドと、エアバルブと、アジャスタとを取り付けるような場合においても、キャップ部材の構造が複雑化せず、キャップ部材の大径化を防ぐことが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る緩衝装置のエアバルブ及び減衰力調整手段を示す部分拡大半断面図である。 本発明の一実施の形態に係る緩衝装置の最伸張状態を示す半断面図である。 本発明の一実施の形態に係る緩衝装置の最収縮状態を示す半断面図である。 本発明の一実施の形態に係る緩衝装置のエアバルブ近傍を示す部分拡大半断面図である 本発明の一実施の形態に係る緩衝装置の最伸張状態を示す部分拡大半断面図である。
以下、本発明の一実施の形態を示す懸架装置におけるシール構造について図面を参照しながら詳細に説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品かまたはそれに対応する部品を示す。
本実施の形態は、本発明に係る緩衝器におけるエアバルブ取付構造を二輪車の前輪を懸架するフロントフォークに具現化したものである。
このフロントフォークは、図1に示すように、作動流体を収容するシリンダたるインナーチューブ2と、このインナーチューブ2内周に外周を摺接させると共に上記インナーチューブ2内を圧側作動室P1と伸側作動室P2とに区画するピストン15と、このピストン15を保持しながら上記インナーチューブ2内に出没するロッド13と、上記ピストン15の移動に伴い上記両作動室P1、P2の連通を許容しながら所定の減衰力を発生する減衰力発生手段と、上記ロッド13の出没に伴い所定のばね反力を発生する気室たるリザーバ室Rと、このリザーバ室R内に気体を給排して上記ばね反力を調整するエアバルブ7とを備える。
そして、上記エアバルブ7は、上記ロッド13の反作動室側端部に対向して取り付けられ、上記ロッド13の軸心部に形成される気路を介して上記リザーバ室R内に気体を給排する。
上記構成を備えることにより、エアバルブ7をロッド13の端部に対向して取り付け、このロッド13に設けた気路を介してリザーバ室R内に気体を給排することにより、後述のキャップ部材12等に改めて気路を設ける必要がない。
以下に、本発明の実施の形態におけるフロントフォークの各構成部品についてそれぞれ説明する。
フロントフォークは、二輪車の前輪の両側に起立する左右一対の懸架装置本体たるフォーク本体からなる。
フォーク本体は、二輪車の車体側に配置されるアウターチューブ1と、車輪側に配置されて上記アウターチューブ1内に出没する上記インナーチューブ2とからなり、倒立型に設定される。
そして、図示しないが、アウターチューブ1の図中上端側は二輪車のハンドルに連結され、インナーチューブ2の図中下端側は二輪車の前輪の車軸に連結される。
上記フォーク本体は、図2、3に示すように、上下端をキャップ部材12及びボトム部材22でそれぞれ封止され、アウターチューブ1とインナーチューブ2との摺動面を後述の第二シール部材21で封止されることにより密閉される。
以下の説明において、アウターチューブ1及びインナーチューブ2の内側に形成される空間のうち、上記第二シール部材21よりも内側の空間をフォーク本体内部といい、同第二シール部材21よりも外側に位置して密閉される空間を油溜室3aという。
このフォーク本体内部は、図中下側に位置して作動流体たる作動油で満たされる作動油室と、作動油室の油面Oを境に上側に位置して気体が封入されて昇圧傾向に維持される上記リザーバ室Rとに区画される。
上記リザーバ室Rは、アウターチューブ1内に形成される上側リザーバ室R1と、インナーチューブ2内に形成される下側リザーバ室R2とからなり、これらのリザーバ室R1、R2は常に連通状態に保たれる。
上記作動油で満たされる作動油室は、インナーチューブ2内に形成されると共に、インナーチューブ2内周に外周を摺接するピストン15により、図中上方に位置する伸側作動室P2と、図中下方に位置する圧側作動室P1とに区画される。
そして、上記伸側作動室P2は、上記リザーバ室R内に収容される気体により油面Oを介して常に加圧される。
上記各作動室P1、P2を区画するピストン15は、アウターチューブ1の図中上端を封止するキャップ部材12に基端部を固定されるロッド13の先端部に、先端部材14を介して保持されてなり、フォーク本体の伸縮に伴い作動油内を図中上下に移動する。
そして、上記ピストン15は、図1に示すように、ピストン15の肉厚を貫通するポートを備え、このポートは、フォーク本体の収縮時に各作動室P1、P2を連通する圧側ポート(符示せず)と、フォーク本体の伸張時に各作動油室P1、P2を連通する伸側ポート15aとからなる。
更に、上記ピストン15は、減衰力発生手段を備え、この減衰力発生手段は、フォーク本体の収縮時にのみ圧側ポートの連通を許可して所定の減衰力を発生する圧側リーフバルブV1と、フォーク本体の伸張時にのみ伸側ポート15aの連通を許可して所定の減衰力を発生する伸側リーフバルブV2とからなる。
上記構成を備えることにより、フォーク本体の伸張時において、伸側作動室P2がピストン15及び上記リザーバ室Rの双方から加圧されるため、伸側作動室P2と圧側作動室P1との差圧が増して伸側リーフバルブV2の開口を助け、圧側作動室P1が減圧されてエアレーションが起こることを防止することが可能となる。
これにより、本実施の形態に係るフロントフォークは、インナーチューブ2をダンパシリンダとすると共に、フォーク本体内にロッドガイド等を備えることなく所望の減衰力を発生することが可能となり、軽量に形成されることが可能となる。
更に、上記リザーバ室R内に封入された気体は、フォーク本体の伸縮によるリザーバ室Rの容積変化により圧縮比が変化して、この圧縮比に応じた所定のばね反力を生じてエアばねとして機能する。
従って、フロントフォークは、コイルスプリングからなる懸架ばねを使用することなくサスペンションとしての機能を発揮することが可能となり、更なる軽量化が図られるものである。
また、上記リザーバ室R内に封入された気体は、インナーチューブ2内へ出没するロッド13の体積分増減するリザーバ室Rの体積変化も補償する。
尚、上記減衰力発生手段の構成は上記の限りではなく、ピストン14を貫通するオリフィスとする等、周知の方法を適宜選択することが可能である。
また、上記リザーバ室Rによる伸側作動油室P2の加圧とは、リザーバ室R内に封入される気体により、リザーバ室R内を昇圧傾向に維持し得る所定の内圧に設定することにより実現され、圧側作動室P1のエアレーションを防止し得る限りにおいて、適宜設定することが可能である。
上記リザーバ室Rの内圧は、キャップ部材12の軸心部に穿設される取付孔12aに後述のアジャスタ8を介して取り付けられるエアバルブ7によって調整可能であり、上記リザーバ室R内の内圧を変更することにより、所望のばね反力を得ることが可能となる。
上記減衰力発生手段による減衰力は、図1に示すように、減衰力調整手段によって調整可能であり、この減衰力調整手段は、減衰力発生手段たる各リーフバルブV1、V2を迂回して両作動室P1、P2を連通するバイパス路Bと、上記ロッド13を貫通する透孔13a内に軸方向に移動自在に設けられて上記バイパス路B内に尖端部を出没させる調整弁9と、同じく上記透孔13a内に軸方向に移動自在に設けられ上記調整弁9の背面に当接するコントロールロッド90と、キャップ部材12の軸心部に穿設される取付孔12a内に設けられて上記コントロールロッド90を介して上記調整弁9を上記バイパス路B内に進退させるアジャスタ8とを備えてなる。
上記調整弁9は、シール9cを介してロッド13内周に密接しながら透孔13a内を軸方向に移動すると共に、附勢ばね9bによってコントロールロッド側に押し当てられる。
上記構成を備えることにより、アジャスタ8を駆動してコントロールロッド90を介して調整弁9を進退させ、この調整弁9の尖端部とバイパス路Bとの隙間量を変更し、各リーフバルブV1、V2を通過する作動油の流量を変えて減衰力を調整することが可能となる。
また、上記調整弁9の外周にシール9cを備えることにより、バイパス路B内を通過する作動油が上記シール9cよりも図中上方に漏れることがなく、また、上記シール9cよりも図中上方に収容される気体がバイパス路B内に漏れることがない。
上記キャップ部材12は、図4に示すように、アウターチューブ1の図中上端開口部内に外周を螺合されると共にシール12cを介して密接されてなり、キャップ部材12の軸心部を貫通する上記取付孔12aを備える。
この取付孔12aにおけるフォーク本体側には、基端部材18及びナット(符示せず)を介してロッド13が取り付けられ、このロッド13の対面側に上記アジャスタ8及びエアバルブ7が取り付けられる。
上記エアバルブ7は、アジャスタ8の軸心部に穿設されるエアバルブ取付孔8aに取り付けられ、上記構成を備えることにより、キャップ部材12、アジャスタ8及びエアバルブ7がフォーク本体と同軸上に径方向に重ねて配置され、エアバルブ7とロッド7が同軸上に軸方向に対向して配置される。
上記構成を備えることにより、エアバルブ取付孔8aを改めてキャップ部材12に穿設する必要がなく、キャップ部材12の大径化を防いでフロントフォークの小型化を図ることが可能となる。
また、エアバルブ7がフォーク本体の軸心部に設けられることから、フロントフォークの製造工程におけるエアバルブ7の取り付けを自動化することが容易に可能となる。
上記エアバルブ7を保持するアジャスタ8は、図4に示すように、筒状に形成されて軸心部にエアバルブ取付孔8aを備え、外周面及び内周面に螺子溝(符示せず)をそれぞれ備えてなる。
そして、アジャスタ8は、外周面の螺子溝を利用してキャップ部材12の取付孔12a内に反フォーク本体側から着脱自在に取り付けられ、内周面の螺子溝を利用してエアバルブ7をエアバルブ取付孔8a内に保持する。
また、アジャスタ8の図中上端部8bは、六角柱状に形成されてなり、この上端部8bに工具を係合してアジャスタ8を回転することにより、アジャスタ8がキャップ部材12の取付孔12a内を軸方向に移動する。
更に、アジャスタ8は、シール(符示せず)を介してキャップ部材12と密接することから、キャップ部材12の取付孔12aからフォーク本体内に収容される気体や作動油が漏れ出すことがない。
上記アジャスタ8のエアバルブ取付孔8a内に保持されるエアバルブ7は、気体を給排するエアバルブ本体7aと、筒状に形成されて外周に螺子山(符示せず)を有し上記エアバルブ本体7aが軸心部に螺合するバルブケース70と、このバルブケース70の上端部外周に螺着するバルブキャップ71とからなる。
そして、上記エアバルブ7における図中下端に位置するフランジ部70aが六角柱状に形成されており、このフランジ部70aに工具を係合しながらバルブケース70を回転し、このバルブケース70の外周に形成される螺子山を利用して上記アジャスタ8のエアバルブ取付孔8a内にリザーバ室R側から螺合されると共に、上記同螺子山を利用してバルブキャップ71が螺着されてなる。
更に、上記バルブケース70のフランジ部70aには、径方向に開穿されてバルブケース70の内外を連通する気孔70bが設けられてなり、この気孔70bを備えることにより、エアバルブ7は、上記気孔70bを介してロッド13内周とコントロールロッド90外周との筒状の隙間たる気路に気体を給排することが可能となる。
尚、図中には、筒状に形成されたコントロールロッド90を示し、当該構成を備えることによりフロントフォークを軽量化することが可能となるがこの限りではなく、中実のコントロールロッドとしても良い。
また、上記エアバルブ7のバルブケース70は、上記アジャスタ8の内周にシール(符示せず)を介して密接することから、エアバルブ取付孔8aからフォーク本体内に収容される気体や作動油が漏れ出すことがない。
上記構成を備えることにより、キャップ部材12、アジャスタ8及びエアバルブ7でフォーク本体の図中上端を封止することが可能となり、アジャスタ8を回転駆動して軸方向に移動することにより、エアバルブ7も軸方向に移動することが可能となる。
また、上記エアバルブ7のバルブケース70の図中下端は、コントロールロッド90の図中上端に当接してなるため、アジャスタ8を回転して軸方向に移動することによりエアバルブ7のバルブケース70を介してコントロールロッド90を軸方向に移動することが可能となる。
尚、図中には、アジャスタ8を最もフォーク本体側に前進させた状態を示し、このとき、アジャスタ8の図中下端がロッド13を保持する基端部材18の図中上端に当接する。
一方、アジャスタ8を反フォーク本体側に後退させた場合には、アジャスタ8と基端部材18との間は離間する。
上記基端部材18の軸心部には、ロッド13が螺合されてなり、このロッド13は筒状に形成されて軸心部を貫通する透孔13aと、このロッド13の径方向に開穿されて上記透孔13aとリザーバ室Rとを連通する気孔13b(図1)とを備える。
そして、ロッド13は、上記透孔13a内に上記減衰力調整手段を構成する調整弁9とコントロールロッド90とを収容する。
上記構成を備えることにより、ロッド13の気孔13bと、ロッド13内周とコントロールロッド90外周との間に形成される隙間たる気路と、バルブケース70の気孔70bを気体が通過し、上記エアバルブ7は、上記気路及び気孔13b、70bを介してリザーバ室R内に気体を給排することが可能となる。
上記ロッド13内周とコンロドールロッド90外周との間に形成される筒状の隙間は、調整弁9のシール9cで図中下部を封止される透孔13a内に形成され、上記隙間を気路として利用することにより、気路をキャップ部材12に別に設ける必要がなく、キャップ部材12の形状が複雑になることを防ぐ。
尚、フロントフォークが減衰力調整手段を備えない場合においては、上記ロッド13にエアバルブ側に開口する穴若しくは軸方向に貫通する孔からなる気路と、この気路とリザーバ室Rとを連通する気孔とを備えるとしても良い。
また、本実施の形態のように、減衰力調整とリザーバ室Rの内圧調整とを可能にする場合において、上記アジャスタ8の軸心部にエアバルブ7を設け、上記各気孔13b、70bを備えてアジャスタ8及びエアバルブ7を軸方向に移動させるのみで上記各調整が可能となるため、フロントフォークの構造を複雑化させることがない。
ところで、上記リザーバ室Rを昇圧傾向に維持する場合において、フォーク本体の最伸張時近傍から収縮ストロークを開始する際、フォーク本体は、上記リザーバ室R内の気体によって伸張方向に附勢されているため収縮ストロークが速やかに開始されず、乗り心地を悪化させる虞がある。
そこで、本実施の形態においては、図2、3に示すように、収縮ストロークの開始時においても良好な乗り心地を実現するため、フォーク本体を収縮方向に附勢するバランススプリング4を備えてなる。
上記バランススプリング4は、インナーチューブ側に固定される上側ばね受け4aと、ピストン側に固定される下側ばね受け4bとの間に介装される。
上記上側ばね受け4aは、インナーチューブ2におけるアウターチューブ1への挿入側、即ち、図中上方に位置する一方端部内側に重ねて取り付けられた隔壁部材5の下端に固定され、上記下側ばね受け4bは、ロッド13の先端部外周に取り付けられる筒状のケース16に固定される。
当該構成を備えることにより、バランススプリング4は、図2に示すように、フォーク本体が伸張状態にあるときに圧縮されて、インナーチューブ2の図中上端とロッド13の先端とを離間させ、ロッド13がインナーチューブ2内に侵入するよう附勢するため、フォーク本体は収縮する方向に附勢される。
従って、フォーク本体が最伸張時近傍にある場合においても、バランススプリング4がリザーバ室Rの内圧に抗してフォーク本体を収縮方向に附勢するため、収縮ストロークが速やかに開始されて乗り心地の悪化を招くことがない。
尚、バランススプリング4は、上側ばね受け4aに図中上端を固定されることが好ましいがこの限りではなく、図中下端を下側ばね受け4bに固定されるとしても、両端を固定されることなくフリーで使用されるとしても良い。
また、上記下側ばね受け4bを備えるケース16は、当該ケース16の上方と下方を連通する通孔16aを備え、作動油の移動を妨げることがなく、油面Oにかかるリザーバ室Rの圧力は、当該通孔16aを介してケース16の下方に作用するため、伸側作動室P2全体を加圧することが可能となる。
上記ピストン15を保持するロッド13は、その外周に取り付けられる上下一対のクッション部材17a、17bを備えてなり、上側クッション部材17aはロッド13の基端部材近傍に、下側クッション部材17bはロッド13の略中央に取り付けられる。
これらのクッション部材17a、17bは弾性素材からなり、フォーク本体の最伸張時においては、図2に示すように、下側クッション部材17bがインナーチューブ2に固定される隔壁部材5の内周片5a下面に当接し、フォーク本体の最収縮時においては、図3に示すように、上側クッション部材17aが上記隔壁部材5の内周片5a上面に当接する。
従って、各クッション部材17a、17bは、フォーク本体の最伸張時及び最収縮時の衝撃を吸収すると共に、それ以上の伸張及び収縮を防ぐ。
また、クッション部材17bと隔壁部材5とが当接している場合においても、上下のリザーバ室R1、R2は連通しており、クッション部材17b及び隔壁部材5は、上下のリザーバ室R1、R2の連通を妨げないものである。
ところで、インナーチューブ2の図中下側には、硬質の合成樹脂からなるキャップ状のボトムケース23がボトム部材22に固定され、図示しないが、このボトムケース23外周とボトム部材22は液密に封止されており、上記ボトムケース23の内側には外気と連通する空気室Aが設けられている。
上記ボトムケース23が図3に示すフォーク本体の最収縮時において、その上端とピストン15とが接触しない長さに形成され、当該構成を備えることにより、フォーク本体のストローク長を確保すると共に作動油量を低減してフロントフォークを軽量化することが可能となる。
従って、ストローク長が確保される限りにおいては、上記ケース23を設けずにフォーク本体の全長を短くするとしても良い。
以上の構成を備えることにより、本実施の形態におけるフロントフォークは、エアサスペンションやダンパとしての機能等、フロントフォークとしての基本的な性能を発揮することが可能となる。
また、上記フロントフォークは、アウターチューブ1内にインナーチューブ2を円滑に出没させるための構成を備え、当該構成に本発明に係る構成が具現化される。
フォーク本体は、図5に示すように、アウターチューブ1内周とインナーチューブ2外周との間に筒状の潤滑隙間3aを形成し、この潤滑隙間3a内に潤滑用の作動油を収容すると共に、上下一対の環状軸受6a、6bを備えてなる。
そして、アウターチューブ1のインナーチューブ挿入側の開口端部10、即ち、図中下方端部内周に、インナーチューブ2外周に摺接する環状の第一シール部材11を備え、この第一シール部材11は、潤滑用の作動油を潤滑隙間3a内に保持する。
上記第一シール部材11は、外側に位置する環状のダストシール11aと、このダストシール11aの内側に直列に設けられる環状のオイルシール11bとを備えてなり、従来周知の構成が採用される。
上記潤滑隙間3aは、図中下端側を上記第一シール部材11で封止され、図中上端側をインナーチューブ2に隔壁部材5を介して取り付けられた第二シール部材21で封止されて、フォーク本体の伸縮に伴い膨縮する。
上記第二シール部材21は、環状に形成されて上記隔壁部材5の外周に設けられ、第一シール部材11よりも内側、即ち、フォーク本体内部側に位置するアウターチューブ1内周に外周を摺接させる。
つまり、図2に示すように、フォーク本体が伸張状態にある場合には、第一シール部材11と第二シール部材21とが接近して潤滑隙間3aの容積が収縮し、図3に示すように、フォーク本体が収縮状態にある場合には、第一シール部材11と第二シール部材21とが離間して潤滑隙間3aの容積が膨張する。
そして、上記潤滑隙間3aは、インナーチューブ2の図中先端側に設けた油孔30を介して体積補償室3bに連通し、この体積補償室3bと共に密閉された油溜室3を構成する。
当該油溜室3は、第二シール部材21によってフォーク本体内部と区画されると共に、フォーク本体が伸張状態にある場合、その内部には、下方に位置して潤滑用の作動油で満たされた潤滑流体室Lと、この潤滑流体室Lの油面O1を境に上方に位置する気室Gとが形成される(図2、5)。
当該構成を備えることにより、フォーク本体が伸張した場合には、潤滑隙間3aの体積が減少することにより、潤滑隙間3aから溢れた作動油が油孔30を介して体積補償室3b内に流入する(図2)。
また、フォーク本体が収縮した場合には、潤滑隙間3aの体積が増加することにより、潤滑隙間3a内で不足した作動油が油孔30を介して体積補償室3b内から潤滑隙間3a内に供給される(図3)。
そして、体積補償室3b内における作動油の増減は、気室G内に収容される気体の膨縮によって補償される。
上記構成を備えることにより、フォーク本体内部におけるリザーバ室Rの圧力が第二シール部材21よりも外側に位置する油溜室3内に作用せず、油溜室3をフォーク本体内部と区画することができる。
従って、第一シール部材11が損傷した場合においても潤滑用の作動油が潤滑隙間3aから噴出することを防ぐことが可能となる。
また、第二シール部材21は、第一シール部材11よりも内側に設けられ、例えば、飛び石等の外的要因によって損傷することがないアウターチューブ1内周に摺接することから、第二シール部材21が損傷する危険性を回避して第二シール部材21をフェールセーフとして確実に機能させることが可能となる。
更には、体積補償室3bを備え、潤滑隙間3aと体積補償室3bとからなる油溜室3内に潤滑流体室Lと気室Gとを形成することにより、潤滑隙間3a内の油面低下を防ぎ、潤滑隙間3aの体積変化を補償することが可能となる。
上記体積補償室3bは、インナーチューブ2におけるアウターチューブ1への挿入側、即ち、図中上側に位置する一方端部内側に設けた筒状の隔壁部材5によって形成される。
この隔壁部材5は、図5に示すように、上記インナーチューブ2の一方端部から突出して上記第二シール部材21を外周に備える環状の突出部50と、この突出部50から延設されて外周が上記インナーチューブの一方端部内周に結合する環状の結合部51と、この結合部51から延設されて外周が縮径されてなる環状の縮径部52と、この縮径部52から延設されて外周が上記インナーチューブ2内周にシール部材53aを介して液密に当接する密接部53とを備えてなる。
そして、縮径部52外周とインナーチューブ2内周との間に体積補償室3bを形成し、この体積補償室3bは、インナーチューブ2における縮径部52とのラップ部に上記油孔30が開穿され、この油孔30を介して潤滑隙間3aと連通される。
上記構成を備えることにより、フロントフォークを組み立てる際、フォーク本体が最収縮状態に維持された状態で作動油を上端近傍まで満たし、次いで、隔壁部材5をインナーチューブ2に組み付けることにより、隔壁部材5内に気室が自然に形成されることがら、本発明における油溜室3を容易に具現化することが可能となる。
また、第二シール部材21は、上記隔壁部材5に取り付けられることから、第二シール部材21もまた容易に組み付けることが可能となる。
上記第二シール部材21は、リザーバ室R側に対向する環状のエアシール21aと、このエアシール21aと直列に設けられる環状のオイルシール21bとを備えてなり、このオイルシール21bは潤滑隙間3aに対向する。
当該構成を備えることにより、各シール21a、21bでリザーバ室Rの気体及び潤滑隙間3aの作動油を確実にシールすることが可能となる。
尚、上記第二シール部材21として使用するシールの特性は、封止したい対象によって適宜選択することが可能である。
また、エアシール21aが潤滑隙間3aの作動油をリザーバ室Rに掻き出さない程度に封止する機能を有していれば、必ずしもオイルシール21bを備えなくても良い。
ところで、本実施の形態において、アウターチューブ1とインナーチューブ2との円滑な摺動を助ける上下一対の環状軸受6a、6bは、潤滑隙間3a内に設けられ、インナーチューブ2の図中上端部外周に位置決めされる上側環状軸受6aと、アウターチューブ1の図中下端部内周に設けられスライド可能な下側環状軸受6bとからなる。
上記上側環状軸受6aは、潤滑隙間3aと体積補償室3bとを連通する油孔30よりも上方に設けられ、インナーチューブ2外周に形成された溝24に嵌合されて移動せず、外周をアウターチューブ1内周に摺接させてなり、当該構成を備えることにより、潤滑隙間3aと体積補償室3bとを移動する作動油の妨げとなることがない。
一方、上記下側環状軸受6bは、アウターチューブ1の図中下側先端部10内周に形成された溝10a内にスライド自在に設けられ、インナーチューブ2外周に油膜を介して内周を摺接させてなり、インナーチューブ2の移動に伴い上下する。
当該構成を備えることにより、第一シール部材11におけるオイルシール11bに作動油を供給して当該オイルシール11bの摺動性を確保することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、特許請求の範囲から逸脱することなく改造、変形及び変更を行うことができることは理解すべきである。
例えば、上記実施の形態において、フロントフォークに本発明に係る構成を具現化するとしたがこの限りではなく、リアクッションユニットや他の緩衝器に具現化するとしても良いことは勿論である。
また、上記実施の形態において、倒立型のフロントフォークを採用するとしたがこの限りではなく、正立型のフロントウォークとしても良い。
また、本実施の形態においては、フォーク本体内部に作動流体として作動油を収容するとしたが、この限りではなく、水系の作動流体としても良い。
また、潤滑用に作動油を用いるとしたが、フォーク本体内部に収容する作動流体と別種類の作動油や、水系の作動流体等を用いても良い。
A 空気室
B バイパス路
G 気室
L 潤滑流体室
O、O1 油面
P1 圧側作動室
P2 伸側作動室
R リザーバ室
V1 圧側リーフバルブ
V2 伸側リーフバルブ
1 アウターチューブ
2 インナーチューブ
3 油溜室
3a 潤滑隙間
3b 体積補償室
4 バランススプリング
5 隔壁部材
6a、6b 環状軸受
7 エアバルブ
8 アジャスタ
9 コントロールロッド
11 第一シール部材
12 キャップ部材
13 ロッド
14 先端部材
15 ピストン
16 ケース
17 クッション部材
18 基端部材
21 第二シール部材
22 ボトム部材
23 ボトムケース
90 コントロールロッド

Claims (4)

  1. 作動流体を収容するシリンダと、このシリンダ内周に外周を摺接させると共に上記シリンダ内を圧側作動室と伸側作動室とに区画するピストンと、このピストンを保持しながら上記シリンダ内に出没するロッドと、上記ピストンの移動に伴い上記両作動室の連通を許容しながら所定の減衰力を発生する減衰力発生手段と、上記ロッドの出没に伴い所定のばね反力を発生する気室と、この気室内に気体を給排して上記ばね反力を調整するエアバルブとを備える緩衝装置において、
    上記エアバルブは、上記ロッドの反シリンダ側端部に対向して取り付けられ、上記ロッドに形成される気路を介して上記気室内に気体を給排することを特徴とする緩衝装置におけるエアバルブ取付構造。
  2. 上記懸架装置は、上記ロッドが軸心部に起立するアウターチューブと、このアウターチューブ内に出没する上記シリンダたるインナーチューブとからなる懸架装置本体と、上記アウターチューブの開口端を封止して上記ロッドを保持するキャップ部材とを備え、
    上記インナーチューブの上記アウターチューブへの出没に伴い、このインナーチューブ内へ上記ロッドが出没することを特徴とする請求項1に記載の緩衝装置におけるエアバルブ取付構造。
  3. 上記アウターチューブが鞍乗り用車両における車体側に、上記インナーチューブが車輪側に配置されて倒立型に設定されてなり、
    上記気室は、上記懸架装置本体内に上記キャップ部材と対向して設けられると共に、昇圧傾向に維持されてロッド側に位置する上記伸側作動油室を油面を介して加圧することを特徴とする請求項2に記載の緩衝器におけるエアバルブ取付構造。
  4. 上記緩衝装置が上記減衰力発生手段における減衰力を調整する減衰力調整手段を備え、
    この減衰力調整手段は、上記減衰力発生手段を迂回して上記両作動室を連通するバイパス路と、上記ロッドを貫通する透孔内に軸方向に移動自在に設けられ上記バイパス路内に先端部を出没させる調整弁と、同じく上記透孔内に軸方向に移動自在に設けられ上記調整弁の背面に当接するコントロールロッドと、上記キャップ部材の軸心部に穿設される軸孔内に設けられて上記コントロールロッドを介して上記調整弁を上記バイパス路内に進退させるアジャスタとを備え、
    上記ロッドは、このロッドの側面に開穿されて上記透孔と気室とを連通する気孔を備え、
    上記アジャスタは、軸心部に穿設されるアジャスタ軸孔内に上記エアバルブを収装すると共に、上記アジャスタ軸孔内と透孔とを連通する気孔を備え、
    上記エアバルブは、上記ロッドの内周と上記コントロールロッドの外周との間に形成される筒状の隙間からなる上記気路と上記各気孔を介して、上記気室内に気体を給排することを特徴とする請求項3に記載の懸架装置におけるエアバルブ取付構造。
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