JP2011251695A - 注出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造が容易であるとともに、操作性を向上させること。
【解決手段】内容物が収容される内容器2を有する二重容器4と、内容器2の内部に連通する連通開口52が形成された上下動可能な可動部材12を有する注出体5と、注出体5に着脱自在に装着されたオーバーキャップ7とを備え、可動部材12は、連通開口52を覆うフィルム13が配設された天壁部11を備え、フィルム13は、連通開口52を囲繞するとともに周方向の一部分が開口した固着部を介して天壁部11の上面に固着され、フィルム13のうちの固着部の内側部分が天壁部11の上面に離間可能に密接されることで連通開口52がシールされ、前記キャップ7に、前記キャップ7の着脱に伴って可動部材12を上下動させる係合部29が設けられ、注出体5は、可動部材12の上下動に伴って連通開口52と内容器2の内部との連通およびその遮断を切り替える注出弁24を備える注出容器1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、注出容器に関する。
従来、液状の内容物が収容される注出容器において、注出容器が倒れた時に内容物がこぼれないようにするため、注出部に手動式の弁体の開閉機構を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、醤油差し容器において、醤油注ぎ口(以下、注出口という)と空気穴とを同じ方向に働くスプリングの付勢力により同一方向から同時に密閉し、さらに空気穴を利用した釦をスプリングの付勢に抗して押すことで、注出口と空気穴とを同時に開口させて内容物である醤油を差せるようにした開閉機構について記載されている。
実用新案登録第3078012号公報
しかしながら、前記従来の注出容器に設けられる注出口の開閉機構は、ばね部材の付勢力を利用した複雑な弁体機構であるため、製造に手間が掛かり、改良の余地があった。
また、注出容器内の内容物を注出させる際には、その都度、釦を押す開閉操作を行いながら注出容器を傾ける必要があり、操作性に改良の余地があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、製造が容易であるとともに、操作性を向上させることができる注出容器を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る注出容器は、内容物が収容されるとともに可撓性を具備する内容器、および該内容器との間に外気を吸入する吸気孔が形成された弾性変形可能な外容器を有する二重容器と、該二重容器の口部に装着され、前記内容器の内部に連通する連通開口が形成された上下動可能な可動部材を有するとともに前記連通開口を通して内容物を注出可能な注出体と、前記注出体に着脱自在に装着され前記可動部材を覆うオーバーキャップと、外部と前記吸気孔との連通およびその遮断を切り替える空気弁と、を備え、前記可動部材は、前記連通開口が形成されるとともに上面に該連通開口を覆うフィルムが配設された天壁部を備え、前記フィルムは、前記連通開口を囲繞するとともに少なくとも周方向の一部分が開口した固着部を介して前記天壁部の上面に固着され、前記フィルムのうちの前記固着部の内側部分が前記天壁部の上面に離間可能に密接されることで前記連通開口がシールされ、前記オーバーキャップには、前記可動部材に係合し、該オーバーキャップの着脱に伴って前記可動部材を上下動させる係合部が設けられ、前記注出体は、前記可動部材の上下動に伴って前記連通開口と前記内容器の内部との連通およびその遮断を切り替える注出弁を備えていることを特徴とする。
この発明では、オーバーキャップが注出体に装着された使用前の状態においては、注出弁によって内容器の内部と連通開口との連通が遮断されるとともに、連通開口を覆うフィルムが天壁部の上面に密接されて連通開口がフィルムによってシールされ、内容器の密閉性が確保されている。
また、この注出容器を使用する際には、まず、オーバーキャップを注出体から離脱させる。すると、この離脱操作に伴って係合部が可動部材を上昇移動させることで、注出弁による内容器の内部と連通開口との連通の遮断が解除される。
その後、例えば、前記固着部の開口部分を下方に向けて二重容器を傾けて注出容器を注出姿勢にしたり、二重容器を径方向の内側に向けて押圧して内容器の内圧を上昇させたりして、内容器内の内容物を連通開口から流出させる。すると、連通開口から流出する内容物によってフィルムが押圧され、フィルムのうちの固着部の内側部分が、天壁部の上面から離間して上側に凸となるドーム状に膨出する。これにより、フィルムと天壁部の上面との間に、連通開口に連通する流路が形成されるとともに、固着部の開口部分に、外部に向けて開口された注出口が形成される。その結果、連通開口から流出した内容物が、前記流路を通って前記注出口から注出される。
その後、二重容器を元の正立姿勢に戻したり、二重容器の押圧を停止、解除したりすることで、連通開口からの内容物の流出を停止させる。すると、フィルムに付与されていた内容物による押圧力が解除され、天壁部の上面から離間したフィルムが元の状態に復元されて天壁部の上面に密接する。その結果、前記注出口が閉塞されるとともに連通開口がフィルムによってシールされ、内容器の密閉性が再び確保される。
そして、注出容器の使用が終了した後は、オーバーキャップを注出体に装着させる。すると、この装着操作に伴って係合部が可動部材を下降移動させることで、注出弁によって内容器の内部と連通開口との連通が遮断される。
以上により、注出体の前記天壁部の上面にフィルムを固着させるという簡単な構成で注出口を開閉させることができるので、注出容器の製造を容易なものにすることができる。
また、連通開口から内容物を流出させてその内容物によりフィルムを押圧することで注出口が開口して内容物が注出され、また、連通開口からの内容物の流出を停止させることで注出口が閉塞されるとともに連通開口がシールされるので、内容物を注出する操作を容易に行うことができる。つまり、連通開口から内容物を流出させる操作を行うだけでよく、注出口を開閉させる操作を別途行う必要がなく、操作性を向上させることができる。
また、注出弁によって内容器の内部と連通開口との連通が遮断されるとともに、フィルムによって連通開口がシールされることで、内容器の密閉性が確保されているので、この注出容器の流通時や保管時などに、内容物が不用意に注出口から注出されるのを抑制することができる。
また、注出弁による内容器の内部と連通開口との連通およびその遮断を、オーバーキャップの着脱操作に伴って切り替えることができるので、内容物の漏出を抑制しつつ、注出操作の操作性を良好なものとすることができる。
また、外部と前記吸気孔とを連通する外気流入路には、内部に前記空気弁が収容されるとともに外部に連通する弁座開口を有する収容室が備えられ、前記空気弁は、この注出容器が正立姿勢であるときに、前記弁座開口と離間し、かつ前記固着部の開口部分を下方に向けてこの注出容器を注出姿勢にしたときに、前記収容室内で自重により移動して前記弁座開口を閉塞しても良い。
この場合、この注出容器から内容物を注出するときに、この注出容器を注出姿勢にすることで、空気弁が収容室内で自重により移動して弁座開口を閉塞する。したがって、外容器と内容器との間に中間空間が形成されている場合であっても、二重容器を径方向の内側に向けて押圧すると、前記中間空間の内圧が上昇して内容器に作用し、内容器の内圧が確実に上昇する。
また、注出容器から内容物を注出した後、内容器の密閉性が確保された状態で二重容器の押圧を解除すると、内容器が減容変形したまま外容器が復元変形しようとする。このとき、内容器と外容器との間に発生した負圧が、吸気孔を通して空気弁に作用することにより、空気弁が弁座開口から離間し、外気流入路を通して外部と吸気孔とが連通される。すると、外部から外気流入路に外気が流入され、この外気が吸気孔から内容器と外容器との間に吸入される。
ここで、この注出容器が正立姿勢であるときに、空気弁が弁座開口と離間しているので、内容器と外容器との間に前記中間空間が形成された状態で二重容器を把持する等して、不意に外容器が径方向の内側に押し込まれたとしても、前記中間空間内の空気が、吸気孔および外気流入路を通して外部に逃がされることとなる。これにより、前記中間空間の内圧上昇を抑え、内容器の内圧上昇を抑えることが可能になり、内容物が注出口から不用意に注出されるのを確実に抑制することができる。
また、前記注出体は、内部が前記収容室とされた収容筒部材を備え、前記可動部材は、連結ヒンジ部を介して前記収容筒部材に連結されていても良い。
この場合、可動部材が連結ヒンジ部を介して収容筒部材に連結されているので、部品点数の増加を抑制しつつ前述の作用効果を確実に奏功させることができる。
また、前記弁座開口は、径方向のうち、前記固着部が開口した方向に向けて開口していても良い。
この場合、弁座開口が、径方向のうち、前記固着部が開口した方向に向けて開口しているので、この注出容器を注出姿勢にしたときに、空気弁によって弁座開口を確実に閉塞させることができる。すなわち、この注出容器を注出姿勢にするときには、前記固着部の開口部分を下方に向け、注出容器を、径方向のうち、前記固着部が開口した方向に向けて傾けることとなるため、収容室内で空気弁が自重によって円滑に弁座開口に向けて移動する。
本発明に係る注出容器によれば、製造が容易であるとともに、操作性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る注出容器の要部の縦断面図である。 図1に示す注出容器の上面図である。 図1に示す注出容器の要部の異なる方向から見た縦断面図である。 図1に示す注出容器の作用を説明する図である。 図1に示す注出容器の作用を説明する図である。 図1に示す注出容器の変形例における要部の縦断面図である。 図1に示す注出容器の変形例における要部の縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る注出容器の要部の縦断面図である。 図8に示す注出容器の上面図である。 図8に示す注出容器の作用を説明する図である。 図8に示す注出容器の作用を説明する図である。 本発明の第3実施形態に係る注出容器の要部の縦断面図である。 図12に示す注出容器の作用を説明する図である。 本発明の第4実施形態に係る注出容器の要部の縦断面図である。 図14に示す注出容器の作用を説明する図である。 本発明の第5実施形態に係る注出容器の要部の縦断面図である。 図16に示す注出容器の変形例における要部の縦断面図である。 本発明の第6実施形態に係る注出容器の要部の縦断面図である。 図18に示す注出容器の作用を説明する図である。
(第1実施形態)
以下、図面を参照し、本発明の第1実施形態に係る注出容器を説明する。
図1に示すように、注出容器1は、内容物が収容されるとともに可撓性を具備する内容器2、および該内容器2との間に外気を吸入する吸気孔41が形成された弾性変形可能な外容器3を有する二重容器4と、二重容器4の口部4aに吸気孔41を覆うように装着され内容物を注出可能な注出体5と、注出体5に着脱自在に装着されたオーバーキャップ7と、外部と吸気孔41との連通およびその遮断を切り替える空気弁14と、を備えている。
なお本実施形態では、オーバーキャップ7は、ヒンジ部6を介して注出体5に連結され、二重容器4およびオーバーキャップ7は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置された状態で配設されている。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸Oに沿う方向を上下方向といい、上下方向に沿ったオーバーキャップ7側を上側といい、二重容器4側を下側という。また、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。さらに、径方向のうち、ヒンジ部6を通る方向を前後方向といい、前後方向に沿って容器軸Oに対してヒンジ部6が位置する方向を後側といい、その反対側を前側という。
二重容器4としては、既知の一般的な構成を採用可能であり、図示の例では、いわゆるデラミボトルを採用している。この二重容器4では、内容器(内層)2が外容器(外層)3の内面に剥離可能に積層されている。この二重容器4は、例えば、共押出し成形した二層構造のパリソンをブロー成形することにより成形され、外容器3はポリエチレン樹脂製とされるとともに、内容器2はポリエチレン樹脂に対して相溶性のないポリアミド系の合成樹脂製とされている。
なお二重容器4としては、例えば、個別に成形された減容変形可能な内容器2と弾性変形可能な外容器3とを、後工程で組み合わせてなる構成や、外容器3内に内容器2が挿入されてなり、内容物の注出に伴い、外容器3と内容器2との間に外気が導入されて、内容器2がしぼみ変形する構成なども採用することができる。また二重容器4は、この注出容器1の使用前に、内容器2と外容器3との間に空間が形成されている構成であっても良い。
二重容器4の口部4aは、内容器2の口部2aと外容器3の口部3aとが積層された構成となっている。この二重容器4の口部4aは、上側に位置する上筒部8と、下側に位置し上筒部8よりも大径に形成された下筒部9と、を備える二段筒状に形成されている。
上筒部8のうち、外容器3の口部3aで構成された部分の外周面には、上側から下側に向けて、雄ねじ部8aおよび前記吸気孔41がこの順に形成されている。雄ねじ部8aにおいて、吸気孔41と周方向の位置が一致する部分には、上下方向に延びる縦溝8bが形成されている。
注出体5は、二重容器4の口部4aに装着された装着部材10と、内容器2の内部に連通する連通開口52が形成された上下動可能な可動部材12と、内容器2の内部と連通開口52との連通を遮断する注出弁24と、内部が前記空気弁14を収容する収容室43とされた収容筒部材15と、を備えている。
装着部材10は、二重容器4の口部4aに外挿された外挿筒部16と、二重容器4の口部4aに配設されるとともに径方向に延在する基盤壁部17と、基盤壁部17から下方に向けて延設され二重容器4の口部4a内に嵌合されたシール筒部18と、基盤壁部17から上方に向けて延設され内部が吸気孔41に連通する嵌合筒部19と、基盤壁部17から上方に向けて延設され内部が内容器2の内部に連通する立設筒部20と、を備えている。
外挿筒部16は容器軸Oと同軸に配置され、外挿筒部16の内周面には、二重容器4の雄ねじ部8aに螺合する雌ねじ部16aが形成されている。また、外挿筒部16の下端部は、二重容器4の口部4aの下筒部9に気密状態で外嵌しており、外挿筒部16の下側を通した吸気孔41と注出容器1の外部との連通が遮断されている。さらに、外挿筒部16の内周面と二重容器4の口部4aの上筒部8との間には、前記吸気孔41が開口する隙間空間44があいている。
基盤壁部17の外周縁部は、二重容器4の口部4aの上端開口縁上に配置されている。基盤壁部17の外周縁部には、外挿筒部16の上端縁が連結され、この基盤壁部17は、外挿筒部16の上端開口部を閉塞している。また基盤壁部17は、オーバーキャップ7の下端部内に嵌合されている。
シール筒部18は、二重容器4の口部4aを構成する内容器2の口部2a内に嵌合され、内容器2の内部に連通している。
立設筒部20は、基盤壁部17の前側部分に配設されており、基盤壁部17において立設筒部20の内側に位置する部分には、シール筒部18内に開口する貫通孔51が形成されている。
嵌合筒部19は、基盤壁部17の後側部分に配設されており、基盤壁部17において嵌合筒部19の内側に位置する部分には、前記隙間空間44に開口し隙間空間44と収容室43とを連通する連通孔45が形成されている。
収容筒部材15は、有頂筒状に形成され、装着部材10の前記嵌合筒部19内に嵌合されている。ここで収容室43は、外部に連通する弁座開口46を有しており、この弁座開口46は、収容筒部材15の頂壁部15aに形成され、上方に向けて開口している。そして空気弁14は、外径が収容室43の内径よりも小さい球状に形成され、この注出容器1が正立姿勢であるときに、収容室43内に弁座開口46と離間した状態で収容されている。
これにより、この注出容器1が正立姿勢であるときに、オーバーキャップ7が注出体5から離脱された状態で、外部と吸気孔41とが、弁座開口46、収容室43、連通孔45、隙間空間44を通して連通している。以下、弁座開口46、収容室43、連通孔45および隙間空間44を外気流入路40という。
可動部材12は、前記連通開口52が形成されるとともに、上面に該連通開口52を覆うフィルム13が配設された天壁部11と、天壁部11から下方に向けて延設され、内部が前記連通開口52に連通する連通筒部23と、を備えており、図2に示すように、可動部材12と収容筒部材15とは、互いに連結されている。
図示の例では、収容筒部材15の頂壁部15aには、径方向のうち、前後方向に直交する左右方向の両側に向けて一対の連結板部22が突設されている。また、可動部材12の天壁部11は、前後方向に沿って延在しており、天壁部11の後端縁の上面視形状は、左右方向において、中心から外側に向かうに従い漸次、後方に向かうC字状となっている。そして、この後端縁の左右方向の両端部はそれぞれ、連結板部22の前端縁に連結ヒンジ部25を介して連結されている。なお、連結ヒンジ部25のヒンジ軸は、左右方向に沿って延在している。
また図3に示すように、天壁部11の上面は、凹曲面状に形成されている。すなわち、天壁部11は、左右方向において、中心から外側に向かうに従い漸次せり上がって全体として縦断面視弓形に湾曲されている。
図1に示すように、連通開口52は、装着部材10の前記貫通孔51と同軸に配設されている。
連通筒部23は、立設筒部20に上下摺動自在に外嵌しており、立設筒部20は、可動部材12の上下動をガイドする。
なおこの注出容器1では、連通開口52と内容器2の内部とが、可動部材12の連通筒部23の内側、装着部材10の立設筒部20の内側、貫通孔51およびシール筒部18の内側からなる接続路50によって接続されている。
図2に示すように、フィルム13は、弾性変形可能とされ、天壁部11の外縁に沿った形状に形成されている。このフィルム13は、天壁部11の上面に固着部26を介して固着されている。この固着部26は、連通開口52を囲繞するとともに天壁部11の前端部において開口されている。図示の例では、固着部26の上面視形状は、天壁部11の外縁に沿い、かつ前方に向けて開口する形状となっている。
これにより、フィルム13は、天壁部11の前端部を除いて天壁部11の外縁に沿って天壁部11の上面に固着されており、天壁部11の前端部には、固着部26が開口してフィルム13と天壁部11とが非固着とされた固着部26の開口部分26aが形成され、この開口部分26aが注出口27となっている。
なお、注出口27と前記弁座開口46との周方向の位置は互いにずらされており、図示の例では、注出口27と弁座開口46とは容器軸Oを間に挟んだ反対側に位置している。
また、フィルム13のうちの固着部26の内側部分である非固着部28は、天壁部11の上面に密接されている。これにより、連通開口52がフィルム13によってシールされ、内容器2の密閉性が確保されている。また、フィルム13の非固着部28は、天壁部11の上面から離間する方向に弾性的に膨出(反転変形)することで天壁部11の上面に対して離間可能である。
なお、フィルム13の天壁部11の上面に対する固着方法としては、熱溶着等の溶着の他、接着剤を用いた接着などであってもよい。
また、フィルム13としては、伸縮性を有するフィルムを使用することが好ましいが、本実施形態のように、天壁部11の上面が凹曲面状に形成されている場合には、伸縮性を有しない一般的なフィルムも好適に使用することができる。
図1に示すように、注出弁24は、可動部材12の連通筒部23内に配設され、注出弁24の上側部分は、ブリッジ部34を介して連通筒部23に連結されるとともに、注出弁24の下側部分は、装着部材10の立設筒部20内に嵌合されて立設筒部20の内周面に全周にわたって密接している。
ブリッジ部34は、注出弁24の外周面と連通筒部23の内周面とを連結しており、注出弁24の周方向に間隔をあけて複数配設されている。ブリッジ部34は、立設筒部20の上端縁上に配置されている。
図3に示すように、オーバーキャップ7は、可動部材12を覆うように注出体5に装着されており、このオーバーキャップ7には、可動部材12に係合する係合部29が設けられている。係合部29は、左右方向に天壁部11を挟み込むように一対配設されている。これらの係合部29は、オーバーキャップ7から下方に向けて延設された本体板30と、本体板30に突設され可動部材12に下方から係脱可能に係合する係合突起31と、を備えている。
図示の例では、係合突起31は、天壁部11の側端部に下側から係合されている。また図2に示すように、本体板30の表裏面は前後方向に延在し、本体板30の前端縁は、オーバーキャップ7の内周面に連結されている。
次に、以上のように構成された注出容器1の作用について説明する。
はじめに、オーバーキャップ7が注出体5に装着された使用前の状態においては、注出弁24によって内容器2の内部と連通開口52との連通が遮断されるとともに、連通開口52を覆うフィルム13が天壁部11の上面に密接されて連通開口52がフィルム13によってシールされ、内容器2の密閉性が確保されている。
また、この注出容器1を使用する際には、まず、オーバーキャップ7をヒンジ部6回りに回動させて注出体5から離脱させる。すると図4に示すように、この離脱操作に伴って、係合突起31が可動部材12の天壁部11の側端部に下側から係合しながら係合部29が上昇移動することで、係合部29が可動部材12を連結ヒンジ部25回りに上側に向けて回動させて上昇移動させる。これにより、注出弁24が装着部材10の立設筒部20から上方に離間し、注出弁24による内容器2の内部と連通開口52との連通の遮断が解除される。
なお、このように可動部材12が上昇移動するとき、連通筒部23と立設筒部20とが互いに摺接し、立設筒部20が可動部材12の上昇移動をガイドすることで、可動部材12が安定して上昇移動することとなる。
ここで図示の例では、可動部材12の上昇移動に伴い、可動部材12が連結ヒンジ部25回りに回動して連通筒部23の内周面と立設筒部20の外周面とが密接して、可動部材12の上昇移動が規制される。このとき、係合部29の係合突起31が、可動部材12の天壁部11の側端部を下方から上方に乗り越えて、可動部材12と係合部29との係合が解除される。なお例えば、連通筒部23および立設筒部20に、互いに係止し合うことで可動部材12の上昇移動を規制する図示しない規制手段を設けても良い。
このようにオーバーキャップ7を離脱させた後、例えば、注出口27を下方に向けて二重容器4を前方に傾けて注出容器1を注出姿勢にするとともに、二重容器4を径方向の内側に向けて押圧して内容器2の内圧を上昇させる。すると、内容器2内の内容物が接続路50を流通した後、連通開口52から流出し、連通開口52から流出する内容物によってフィルム13が押圧され、フィルム13の前記非固着部28が、天壁部11の上面から離間して上側に凸となるドーム状に膨出する(図4に示す2点鎖線参照)。これにより、フィルム13と天壁部11の上面との間に、連通開口52に連通する流路32が形成されるとともに、固着部26の開口部分26aに、外部に向けて開口された注出口27が形成される。その結果、連通開口52から流出した内容物が、前記流路32を通って前記注出口27から注出される。
ここで本実施形態では、前述のように注出容器1を注出姿勢にして注出容器1から内容物を注出するときには、空気弁14が、収容室43内で自重により移動して弁座開口46を閉塞する(図4に示す2点鎖線参照)。したがって、外容器3と内容器2との間に中間空間33(図5参照)が形成されている場合であっても、注出姿勢の注出容器1の二重容器4を径方向の内側に向けて押圧すると、前記中間空間33の内圧が上昇して内容器2に作用し、内容器2の内圧が確実に上昇する。またこのとき、前記中間空間33の内圧が、吸気孔41を通して空気弁14に作用するため、空気弁14が弁座開口46の開口周縁部に圧接して弁座開口46が確実に閉塞される。
その後、図5に示すように、注出容器1を正立姿勢に戻すとともに二重容器4の押圧を停止して、連通開口52からの内容物の流出を停止させる。すると、フィルム13に付与されていた内容物による押圧力が解除され、天壁部11の上面から離間したフィルム13が元の状態に復元されて天壁部11の上面に密接する。その結果、前記注出口27が閉塞されるとともに連通開口52がフィルム13によってシールされ、内容器2の密閉性が再び確保される。
ここで、内容器2の密閉性が確保された状態で二重容器4の押圧を解除すると、内容器2が減容変形したまま外容器3が復元変形しようとする。このとき、内容器2と外容器3との間に発生した負圧が、吸気孔41を通して空気弁14に作用することにより、この空気弁14が弁座開口46から離間し、外気流入路40を通して外部と吸気孔41とが連通される。すると、外部から外気流入路40に外気が流入され、この外気が吸気孔41から内容器2と外容器3との間に吸入される。したがって、この注出容器1から内容物を注出した後には、内容器2と外容器3との間に中間空間33が形成されることとなる。
注出容器1の使用が終了した後は、オーバーキャップ7をヒンジ部6回りに回動させてオーバーキャップ7を注出体5に装着させる。すると、この装着操作に伴って、係合部29の係合突起31が可動部材12の天壁部11の側端部に上側から当接しながら係合部29が下降移動することで、係合部29が可動部材12を連結ヒンジ部25回りに下側に向けて回動させて下降移動させる。これにより、注出弁24が装着部材10の立設筒部20に向けて下向きに接近し、注出弁24が装着部材10の立設筒部20内に嵌合することで、注出弁24によって内容器2の内部と連通開口52との連通が遮断される。
なお、このように可動部材12が下降移動するとき、連通筒部23と立設筒部20とが互いに摺接し、立設筒部20が可動部材12の下降移動をガイドすることで、可動部材12が安定して下降移動することとなる。
そして、連通筒部23の下端縁が装着部材10の基盤壁部17に当接したり、ブリッジ部34が立設筒部20の上端縁に当接したり等することで、可動部材12の下降移動が規制されると、係合部29の係合突起31が、可動部材12の天壁部11の側端部を上方から下方に乗り越えて、係合突起31が天壁部11の側端部の下側に位置することとなる。
ここで図5に示すように、この注出容器1が正立姿勢であるときに、空気弁14が弁座開口46と離間しているので、例えば、前述のように内容物を注出し内容器2と外容器3との間に前記中間空間33が形成された状態で二重容器4を把持する等し、外容器3が径方向の内側に押し込まれても、前記中間空間33内の空気が、吸気孔41および外気流入路40を通して外部に逃がされることとなる。これにより、前記中間空間33の内圧上昇を抑え、内容器2の内圧上昇を抑えることが可能になり、内容物が注出口27から不用意に注出されるのを確実に抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る注出容器1によれば、注出体5の前記天壁部11の上面にフィルム13を固着させるという簡単な構成で注出口27を開閉させることができるので、注出容器1の製造を容易なものにすることができる。
また、連通開口52から内容物を流出させてその内容物によりフィルム13を押圧することで注出口27が開口して内容物が注出され、また、連通開口52からの内容物の流出を停止させることで注出口27が閉塞されるとともに連通開口52がシールされるので、内容物を注出する操作を容易に行うことができる。つまり、連通開口52から内容物を流出させる操作を行うだけでよく、注出口27を開閉させる操作を別途行う必要がなく、操作性を向上させることができる。
また、注出弁24によって内容器2の内部と連通開口52との連通が遮断されるとともに、フィルム13によって連通開口52がシールされることで、内容器2の密閉性が確保されているので、この注出容器1の流通時や保管時などに、内容物が不用意に注出口27から注出されるのを抑制することができる。
また、注出弁24による内容器2の内部と連通開口52との連通およびその遮断を、オーバーキャップ7の着脱操作に伴って切り替えることができるので、内容物の漏出を抑制しつつ、注出操作の操作性を良好なものとすることができる。
さらに、可動部材12の連通筒部23が、装着部材10の立設筒部20に上下動可能に外嵌されているので、立設筒部20によって可動部材12の上下動をガイドすることが可能になり、可動部材12の上下動を安定させることができる。これにより、可動部材12の上下動時における可動部材12と前記係合部29との係合を確実なものとして、操作性を確実に向上させることができる。
また、この注出容器1が正立姿勢であるときに、空気弁14が弁座開口46と離間しているので、内容器2と外容器3との間に中間空間33が形成された状態で二重容器4を把持する等して、不意に外容器3が径方向の内側に押し込まれたとしても、内容物が注出口27から不用意に注出されるのを確実に抑制することができる。
また、可動部材12が連結ヒンジ部25を介して収容筒部材15に連結されているので、部品点数の増加を抑制しつつ前述の作用効果を確実に奏功させることができる。
また、天壁部11の前端部において固着部26が開口され、注出口27が前記前端部に形成されているので、注出口27の位置が二重容器4の口部4aから離れた位置に形成される。これにより、内容物を注出しやすくなり、操作性を向上させることができる。
さらに、天壁部11の上面が凹曲面状に形成されているため、連通開口52から流出する内容物によってフィルム13が押圧されたとき、フィルム13の非固着部28が、天壁部11の上面から離間する方向に反転変形する。このため、フィルム13と天壁部11の上面との間に形成される流路32を大きく確保することができる。
なお本実施形態では、注出弁24は、可動部材12に連結されるものとしたが、これに限られるものではない。例えば、図6に示す注出容器1Aのように、注出弁24は、装着部材10に連結されていても良い。この注出容器1では、可動部材12の連通筒部23は、装着部材10の立設筒部20に上下動可能に内嵌されている。そして注出弁24は、装着部材10の立設筒部20内に配設され、注出弁24の下側部分は、ブリッジ部34を介して立設筒部20に連結されるとともに、注出弁24の上側部分は、可動部材12の連通筒部23内に嵌合されて連通筒部23の内周面に密接している。
すなわち、注出弁24は、可動部材12の上下動に伴って連通開口52と内容器2の内部との連通およびその遮断を切り替えれば良い。
さらに図7に示す注出容器1Bのように、収容筒部材15の頂壁部15aが、前方(径方向のうち、前記固着部が開口した方向)に向かうに従い漸次、下方に向けて傾斜していても良い。この場合、この注出容器1を注出姿勢にしたときに、空気弁14によって弁座開口46を円滑に閉塞させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る注出容器を説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図8に示すように、本実施形態の注出容器60は、前記二重容器4と、前記注出体5と、前記オーバーキャップ7と、注出体5およびオーバーキャップ7に径方向の外側から全周にわたって密接して注出体5およびオーバーキャップ7を覆う除去可能なシュリンクフィルム61と、を備えている。
注出体5は、前記装着部材10と、前記可動部材12と、前記注出弁24と、前記収容筒部材15と、前記外挿筒部16を有するとともに装着部材10を径方向の外側から囲繞する外装部材62と、を備えている。
装着部材10は、前記基盤壁部17と、前記シール筒部18と、前記立設筒部20と、基盤壁部17の後側部分に設けられるとともに後方に向けて開口し、内部に前記収容筒部材15が固定された箱状の固定部63と、基盤壁部17に立設された第1周壁部64と、を備えている。
基盤壁部17の外周縁部には、前記連通孔45が周方向に間隔をあけて複数配設されており、この連通孔45のうちの少なくとも1つは、固定部63内に開口している。
前記貫通孔51、立設筒部20および第1周壁部64は、容器軸Oと同軸に配設されている。第1周壁部64は、後方に向けて開口する上面視C字状に形成されるとともに周端部が固定部63に連結され、立設筒部20を径方向の外側から覆っている。
外装部材62は、前記外挿筒部16と、外挿筒部16の上端縁から径方向の内側に向けて全周にわたって突設されたフランジ部66と、フランジ部66の内周縁部から下方に向けて延設された第2周壁部67と、を備えている。
フランジ部66において後側に位置する後側部分には、下方に向けて突出するとともに内部がオーバーキャップ7内に向けて開口する導入孔42とされた突出筒部68が形成されている。フランジ部66の後側部分における下面は、装着部材10の前記固定部63の上面に当接しており、前記突出筒部68は、固定部63の上面に形成された嵌合孔内に嵌合されている。
第2周壁部67は、後方に向けて開口する上面視C字状に形成され、その周方向の全周にわたって装着部材10の第1周壁部64に外嵌している。
可動部材12の連通筒部23は、容器軸Oと同軸に配設され、連通筒部23の下端部は、装着部材10の第1周壁部64の内側に位置している。これにより、本実施形態では、前記接続路50が、可動部材12の連通筒部23の内側および装着部材10の内側で構成されている。
また図9に示すように、連通筒部23には、係合突起31が下方から係脱自在に係合される一対の被係合部69が、連通筒部23から左右方向の両側に向けて突出している。
図8に示すように、この連通筒部23は、天壁部11の後端部に連結されている。
天壁部11は、後方から前方に向かうに従い漸次、上方に向けて傾斜している。この天壁部11の前端縁には、上面が天壁部11の上面に対して傾斜されたリップ部70が、前方に向けて突設されている。
リップ部70は、前端に向かって下向きに反った形状に形成されており、リップ部70の上面は、天壁部11の上面に対して下向きに傾斜されているとともに稜線を介して天壁部11の前端縁と連続的に形成されている。図9に示すように、このリップ部70の後端部は、天壁部11の前端部と同幅となっている。
ここで、前記可動部材12と前記外装部材62とは、反転変形部71を介して連結されている。図示の例では、反転変形部71は、容器軸Oと同軸に配設された環状に形成され、図8に示すように、反転変形部71の内周縁は、可動部材12の連通筒部23の外周面に連結されるとともに、反転変形部71の外周縁は、外装部材62のフランジ部66の内周縁に連結されている。また反転変形部71は、外周縁から内周縁に向かうに従い漸次、下方に向かって傾斜している。
注出弁24は、貫通孔51の上方に容器軸Oと同軸に配設され、装着部材10の前記立設筒部20の内周面とブリッジ部34を介して連結されている。図示の例では、ブリッジ部34は、上下方向に沿って延び、注出弁24の下面と装着部材10の立設筒部20の内周面とを連結している。そして注出弁24は、可動部材12の連通筒部23の下端部内に嵌合されており、注出弁24の外周面は、連通筒部23の下端部の内周面に密接している。
収容筒部材15は、後方に向けて開口する筒状とされ、外装部材62の前記固定部63内に嵌合されている。ここで収容室43の弁座開口46は、前方(径方向のうち、固着部が開口した方向)に向けて開口し、図示の例では、収容筒部材15の前端壁部15bに形成されている。
また、収容筒部材15の前端壁部15bと固定部63の内面との間には、上下方向に延びる微小隙間47があいており、収容筒部材15の周壁部15cには、この微小隙間47および外装部材62の前記導入孔42に開口する連通溝部48が形成されている。さらに、収容筒部材15の周壁部15cには、前記連通孔45に向けて開口する周壁開口49が形成されている。これにより、本実施形態では、前記外気流入路40が、導入孔42、連通溝部48、微小隙間47、弁座開口46、収容室43、周壁開口49、連通孔45、隙間空間44で構成されている。
次に、以上のように構成された注出容器60の作用について説明する。
図10に示すように、この注出容器60を使用する際には、まず、シュリンクフィルム61を除去した後、オーバーキャップ7をヒンジ部6回りに回動させてオーバーキャップ7の離脱操作を行う。すると、係合部29の係合突起31が可動部材12の被係合部69に下側から係合しながら係合部29が上昇移動することで、可動部材12が上昇移動するとともに、反転変形部71が反転変形する。これにより、注出弁24と可動部材12の連通筒部23とが上下方向に離間移動し、注出弁24による内容器2の内部と連通開口52との連通の遮断が解除される。
また図11に示すように、二重容器4を前方に傾けて注出容器60を注出姿勢にするとともに、二重容器4を径方向の内側に向けて押圧して内容器2の内圧を上昇させ、この注出容器60から内容物を注出するときには、注出口27を流通した内容物は、注出口27の前方に配設されたリップ部70の上面に沿って流れてリップ部70の前端から注出される。このとき、リップ部70の上面が天壁部11の上面に対して傾斜しているので、内容物の液切れが良い。
またこのとき、前述のように二重容器4を前方に傾けて注出容器60を注出姿勢にしながら内容物を注出することで、空気弁14が、収容室43内で自重により弁座開口46に向けて円滑に移動して、弁座開口46を確実に閉塞する。
以上示したように、本実施形態に係る注出容器60によれば、弁座開口46が、前方に向けて開口しているので、この注出容器60を注出姿勢にしたときに、空気弁14によって弁座開口46を確実に閉塞させることができる。
また、注出口27を流通した内容物がリップ部70の傾斜した上面に沿って流れて注出されるので、内容物の液切れが良く、注出後の内容物の液垂れを抑制することができる。
なお本実施形態では、リップ部70の後端部が天壁部11の前端部と同幅となっており、また、このリップ部70が前端に向かって下向きに反った形状になっているが、これに限られるものではない。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る注出容器を説明する。
なお、この第3実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図12に示すように、本実施形態の注出容器100では、前記装着部材10は、前記基盤壁部17と、前記シール筒部18と、前記第1周壁部64と、基盤壁部17の外周縁部に立設された外周筒部101と、基盤壁部17に前記貫通孔51を囲繞するように立設された外ガイド部102と、を備えている。
第1周壁部64は、周方向の全周にわたって延在している。
外ガイド部102は、可動部材12の上下動を径方向の外側からガイドする。この外ガイド部102は、上下方向に沿って延在するとともに周方向に沿って湾曲する板状に形成されており、周方向に間隔をあけて複数(例えば4つ)配設されている。この外ガイド部102の径方向の内側には、注出弁24が配設されており、この注出弁24は、前記ブリッジ部34を介して前記貫通孔51の内周面に連結されている。
外装部材62の第2周壁部67は、周方向の全周にわたって延在しており、第2周壁部67の下端部は、装着部材10の第1周壁部64内に嵌合されている。
そして本実施形態では、可動部材12の連通筒部23の下端部は、外ガイド部102内に上下摺動自在に嵌合されている。これにより、前記接続路50が、連通筒部23の内側、外装部材62の第2周壁部67の内側、装着部材10の内側で構成されている。
ここで前記収容室43は、外装部材62に形成されている。図示の例では、外装部材62のフランジ部66に前記弁座開口46が形成されており、フランジ部66における弁座開口46の開口周縁部に、周方向に間隔をあけて配置された一対の壁体が下方に向けて突設されていて、収容室43は、外装部材62の外挿筒部16の上端部の内周面と、第2周壁部67の外周面と、の間の環状空間において、前記一対の壁体により周方向に区切られた部分のうち周長が短い部分となっている。この収容室43は、上下方向に延びる上面視円形状の孔となっている。
そして本実施形態では、前記外気流入路40が、弁座開口46、収容室43、装着部材10の第1周壁部64と外周筒部101との間、連通孔45および隙間空間44によって構成されている。
なお前記収容室43には、この注出容器1の正立姿勢時に外気流入路40を開放した状態で空気弁14が着座する開放弁座103が配設されている。図示の例では、開放弁座103は、収容室43の内面に、この収容室43の周方向に間隔をあけて配設された複数の突起により構成されている。
次に、以上のように構成された注出容器100の作用について説明する。
図13に示すように、本実施形態では、この注出容器100を用いて内容物を注出するために、可動部材12を上昇移動させるときに、可動部材12の連通筒部23と装着部材10の外ガイド部102とが互いに摺接し、外ガイド部102が可動部材12の上昇移動をガイドすることで、可動部材12が安定して上昇移動することとなる。また、可動部材12を下降移動させるときも同様に、外ガイド部102が可動部材12の下降移動をガイドすることで、可動部材12が安定して下降移動することとなる。
以上示したように、本実施形態に係る注出容器100によれば、前記第2実施形態の注出容器60と同様の作用効果を奏することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る注出容器を説明する。
なお、この第4実施形態においては、第3実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図14に示すように、本実施形態の注出容器110では、前記注出弁24は、上下方向に延びる有頂筒状に形成されている。注出弁24の周壁部の下端部は、装着部材10の前記貫通孔51の内周面に前記ブリッジ部34を介して連結されるとともに、注出弁24の周壁部の上端部は、可動部材12の連通筒部23の内周面に形成された環状突部111に全周にわたって密接している。
そして本実施形態では、注出弁24の周壁部の外周面には、可動部材12の上下動を径方向の内側からガイドする内ガイド部112が突設されている。
内ガイド部112は、上下方向に沿って延びるとともに周方向に間隔をあけて複数配設されており、図示の例では、周方向において前記ブリッジ部34の間に位置する部分に配置されている。内ガイド部112の径方向の外側の外縁は、連通筒部23の内周面において前記環状突部111よりも下側に位置する部分の内面に摺接している。
次に、以上のように構成された注出容器110の作用について説明する。
図15に示すように、本実施形態では、この注出容器110を用いて内容物を注出するために、可動部材12を上昇移動させるときに、可動部材12の連通筒部23と装着部材10の内ガイド部112とが互いに摺接し、内ガイド部112が可動部材12の上昇移動をガイドすることで、可動部材12が安定して上昇移動することとなる。また、可動部材12を下降移動させるときも同様に、内ガイド部112が可動部材12の下降移動をガイドすることで、可動部材12が安定して下降移動することとなる。
以上示したように、本実施形態に係る注出容器110によれば、前記第3実施形態の注出容器100と同様の作用効果を奏することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態に係る注出容器を説明する。
なお、この第5実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図16に示すように、本実施形態の注出容器80では、前記装着部材10と前記外装部材62との間には、前記空気弁14および上下方向に延びる筒体部82を有する弁部材81が配設されている。
筒体部82は、装着部材10と外装部材62との間に介装され容器軸Oと同軸に配設されている。筒体部82の下端部は、装着部材10の前記立設筒部20に外嵌されるとともに、筒体部82の上端部は、外装部材62の第2周壁部67内に嵌合されている。
空気弁14は、外部と吸気孔41との連通を遮断しているとともに、内容器2と外容器3との間に負圧が発生したときに、外部と吸気孔41とを連通する逆止弁となっている。図示の例では、空気弁14は、筒体部82の外周面から径方向の外側に向けて全周にわたって延設されたフランジ状に形成されており、空気弁14の外周縁部は、外気流入路40の内面に形成された弁座部21に全周にわたって着座している。図示の例では、弁座部21は、外挿筒部16の内周面に全周にわたって延びる下方を向く段状に形成されている。
この空気弁14は、内周縁部を固定端として下方に弾性的に撓み変形可能(図16に示す2点鎖線参照)となっている。
そして本実施形態では、前記接続路50は、可動部材12の連通筒部23の内側、弁部材81の内側および装着部材10の内側で構成されている。
また、前記収容室43は、弁部材81の筒体部82、装着部材10の基盤壁部17、外装部材62の外挿筒部16、フランジ部66、第2周壁部67によって画成されており、前記外気流入路40は、導入孔42、収容室43、連通孔45、隙間空間44によって構成されている。
以上示したように、本実施形態に係る注出容器80によれば、前記第2実施形態の注出容器60と同様の作用効果を奏することができる。
なお本実施形態では、ブリッジ部34は、上下方向に沿って延びるものとしたが、これに限られるものではない。例えば図17に示す注出容器80Aのように、ブリッジ部34は、径方向に沿って延びていても良い。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態に係る注出容器を説明する。
なお、この第6実施形態においては、第5実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図18に示すように、本実施形態の注出容器90では、前記装着部材10の基盤壁部17は、二重容器4の口部4a内に嵌合されている。そして前記装着部材10は、前記基盤壁部17と、前記立設筒部20と、基盤壁部17に前記立設筒部20を囲繞するように立設され、弁部材81の筒体部82内に嵌合された筒状部91と、基盤壁部17の外周縁部から上方に向けて延設され、二重容器4の口部4a内に嵌合された外筒部93と、前記外筒部93の上端から径方向の外側に向けて延設され、口部4a上に位置する環状部94と、を備えている。
環状部94は、外挿筒部16において前記雌ねじ16aが形成された部分よりも上側の上端部内に嵌合されている。なお図示の例では、この外挿筒部16の上端部の内周面に、前記連通孔45が上下方向に延びる縦溝状に形成されており、連通孔45は、該内周面に周方向に間隔をあけて複数配設されている。
筒状部91は、容器軸Oと同軸に配置され、筒状部91の内周面には、上下方向に延びるとともに下端が基盤壁部17に連結された縦リブ92が、周方向に間隔をあけて複数設けられている。連通筒部23の外周面と縦リブ92とは互いに摺接している。
可動部材12の連通筒部23の下端部は、装着部材10の前記立設筒部20に上下摺動可能に外嵌されている。これにより、本実施形態では、前記接続路50が、連通筒部23の内側および装着部材10の内側で構成されている。また、前記収容室43は、反転変形部71、可動部材12の連通筒部23、装着部材10の基盤壁部17、外筒部93、環状部94、外装部材62の外挿筒部16およびフランジ部66によって画成されている。
注出弁24は、可動部材12の連通筒部23の下端部よりも上側に位置する部分の内周面に前記ブリッジ部34を介して連結されている。図示の例では、注出弁24は径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、下方に向かう中空錐状に形成されており、注出弁24の外周面が、装着部材10の前記立設筒部20の内周面に全周にわたって密接されている。
次に、以上のように構成された注出容器90の作用について説明する。
図19に示すように、本実施形態では、この注出容器90を用いて内容物を注出するために、可動部材12を上昇移動させるときに、可動部材12の連通筒部23と装着部材10の立設筒部20とが互いに摺接するとともに、可動部材12の連通筒部23と装着部材10の縦リブ92とが互いに摺接し、立設筒部20および縦リブ92が可動部材12の上昇移動をガイドする。これにより、可動部材12が安定して上昇移動することとなる。また、可動部材12を下降移動させるときも同様に、立設筒部20および縦リブ92が可動部材12の下降移動をガイドすることで、可動部材12が安定して下降移動することとなる。
以上に示したように、本実施形態に係る注出容器90によれば、前記第5実施形態の注出容器80と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記各実施形態では、注出容器1、1A、1B、60、80、80A、90、100、110から内容物を注出するときに、注出容器1、1A、1B、60、80、80A、90、100、110を注出姿勢にするとともに、二重容器4を径方向の内側に向けて押圧するものとしたが、これに限られるものではなく、注出容器1、1A、1B、60、80、80A、90、100、110を注出姿勢にするだけでも良く、二重容器4を押圧するだけでも良い。
また、前記各実施形態では、固着部26が注出体5の前記天壁部11の外縁に沿って延設されているが、本発明は、固着部26が天壁部11の外縁に沿って延設されていなくてもよく、固着部26は、天壁部11の上面において少なくとも一部を開けて連通開口52を囲繞するように延設されていればよく、例えば平面視円形の天壁部11の上面に固着部26が平面視楕円状に延設されていてもよい。
また、前記各実施形態では、固着部26の開口部分26aが一箇所だけであるが、本発明は、固着部26が複数の箇所で開口されていてもよい。例えば、固着部26を後方に向けて開口させ、その開口部分26aを空気置換用の空気開口としてもよい。この空気開口は、フィルム13が膨出変形することで、注出口27と同時に開閉させることができる。
さらに、固着部26の開口部分26aを2つ以上形成して2つ以上の注出口27を有する構成にすることも可能である。
また、前記各実施形態では、天壁部11の上面が凹曲面状に形成されているが、天壁部11の上面を平坦面や凸曲面状にすることも可能である。この場合、前記フィルム13としては、伸縮性を有する構成を採用することが好ましい。
さらに、前記各実施形態では、二重容器4の口部4aの上筒部8に雄ねじ部8aを形成し、かつ注出体5の前記外挿筒部16に雌ねじ部16aを形成し、二重容器4の口部4aに注出体5の外挿筒部16を螺着したが、これに限られるものではない。例えば、二重容器4の口部4aに外挿筒部16をアンダーカット嵌合させても良い。
また、前記各実施形態では、収容室43が注出体5に形成され、空気弁14が注出体5に収容されているものとしたが、前記外気流入路40内に配設されていれば、これに限られるものではない。例えば、前記隙間空間44に逆止弁が配設されていてもよい。この場合、空気弁や弁座部を備えた弁部材を二重容器4の口部4aや注出体5の前記外挿筒部16に装着させた構成であっても良く、空気弁や弁座部が二重容器4の口部4aや前記外挿筒部16に一体に形成された構成であってもよい。
また、前記各実施形態では、オーバーキャップ7は、注出体5にヒンジ部6を介して連結されているものとしたが、これに限られるものではなく、注出体5に着脱可能にアンダーカット嵌合された構成などを採用することもできる。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、1A、1B、60、80、80A、90、100、110 注出容器
2 内容器
3 外容器
4 二重容器
4a 口部
5 注出体
7 オーバーキャップ
11 天壁部
12 可動部材
13 フィルム
14 空気弁
15 収容筒部材
24 注出弁
25 連結ヒンジ部
26 固着部
26a 開口部分
28 非固着部(固着部の内側部分)
29 係合部
40 外気流入路
41 吸気孔
43 収容室
46 弁座開口
52 連通開口
O 容器軸

Claims (4)

  1. 内容物が収容されるとともに可撓性を具備する内容器、および該内容器との間に外気を吸入する吸気孔が形成された弾性変形可能な外容器を有する二重容器と、
    該二重容器の口部に装着され、前記内容器の内部に連通する連通開口が形成された上下動可能な可動部材を有するとともに前記連通開口を通して内容物を注出可能な注出体と、
    前記注出体に着脱自在に装着され前記可動部材を覆うオーバーキャップと、
    外部と前記吸気孔との連通およびその遮断を切り替える空気弁と、を備え、
    前記可動部材は、前記連通開口が形成されるとともに上面に該連通開口を覆うフィルムが配設された天壁部を備え、
    前記フィルムは、前記連通開口を囲繞するとともに少なくとも周方向の一部分が開口した固着部を介して前記天壁部の上面に固着され、
    前記フィルムのうちの前記固着部の内側部分が前記天壁部の上面に離間可能に密接されることで前記連通開口がシールされ、
    前記オーバーキャップには、前記可動部材に係合し、該オーバーキャップの着脱に伴って前記可動部材を上下動させる係合部が設けられ、
    前記注出体は、前記可動部材の上下動に伴って前記連通開口と前記内容器の内部との連通およびその遮断を切り替える注出弁を備えていることを特徴とする注出容器。
  2. 請求項1記載の注出容器であって、
    外部と前記吸気孔とを連通する外気流入路には、内部に前記空気弁が収容されるとともに外部に連通する弁座開口を有する収容室が備えられ、
    前記空気弁は、この注出容器が正立姿勢であるときに、前記弁座開口と離間し、かつ前記固着部の開口部分を下方に向けてこの注出容器を注出姿勢にしたときに、前記収容室内で自重により移動して前記弁座開口を閉塞することを特徴とする注出容器。
  3. 請求項2記載の注出容器であって、
    前記注出体は、内部が前記収容室とされた収容筒部材を備え、
    前記可動部材は、連結ヒンジ部を介して前記収容筒部材に連結されていることを特徴とする注出容器。
  4. 請求項2または3記載の注出容器であって、
    前記弁座開口は、径方向のうち、前記固着部が開口した方向に向けて開口していることを特徴とする注出容器。
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