JP2011251695A - 注出容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内容物が収容される内容器2を有する二重容器4と、内容器2の内部に連通する連通開口52が形成された上下動可能な可動部材12を有する注出体5と、注出体5に着脱自在に装着されたオーバーキャップ7とを備え、可動部材12は、連通開口52を覆うフィルム13が配設された天壁部11を備え、フィルム13は、連通開口52を囲繞するとともに周方向の一部分が開口した固着部を介して天壁部11の上面に固着され、フィルム13のうちの固着部の内側部分が天壁部11の上面に離間可能に密接されることで連通開口52がシールされ、前記キャップ7に、前記キャップ7の着脱に伴って可動部材12を上下動させる係合部29が設けられ、注出体5は、可動部材12の上下動に伴って連通開口52と内容器2の内部との連通およびその遮断を切り替える注出弁24を備える注出容器1を提供する。
【選択図】図1
Description
特許文献1には、醤油差し容器において、醤油注ぎ口(以下、注出口という)と空気穴とを同じ方向に働くスプリングの付勢力により同一方向から同時に密閉し、さらに空気穴を利用した釦をスプリングの付勢に抗して押すことで、注出口と空気穴とを同時に開口させて内容物である醤油を差せるようにした開閉機構について記載されている。
また、注出容器内の内容物を注出させる際には、その都度、釦を押す開閉操作を行いながら注出容器を傾ける必要があり、操作性に改良の余地があった。
本発明に係る注出容器は、内容物が収容されるとともに可撓性を具備する内容器、および該内容器との間に外気を吸入する吸気孔が形成された弾性変形可能な外容器を有する二重容器と、該二重容器の口部に装着され、前記内容器の内部に連通する連通開口が形成された上下動可能な可動部材を有するとともに前記連通開口を通して内容物を注出可能な注出体と、前記注出体に着脱自在に装着され前記可動部材を覆うオーバーキャップと、外部と前記吸気孔との連通およびその遮断を切り替える空気弁と、を備え、前記可動部材は、前記連通開口が形成されるとともに上面に該連通開口を覆うフィルムが配設された天壁部を備え、前記フィルムは、前記連通開口を囲繞するとともに少なくとも周方向の一部分が開口した固着部を介して前記天壁部の上面に固着され、前記フィルムのうちの前記固着部の内側部分が前記天壁部の上面に離間可能に密接されることで前記連通開口がシールされ、前記オーバーキャップには、前記可動部材に係合し、該オーバーキャップの着脱に伴って前記可動部材を上下動させる係合部が設けられ、前記注出体は、前記可動部材の上下動に伴って前記連通開口と前記内容器の内部との連通およびその遮断を切り替える注出弁を備えていることを特徴とする。
その後、例えば、前記固着部の開口部分を下方に向けて二重容器を傾けて注出容器を注出姿勢にしたり、二重容器を径方向の内側に向けて押圧して内容器の内圧を上昇させたりして、内容器内の内容物を連通開口から流出させる。すると、連通開口から流出する内容物によってフィルムが押圧され、フィルムのうちの固着部の内側部分が、天壁部の上面から離間して上側に凸となるドーム状に膨出する。これにより、フィルムと天壁部の上面との間に、連通開口に連通する流路が形成されるとともに、固着部の開口部分に、外部に向けて開口された注出口が形成される。その結果、連通開口から流出した内容物が、前記流路を通って前記注出口から注出される。
そして、注出容器の使用が終了した後は、オーバーキャップを注出体に装着させる。すると、この装着操作に伴って係合部が可動部材を下降移動させることで、注出弁によって内容器の内部と連通開口との連通が遮断される。
また、連通開口から内容物を流出させてその内容物によりフィルムを押圧することで注出口が開口して内容物が注出され、また、連通開口からの内容物の流出を停止させることで注出口が閉塞されるとともに連通開口がシールされるので、内容物を注出する操作を容易に行うことができる。つまり、連通開口から内容物を流出させる操作を行うだけでよく、注出口を開閉させる操作を別途行う必要がなく、操作性を向上させることができる。
また、注出弁による内容器の内部と連通開口との連通およびその遮断を、オーバーキャップの着脱操作に伴って切り替えることができるので、内容物の漏出を抑制しつつ、注出操作の操作性を良好なものとすることができる。
また、注出容器から内容物を注出した後、内容器の密閉性が確保された状態で二重容器の押圧を解除すると、内容器が減容変形したまま外容器が復元変形しようとする。このとき、内容器と外容器との間に発生した負圧が、吸気孔を通して空気弁に作用することにより、空気弁が弁座開口から離間し、外気流入路を通して外部と吸気孔とが連通される。すると、外部から外気流入路に外気が流入され、この外気が吸気孔から内容器と外容器との間に吸入される。
以下、図面を参照し、本発明の第1実施形態に係る注出容器を説明する。
図1に示すように、注出容器1は、内容物が収容されるとともに可撓性を具備する内容器2、および該内容器2との間に外気を吸入する吸気孔41が形成された弾性変形可能な外容器3を有する二重容器4と、二重容器4の口部4aに吸気孔41を覆うように装着され内容物を注出可能な注出体5と、注出体5に着脱自在に装着されたオーバーキャップ7と、外部と吸気孔41との連通およびその遮断を切り替える空気弁14と、を備えている。
上筒部8のうち、外容器3の口部3aで構成された部分の外周面には、上側から下側に向けて、雄ねじ部8aおよび前記吸気孔41がこの順に形成されている。雄ねじ部8aにおいて、吸気孔41と周方向の位置が一致する部分には、上下方向に延びる縦溝8bが形成されている。
シール筒部18は、二重容器4の口部4aを構成する内容器2の口部2a内に嵌合され、内容器2の内部に連通している。
嵌合筒部19は、基盤壁部17の後側部分に配設されており、基盤壁部17において嵌合筒部19の内側に位置する部分には、前記隙間空間44に開口し隙間空間44と収容室43とを連通する連通孔45が形成されている。
図示の例では、収容筒部材15の頂壁部15aには、径方向のうち、前後方向に直交する左右方向の両側に向けて一対の連結板部22が突設されている。また、可動部材12の天壁部11は、前後方向に沿って延在しており、天壁部11の後端縁の上面視形状は、左右方向において、中心から外側に向かうに従い漸次、後方に向かうC字状となっている。そして、この後端縁の左右方向の両端部はそれぞれ、連結板部22の前端縁に連結ヒンジ部25を介して連結されている。なお、連結ヒンジ部25のヒンジ軸は、左右方向に沿って延在している。
図1に示すように、連通開口52は、装着部材10の前記貫通孔51と同軸に配設されている。
なおこの注出容器1では、連通開口52と内容器2の内部とが、可動部材12の連通筒部23の内側、装着部材10の立設筒部20の内側、貫通孔51およびシール筒部18の内側からなる接続路50によって接続されている。
なお、注出口27と前記弁座開口46との周方向の位置は互いにずらされており、図示の例では、注出口27と弁座開口46とは容器軸Oを間に挟んだ反対側に位置している。
また、フィルム13としては、伸縮性を有するフィルムを使用することが好ましいが、本実施形態のように、天壁部11の上面が凹曲面状に形成されている場合には、伸縮性を有しない一般的なフィルムも好適に使用することができる。
ブリッジ部34は、注出弁24の外周面と連通筒部23の内周面とを連結しており、注出弁24の周方向に間隔をあけて複数配設されている。ブリッジ部34は、立設筒部20の上端縁上に配置されている。
図示の例では、係合突起31は、天壁部11の側端部に下側から係合されている。また図2に示すように、本体板30の表裏面は前後方向に延在し、本体板30の前端縁は、オーバーキャップ7の内周面に連結されている。
はじめに、オーバーキャップ7が注出体5に装着された使用前の状態においては、注出弁24によって内容器2の内部と連通開口52との連通が遮断されるとともに、連通開口52を覆うフィルム13が天壁部11の上面に密接されて連通開口52がフィルム13によってシールされ、内容器2の密閉性が確保されている。
なお、このように可動部材12が上昇移動するとき、連通筒部23と立設筒部20とが互いに摺接し、立設筒部20が可動部材12の上昇移動をガイドすることで、可動部材12が安定して上昇移動することとなる。
なお、このように可動部材12が下降移動するとき、連通筒部23と立設筒部20とが互いに摺接し、立設筒部20が可動部材12の下降移動をガイドすることで、可動部材12が安定して下降移動することとなる。
また、連通開口52から内容物を流出させてその内容物によりフィルム13を押圧することで注出口27が開口して内容物が注出され、また、連通開口52からの内容物の流出を停止させることで注出口27が閉塞されるとともに連通開口52がシールされるので、内容物を注出する操作を容易に行うことができる。つまり、連通開口52から内容物を流出させる操作を行うだけでよく、注出口27を開閉させる操作を別途行う必要がなく、操作性を向上させることができる。
さらに、可動部材12の連通筒部23が、装着部材10の立設筒部20に上下動可能に外嵌されているので、立設筒部20によって可動部材12の上下動をガイドすることが可能になり、可動部材12の上下動を安定させることができる。これにより、可動部材12の上下動時における可動部材12と前記係合部29との係合を確実なものとして、操作性を確実に向上させることができる。
また、可動部材12が連結ヒンジ部25を介して収容筒部材15に連結されているので、部品点数の増加を抑制しつつ前述の作用効果を確実に奏功させることができる。
さらに、天壁部11の上面が凹曲面状に形成されているため、連通開口52から流出する内容物によってフィルム13が押圧されたとき、フィルム13の非固着部28が、天壁部11の上面から離間する方向に反転変形する。このため、フィルム13と天壁部11の上面との間に形成される流路32を大きく確保することができる。
すなわち、注出弁24は、可動部材12の上下動に伴って連通開口52と内容器2の内部との連通およびその遮断を切り替えれば良い。
次に、本発明の第2実施形態に係る注出容器を説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
装着部材10は、前記基盤壁部17と、前記シール筒部18と、前記立設筒部20と、基盤壁部17の後側部分に設けられるとともに後方に向けて開口し、内部に前記収容筒部材15が固定された箱状の固定部63と、基盤壁部17に立設された第1周壁部64と、を備えている。
前記貫通孔51、立設筒部20および第1周壁部64は、容器軸Oと同軸に配設されている。第1周壁部64は、後方に向けて開口する上面視C字状に形成されるとともに周端部が固定部63に連結され、立設筒部20を径方向の外側から覆っている。
第2周壁部67は、後方に向けて開口する上面視C字状に形成され、その周方向の全周にわたって装着部材10の第1周壁部64に外嵌している。
また図9に示すように、連通筒部23には、係合突起31が下方から係脱自在に係合される一対の被係合部69が、連通筒部23から左右方向の両側に向けて突出している。
天壁部11は、後方から前方に向かうに従い漸次、上方に向けて傾斜している。この天壁部11の前端縁には、上面が天壁部11の上面に対して傾斜されたリップ部70が、前方に向けて突設されている。
図10に示すように、この注出容器60を使用する際には、まず、シュリンクフィルム61を除去した後、オーバーキャップ7をヒンジ部6回りに回動させてオーバーキャップ7の離脱操作を行う。すると、係合部29の係合突起31が可動部材12の被係合部69に下側から係合しながら係合部29が上昇移動することで、可動部材12が上昇移動するとともに、反転変形部71が反転変形する。これにより、注出弁24と可動部材12の連通筒部23とが上下方向に離間移動し、注出弁24による内容器2の内部と連通開口52との連通の遮断が解除される。
なお本実施形態では、リップ部70の後端部が天壁部11の前端部と同幅となっており、また、このリップ部70が前端に向かって下向きに反った形状になっているが、これに限られるものではない。
次に、本発明の第3実施形態に係る注出容器を説明する。
なお、この第3実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
外ガイド部102は、可動部材12の上下動を径方向の外側からガイドする。この外ガイド部102は、上下方向に沿って延在するとともに周方向に沿って湾曲する板状に形成されており、周方向に間隔をあけて複数(例えば4つ)配設されている。この外ガイド部102の径方向の内側には、注出弁24が配設されており、この注出弁24は、前記ブリッジ部34を介して前記貫通孔51の内周面に連結されている。
そして本実施形態では、可動部材12の連通筒部23の下端部は、外ガイド部102内に上下摺動自在に嵌合されている。これにより、前記接続路50が、連通筒部23の内側、外装部材62の第2周壁部67の内側、装着部材10の内側で構成されている。
なお前記収容室43には、この注出容器1の正立姿勢時に外気流入路40を開放した状態で空気弁14が着座する開放弁座103が配設されている。図示の例では、開放弁座103は、収容室43の内面に、この収容室43の周方向に間隔をあけて配設された複数の突起により構成されている。
図13に示すように、本実施形態では、この注出容器100を用いて内容物を注出するために、可動部材12を上昇移動させるときに、可動部材12の連通筒部23と装着部材10の外ガイド部102とが互いに摺接し、外ガイド部102が可動部材12の上昇移動をガイドすることで、可動部材12が安定して上昇移動することとなる。また、可動部材12を下降移動させるときも同様に、外ガイド部102が可動部材12の下降移動をガイドすることで、可動部材12が安定して下降移動することとなる。
次に、本発明の第4実施形態に係る注出容器を説明する。
なお、この第4実施形態においては、第3実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
内ガイド部112は、上下方向に沿って延びるとともに周方向に間隔をあけて複数配設されており、図示の例では、周方向において前記ブリッジ部34の間に位置する部分に配置されている。内ガイド部112の径方向の外側の外縁は、連通筒部23の内周面において前記環状突部111よりも下側に位置する部分の内面に摺接している。
図15に示すように、本実施形態では、この注出容器110を用いて内容物を注出するために、可動部材12を上昇移動させるときに、可動部材12の連通筒部23と装着部材10の内ガイド部112とが互いに摺接し、内ガイド部112が可動部材12の上昇移動をガイドすることで、可動部材12が安定して上昇移動することとなる。また、可動部材12を下降移動させるときも同様に、内ガイド部112が可動部材12の下降移動をガイドすることで、可動部材12が安定して下降移動することとなる。
次に、本発明の第5実施形態に係る注出容器を説明する。
なお、この第5実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
筒体部82は、装着部材10と外装部材62との間に介装され容器軸Oと同軸に配設されている。筒体部82の下端部は、装着部材10の前記立設筒部20に外嵌されるとともに、筒体部82の上端部は、外装部材62の第2周壁部67内に嵌合されている。
この空気弁14は、内周縁部を固定端として下方に弾性的に撓み変形可能(図16に示す2点鎖線参照)となっている。
また、前記収容室43は、弁部材81の筒体部82、装着部材10の基盤壁部17、外装部材62の外挿筒部16、フランジ部66、第2周壁部67によって画成されており、前記外気流入路40は、導入孔42、収容室43、連通孔45、隙間空間44によって構成されている。
なお本実施形態では、ブリッジ部34は、上下方向に沿って延びるものとしたが、これに限られるものではない。例えば図17に示す注出容器80Aのように、ブリッジ部34は、径方向に沿って延びていても良い。
次に、本発明の第6実施形態に係る注出容器を説明する。
なお、この第6実施形態においては、第5実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
筒状部91は、容器軸Oと同軸に配置され、筒状部91の内周面には、上下方向に延びるとともに下端が基盤壁部17に連結された縦リブ92が、周方向に間隔をあけて複数設けられている。連通筒部23の外周面と縦リブ92とは互いに摺接している。
図19に示すように、本実施形態では、この注出容器90を用いて内容物を注出するために、可動部材12を上昇移動させるときに、可動部材12の連通筒部23と装着部材10の立設筒部20とが互いに摺接するとともに、可動部材12の連通筒部23と装着部材10の縦リブ92とが互いに摺接し、立設筒部20および縦リブ92が可動部材12の上昇移動をガイドする。これにより、可動部材12が安定して上昇移動することとなる。また、可動部材12を下降移動させるときも同様に、立設筒部20および縦リブ92が可動部材12の下降移動をガイドすることで、可動部材12が安定して下降移動することとなる。
例えば、前記各実施形態では、注出容器1、1A、1B、60、80、80A、90、100、110から内容物を注出するときに、注出容器1、1A、1B、60、80、80A、90、100、110を注出姿勢にするとともに、二重容器4を径方向の内側に向けて押圧するものとしたが、これに限られるものではなく、注出容器1、1A、1B、60、80、80A、90、100、110を注出姿勢にするだけでも良く、二重容器4を押圧するだけでも良い。
さらに、固着部26の開口部分26aを2つ以上形成して2つ以上の注出口27を有する構成にすることも可能である。
2 内容器
3 外容器
4 二重容器
4a 口部
5 注出体
7 オーバーキャップ
11 天壁部
12 可動部材
13 フィルム
14 空気弁
15 収容筒部材
24 注出弁
25 連結ヒンジ部
26 固着部
26a 開口部分
28 非固着部(固着部の内側部分)
29 係合部
40 外気流入路
41 吸気孔
43 収容室
46 弁座開口
52 連通開口
O 容器軸
Claims (4)
- 内容物が収容されるとともに可撓性を具備する内容器、および該内容器との間に外気を吸入する吸気孔が形成された弾性変形可能な外容器を有する二重容器と、
該二重容器の口部に装着され、前記内容器の内部に連通する連通開口が形成された上下動可能な可動部材を有するとともに前記連通開口を通して内容物を注出可能な注出体と、
前記注出体に着脱自在に装着され前記可動部材を覆うオーバーキャップと、
外部と前記吸気孔との連通およびその遮断を切り替える空気弁と、を備え、
前記可動部材は、前記連通開口が形成されるとともに上面に該連通開口を覆うフィルムが配設された天壁部を備え、
前記フィルムは、前記連通開口を囲繞するとともに少なくとも周方向の一部分が開口した固着部を介して前記天壁部の上面に固着され、
前記フィルムのうちの前記固着部の内側部分が前記天壁部の上面に離間可能に密接されることで前記連通開口がシールされ、
前記オーバーキャップには、前記可動部材に係合し、該オーバーキャップの着脱に伴って前記可動部材を上下動させる係合部が設けられ、
前記注出体は、前記可動部材の上下動に伴って前記連通開口と前記内容器の内部との連通およびその遮断を切り替える注出弁を備えていることを特徴とする注出容器。 - 請求項1記載の注出容器であって、
外部と前記吸気孔とを連通する外気流入路には、内部に前記空気弁が収容されるとともに外部に連通する弁座開口を有する収容室が備えられ、
前記空気弁は、この注出容器が正立姿勢であるときに、前記弁座開口と離間し、かつ前記固着部の開口部分を下方に向けてこの注出容器を注出姿勢にしたときに、前記収容室内で自重により移動して前記弁座開口を閉塞することを特徴とする注出容器。 - 請求項2記載の注出容器であって、
前記注出体は、内部が前記収容室とされた収容筒部材を備え、
前記可動部材は、連結ヒンジ部を介して前記収容筒部材に連結されていることを特徴とする注出容器。 - 請求項2または3記載の注出容器であって、
前記弁座開口は、径方向のうち、前記固着部が開口した方向に向けて開口していることを特徴とする注出容器。
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