JP2011251347A - チャック - Google Patents

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Abstract

【課題】強度と耐久性とのどちらにも優れており、把握精度の高いチャックを提供する。
【解決手段】揺動部材11を支持するリテーナ12が、前後方向へ穿設された支持孔21を有する筒状部材であり、支持孔21の後方側を球面状の内周面21aとして、前方側を円周面状の内周面21bとして夫々形成し、支持孔21の前方側の開口縁に、支持孔21の径方向内側へ突出する被り部22、22を2つ設けるとともに、当該被り部22、22の後方となる内周面21cについては内周面21aと同じ球面状に形成する一方、揺動部材11の球状部14の外周面に、被り部22、22に対応させて面取り部16、16を設けて、球状部14を支持孔21の前方側から支持孔21内へ挿入可能とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、ワーク等を把握するチャックに関するものである。
従来、ワーク等を把握するチャックにおいて、チャック本体の内部に進退動作可能なドローバーを設けるとともに、チャック本体の前部にドローバーの進退動作に応じて揺動する揺動部材を設け、該揺動部材の前端に把握爪を取り付けたものが考案されている(たとえば特許文献1)。そして、該チャックにおいては、チャック本体の内部に設けられたドローバーの進退動作に伴う揺動部材の揺動によって、把握爪がワークや刃具をクランプ/アンクランプするようになっている。
ここで、上述したような従来のチャックにおける揺動部材の支持機構について、図11及び図12をもとに説明する。図11は、従来の支持機構の一例を分解して示した斜視説明図であり、71は揺動部材、72a、72bは揺動部材を揺動可能に支持するためのリテーナである。揺動部材71は、前部に把握爪を設置するための設置部73と、揺動部材71を揺動させるための球状部75と、揺動部材71をドローバー(図示せず)側へ連結するための軸部74とを備えている。球状部75は、外周面が略球面状に成形されており、設置部73の後方に設けられている。また、軸部74は、球状部75から後方へ突設されている。一方、リテーナ72a、72bは、内周面77が球面状に成形された筒状の部材を半分に分割して形成されている。そして、当該支持機構においては、球状部75を上下から挟み込むようにリテーナ72a、72bを装着し、球状部75をリテーナ72a、72bの球面状の内周面77で支持する。尚、76は、揺動する量を規制するための軸(図示せず)を挿通させる軸孔であり、78は、リテーナ72a、72bをチャック本体(図示せず)に固定するための固定孔である。
そして、この支持機構によれば、リテーナ72a、72bを2部材から構成しているため、球状部75を支持するための支持面、すなわち内周面77を球面状に成形することができ、面接触によって支持することができるというメリットがある。
一方、図12は、従来の支持機構の他の例を分解して示した斜視説明図であり、71は、設置部73の形状等が異なるものの、上記揺動部材と同じ揺動部材である。そして、当該支持機構では、揺動部材を揺動可能に支持するための部材として、リテーナ79を用いる。リテーナ79は、内周面が球面ではなく、円周面として形成された円筒状の部材であって、揺動部材71の軸部74の後方から嵌め込んで装着することにより、球状部75を内周面(円周面)で支持するようになっている。
そして、この支持機構によれば、リテーナ79を1部材から構成しているため、リテーナ79自体の強度を向上することができるというメリットがある。
実開平5−49207号公報
しかしながら、図11に示すようなリテーナ72a、72bを用いると、たとえば一体的なリテーナ79等と比べると強度の点で劣っているため、揺動時における揺動部材71の安定性に問題があり、ひいては把握爪による把握精度が低いといった問題がある。また、現在においては、リテーナ72a、72bを形成するにあたり、別個に形成するわけではなく、一つの部材をたたき割るようにして分割するという方法が一般的に採用されているため、強度に係る問題がより一層顕著となる。
一方、図12に示すようなリテーナ79を用いると、球状部75を円周面で支持することになるため、リテーナ79の内周面と球状部75の周面とは線接触となる。したがって、球面で支持するリテーナ72a、72b等と比べると、リテーナ79と球状部75との接触状態が安定しにくいため、接触面での摩耗がはやく、耐久性に乏しいといった問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、強度と耐久性とのどちらにも優れており、把握精度の高いチャックを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、外周面が球面状に形成された球状部を有する揺動部材が、前記球状部を支持する支持部を介してチャック本体の前部に設置されており、前記チャック本体に内蔵されたドローバーを軸方向へ進退させるのに伴い、前記揺動部材が前記球状部の中心を軸として所定の方向へ揺動し、前記揺動部材の前端に取り付けられた把握爪がクランプ/アンクランプ動作するチャックであって、前記支持部が、前後方向へ穿設された支持孔を有しており、前記支持孔の後方側を、前記球状部と同径な球面状の第1内周面として、前方側を、前記球状部と同径な円周面状の第2内周面として夫々形成し、前記支持孔の前方側の開口縁に、前記支持孔の径方向内側へ突出する被り部を周方向で複数設けるとともに、当該被り部の後方となる前記第2内周面については前記第1内周面と同じ球面状に形成する一方、前記揺動部材の前記球状部の外周面に、前記被り部に対応させて複数の面取り部を設けて、前記球状部を前記支持孔の前方側から前記支持孔内へ挿入可能としており、前記支持部に対し、前記面取り部を前記被り部に対応させた所定の姿勢で前記球状部を前記支持孔内へ挿入した後、前後方向を軸として前記揺動部材を回転させることによって、前記球状部の球面が前記第1内周面及び前記第2内周面の一部に当接し、且つ、前記被り部により前方へ抜け止めされた状態で、前記揺動部材が前記支持部に支持されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記被り部が、前記支持孔の周方向で等間隔に複数設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、支持部が、前後方向へ穿設された支持孔を有しており、支持孔の後方側を球面状の第1内周面として、前方側を円周面状の第2内周面として夫々形成し、支持孔の前方側の開口縁に、支持孔の径方向内側へ突出する被り部を周方向で複数設けるとともに、当該被り部の後方となる第2内周面については第1内周面と同じ球面状に形成する一方、揺動部材の球状部の外周面に、被り部に対応させて複数の面取り部を設けて、球状部を支持孔の前方側から支持孔内へ挿入可能としており、支持部に対し、面取り部を被り部に対応させた所定の姿勢で球状部を支持孔内へ挿入した後、前後方向を軸として揺動部材を回転させることによって、球状部の球面が第1内周面及び第2内周面の一部に当接し、且つ、被り部により前方へ抜け止めされた状態で、揺動部材が支持部に支持されるように構成している。したがって、支持部を二部材ではなく一部材で構成しているため、支持部の強度を向上することができ、ひいては把握爪による把握精度をも向上することができる。さらに、揺動部材の球状部を球面状に形成された第1内周面、及び第2内周面の一部で支持する、すなわち面接触で支持することができるため、支持部と球状部との接触状態が安定しており、接触面での摩耗を抑制することができ、耐久性の向上を図ることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、被り部を、支持孔の周方向で等間隔に複数設けているため、揺動部材の抜けを規制する際において揺動部材にかかる負荷が安定し、揺動部材がガタついたりしない。
チャックを前方から示した説明図である。 図1中におけるX−X線断面の説明図である。 揺動部材及びリテーナの斜視説明図である。 リテーナを前方から示した説明図である。 リテーナの図5中におけるV−V線断面を示した説明図である。 リテーナの図5中におけるW−W線断面を示した説明図である。 揺動部材を示した説明図であって、(a)は側方から示した説明図、(b)は(a)中におけるZ−Z線断面を示した説明図である。 揺動部材をリテーナに支持させる様子を示した球状部での断面説明図である。 本発明の第1変更例を示した説明図である。 本発明の第2変更例を示した説明図である。 従来の支持機構の一例を分解して示した斜視説明図である。 従来の支持機構の他の例を分解して示した斜視説明図である。
以下、本発明の一実施形態となるチャックについて、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、チャック1を前方から示した説明図であり、図2は、図1中におけるX−X線断面の説明図である。
チャック1は、正面視円形のチャック本体2の前面に3つの把握爪3、3・・を備えてなるもので、チャック本体2は、図示しない駆動機構により中心線を軸として回転可能となっている。また、チャック本体2の内部には、把握爪3、3・・をクランプ/アンクランプ動作させるためのドローバー4が、チャック本体2の回転軸と同軸に設置されているとともに、図示しない油圧機構等によって前後方向(軸方向)へ進退自在とされている。さらに、チャック本体2の前側の内部には空間7が形成され、当該空間7内にはドローバー4の進退動作を後述する揺動部材11に伝えるための駆動部材5が収納され、ドローバー4と連結されている。加えて、駆動部材5にはロッカボール6、6・・が設置されており、各ロッカボール6には揺動部材11の軸部15が前方から摺動自在に嵌合している。そして、各揺動部材11は、後述するリテーナ12を介してチャック本体2の前部に支持されており、後述する球状部14の中心を軸として所定方向へ揺動可能となっている。また、その揺動部材11の前端に把握爪3が設置されている。尚、軸部15の後端部には、揺動部材15の首振り量を規制するための規制部材8が取り付けられている。
以上のように構成されたチャック1においては、ドローバー4を進退させると、駆動部材5及びロッカボール6、6・・も進退する。そして、このとき各ロッカボール6が揺動部材11を揺動させ、その前端に設置された把握爪3がクランプ/アンクランプ動作するようになっている。尚、この把握爪3、3・・をクランプ/アンクランプ動作させる機構については、上記特許文献1にも開示されているように公知の機構である。
ここで、本発明の要部となる揺動部材11の支持機構、すなわち揺動部材11及び該揺動部材11を揺動可能に支持するリテーナ12の構成について詳細に説明する。尚、チャック本体2に対して取り付けられる揺動部材11、11・・及びリテーナ12、12・・のうち、方向の説明が容易である等の便宜上、最も上方に設置される揺動部材11及びリテーナ12について説明する。そして、その他の揺動部材11及びリテーナ12も同じ構成を有しており、チャック本体2への設置する姿勢が異なるにすぎない。
図3は、揺動部材11及びリテーナ12の斜視説明図である。図4は、リテーナ12を前方から示した説明図、図5は、リテーナ12の図4中におけるV−V線断面を示した説明図、図6は、リテーナ12の図4中におけるW−W線断面を示した説明図である。図7は、揺動部材11を示した説明図であって、(a)は側方から示した説明図、(b)は(a)中におけるZ−Z線断面を示した説明図である。
揺動部材11は、把握爪3を設置するための設置部13と、リテーナ12に支持される球状部14と、ロッカボール6に嵌入される軸部15とを備えている。設置部13は、揺動部材11の前部に設けられており、その前端面に把握爪3を設置可能となっている。球状部14は、設置部13の後方に設けられており、その外周面は略球面状に成形されている。また、球状部14の外周面で、揺動部材11をチャック本体2に取り付けた際に左右側方に位置する部位(揺動部材11を取付姿勢から前後方向を軸として左方若しくは右方へ90°回転させた際に頂部及び底部となる部位)には、一対の面取り部16、16が設けられている。軸部15は、球状部14から後方へ延設されており、球状部14よりも小径とされている。
一方、リテーナ12は、揺動部材11の球状部14を支持する支持孔21を備えた筒状部材である。支持孔21は、球状部14全体を収納可能な前後方向長さを有しており、該支持孔21の後方側の内周面21aは、球状部14の球面に略当接して支持すべく、球状部14と同径な球面状に形成されている一方、支持孔21の前方側の内周面21bは、球状部14と同径の円周面状に形成されている。また、支持孔21の内周面21bの前縁(開口縁)には、支持孔21の径方向内側へ突き出す被り部22、22が周方向で等間隔に設けられており、支持孔21を正面から見た形状と、球状部14の中心及び面取り部16、16を通る前後方向に直交する面での断面の形状とが略同一とされている。したがって、各被り部22の左右方向長さは、各面取り部16の軸方向に直交する方向での長さと略同じとなっており、被り部22、22間の距離は、面取り部16箇所における球状部14の幅と略同じとなっている。さらに、各被り部22の後方となる内周面21cは、球状部14の球面が略当接可能な球面状、すなわち内周面21a同様の球面状に形成されている。尚、24は、リテーナ21をチャック本体2に設置するための固定孔であり、リテーナ12の支持孔21の前方側の開口縁に外側へ突設されたフランジ部に穿設されている。
次に、上述の如き構成を有する揺動部材11及びリテーナ12のチャック本体2への設置に関し、図8をもとに説明する。図8は、揺動部材11をリテーナ12に支持させる様子を示した球状部14での断面説明図である。
まず、リテーナ12を、支持孔21の穿設方向が前後方向となる所定の設置姿勢でチャック本体2に固定する。次に、該リテーナ12の支持孔21に対して、揺動部材11の面取り部16、16を被り部22、22に合わせた所定の姿勢で、揺動部材11を挿入する(図8(a))。すなわち、揺動部材11の軸部15側から、球状部14の後部が支持孔21の内周面21aに当接するまで挿入する。すると、球状部14全体が支持孔21内に収納されるとともに、軸部15がロッカボール6に嵌入する。
そして最後に、所定の設置姿勢となるように、前後方向を軸として揺動部材11を右方若しくは左方へ90°回転させて、揺動部材11をリテーナ12に支持させればよい(図8(b))。このとき、球状部14が支持孔21内で回転することにより、球状部14の球面状の部分が内周面21a及び内周面21c(すなわち、内周面21bの一部)に当接し、球状部14は面接触によってリテーナ12に支持されることになる。また、被り部22、22の後方には球状部14の球面状の部分が位置しており、この球面状の部分の直径は、当然面取り部16、16箇所での直径よりも長い。したがって、球面状の部分が被り部22、22により抜け止めされ、揺動部材11の前後方向への移動が規制されることになる。
以上のようにして、揺動部材11及びリテーナ12はチャック本体2に設置される。
上述したように構成される揺動部材11及びリテーナ12を備えたチャック1によれば、リテーナ12に、後方側が球面状の内周面21aとして、前方側が円周面状の内周面21bとして夫々形成された支持孔21を設けるとともに、支持孔21の前縁に、支持孔21の径方向内側へ突出する被り部22、22を設け、さらに被り部22、22の後方となる内周面21cについては内周面21aと同じく球面状に形成する一方、揺動部材11の球状部14に面取り部16、16を設けて、球状部14を支持孔21内へ挿入可能に形成している。そして、リテーナ12に対し、揺動部材11の面取り部16、16を被り部22、22に合わせた所定の姿勢で、支持孔21の前方側から揺動部材11の球状部14を挿入させた後、前後方向を軸として右方若しくは左方へ90°回転させることによって、球状部14の球面状の部分が内周面21a及び内周面21cに当接し、且つ、被り部22、22により前方へ抜け止めされた状態で、揺動部材11がリテーナ12に支持されるようになっている。したがって、リテーナ12を二部材ではなく一部材で構成することができるため、リテーナ12の強度を向上することができ、ひいては把握爪3、3・・による把握精度をも向上することができる。また、揺動部材11の球状部14を球面状の内周面21a、及び内周面21bの一部で支持する(すなわち、面接触で支持する)ことができるため、リテーナ12と球状部14との接触状態が安定しており、接触面での摩耗を抑制することができ、耐久性の向上を図ることができる。
なお、本発明のチャックに係る構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、揺動部材の支持に係る構成等を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では、リテーナ12に、被り部22、22を開口の周方向で等間隔に(180°毎に)二箇所設けているが、被り部22の数は複数であれば2つに何ら限定されることはなく、たとえば図9に示す如く周方向で等間隔に(120°毎に)3箇所設けてもよいし、図10に示す如く周方向で等間隔に(90°毎に)4箇所設けてもよい。そして、被り部22、22・・を3箇所設けた場合には、球状部14に面取り部16、16・・を対応させて3箇所形成した揺動部材11を採用すればよいし、被り部22、22・・を4箇所設けた場合には、球状部14に面取り部16、16・・を対応させて4箇所形成した揺動部材11を採用すればよい。尚、被り部を設けるにあたって必ずしも周方向で等間隔に設ける必要はないものの、周方向で等間隔に設けた方が、揺動部材11の抜け止めを規制する際において揺動部材11にかかる負荷が安定し、揺動部材11がガタついたりしないというメリットがある。
また、上記実施形態や変更例では、チャック本体に支持部を形成するにあたり、チャック本体に別体成形された支持部材を固定するという構成を採用しているが、上記リテーナ12の支持孔21と同様の内周面21a、21b、21cを有する取付孔をチャック本体に一体的に設ける、すなわちチャック本体に支持部を一体的に設けるといった構成を採用することも可能である。
加えて、上記実施形態では、把握爪3、3・・を3つ設置してなるチャック1について説明しているが、揺動部材11及びリテーナ12は、把握爪3、3・・を4つ以上設置してなるチャックや、把握爪3が1つ若しくは2つしか設置されていないチャックに対しても当然適用可能である。
1・・チャック、2・・チャック本体、3・・把握爪、4・・ドローバー、11・・揺動部材、12・・リテーナ、13・・設置部、14・・球状部、15・・軸部、16・・面取り部、17・・軸孔、18・・軸部材、21・・支持孔(支持部)、21a・・球面状の内周面(第1内周面)、21b・・円周面状の内周面(第2内周面)、21c・・球面状の内周面(第2内周面の一部)、22・・被り部、23・・軸支孔。

Claims (2)

  1. 外周面が球面状に形成された球状部を有する揺動部材が、前記球状部を支持する支持部を介してチャック本体の前部に設置されており、前記チャック本体に内蔵されたドローバーを軸方向へ進退させるのに伴い、前記揺動部材が前記球状部の中心を軸として所定の方向へ揺動し、前記揺動部材の前端に取り付けられた把握爪がクランプ/アンクランプ動作するチャックであって、
    前記支持部が、前後方向へ穿設された支持孔を有しており、前記支持孔の後方側を、前記球状部と同径な球面状の第1内周面として、前方側を、前記球状部と同径な円周面状の第2内周面として夫々形成し、前記支持孔の前方側の開口縁に、前記支持孔の径方向内側へ突出する被り部を周方向で複数設けるとともに、当該被り部の後方にある前記第2内周面については前記第1内周面と同じ球面状に形成する一方、
    前記揺動部材の前記球状部の外周面に、前記被り部に対応させて複数の面取り部を設けて、前記球状部を前記支持孔の前方側から前記支持孔内へ挿入可能としており、
    前記支持部に対し、前記面取り部を前記被り部に対応させた所定の姿勢で前記球状部を前記支持孔内へ挿入した後、前後方向を軸として前記揺動部材を回転させることによって、前記球状部の球面が前記第1内周面及び前記第2内周面の一部に当接し、且つ、前記被り部により前方へ抜け止めされた状態で、前記揺動部材が前記支持部に支持されることを特徴とするチャック。
  2. 前記被り部が、前記支持孔の周方向で等間隔に複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載のチャック。
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