JP2011250573A - 列車情報管理システムおよび列車情報管理方法 - Google Patents

列車情報管理システムおよび列車情報管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011250573A
JP2011250573A JP2010120818A JP2010120818A JP2011250573A JP 2011250573 A JP2011250573 A JP 2011250573A JP 2010120818 A JP2010120818 A JP 2010120818A JP 2010120818 A JP2010120818 A JP 2010120818A JP 2011250573 A JP2011250573 A JP 2011250573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
train information
information management
train
failure
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010120818A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5460466B2 (ja
Inventor
Seiji Deguchi
生滋 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010120818A priority Critical patent/JP5460466B2/ja
Publication of JP2011250573A publication Critical patent/JP2011250573A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5460466B2 publication Critical patent/JP5460466B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】車両故障発生時における乗務員の負担を軽減することが可能な列車情報管理システムおよび列車情報管理方法を得る。
【解決手段】列車情報管理装置2と、車上ネットワーク伝送路6を介して列車情報管理装置2に接続され列車情報管理装置2から伝送された列車情報を無線通信により地上側に送信する車上側情報送受信装置5と、車上側情報送受信装置5から送信された列車情報を受信する地上側情報送受信装置と、地上ネットワーク伝送路を介して地上側情報送受信装置に接続され、列車情報に含まれる故障コードを受信した際、故障コードに対応する故障処置マニュアルを列車情報管理装置2に対して送信する処置手順管理サーバと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、列車搭載機器の動作状態の制御および監視を行う列車情報管理装置を備えた列車情報管理システムおよび列車情報管理方法に関する。
近年の鉄道車両には、その制御システムやサービス機器の動作状態の制御および監視を行うモニタ装置である列車情報管理装置が搭載されており、列車情報管理装置は、乗務員の負荷低減や乗客に対するサービス向上に寄与している。例えば、車両故障が発生した場合、乗務員は、まず列車情報管理装置を利用して、故障が発生した原因の調査を行い現象の把握を行う。次に、乗務員は、故障処置マニュアルを参照して、車両の各機器を操作することで応急処置を行い、その結果によって運転継続、または車両交換、救援要請などの判断を行う。故障処置マニュアルは、原則として全ての乗務員に冊子で配布され、乗務員は、訓練にて故障処置マニュアルの内容を実践するとともに、この冊子を携行することが普通である。
一方、列車情報管理装置は、その編成内の数箇所に設置され文字や図形などの表示が可能な表示器に接続され、乗務員と対話形式で操作および結果を伝えることができるように構成されているのが一般的である。また、近年では、無線による通信手段と接続され地上の計算機と情報交換が可能な列車情報管理装置も導入されている。例えば、下記特許文献1には、列車の故障状態やその情報を遠隔監視する方式が開示されている。
特開平5−56506号公報
列車の営業運転中に車両故障が発生した場合、現象把握と応急処置を現場で行うことが可能なのは、乗務員ただ1人であることが一般的であるが、乗務員は、上述した故障処置マニュアルや、チェックリストなどを携行し、あるいは定期的に訓練を行っているため、故障処置を迅速に行えるようにも思われる。しかしながら、実際に車両故障が発生した場合、乗務員は、乗客への安全確保や案内、指令室への報告に追われるほか、乗務員には他の列車運行に与える影響による心理的なプレッシャーが与えられることとなる。そのため、乗務員がこれらを1人で行うことは大変重い責務であり、その負担軽減が望まれていた。また、故障処置マニュアルは、車両の仕様変更や、過去の故障履歴・処置履歴をもとに順次改訂されるべきものであるが、全ての乗務員に対し冊子で配布する必要があり、その管理方法や伝達方法の改善が望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、車両故障発生時における乗務員の負担を軽減することが可能な列車情報管理システムおよび列車情報管理方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、列車に搭載されこの列車に搭載された装置およびサービス機器の制御および監視を行って列車情報を管理する列車情報管理装置と、車上ネットワーク伝送路を介して前記列車情報管理装置に接続され、前記列車情報管理装置から伝送された列車情報を無線通信により地上側に送信する車上側情報送受信装置と、前記車上側情報送受信装置から送信された前記列車情報を受信する地上側情報送受信装置と、地上ネットワーク伝送路を介して前記地上側情報送受信装置に接続され、前記列車情報に含まれる故障コードを受信した際、前記故障コードに対応する処置手順を前記列車情報管理装置に対して送信する処置手順管理サーバと、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、処置手順管理サーバが故障コードにより列車の故障状態を判断して故障回復の処理手順を列車情報管理装置に送信するので、車両故障発生時における乗務員の負担を軽減することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる車上システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態にかかる地上システムの構成を示す図である。 図3は、列車情報管理装置と地上施設との間で送受信される情報の一例を示す図である。 図4は、本実施の形態にかかる列車情報管理システムの動作を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかる列車情報管理システムおよび列車情報管理方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
以下の説明では、図1および図2を用いて、列車情報管理システムを構成している車上システムおよび地上システムの概要を説明した上で、列車情報管理システムの動作を説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる車上システムの構成を示す図であり、図2は、本発明の実施の形態にかかる地上システムの構成を示す図である。
まず、図1に示される車上システムを説明する。列車編成を構成する鉄道車両(以下単に「車両」と称する)1には、列車情報管理装置2が搭載され、この列車情報管理装置2には車両1に搭載されたモニタ表示器(車上側モニタ表示器)3が接続されている。また、車両1には、車上側情報送受信装置5が搭載されている。車両1を含む列車内には車上ネットワーク伝送路6が配設され、この車上ネットワーク伝送路6は、列車情報管理装置2、モニタ表示器3、および車上側情報送受信装置5を互いに接続している。このように、車上システムは、車上側情報送受信装置5、モニタ表示器3、および列車情報管理装置2を有して構成されている。
次に、地上システムについて説明する。地上システムは、列車に対して一般に遠隔地に存在する地上施設11内に設けられたシステムである。地上施設11には、地上側情報送受信装置12が設けられており、この地上側情報送受信装置12は、車上側情報送受信装置5と対をなすものであり車上側情報送受信装置5との間で相互に情報を送受信する。また、地上施設11には、地上ネットワーク伝送路15を介して地上側情報送受信装置12に接続された処置手順管理サーバ13と、この処置手順管理サーバ13に接続された監視端末(地上側モニタ表示器)14が設置されている。監視端末14は、例えば車上のモニタ表示器3と同一機種の表示器である。
処置手順管理サーバ13には、列車情報管理装置2にダウンロードされるべき故障処置マニュアルが格納されている。また、監視端末14には、列車情報管理装置2で実施された応急処置の結果が表示されると共に、乗務員によってモニタ表示器3に入力された内容が表示される。
列車情報管理装置2は、列車の制御システムおよびサービス機器の動作状態の制御および監視を行い、これらの制御情報や監視情報(以下「列車情報」と称する)を管理している。また、列車情報管理装置2は、列車情報をモニタ表示器3へ送信して表示させる。
モニタ表示器3は、通常、列車編成中の運転台および乗務員室など、ひとつの列車編成中に複数台設置され、列車情報管理装置2から提供された列車情報を表示する機能のほかに、乗務員からの入力操作を受け付ける。本実施の形態では、車上ネットワーク伝送路6には、複数台のモニタ表示器3のうちの1台の代わりに、車上側情報送受信装置5が接続されている。従って、列車情報管理装置2は、複数台のモニタ表示器3に列車情報を伝送するとともに、車上側情報送受信装置5にも列車情報を伝送可能である。
車上側情報送受信装置5は、無線通信により、地上施設11内の地上側情報送受信装置12に列車情報を伝送する。地上側情報送受信装置12は、この列車情報を受信し、地上ネットワーク伝送路15を介して、列車情報を監視端末14に伝送する。
本実施の形態では、このような構成により、モニタ表示器3と同等の表示内容を、地上施設11内の監視端末14でも表示可能にしている。なお、地上施設11としては、その線区もしくは地区における列車の運行を集中的に取扱う指令室、またはその車両1のメンテナンスを取扱う工場もしくは車両基地等の検修現場などが考えられるが、駅または派出所等の運転現場であっても構わない。また、無線通信手段は、列車情報管理装置2と処置手順管理サーバ13との間で情報を伝送できる無線による手段であれば、その方法は問わない。例えば列車無線による通信のほか、ミリ波を用いた通信手段などが考えられる。
次に、図3を用いて列車情報管理装置2と地上施設11との間で送受信される情報の一例を説明する。
図3は、列車情報管理装置2と地上施設11との間で送受信される情報の一例を示す図である。まず、車両故障が発生した場合、列車情報管理装置2は、モニタ表示器3に故障部位を表示させると共に、車上側情報送受信装置5および地上側情報送受信装置12を介して故障コードを処置手順管理サーバ13に送信する。列車情報管理装置2は、故障コードを送信することによって、処置手順管理サーバ13に対して故障コードに対応する故障処置マニュアルのダウンロード要求を行い、処置手順管理サーバ13は、要求された故障処置マニュアルを列車情報管理装置2に送信する。このように、本実施の形態にかかる列車情報管理装置2は、地上システムに備わる処置手順管理サーバ13と無線通信手段を介して接続され、車両故障発生時に最新の故障処置マニュアルをダウンロード可能に構成されている。
故障処置マニュアルは、列車情報に含まれる故障コードに対応する処置手順が示されており、この処置手順は、車両故障の現象把握項目と、車両故障の応急処置項目とで構成される。
以下、現象把握項目および応急処置項目の具体例を説明する。ここでは、処置手順の一例として、例えば、運転手がブレーキを弱めたにもかかわらず何らかの要因でブレーキが不緩解となった場合において、このような故障に対する処置手順に関して説明する。
現象把握項目は、例えば、ブレーキ制御装置にかかる制御電源のNFB(ノーヒューズブレーカ)がONであるか、当該制御電源に供給される電流値は所定値以上であるか、BC圧が一定値以上であるか、などの現象把握項目が示されている。
なお、故障の内容によっては、列車情報管理装置2が自動的に現象を把握できる現象把握項目と、乗務員による判断が介在して半自動的に現象を把握できる現象把握項目とが存在する。例えば、上述したNFBの状態(ONであるOFFであるか)は、列車情報管理装置2では把握できない現象把握項目であると仮定した場合、列車情報管理装置2は、このNFBが設置されている制御盤の名称とNFBの名称とをモニタ表示器3に表示させることで、乗務員にそのNFBの確認を促す。このとき、制御盤の名称とNFBの名称とを文字情報だけでなく、図形等によって視覚化して表示するようにしてもよい。
なお、現象把握項目が複数存在する場合には、それらの現象把握項目を、後述する図4のように、フローチャート式に構成しておき、一の現象把握項目の確認が完了した後に、他の現象把握項目に移行するように構成してもよい。
応急処置項目は、現象把握項目によって把握された車両故障に対して実行すべき応急処置の内容を示すものである。所定の車両1においてブレーキが不緩解の状態となった場合を例にして説明すると、この車両1に設置されたブレーキ制御装置を開放することによって、不緩解状態であったブレーキを一時的に開放することができる場合、列車情報管理装置2は、このブレーキ制御装置に対して開放要求を自動的に送信する。すなわち、列車情報管理装置2は、自動的に車両故障の応急処置を実行する。そして、列車情報管理装置2は、開放要求に対するブレーキ制御装置からの応答情報を取得することによって、要求した動作が実行されたことを確認する。さらに、列車情報管理装置2は、モニタ表示器3に当該ブレーキ制御装置を開放した旨を表示させると共に、例えば、「△△km/h以下で走行すること」などの乗務員に安全運転を促すメッセージを表示する。
なお、乗務員や乗客に対する影響が大きいと想定される操作(例えば、パンタグラフを下げる場合や客室ドアを開放するときなど)は、乗務員による確認が必須である。従って、このような列車の運行に重大な影響を及ぼす可能性のある応急処置項目に関しては、乗務員によって処置すべく、モニタ表示器3に処置を促すメッセージを表示することで、応急処置を乗務員によって実行するように構成してもよい。
以下、図4を用いて、列車情報管理装置2を中心とする本実施の形態にかかる列車情報管理システムの動作を説明する。なお、以下の動作説明では、故障の事例として、上述同様にブレーキ不緩解が発生した場合を想定して説明する。
図4は、本実施の形態にかかる列車情報管理システムの動作を示すフローチャートである。ブレーキ制御装置の故障が発生した場合、モニタ表示器3にはその故障内容と故障発生部位が表示される(ステップS1)。さらに、列車情報管理装置2は、処置手順管理サーバ13に対して、故障コードおよび車両番号を送信する(ステップS2)。その後、列車情報管理装置2は、処置手順管理サーバ13から送信された故障処置マニュアルを受信する(ステップS3)。
なお、この故障処置マニュアルには、例えば、ブレーキ制御装置にかかる制御電源のNFBはONであるか否か、当該制御電源に供給される電流値は所定値以上であるか否か、ブレーキ不緩解が全車両で発生しているのか所定の車両1のみで発生しているのか、などの現象把握項目が記録されているものと仮定する。
列車情報管理装置2は、始めに、例えば制御電源のNFBがONであるか否かを判定する。NFBがONの場合(ステップS4,Yes)、ステップS5の動作が実行され、NFBがOFFの場合(ステップS4,No)、ステップS9の動作が実行される。
ステップS5において、列車情報管理装置2は、制御電源に供給される電流値が所定値以上であるか否かを判定する。電源電流が所定値以上の場合(ステップS5,Yes)、ステップS6の動作が実行され、電源電流が所定値未満の場合(ステップS5,No)、ステップS8の動作が実行される。
ステップS6には、制御電源に供給される電流値が所定値以上である場合における応急処置項目の一例が示されている。このときの事象としては、例えば、ブレーキ制御装置に供給される電源電流の値が所定値よりも高い場合には、列車情報管理装置2によって制御電源のNFBがOFFされる、という応急処置が実行される。一方、この電源電流の値が所定値よりも低いときには、乗務員の判断によってNFBがOFFされる、という応急処置が実行される。
さらに、列車情報管理装置2は、制御電源のNFBがOFFされたというメッセージを、モニタ表示器3に表示させる(ステップS7)。このようなメッセージを表示することによって、例えば、列車情報管理装置2がNFBをOFFした場合、乗務員は、故障が発生しているブレーキ制御装置の応急処置が実行されたことを確認することができる。従って、故障発生時における現象内容の絞り込み作業や、その現象内容に対応する応急処置にかかる乗務員の負担が軽減され、乗務員は故障に対して冷静に対応することが可能となる。
ステップS8には、電流値が所定値未満である場合におけるモニタ表示器3への表示メッセージの一例が示されている。このときの事象としては、制御電源に所定値以上の電流が供給されていないために、当該ブレーキ制御装置が停止したことが想定される。ここでは、当該ブレーキ制御装置の電源を復旧させるという応急処置は無いものの、運転継続は可能であるとする。そこで、列車情報管理装置2は、運転継続が可能である旨のメッセージをモニタ表示器3に表示させる(ステップS8)。なお、運用後に点検が必要である旨をモニタ表示器3に表示させるようにしてもよい。このようなメッセージを表示することによって、乗務員は、冷静に運転を続行することが可能となる。
ステップS9において、例えば、ブレーキ不緩解が全車両1で発生しているのか否かを判定する。この判定は、列車情報管理装置2が行うことも可能であるが、乗務員が目視で確認することでもよい。なお、「ステップS4,No」の事象としては、ブレーキ制御装置が故障してフェールセーフに働き非常ブレーキが作動したことが想定される。ブレーキ不緩解が一部の車両1で発生している場合(ステップS9,No)、ステップS10の動作が実行され、ブレーキ不緩解が全ての車両1で発生している場合(ステップS9,Yes)、ステップS12の動作が実行される。
ステップS10では、ブレーキ不緩解が一部の車両1で発生している場合における応急処置項目の一例として、ブレーキ不緩解のブレーキ制御装置を開放するという応急処置が実行される。具体的な応急処置としては、例えば、当該一部の車両1に設置されたブレーキ制御装置内のブレーキシリンダに込められた圧力を強制的に排気させてブレーキ力を緩解させることが想定される。
さらに、列車情報管理装置2は、「△△km/h以下で走行すること」などの安全運転を促すメッセージをモニタ表示器3に表示させる(ステップS11)。このようなメッセージを表示することによって、乗務員は、当該ブレーキ制御装置の応急処置が実行されたことを確認することができると共に、安全運転に専心することができる。
ステップS12では、ブレーキ不緩解が全ての車両1で発生している場合における応急処置項目の一例として、地上施設11に対して救援を要請するという動作が実行される。このような動作によって、故障発生から運行復旧まで時間を短縮することが可能となる。さらに、列車情報管理装置2は、「救援を要請中」などのメッセージをモニタ表示器3に表示させる(ステップS13)。このようなメッセージを表示することによって、乗務員は、列車情報管理装置2によって救援要請が出力されていることを確認することができる。
列車情報管理装置2による応急処置あるいは表示動作の後の措置は、乗務員、指令員、検修員などに委ねられるわけであるが、応急処置の結果をモニタ表示器3や監視端末14に表示させることによって、例えば、車両故障が復旧した際の運転継続や、検修員の添乗手配や、近傍の駅での車両交換や、救援列車の手配などを行うことが可能となる。
また、車両故障の内容と、列車情報管理装置2による処置経過とを、監視端末14に記録するように構成してもよい。監視端末14は、故障した部位毎に、故障発生前後のパラメータや処置結果を順次表示できるため、車両検修員などが後日、処置内容を調査して、故障処置マニュアルの内容を改善することが可能である。なお、ここでは、監視端末14に車両故障の内容と、列車情報管理装置2による処置経過とを、記録するようにしているが、これらを処置手順管理サーバ13に記録して、監視端末14に表示させる態様であってもよい。
車両状態を地上に伝送可能な通信手段を備えた一部の車両1を除き、多くの車両1では、地上施設11に駐在する指令員や検修員に列車の状態を伝える手段としては、音声による通話のみであり、言い間違いや、聞き間違いが発生する場合が多く、また、現場で通話することのできるのは乗務員ただ1人であり、確実な伝達手段とは言いがたいものであった。本実施の形態にかかる列車情報管理システムによれば、車両故障が発生した際、地上施設11に駐在する指令員や検修員が、故障処置が適切に行われているかどうかを監視できるため、乗務員に対して適切な助言や指示を与えることが可能となる。従って、乗務員による応急処置の操作が大幅に軽減されるだけでなく、乗務員は、冷静に乗客の誘導などを行うことができる。
なお、ステップS4、ステップS5、ステップS9には、本実施の形態にかかる列車情報管理システムの動作を説明するために便宜上、ブレーキ不緩解の場合における現象把握項目を示しているが、これらに限定されるものではない。処置手順管理サーバ13には、故障コードに対応する故障処置マニュアルが複数記録されており、列車情報管理装置2は、それらの故障処置マニュアルに示される現象把握項目および応急処置項目に従って現象把握および応急処置を実行するものとする。
なお、ステップS9からS11に至る動作は、ブレーキ不緩解が1の車両のみで発生した場合に限定されるものではなく、2台以上の車両1においてブレーキ不緩解が発生した場合にも適用可能であり、また、ステップS9およびステップS12の動作は、ブレーキ不緩解が全ての車両1で発生した場合に限定されるものではなく、2台以上の車両1でブレーキ不緩解が発生した場合にも適用可能である。
また、列車情報管理装置2による処置結果は、車上側情報送受信装置5および地上側情報送受信装置12を介して、地上施設11内の監視端末14に表示されるように構成してもよい。これにより、地上施設11に駐在する指令員や検修員は、故障処置が適切に行われているかどうか監視することができるほか、乗務員に対して適切な助言や指示を与えることができる。乗務員に対する助言や指示は、既設の音声伝達手段(列車無線や携帯電話)によって実施してもよいし、監視端末14に入力した文字をモニタ表示器3に表示させることによって実施してもよい。また、モニタ表示器3に適切な文字入力手段を設置して、モニタ表示器3に入力された内容が監視端末14に表示されるように構成してもよい。このように構成すれば、車両1の状態をより正確に伝達が可能となる。
以上説明したように、本実施の形態にかかる列車情報管理システムは、列車情報管理装置2と、車上ネットワーク伝送路6を介して列車情報管理装置2に接続され列車情報管理装置2から伝送された列車情報を無線通信により地上側に送信する車上側情報送受信装置5と、車上側情報送受信装置5から送信された列車情報を受信する地上側情報送受信装置12と、地上ネットワーク伝送路15を介して地上側情報送受信装置12に接続され、列車情報に含まれる故障コードを受信した際、故障コードに対応する故障処置マニュアル(処理手順)を列車情報管理装置2に対して送信する処置手順管理サーバ13と、を備えるようにしたので、例えば、列車情報管理装置2に接続されない機器に関しては乗務員によって現象内容の把握と応急処置とを実行すべきではあるが、他の機器に関しては故障の現象内容の把握と応急処置とを自動的または半自動的に実行することで、応急処置を短時間かつ精度よく完了させることができる。その結果、乗務員による応急処置の操作が大幅に軽減され、乗客への案内など、安定輸送に必要な処置を行うことが可能となる。また、故障処置マニュアルを地上施設11からダウンロードすることができるため、乗務員は、最新の故障処置マニュアルを参照することができる。また、全ての乗務員に対して故障処置マニュアルを冊子で配布する手間を省くことができるだけでなく、その配布履歴の管理が不要となる。
また、本実施の形態にかかる列車情報管理システムは、車上ネットワーク伝送路6に接続され列車情報管理装置2で実施された応急処置の結果を表示するモニタ表示器3を備えるようにしたので、故障に対して冷静に対応することが可能となる。
また、本実施の形態にかかる列車情報管理システムは、地上側情報送受信装置12に送信された列車情報を表示する監視端末(地上側モニタ表示器)14を備え、列車情報管理装置2は、監視端末14に対して応急処置の結果を送信するようにしたので、地上施設11に駐在する指令員は、従来では乗務員からの無線通話による報告に依存していた情報を、視覚的に得ることが可能である。その結果、車両故障が発生した際、指令員や検修員は、故障処置が適切に行われているかどうか監視することができるほか、乗務員に対して適切な助言や指示を与えることができる。
また、本実施の形態にかかる監視端末14には、故障コードと応急処置の結果とが対応付けて記録されるようにしたので、故障した部位毎に故障発生前後のパラメータや処置結果を順次表示できるため、車両検修員などが後日、処置内容を調査して、故障処置マニュアルの品質を改善することが可能である。また、故障処置マニュアルの改訂に際しては、従来では故障処置マニュアルをすべての乗務員に配布する必要があったが、本実施の形態にかかる列車情報管理システムによれば、処置手順管理サーバ13のデータを更新するだけでよいので、より実態に沿ったきめ細かな更新が可能となり、故障処置の手段に関する方法の改善だけでなく、故障処置内容そのものの品質を向上させることが可能である。
以上のように、本発明は、列車搭載機器の動作状態の制御および監視を行う列車情報管理装置を備えた列車情報管理システムおよび列車情報管理方法に適用可能であり、特に、車両故障発生時における乗務員の負担を軽減することができる発明として有用である。
1 鉄道車両
2 列車情報管理装置
3 モニタ表示器(車上側モニタ表示器)
5 車上側情報送受信装置
6 車上ネットワーク伝送路
11 地上施設
12 地上側情報送受信装置
13 処置手順管理サーバ
14 監視端末(地上側モニタ表示器)
15 地上ネットワーク伝送路

Claims (10)

  1. 列車に搭載されこの列車に搭載された装置およびサービス機器の制御および監視を行って列車情報を管理する列車情報管理装置と、
    車上ネットワーク伝送路を介して前記列車情報管理装置に接続され、前記列車情報管理装置から伝送された列車情報を無線通信により地上側に送信する車上側情報送受信装置と、
    前記車上側情報送受信装置から送信された前記列車情報を受信する地上側情報送受信装置と、
    地上ネットワーク伝送路を介して前記地上側情報送受信装置に接続され、前記列車情報に含まれる故障コードを受信した際、前記故障コードに対応する処置手順を前記列車情報管理装置に対して送信する処置手順管理サーバと、
    を備えたことを特徴とする列車情報管理システム。
  2. 前記列車情報管理装置は、前記処置手順に従って、自動的または半自動的に車両故障の現象内容を把握すること、を特徴とする請求項1に記載の列車情報管理システム。
  3. 前記列車情報管理装置は、車両故障の現象内容に応じて車両故障の応急処置を実行すること、を特徴とする請求項1または2に記載の列車情報管理システム。
  4. 前記車上ネットワーク伝送路に接続され、前記列車情報管理装置で実施された応急処置の結果を表示する車上側モニタ表示器を備えること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の列車情報管理システム。
  5. 前記地上側情報送受信装置に送信された前記列車情報を表示する地上側モニタ表示器を備え、
    前記列車情報管理装置は、前記地上側モニタ表示器に対して前記応急処置の結果を送信すること、を特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の列車情報管理システム。
  6. 前記地上側モニタ表示器には、前記故障コードと前記応急処置の結果とが対応付けて記録されること、を特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の列車情報管理システム。
  7. 列車に搭載された装置およびサービス機器において故障が発生した場合、故障コードを無線通信により地上側に送信する故障コード送信ステップと、
    車上側情報送受信装置から送信された故障コードを受信する故障コード受信ステップと、
    前記故障コード受信ステップにて故障コードを受信した際、前記故障コードに対応する処置手順を車上側に送信する処置手順送信ステップと、
    前記処置手順に従って、自動的または半自動的に車両故障の現象内容を把握する現象内容把握ステップと、
    車両故障の現象内容に応じて車両故障の応急処置を実行する応急処置ステップと、
    を含むことを特徴とする列車情報管理方法。
  8. 車上ネットワーク伝送路に接続された車上側モニタ表示器に、前記応急処置の結果を表示する応急処置結果表示ステップを前記応急処置ステップの後に有すること、を特徴とする請求項7に記載の列車情報管理方法。
  9. 地上側モニタ表示器に、前記応急処置の結果を送信する応急処置結果送信ステップを前記応急処置ステップの後に有すること、を特徴とする請求項7または8に記載の列車情報管理方法。
  10. 前記地上側モニタ表示器に、前記故障コードと前記応急処置の結果とを対応付けて記録する記録ステップを前記応急処置ステップの後に有すること、を特徴とする請求項7〜9のいずれか1つに記載の列車情報管理方法。
JP2010120818A 2010-05-26 2010-05-26 列車情報管理システムおよび列車情報管理方法 Active JP5460466B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010120818A JP5460466B2 (ja) 2010-05-26 2010-05-26 列車情報管理システムおよび列車情報管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010120818A JP5460466B2 (ja) 2010-05-26 2010-05-26 列車情報管理システムおよび列車情報管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011250573A true JP2011250573A (ja) 2011-12-08
JP5460466B2 JP5460466B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=45415130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010120818A Active JP5460466B2 (ja) 2010-05-26 2010-05-26 列車情報管理システムおよび列車情報管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5460466B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013124980A1 (ja) * 2012-02-22 2013-08-29 三菱電機株式会社 監視プログラム特定装置、列車機器監視システム、監視プログラム特定方法及びプログラム
JP2014237370A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 三菱電機株式会社 列車情報管理システム
JP2015171256A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 東日本旅客鉄道株式会社 車上管理装置及び処置手順表示システム
JP2015171257A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 東日本旅客鉄道株式会社 車上管理装置及び処置手順表示システム
KR101624651B1 (ko) * 2014-10-30 2016-05-31 한국철도기술연구원 모바일 기반 철도운영자 정보 제공시스템
KR101735700B1 (ko) * 2015-05-29 2017-05-16 (주)로코시스텍 교통운송수단 통합관리 시스템 및 방법
JP2018160199A (ja) * 2017-03-24 2018-10-11 マツダ株式会社 緊急通報システム、緊急通報装置及び緊急通報方法
KR102703824B1 (ko) * 2021-10-29 2024-09-05 국립한국교통대학교산학협력단 제동작용장치의 고장데이터 수집방법 및 고장데이터 분석 장치

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728501A (en) * 1980-07-24 1982-02-16 Toyo Electric Mfg Co Ltd Control system for electric car
JPS6277001A (ja) * 1985-09-30 1987-04-09 Mitsubishi Electric Corp 列車モニタリング装置
JPH08322101A (ja) * 1995-05-25 1996-12-03 Mitsubishi Electric Corp 列車の車上試験装置及び方法
JPH1076952A (ja) * 1996-09-05 1998-03-24 Toshiba Corp 列車検修・列車故障復旧支援装置
JP2000028493A (ja) * 1998-07-10 2000-01-28 Mitsubishi Electric Corp 車両自動試験装置
JP2002228554A (ja) * 2001-01-31 2002-08-14 Mazda Motor Corp 車載の遠隔故障診断装置、車載の遠隔故障診断用プログラム、車両の遠隔故障診断方法、車両の故障診断装置、及び、車両の故障診断用プログラム
JP2003104644A (ja) * 2001-10-01 2003-04-09 Toshiba Elevator Co Ltd エレベーター故障復旧支援システム及び監視センター

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728501A (en) * 1980-07-24 1982-02-16 Toyo Electric Mfg Co Ltd Control system for electric car
JPS6277001A (ja) * 1985-09-30 1987-04-09 Mitsubishi Electric Corp 列車モニタリング装置
JPH08322101A (ja) * 1995-05-25 1996-12-03 Mitsubishi Electric Corp 列車の車上試験装置及び方法
JPH1076952A (ja) * 1996-09-05 1998-03-24 Toshiba Corp 列車検修・列車故障復旧支援装置
JP2000028493A (ja) * 1998-07-10 2000-01-28 Mitsubishi Electric Corp 車両自動試験装置
JP2002228554A (ja) * 2001-01-31 2002-08-14 Mazda Motor Corp 車載の遠隔故障診断装置、車載の遠隔故障診断用プログラム、車両の遠隔故障診断方法、車両の故障診断装置、及び、車両の故障診断用プログラム
JP2003104644A (ja) * 2001-10-01 2003-04-09 Toshiba Elevator Co Ltd エレベーター故障復旧支援システム及び監視センター

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013124980A1 (ja) * 2012-02-22 2013-08-29 三菱電機株式会社 監視プログラム特定装置、列車機器監視システム、監視プログラム特定方法及びプログラム
JP2014237370A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 三菱電機株式会社 列車情報管理システム
JP2015171256A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 東日本旅客鉄道株式会社 車上管理装置及び処置手順表示システム
JP2015171257A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 東日本旅客鉄道株式会社 車上管理装置及び処置手順表示システム
KR101624651B1 (ko) * 2014-10-30 2016-05-31 한국철도기술연구원 모바일 기반 철도운영자 정보 제공시스템
KR101735700B1 (ko) * 2015-05-29 2017-05-16 (주)로코시스텍 교통운송수단 통합관리 시스템 및 방법
JP2018160199A (ja) * 2017-03-24 2018-10-11 マツダ株式会社 緊急通報システム、緊急通報装置及び緊急通報方法
KR102703824B1 (ko) * 2021-10-29 2024-09-05 국립한국교통대학교산학협력단 제동작용장치의 고장데이터 수집방법 및 고장데이터 분석 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5460466B2 (ja) 2014-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5460466B2 (ja) 列車情報管理システムおよび列車情報管理方法
JP5137483B2 (ja) 列車運行管理システム
JP6320673B2 (ja) カスタマイズされた自動チェックリストの作成、実行及び伝達
US11150885B2 (en) Method and system for vehicle software management
CN110775101B (zh) 轨道交通信号系统全自动运行下的远程rm运行控制方法
US20050205720A1 (en) Locomotive remote control system with diagnostic display
US20140059534A1 (en) Method and system for software management
KR101035657B1 (ko) 열차운행 통합 시뮬레이션 장치
US11668122B2 (en) Arrangement for a vehicle, in particular a rail vehicle, or for a building and a method of operating the vehicle or the building
JP3360865B2 (ja) 列車速度制御方法及び装置
JP5496160B2 (ja) 列車運行管理システム
KR20140017157A (ko) 철도차량용 무인운행시스템
JP5312210B2 (ja) 列車情報表示システムおよび列車情報表示方法
WO2018099857A1 (de) Verfahren zur notabschaltung einer versorgungsspannung oder fahrstromversorgung auf einer elektrifizierten strecke oder einem elektrifizierten streckenabschnitt für schienenfahrzeuge
CN115402385A (zh) 应急处理方法及系统
EP4026750A1 (en) Method and system for controlling train to park in safe parking area
CA2957517C (en) Communication system and method
JP6116387B2 (ja) 列車情報管理システム
JP2002059834A (ja) 車両保守支援方法及び支援システム
JP2013258847A (ja) 列車運行管理システム、車上装置および列車運行管理方法
CN115071789A (zh) 火灾联动处理方法、装置和电子设备
JP2008184076A (ja) 列車運行管理システム
JP2008168675A (ja) 列車運行管理システム
KR101188376B1 (ko) 차상 제어장치, 및 그를 이용한 열차 제어 시스템
CN113565394B (zh) 联动状况判定方法、装置、车载控制器、介质及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5460466

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250