JP3360865B2 - 列車速度制御方法及び装置 - Google Patents

列車速度制御方法及び装置

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JP3360865B2
JP3360865B2 JP06811993A JP6811993A JP3360865B2 JP 3360865 B2 JP3360865 B2 JP 3360865B2 JP 06811993 A JP06811993 A JP 06811993A JP 6811993 A JP6811993 A JP 6811993A JP 3360865 B2 JP3360865 B2 JP 3360865B2
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    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
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    • B61L19/06Interlocking devices having electrical operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L2200/00Type of vehicles
    • B60L2200/26Rail vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
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    • B61L2210/04Magnetic elevation vehicles [maglev]

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATCブレーキの様
に、所定の作動条件に基づいて自動的に作動するブレー
キを備えた鉄道システムにおいて前記作動条件を列車自
体、若しくは列車の速度制御を受け持つ変電所設備等に
伝達する列車速度制御方法及び装置に係り、特に、臨時
速度制限を加えたり、緊急停止制御を行うための列車速
度制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ATCブレーキを備えた鉄道
システムにおいては、運行区間に対応したATCブレー
キ作動条件(速度制限)を列車側に現示し、列車速度が
この速度制限を越える場合にはATCブレーキを作動さ
せる様になっている。そして、この速度制限は、風雨等
の悪天候時,線路内作業の実施時,レールの損傷の発生
時など、運行する列車の速度を臨時に下げたり、列車を
緊急に停止させたりする必要が生じた場合には、通常定
められている条件から変更される。
【0003】速度制限の条件は、例えば東海道新幹線で
は、270km/h(最高速),255km/h,23
0km/h,170km/h,120km/h,70k
m/hと、かなりの幅をもって段階的に定められてい
る。従って、こうした臨時の速度制限によって例えば2
30km/hから120km/hへと2段階程度低速段
側に変更されると、該当区間を走行している列車におい
ては、ATCブレーキが急ブレーキとして作動してしま
い、乗客に大きな衝撃を感じさせたり、ブレーキ装置の
劣化、摩耗等によるブレーキ寿命の悪化を来す。
【0004】このため、こうした急ブレーキが発生しな
いように、臨時速度制限を行う場合には、その指示を出
す者が、運行中の列車の位置を確認しながら、タイミン
グよく臨時速度制限を実施しなければならなかった。こ
れは、東海道新幹線に限らず、在来各線において同じで
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、運行密度の
高い線区では、こうした臨時速度制限を行うタイミング
がなかなか取れず、臨時速度制限が実施されるまでに時
間がかかるという問題があった。
【0006】そこで、本発明においては、運行密度の高
い線区においてもタイミングよく臨時速度制限等を行
い、急ブレーキを発生させることなく円滑な列車速度制
御を行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】かかる課題を解
決するためになされた請求項1記載の列車速度制御方法
は、ATCブレーキの様に、所定の作動条件により自動
的に作動するブレーキを備えた列車に対する前記作動条
件を臨時又は緊急に変更する場合に、該臨時又は緊急に
かかる変更後の条件を列車側に予告してから作動条件の
変更をすることを特徴とする。
【0008】この列車速度制御方法によれば、ブレーキ
作動条件はいきなり変更されない。そして、ブレーキ作
動条件がどの様に変更されるかについて在来鉄道であれ
ば列車自体に、リニア鉄道であれば列車の速度制御を受
け持つ変電所設備等に予告される。従って、例えば、在
来鉄道の列車の運転士は、この予告に基づいて列車の減
速を開始し、ブレーキ作動条件が変更される時には、列
車速度がその条件内に収まる様に対処することができ
る。また、変電所設備において、列車の位置と速度との
関係を表す位置・速度曲線(ランカーブ)を生成するラ
ンカーブ生成装置を備えた列車自動運行システムでは、
この予告に基づいて前もってランカーブを変更しておく
ことができ、ブレーキ作動条件が変更される時までに、
列車速度がその条件内に収まる様に対処しておくことが
できる。
【0009】この請求項1記載の列車速度制御方法にお
いて、請求項2記載の様に、前記作動条件の変更は、予
告の後、列車側が変更後の作動条件に基づく速度制御状
態に円滑に移行するのに十分な時間を待ってから行われ
ることとしておくとよい
【0010】この請求項2記載の列車速度制御方法によ
れば、運転士やランカーブ生成装置において、予告に基
づく減速を余裕をもってすることができるので、高密度
線区においても特にタイミングを意識することなくブレ
ーキ作動条件を変更することができる。
【0011】また、請求項3記載の列車速度制御方法で
は、所定の作動条件により自動的に作動するブレーキを
備えた列車に対する前記作動条件を変更する場合に、変
更後の条件を列車側に予告してから作動条件の変更をす
る列車速度制御方法において、前記作動条件の変更は、
予告の後、列車側が変更後の作動条件に基づく速度制御
状態へ円滑に移行できる状態になっていることを確認し
てから行われることを特徴とする。 この請求項3記載の
列車速度制御方法によれば、列車側が変更後のブレーキ
作動条件に基づく速度制御状態へ円滑に移行できる状態
になっていることを確認してからブレーキ作動条件の変
更が行われるので、より確実に、ブレーキの急作動を防
止することができる。
【0012】なお、請求項4に記載した様に、この請求
項3記載の列車速度制御方法において、前記予告の後所
定時間経過しても列車側が変更後の作動条件に基づく速
度制御状態へ円滑に移行できる状態にならないときは、
強制的に作動条件の変更を行うこととしておくこともで
きる。この様に構成しておくことにより、いつまでもブ
レーキ作動条件を変更できないといったことをなくする
ことができる。例えば、緊急停止をさせようとする様な
場合に、ある程度待ってもブレーキ急作動の起こらない
速度制御状態に移行できていなくても、強制的にブレー
キ作動条件を変更して緊急停止させる方を、鉄道システ
ム全体の安全上優先すべきという場合には、かかる構成
にしておく方が望ましい。
【0013】一方、本発明の目的を達成するためになさ
れた列車速度制御装置は、請求項5に記載した様に、所
定の作動条件により自動的に作動するブレーキを備えた
列車に対して、前記作動条件を伝達する作動条件伝達手
段と、該作動条件を臨時又は緊急に変更する作動条件変
更手段とを備えた列車速度制御装置において、前記作動
条件変更手段によって前記作動条件を臨時又は緊急に
更する前に、列車側に対して予め該臨時又は緊急にかか
変更条件を予告する変更条件予告手段を備えたことを
特徴とする。
【0014】この列車速度制御装置によれば、変更条件
予告手段が、在来鉄道であれば列車自体に、リニア鉄道
であれば列車の速度制御を受け持つ変電所設備等に、変
更条件を予告するので、列車等の側では、この予告に基
づいて前もって対処しておくことができる。
【0015】また、請求項6記載の様に、この請求項5
記載の列車速度制御装置において、前記作動条件変更手
段は、前記変更条件予告手段による予告がなされた後所
定時間経過してから作動条件の変更を実行する時間待ち
手段を備えることとするとよい。この列車速度制御装置
によれば、予告がなされてから所定時間経過後に初めて
作動条件が変更される。この所定時間としては、常に一
定の時間を固定的に用いるようにしておいてもよいが、
ブレーキ作動条件の変更の程度や、列車速度等に応じて
その都度設定される所定時間を用いるようにしてもよ
い。
【0016】さらに、請求項7記載の様に、所定の作動
条件により自動的に作動するブレーキを備えた列車に対
して、前記作動条件を伝達する作動条件伝達手段と、該
作動条件を変更する作動条件変更手段とを備えた列車速
度制御装置において、前記作動条件変更手段によって前
記作動条件を変更する前に、列車側に対して予め変更条
件を予告する変更条件予告手段を備え、さらに、列車側
の速度制御状態を受け取る列車状態受取手段を備え、前
記作動条件変更手段は、前記列車状態受取手段の受け取
った列車側の速度制御状態に基づいて、作動条件を変更
しても列車側の前記ブレーキが急作動しないことを確認
してから作動条件の変更を実行する確認手段を備えるこ
ととするとなおよい。この請求項7記載の列車速度制御
装置によれば、列車状態受取手段の受け取った列車側の
速度制御状態に基づいて、作動条件を変更しても列車側
のブレーキが急作動しないことを確認手段が確認してか
ら作動条件の変更がなされる。従って、より確実に、急
作動によるブレーキの劣化等の不具合を防止することが
できる。
【0017】なお、請求項8に記載した様に、この請求
項7記載の列車速度制御装置において、さらに、前記列
車状態受取手段が受け取った列車側の速度制御状態が、
前記予告の後所定時間経過してもブレーキが急作動しな
い状態にならないときは、強制的に作動条件の変更を実
行する強制変更手段を備えることとすることもできる。
この様に構成することで、請求項4に記載した方法と同
様に、列車のブレーキの劣化よりも鉄道システム全体の
安全の方を優先した制御を実施することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を適用した列車速度制御システ
ムの実施例について説明する。この実施例は、リニアモ
ータカーの実用線を想定したものである。実施例の列車
速度制御システムは、図1の概念図に示すように、地上
一次駆動方式の磁気浮上式鉄道線において、各き電区間
に対応して配置される電力変換変電所SSと、これら各
電力変換変電所SSに対して、列車運行条件を与える中
央管理室CTLRMとからなる。中央管理室CTLRM
は、大型コンピュータシステムからなっている。
【0019】各電力変換変電所SSは、図2に示す様
に、中央管理室CTLRMから与えられるATC作動条
件QATC に基づいて速度制御曲線LVを生成する速度制
御曲線生成装置1と、この速度制御曲線生成装置1によ
り生成された速度制御曲線の範囲内においてリニアモー
タカーLMCの速度制御(フィードバック制御)を実行
するためのランカーブRCを生成するランカーブ生成装
置3と、列車駆動用地上コイルGCへ駆動電力を供給す
る電力供給装置5と、この電力供給装置5をランカーブ
RCに基づいて制御する制御コンピュータ7とを備え
る。なお、中央管理室CTLRMからATC作動条件Q
ATC が明示されないときは、そのき電区間に定められて
いる最高速度がATC作動条件として採用されることに
なる。また、速度制御曲線LV及びランカーブRCは、
図3に示す様に、位置と速度の情報として作成される。
【0020】また、各電力変換変電所SSは、鉄道線に
沿って設けられた情報中継基地11の内、それぞれの受
持つき電区間内にあるものと接続される。これら情報中
継基地11には、リニアモータカーLMCの実際の車速
Vや位置Pを検出する検出器13が接続されている。こ
の検出器13は、自己の受持ちとなる範囲内に在線して
いる列車から、数msecごとに車速V及び位置Pを検
出する様に構成されている。そして、情報中継基地11
はこの検出器13が検出した信号を電力変換変電所SS
の制御コンピュータ7に送信するように構成されてい
る。さらに、各情報中継基地11は、電力変換変電所S
Sの制御コンピュータ7が発信する列車制御信号(例え
ばリニアモータカーLMCに搭載されている非常ブレー
キシステム20への作動指示等)を中継する基地をも兼
ねている。
【0021】通常は、リニアモータカーLMCの減速
は、列車駆動用地上コイルGCへの通電制御によりなさ
れるが、緊急時には通電の停止と共に、車載の非常ブレ
ーキシステム20を動作させることによりなされる。車
載の非常ブレーキシステム20は、図4に示す様に、制
御部21と、この制御部21に制御され、車輪WHを昇
降させる昇降アクチュエータ23と、同じく制御部21
に制御され、車輪WHに装着されたディスクブレーキ2
5を作動させるブレーキアクチュエータ27とからな
る。そして、この非常ブレーキシステム20は、非常停
止の指示を受けると、まず、昇降アクチュエータ23を
作動させて車輪WHを下降させて車体を車輪支持状態に
する。そして、ブレーキアクチュエータ27を作動させ
てディスクブレーキ25による機械的な緊急停止を実行
する。なお、リニアモータカーLMCは最高速500k
m/h程度での運行を予定しているので、非常ブレーキ
システム20が一度作動すると、車輪WH,ディスクブ
レーキ25等は損傷してしまい、取り換えが必要とな
る。
【0022】この非常ブレーキシステム20の作動指示
は、電力変換変電所SSの制御コンピュータ7による次
の様な制御処理によって実行される。制御コンピュータ
7は、図5に示す様に、まず、中央管理室CTLRMか
ら送られてきたATC作動条件QATC に基づいて速度制
御曲線生成装置1が生成した速度制御曲線LVを取り込
む(S10)。また、ランカーブ生成装置3が生成した
ランカーブRCを取り込む(S20)。そして、中継基
地11を介して受信したリニアモータカーLMCの実際
の車速V及び位置Pに関する情報を取り込む(S3
0)。そして、この車速V及び位置Pに関する情報に基
づいて、現在時刻におけるリニアモータカーLMCの位
置・速度関係VPNOW を特定する(S40)。
【0023】次に、この特定した現在の位置・速度関係
VPNOW が速度制御曲線LV内に収まっているか否かを
判断する(S50)。収まっているならば、ランカーブ
RCに対して現在の位置・速度関係VPNOW が許容範囲
内に入っているか否かを判断する(S60)。ランカー
ブRCに対する許容範囲内に収まっていれば、そのまま
処理を終了する。一方、ランカーブRCに対する許容範
囲内に収まっていない場合には、フィードバック制御に
よって車速をランカーブRCに対する許容範囲内に収ま
る方向へ変化させる(S70)。通常は、この様な制御
が繰り返される。
【0024】しかし、ステップS50において「NO」
と判定された場合には、き電区間への通電を緊急停止す
ると共に、非常ブレーキシステム20に対してその作動
を指示する(S80)。この非常ブレーキ作動指示よ
り、リニアモータカーLMCに車載された非常ブレーキ
システム20が、上述の様にして、機械的にブレーキを
掛ける。
【0025】こうして、リニアモータカーLMCは、中
央管理室CTLRMから与えられるATC作動条件QAT
C に基づく速度制御曲線以内において、自動運転され
る。このATC作動条件QATC は、例えば強風,豪雨等
の特殊な気象状態にある場合や、保線作業の必要が生じ
た場合、事故などの発生した場合などにおいて、通常運
行時の条件よりもさらに制限された条件に変更される。
このATC作動条件QATC の変更に当たっては、中央管
理室CTLRMは、次の様な制御処理を行う。
【0026】ATC作動条件QATC の変更に当たって
は、中央管理室CTLRMは、図6に示す様に、まず、
条件を変更すべきき電区間を特定する(S110)。次
に、このき電区間を受け持っている電力変換変電所に対
して、ATC作動条件QATC の変更を予告する(S12
0)。この予告は、単なる予告ではなく、変更後のAT
C作動条件QATC'を含んでいる。そして、電力変換変電
所SSから、ATC作動条件の変更をしてもよいという
信号が送られてきたらATC作動条件の変更を行う(S
130,S140)。
【0027】この間、電力変換変電所SS側では、図7
に示す様なATC作動条件変更のための制御処理が実行
される。この処理は、ATC作動条件の変更予告を受け
ると実際に開始される(S210)。まず、変更後のも
のとして予告されたATC作動条件QATC'に基づいて、
変更後の速度制御曲線LV’を仮に求める(S22
0)。そして、この仮の速度制御曲線LV’に基づいて
ランカーブRCの修正を実行する(S230)。即ち、
速度制御曲線自体は変更せずに、ランカーブだけを修正
するのである。この結果、変更が予告された後は、上述
した速度制御処理のステップS50では変更前の速度制
御曲線LVに基づく判定処理が実行され、ステップS6
0では修正されたランカーブRC’に対して判定処理が
実行されることになる。従って、リニアモータカーLM
Cの非常ブレーキシステム20を作動させることなく、
列車速度だけが大幅に修正されることになる。
【0028】ATC作動条件変更のための制御処理にお
いては、こうしてランカーブの修正を行った後、中継基
地11を介して受信しているリニアモータカーLMCの
速度V及び位置Pを取り込み(S240)、リニアモー
タカーLMCの現時刻での位置・速度関係VPNOW を特
定し(S250)、この特定した位置・速度関係VPNO
W から、リニアモータカーLMCが修正後のランカーブ
RC’による制御状態に移行し終えたかを判断する(S
260)。そして、移行し終えたと判断したら、中央管
理室CTLRMに対して「ATC作動条件の変更をして
もよい」という信号を送信する(S270)。
【0029】この結果、中央管理室CTLRMは、AT
C作動条件を変更し、これに伴って速度制御曲線生成装
置1とランカーブ生成装置3とが、新たなATC作動条
件QATC'に基づいて速度制御曲線及びランカーブを生成
し、新たな条件での列車速度制御へとスムーズに移行す
ることができる。
【0030】次に、この実施例において、緊急停止をす
る場合と、一部区間においてだけ臨時速度制限を行う場
合とについて、例をあげて説明する。まず緊急停止の例
について図8に基づいて説明する。緊急停止制御前にお
いては、図示(A)の様に、通常のATC作動条件に基
づいて速度制御曲線LV=L1と、これ以内に収まるラ
ンカーブRC=R1とが生成され、リニアモータカーL
MCはこのランカーブRC=R1に基づいて運行されて
いる(S10〜S80)。
【0031】緊急停止の必要が生じると、上述の様に、
中央管理室CTLRMから変更後の条件が予告され(S
120)、図示(B)の様に、変更後の条件に基づく仮
の速度制御曲線L2が算出される(S220)。続い
て、この仮の速度制御曲線L2に基づいて、図示(C)
の様に、ランカーブRCがR2に修正され(S23
0)、リニアモータカーLMCは、これに基づいて位置
・速度制御が行われる様になる。このとき、ステップS
50でATC作動を行うか否かを判定するに当たって
は、変更前の条件に基づいて生成された速度制御曲線L
1の方が生きている。従って、リニアモータカーLMC
が仮の速度制御曲線L2よりも上にはみ出していても非
常ブレーキシステム20は作動しない。
【0032】そして、リニアモータカーLMCが修正後
のランカーブRC=R2に基づいて位置・速度制御され
た結果として停止すると初めて、図示(D)の様に、速
度制御曲線LVがL2に変更される(S140)。次
に、一部区間においてだけ臨時速度制限を行う場合の例
について図9に基づいて説明する。
【0033】臨時速度制限の施行前は、図示(A)の様
に、通常のATC作動条件に基づいて速度制御曲線LV
=L1と、これ以内に収まるランカーブRC=R1とが
生成され、リニアモータカーLMCはこのランカーブR
C=R1に基づいて運行されている(S10〜S8
0)。
【0034】臨時速度制限の必要が生じると、中央管理
室CTLRMから変更後の条件が予告され(S12
0)、図示(B)の様に、変更後の条件に基づく仮の速
度制御曲線L3が算出される(S220)。続いて、こ
の仮の速度制御曲線L3に基づいて、図示(C)の様
に、ランカーブRCがR3に修正され(S230)、リ
ニアモータカーLMCは、これに基づいて位置・速度制
御が行われる様になる。このとき、ステップS50でA
TC作動を行うか否かを判定するに当たっては、変更前
の条件に基づいて生成された速度制御曲線L1の方が生
きている。従って、リニアモータカーLMCが仮の速度
制御曲線L3よりも上にはみ出していても非常ブレーキ
システム20は作動しない。
【0035】そして、リニアモータカーLMCが修正後
のランカーブRC=R3に基づいて位置・速度制御され
た結果として、仮の速度制御曲線L3以内の速度に収ま
ると、図示(D)の様に、速度制御曲線LVがL3に変
更される(S140)。以上説明した様に、本実施例に
よれば、中央管理室CTLRMから緊急停止や臨時速度
制限を指示する場合に、直ちにATC作動条件を変更す
るのではなく、該当電力変換変電所に対して変更及び変
更後の条件を予告し、この予告条件に変更しても非常ブ
レーキシステム20が作動してしまわない状態になって
初めて緊急停止や臨時速度制限に対応するATC作動条
件に変更するといった制御処理が実行される。一方、該
当する電力変換変電所側では、この予告されたATC作
動条件に基づいてリニアモータカーLMCの位置・速度
制御を行い、ATC作動条件が変更されても急ブレーキ
の必要がない状態にしておく。
【0036】この結果、これら緊急停止や臨時速度制限
を施行しようとする場合に、中央管理室CTLRM側で
は列車位置を確認して変更指示の発令タイミングを図る
といったことをしなくてよい。従って、過密運転路線に
おいて、発令タイミングが得られずに緊急停止や臨時速
度制限が困難になるといった事態を避けることができ
る。また、列車側では、急ブレーキを作動させなくてよ
く、非常ブレーキシステム20や車体に損傷を受けるこ
とがない。
【0037】次に、第2実施例について説明する。第2
実施例は、在来線について本発明方法を適用した例であ
る。この実施例では、駅が第1実施例でいう中央管理室
に該当し、運転士がランカーブ生成装置に該当する。
【0038】まず、システム全体の構成について説明す
る。システムは、図10に示す様に、駅に備えられたA
TC作動条件の発信装置101と、駅からその管理区間
の列車に対してATC作動条件を伝送する伝送ラインの
役割も果たす線路RWと、この線路RW上を走行する列
車と、この列車内に装備されたATC作動条件の現示装
置103と、与えられるATC作動条件に基づいて作動
するATC車上システム105とからなる。
【0039】ATC作動条件発信装置101は、ATC
作動条件の発信部101aと、ATC作動条件の変更予
告部101bとを備えている。発信部101aから発信
される情報は、列車側では現示装置103を介してAT
C車上システム105に与えられる。一方、変更予告部
101bから発信される情報は、現示装置103への現
示に止められる。また、これら発信部101aと変更予
告部101bは、互いに連結されている。そして、AT
C作動条件の変更に当たっては、まず、この変更予告部
101b側の操作てこを変更後のATC作動条件に切り
換えると、タイマ101cに所定時間がセットされ、こ
の所定時間が経過した後でなければ発信部101a側の
操作てこを切り換えることができない様に構成されてい
る。
【0040】ATC車上システム105は、現示装置1
03を介して与えられるATC作動条件に基づき、列車
速度がATC作動条件を越える場合には、ATCブレー
キシステム107を作動させる様に構成されている。こ
のATCブレーキ107は、列車速度がどの程度ATC
作動条件を越えるかによって作動の仕方が異なる。列車
速度がATC作動条件を少しだけはみ出した場合(例え
ば、東海道新幹線の様に段階的にATC作動条件が設定
される場合でいうと速度段の1段程度を越えるだけの場
合)には、通常の減速と同様に回生モータ107aを用
いた減速を実行する。一方、列車速度がATC作動条件
を遥かに越える場合には、回生モータ107aによる減
速では間に合わないため、さらに非常ブレーキ107b
を作動させる。この非常ブレーキ107bは、機械的に
車輪をロックするものである。従って、非常ブレーキ1
07bが作動すると、急ブレーキとなり、車輪及びブレ
ーキ本体が損傷を受けることになる。また、乗客等は衝
撃を感じることになる。
【0041】次に、第2実施例でのATC作動条件の変
更に関する制御方法を、図11の手順説明図に従って説
明する。緊急停止や臨時速度制限の必要が生じた場合に
は、まず、駅にいる担当者がATC作動条件発信装置1
01の変更予告部101bの操作てこ位置を変更する
(S310,S320)。この結果、変更の予告と、ど
の様な条件に変更されるかが併せて発信され、列車側の
現示装置103に情報として現示される(S410)。
駅側では、この予告と共に、タイマ101cに所定時間
がセットされる(S330)。この所定時間は、ATC
作動条件がどの程度変更されるかに応じて定められてい
る。ATC作動条件を大きく変更するとき程(例えば、
東海道新幹線の様に段階的にATC作動条件が設定され
る場合でいうと速度段を何段階も一気に変更するとき
程)長い待ち時間となる。そして、タイマ101cにセ
ットされた所定時間が経過したら、ATC作動条件発信
部101aの操作てこの位置を切り換える(S340,
S350)。なお、タイマ設定時間経過前には、この発
信部101aの操作てこは切り換えることができない。
【0042】この間、列車側では、運転士が現示装置1
03にて変更後のATC作動条件を確認し、この条件以
下に列車速度を低下させる様に、運転台のノッチ操作を
行い、場合によって回生モータを併用して、減速を実行
する(S420)。従って、所定時間経過してATC作
動条件が変更されたときには、列車速度は十分に低下し
ており、急ブレーキが作動することがない。
【0043】この結果、在来線においても、臨時速度制
限等を行った場合に、急ブレーキを発生させることがな
い。また、臨時速度制限を過密運転区間で実施するに当
たって、施行タイミングは特に意識する必要がなく、必
要に応じて直ちに施行できる。
【0044】次に、第1実施例を変形した第3実施例に
ついて説明する。第3実施例は、システムのハード構成
等は第1実施例と全く共通であり、図6にて説明した中
央管理室側の速度制御条件変更処理に代えて、図12の
フローチャートの様な手順で制御を実行する。
【0045】第3実施例では、ATC作動条件QATC の
変更に当たっては、中央管理室CTLRMは、図12に
示す様に、まず、条件を変更すべきき電区間を特定し
(S1110)、該当する電力変換変電所に対して、A
TC作動条件QATC の変更を予告すると共に(S112
0)、タイマをスタートさせる(S1125)。そし
て、電力変換変電所SSから、ATC作動条件の変更を
してもよいという信号が送られてきたらATC作動条件
の変更を行う(S1130→S1140)。しかし、ス
テップS1130において、まだ変更できる状態になっ
ていないと判断されたときには、タイマにより所定時間
の経過を確認し(S1135)、所定時間経過している
にもかかわらず変電所側から「変更OK」の返信がない
という場合には、強制的にATC作動条件の変更を行う
(S1135→S1140)。
【0046】以上の様に構成したので、ATC作動条件
の変更を予告したにもかかわらず、列車又は変電所設備
側の制御上のトラブルによっていつまでも速度が低下し
ないといった場合に、ブレーキが劣化するのは覚悟の上
で緊急停止等のためのATC作動条件の変更を実行する
ことができる。例えば、強制的にブレーキ作動条件を変
更して緊急停止させる方を、鉄道システム全体の安全上
優先すべきという場合には、第1実施例の構成よりもこ
の第3実施例の構成にしておく方が望ましい。
【0047】以上説明した様に、本実施例によれば、中
央管理室CTLRMから緊急停止や臨時速度制限を指示
する場合に、直ちにATC作動条件を変更するのではな
く、該当電力変換変電所に対して変更及び変更後の条件
を予告し、この予告条件に変更しても非常ブレーキシス
テム20が作動してしまわない状態になって初めて緊急
停止や臨時速度制限に対応するATC作動条件に変更す
るといった制御処理が実行される。一方、該当する電力
変換変電所側では、この予告されたATC作動条件に基
づいてリニアモータカーLMCの位置・速度制御を行
い、ATC作動条件が変更されても急ブレーキの必要が
ない状態にしておく。
【0048】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない限り種々なる態様に変形することが可
能である。各実施例は地上側の制御システムとして説明
したが、地上制御,車上制御のいずれのシステムに適用
しても構わない。例えば、車上システムとして適用する
ならば、ATC作動条件が変更されてから所定時間が経
過するか若しくは車速が十分落ちるまではそれまでに与
えられていたATC作動条件を有効とし、新たに送られ
てきた変更後の条件を無効としておき、これら時間若し
くは車速の条件が整ってから変更後のATC作動条件を
有効とするというシステムとして構成してもよい。この
場合、一見、予告と異なる態様に感じられるかもしれな
いが、結果としては「予告」であり、本発明の要旨を逸
脱するものではない。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の列車速度
制御方法及び装置によれば、運行密度の高い線区におい
てもタイミングよく臨時速度制限等を行い、急ブレーキ
を発生させることなく円滑な列車速度制御を行うことが
できる。
【0050】特に、請求項2,3に記載の方法及び請求
項6,7に記載の装置によれば、急ブレーキの発生をよ
り確実に防止することができる。また、請求項4記載の
方法及び請求項8記載の装置によれば、鉄道システム全
体の安全の方を優先することができ、一層好ましい効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例におけるシステムの全体構成図で
ある。
【図2】 第1実施例におけるシステムの要部構成図で
ある。
【図3】 第1実施例で生成する速度制御曲線及びラン
カーブの関係を示す模式図である。
【図4】 第1実施例における非常ブレーキシステムの
構成図である。
【図5】 第1実施例における自動速度制御処理のフロ
ーチャートである。
【図6】 第1実施例における中央管理室側の速度制御
条件変更処理のフローチャートである。
【図7】 第1実施例における電力変換変電所側の速度
制御条件変更処理のフローチャートである。
【図8】 第1実施例において緊急停止を実行した場合
の制御状態の推移を示す模式図である。
【図9】 第1実施例において臨時速度制御を実行した
場合の制御状態の推移を示す模式図である。
【図10】 第2実施例におけるシステムの全体構成図
である。
【図11】 第2実施例における駅側及び列車側での制
御手順のフローチャートである。
【図12】 第3実施例における中央管理室側の速度制
御条件変更処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・速度制御曲線生成装置、3・・・ランカーブ生
成装置、5・・・電力供給装置、7・・・制御コンピュ
ータ、11・・・情報中継基地、13・・・検出器、2
0・・・非常ブレーキシステム、21・・・制御部、2
3・・・昇降アクチュエータ、25・・・ディスクブレ
ーキ、27・・・ブレーキアクチュエータ、101・・
・ATC作動条件発信装置、101a・・・発信部、1
01b・・・変更予告部、101c・・・タイマ、10
3・・・現示装置、105・・・ATC車上システム、
107・・・ATCブレーキシステム、107a・・・
回生モータ、107b・・・非常ブレーキ、CTLRM
・・・中央管理室、GC・・・列車駆動用地上コイル、
LV,L1,L2,L3・・・速度制御曲線、LMC・
・・リニアモータカー、RC,R1,R2,R3・・・
ランカーブ、RW・・・線路、WH・・・車輪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−185364(JP,A) 特開 昭59−216402(JP,A) 特開 昭53−89105(JP,A) 特開 昭52−153507(JP,A) 特開 昭53−126606(JP,A) 特開 昭63−61679(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 3/00 - 3/12 B60L 13/00 B60L 15/40 - 15/42 B61L 3/00 - 3/24 B61L 23/00 - 23/14

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の作動条件により自動的に作動する
    ブレーキを備えた列車に対する前記作動条件を臨時又は
    緊急に変更する場合に、該臨時又は緊急にかかる変更後
    の条件を列車側に予告してから作動条件の変更をするこ
    とを特徴とする列車速度制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の列車速度制御方法におい
    て、前記作動条件の変更は、予告の後、列車側が変更後
    の作動条件に基づく速度制御状態に円滑に移行するのに
    十分な時間を待ってから行われることを特徴とする列車
    速度制御方法。
  3. 【請求項3】 所定の作動条件により自動的に作動する
    ブレーキを備えた列車に対する前記作動条件を変更する
    場合に、変更後の条件を列車側に予告してから作動条件
    の変更をする列車速度制御方法において、 前記作動条件の変更は、予告の後、列車側が変更後の作
    動条件に基づく速度制御状態へ円滑に移行できる状態に
    なっていることを確認してから行われることを特徴とす
    る列車速度制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の列車速度制御方法におい
    て、前記予告の後所定時間経過しても列車側が変更後の
    作動条件に基づく速度制御状態へ円滑に移行できる状態
    にならないときは、強制的に作動条件の変更を行うこと
    を特徴とする列車速度制御方法。
  5. 【請求項5】 所定の作動条件により自動的に作動する
    ブレーキを備えた列車に対して、前記作動条件を伝達す
    る作動条件伝達手段と、 該作動条件を臨時又は緊急に変更する作動条件変更手段
    とを備えた列車速度制御装置において、 前記作動条件変更手段によって前記作動条件を臨時又は
    緊急に変更する前に、列車側に対して予め該臨時又は緊
    急にかかる変更条件を予告する変更条件予告手段を備え
    たことを特徴とする列車速度制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の列車速度制御装置におい
    て、 前記作動条件変更手段は、前記変更条件予告手段による
    予告がなされた後所定時間経過してから作動条件の変更
    を実行する時間待ち手段を備えることを特徴とする列車
    速度制御装置。
  7. 【請求項7】 所定の作動条件により自動的に作動する
    ブレーキを備えた列車に対して、前記作動条件を伝達す
    る作動条件伝達手段と、 該作動条件を変更する作動条件変更手段と を備えた列車速度制御装置において、 前記作動条件変更手段によって前記作動条件を変更する
    前に、列車側に対して予め変更条件を予告する変更条件
    予告手段を備え、 さらに、列車側の速度制御状態を受け取る列車状態受取
    手段を備え、 前記作動条件変更手段は、前記列車状態受取手段の受け
    取った列車側の速度制御状態に基づき、作動条件を変更
    しても列車側の前記ブレーキが急作動しないことを確認
    してから作動条件の変更を実行する確認手段を備えるこ
    とを特徴とする列車速度制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の列車速度制御装置におい
    て、さらに、 前記列車状態受取手段が受け取った列車側の速度制御状
    態が、前記予告の後所定時間経過してもブレーキが急作
    動しない状態にならないときは、強制的に作動条件の変
    更を実行する強制変更手段を備えることを特徴とする列
    車速度制御装置。
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