JP2014237370A - 列車情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動的に適切な故障処置マニュアルを提供することができる列車情報管理システムを得る。【解決手段】列車情報管理装置と、地上側の監視端末14と、地上側のマニュアル管理サーバ13と、を備え、マニュアル管理サーバ13は故障コード2aとマニュアル情報と信頼度とが対応付けられたマニュアル管理テーブル21と、故障処置手順の採用実績に応じてマニュアル管理テーブル21の信頼度を更新するテーブル更新部22と、マニュアル管理テーブル21の故障コード2aに対応するマニュアル情報の中から相対的に信頼度が高い識別情報を選択する表示マニュアル選択部20と、表示マニュアル選択部20で選択された識別情報に対応した故障処置手順のデータを監視端末14に送信する表示制御部23と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、列車情報管理システムに関するものである。
近年の鉄道車両には、その制御システムやサービス機器の動作状態の制御や監視を行う列車情報管理装置が搭載され、列車情報管理装置は、その取り扱う情報をモニタ表示器に表示することで乗務員の負荷低減や乗客に対するサービス向上に寄与している。列車情報管理装置は通常、列車編成の機器状態を監視しているため、車両故障が発生した場合には乗務員室のモニタ表示器に故障内容を通知する機能をもつ。
車両故障発生時に現象把握と故障処置を行うことを目的として、乗務員は一般に、定期的に訓練を行うと共に、処置手順(故障処置マニュアルやチェックリストなど)を携帯している。従って、列車運行時に車両故障が乗務員に通知された場合、乗務員は故障処置マニュアルを参照し、車両の各機器を操作することで故障処置を行い、その結果によって運転継続、または車両交換、救援要請などの判断を行う。
しかしながら、実際に車両故障が発生した場合、乗務員は、乗客への安全確保や案内、指令室への報告に追われるほか、乗務員には他の列車運行に与える影響による心理的なプレッシャーが与えられることとなる。そのため、乗務員がこれらを1人で行うことは大変重い責務であり、その負担軽減が望まれていた。
一方、地上の指令室や検修箇所には、故障処置マニュアルがあり、経験のある社員が配置されていることから、車両故障が発生した際、列車無線等の通信手段で連絡をとり、あるいは列車の故障状態を遠隔監視する技術により地上の社員が乗務員に対して支援を行うことが可能である(下記特許文献1)。
この従来技術では、列車の故障情報がリアルタイムに地上側に伝送され、地上側の計算機が故障情報を処理するように構成されている。
特開平05−056506号公報
しかしながら、従来技術では、地上の計算機に故障情報を伝送することができるものの、車両故障は複数の機器の組み合わせにより引き起こされることが多いため、これらの組み合わせの全てを網羅した故障処置マニュアルを用意することは困難である。従って、実際に発生した事象から故障処置マニュアルへの対比は経験のある社員の知識に頼らざるを得ないという問題があった。すなわち、一般的な故障処置マニュアルは「ブレーキ不緩解」、「起動不能」、「ドア閉扉不能」などの車両故障の現象単位で区分されることが多く、車両故障の本質的な原因は複数機器の不具合の複合要因であり、現象と要因の対比を行う必要があるが、これを行うことができるのは経験のある社員の知識と経験に頼る必要があった。その結果、故障処置の対応に関する品質に差が発生していた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、自動的に適切な故障処置マニュアルを提供することができる列車情報管理システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、列車に搭載され列車情報を管理する列車情報管理装置と、前記列車情報管理装置から送信された列車情報を表示する地上側モニタ表示器と、前記列車情報に含まれる故障コードに対応した複数の故障処置手順を管理する地上側の処置手順管理サーバと、を備えた列車情報管理システムであって、前記処置手順管理サーバは、前記故障コードと前記各故障処置手順の識別情報と前記故障処置手順の信頼度とが対応付けられたテーブルと、前記故障処置手順の採用実績に応じて前記テーブルの信頼度を更新するテーブル更新部と、前記テーブルの前記故障コードに対応する前記識別情報の中から相対的に信頼度が高い識別情報を選択する選択部と、前記選択部で選択された前記識別情報に対応した故障処置手順のデータを地上側モニタ表示器に送信する表示制御部と、を有することを特徴とする。
この発明によれば、過去に採用された故障処置マニュアルの実績に応じて故障処置マニュアルの信頼度を変更し、その信頼度に応じて推奨される故障処置マニュアルの識別情報を選択するようにしたので、自動的に適切な故障処置マニュアルを提供することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる列車情報管理システムを構成する車上システムを示す図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかる地上システムの構成を示す図である。 図3は、サーバの構成図である。 図4は、テーブルの一例を示す図である。 図5は、マニュアル管理サーバの動作を説明するためのフローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態2にかかる列車情報管理システムの構成図である。
以下に、本発明に係る列車情報管理システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる列車情報管理システムを構成する車上システムを示す図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる地上システムの構成を示す図である。図3は、サーバの構成図である。図4は、テーブルの一例を示す図である。図5は、マニュアル管理サーバの動作を説明するためのフローチャートである。
本実施の形態列車情報管理システムは鉄道車両1(図1)に搭載される車上システムと、指令所や検修区所などの地上施設11(図2)に設置される地上システムとで構成されている。
車上システムは車上側情報送受信装置5、モニタ表示器3、および列車情報管理装置2を有して構成されている。
鉄道車両1には車上ネットワーク伝送路6が配設され、車上側情報送受信装置5、モニタ表示器3、および列車情報管理装置2は車上ネットワーク伝送路6を介して相互に接続されている。
列車情報管理装置2は、列車のサービス機器の動作状態の制御や監視を行い、制御情報や監視情報(以下「列車情報」と称する)をモニタ表示器3へ送信することにより、サービス機器の動作状態などを表示させる。
モニタ表示器3は、一般的に1つの列車編成の例えば運転台や乗務員室などに設置され、列車情報管理装置2から提供された列車情報を表示する機能のほかに、乗務員からの入力操作を受け付ける。本実施の形態では、車上ネットワーク伝送路6には、複数台のモニタ表示器3のうちの1台の代わりに、車上側情報送受信装置5が接続されている。従って、列車情報管理装置2は、複数台のモニタ表示器3に列車情報を伝送するとともに、車上側情報送受信装置5にも列車情報を伝送可能である。
車上側情報送受信装置5は、無線通信により、地上施設11内の地上側情報送受信装置12に列車情報を伝送する。地上側情報送受信装置12は、この列車情報を受信し、地上ネットワーク伝送路15を介して、列車情報を地上側モニタ表示器(例えば監視端末14)に伝送する。
地上システムは、列車に対して一般に遠隔地に存在する地上施設11内に設けられたシステムである。地上施設11としては、例えば、その線区もしくは地区における列車の運行を集中的に取扱う指令室、鉄道車両1のメンテナンスを取扱う工場、あるいは車両基地等の検修現場などが考えられる。
地上施設11には、地上側情報送受信装置12、監視端末14、およびマニュアル管理サーバ13が設けられ、これらは地上ネットワーク伝送路15を介して相互に接続されている。
地上側情報送受信装置12は、車上側情報送受信装置5と対をなすものであり車上側情報送受信装置5との間で相互に情報を送受信する。監視端末14は、例えば車上のモニタ表示器3と同一機種の表示器である。
マニュアル管理サーバ13では、例えば車両故障が発生した際、故障処置の方法(応急処置方法など)を記したマニュアルデータ13aなどが管理されている。監視端末14には、例えば、列車情報管理装置2で実施された故障処置の結果や、乗務員によってモニタ表示器3に入力された内容が表示される。さらに、監視端末14にはマニュアル管理サーバ13で選択されたマニュアルデータ13aが入力され、その故障処置マニュアルの内容が表示される。
図3に示されるように、マニュアル管理サーバ13は主たる構成として、表示マニュアル選択部20、マニュアル管理テーブル21、テーブル更新部22、表示制御部23、およびデータベース24を有して構成されている。
表示マニュアル選択部20は、鉄道車両1から送信された故障コード2aが入力されたとき、マニュアル管理テーブル21を参照し、マニュアル管理テーブル21の中から故障コード2aに対応したマニュアル情報20aを選択する。
表示制御部23はマニュアル情報20aに対応したマニュアルデータ13aをデータベース24から読み出して監視端末14に送信する。
テーブル更新部22は、監視端末14においてマニュアルデータ13aが採用されたか否かを示す採用可否情報14aに基づいてマニュアル管理テーブル21の内容(マニュアル情報と信頼度)を更新する。
図4にはマニュアル管理テーブル21の一例が示されている。マニュアル管理テーブル21には、複数の故障コードとマニュアル情報と信頼度とが関連付けられて格納されている。「故障コード」は鉄道車両1から送信される故障コード2aの値に対応している。例えば故障コード「100」はブレーキ制御装置の故障に関連した故障コードを表し、故障コード「101」はブレーキ制御装置用電源に関連した故障コードを表し、故障コード「102」は、保安装置(ATSなど)に関連した故障コードを表している。
「マニュアル情報」は監視端末14に表示することが推奨されるマニュアルの内容を示しており、故障コードに対応付けて設定される。例えば、マニュアル情報「A1」はブレーキ制御装置本体の故障を処置するためのマニュアルを表し、マニュアル情報「A2」はブレーキ制御装置に関連のある設備(例えばブレーキ制御装置用電源)の故障を処置するためのマニュアルを表し、「A3」はブレーキ制御装置に関連のある設備(例えば保安装置)の故障を処置するためのマニュアルを表している。
なお、マニュアル管理テーブル21では、特定の故障コードに対して、単一のマニュアル情報が記録される場合と、複数のマニュアル情報が組み合わされて記録される場合とがある。
「信頼度」は各マニュアル情報に付与され、監視端末14において過去に採用された実績数に応じて更新される。すなわち信頼度が高い情報ほど過去に採用された実績の多いマニュアル情報を意味している。
このようにマニュアル管理テーブル21には、受信した故障コード2aと、その故障コード2aを受信した際に監視端末14で採用された1または複数のマニュアルと、そのマニュアルの信頼度とが対応付けて記録されている。
図5を用いてマニュアル管理サーバ13の動作を説明する。鉄道車両1において車両故障が発生した場合、列車情報管理装置2では故障内容に対応した故障コード2aが生成され、生成された故障コード2aは列車情報として、車上側情報送受信装置5および地上側情報送受信装置12を経由してマニュアル管理サーバ13に送信される。
故障コード2aを受信したマニュアル管理サーバ13は、故障コード2aを受信するまでステップS1の処理が繰り返され(ステップS1,No)、故障コード2aを受信した場合(ステップS1,Yes)、表示マニュアル選択部20は、マニュアル管理テーブル21を参照し、受信した故障コード2aに対応したマニュアル情報がマニュアル管理テーブル21に記録されているか否かを判断する(ステップS2)。
受信した故障コード2aに対応したマニュアル情報がマニュアル管理テーブル21に記録されていない場合(ステップS2,No)、表示マニュアル選択部20は、例えば、受信した故障コード2aに関連した全てのマニュアルをデータベース24から読み出すように表示制御部23に対して通知する。例えば図4に示される故障コード「100」に関連したマニュアル情報「A1」、「A2」、「A3」が通知される。その通知を受信した表示制御部23ではその通知に応じてデータベース24から複数のマニュアルデータ13aを読み出して監視端末14に送信し、監視端末14では、マニュアル管理サーバ13からのマニュアルデータ13aに基づいてマニュアルの内容が表示される。そして、監視端末14に表示されたマニュアルの中から特定のマニュアルが採用された場合、採用されたマニュアルの内容が採用可否情報14aとしてテーブル更新部22に送信される。
この採用可否情報14aを受信したテーブル更新部22は、監視端末14で採用されたマニュアル情報をマニュアル管理テーブル21に記録する(ステップS3)。
例えば、マニュアル情報「A1」、「A2」、「A3」に対応したマニュアルの中から「A1」、「A2」のマニュアルが採用された場合、マニュアル管理テーブル21には故障コード「100」にマニュアル情報が「A1」、「A2」が対応付けて記録される。さらにテーブル更新部22は、採用されたマニュアル情報「A1」、「A2」の信頼度を1インクリメントする。
ステップS2において、受信した故障コード2aに対応したマニュアル情報がマニュアル管理テーブル21に記録されている場合(ステップS2,Yes)、表示マニュアル選択部20は、受信した故障コード2aに対応したマニュアル情報の中から信頼度が最も高いものを選択する(ステップS4)。図4のマニュアル管理テーブル21を例にした場合、受信した故障コード2aが「100」であるとき、「A1」と「A2」の組みのマニュアル情報が選択される。なお、信頼度が最も高いマニュアル情報が複数ある場合にはそれらのマニュアル情報が全て選択される。
表示マニュアル選択部20で選択されたマニュアル情報20aを受信した表示制御部23は、マニュアル情報20aに対応したマニュアルデータ13aを読み出す(ステップS5)。
読み出したマニュアルデータ13aが監視端末14で採用された場合(ステップS6,Yes)、採用されたマニュアルの内容が採用可否情報14aとしてテーブル更新部22に送信される。例えば図4に示されるマニュアル情報「A1」と「A2」の組みに対応したマニュアルが採用された場合、採用されたマニュアルの内容がマニュアル情報「A1」と「A2」であることを示す採用可否情報14aがテーブル更新部22で受信される。
この採用可否情報14aを受信したテーブル更新部22は、マニュアル情報「A1」と「A2」の組みに対応した信頼度を上げる(ステップS7)。図4のマニュアル管理テーブル21を例にした場合、マニュアル情報「A1」と「A2」の組みに対応した信頼度が「5」から「6」に変更される。
ステップS6において、読み出したマニュアルデータ13aが監視端末14で採用されなかった場合(ステップS6,No)、採用されなかったマニュアルの内容が採用可否情報14aとしてテーブル更新部22に送信される。例えば図4に示されるマニュアル情報「A1」と「A2」の組みに対応したマニュアルが採用された場合、採用されたマニュアルの内容がマニュアル情報「A1」と「A2」であることを示す採用可否情報14aがテーブル更新部22で受信される。
この採用可否情報14aを受信したテーブル更新部22は、マニュアル情報「A1」と「A2」の組みに対応した信頼度を下げる(ステップS8)。図4のマニュアル管理テーブル21を例にした場合、マニュアル情報「A1」と「A2」の組みに対応した信頼度が「5」から「4」に変更される。
そして、テーブル更新部22で信頼度が下げられた場合、表示マニュアル選択部20は、次に信頼度の高いマニュアル情報があるか否かを判定する(ステップS9)。図4のマニュアル管理テーブル21を例にした場合、次に信頼度の高いマニュアル情報「A1」、「A2」、「A3」の組みが次に信頼度の高いマニュアル情報となる。
次に信頼度の高いマニュアル情報がある場合(ステップS9,Yes)、表示マニュアル選択部20はそのマニュアル情報20aを選択し、表示制御部23は、表示マニュアル選択部20で選択されたマニュアル情報20aに対応したマニュアルデータ13aを読み出す(ステップS10)。ステップS10の後にはステップS6以降の処理が繰り返され、例えば、ステップS10で選択されたマニュアル情報「A1」、「A2」、「A3」の組みに対応したマニュアルデータ13aが採用された場合にはマニュアル情報「A1」、「A2」、「A3」の組みの信頼度が「4」から「5」に変更され、このマニュアルデータ13aが採用されなかった場合にはマニュアル情報「A1」、「A2」、「A3」の組みの信頼度が「4」から「3」に変更される。
ステップS9において、次に信頼度の高いマニュアル情報がない場合(ステップS9,No)、例えば、表示マニュアル選択部20は、監視端末14に対して信頼度の高いマニュアル情報が無い旨を通知する(ステップS11)。このことによりマニュアルの選択を促す。そして監視端末14でマニュアルが採用されとき、テーブル更新部22は、監視端末14で採用されたマニュアル情報をマニュアル管理テーブル21に記録する(ステップS12)。
以上に説明したように、本実施の形態に係る列車情報管理システムは、列車情報管理装置2と、列車情報管理装置2から送信された列車情報を表示する監視端末14(地上側モニタ表示器)と、列車情報に含まれる故障コード2aに対応した複数の故障処置手順(マニュアルデータ)を管理する地上側の処置手順管理サーバ(マニュアル管理サーバ13)と、を備え、処置手順管理サーバは、故障コード2aと各故障処置手順の識別情報(マニュアル情報)と故障処置手順の信頼度とが対応付けられたテーブル(マニュアル管理テーブル21)と、故障処置手順の採用実績に応じてテーブルの信頼度を更新するテーブル更新部22と、テーブルの故障コード2aに対応する識別情報の中から相対的に信頼度が高い識別情報を選択する選択部(表示マニュアル選択部20)と、選択部で選択された識別情報に対応した故障処置手順のデータを地上側モニタ表示器に送信する表示制御部23と、を有する。この構成により、監視端末14を操作する人が過去に採用した故障処置マニュアルの実績に応じて推奨される故障処置マニュアルを自動的に監視端末14へ提供することができる。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2にかかる列車情報管理システムの構成図である。実施の形態1との相違点は、監視端末14で採用されたマニュアル情報14bが地上側情報送受信装置12および車上側情報送受信装置5を介して鉄道車両1に送信され、モニタ表示器3にマニュアル情報14bの内容が表示される点である。すなわち、本発明の実施の形態2に係るマニュアル管理サーバ13は、表示マニュアル選択部20で選択されたマニュアル情報に対応したマニュアルデータ13aをデータベース24から読み出し、監視端末14または鉄道車両1のモニタ表示器3に送信する。この構成により応急処置の具体的な内容を乗務員に通知することができより迅速な処置を行うことができる。なお、モニタ表示器3に送信される情報は、マニュアル情報14bだけでなく、地上施設11の関係社員からの指示事項を含めてもよい。
また、本発明の実施の形態は、本発明の内容の一例を示すものであり、更なる別の公知技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは無論である。
以上のように、本発明は、列車情報管理システムに適用可能であり、特に、自動的に適切な故障処置マニュアルを提供することができる発明として有用である。
1 鉄道車両、2 列車情報管理装置、2a 故障コード、3 モニタ表示器、5 車上側情報送受信装置、6 車上ネットワーク伝送路、11 地上施設、12 地上側情報送受信装置、13 マニュアル管理サーバ、13a マニュアルデータ、14 監視端末、14a 採用可否情報、14b マニュアル情報、15 地上ネットワーク伝送路、20 表示マニュアル選択部、20a マニュアル情報、21 マニュアル管理テーブル、22 テーブル更新部、23 表示制御部、24 データベース。

Claims (3)

  1. 列車に搭載され列車情報を管理する列車情報管理装置と、前記列車情報管理装置から送信された列車情報を表示する地上側モニタ表示器と、前記列車情報に含まれる故障コードに対応した複数の故障処置手順を管理する地上側の処置手順管理サーバと、を備えた列車情報管理システムであって、
    前記処置手順管理サーバは、
    前記故障コードと前記各故障処置手順の識別情報と前記故障処置手順の信頼度とが対応付けられたテーブルと、
    前記故障処置手順の採用実績に応じて前記テーブルの信頼度を更新するテーブル更新部と、
    前記テーブルの前記故障コードに対応する前記識別情報の中から相対的に信頼度が高い識別情報を選択する選択部と、
    前記選択部で選択された前記識別情報に対応した故障処置手順のデータを地上側モニタ表示器に送信する表示制御部と、
    を有することを特徴とする列車情報管理システム。
  2. 前記テーブル更新部は、前記処置手順管理サーバに管理される前記故障処置手順が採用されたか否かを示す採用可否情報に基づいて、前記テーブルに記録された信頼度を変更し、
    前記選択部は、前記テーブルの前記故障コードに対応する前記識別情報の中から信頼度が最も高い値の識別情報を選択することを特徴とする請求項1に記載の列車情報管理システム。
  3. 前記処置手順管理サーバは、前記選択部で選択された前記識別情報に対応した故障処置手順のデータをデータベースから読み出し、前記地上側モニタ表示器または列車に搭載されたモニタ表示器に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の列車情報管理システム。
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