JP2011250529A - 受配電設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成の簡素化を図り、設置面積の縮小とコストの低減とを図ることができる受配電設備を提供する。
【解決手段】変圧器タンク1の上蓋2に、変圧器タンクと共に接地電位に保たれる付属機器収納容器10を取り付け、変圧器タンクの上蓋に取り付けられた一次ブッシング端子B1u〜B1w及び二次ブッシング端子B2u〜B2wを付属機器収納容器10内に配置する。外部から引き込まれる高圧ケーブルHCと一次ブッシング端子との間に挿入される一次側開閉器S1u〜S1wと、外部に引き出される低圧ケーブルLCと二次ブッシング端子との間に挿入される二次側開閉器S21〜S23とを付属機器収納容器10内に収納して付属機器側ユニット100を構成する。すべての充電部を付属機器収納容器10内に配置して外部から隠蔽する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ビルや工場等に設置される受配電設備に関するものである。
ビルや工場等において、商用交流電力を6600[V]等の高電圧で受電する場合、受電した高電圧を負荷に供給するのに適した100[V]または200[V]の低電圧に降圧する変圧器と、変圧器の一次側及び二次側にそれぞれ接続される一次側開閉器及び二次側開閉器を含む付属機器とを備えた受配電設備を設置する必要がある。この種の受配電設備では、充電部(電圧が印加された導電部)が露出するのを防ぐ必要があるため、変圧器と付属機器とを金属製のキュービクル(箱型容器)に収容している。変圧器と付属機器とをキュービクルに収容した構造を有する受配電設備は、例えば特許文献1に示されている。
またキュービクルを用いない受配電設備として、特許文献2に示されたように、変圧器に固定したフレームに一次側開閉器収容ケース及び二次側開閉器収容ケースを取り付けて、これらのケース内にそれぞれ一次側開閉器及び二次側開閉器を収容したものが提案されている。
特開2006−14500号公報 特開平6−153340号公報
従来の受配電設備では、変圧器を、付属機器とともにキュービクル内に収納していたため、設備が大型化し、設置面積が大きくなるという問題があった。
また変圧器をキュービクル内に収容すると、変圧器からの放熱によりキュービクル内の温度が上昇し、変圧器の周囲温度が上昇するため、変圧器からの放熱が損なわれて変圧器の巻線温度が上昇し、変圧器の定格容量が制限されるという問題があった。そのため、従来の受配電設備では必要以上に大形の変圧器を用いることが必要になり、設備が大形になるのを避けられなかった。
更に、従来の受配電設備のように変圧器を含む構成要素の全体をキュービクル内に収容する構造を採用した場合には、受配電設備内への高圧ケーブルの引込みと、受配電設備からの低圧ケーブルの引出しとをキュービクルの下方から行う必要があるため、設置面にケーブルピット(ケーブルを通すための穴または溝)を設ける必要があり、設置のための工事が面倒になるのを避けられなかった。
特許文献2に示されたように、変圧器にフレームを介して取り付けた一次側開閉器収容ケース内及び二次側開閉器収容ケース内にそれぞれ一次側開閉器及び二次側開閉器を収容するようにすればキュービクルを省略することができる。しかしながら、特許文献2に示された受配電設備では、一次側開閉器及び二次側開閉器をそれぞれ一次側開閉器収容ケース及び二次側開閉器収容ケースに収容していたため、設備の組み立ての際には、一次側開閉器収容ケース及び二次側開閉器収容ケースを変圧器に個別に取り付けた後、一次側開閉器と変圧器の一次ブッシング端子との接続、及び変圧器の二次ブッシング端子と二次側開閉器との間の接続をそれぞれ別々のケース内で行う必要があり、組み立てが面倒になるのを避けられなかった。また特許文献2に示された受配電設備では、一次側開閉器収容ケース及び二次側開閉器収容ケースを支持するフレームを変圧器に取り付ける必要があるため、構造が複雑になるのを避けられない。
また特許文献2に示された受配電設備では、一次側開閉器及び二次側開閉器を変圧器と別個に現地に輸送する必要がある場合に、現地で一次側開閉器収容ケース及び二次側開閉器収容ケースをフレームを介して変圧器に固定した後、それぞれのケース内で一次側開閉器と変圧器の一次ブッシング端子との間の配線と二次側開閉器と変圧器の二次ブッシング端子との間の配線とを行う必要があるため、組み立て作業工数が多くなり、据え付けに要する施工費用が高くなるのを避けられなかった。
更に特許文献2に示された受配電設備では、すべての充電部を外部に露出させないという思想がなく、一次ブッシング端子をケースで覆うことなく露呈させることを許容している。しかしながら、受配電設備において充電部を露呈させておくと、感電事故が生じる恐れがあるため、好ましくない。特許文献2には、変圧器と一次側開閉器を収容するケースとの間及び変圧器と二次側開閉器を収容するケースとの間をそれぞれ接続する一次側バスダクト及び二次側バスダクトを設けて、これらのバスダクト内に一次ブッシング端子及び二次ブッシング端子を収容する構造が開示されているが、このように、一次側開閉器及び二次側開閉器をそれぞれ収容するケースの他に更に一次側及び二次側にバスダクトを設けると、部品点数が多くなって構造が複雑になり、組み立てが面倒になるのを避けられない。
本発明の目的は、キュービクルを廃して、安全性を何等損なうことなく、構成の簡素化と設置面積の縮小と変圧器の温度上昇の抑制とを図るとともに、組立の容易性と据え付ける際の作業性とを向上させて、製造コストの削減と、据え付けの際の施工費の低減とを図ることができるようにした受配電設備を提供することにある。
本発明は、接地電位に保たれる変圧器タンク内に変圧器本体が収容されて変圧器本体の一次側及び二次側にそれぞれ接続された一次ブッシング端子及び二次ブッシング端子が変圧器タンクの上蓋に取り付けられた変圧器と、受配電に必要な付属機器とを備えた受配電設備を対象とする。本発明が対象とする受配電設備においては、上記付属機器が、少なくとも、外部から引き込まれる高圧ケーブルと一次ブッシング端子との間に挿入される一次側開閉器と、外部に引き出される低圧ケーブルと二次ブッシング端子との間に挿入される二次側開閉器とを含む。
本発明においては、変圧器タンクとともに接地電位に保たれる一つの付属機器収納容器内に付属機器のすべてが収納されることにより付属機器側ユニットが構成されて、該付属機器側ユニットの付属機器収納容器が変圧器タンクの上蓋に直接支持されている。付属機器収納容器は、長手方向を水平方向に向けて配置されたダクト部分を有して該ダクト部分の長手方向の中間部の下部に設けられた下部開口部が変圧器タンクの上蓋に接続された第1の容器構成ユニットと、第1の容器構成ユニットのダクト部分の長手方向の一端側に長手方向を上下方向に向けた状態で配置されて上端が前記第1の容器構成ユニットのダクト部分の長手方向の一端に接続されたダクト状の第2の容器構成ユニットと、第1の容器構成ユニットのダクト部分の長手方向の他端側に長手方向を上下方向に向けた状態で配置されて上端が第1の容器構成ユニットのダクト部分の長手方向の他端に接続されたダクト状の第3の容器構成ユニットとを備えている。一次ブッシング端子及び二次ブッシング端子はそれぞれ第2の容器構成ユニット寄り及び第3の容器構成ユニット寄りに配置されて第1の容器構成ユニット内に収容され、一次側開閉器及び二次側開閉器はそれぞれ第2の容器構成ユニット内及び第3の容器構成ユニット内に収容されて、付属機器収納容器内に収容された接続導体により一次ブッシング端子及び二次ブッシング端子に接続されている。また第2の容器構成ユニット及び第3の容器構成ユニットは、それぞれの下端を変圧器タンクの設置面よりも高い位置で終端させるように設けられ、高圧ケーブルは、第2の容器構成ユニットの下部に設けられたケーブル引込み口から該第2の容器構成ユニット内に導入されて該第2の容器構成ユニット内で一次側開閉器に接続され、低圧ケーブルは、第3の容器構成ユニット内で二次側開閉器に接続されて、第3の容器構成ユニットの下部に設けられたケーブル引出し口から外部に引き出される。本発明に係わる受配電設備においては、すべての充電部が、変圧器タンクに直接支持された付属機器収納容器内に配置されて外部から隠蔽されている。
上記のように、変圧器タンクと共に接地電位に保たれる付属機器収納容器内に一次側開閉器及び二次側開閉器を収納することにより付属機器側ユニットを構成して、この付属機器側ユニットを変圧器タンクの上蓋に直接支持する構造にすると、変圧器を収容するキュービクルを用いることなく、すべての充電部を外部から隠蔽することができるため、安全性を何ら損なうことなく、受配電設備の構成の簡素化と、設置面積の縮小とを図ることができる。
また上記のように構成すると、変圧器の放熱器が外部に露呈した状態で配置されるため、変圧器をキュービクル内に収納していた従来の受配電設備に比べて変圧器からの放熱を効率よく行わせて、巻線温度の上昇を抑制することができる。従って、変圧器の定格容量を同じとする場合には、変圧器の二次巻線の導体断面積を縮小して変圧器の小形化を図ることができ、変圧器をキュービクル内に収容する構成をとらないことと相俟って、受配電設備の設置面積のよりいっそうの縮小を図ることができる。また変圧器の大きさを従来と同一とすることが許容される場合には、変圧器の定格容量を増大させることができるため、キュービクルを省略した分従来の受配電設備よりも設置面積の縮小を図って、しかも負荷への通電容量を増大させることができる。
更に上記のように、付属機器収納容器が変圧器タンクの設置面よりも高い位置に高圧ケーブルを引き込むためのケーブル引込み口と低圧ケーブルを引き出すためのケーブル引出し口とを有していると、設置面の下方にケーブルピットを設けることなく、高圧ケーブルの引込みと低圧ケーブルの引出しとを行うことができ、据え付け場所に付属機器側ユニットが支持された変圧器タンクを据え置くだけで、受配電設備の設置を行うことができ、据え付け現地での工事を簡単にすることができる。
また上記のように構成すると、一次側開閉器と一次ブッシング端子との接続及び二次ブッシング端子と二次側開閉器との接続を切り離して、付属機器収納容器を変圧器タンクから外すだけで、変圧器と付属機器側のユニットとを簡単に分離することができるため、設備を現地に据え付ける際に、全体を組み立てた状態で輸送できない場合に、変圧器と付属機器側のユニットとを簡単に分離して輸送することができる。また据え付け現地では、付属機器側ユニットを変圧器タンクの上蓋に接続して一次側開閉器と一次ブッシング端子との間の接続及び二次ブッシング端子と二次側開閉器との間の接続を行うだけで組立作業を完了することができるため、現地での据え付け作業を簡単にすることができる。
更に上記のように、付属機器収納容器を変圧器タンクの上蓋に直接接続する構造にすると、付属機器側ユニットを支持するために特別なフレームを必要としないため、構造の簡素化を図ることができる。
また上記のように、付属機器収納容器を第1ないし第3の容器構成ユニットにより構成するようにすると、付属機器側ユニットを組立てる際に付属機器収納容器内への機器の組み込みを容易に行うことができる。
本発明の好ましい態様では、上記第1の容器構成ユニットが、ダクト部分の長手方向の中間部の下部にフランジ接続されたアダプタ容器を備えていて、該アダプタ容器の下端に設けられた開口部が前記下部開口部として変圧器タンクの上蓋に接続される。即ち第1の容器構成ユニットはアダプタ容器を介して変圧器タンクの上蓋に接続される。また第2の容器構成ユニットは、上端の側面に水平方向に開口した側面開口部を有して該第2の容器構成ユニットの側面開口部が第1の容器構成ユニットの長手方向の一端にフランジ接続され、第3の容器構成ユニットは、上端の側面に水平方向に開口した側面開口部を有して該第3の容器構成ユニットの側面開口部が第1の容器構成ユニットの長手方向の他端にフランジ接続される。
上記のように、第1の容器構成ユニットのダクト部分の中間部の下部にアダプタ容器を設けて、第1の容器構成ユニットを該アダプタ容器を介して変圧器タンクの上蓋に接続する構造にすると、変圧器の型式が変更されて変圧器タンクの上蓋の大きさや形状が変更された場合や、変圧器タンクの上蓋に取り付けられる一次ブッシング端子及び二次ブッシング端子の大きさが変更された場合に、アダプタ容器の部分のみを交換することにより対処することができる。従って、付属機器収納容器の他の部分は複数の型式の変圧器に対して標準化することができるため、付属機器側ユニットの部分の製造コストの低減を図ることができる。
上記一次側開閉器としては、固定接触子と該固定接触子に接離する可動接触子とを有して該可動接触子内に電力ヒューズが内蔵されたヒューズ内蔵型の高圧カットアウトスイッチを用いるのが好ましい。
上記のように、一次側開閉器としてヒューズ内蔵型の高圧カットアウトスイッチを用いると、一次側開閉器として、断路器と遮断器との双方を設ける必要がないため、構成の簡素化を図ることができる。
また上記二次側開閉器は、絶縁ケース内に事故検出部と過負荷電流検出部と電流遮断部とを内蔵していて、事故電流と過負荷電流とを遮断する機能を有する配線用遮断器(MCCB)からなっていることが好ましい。
上記のように、事故電流と過負荷電流とを遮断する機能を有する配線用遮断器を二次側開閉器として用いると、地絡事故や短絡事故を検出する検出部と電流遮断部とを別個に設ける必要がないため、付属機器収納容器内への二次側開閉器の組み込みを容易にすることができ、構成の簡素化を図ることができる。
以上のように、本発明においては、一次側開閉器と一次ブッシング端子との接続及び二次ブッシング端子と二次側開閉器との接続を切り離して、付属機器収納容器を変圧器タンクから外すだけで、変圧器と付属機器側のユニットとを簡単に分離することができるため、設備を現地に据え付ける際に、全体を組み立てた状態で輸送できない場合に、変圧器と付属機器側のユニットとを簡単に分離して輸送することができる。また据え付け現地では、付属機器側ユニットを変圧器タンクの上蓋に接続して一次側開閉器と一次ブッシング端子との間の接続及び二次ブッシング端子と二次側開閉器との間の接続を行うだけで組立作業を完了することができるため、現地での据え付け作業を簡単にすることができる。
また本発明においては、付属機器収納容器を変圧器タンクの上蓋に直接接続する構造にして、付属機器側ユニットを支持するために特別なフレームを用いないようにしたため、構造の簡素化を図ることができる。
本発明によればまた、付属機器収納容器を第1ないし第3の容器構成ユニットにより構成するので、付属機器側ユニットを組立てる際に付属機器収納容器内への機器の組み込みを容易に行うことができる。
更に本発明において、第1の容器構成ユニットのダクト部分の中間部の下部にアダプタ容器を設けて、第1の容器構成ユニットを該アダプタ容器を介して変圧器タンクの上蓋に接続する構造にした場合には、変圧器の型式が変更されて変圧器タンクの上蓋の大きさや形状が変更された場合や、変圧器タンクの上蓋に取り付けられる一次ブッシング端子及び二次ブッシング端子の大きさが変更された場合に、アダプタ容器の部分のみを交換することにより対処することができる。従って、付属機器収納容器の他の部分は複数の型式の変圧器に対して標準化することができるため、付属機器側ユニットの部分の製造コストの低減を図ることができる。
また本発明によれば、変圧器を収容するキュービクルを用いることなく、すべての充電部を外部から隠蔽することができるため、安全性を何ら損なうことなく、受配電設備の構成の簡素化と、設置面積の縮小とを図ることができる。
更に本発明によれば、変圧器の放熱器が外部に露呈した状態で配置されるため、変圧器をキュービクル内に収納していた従来の受配電設備に比べて変圧器からの放熱を効率よく行わせて、巻線温度の上昇を抑制することができる。従って、変圧器の定格容量を同じとする場合には、変圧器の二次巻線の導体断面積を縮小して変圧器の小形化を図ることができ、変圧器をキュービクル内に収容する構成をとらないことと相俟って、受配電設備の設置面積のよりいっそうの縮小を図ることができる。また変圧器の大きさ従来と同一とする場合には、変圧器の定格容量を増大させることができるため、キュービクルを用いていた従来の受配電設備よりも設置面積の縮小を図って、しかも負荷への通電容量を増大させることができる。
また本発明においては、付属機器収納容器が変圧器タンクの設置面よりも高い位置に高圧ケーブルを引き込むためのケーブル引込み口と低圧ケーブルを引き出すためのケーブル引出し口とを有しているので、設置面の下方にケーブルピットを設けることなく、高圧ケーブルの引込みと低圧ケーブルの引出しとを行うことができる。従って、据え付け場所に付属機器側ユニットが支持された変圧器タンクを据え置くだけで、受配電設備の設置を行うことができ、据え付け現地での工事を簡単にすることができる。
本発明に係わる受配電設備の一実施形態の構成を示した正面図である。 変圧器の図示を省略して、付属機器収納容器を構成する第2の容器構成ユニットの左側面と該ユニット内に引込まれた高圧ケーブルとを示した図1の左側面図である。 変圧器の図示を省略して、付属機器収納容器を構成する第3の容器構成ユニットの右側面と該ユニット内から引出された低圧ケーブルとを示した図1の右側面図である。 図1の実施形態の付属機器収納容器の部分を断面してその内部の構成を示した正面図である。 図2において、第2の容器構成ユニットに設けられている作業用開口部を閉じていた蓋を取り外すと共に、第2の容器構成ユニットの一部を切り欠いて、該ユニットの内部の構成を示した左側面図である。 図3において、付属機器収納容器を構成する第3の容器構成ユニットに設けられた作業用開口部を閉じていた蓋を取り外した状態を示した右側面図である。 図1に示した実施形態において、容器構成ユニットに設けられている作業用開口部を閉じる蓋の取り付け構造を示した要部の断面図である。 図1に示した受配電設備の各相の電気的構成を示した単線結線図である。 本発明の他の実施形態の構成を概略的に示した正面図である。
以下図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1ないし図7は、本発明に係わる受配電設備の一実施形態の構成を示している。本実施形態に係わる受配電設備は、ビルや工場等に設置されて、高圧配電線から高圧ケーブルを通して受電した6600[V]の三相交流高電圧を、200[V]の三相交流低電圧に降圧して、低圧ケーブルを通して負荷に供給するために用いられるものである。この受電設備は、図8に示されているように、受電した高電圧を降圧する三相変圧器TRと、変圧器TRの一次側及び二次側に接続される各種の付属機器とにより構成される。
本実施形態では、付属機器として、変圧器の上蓋に取り付けられている一次ブッシング端子B1と高圧配電線から引込まれる高圧ケーブルHCとの間に挿入される一次側開閉器S1と、変圧器の上蓋に取り付けられている二次ブッシング端子B2と負荷につながる3回路の低圧ケーブルLC1ないしLC3との間にそれぞれ挿入される二次側開閉器S21ないしS23と、一次側開閉器S1と一次ブッシング端子B1との間を接続する高圧接続導体C1と、二次ブッシング端子B2と二次側開閉器S2との間を接続する低圧接続導体C21
ないしC23とが三相分設けられている。なお図8の単線結線図においては、各構成要素を示す参照符号に相を識別する添え字が付されていないが、以下に示す実施形態の説明では、必要に応じて、各構成要素を示す参照符号にU,V,W三相を識別する添え字u,v,wが付される。
本実施形態で用いる変圧器TRは、図1及び図4に示されているように、変圧器タンク1と、変圧器タンク1内に絶縁媒体(本実施形態では絶縁油)と共に収容された変圧器本体(図示せず。)とを備えている。変圧器タンク1の上蓋2に一次ブッシング端子B1u〜B1w及び二次ブッシング端子B2u〜B2wが取り付けられ、一次ブッシング端子B1u〜B1w及び二次ブッシング端子B2u〜B2wのそれぞれの中心導体が変圧器本体の一次側及び二次側に接続されている。変圧器TRは、変圧器タンク1の下部に設けられた設置ベース3を設置面Gに固定することにより所定の据え付け箇所に据え付けられている。
変圧器タンク1の上蓋2には、付属機器収納容器10が固定されている。付属機器収納容器10は、長手方向を水平方向に向けた状態で配置されたダクト部分11aを有して変圧器タンクの上蓋にダクト部分11aの中間部の下部が接続された第1の容器構成ユニット11と、第1の容器構成ユニット11のダクト部分の長手方向の一端側に長手方向を上下方向に向けた状態で配置されて上端が第1の容器構成ユニット11のダクト部分11aの長手方向の一端にフランジ接続されたダクト状の第2の容器構成ユニット12と、第1の容器構成ユニット11のダクト部分11aの長手方向の他端側に長手方向を上下方向に向けた状態で配置されて上端が第1の容器構成ユニット11のダクト部分11aの長手方向の他端にフランジ接続されたダクト状の第3の容器構成ユニット13とにより、全体がほぼ逆U字形を呈するように構成されている。図4に示されているように、この例では、第1の容器構成ユニット11内に第1の機器収納室A1が形成され、第2の容器構成ユニット12内及び第3の容器構成ユニット13内にそれぞれ第2及び第3の機器収納室A2及びA3が形成されている。
付属機器収納容器10は、第1の容器構成ユニット11の下部に設けられた下部開口部11Aを変圧器タンクの上蓋2に接続することにより変圧器タンク1に直接固定され、第1の容器構成ユニット11内に、変圧器の一次ブッシング端子B1u〜B1w及び二次ブッシング端子B2u〜B2wが収容されている。また第2の容器構成ユニット12内及び第3の容器構成ユニット13内にそれぞれ一次側開閉器S1u〜S1w及び二次側開閉器S21〜S23が収容され、一次側開閉器S1u〜S1wと一次ブッシング端子B1u〜B1wの端子部との間が付属機器収納容器内に配置された高圧接続導体C1u〜C1wにより接続されている。また二次側開閉器S21〜S23と二次ブッシング端子B2u〜B2wとの間が付属機器収納容器内に配置された低圧接続導体C21u〜C21w,C22u〜C22w及びC23u〜C23wにより接続されている。
第2の容器構成ユニット12及び第3の容器構成ユニット13は、それぞれの下端が変圧器の設置面Gよりも高い位置で終端するように設けられていて、第2の容器構成ユニット12の下端及び第3の容器構成ユニット13の下端にそれぞれ高圧ケーブル引込み口15及び低圧ケーブル引出し口16が設けられている。高圧ケーブルHCは、高圧ケーブル引込み口15から第2の容器構成ユニット12内に導入されて該第2の容器構成ユニット12内で一次側開閉器S1に接続されている。また低圧ケーブルLC1〜LC3は、第3の容器構成ユニット13内で二次側開閉器S2に接続されて、低圧ケーブル引出し口16から外部に引き出されている。低圧ケーブルLC1、LC2及びLC3はそれぞれ三相のケーブルLC1u〜LC1w,LC2u〜LC23及びLC3u〜LC3wからなっている。
変圧器タンク1及び付属機器収納容器10は鋼板などの導電性を有する金属により形成されていて、付属機器収納容器10が変圧器タンク1に接地線により接続され、変圧器タンク1が接地線により接地電位部に接続されている。これにより、変圧器タンク及び付属機器収納容器10が共に接地電位に保たれている。本発明の受配電設備においては、変圧器タンク1と共に接地電位に保たれた付属機器収納容器10内に一次側開閉器と二次側開閉器とを含む付属機器が収容されて、付属機器収納容器10とその内部に収納された付属機器とにより、付属機器側ユニット100が構成され、すべての充電部が付属機器収納容器内に配置されて外部から隠蔽されている。
各部を更に詳細に説明すると、変圧器タンク1は、上端が開口した直方体状のタンクからなっていて、その上端の開口部が上蓋2により閉鎖されている。変圧器タンクの上蓋2を貫通させて、三相の一次ブッシング端子B1u〜B1wと、三相の二次ブッシング端子B2u〜B2wとが、それぞれの軸線を鉛直方向に向けた状態で取り付けられている。本実施形態では、一次ブッシング端子B1u〜B1w及び二次ブッシング端子B2u〜B2wがそれぞれ付属機器収納容器10の第2の容器構成ユニット12寄りの位置及び第3の容器構成ユニット13寄りの位置に配置されている。各ブッシング端子は、中心軸線を鉛直方向に向け、上蓋2を貫通した状態で取り付けられた絶縁ブッシングと、該絶縁ブッシングを貫通した中心導体とを備えた周知のもので、一次ブッシング端子B1uないしB1wの中心導体のそれぞれの上端部及び二次ブッシング端子B2u〜B2wの中心導体のそれぞれの上端部に端子部4及び5が設けられている。
各相の一次ブッシング端子の中心導体は、変圧器タンク1内で、変圧器本体の一次コイルから引出された各相の一次側口出線に接続されている。また各相の二次ブッシング端子の中心導体は、変圧器タンク1内で、変圧器本体の二次コイルから引出された各相の二次側口出線に接続されている。三相の一次ブッシング端子B1u〜B1wは、図1及び図4の紙面と直角な方向(第1の容器構成ユニット11のダクト部分11aの長手方向に対して直角な方向)に並べた状態で配置され、三相の二次ブッシング端子B2u〜B2wも、三相の一次ブッシング端子B1u〜B1wの並設方向と同じ方向に沿って並べて配置されている。
変圧器タンク1の側壁には、放射状に並べて配置された多数の放熱板6aからなる放熱器6が取り付けられている。各放熱板6aの内部には、変圧器タンク内に収容された絶縁油が流通する油道が形成され、巻線の発熱を吸収したタンク1内の絶縁油が放熱板6a内の油道を流れる過程で外気と熱交換を行うことにより吸収した熱を外部に放散させて、巻線の温度上昇を抑制する。
前述のように、付属機器収納容器10は、第1の容器構成ユニット11ないし第3の容器構成ユニット13により構成されている。図示の第1の容器構成ユニット11は、長手方向を水平方向に向けて配置された角筒状のダクト部分11aと、該ダクト部分11aの長手方向の中間部から下方に突出した状態で設けられた短い角筒状の分岐ダクト部11bに上端がフランジ接続された直方体状のアダプタ容器11cとからなっていて、アダプタ容器11cの下端に第1の容器構成ユニット11の下部開口部11Aが形成されている。第1の容器構成ユニット11は、その下部開口部11Aの周辺部を変圧器タンク1の上蓋2にボルト等の適宜の手段で接続することにより上蓋2に固定され、変圧器タンクの上蓋2に取り付けられた一次ブッシング端子B1u〜B1w及び二次ブッシング端子B2u〜B2wがアダプタ容器11c内(第1の容器構成ユニット内)に収容されている。
第1の容器構成ユニット11のダクト部分11aの上部壁には、2つの矩形状の作業用開口部11B1及び11B2がダクト部分11aのダクト部分11aの長手方向に並べて設けられ、これらの作業用開口部11B1及び11B2はそれぞれ着脱可能な蓋21及び22により閉じられている。蓋21及び22にはそれぞれ把手21a及び22aが取り付けられている。図示の例ではまた、ダクト部分11aの前面側の側壁にも、2つの作業用開口部がダクト部分11aの長手方向に並べて形成されていて、これらの開口部が、把手23a及び24aを有する着脱可能な蓋23及び24(図1参照)により閉じられている。必要に応じて,ダクト部分11Aの背面側の側壁部にも作業用開口部を設けることができる。
図7を参照すると、作業用開口部11B1の構造と、作業用開口部11B1への蓋21の取り付け構造とが示されている。作業用開口部11B1は、ダクト部分11aの上部壁から上方に突出するように設けられた短い額縁状の分岐ダクト部11dの内側に形成されていて、分岐ダクト部11dの先端には外鍔部11d1が形成されている。またダクト部分11aの上部壁に、分岐ダクト部11dの周りに間隔をあけて並ぶように配置された適宜の個数の舌片状の起立片25が溶接により取り付けられている。蓋21は、矩形状の天井壁21aと、天井壁21aの周縁部から一方向に突出した側壁部21bとを一体に有する浅い箱形の部材からなっている。蓋21の天井壁21aの内面には、分岐ダクト部11dの先端の外鍔部11d1に当接されるゴムパッキン26が貼り付けられている。
蓋21は、その天井壁21aをゴムパッキン26を介して分岐ダクト部11dの先端の外鍔部11d1に当接させるとともに、側壁部21bを起立片25に外側から当接させた状態で配置され、各起立片25に対応させて設けられたボルト27が、側壁部21bを貫通して各起立片25に設けられたネジ孔にねじ込まれることにより、蓋21がダクト部11aに固定される。作業用開口部11B2の構造及び蓋22の取り付け構造は、作業用開口部11B1の構造及び蓋21の取り付け構造と同様である。後記するように、付属機器収納容器11には、更に他の作業用開口部が設けられて、各作業用開口部が蓋により閉じられるが、他の作業用開口部の構造及び他の作業用開口部への蓋の取り付け構造は、図7に示されたものと同様である。
なお図示の例では、第1の容器構成ユニット11の上部壁及び前面側の側壁に作業用開口部を2つずつ設けているが、第1の容器構成ユニット11の上部壁及び前面側の側壁にそれぞれ作業用開口部を一つずつ設けるようにしてもよい。本発明に係わる受配電設備において、付属機器収納容器への作業用開口部の設け方は任意であり、図示の例に限定されない。
第2の容器構成ユニット12は、矩形状の輪郭形状を有するダクトからなっていて、その上端の側面に水平方向に突出した短い角筒状の(横断面が矩形状を呈する)分岐ダクト部12aを有し、この分岐ダクト部12aの先端に第2の容器構成ユニット12の側面開口部が形成されている。この側面開口部が第1の容器構成ユニット11のダクト部分11aの長手方向の一端(図1において左端)の開口部にフランジ接続されることにより第1の容器構成ユニット11と第2の容器構成ユニット12とが接続されている。
図5に示されているように、第2の容器構成ユニット12の第1の容器構成ユニット11と反対側の側壁には、上下に並べて2つの作業用開口部12B1及び12B2が形成されていて、これらの作業用開口部がそれぞれ、把手31a及び32aを備えた着脱可能な蓋31及び32(図1参照)により閉じられている。第2の容器構成ユニット12の下端は底壁部12bにより閉鎖されていて、この底壁部12bを貫通させて、高圧ケーブルHCを引き込むための引込み口15が形成されている。
また第3の容器構成ユニット13は、第2の容器構成ユニットを構成するダクトよりも断面積が小さい角筒状のダクトからなっていて、その上端の側面に水平方向に突出した短い角筒状の分岐ダクト部13aを有している。この分岐ダクト部13aの先端に第2の容器構成ユニット13の側面開口部が形成され、この側面開口部が第1の容器構成ユニット11のダクト部分11aの長手方向の他端(図1において右端)の開口部にフランジ接続されている。
第3の容器構成ユニット13の第1の容器構成ユニット11と反対側の側壁には、図6に示されているように、一つの作業用開口部13Bが形成されていて、この作業用開口部が把手33aを備えた着脱可能な蓋33(図1参照)により閉じられている。第3の容器構成ユニット13の下端は底壁部13bにより閉鎖されていて、この底壁部13bを貫通させて、低圧ケーブルLC1u〜LC1w,LC2u〜LC2w及びLC3u〜LC3wを引き込むための引込み口16が形成されている。
図5に示されているように、第2の容器構成ユニット12内には、三相の一次側開閉器S1u〜S1wが、第1の容器構成ユニット11のダクト部11aの長手方向に対して直角な水平方向(三相の一次ブッシング端子B1u〜B1wの並設方向)に並べた状態で収納されている。各開閉器は、固定接触子51と、固定接触子51に接離する可動接触子52とを有して可動接触子52に電力用ヒューズを内蔵した構造を有する周知のヒューズ内蔵型カットアウトスイッチ50(図4参照)からなっていて、適宜の固定具66により第2の容器構成ユニット12に対して固定されている。
高圧ケーブルHCは、三相の絶縁ケーブル61uないし61wが撚られた構造を有する三相ケーブル61からなっていて、受電設備の設置場所の床面を這わせて第2の容器構成ユニット12の下方まで導かれた後立ち上げられて、第2の容器構成ユニット12の下端の底部に設けられた高圧ケーブル引込み口15から第2の容器構成ユニット12内に引込まれている。第2の容器構成ユニット12内に引込まれた高圧ケーブル61は、適宜の固定具65により第2の容器構成ユニット12に対して固定され、固定具65よりも上方の位置で分離された三相のケーブル61uないし61w(図5参照)が、一次側開閉器S1uないしS1wの可動接触子52につながる端子52aに接続されている。三相の一次側開閉器S1uないしS1wのそれぞれの固定接触子51につながる端子51aは、三相の接続導体C1uないしC1wを通して三相の一次ブッシング端子B1u〜B1wの端子部に接続されている。
図6に示されているように、第3の容器構成ユニット13内には、第1ないし第3の二次側開閉器S21ないしS23が収納されている。各二次側開閉器は、絶縁樹脂からなるケース内に事故検出部と過負荷電流検出部と電流遮断部とを内蔵していて、事故電流と過負荷電流とを遮断する機能を有する配線用遮断器(MCCB)からなっている。この配線用遮断器(ブレーカ)としては、市販されているものをそのまま用いることができる。各配線用遮断器は、U,V,W三相の電流遮断部を備えていて、そのケースの一端側及び他端側に、三相の遮断部の一端及び他端にそれぞれつながる三相の入力端子及び出力端子を有している。第1ないし第3の二次側開閉器S21ないしS23は、それぞれの入力端子を上方に位置させ、出力端子を下方に位置させた状態で、第1の容器構成ユニット11のダクト部分11aの長手方向に対して直角な水平方向に沿って並べて配置されて、適宜の固定具67(図4参照)により第3の容器構成ユニット13に対して固定されている。
三相の二次ブッシング端子B2uないしB2wは接続導体C21uないしC21wを通して第1の二次側開閉器S21の三相の入力端子に接続されるとともに、接続導体C22uないしC22wを通して第2の二次側開閉器S22の三相の入力端子に接続されている。三相の二次ブッシング端子B2uないしB2wはまた接続導体C23uないしC23wを通して第3の二次側開閉器S23の三相の入力端子に接続されている。
また第1の二次側開閉器S21の三相の出力端子に第1の出力回路を構成する低圧ケーブルLC1uないしLC1wが接続され、第2の二次側開閉器S22の三相の出力端子に第2の出力回路を構成する低圧ケーブルLC2uないしLC2wが接続されている。更に、第3の二次側開閉器S23の三相の出力端子に第3の出力回路を構成する低圧ケーブルLC3uないしLC3wが接続され、第1ないし第3の二次側開閉器のそれぞれの出力端子に接続された合計9本の低圧ケーブルLC1uないしLC1w,LC2uないしLC2w及びLC3uないしLC3wが、第3の容器構成ユニット13の底部に設けられた低圧ケーブル引出し口から外部に引出されている。第3の容器構成ユニット13の低圧ケーブル引出し口から外部に引出された低圧ケーブルLC1uないしLC1w,LC2uないしLC2w及びLC3uないしLC3wは、設置場所の床面を這わせて負荷側に導かれる。
図1において、70は負荷へ通電中であることを表示するために第3の容器構成ユニット13の上部に取り付けられた表示ランプであり、80は、変圧器TRのタンク内の絶縁油の温度を検出しているセンサの出力を受けて、その温度を表示する温度計である。温度計80は変圧器タンクの上蓋2に対して固定されている。
本実施形態では、付属機器収納容器10と、この容器10内に収納された一次側開閉器S1u〜S1w及び二次側開閉器S2u〜S2wと、一次側開閉器S1u〜S1wと一次ブッシング端子B1uないしB1wとの間を接続する接続導体C1u〜C1wと、二次側開閉器S2u〜S2wと二次ブッシング端子B2uないしB2wとの間を接続する接続導体C21u〜C21w,C22u〜C22w及びC23u〜C23wとを含む付属機器とにより、付属機器側ユニット100が構成されている。
上記実施形態のように構成すると、一次側開閉器S1u〜S1wと一次ブッシング端子B1uないしB1wとの接続及び二次ブッシング端子B2u〜B2wと二次側開閉器S21〜S23との接続を切り離して、付属機器収納容器10を変圧器タンク1から外すだけで、変圧器TRと付属機器側のユニット100とを簡単に分離することができるため、設備を現地に据え付ける際に、全体を組み立てた状態で輸送できない場合に、変圧器TRと付属機器側ユニット100とを簡単に分離して輸送することができる。また据え付け現地では、付属機器側ユニット100を変圧器タンク1の上蓋2に直接接続して一次側開閉器S1u〜S1wと一次ブッシング端子B1u〜B1wとの間の接続及び二次ブッシング端子B2u〜B2wと二次側開閉器S21〜S23との間の接続を行うだけで組立作業を完了することができるため、現地での据え付け作業を簡単にすることができる。
また上記実施形態のように、付属機器収納容器10を変圧器タンク1の上蓋2に直接接続する構造にすると、付属機器側ユニットを支持するために特別なフレームを必要としないため、構造の簡素化を図ることができる。
更に上記の実施形態のように、第1の容器構成ユニット11のダクト部分11aの中間部の下部にアダプタ容器11cを設けて、第1の容器構成ユニットを該アダプタ容器を介して変圧器タンクの上蓋に接続する構造にすると、変圧器の型式が変更されて変圧器タンクの上蓋の大きさや形状が変更された場合や、変圧器タンクの上蓋に取り付けられる一次ブッシング端子及び二次ブッシング端子の大きさが変更された場合に、アダプタ容器11cの部分のみを交換することにより対処することができる。付属機器収納容器10の他の部分は複数の型式の変圧器に対して標準化することができるため、付属機器側ユニットの部分の製造コストの低減を図ることができる。
上記の実施形態のように付属機器収納容器10を逆U字形の形状に形成して、中間部に配置された第1の容器構成ユニット11のダクト部分11aの下部を変圧器タンク1の上蓋に固定する構造にすると、付属機器側ユニットの質量を変圧器タンクの両側にほぼ均等に配分して付属機器側ユニットをバランスよく支持させることができる。また付属機器側ユニット100の重心が下がることにより、受電設備全体の重心を低くすることができるため、受電設備を安定に設置することができ、地震発生時に設備が転倒するおそれを少なくすることができる。
また上記の実施形態のように構成すると、変圧器を収容するキュービクルを用いることなく、すべての充電部を外部から隠蔽することができるため、安全性を何ら損なうことなく、受配電設備の構成の簡素化と、設置面積の縮小とを図ることができる。
また上記実施形態のように構成すると、変圧器TRの放熱器6が外部に露呈した状態で配置されるため、変圧器をキュービクル内に収納していた従来の受配電設備に比べて変圧器からの放熱を効率よく行わせて、巻線温度の上昇を抑制することができる。従って、変圧器の定格容量を同じとする場合には、変圧器の二次巻線の導体断面積を縮小して変圧器の小形化を図ることができ、変圧器をキュービクル内に収容する構成をとらないことと相俟って、受配電設備の設置面積のよりいっそうの縮小を図ることができる。また変圧器の大きさを従来と同じにすることが許容される場合には、変圧器の定格容量を増大させることができるため、キュービクルを用いていた従来の受配電設備よりも設置面積の縮小を図って、しかも負荷への通電容量を増大させることができる。
更に上記実施形態のように、付属機器収納容器が変圧器タンクの設置面よりも高い位置に高圧ケーブルを引き込むためのケーブル引込み口と低圧ケーブルを引き出すためのケーブル引出し口とを有していると、設置面Gの下方にケーブルピットを設けることなく、高圧ケーブルの引込みと低圧ケーブルの引出しとを行うことができる。従って、据え付け現地での作業工数を少なくして、据え付けの際の施工費用の低減を図ることができる。
付属機器収納容器10は、一次ブッシング端子及び二次ブッシング端子を収納する第1の機器収納室A1と一次側開閉器及び二次側開閉器をそれぞれ収納する第2及び第3の機器収納室A2及びA3とを内部に有していればよく、その構成は上記実施形態に示したものに限定されない。例えば、上記の実施形態では、付属機器収納容器10の第1の容器構成ユニット11の下部にアダプタ容器11cを設けているが、図9に示されているように、第1の容器構成ユニット11の下部に設ける分岐ダクト11bの長さを長くして、分岐ダクト部11bを直接変圧器タンク1の上蓋2に接続する構造を採用することもできる
上記の実施形態では、低圧ケーブルを3回路分設けたが、出力回路の数は任意である。また上記の実施形態では、変圧器TRとして三相変圧器を用いたが、単相三線式の変圧器を用いる場合にも本発明を適用することができるのはもちろんである。
本発明において、一次側開閉器及び二次側開閉器の構成は上記の実施形態に限定されない。例えば、一次側開閉器として、断路器と遮断器とを設けることもできる。また変圧器と共に受配電設備を構成する付属機器も上記の実施形態に示したものに限定されない。例えば、高圧ケーブルの引込み側に避雷器を接続する場合には、該避雷器を付属機器として第1の機器収納室A1内に一次側開閉器S1とともに収納する構成をとることができる。
TR 変圧器
A1〜A3 第1ないし第3の機器収納室
B1,B1u〜B1w 一次ブッシング端子
B2,B2u〜B2w 二次ブッシング端子
S1u〜S1w 一次側開閉器
S21ないしS23 二次側開閉器
C1u〜C1w 接続導体
C21u〜C21w,C22u〜C22w,C23u〜C23w 接続導体
1 変圧器タンク
2 上蓋
10 付属機器収納容器
11 第1の容器構成ユニット
12 第2の容器構成ユニット
13 第3の容器構成ユニット
100 付属機器側ユニット

Claims (4)

  1. 接地電位に保たれる変圧器タンク内に変圧器本体が収容されて前記変圧器本体の一次側及び二次側にそれぞれ接続された一次ブッシング端子及び二次ブッシング端子が前記変圧器タンクの上蓋に取り付けられた変圧器と、受配電に必要な付属機器とを備え、前記付属機器は、少なくとも、外部から引き込まれる高圧ケーブルと前記一次ブッシング端子との間に挿入される一次側開閉器と、外部に引き出される低圧ケーブルと前記二次ブッシング端子との間に挿入される二次側開閉器とを含む受配電設備において、
    前記変圧器タンクとともに接地電位に保たれる一つの付属機器収納容器内に前記付属機器のすべてが収納されることにより付属機器側ユニットが構成されて、該付属機器側ユニットの付属機器収納容器が前記変圧器タンクの上蓋に直接支持されてなり、
    前記付属機器収納容器は、長手方向を水平方向に向けて配置されたダクト部分を有して該ダクト部分の長手方向の中間部の下部に設けられた下部開口部が前記変圧器タンクの上蓋に接続された第1の容器構成ユニットと、前記第1の容器構成ユニットのダクト部分の長手方向の一端側に長手方向を上下方向に向けた状態で配置されて上端が前記第1の容器構成ユニットのダクト部分の長手方向の一端に接続されたダクト状の第2の容器構成ユニットと、前記第1の容器構成ユニットのダクト部分の長手方向の他端側に長手方向を上下方向に向けた状態で配置されて上端が前記第1の容器構成ユニットのダクト部分の長手方向の他端に接続されたダクト状の第3の容器構成ユニットとを備えてなり、
    前記一次ブッシング端子及び二次ブッシング端子はそれぞれ前記第2の容器構成ユニット寄り及び第3の容器構成ユニット寄りに配置されて前記第1の容器構成ユニット内に収容され、
    前記一次側開閉器及び二次側開閉器はそれぞれ前記第2の容器構成ユニット内及び第3の容器構成ユニット内に収容されて、前記付属機器収納容器内に収容された接続導体により前記一次ブッシング端子及び二次ブッシング端子に接続され、
    前記第2の容器構成ユニット及び第3の容器構成ユニットは、それぞれの下端を前記変圧器タンクの設置面よりも高い位置で終端させるように設けられ、
    前記高圧ケーブルは、前記第2の容器構成ユニットの下部に設けられたケーブル引込み口から該第2の容器構成ユニット内に導入されて該第2の容器構成ユニット内で前記一次側開閉器に接続され、
    前記低圧ケーブルは、前記第3の容器構成ユニット内で二次側開閉器に接続されて、前記第3の容器構成ユニットの下部に設けられたケーブル引出し口から外部に引き出され、
    すべての充電部が前記付属機器収納容器内に配置されて外部から隠蔽されていること、
    を特徴とする受配電設備。
  2. 前記第1の容器構成ユニットは、前記ダクト部分の長手方向の中間部の下部にフランジ接続されたアダプタ容器を備えていて、該アダプタ容器の下端に設けられた開口部が前記下部開口部として前記変圧器タンクの上蓋に接続され、
    前記第2の容器構成ユニットは、上端の側面に水平方向に開口した側面開口部を有して該第2の容器構成ユニットの側面開口部が前記第1の容器構成ユニットの長手方向の一端にフランジ接続され、
    前記第3の容器構成ユニットは、上端の側面に水平方向に開口した側面開口部を有して該第3の容器構成ユニットの側面開口部が前記第1の容器構成ユニットの長手方向の他端にフランジ接続されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の受配電設備。
  3. 前記一次側開閉器は、固定接触子と該固定接触子に接離する可動接触子とを有して該可動接触子内に電力ヒューズが内蔵されたヒューズ内蔵型の高圧カットアウトスイッチからなっている請求項1または2に記載の受配電設備。
  4. 前記二次側開閉器は、絶縁樹脂からなるケース内に事故検出部と過負荷電流検出部と電流遮断部とを内蔵していて、事故電流と過負荷電流とを遮断する機能を有する配線用遮断器からなっている請求項1,2または3に記載の受配電設備。
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