JP2011249387A - 基板処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】群管理システムと統計解析システムとが統合された基板処理システムを提供する。
【解決手段】基板処理システムであって、複数の装置30と、装置30からの出力データを収集する群管理システム10と、装置30からの出力データのうち特定イベントに係る出力データを統計解析する統計解析システム20とで構成され、群管理システム10は、装置30からの出力データを受信するデータ受信部11と、受信された出力データを蓄積する装置データDB15と、統計解析システム20が統計解析を行うときに利用するデータである制御データを統計解析制御データ14として蓄積する手段と、を含み、統計解析システム20は、起動時に群管理システム10から制御データを受信し、制御データに基づき統計解析システム20を初期化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造装置など複数の基板処理装置の情報を管理する基板処理システムに関する。
半導体製造分野では、生産履歴や稼動状態等の半導体製造装置の情報を蓄積、閲覧できる群管理システムを使用して、生産効率の向上を図っている。また、半導体製造装置の情報をモニタし、統計解析システムを用いることで、不良解析を行う。
また、半導体製造装置やGUI端末が増加しても、群管理システム内でのデータ検索処理の負荷を増大させず、GUI端末でのデータ検索と表示を迅速に行うシステムが開示されている(例えば特許文献1)。
ここで、従来の基板処理システムの構成を図9に示し、従来の問題点を説明する。従来の群管理システム10Aは、例えば基板処理装置である装置30の集中制御機能や、装置30の出力データの蓄積、閲覧機能があるが、多数の装置群を管理するため、処理性能の問題から装置30の出力データに対して統計解析を用いて高度な不良解析を行うことはできない。また、装置30にメーカ独自の仕様が盛り込まれる場合があるため群管理システム10Aは汎用性に欠ける点もある。
一方従来の統計解析システム20Aは、汎用的なシステムであり、装置30の出力データに対して統計解析を用いた高度な不良解析を行うことができる。統計解析システム20Aは、解析項目に対する特定のデータを特定のイベントにトリガさせて収集しており、解析項目を追加、変更した場合に過去のデータに遡って統計解析を行うことができない。また、汎用的なシステムであるため、装置メー力独自の仕様(機能、データ、インタフェース、等)は反映されず、装置毎の特徴が十分に生かされない場合がある。
このような理由から、従来の基板処理システムでは、群管理システム10Aと統計解析システム20Aとが別々に運用されている。よって、従来の基板処理システムは、群管理システム端末40A、統計解析システム端末40Bの2つの異なる端末が用意され、ユーザは異なるユーザインタフェースを使い分ける必要がある。また従来の基板処理システムでは、互いのデータを相互利用することができないため、相互利用するには、群管理システム10A、統計解析システム20Aそれぞれが個別に装置30から装置データを取得し、データ交換するという手順を踏む必要がある。
また近年、半導体製造装置の不良解析に対する重要度が増しており、新しく設定された解析項目に対してもできる限り迅速に対応する必要がある。しかしながら、統計解析には十分な過去データが必要となるため、統計解析を行う際には、新しく解析項目を設定した後に十分なデータが蓄積されるまで待つか、他のシステムから何らかの方法でデータを取り込む必要がある。この手続きは煩雑であり、また非効率的である。
特開2008−283169号公報
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、複数台の装置の情報を一元管理することができる群管理システムと、装置情報に対して高度な不良解析を行うことができる統計解析システムとを統合させることで、以下の効果を得ることを目的とする。
(1)ユーザインタフェースを統合して使い勝手を向上させる。
(2)群管理装置が収集したデータで統計解析システムのデータを補完して不良解析の精度を向上させる。
(3)不良解析結果を装置群管理で利用して生産性を向上させる。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様に係る基板処理システムは、複数の基板処理装置と、前記複数の基板処理装置からの出力データを収集する群管理装置と、前記複数の基板処理装置からの出力データのうち、特定のイベントに係る出力データを統計解析する統計解析装置とで構成される基板処理システムであって、前記群管理装置は、前記複数の基板処理装置それぞれから送信される出力データを受信する第一のデータ受信手段と、前記第一のデータ受信手段によって受信された出力データを蓄積する第一のデータ管理手段と、前記統計解析装置が統計解析を行うときに利用するデータである制御データを蓄積する第二のデータ管理手段と、を含み、前記統計解析装置は、起動時に前記群管理装置から前記制御データを受信し、該制御データに基づき前記統計解析装置を初期化することを特徴とする。
群管理装置と統計解析装置とを統合し利便性を向上させることができ、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
本実施の形態に係る基板処理システムの構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係る基板処理システムの初期化の動作の一例を示す図である。 本実施の形態に係る、装置30からの装置出力データの流れの一例を示す図である。 本実施の形態に係る、データ解析(統計解析)処理のデータの流れの一例を示す図である。 本実施の形態に係る総合システム端末での表示例を示す図である。 本実施の形態に係る、統計解析データ解析項目の追加、編集、および統計解析用過去データの補完の流れの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る装置30の側面透視図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る装置30の平面透視図の一例を示す図である。 従来の基板処理システムの構成を示す図である。
以下、本実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に、本実施の形態に係る基板処理システムの構成例を示す。基板処理システム1は、群管理システム10、統計解析システム20、複数の装置30、および総合システム端末40で構成される。群管理システム10、統計解析システム20、装置30は、それぞれLAN(Local Area Network)50を介して相互に通信することができる。
群管理システム10は、装置30からの装置出力データを収集し、管理する従来の群管理機能の他に、統計解析システム20を制御するための機能を持つ。
群管理システム10は、装置30から送信される装置出力データを受信するデータ受信部11(第一のデータ受信手段)と、装置出力データを蓄積する装置データDB(Database)15(第一のデータ管理手段)とを有する。また群管理システム10は、統計解析制御データ14を蓄積する手段(第二のデータ管理手段)を有し、これら装置出力データと制御データとは個別に、ハードディスクドライブ、USBメモリ等の不揮発性な記憶装置である不揮発性記憶装置301(格納手段)に格納されている。
また群管理システム10は、データの蓄積、検索を行うデータ管理部13と、統計解析システム20との通信、制御を行う統計解析管理部12を有する。統計解析制御データ14は、ユーザから追加または編集された解析項目が定義されているデータであり、統計解析システム20は統計解析を行うときに統計解析制御データ14の解析項目に則り統計解析を制御する。
統計解析システム20は、装置出力データのうち、特定のイベントに係る装置出力データを統計解析する従来のデータ解析機能の他に、統計解析システム20の起動時に群管理システム10から統計解析制御データ14を受け取り、統計解析システム20を初期化する機能を有する。この初期化には、統計解析を行うときに使用されるデータが含まれる。また統計解析システム20は、解析結果を群管理システム10に通知するための機能を有する。これら各機能は、装置出力データを受信するデータ受信部21と、統計解析制御データ14を受信し統計解析制御データ14に基づき初期化するとともに、解析、結果通知を行うデータ解析部22と、データ解析部22によって解析されたデータを蓄積する解析データDB23とで実現される。解析データDB23は、不揮発性記憶装置302に記憶されている。
総合システム端末40は、群管理システム10とデータの送受信を行うことができるように接続されており、従来の群管理システム端末40Aの機能の他に、統計解析システム20の解析結果を表示する機能や、統計解析システム20の制御データを編集する機能を有する。
群管理システム10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、主記憶装置、および不揮発性記憶装置301を少なくとも有するコンピュータであり、統計解析システム20は、図示しないCPU、主記憶装置、および不揮発性記憶装置302を少なくとも有するコンピュータである。上述の各機能部は、不揮発性記憶装置301、302に予め導入されているプログラム(例えばデータ受信プログラム、統計解析管理プログラム等)が、主記憶装置に展開され、CPUにて実行されることで実現される。また、総合システム端末40は、ユーザに対してのデータの表示や入力を担う入出力部(モニター、プリンタ、キーボード、マウス等)、CPU、主記憶装置、不揮発性記憶装置を有するコンピュータである。装置30は本実施の形態では基板処理装置である。その詳細については後述する。
次に、基板処理システム1の初期化の動作について、図2を参照しつつ説明する。
基板処理システム1の起動時(すなわち、群管理システム10、統計解析システム20の起動時)、群管理システム10の統計解析管理部12は、統計解析制御データ14を取得する(S1)。群管理システム10は、取得データを統計解析システム20のデータ解析部22に送信し、データ解析部22は、統計解析制御データ14を取得し統計解析システム20を初期化する(S2)。
図3に装置30からの装置出力データの流れを示す。装置30から群管理システム10へのデータは、データ受信部11により受信され(S11)、データ管理部13に送られ(S12)、装置データDB15へ蓄積される(S13)。また、データ受信部11は、装置出力データを総合システム端末40へ送り(S14)、総合システム端末40は、装置30の生産履歴や稼動状態を含む情報をリアルタイムに一覧表示する。
装置30から統計解析システム20へのデータは、群管理システム10のデータ受信部11経由で統計解析システム20のデータ受信部21に送信され(S15)、データ解析部22に送信され(S16)、解析データDB23へ蓄積される(S17)。
統計解析システム20では解析に必要なデータのみを扱うため、群管理システム10のデータ受信部11または統計解析システム20のデータ受信部21がデータのフィルタリングを行うか、装置30が「Interface A」などの解析に必要なデータのみを統計解析システム20へ直接送信するような実装であってもよい (S15A)。
図4にデータ解析(統計解析)処理の際のデータの流れを示す。データ解析は特定の区間、特定のデータに対して実施される。統計解析システム20が区間の終了イベントを受信した時(S21)、データ解析部22によってデータ解析(統計解析)が開始される。データ解析部22は、解析データDB23より過去の解析データを取得し(S22)、今回取得したデータと合わせて統計解析を実行する。解析結果は、群管理システム10の統計解析管理部12に送付され(S23)、総合システム端末40へも通知される(S24)。群管理システム10は、解析結果が不良である旨の通知をデータ解析部22から受け取った場合に、担当ユーザに対してメール通知などを行うことも可能である。
図5に解析結果の表示例を示す。総合システム端末40では、装置30それぞれの状態をリアルタイムで一覧表示することができる。装置情報一覧画面(図5(A)参照)では、装置30それぞれの情報と共に、統計解析システム20から通知されたデータ解析結果の未読数(一度も参照されていない解析結果の数)を表示する(図5(A)の「統計解析」欄)。尚、この装置情報一覧画面では、装置30の識別名称である「装置」、データ解析結果の未読数である「統計解析」、装置30で不具合が発生した総件数である「アラーム」、現在の装置30の状態を示す「ステータス」の各項目が少なくとも表示される。この装置情報一覧画面でデータ解析結果の未読数がクリック選択されることで、総合システム端末40は、対象装置のデータ解析結果一覧画面を表示する(図5(B)参照)。データ解析結果一覧画面では、未読データを含む過去の解析結果の情報を一覧表示する。尚、一覧表示される項目は、解析種別の名称である「項目」、解析した「日時」、解析した「結果」、およびその「詳細情報」である。
データ解析結果一覧画面でユーザ所望の解析結果が選択されることで、解析内容を表すグラフ画面が表示される(図5(C)参照)。この詳細データは、群管理システム10の統計解析管理部12を経由して、統計解析システム20の解析データDB23より取得される。
次に、図6を参照しつつ統計解析データ解析項目の追加、編集、および統計解析用過去データの補完の流れを説明する。統計解析データ解析項目の追加、編集は、総合システム端末40の統計解析編集画面で実施される(S31)。追加、編集された解析項目は群管理システム10の統計解析管理部12に通知され(S32)、統計解析制御データ14として不揮発性記憶装置301に格納される(S33)。統計解析管理部12は、解析項目の追加、編集の発生を統計解析システム20のデータ解析部22に通知する(S34)。通知を受けたデータ解析部22は、この新しい統計解析制御データ14を群管理システム10の統計解析管理部12を介して受け取り(S35A、S35B)、統計解析システム20の解析項目を更新する。
またデータ解析部22は、新しい解析項目に関して統計解析を行うため、群管理システム10のデータ管理部13に対して必要な過去データの要求を行い(S36)、データ管理部13は、装置データDB15に蓄積されている過去データを取得し、データ解析部22に送信する(S37)。データ解析部22は、受信した過去データを解析データDB23へ格納する(S38)。このように過去データを取得しておくことで、統計解析システム20は次回のデータ解析において信頼性のある統計解析が可能となる。
次に、本実施の形態の装置30について説明する。本実施の形態において、装置30は、一例として、半導体装置(IC)の製造方法における処理工程を実施する半導体製造装置として構成されている。尚、以下の説明では、基板処理装置として基板に酸化、拡散処理やCVD処理などを行なう縦型の装置(以下、単に処理装置という)を適用した場合について述べる。図7は、本発明に適用される処理装置の側面透視図として示されている。また、図8は図7に示す処理装置の平面透視図である。
図7及び図8に示されているように、シリコン等からなるウエハ(基板)200を収納したウエハキャリアとしてフープ(基板収容器、以下ポッドという。)110が使用されている処理装置100は、筐体111を備えている。筐体111の正面壁の正面前方部には、メンテナンス可能なように設けられた開口部としての正面メンテナンス口103が開設され、この正面メンテナンス口103を開閉する正面メンテナンス扉104、104bがそれぞれ建て付けられている。
筐体111の正面壁には、ポッド搬入搬出口(基板収容器搬入搬出口)112が筐体111の内外を連通するように開設されており、ポッド搬入搬出口112は、フロントシャッタ(基板収容器搬入搬出口開閉機構)113によって開閉されるようになっている。また、ポッド搬入搬出口112の正面前方側にはロードポート(基板収容器受渡し台)114が設置されており、ロードポート114はポッド110を載置されて位置合わせするように構成されている。ポッド110はロードポート114上に工程内搬送装置(図示せず)によって搬入され、かつ、ロードポート114上から搬出されるようになっている。
筐体111内の前後方向の略中央部における上部には、回転式ポッド棚(基板収容器載置棚)105が設置されており、回転式ポッド棚105は複数個のポッド110を保管するように構成されている。すなわち、回転式ポッド棚105は、垂直に立設されて水平面内で間欠回転される支柱116と、支柱116に上下四段の各位置において放射状に支持された複数枚の棚板(基板収容器載置台)117とを備えており、複数枚の棚板117は、ポッド110を複数個宛それぞれ載置した状態で保持するように構成されている。
筐体111内におけるロードポート114と回転式ポッド棚105との間には、ポッド搬送装置(基板収容器搬送装置)118が設置されており、ポッド搬送装置118は、ポッド110を保持したまま昇降可能なポッドエレベータ(基板収容器昇降機構)118aと、搬送機構としてのポッド搬送機構(基板収容器搬送機構)118bとで構成されており、ポッド搬送装置118は、ポッドエレベータ118aとポッド搬送機構118bとの連続動作により、ロードポート114、回転式ポッド棚105、ポッドオープナ(基板収容器蓋体開閉機構)121との間で、ポッド110を搬送するように構成されている。
筐体111内の前後方向の略中央部における下部には、サブ筐体119が後端にわたって構築されている。サブ筐体119の正面壁119aには、ウエハ200をサブ筐体119内に対して搬入搬出するためのウエハ搬入搬出口(基板搬入搬出口)120が一対、垂直方向に上下二段に並べられて開設されており、上下段のウエハ搬入搬出口120、120には、一対のポッドオープナ121、121がそれぞれ設置されている。
ポッドオープナ121は、ポッド110を載置する載置台122、122と、ポッド110のキャップ(蓋体)を着脱するキャップ着脱機構(蓋体着脱機構)123、123とを備えている。ポッドオープナ121は、載置台122に載置されたポッド110のキャップをキャップ着脱機構123によって着脱することにより、ポッド110のウエハ出し入れ口を開閉するように構成されている。
サブ筐体119は、ポッド搬送装置118や回転式ポッド棚105の設置空間から流体的に隔絶された移載室124を構成している。移載室124の前側領域にはウエハ移載機構(基板移載機構)125が設置されており、ウエハ移載機構125は、ウエハ200を水平方向に回転ないし直動可能なウエハ移載装置(基板移載装置)125a及びウエハ移載装置125aを昇降させるためのウエハ移載装置エレベータ(基板移載装置昇降機構)125bとで構成されている。これら、ウエハ移載装置エレベータ125b及びウエハ移載装置125aの連続動作により、ウエハ移載装置125aのツイーザ(基板保持体)125cをウエハ200の載置部として、ボート(基板保持具)217に対してウエハ200を装填(チャージング)及び脱装(ディスチャージング)するように構成されている。
図7に示されているように、移載室124のウエハ移載装置エレベータ125b側と反対側である右側端部には、清浄化した雰囲気もしくは不活性ガスであるクリーンエア133を供給するように、供給フアン及び防塵フィルタで構成されたクリーンユニット134が設置されており、ウエハ移載装置125aとクリーンユニット134との間には、ウエハの円周方向の位置を整合させる基板整合装置としてのノッチ合わせ装置135が設置されている。
クリーンユニット134から吹き出されたクリーンエア133は、ノッチ合わせ装置135およびウエハ移載装置125aに流通された後に、図示しないダクトにより吸い込まれて、筐体111の外部に排気がなされるか、もしくはクリーンユニット134の吸い込み側である一次側(供給側)にまで循環され、再びクリーンユニット134によって、移載室124内に吹き出されるように構成されている。
移載室124の後側領域には、大気圧未満の圧力(以下、負圧という。)を維持可能な機密性能を有する筐体(以下、耐圧筐体という。)140が設置されており、この耐圧筐体140によりボート217を収容可能な容積を有するロードロック方式の待機室であるロードロック室141が形成されている。
耐圧筐体140の正面壁140aにはウエハ搬入搬出開口(基板搬入搬出開口)142が開設されており、ウエハ搬入搬出開口142はゲートバルブ(基板搬入搬出口開閉機構)143によって開閉されるようになっている。耐圧筐体140の一対の側壁には、ロードロック室141へ窒素ガスを給気するためのガス供給管144と、ロードロック室141を負圧に排気するための排気管145とがそれぞれ接続されている。
ロードロック室141上方には、処理炉202が設けられている。処理炉202の下端部は炉口ゲートバルブ(炉口開閉機構)147により開閉されるように構成されている。耐圧筐体140の正面壁140aの上端部には、炉口ゲートバルブ147を処理炉202の下端部の開放時に収容する炉口ゲートバルブカバー149が取り付けられている。
図7に示されているように、耐圧筐体140にはボート217を昇降させるためのボートエレベータ(基板保持具昇降機構)が設置されている。ボートエレベータ115に連結された連結具としてのアーム128には蓋体としてのシールキャップ219が水平に据え付けられており、シールキャップ219はボート217を垂直に支持し、処理炉202の下端部を閉塞可能なように構成されている。
ボート217は複数本の保持部材を備えており、複数枚(例えば、50枚〜125枚程度)のウエハ200をその中心を揃えて垂直方向に整列させた状態で、それぞれ水平に保持するように構成されている。
次に、図7及び図8に示す処理装置の動作について説明する。図7及び図8に示されているように、ポッド110がロードポート114に供給されると、ポッド搬入搬出口112がフロントシャッタ113によって開放され、ロードポート114の上のポッド110はポッド搬送装置118によって筐体111の内部へポッド搬入搬出口112から搬入される。
搬入されたポッド110は、回転式ポッド棚105の指定された棚板117へポッド搬送装置118によって自動的に搬送されて受け渡され、一時的に保管された後、棚板117から一方のポッドオープナ121に搬送されて載置台122に移載されるか、もしくは直接ポッドオープナ121に搬送されて載置台122に移載される。この際、ポッドオープナ121のウエハ搬入搬出口120はキャップ着脱機構123によって閉じられており、移載室124にはクリーンエア133が流通され、充満されている。例えば、移載室124にはクリーンエア133として窒素ガスが充満することにより、酸素濃度が20ppm以下と、筐体111の内部(大気雰囲気)の酸素濃度よりも遥かに低く設定されている。
載置台122に載置されたポッド110はその開口側端面がサブ筐体119の正面壁119aにおけるウエハ搬入搬出口120の開口縁辺部に押し付けられるとともに、そのキャップがキャップ着脱機構123によって取り外され、ポッド110のウエハ出し入れ口が開放される。また、予め内部が大気圧状態とされていたロードロック室141のウエハ搬入搬出開口142がゲートバルブ143の動作により開放されると、ウエハ200はポッド110からウエハ移載装置125aのツイーザ125cによってウエハ出し入れ口を通じてピックアップされ、ノッチ合わせ装置135にてウエハを整合した後、ウエハ搬入搬出開口142を通じてロードロック室141に搬入され、ボート217へ移載されて装填(ウエハチャージング)される。ボート217にウエハ200を受け渡したウエハ移載装置125aはポッド110に戻り、次のウエハ110をボート217に装填する。
この一方(上段または下段)のポッドオープナ121におけるウエハ移載装置125によるウエハのボート217への装填作業中に、他方(下段または上段)のポッドオープナ121には回転式ポッド棚105ないしロードポート114から別のポッド110がポッド搬送装置118によって搬送され、ポッドオープナ121によるポッド110の開放作業が同時進行される。
予め指定された枚数のウエハ200がボート217装填されると、ウエハ搬入搬出開口142がゲートバルブ143によって閉じられ、ロードロック室141は排気管145から真空引きされることにより、減圧される。
ロードロック室141が処理炉202内の圧力と同圧に減圧されると、処理炉202の下端部が炉口ゲートバルブ147によって開放される。このとき、炉口ゲートバルブ147は炉口ゲートバルブカバー149の内部に搬入されて収容される。
続いて、シールキャップ219がボートエレベータ115の昇降台161によって上昇されて、シールキャップ219に支持されたボート217が処理炉202内へ搬入(ローディング)されて行く。
ローディング後は、処理炉202にてウエハ200に任意の処理が実施される。そして、処理後は、ボートエレベータ115によりボート217が引き出され、更に、ロードロック室140内部を大気圧に復圧させた後にゲートバルブ143が開かれる。その後は、ノッチ合わせ装置135でのウエハの整合工程を除き、概上述の逆の手順で、ウエハ200およびポッド110は筐体111の外部へ払出される。
尚、本実施の形態の操作端末である総合システム端末40は、装置30と同様のフロア(クリーンルーム)に配置される必要はなく、例えば、LAN接続された外部(例えば事務所)に配置されてもよい。また、装置30は、本実施の形態では基板処理装置として説明し、特に半導体製造装置として説明したが、半導体製造装置だけでなくLCD装置のようなガラス基板を処理する装置にも適用できる。他の基板処理装置である露光装置、塗布装置、乾燥装置、加熱装置等にも適用可能である。
また、成膜処理には、例えば、CVD、PVD、酸化膜、窒化膜を形成する処理、金属を含む膜を形成する処理等を含む。更に、アニール処理、酸化処理、窒化処理、拡散処理等の処理でも構わない。
以上、本実施の形態において好ましい形態における基板処理システムは、複数の基板処理装置と、前記複数の基板処理装置からの出力データを収集する群管理装置と、前記複数の基板処理装置からの出力データのうち、特定のイベントに係る出力データを統計解析する統計解析装置とで構成される基板処理システムであって、前記群管理装置は、前記複数の基板処理装置それぞれから送信される出力データを受信する第一のデータ受信手段と、前記第一のデータ受信手段によって受信された出力データを蓄積する第一のデータ管理手段と、ユーザから追加または編集された解析項目が定義されているデータであって、前記統計解析装置が統計解析を行うときに前記解析項目に則り統計解析を制御するデータである制御データを蓄積する第二のデータ管理手段と、前記出力データと前記制御データを個別に格納する格納手段と、を含み、前記統計解析装置は、該統計解析装置の起動時に前記群管理装置から前記制御データを受信し、該制御データに基づき前記統計解析装置を初期化する。
また、本実施の形態の基板処理システムにおいて、前記統計解析装置は、前記基板処理装置から送信される特定のイベントに係る出力データ又は前記群管理装置から送信される特定の出力データにフィルタリングされた出力データを受信する前記第二のデータ受信手段と、前記出力データを前記制御データに基づき統計解析するデータ解析手段と、該統計解析された解析データを蓄積する蓄積手段とを含むものである。
また本実施の形態の基板処理システムは、更に、前記解析データの表示、または前記制御データの編集を含む機能を有する操作端末を有し、前記操作端末は、前記複数の基板処理装置の出力データに基づいて、生産履歴や稼動状態を含む情報をリアルタイムに一覧表示する。
本実施の形態において好ましい形態における群管理装置は、複数の基板処理装置と、前記複数の基板処理装置からの出力データを収集する群管理装置と、前記複数の基板処理装置からの出力データのうち、特定のイベントに係る出力データを統計解析する統計解析装置とで構成される基板処理システムの群管理装置であって、前記群管理装置は、前記複数の基板処理装置それぞれから送信される出力データを受信する第一のデータ受信手段と、前記第一のデータ受信手段によって受信された出力データを蓄積する第一のデータ管理手段と、ユーザから追加または編集された解析項目が定義されているデータであって、前記統計解析装置が統計解析を行うときに前記解析項目に則り統計解析を制御するデータであり、且つ、前記統計解析装置が起動するときに利用されるデータである制御データを蓄積する第二のデータ管理手段と、前記出力データと前記制御データを個別に格納する格納手段と、を含む。
また、実施の形態において好ましい形態における統計解析方法は、複数の基板処理装置と、前記複数の基板処理装置からの出力データを収集する群管理装置と、前記複数の基板処理装置からの出力データのうち、特定のイベントに係る出力データを統計解析する統計解析装置とで構成される基板処理システムの統計解析方法であって、前記群管理装置が、前記複数の基板処理装置それぞれから送信される出力データを受信し、受信された出力データを蓄積し、ユーザから追加または編集された解析項目が定義されているデータであって、前記統計解析装置が統計解析を行うときに前記解析項目に則り統計解析を制御するデータである制御データを蓄積し、前記出力データと前記制御データを個別に格納し、前記統計解析装置が、該統計解析装置の起動時に前記群管理装置から前記制御データを受信し、該制御データに基づき前記統計解析装置を初期化し、前記複数の基板処理装置の統計解析を行う。
また、実施の形態において好ましい形態におけるデータ収集方法は、複数の基板処理装置と、前記複数の基板処理装置からの出力データを収集する群管理装置と、前記複数の基板処理装置からの出力データのうち、特定のイベントに係る出力データを統計解析する統計解析装置とで構成される基板処理システムのデータ収集方法であって、前記群管理装置が、前記複数の基板処理装置それぞれから送信される出力データを受信し、受信された出力データを蓄積し、ユーザから追加または編集された解析項目が定義されているデータであって、前記統計解析装置が統計解析を行うときに前記解析項目に則り統計解析を制御するデータである制御データを蓄積し、前記出力データと前記制御データを個別に格納し、前記統計解析装置が、該統計解析装置の起動時に前記群管理装置から前記制御データを受信し、該制御データに基づき前記統計解析装置を初期化し、前記複数の基板処理装置の統計解析を行い、その解析結果を蓄積する。
1 基板処理システム、10 群管理システム、11 データ受信部、12 統計解析管理部、13 データ管理部、14 統計解析制御データ、15 装置データDB、20 統計解析システム、21 データ受信部、22 データ解析部、23 解析データDB、30 装置、40 総合システム端末、50 LAN、100 処理装置、301、302 不揮発性記憶装置。

Claims (1)

  1. 複数の基板処理装置と、前記複数の基板処理装置からの出力データを収集する群管理装置と、前記複数の基板処理装置からの出力データのうち、特定のイベントに係る出力データを統計解析する統計解析装置とで構成される基板処理システムであって、
    前記群管理装置は、
    前記複数の基板処理装置それぞれから送信される出力データを受信する第一のデータ受信手段と、
    前記第一のデータ受信手段によって受信された出力データを蓄積する第一のデータ管理手段と、
    前記統計解析装置が統計解析を行うときに利用するデータである制御データを蓄積する第二のデータ管理手段と、
    を含み、
    前記統計解析装置は、起動時に前記群管理装置から前記制御データを受信し、該制御データに基づき前記統計解析装置を初期化する
    基板処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102482167B1 (ko) * 2022-04-27 2022-12-28 주식회사 솔텍크 서브 컴포넌트 모니터링 시스템 및 방법

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