JP2011247830A - 水室内作業装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体を安定して水室内に支持し、かつ容易に移動させること。
【解決手段】蒸気発生器130の水室131の内部で所定の作業を行う水室内作業装置1であって、伸縮可能に形成された支持シャフト2と、支持シャフト2の両端部にそれぞれ設けられ、支持シャフト2の伸長により水室131の内壁面131aに接触しつつ、垂直な軸心の廻りに輪転可能に設けられた輪転手段3と、支持シャフト2に沿って移動可能に設けられた移動体4とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、蒸気発生器の水室内で所定の作業を行う水室内作業装置に関する。
原子力プラントに設けられる蒸気発生器の水室内での作業は、作業員による作業量が低減されることが好ましい。よって、従来、水室内に水室内作業装置を導入し、水室内作業装置を遠隔操作することで水室内での作業を行う技術がある。
例えば、特許文献1には、蒸気発生器の多数の伝熱管の探傷検査を行う水室内作業装置(遠隔検査装置)が開示されている。この水室内作業装置は、クランプ軸を蒸気発生器に設けられる複数の伝熱管に挿入することで、歩行案内ロボット(以下、移動体という)を蒸気発生器の管板に釣り下がるように支持している。そして、移動体は、伝熱管に対してクランプ軸を差し替えることで管板に沿って移動する。
特開平10−227765号公報
しかしながら、特許文献1に記載の水室内作業装置のように、移動体が管板に釣り下がる態様の水室内作業装置では、移動体が管板から落下しないように十分に設計が練られ、また、移動体が管板から落下しないように慎重に遠隔操作されている。この結果、移動体を安定して管板に沿わせるためには、移動体の設計が複雑になったり、また、移動体を慎重に遠隔操作するために作業時間が増大したりするおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、移動体を安定して水室内に支持し、かつ容易に移動させることのできる水室内作業装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の水室内作業装置は、蒸気発生器の水室の内部で所定の作業を行う水室内作業装置であって、伸縮可能に形成された支持シャフトと、前記支持シャフトの両端部にそれぞれ設けられ、前記支持シャフトの伸長により前記水室の内壁面に接触しつつ、垂直な軸心の廻りに輪転可能に設けられた輪転手段と、前記支持シャフトに沿って移動可能に設けられた移動体と、を備えたことを特徴とする。
この水室内作業装置によれば、支持シャフトが自身の伸長により水室内に架け渡され、当該支持シャフトに沿って移動体が移動する。このため、移動体を安定して水室内に支持し、かつ容易に移動させることができる。しかも、支持シャフトが輪転手段の輪転により水平方向に移動する。このため、支持シャフトを架け渡した別の領域に移動体を移動させることができる。
また、本発明の水室内作業装置は、前記支持シャフトが、常に伸長する方向に付勢する伸長機構を有し、前記輪転手段が、輪転を駆動される駆動機構を有することを特徴とする。
この水室内作業装置によれば、支持シャフトの伸長と、輪転手段の輪転駆動により、支持シャフトの水平移動を遠隔操作することができる。
また、本発明の水室内作業装置は、前記支持シャフトが、伸縮を駆動される伸縮機構を有することを特徴とする。
この水室内作業装置によれば、支持シャフトの伸縮機構により、支持シャフトの水平移動を遠隔操作することができる。
また、本発明の水室内作業装置は、前記支持シャフトに基端が水平方向に揺動可能に設けられ、その先端に前記輪転手段が設けられていると共に、伸縮可能に設けられ、前記移動体を移動可能に支持する揺動シャフトをさらに備えることを特徴とする。
水室は、その内壁面が1/4球形に形成されており、移動体を管板の隅々まで移動させることが難しい。この点、この水室内作業装置によれば、揺動シャフトにより、水室の円弧形状に沿って揺動シャフトを揺動させつつ、この揺動シャフトに沿って移動体を移動させることで、移動体を管板の隅々まで移動させることができる。
また、本発明の水室内作業装置は、前記支持シャフトおよび前記揺動シャフトが、常に伸長する方向に付勢する伸長機構を有し、前記輪転手段が、輪転を駆動される駆動機構を有することを特徴とする。
この水室内作業装置によれば、支持シャフトおよび揺動シャフトの伸長と、輪転手段の輪転駆動により、支持シャフトの水平移動を遠隔操作することができる。
また、本発明の水室内作業装置は、前記支持シャフトおよび前記揺動シャフトが、伸縮を駆動される伸縮機構を有することを特徴とする。
この水室内作業装置によれば、支持シャフトおよび揺動シャフトの伸縮機構により、支持シャフトの水平移動を遠隔操作することができる。
また、本発明の水室内作業装置は、前記伸縮機構を有する構成において、前記輪転手段が、輪転を駆動される駆動機構を有することを特徴とする。
この水室内作業装置によれば、支持シャフト(および揺動シャフト)の伸縮と、輪転手段の輪転駆動により、支持シャフトの水平移動を遠隔操作することができる。
また、本発明の水室内作業装置は、前記輪転手段が、水平な軸心の廻りに輪転する態様で輪転方向を可変する輪転方向変更機構を有することを特徴とする。
この水室内作業装置によれば、輪転方向変更機構を有することで、本水室内作業装置を水室内に設置する際、輪転手段が輪転しつつ水室内を垂直移動させることができる。この結果、移動体を容易に移動させ、本水室内作業装置の設置を容易に行うことができる。
また、本発明の水室内作業装置は、前記移動体に設けられた作業装置から延在する作業チューブを、当該移動体の移動に伴って案内する案内手段をさらに備えたことを特徴とする。
この水室内作業装置によれば、移動体の移動に伴って作業チューブに余分な弛みが発生したり、必要以上に張り詰めたりすることがなく、作業チューブに係る摩擦抵抗を低減しつつ作業チューブを円滑に案内することができる。
また、本発明の水室内作業装置は、前記支持シャフトと前記水室の管板との相互間の最短接近位置を規制するシャフト位置規制手段をさらに備えたことを特徴とする。
この水室内作業装置によれば、支持シャフトと管板との相互間距離を維持することで、移動体による作業位置を容易に位置決めでき、作業を容易に行うことができる。
また、本発明の水室内作業装置は、前記移動体と前記輪転手段との相互間の最短接近位置を検出する移動体位置検出手段をさらに備えたことを特徴とする。
この水室内作業装置によれば、移動体が輪転手段に衝突する事態を防ぐので、移動体の遠隔操作を容易に行うことができる。
また、本発明の水室内作業装置は、前記移動体が、所定の作業として前記蒸気発生器に設けられた伝熱管に対して当該伝熱管に形成された傷を探査する探傷検査手段を備えることを特徴とする。
伝熱管は、管板の下向きの面に開口しており、この伝熱管の傷を探査するには、下側からプローブを挿入する必要がある。しかも、水室は、その内壁面が1/4球形に形成されており、装置の固定が難しい。この点、本水室内作業装置によれば、伸縮可能に設けられた支持シャフトと、支持シャフトの両端部にそれぞれ設けられ、支持シャフトの伸長により水室の内壁面に接触しつつ、垂直な軸心の廻りに輪転移動可能に設けられた輪転手段と、支持シャフトに沿って移動可能に設けられた移動体とを備えることから、伝熱管の傷の探査に適している。この結果、伝熱管の傷の探査を行うに当たり、移動体を安定して水室内に支持し、かつ容易に移動させる顕著な効果を得ることができる。
また、本発明の水室内作業装置は、前記移動体の移動位置を撮像する撮像手段を備えることを特徴とする。
この水室内作業装置によれば、支持シャフトおよび移動体の位置を、水室の外部から確認できるので、作業員が放射線に曝される時間を短縮することができ、安全な作業を提供することができる。
本発明によれば、移動体を安定して水室内に支持し、かつ容易に移動させることができる。
図1は、一般的な原子力プラントの構成図である。 図2は、図1に示す原子力プラントにおける蒸気発生器の水室の構成図である。 図3は、図2のA−A断面図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係る水室内作業装置を示す側面図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係る水室内作業装置を示す平面図である。 図6は、本発明の実施の形態1に係る水室内作業装置の支持シャフトの概略構成図である。 図7は、本発明の実施の形態1に係る水室内作業装置の移動体の概略構成図である。 図8は、本発明の実施の形態2に係る水室内作業装置の輪転方向変更機構を示す側面図である。 図9は、本発明の実施の形態2に係る水室内作業装置を示す側面図である。 図10は、本発明の実施の形態3に係る水室内作業装置を示す平面図である。 図11は、本発明の実施の形態4に係る水室内作業装置の支持シャフトを示す概略構成図である。
以下に、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、一般的な原子力プラントを示す。原子力プラント100は、例えば、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)がある。この原子力プラント100は、構造物としての原子炉容器110、加圧器120、蒸気発生器130およびポンプ140が、一次冷却材管150により順次連結されて、一次冷却材の循環経路が構成されている。また、蒸気発生器130とタービン(図示省略)との間には、二次冷却材の循環経路が構成されている。
この原子力プラント100では、一次冷却材が原子炉容器110にて加熱されて高温・高圧となり、加圧器120にて加圧されて圧力を一定に維持されつつ、一次冷却材管150を介して蒸気発生器130に供給される。蒸気発生器130では、一次冷却材が入口側水室131に流入し、この入口側水室131からU字状で複数本の伝熱管132に供給される。そして、伝熱管132にて一次冷却材と二次冷却材との熱交換が行われることにより、二次冷却材が蒸発して蒸気となる。熱交換により蒸気となった二次冷却材は、タービンに供給される。タービンは、二次冷却材の蒸発により駆動される。そして、タービンの動力が発電機(図示省略)に伝達されて発電される。タービンの駆動に供された蒸気は、凝縮して水となり蒸気発生器130に供給される。一方、熱交換後の一次冷却材は、一次冷却材管150を介してポンプ140側に回収される。
図2および図3に示すように、蒸気発生器130は、入口側水室131に入口管台135が設けられている。入口管台135は、入口側の一次冷却材管150が溶接されて接続される。また、蒸気発生器130は、出口側水室133に出口管台136が設けられている。出口管台136は、出口側の一次冷却材管150が溶接されて接続される。入口側水室131と出口側水室133とは、天井部に管板137が設置されていると共に、仕切板134を介して仕切られている。管板137は、伝熱管132の下端部を支持し、かつ蒸気発生器130の上部と各水室131,133とを区画するものである。また、入口側水室131および出口側水室133は、作業員が水室131,133内に出入りするためのマンホール138が設けられている。なお、入口側水室131および出口側水室133は、1/4球形に形成されている。
[実施の形態1]
以下、本実施の形態の水室内作業装置1について説明する。図4は、本実施の形態に係る水室内作業装置を示す側面図であり、図5は、本実施の形態に係る水室内作業装置を示す平面図であり、図6は、本実施の形態に係る水室内作業装置の支持シャフトの概略構成図であり、図7は、本実施の形態に係る水室内作業装置の移動体の概略構成図である。
図4および図5に示すように、水室内作業装置1は、蒸気発生器130の水室131,133(図4および図5では入口側水室131を示し、以下の説明では、水室として出口側水室133を含み入口側水室の符号131を用いる。)の内部で所定の作業を行うものである。所定の作業とは、本実施の形態では、例えば、伝熱管132の傷を探査する作業である渦流探傷検査(ECT:Eddy Current Testing)とする。この水室内作業装置1は、支持シャフト2と、輪転手段3と、移動体4とを備えている。
支持シャフト2は、棒状のもので、その長手方向に伸縮可能に形成されている。支持シャフト2は、図6に示すように、複数(少なくとも2つ)に分割された分割シャフト21で構成され、各分割シャフト21の合わせ部分において、一方が他方に挿入されていることで長手方向に伸縮する。また、支持シャフト2は、図には明示しないが、分割シャフト21同士の合わせ部分に絞りが形成され、最も伸長した状態で合わせ部分が分離しないように構成されている。なお、支持シャフト2は、最も伸長した状態では、水室131の水平方向の内径が最も長い部分と同等または長くなる。なお、支持シャフト2の断面形状は、特に限定はない。
また、支持シャフト2は、図6に示すように、常に伸長する方向に付勢する伸長機構22を有している。伸長機構22は、例えば、支持シャフト2内に設けられた圧縮バネとして構成され、分割シャフト21間を相互に押し伸ばすように作用する。
輪転手段3は、図4および図5に示すように、支持シャフト2の両端にそれぞれ設けられており、当該支持シャフト2の端部に取り付けられたフレーム31に、垂直な軸心の廻りに回転可能にローラ32が設けられている。このため、輪転手段3は、支持シャフト2の伸長によって水室131の内壁面131aに接触しつつ、水室131の内壁面131aに沿って水平方向に輪転移動する。ここで、水室131の内壁面131aとは、仕切板134および管板137を除き、水室131内の球形をなす壁面を示す。
また、輪転手段3は、ローラ32を回転させる駆動機構33を有している。駆動機構33は、モータ33aと、このモータ33aの回転をローラ32に伝達する回転伝達部33bとで構成されている。また、駆動機構33のモータ33aは、ブレーキ付モータが適用される。ブレーキ付モータが適用されることにより、輪転手段3が駆動機構33により輪転することで支持シャフト2が移動した位置を維持することが可能である。ブレーキ付モータは、例えば、無励磁時に作動して制動力を生じるものがある。この駆動機構33により、輪転手段3は、水室131の内壁面131aに沿う移動を駆動される。
移動体4は、図4および図5に示すように、支持シャフト2に沿って移動可能に設けられている。この移動体4は、支持シャフト2の外面に接触する車輪41と、当該車輪41の回転軸42を回転可能に支持する車体43と、回転軸42を回転させる駆動モータ44とで構成されている。車輪41は回転軸42の両端にそれぞれ設けられている。回転軸42の両端に車輪41を設けた車軸ユニットは、支持シャフト2を間に挟むように支持シャフト2の上下に1対設けられている。また、1対の車軸ユニットは、複数設けられている(図4および図5では2つ設けられた形態を示す)。また、駆動モータ44は、少なくとも1つの車軸ユニットに対し回転軸42を回転させるように設けられている。このような移動体4は、駆動モータ44の駆動により回転軸42を介して車輪41が回転することで、支持シャフト2に沿って車体43が移動する。
また、移動体4は、支持シャフト2が複数の場合(図5では支持シャフト2が2つ設けられた形態を示す)、上下から各車輪41が各支持シャフト2を挟むように構成されている。このため、移動体4は、2つの支持シャフト2を平行な配置に維持する。また、上記のごとく、支持シャフト2は、伸長機構22により常に伸長する方向に付勢されていることから、水室131内において、球形の内壁面131aに輪転手段3が接触した状態で、2つの支持シャフト2が水平方向に平行に配置される。
なお、移動体4は、支持シャフト2が2つを超える複数の場合、この支持シャフト2の数に応じて車輪41を備えていてもよい。なお、車輪41は、支持シャフト2に嵌合する凹部が設けられている。これにより、支持シャフト2に沿って安定して車輪41が転動することが可能であり、しかも支持シャフト2が1つの場合に、支持シャフト2の長手方向を軸に回転する事態を防ぐことが可能である。さらに、支持シャフト2が1つの場合、車体43を支持シャフト2に安定して設置するため、釣り合い錘としてのバランサを設けることが好ましい。また、移動体4は、駆動モータ44の駆動により移動する構成に限らず、例えば、ケーブルなどで水室131の外部から牽引することで、支持シャフト2に沿って移動する構成であってもよい。
また、移動体4は、図7に示すように、車輪41にサスペンション機構45が設けられている。サスペンション機構45は、回転軸42と車体43とを連結するように設けられ、回転軸42と車体43との相互間を離隔させる方向に付勢する。上述したように、支持シャフト2は、複数(少なくとも2つ)の分割シャフト21で構成されており、各分割シャフト21の合わせ部分に段部が形成される。サスペンション機構45は、この段部の凹凸を車体43に伝えない緩衝機能と、車輪41を支持シャフト2に対して押さえつける機能とを持ち、移動体4の移動を安定させる。
また、移動体4は、所定の作業を行うための作業装置5が設けられている。作業装置5は、本実施の形態において、渦流探傷検査を行うプローブ(探傷検査手段)5とする。プローブ5は、伝熱管132に挿入されるもので、車体43に取り付けられたプローブ支持体51によって支持されている。本実施の形態では、プローブ5は、複数本(例えば4本)の伝熱管132に挿入されて各伝熱管132の検査を纏めて行えるように複数(4本)設けられている。プローブ5は、作業チューブ52に挿入され、この作業チューブ52内で摺動操作されることで伝熱管132に挿脱される。この作業チューブ52は、図4に示すように、マンホール138から水室131の外部に引き出される。
なお、プローブ5は、移動体4の移動方向の端部に設けられているが、例えば、移動体4の移動方向の側部に設けられていてもよい。すなわち、プローブ5の移動体4への取付位置は、限定されるものではなく、支持シャフト2の位置に応じて検査に適した位置に取り付ければよい。
なお、所定の作業を行うための作業装置は、上記プローブ5以外に、管板137の周縁などの水室131内の溶接部におけるクラックなどを検査する検査装置や、溶接部の補修のための切削装置や、切削後に溶接を行うための溶接装置などの作業装置であってもよい。
また、図4に示すように、水室内作業装置1は、マンホール138の縁部に、移動体4に設けられたプローブ5から延在する作業チューブ52を、移動体4の移動に伴って案内する案内手段6が設けられている。案内手段6は、マンホール138の縁部に取り付けられたプーリとして構成され、移動体4の移動に伴ってマンホール138から水室131内に押し引きされる作業チューブ52に余分な弛みが発生したり、必要以上に張り詰めたりすることがなく、作業チューブ52に係る摩擦抵抗を低減しつつ作業チューブ52を案内する。
また、図4および図5に示すように、水室内作業装置1は、シャフト位置規制手段7が設けられている。シャフト位置規制手段7は、輪転手段3のフレーム31の上面において、水平な軸心の廻りに回転可能に設けられたローラとして構成されている。このシャフト位置規制手段7は、図4に示すように、管板137に接触することで、支持シャフト2と管板137との相互間の最短接近位置を規制する。そして、シャフト位置規制手段7は、ローラとして構成されているため、輪転手段3による水室131の内壁面131aに沿う移動に伴って、管板137に接触して支持シャフト2と管板137との相互間の最短接近位置を維持しつつ、前記移動を阻害することなく案内する。
また、図4に示すように、水室内作業装置1は、移動体4の移動方向の前端および後端に設けられたスイッチ81と、輪転手段3のフレーム31に設けられて当該スイッチ81を作動させる作動部82とからなる移動体位置検出手段8が設けられている。この移動体位置検出手段8は、移動体4が移動することで、移動体4と輪転手段3とが相互間の最短接近位置、すなわち移動体4が輪転手段3に衝突せずに最も接近した位置を検出するものである。この移動体位置検出手段8は、例えば、スイッチ81および作動部82として、リミットスイッチおよびスイッチ作動突起や、投受光センサおよび遮光板がある。なお、移動体位置検出手段8は、移動方向の前端および後端に作動部82が設けられ、スイッチ81が輪転手段3に設けられていてもよい。
また、水室内作業装置1は、図4に示すように、移動体4の移動位置を撮像するカメラ(撮像手段)9,10を備える。カメラ9は、水室131内に設置され、移動体4の移動位置を水室131の外部から確認するものである。カメラ9は、必要に応じて水室131内の撮像位置を変えたり、要所を拡大したりすることが可能に構成されていることが好ましい。また、カメラ10は、移動体4の車体43に設置され、移動体4の移動において、プローブ5の伝熱管132に対応する位置を水室131の外部から確認するものである。なお、撮像手段としては、少なくともカメラ10を備えればよい。
上述した本実施の形態の水室内作業装置1を水室131に設置するには、先ず、図4に示すように、水室131内に撮像手段としてのカメラ9を配置する。カメラ9は、作業員がマンホール138から水室131内に進入して設置する。そして、カメラ9により水室131内を撮像し、水室131の外部から移動体4に位置を確認する。
次に、支持シャフト2、輪転手段3および移動体4が設けられている本水室内作業装置1のユニットを、水室131内に設置する。この水室内作業装置1のユニットの設置は、作業員がマンホール138から取付治具(図示せず)により行う。取付治具は、棹状に構成され、シャフト位置規制手段7が管板137に接触する位置まで、支持シャフト2を押し上げるためのものである。そして、シャフト位置規制手段7が管板137に接触する位置において、支持シャフト2が管板137に沿って水室131内で架け渡される。これにより、本水室内作業装置1のユニットの設置が完了する。
上記のごとく設置した後は、本実施の形態の水室内作業装置1により所定の作業(渦流探傷検査)が行われる。すなわち、移動体4を支持シャフト2に沿って移動させ、所定の伝熱管132の探傷検査(または溶接部の検査や補修など)を行う。この際の移動体4の位置は、カメラ9,10で水室131の外部から確認する。そして、支持シャフト2の移動範囲内での作業が完了したら、輪転手段3の駆動機構33により支持シャフト2を水平移動させ、この移動先で再び移動体4を支持シャフト2に沿って移動させつつ作業を行う。
なお、輪転手段3は、駆動機構33を備えていなくてもよい。この場合、上述した取付治具などにより支持シャフト2を移動させる。
上述したように、本実施の形態の水室内作業装置1は、蒸気発生器130の水室131の内部で所定の作業を行う水室内作業装置1であって、伸縮可能に設けられた支持シャフト2と、支持シャフト2の両端部にそれぞれ設けられ、支持シャフト2の伸長により水室131の内壁面131aに接触しつつ、垂直な軸心の廻りに輪転移動可能に設けられた輪転手段3と、支持シャフト2に沿って移動可能に設けられた移動体4とを備える。
この水室内作業装置1によれば、支持シャフト2が自身の伸長により水室131内に架け渡され、当該支持シャフト2に沿って移動体4が移動する。このため、移動体4を安定して水室131内に支持し、かつ容易に移動させることが可能である。しかも、支持シャフト2が輪転手段3の輪転により水平方向に移動する。このため、支持シャフト2を架け渡した別の領域に移動体4を移動させることが可能である。すなわち、本実施の形態の水室内作業装置1は、従来のように移動体が管板に釣り下がる態様の水室内作業装置と比較して、移動体4を安定して水室131内に支持するための設計を簡素化でき、かつ移動体4を遠隔操作するための作業時間を短縮することが可能になる。
また、本実施の形態の水室内作業装置1は、支持シャフト2が、常に伸長する方向に付勢する伸長機構22を有し、輪転手段3が、輪転を駆動される駆動機構33を有する。
この水室内作業装置1によれば、支持シャフト2の伸長と、輪転手段3の輪転駆動により、支持シャフト2の水平移動を遠隔操作することが可能になる。
また、本実施の形態の水室内作業装置1は、移動体4に設けられたプローブ(作業装置)5から延在する作業チューブ52を、当該移動体4の移動に伴って案内する案内手段6を備えている。
この水室内作業装置1によれば、移動体4の移動に伴って作業チューブ52に余分な弛みが発生したり、必要以上に張り詰めたりすることがなく、作業チューブ52に係る摩擦抵抗を低減しつつ作業チューブ52を円滑に案内することが可能である。
また、本実施の形態の水室内作業装置1は、支持シャフト2と管板137との相互間の最短接近位置を規制するシャフト位置規制手段7を備えている。
この水室内作業装置1によれば、支持シャフト2と管板137との相互間距離を維持することができるので、移動体4による作業位置を容易に位置決めでき、作業を容易に行うことが可能になる。
また、本実施の形態の水室内作業装置1は、移動体4と輪転手段3との相互間の最短接近位置を検出する移動体位置検出手段8を備えている。
この水室内作業装置1によれば、移動体4が輪転手段3に衝突する事態を防ぐので、移動体4の遠隔操作を容易に行うことが可能になる。
また、本実施の形態の水室内作業装置1は、移動体4が、所定の作業として蒸気発生器130に設けられた伝熱管132に対して当該伝熱管132の傷を探査するプローブ(探傷検査手段)5を備えている。
伝熱管132は、管板137の下向きの面に開口しており、この伝熱管132の傷を探査するには、下側からプローブ5を挿入する必要がある。しかも、水室131は、その内壁面131aが1/4球形に形成されており、装置の固定が難しい。この点、本水室内作業装置1は、蒸気発生器130の水室131の内部で所定の作業を行う水室内作業装置1であって、伸縮可能に設けられた支持シャフト2と、支持シャフト2の両端部にそれぞれ設けられ、支持シャフト2の伸長により水室131の内壁面131aに接触しつつ、垂直な軸心の廻りに輪転移動可能に設けられた輪転手段3と、支持シャフト2に沿って移動可能に設けられた移動体4とを備えることから、伝熱管132の傷の探査に適している。この結果、伝熱管132の傷の探査を行うに当たり、移動体4を安定して水室131内に支持し、かつ容易に移動させる顕著な効果を得ることが可能になる。
また、本実施の形態の水室内作業装置1は、移動体4の移動位置を撮像する撮像手段9,10を備えている。
この水室内作業装置1によれば、支持シャフト2および移動体4の位置を、水室131の外部から確認できるので、作業員が放射線に曝される時間を短縮することができ、安全な作業を提供することが可能になる。しかも、カメラ9,10による水室131内の撮像により、プローブ(作業装置)5を所定の伝熱管132に対応させるための移動体4の位置を適宜把握することが可能になる。
[実施の形態2]
図8は、本実施の形態に係る水室内作業装置の輪転方向変更機構を示す側面図であり、図9は、本実施の形態に係る水室内作業装置を示す側面図である。なお、以下に説明する実施の形態2において、上述した実施の形態1と同等の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図8に示すように、本実施の形態の水室内作業装置1は、上述した実施の形態1に係る水室内作業装置1に対し、輪転手段3が輪転方向変更機構11を有している。
輪転方向変更機構11は、輪転手段3のフレーム31が、支持シャフト2の長手方向に沿う方向であって、水平方向の軸心の廻りに回転可能に設けられている。そして、この輪転手段3の回転の軸11aに、回転機構11bが設けられている。回転機構11bは、ロータリアクチュエータ(水圧・空気圧・油圧・サーボモータなど)によって軸11aを回転させるもので、輪転手段3を水平方向の軸心の廻りに90度回転させる。これにより、輪転手段3は、垂直な軸心の廻りに輪転する形態(図4および図5参照)と、図9に示すように水平な軸心の廻りに輪転する形態とに変わる。
上述した本実施の形態の水室内作業装置1を水室131に設置するには、先ず、図9に示すように、水室131内に撮像手段としてのカメラ9を配置する。カメラ9は、作業員がマンホール138から水室131内に進入して設置する。そして、カメラ9により水室131内を撮像し、水室131の外部から移動体4に位置を確認する。
次に、支持シャフト2、輪転手段3、移動体4および輪転方向変更機構11が設けられている本水室内作業装置1のユニットを、水室131内に設置する。この水室内作業装置1のユニットの設置は、輪転方向変更機構11により、水平な軸心の廻りに輪転する形態に輪転手段3を変更しておき、図9に示すように、作業員がマンホール138から支持シャフト2が水平方向に伸縮するように水室131の底部に置く。続いて、作業員が取付治具(図示せず)により支持シャフト2を上方に押し上げることで、輪転手段3が輪転しつつ水室131内を支持シャフト2が垂直移動する。続いて、輪転方向変更機構11により、垂直な軸心の廻りに輪転する形態(図4および図5参照)に輪転手段3を変更する。そして、シャフト位置規制手段7が管板137に接触する位置にあれば、支持シャフト2が管板137に沿って水室131内で架け渡され、本水室内作業装置1のユニットの設置が完了する。なお、シャフト位置規制手段7が管板137に接触する位置になければ、作業員が取付治具により、シャフト位置規制手段7が管板137に接触する位置まで、支持シャフト2を押し上げればよい。
上記のごとく設置した後は、本実施の形態の水室内作業装置1により所定の作業(渦流探傷検査)が行われる。すなわち、移動体4を支持シャフト2に沿って移動させ、所定の伝熱管132の探傷検査(または溶接部の検査や補修など)を行う。この際の移動体4の位置は、カメラ9,10で水室131の外部から確認する。そして、支持シャフト2の移動範囲内での作業が完了したら、取付治具などにより支持シャフト2を水平移動させ、この移動先で再び移動体4を支持シャフト2に沿って移動させつつ作業を行う。
上述したように、本実施の形態の水室内作業装置1は、蒸気発生器130の水室131の内部で所定の作業を行う水室内作業装置1であって、伸縮可能に設けられた支持シャフト2と、支持シャフト2の両端部にそれぞれ設けられ、支持シャフト2の伸長により水室131の内壁面131aに接触しつつ、垂直な軸心の廻りに輪転移動可能に設けられた輪転手段3と、支持シャフト2に沿って移動可能に設けられた移動体4とを備え、輪転手段3が、水平な軸心の廻りに輪転する態様で輪転方向を可変する輪転方向変更機構11を有する。
この水室内作業装置1によれば、支持シャフト2が自身の伸長により水室131内に架け渡され、当該支持シャフト2に沿って移動体4が移動する。このため、移動体4を安定して水室131内に支持し、かつ容易に移動させることが可能である。しかも、支持シャフト2が輪転手段3の輪転により水平方向に移動する。このため、支持シャフト2を架け渡した別の領域に移動体4を移動させることが可能である。すなわち、本実施の形態の水室内作業装置1は、従来のように移動体が管板に釣り下がる態様の水室内作業装置と比較して、移動体4を安定して水室131内に支持するための設計を簡素化でき、かつ移動体4を遠隔操作するための作業時間を短縮することが可能になる。
しかも、この水室内作業装置1によれば、輪転手段3が輪転方向変更機構11を有することで、本水室内作業装置1を水室131内に設置する際、輪転手段3が輪転しつつ水室131内を垂直移動させることができる。このため、移動体4を容易に移動させ、本水室内作業装置1の設置を容易に行うことが可能になる。
また、本実施の形態の水室内作業装置1は、支持シャフト2が、常に伸長する方向に付勢する伸長機構22を有し、輪転手段3が、輪転を駆動される駆動機構33を有する。
この水室内作業装置1によれば、支持シャフト2の伸長と、輪転手段3の輪転駆動により、支持シャフト2の垂直移動および水平移動を遠隔操作することが可能になる。
なお、上述した実施の形態1で説明した案内手段6や、シャフト位置規制手段7や、移動体位置検出手段8や、プローブ(探傷検査手段)5や、撮像手段9,10を備えることで、上述した実施の形態1と同様の効果を得ることが可能である。
[実施の形態3]
図10は、本発明の実施の形態3に係る水室内作業装置を示す平面図である。なお、以下に説明する実施の形態3において、上述した実施の形態1および2と同等の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図10に示すように、本実施の形態の水室内作業装置1は、上述した実施の形態1に係る水室内作業装置1に対し、揺動シャフト12を有している。
揺動シャフト12は、棒状のもので、その長手方向に伸縮可能に形成されている。揺動シャフト12が伸縮する構成は、支持シャフト2と同様である。揺動シャフト12は、1つでもよいが、本実施の形態では、図10に示すように、2つが水平方向に平行に設けられ、相互の基端がフレーム12aで連結され、両端に輪転手段3が設けられた1つの支持シャフト2の中央部に対して回転軸12bにより揺動可能に取り付けられている。そして、各揺動シャフト12の先端には、輪転手段3が設けられている。また、各揺動シャフト12は、その長手方向に沿って移動可能に移動体4が設けられている。なお、図10では、支持シャフト2を1つとして示しているが、複数が水平方向に平行に配置され、そのうちの1つに揺動シャフト12が設けられていてもよい。
上述した本実施の形態の水室内作業装置1を水室131に設置するには、先ず、水室131内に撮像手段としてのカメラ9を配置する(図4参照)。カメラ9は、作業員がマンホール138から水室131内に進入して設置する。そして、カメラ9により水室131内を撮像し、水室131の外部から移動体4に位置を確認する。
次に、支持シャフト2、揺動シャフト12、輪転手段3および移動体4が設けられている本水室内作業装置1のユニットを、水室131内に設置する。この水室内作業装置1のユニットの設置は、作業員がマンホール138から取付治具(図示せず)により行う。そして、シャフト位置規制手段7が管板137に接触する位置において、支持シャフト2が管板137に沿って水室131内で架け渡される。これにより、本水室内作業装置1のユニットの設置が完了する。
なお、輪転手段3が、輪転方向変更機構11を有する場合、上述した本実施の形態の水室内作業装置1を水室131に設置するには、カメラ9の設置後、支持シャフト2、揺動シャフト12、輪転手段3、移動体4および輪転方向変更機構11が設けられている本水室内作業装置1のユニットを、水室131内に設置する。この水室内作業装置1のユニットの設置は、輪転方向変更機構11により、水平な軸心の廻りに輪転する形態に輪転手段3を変更しておき、作業員がマンホール138から支持シャフト2が水平方向に伸縮するように水室131の底部に置く(図9参照)。続いて、作業員が取付治具(図示せず)により支持シャフト2を上方に押し上げることで、輪転手段3が輪転しつつ水室131内を支持シャフト2が垂直移動する。続いて、輪転方向変更機構11により、垂直な軸心の廻りに輪転する形態(図4および図5参照)に輪転手段3を変更する。そして、シャフト位置規制手段7が管板137に接触する位置にあれば、支持シャフト2が管板137に沿って水室131内で架け渡され、本水室内作業装置1のユニットの設置が完了する。なお、シャフト位置規制手段7が管板137に接触する位置になければ、作業員が取付治具により、シャフト位置規制手段7が管板137に接触する位置まで、支持シャフト2を押し上げればよい。
上記のごとく設置した後は、本実施の形態の水室内作業装置1により所定の作業(渦流探傷検査)が行われる。すなわち、移動体4を揺動シャフト12に沿って移動させ、所定の伝熱管132の探傷検査(または溶接部の検査や補修など)を行う。この際の移動体4の位置は、カメラ9,10で水室131の外部から確認する。そして、支持シャフト2の移動範囲内での作業が完了したら、取付治具などにより揺動シャフト12を揺動させ、または必要に応じて支持シャフト2を水平移動させ、この移動先で再び移動体4を揺動シャフト12に沿って移動させつつ作業を行う。
上述したように、本実施の形態の水室内作業装置1は、蒸気発生器130の水室131の内部で所定の作業を行う水室内作業装置1であって、伸縮可能に設けられた支持シャフト2と、支持シャフト2の両端部にそれぞれ設けられ、支持シャフト2の伸長により水室131の内壁面131aに接触しつつ、垂直な軸心の廻りに輪転移動可能に設けられた輪転手段3と、支持シャフト2に沿って移動可能に設けられた移動体4とを備え、支持シャフト2に基端が揺動可能に設けられ、その先端に輪転手段3が設けられていると共に、伸縮可能に設けられ、移動体4を移動可能に支持する揺動シャフト12をさらに備えている。
この水室内作業装置1によれば、支持シャフト2が自身の伸長により水室131内に架け渡され、当該支持シャフト2に沿って移動体4が移動する。このため、移動体4を安定して水室131内に支持し、かつ容易に移動させることが可能である。しかも、支持シャフト2が輪転手段3の輪転により水平方向に移動する。このため、支持シャフト2を架け渡した別の領域に移動体4を移動させることが可能である。すなわち、本実施の形態の水室内作業装置1は、従来のように移動体が管板に釣り下がる態様の水室内作業装置と比較して、移動体4を安定して水室131内に支持するための設計を簡素化でき、かつ移動体4を遠隔操作するための作業時間を短縮することが可能になる。
しかも、水室131は、その内壁面131aが1/4球形に形成されており、移動体4を管板137の隅々まで移動させることが難しい。この点、この水室内作業装置1によれば、揺動シャフト12により、水室131の円弧形状に沿って揺動シャフト12を揺動させつつ、この揺動シャフト12に沿って移動体4を移動させることで、移動体4を管板137の隅々まで移動させることが可能になる。
また、本実施の形態の水室内作業装置1は、支持シャフト2および揺動シャフト12が、常に伸長する方向に付勢する伸長機構22を有し、輪転手段3が、輪転を駆動される駆動機構33を有する。
この水室内作業装置1によれば、支持シャフト2の伸長と、輪転手段3の輪転駆動により、支持シャフト2の垂直移動および水平移動を遠隔操作することが可能になる。
また、本実施の形態の水室内作業装置1は、輪転手段3が、水平な軸心の廻りに輪転する態様で輪転方向を可変する輪転方向変更機構11を有する。
この水室内作業装置1によれば、輪転手段3が輪転方向変更機構11を有することで、本水室内作業装置1を水室131内に設置する際、輪転手段3が輪転しつつ水室131内を垂直移動させることができる。このため、移動体4を容易に移動させ、本水室内作業装置1の設置を容易に行うことが可能になる。
なお、上述した実施の形態1で説明した案内手段6や、シャフト位置規制手段7や、移動体位置検出手段8や、プローブ(探傷検査手段)5や、撮像手段9,10を備えることで、上述した実施の形態1と同様の効果を得ることが可能である。
[実施の形態4]
図11は、本発明の実施の形態4に係る水室内作業装置の支持シャフトを示す概略構成図である。なお、以下に説明する実施の形態4において、上述した実施の形態1〜3と同等の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図11に示すように、本実施の形態の水室内作業装置1は、上述した実施の形態1に係る水室内作業装置1に対し、支持シャフト2が、その伸縮が駆動される伸縮機構13を有している。
伸縮機構13は、例えば、支持シャフト2内に設けられた直動アクチュエータ(水圧・空気圧・油圧・サーボモータなど)として構成され、分割シャフト21間を相互に引き縮めたり、押し伸ばしたりするように作用する。
また、支持シャフト2と輪転手段3のフレーム31との間には、支持シャフト2と輪転手段3とを常に離隔させる方向に作用する弾性部材14が設けられている。この弾性部材14は、少なくとも支持シャフト2の一方の端部側に設けられていればよい。
上述した本実施の形態の水室内作業装置1を水室131に設置するには、先ず、水室131内に撮像手段としてのカメラ9を配置する(図4参照)。カメラ9は、作業員がマンホール138から水室131内に進入して設置する。そして、カメラ9により水室131内を撮像し、水室131の外部から移動体4に位置を確認する。
次に、支持シャフト2、輪転手段3および移動体4が設けられている本水室内作業装置1のユニットを、水室131内に設置する。この水室内作業装置1のユニットの設置は、作業員がマンホール138から取付治具(図示せず)により行う。そして、シャフト位置規制手段7が管板137に接触する位置において、支持シャフト2が管板137に沿って水室131内で架け渡される。これにより、本水室内作業装置1のユニットの設置が完了する。
上記のごとく設置した後は、本実施の形態の水室内作業装置1により所定の作業(渦流探傷検査)が行われる。すなわち、移動体4を支持シャフト2に沿って移動させ、所定の伝熱管132の探傷検査(または溶接部の検査や補修など)を行う。この際の移動体4の位置は、カメラ9,10で水室131の外部から確認する。そして、支持シャフト2の移動範囲内での作業が完了したら、伸縮機構13により支持シャフト2を伸縮させることで、輪転手段3が輪転しつつ当該支持シャフト2が水平移動し、この移動先で再び移動体4を支持シャフト2に沿って移動させつつ作業を行う。なお、支持シャフト2を縮小させる際、弾性部材14が輪転手段3を水室131の内壁面131aに押し付けるので、支持シャフト2が下方に移動する事態を防ぐ。
なお、輪転手段3が、輪転方向変更機構11を有する場合、上述した本実施の形態の水室内作業装置1を水室131に設置するには、カメラ9の設置後、支持シャフト2、輪転手段3、移動体4および輪転方向変更機構11が設けられている本水室内作業装置1のユニットを、水室131内に設置する。この水室内作業装置1のユニットの設置は、輪転方向変更機構11により、水平な軸心の廻りに輪転する形態に輪転手段3を変更しておき、作業員がマンホール138から支持シャフト2が水平方向に伸縮するように水室131の底部に置く(図9参照)。続いて、伸縮機構13により支持シャフト2を伸長することで、輪転手段3が輪転しつつ水室131内を支持シャフト2が垂直移動する。続いて、輪転方向変更機構11により、垂直な軸心の廻りに輪転する形態(図4および図5参照)に輪転手段3を変更する。ここで、伸縮機構13により支持シャフト2を伸長すれば、水室131における内壁面131aの1/4球形に沿って輪転手段3が輪転しつつ、仕切板132に接近する方向に支持シャフト2が水平移動する。そして、シャフト位置規制手段7が管板137に接触する位置にあれば、支持シャフト2が管板137に沿って水室131内で架け渡され、本水室内作業装置1のユニットの設置が完了する。なお、シャフト位置規制手段7が管板137に接触する位置になければ、作業員が取付治具により、シャフト位置規制手段7が管板137に接触する位置まで、支持シャフト2を押し上げればよい。
上述したように、本実施の形態の水室内作業装置1は、蒸気発生器130の水室131の内部で所定の作業を行う水室内作業装置1であって、伸縮可能に設けられた支持シャフト2と、支持シャフト2の両端部にそれぞれ設けられ、支持シャフト2の伸長により水室131の内壁面131aに接触しつつ、垂直な軸心の廻りに輪転移動可能に設けられた輪転手段3と、支持シャフト2に沿って移動可能に設けられた移動体4とを備え、支持シャフト2が、伸縮を駆動される伸縮機構13を有している。
この水室内作業装置1によれば、支持シャフト2が自身の伸長により水室131内に架け渡され、当該支持シャフト2に沿って移動体4が移動する。このため、移動体4を安定して水室131内に支持し、かつ容易に移動させることが可能である。しかも、支持シャフト2が輪転手段3の輪転により水平方向に移動する。このため、支持シャフト2を架け渡した別の領域に移動体4を移動させることが可能である。すなわち、本実施の形態の水室内作業装置1は、従来のように移動体が管板に釣り下がる態様の水室内作業装置と比較して、移動体4を安定して水室131内に支持するための設計を簡素化でき、かつ移動体4を遠隔操作するための作業時間を短縮することが可能になる。
しかも、この水室内作業装置1によれば、支持シャフト2が伸縮機構13を有することで、支持シャフト2の水平移動を遠隔操作することが可能になる。
また、本実施の形態の水室内作業装置1は、支持シャフト2に基端が揺動可能に設けられ、その先端に輪転手段3が設けられていると共に、伸縮可能に設けられ、移動体4を移動可能に支持する揺動シャフト12をさらに備えており、支持シャフト2および揺動シャフト12が、伸縮を駆動される伸縮機構13を有している。
水室131は、その内壁面131aが1/4球形に形成されており、移動体4を管板137の隅々まで移動させることが難しい。この点、この水室内作業装置1によれば、揺動シャフト12により、水室131の円弧形状に沿って揺動シャフト12を揺動させつつ、この揺動シャフト12に沿って移動体4を移動させることで、移動体4を管板137の隅々まで移動させることが可能になる。
また、本実施の形態の水室内作業装置1は、輪転手段3が、輪転を駆動される駆動機構33を有する。
この水室内作業装置1によれば、支持シャフト2(および揺動シャフト12)の伸縮と、輪転手段3の輪転駆動により、支持シャフト2の水平移動を遠隔操作することが可能になる。
また、本実施の形態の水室内作業装置1は、輪転手段3が、水平な軸心の廻りに輪転する態様で輪転方向を可変する輪転方向変更機構11を有する。
この水室内作業装置1によれば、輪転手段3が輪転方向変更機構11を有することで、本水室内作業装置1を水室131内に設置する際、輪転手段3が輪転しつつ水室131内を垂直移動させることができる。このため、移動体4を容易に移動させ、本水室内作業装置1の設置を容易に行うことが可能になる。
なお、上述した実施の形態1で説明した案内手段6や、シャフト位置規制手段7や、移動体位置検出手段8や、プローブ(探傷検査手段)5や、撮像手段9,10を備えることで、上述した実施の形態1と同様の効果を得ることが可能である。
以上のように、本発明に係る水室内作業装置は、移動体を安定して水室内に支持し、かつ容易に移動させることに適している。
1 水室内作業装置
2 支持シャフト
21 分割シャフト
22 伸長機構
3 輪転手段
31 フレーム
32 ローラ
33 駆動機構
33a モータ
33b 回転伝達部
4 移動体
41 車輪
42 回転軸
43 車体
44 駆動モータ
45 サスペンション機構
5 プローブ(作業装置)
51 プローブ支持体
52 作業チューブ
6 案内手段
7 シャフト位置規制手段
8 移動体位置検出手段
9,10 カメラ(撮像手段)
11 輪転方向変更機構
11a 軸
11b 回転機構
12 揺動シャフト
12a フレーム
12b 回転軸
13 伸縮機構
14 弾性部材
81 スイッチ
82 作動部
130 蒸気発生器
131,133 水室
131a 水室の内壁面
132 伝熱管
137 管板
138 マンホール

Claims (13)

  1. 蒸気発生器の水室の内部で所定の作業を行う水室内作業装置であって、
    伸縮可能に形成された支持シャフトと、
    前記支持シャフトの両端部にそれぞれ設けられ、前記支持シャフトの伸長により前記水室の内壁面に接触しつつ、垂直な軸心の廻りに輪転可能に設けられた輪転手段と、
    前記支持シャフトに沿って移動可能に設けられた移動体と、
    を備えたことを特徴とする水室内作業装置。
  2. 前記支持シャフトが、常に伸長する方向に付勢する伸長機構を有し、前記輪転手段が、輪転を駆動される駆動機構を有することを特徴とする請求項1に記載の水室内作業装置。
  3. 前記支持シャフトが、伸縮を駆動される伸縮機構を有することを特徴とする請求項1に記載の水室内作業装置。
  4. 前記支持シャフトに基端が水平方向に揺動可能に設けられ、その先端に前記輪転手段が設けられていると共に、伸縮可能に設けられ、前記移動体を移動可能に支持する揺動シャフトをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の水室内作業装置。
  5. 前記支持シャフトおよび前記揺動シャフトが、常に伸長する方向に付勢する伸長機構を有し、前記輪転手段が、輪転を駆動される駆動機構を有することを特徴とする請求項4に記載の水室内作業装置。
  6. 前記支持シャフトおよび前記揺動シャフトが、伸縮を駆動される伸縮機構を有することを特徴とする請求項4に記載の水室内作業装置。
  7. 前記輪転手段が、輪転を駆動される駆動機構を有することを特徴とする請求項3または6に記載の水室内作業装置。
  8. 前記輪転手段が、水平な軸心の廻りに輪転する態様で輪転方向を可変する輪転方向変更機構を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の水室内作業装置。
  9. 前記移動体に設けられた作業装置から延在する作業チューブを、当該移動体の移動に伴って案内する案内手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の水室内作業装置。
  10. 前記支持シャフトと前記水室の管板との相互間の最短接近位置を規制するシャフト位置規制手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の水室内作業装置。
  11. 前記移動体と前記輪転手段との相互間の最短接近位置を検出する移動体位置検出手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の水室内作業装置。
  12. 前記移動体が、所定の作業として前記蒸気発生器に設けられた伝熱管に対して当該伝熱管に形成された傷を探査する探傷検査手段を備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の水室内作業装置。
  13. 前記移動体の移動位置を撮像する撮像手段を備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の水室内作業装置。
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