JP2006214924A - X線非破壊検査方法及びイメージrt装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 工場敷地内に配置された複数の被検査体に対し、イメージRT装置を容易に接近できるようにし、X線検査作業を短時間に、かつ効率的に実施できるようにする。
【解決手段】 それぞれ駆動装置を備えたX方向走行ローラ装置11とY方向走行ローラ装置12を車輪として走行する操作架台10に、放射線発生装置4とイメージインテンシファイヤ5からなるX線透過装置を前記操作架台10に対して縦軸線まわりに回動する立柱2に、該立柱2に沿って上下動する支持部材17を介して保持し、前記X方向走行ローラ装置11を昇降させる昇降駆動装置21を備え、放射線発生装置4とイメージインテンシファイヤ5は、前記支持部材17に回転可能に装着されたC形アーム3の端部に互いに対向して設置してイメージRT装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、X線撮像を利用したX線非破壊検査方法及びこの検査方法を実施するのに有用なイメージRT装置に関する。
例えば、ボイラ用伝熱管の突合せ溶接部の非破壊検査では、X線透過試験が一般的に用いられている。近年、溶接部のX線透過試験の効率向上を図るため、従来のX線フィルム撮像に代えて、テレビモニタによる検査部位のリアルタイムの観察、判定が可能な画像表示型X線検査装置、即ちイメージRT装置を用いた検査が行われている。
このイメージRT装置は定置式とする場合もあるが、通常は台車上に搭載して検査対象物の位置まで移動し、対象物の検査部分をイメージRT装置のX線発生部とその受光部の間に位置させてX線透過を行っている。
移動式としたイメージRT装置はいずれも一つの直線方向に往復移動する台車上に搭載され、移動方向の転換、例えば台車の走行路と直交する方向へ移動できるようにはなっていない。
原子炉圧力容器に取り付けられるRPVドレン配管を非破壊検査する装置として、特許文献1に示すような超音波測定手段とX線透過測定手段とを台車上に搭載した装置、あるいは特許文献2のように台車上のX線発生装置とX線受光装置即ちイメージインテンシファイヤ装置の駆動軸を3次元方向に同期駆動制御するX線検査装置が知られている。
特開2000−329890号公報 特開平8−49804号公報
イメージRT装置はフィルム撮像と異なりテレビモニタによるリアルタイムの検査が可能であり、検査時間を大幅に短縮できることから、効率の面で大きな利点があるが、装置全体が種々の機能部を組み合せた構造体をなすため、被検査体を製造する場所的な環境の制約を受け、適用する範囲や頻度が限定される問題があった。また、被検査体を逐次検査しつつ、しかも被検査体の製品を製作ステップ通り流すことができるような工場内配備とするためには、製品を一方向に配列するなど極めて長い工場建屋を建設するか、あるいはイメージRT装置を多系列配備するなど、設備コストの上昇をきたす。
上述した特許文献1,2に記載の非破壊検査装置は、いずれも装置の台車が一方向にのみしか往復移動できないため、例えば工場建屋内に縦、横列に多数配置された被検査体を順次迅速に検査していくことができない。なお、特許文献2に記載のものは、台車上に台車の走行方向と直交方向に移動する立柱を搭載し、この立柱にX線検査装置等を支持する構造としているが、配置方向の異なる他の被検査体に対しては台車をそのまま移動させて検査に入ることができず、クレーン等による運搬作業が強いられる。
本発明の課題は、工場敷地内に配置された複数の被検査体に対し、イメージRT装置を容易に接近できるようにし、X線検査作業を短時間に、かつ効率的に実施できるようにすることにある。
上記課題は、作業床上に複数の被検査体を各々の被検査箇所を対向させて整列配置し、イメージRT装置を直交2方向に移動させるとともに、隣接している被検査体の間に位置せしめる手順と、片側の被検査体を検査した後、前記イメージRT装置を縦軸線のまわりに旋回させて反対側の被検査体を検査する手順とを有してなるX線非破壊検査方法により達成される。
上記課題は、X線透過装置を搭載した架台に直交2方向に転動可能な車輪装置を設け、前記X線透過装置を前記架台に対して縦軸線まわりに回動するように保持してイメージRT装置によっても達成される。
本発明によれば、イメージRT装置の架台が直交2方向に移動可能であるため、工場敷地内に、被検査体の製造上から縦列、横列に多数配置された被検査体の各々にイメージRT装置が容易に接近することができ、検査作業時間を大幅に短縮できる。また、X線透過装置は架台上で縦軸線まわりに回動できるため、例えば、隣接して対向配置された被検査体の間に進入して一方の被検査体を検査した後、その位置でX線透過装置のみが反対側へ旋回して他方の被検査体を検査することにより、極めて効率的に非破壊検査を実施できる。
したがって、工場敷地内の任意の位置に置かれた被検査体にイメージRT装置が容易に接近して非破壊検査を行うことが可能となり、被検査体の場所的な製造環境の制約が軽減される。また、熱交換器の配管突合せ溶接部等の検査で、その溶接部同士が向き合せて配置されているような場合に、同じ位置で両側の被検査体を迅速に検査することができる。
本発明によれば、イメージRT装置が工場敷地内に配置された複数の被検査体に容易に接近することができ、これによってX線検査作業を短時間に、かつ効率的に実施できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係るイメージRT装置1の正面図、図2は図1に示すイメージRT装置1の側面図である。図示のイメージRT装置1は、レール上を走行する台車と、この台車に搭載された検査機構部と操作部から成っている。
台車は、前記検査機構部と操作部が搭載される操作架台10と、その下面の四隅に装着されたY方向走行ローラ装置12と、同じく操作架台10の下面に、前記Y方向走行ローラ装置12に隣接して配置されたX方向走行ローラ装置11と、X方向走行ローラ装置11を昇降させる昇降駆動装置21と、X方向走行ローラ装置11、Y方向走行ローラ装置12をそれぞれ回転駆動する走行駆動装置19,20と、操作架台10上面に装着されたケーブルリール18と、を含んで構成されている。
X方向走行ローラ装置11とY方向走行ローラ装置12は、台車をレールに沿って走行させる車輪装置であり、その回転軸が互いに直交する方向に配置されている。
検査機構部は、操作架台10に旋回装置16を介して設置された上下方向に延びる立柱2と、立柱2に取り付けられ、立柱2に沿って上下に移動可能な支持部材17と、支持部材17に背面を固着されたC形支持体であるC形アーム3と、C形アーム3に装着されたX線透過装置と、を含んで構成されている。
X線透過装置は、C形アーム3の一方の端部に装着された放射線発生装置4と、C形アーム3の他方の端部に、前記放射線発生装置4に対向して設置されたイメージインテンシファイヤ5とからなり、このイメージインテンシファイヤ5は、放射線発生装置4に対して進退して間隔を調整できるように、C形アーム3に沿って移動可能になっている。
支持部材17は、その横方向軸線(立柱2の上下方向の縦軸線に直交する水平軸線)を中心としてC形アーム3を回転(矢印A方向)させることができるとともに、前記横方向軸線と縦軸線を含む平面に直交する軸線を回転軸としてC形アーム3を回動させることができるように構成されている。また、旋回装置16は、立柱2をその上下方向軸線の回りに回転させることができるようになっている。
操作部は、操作架台10に搭載された操作盤15と、操作盤15に設置されたテレビモニタ22を含んで構成されている。
前記イメージインテンシファイヤ5は、放射線発生装置4から発出される放射線を受光するもので、イメージインテンシファイヤ5が受光した放射線を受光量の強弱を表現するように処理した結果がテレビモニタ22に表示されるようになっている。
検査作業床上には直交2方向、即ちX方向およびY方向にのびるレール13,14が敷設され、これらのレール13,14上をそれぞれX方向走行ローラ装置11およびY方向走行ローラ装置12が走行する。
この実施の形態では、X方向走行ローラ装置11は例えばモータ駆動ジャッキ等の昇降駆動装置21によって上下動可能となっている。
イメージRT装置1がX方向に走行する時は昇降駆動装置21によってX方向走行ローラ装置11がX方向レール13へ向けて押し下げられる。X方向走行ローラ装置11がX方向レール13に当接した後もX方向走行ローラ装置11はさらに押し下げられて操作架台10はY方向レール14から離れる方向、すなわち上方向に持ち上げられる。その結果、Y方向走行ローラ装置12はY方向レール14から離れるように上昇され、これによって台車は、X方向走行ローラ装置11によりX方向レール13上を走行することが可能となる。Y方向に走行する時は昇降駆動装置21によってX方向走行ローラ装置11がX方向レール13から離れるように上昇され、これによってY方向走行ローラ装置12はY方向レール14上を走行可能となる。
次に、本実施の形態のイメージRT装置によって被検査体の非破壊検査を行う方法を説明する。なお、この実施の形態では被検査体としてHRSGや脱硫装置用の熱交換器6を例にとり、そのスタッブ付き管寄せ7とチューブ8との突合せ溶接部9を放射線透過試験する場合を説明する。図示のようにスタッブ付き管寄せ7の部分をC形アーム3の間に挟むようにイメージRT装置1を位置決めし、放射線発生装置4で突合せ溶接部9を照射しながら管寄せ7の長手方向に移動させ、逐次テレビモニタ22で観察、判定する。
図3のように作業床上に複数個の熱交換器6が縦列、横列に配置されている場合、手前側の熱交換器6の長手方向にX方向レール13を敷設し、これに直交してY方向レール14を熱交換器6の縦配列郡の両側および各熱交換器6の向き合った端部の間に敷設する。そして符号Bで示すように前記配列郡の片端6aから管寄せ7と前記チューブとの溶接部を検査しつつ該片端側のY方向レール14aに沿ってイメージRT装置1を移動させていき、X方向レール13を経て隣のY方向レール14bへと移動させ、熱交換器6の他端6b側の溶接部を順次検査する。
この他端6b側の溶接部の検査が終了した後、イメージRT装置1の立柱を180°旋回させて対向した反対側の熱交換器6の管寄せ7の溶接部を検査しつつY方向レール14b上を戻り移動させ、再びX方向レール13を経てさらに隣のY方向レール14cへと進入させる。このようにして、縦、横に多数配備された被検査体にイメージRT装置1が容易に接近して検査作業に入ることができ、対向した隣の被検査体に対してはC形アームを保持した立柱を旋回させるだけで、同じ場所で直ちに検査を行うことができる。
したがって、本実施の形態によれば、熱交換器の配管突合せ溶接部等の検査で、その溶接部同士が向き合せて配置されているような場合に、同じ位置で両側の被検査体を迅速に検査することができるので、被検査体の個数が多くても1台のイメージRT装置で効率よく検査作業を行うことができ、生産性の向上が図れる。
(実施の形態2)
実施の形態1では走行ローラ装置の昇降駆動装置はX方向走行ローラ装置にのみ設けられているが、Y方向走行ローラ装置に設けるか、あるいはX方向、Y方向両方のローラ装置に設け、この昇降駆動装置を操作して一方のローラ装置がレール上に接触している時、他方のローラ装置がレールから上昇しているようにしてもよい。その昇降駆動機構もモータ駆動ではなく、油圧駆動機構あるいはマニュアルインチング機構としてもよい。
上述のごとく本実施の形態によっても、前記実施の形態1と同様の効果が得られる。
本発明の実施の形態1に係るイメージRT装置の全体正面図である。 図1に示すイメージRT装置の側面図である。 図1に示すイメージRT装置によって複数の熱交換装置の溶接部を検査する形態例を示した平面図である。
符号の説明
1 イメージRT装置
2 立柱
3 C形アーム
4 放射線発生装置
5 イメージインテンシファイヤ
6 熱交換器
7 管寄せ
8 チューブ
9 突合せ溶接部
10 操作架台
11 X方向走行ローラ装置
12 Y方向走行ローラ装置
13 X方向レール
14 Y方向レール
21 昇降駆動装置

Claims (4)

  1. 作業床上に複数の被検査体を各々の被検査箇所を対向させて整列配置し、イメージRT装置を直交2方向に移動させるとともに、隣接している被検査体の間に位置せしめる手順と、片側の被検査体を検査した後、前記イメージRT装置を縦軸線のまわりに旋回させて反対側の被検査体を検査する手順とを有してなるX線非破壊検査方法。
  2. X線透過装置を搭載した架台に直交2方向に転動可能な車輪装置を設け、前記X線透過装置を前記架台に対して縦軸線まわりに回動するように保持したことを特徴とするイメージRT装置。
  3. 前記車輪装置は、車軸の方向が直交している2組のローラと、少なくとも一方の組のローラを上下方向に移動させる昇降駆動装置とを有することを特徴とする請求項2に記載のイメージRT装置。
  4. 前記架台に立設された支柱にC形支持体を介して前記X線透過装置が支持され、前記支柱は前記架台に対して回転可能に支持されることを特徴とする請求項2又は3に記載のイメージRT装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018159712A (ja) * 2014-08-13 2018-10-11 ニコン・メトロロジー・エヌヴェ X線装置

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