JP2011247736A - 被検曲面形状測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検曲面の傾きが大きい場合でも被検曲面の形状を高精度に測定することが可能な被検曲面形状測定装置を得る。
【解決手段】被検曲面Pの形状の設計データに基づき形成された反射曲面31を有する反射偏向素子3を用いて測定を行う。この反射曲面31は、干渉計1から反射曲面31に入射した測定光の各光線が、被検曲面Pに対し垂直に入射して再帰反射され反射曲面31を経由して干渉計1に戻るとともに、該各光線の光路長が互いに等しくなるように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、干渉計を用いてレンズ面や曲面ミラー等の曲面の形状を測定する被検曲面形状測定装置に関する。
従来、レンズ面や曲面ミラー等の曲面(以下「被検曲面」と称する)に球面波からなる測定光を照射し、被検曲面からの戻り光と参照光との干渉により形成される干渉縞に基づき、被検曲面の形状を特定する手法が知られている。この手法は、被検曲面が球面である場合に適したものであるが、被検曲面に対する干渉計の相対位置を測定光軸方向に順次移動させながら、被検曲面の径方向の部分領域毎に対応した干渉縞が順次生じるようにすることにより、被検曲面が非球面である場合にも形状測定を行うことが可能とされている(下記特許文献1参照)。
一方、光プローブや原子間力プローブ等の測定用プローブにより被検曲面を走査し、その際のプローブ先端位置の3次元座標情報に基づき、被検曲面の形状を測定解析する手法も知られている(下記特許文献2,3参照)。
特開昭62−126305号公報 特開平5−87540号公報 特開2005−156235号公報
近年、レンズ面の周縁部の傾き(レンズ光軸に垂直な平面に対する傾き)が大きい急勾配の非球面レンズが広く用いられるようになってきている。これに伴い、急勾配の被検曲面の形状を高精度に測定したいという要望が高まっているが、従来の測定手法では、被検曲面の傾きが大きくなるのに従って測定精度が低下するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、被検曲面の傾きが大きい場合でも被検曲面の形状を高精度に測定することが可能な被検曲面形状測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明に係る被検曲面形状測定装置は、以下のように構成されている。
すなわち、本発明に係る被検曲面形状測定装置は、
平行光からなる測定光を出射するとともに、該測定光の被照射物体からの戻り光を参照光と合波して干渉縞を形成する干渉計、
前記被検曲面の形状の設計データに基づき形成された反射曲面を有し、前記干渉計から出射された前記測定光の一部を該反射曲面において偏向して前記被検曲面に照射する反射偏向素子、
前記干渉計と前記反射偏向素子と前記被検曲面との相対的な位置調整を行うアライメント調整手段、
および形状解析手段を備え、
前記反射曲面は、前記干渉計から該反射曲面に入射した前記測定光の各光線が、該被検曲面に対し垂直に入射して再帰反射され該反射曲面を経由して前記干渉計に戻るとともに、該各光線の光路長が互いに等しくなるように形成されたものであり、
前記形状解析手段は、前記被検曲面から前記反射曲面を経由して前記干渉計に戻る測定光の戻り光と参照光とにより形成される干渉縞の画像データに基づき、前記被検曲面の実際の形状を測定解析するものである、ことを特徴とする。
本発明において、前記被検曲面は、非球面レンズのレンズ面上において、該レンズ面の軸を中心とする輪帯状の領域内の曲面とすることができる。
本発明に係る被検曲面形状測定装置は、上述の特徴を備えていることにより、以下のような作用効果を奏する。
すなわち、本発明の被検曲面形状測定装置によれば、被検曲面の形状の設計データに基づき形成された反射曲面を有する反射偏向素子を用いることにより、干渉計から出射された測定光を、被検曲面内の各部の傾きに対応した適正な角度(被検曲面に対し略垂直となる角度)で被検曲面に照射し得るとともに、その戻り光を干渉計において参照光と干渉させることが可能となる。このため、被検曲面の傾きが大きい場合でも、被検曲面の形状情報を担持した干渉縞を得ることができるので、被検曲面の形状を高精度に測定することが可能となる。
一実施形態に係る被検曲面形状測定装置の概略構成図である。 図1に示す解析装置の主要構成を模式的に示すブロック図である。 測定対象の非球面レンズを示す図((A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図)である。 面倒れがある場合の非球面レンズの設置状態を示す図である。 反射偏向素子の反射曲面の形状の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、上述の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施形態の説明に使用する各図は概略的な説明図であり、詳細な形状や構造を示すものではなく、各部材の大きさや部材間の距離等については適宜変更して示してある。
〈装置構成〉
図1に示す被検曲面形状測定装置は、非球面レンズ9の第1レンズ面91のうち、特に傾きが大きい周縁部領域(第1レンズ面91上において該第1レンズ面91の軸C91を中心とする輪帯状の領域)内の曲面(以下、本実施形態において「被検曲面P」と称する)の形状を測定するものであり、干渉計1、反射偏向素子3、アライメント調整部5および測定解析部7を備えてなる。
上記干渉計1は、レーザ光源11、ビーム径変換用レンズ12、ビームスプリッタ13、コリメータレンズ14、参照基準板15、結像レンズ16および撮像カメラ17を備えており、レーザ光源11から出力された高可干渉光を、ビーム径変換用レンズ12、ビームスプリッタ13およびコリメータレンズ14を介して、平行光からなる測定光に変換するとともに、該測定光を参照基準面15aにおいて2つに分岐し、一方を参照光としてコリメータレンズ14に向けて反射するとともに、他方を反射偏向素子3および非球面レンズ9に向けて出射するように構成されている。また、反射偏向素子3または非球面レンズ9からの測定光の戻り光を、参照基準面15aにおいて参照光と合波して干渉光を得るとともに、該干渉光をコリメータレンズ14、ビームスプリッタ13および結像レンズ16を介して、撮像カメラ17内の撮像素子(図示略)上に集光して干渉縞を結像させ、該干渉縞を撮像カメラ17により撮像するように構成されている。
上記反射偏向素子3は、被検曲面P(第1レンズ面91)の形状の設計データに基づき形成された反射曲面31(反射偏向素子3の光軸Cを中心とする回転対称な非球面で構成される)と、光軸Cに対して垂直に形成された反射平面32とを備えてなる。上記反射曲面31は(干渉計1、反射偏向素子3および非球面レンズ9のアライメントは調整済みとする)、干渉計1から該反射曲面31に入射した測定光の各光線が、被検曲面Pに対し垂直に入射して再帰反射され該反射曲面31を経由して干渉計1に戻るとともに、該各光線の光路長(参照基準面15aから反射曲面31を経由して被検曲面Pに至り、該被検曲面Pから再び反射曲面31を経由して参照基準面15aに戻るまでの光路長)が互いに等しくなるように形成されている。
上記アライメント調整部5は、本実施形態におけるアライメント調整手段を構成するものであり、上記参照基準板15の傾きを調整する2軸傾き調整ステージ51と、上記非球面レンズ9の傾きを調整する2軸傾き調整ステージ52と、上記反射偏向素子3の傾きを調整する2軸傾き調整ステージ53と、該2軸傾き調整ステージ53を介して反射偏向素子3の、図中左右方向(X方向)および紙面に垂直方向な方向(Y方向)の位置を調整するXY軸位置調整ステージ54と、該XY軸位置調整ステージ54および2軸傾き調整ステージ53を介して反射偏向素子3の、図中上下方向(Z方向)の位置を調整するZ軸位置調整ステージ55を備えてなる。なお、上記2軸傾き調整ステージ52は、測定光に対し斜めに配置される透明な平行平板56(中央に孔部56aが形成されている)を介して、上記非球面レンズ9を保持するように構成されている。
上記測定解析部7は、コンピュータ等からなる解析装置71と、干渉縞画像等を表示するモニタ装置72と、解析装置71に対する各種入力を行うための入力装置73とを備えており、この解析装置71は、図2に示すように、コンピュータ内に搭載されるCPUやハードディスク等の記憶部および該記憶部に格納されたプログラム等により構成される解析用干渉縞画像生成部74および形状解析部75(本実施形態における形状解析手段を構成する)を備えてなる。
上記解析用干渉縞画像生成部74は、測定時に上記撮像カメラ17(図1参照)により撮像された画像信号に基づき、被検曲面Pの傾斜情報を担持した解析用干渉縞画像を生成するように構成されており、上記形状解析部75は、生成された上記解析用干渉縞画像の画像データに基づき、被検曲面Pの形状を解析するように構成されている。
上記非球面レンズ9は、図3に示すように、第1レンズ面91および第2レンズ面92(共に回転対称な非球面で構成されている)と鍔状の張出部93とを備えた樹脂成形レンズであり、上述したように、第1レンズ面91のうち、特に傾きが大きい周縁部領域(同図(A)にて斜線を付した領域)内の曲面が、測定対象となる被検曲面Pとされている。
張出部93の図中上側の面(以下「張出部上面」と称する)には、照射された光を乱反射するようにシボ加工等が施された粗面領域94と、照射された光を正反射するように平滑面で形成された平滑面領域95(後述の面倒れが生じた場合でも第1レンズ面91の軸C91に対し垂直)とが形成されている。一方、張出部93の図中下側の面(以下「張出部下面」と称する)には、上記粗面領域94と対向する位置に平滑面領域97(後述の面倒れが生じた場合でも第2レンズ面92の軸C92に対し垂直)が形成され、上記平滑面領域95と対向する位置に粗面領域96が形成されている。
以下、本実施形態に係る被検曲面形状測定装置の作用について説明する。測定を実施するのに先立ってアライメント調整が行われるので、まず、その手順について図1を用いて簡単に説明する。
〈アライメント調整〉
(1)参照基準板15の参照基準面15aが、測定光軸Cに対し垂直となるように、参照基準板15の傾き調整を行う。この傾き調整は、例えば、参照基準面15aの上にコーナーキューブ(図示略)を設置して測定光を照射し、該コーナーキューブからの反射光と参照基準面15aからの反射光とにより形成される干渉縞がヌル縞に最も近い状態となるように、2軸傾き調整ステージ51を用いて行われる。
(2)非球面レンズ9の第1レンズ面91の軸C91が測定光軸Cに対し平行となるように、非球面レンズ9の傾き調整を行う。この傾き調整は、例えば、参照基準板15を介して非球面レンズ9の張出部下面に測定光を照射し、該張出部下面の平滑面領域97からの反射光と参照基準面15aからの反射光とにより形成される干渉縞(以下「張出部下面干渉縞」と称する)がヌル縞に最も近い状態となるように、2軸傾き調整ステージ52を用いて行われる。
なお、非球面レンズ9の第1レンズ面91と第2レンズ面92との間に面倒れ(設計上では互いに一致するはずの第1レンズ面91の軸C91と第2レンズ面921の軸C92とが相対的に傾斜する状態、図4参照)が生じている場合には、非球面レンズ9の張出部下面が第1レンズ面91の軸C91に対し垂直となっていないため、上述のように非球面レンズ9の張出部下面を基準として傾き調整を行うと、第1レンズ面91の軸C91が測定光軸Cに対し傾斜した状態で配置されてしまうことになる(図4の左側の図の状態)。このような場合には、非球面レンズ9の張出部上面と張出部下面との相対的な傾斜角度を、例えば、特許第4049349号公報に記載されているような手法を用いて事前に測定しておき、上記張出部下面干渉縞の状態から、張出部下面の平滑面領域97が測定光軸Cに対し所定角度(張出部上面と張出部下面との相対的な傾斜角度)だけ傾斜するように調整することにより、第1レンズ面91の軸C91が測定光軸Cに対し平行となるように、非球面レンズ9を配置することが可能となる(図4の右側の図の状態)。
(3)反射偏向素子3の光軸Cが測定光軸Cと平行となるように、反射偏向素子3の傾き調整を行う。この傾き調整は、例えば、参照基準板15を介して反射偏向素子3の反射平面32に測定光を照射し、該反射平面32からの反射光と参照基準面15aからの反射光とにより形成される干渉縞がヌル縞に最も近い状態となるように、2軸傾き調整ステージ53を用いて行われる。
(4)反射偏向素子3の光軸Cが第1レンズ面91の軸C91と一致し、かつ第1レンズ面91に対する反射偏向素子3の測定光軸C方向の位置が適正となるように、反射偏向素子3の位置調整を行う。この位置調整は、例えば、参照基準板15を介して反射偏向素子3の反射曲面31に測定光を照射し、該反射曲面31で偏向されて第1レンズ面91の被検曲面Pに照射され、該被検曲面Pから反射曲面31を経由して参照基準板15に至る測定光の戻り光と参照基準面15aからの反射光とにより形成される干渉縞(以下「アライメント時干渉縞」と称する)がヌル縞に最も近い状態となるように、XY軸位置調整ステージ54およびZ軸位置調整ステージ55を用いて行われる。
なお、上記アライメント時干渉縞の状態(干渉縞の形成状態)が、反射偏向素子3と第1レンズ面91との相対位置の変動によってどのように変化するのかという感度(X,Y方向の相対位置変動の感度としてはティルトを、Z方向の相対位置変動の感度としてはパワーを用いることができる)をコンピュータシミュレーション等により予め求めておき、この感度と実際のアライメント時干渉縞の状態とに基づき、第1レンズ面91に対する反射偏向素子3の相対位置を、特開2008−249415号公報に開示されているような自動アライメントステージを用いて、自動調整するように構成することも可能である。
なお、このようなアライメント調整によっては完全に調整し切れなかった場合は、残ったアライメント誤差を求めておき、このアライメント誤差に起因する測定誤差を、解析時に補正することが好ましい。
アライメント調整後、第1レンズ面91上の被検曲面Pの形状測定を行う。以下、その測定時の作用について説明する。
〈測定時の作用〉
(1)図1に示すレーザ光源11からレーザ光が出射される。このレーザ光は、ビーム径変換用レンズ12を介してビームスプリッタ13に入射し、該ビームスプリッタ13の光束分岐面13aにおいて図中上方に反射されてコリメータレンズ14に入射する。コリメータレンズ14に入射した光束は、平行光に変換されて参照基準板15に向けて出射される。
(2)参照基準板15に入射した光束は、参照基準面15aにおいて、再帰反射される参照光と透過する測定光とに分岐される。
(3)参照基準面15aを透過した測定光の一部は、平行平板56を透過して反射偏向素子3の反射曲面31に照射され、該反射曲面31により偏向されて第1レンズ面91上の被検曲面Pに照射される。
(4)被検曲面Pに照射された測定光は、該被検曲面Pから再帰反射されて反射偏向素子3の反射曲面31に再入射し、該反射曲面31により偏向されて参照基準面15aに戻り、参照光と合波されて干渉光を形成する。
(5)上記干渉光は、コリメータレンズ14およびビームスプリッタ13を経由して結像レンズ16に入射し、該結像レンズ16により撮像カメラ17の撮像素子上に集光されて干渉縞(以下「測定時被検曲面干渉縞」と称する)が結像される。結像された測定時被検曲面干渉縞は撮像カメラ17により撮像され、その画像信号が解析用干渉縞画像生成部74(図2参照)に出力される。
(6)解析用干渉縞画像生成部74に入力された画像信号により、該解析用干渉縞画像生成部74において解析用干渉縞画像(測定時被検曲面干渉縞をデジタル化した画像)が生成され、その画像データ(以下「解析用干渉縞画像データ」と称する)が、上述の形状解析部75に入力される。
(7)上記形状解析部75に入力された解析用干渉縞画像データに基づき、該形状解析部75において解析(通常の縞解析手法を用いることができる)が行われ、被検曲面Pの実際の形状(設計データによる理想形状からの誤差)が求められる。
なお、測定系の誤差が測定結果に含まれることを防止するために、設計データ通りの理想形状を有する基準レンズ(図示略)を作成し、この基準レンズにおける被検曲面の形状測定を予め行い、その際に得られた形状データを、非球面レンズ9における被検曲面Pを測定した際の形状データと比較し、これら形状データ間の偏差を非球面レンズ9における被検曲面Pの形状誤差として求めるようにしてもよい。
〈反射曲面の実施例〉
図5に示す反射曲面31Aは、光ピックアップレンズとして用いられる非球面レンズの第1レンズ面91Aの設計データに基づき、その形状を求めたものである。すなわち、参照基準板15Aを介して反射曲面31Aに、平行光からなる測定光を照射した際に、該測定光の各光線が反射曲面31Aにより偏向されて第1レンズ面91A上の被検曲面Pに対し垂直に入射して再帰反射され、該反射曲面31Aを経由して参照基準板15Aに戻るとともに、該各光線の光路長(参照基準面15Aaから反射曲面31Aを経由して被検曲面Pに至り、該被検曲面Pから再び反射曲面31Aを経由して参照基準面15Aaに戻るまでの光路長)が互いに等しくなる、という条件を設定したときの反射曲面31Aの形状を、コンピュータシミュレーションにより求めたものである。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に態様が限定されるものではなく、種々の態様のものを実施形態とすることができる。
例えば、上述した反射曲面31,31Aは、滑らかな曲面で構成されているが、フレネルレンズのように段差を有する反射曲面を構成することも可能である。
また、上述の干渉計1はフィゾータイプとされているが、マイケルソンタイプ等の他のタイプの干渉計を用いることも可能である。
また、被検曲面は回転対称な曲面に限定されるものではなく、シリンドリカルレンズのレンズ面のように、回転対称ではない線織面で構成される曲面を被検曲面とすることも可能である。
1 干渉計
3 反射偏向素子
5 アライメント調整部
7 測定解析部
9 非球面レンズ
11 レーザ光源
12 ビーム径変換用レンズ
13 ビームスプリッタ
13a 光束分岐面
14 コリメータレンズ
15,15A 参照基準板
15a,15Aa 参照基準面
16 結像レンズ
17 撮像カメラ
31,31A 反射曲面
32 反射平面
51,52,53 2軸傾き調整ステージ
54 XY軸位置調整ステージ
55 Z軸位置調整ステージ
56 平行平板
56a 孔部
71 解析装置
72 モニタ装置
73 入力装置
74 解析用干渉縞画像生成部
75 形状解析部
91 第1レンズ面
92 第2レンズ面
93 張出部
94,96 粗面領域
95,97 平滑面領域
P,P 被検曲面
測定光軸
光軸
91,C92

Claims (2)

  1. 被検曲面の形状を測定する被検曲面形状測定装置であって、
    平行光からなる測定光を出射するとともに、該測定光の被照射物体からの戻り光を参照光と合波して干渉縞を形成する干渉計、
    前記被検曲面の形状の設計データに基づき形成された反射曲面を有し、前記干渉計から出射された前記測定光の一部を該反射曲面において偏向して前記被検曲面に照射する反射偏向素子、
    前記干渉計と前記反射偏向素子と前記被検曲面との相対的な位置調整を行うアライメント調整手段、
    および形状解析手段を備え、
    前記反射曲面は、前記干渉計から該反射曲面に入射した前記測定光の各光線が、該被検曲面に対し垂直に入射して再帰反射され該反射曲面を経由して前記干渉計に戻るとともに、該各光線の光路長が互いに等しくなるように形成されたものであり、
    前記形状解析手段は、前記被検曲面から前記反射曲面を経由して前記干渉計に戻る測定光の戻り光と参照光とにより形成される干渉縞の画像データに基づき、前記被検曲面の実際の形状を測定解析するものである、ことを特徴とする。
  2. 前記被検曲面は、非球面レンズのレンズ面上において、該レンズ面の軸を中心とする輪帯状の領域内の曲面であることを特徴とする請求項1記載の被検曲面形状測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101586186B1 (ko) * 2014-10-10 2016-01-20 한국기초과학지원연구원 비구면 반사경의 형상정밀도 평가를 위한 광학 정렬방법

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