JP2011247565A - オフセット形状フィンおよびその製造方法 - Google Patents
オフセット形状フィンおよびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011247565A JP2011247565A JP2010124135A JP2010124135A JP2011247565A JP 2011247565 A JP2011247565 A JP 2011247565A JP 2010124135 A JP2010124135 A JP 2010124135A JP 2010124135 A JP2010124135 A JP 2010124135A JP 2011247565 A JP2011247565 A JP 2011247565A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fin
- offset
- shape
- manufacturing
- fins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
【課題】低コストで、高い形状精度が得られるオフセット形状フィンおよびその製造方法、を提供する。
【解決手段】オフセット形状フィンの製造方法は、波形フィン36が形成されたフィン部31Aと、波形フィン36が形成されたフィン部31Bと、フィン部31Aおよびフィン部31Bを連結するオフセット調整部41とを有するように、板材を加工するステップと、フィン部31Aおよびフィン部31Bが隣り合うように、オフセット調整部41を折り曲げるステップとを備える。オフセット調整部41を折り曲げるステップは、フィン部31Aに形成された波形フィン36と、フィン部31Bに形成された波形フィン36とが、互いにずれて配置されるように、オフセット調整部41の折り曲げ位置を調整するステップを含む。
【選択図】図4
【解決手段】オフセット形状フィンの製造方法は、波形フィン36が形成されたフィン部31Aと、波形フィン36が形成されたフィン部31Bと、フィン部31Aおよびフィン部31Bを連結するオフセット調整部41とを有するように、板材を加工するステップと、フィン部31Aおよびフィン部31Bが隣り合うように、オフセット調整部41を折り曲げるステップとを備える。オフセット調整部41を折り曲げるステップは、フィン部31Aに形成された波形フィン36と、フィン部31Bに形成された波形フィン36とが、互いにずれて配置されるように、オフセット調整部41の折り曲げ位置を調整するステップを含む。
【選択図】図4
Description
この発明は、一般的には、オフセット形状フィンおよびその製造方法に関し、より特定的には、熱交換器に用いられるオフセット形状フィンおよびその製造方法に関する。
従来のオフセット形状フィンの製造方法に関して、特開2006−136905号公報には、オフセットフィンの全体に渡ってプレス欠陥を生じさせないことを目的としたフィン製造装置が開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示されたフィン製造装置には、一対の第1ローラを有する第1成形部と、一対の金型を有する第2成形部とが設けられている。第1成形部は、一対の第1ローラによって、平板材から断面がクランク状となるクランク材を成形する。第2成形部は、クランク材が一方の金型に一致して嵌り込み、他方の金型に噛み合うことによって、凹凸が千鳥状にオフセットされたオフセット材を成形する。
また、特開2007−196239号公報には、外周チューブの十分な肉厚を確保しつつ軽量化を図り、かつ低コストで容易に製造することを目的とした熱交換チューブの製造方法が開示されている(特許文献2)。
また、特開2009−85451号公報には、ローラからの製品の引き剥がしを容易にすることを目的としたオフセット形状フィンの製造方法が開示されている(特許文献3)。特許文献3に開示されたオフセット形状フィンの製造方法においては、まず、帯状薄板材のワークを、波型の第1ローラによって第1の波形形状板に成形する。次に、第1の波形形状板を、第1のローラよりも波形状のピッチが短い第2のローラによって第2の波形形状板を成形する。次に、第3のローラおよび第4のローラによって、第2の波形形状板にオフセット切断を行ない、オフセット切断板を成形する。その後、オフセットされた波形状を有する第7のローラによってオフセット切断板にオフセット加工を行ない、オフセットフィンを成形する。
ラジエータやオイルクーラなどの熱交換器に放熱性の高いオフセット形状フィンが利用されている。このオフセット形状フィンを製造する方法としては、たとえば上述の特許文献3に開示されるように、波形形状板の適当な箇所に切り込み加工を実施し、さらに、オフセットされた波形状を有する金型によってオフセット加工を実施するといった方法が挙げられる。しかしながら、このような方法を用いた場合、切り込み加工やオフセット加工を実施するための複雑な金型が必要となり、製造コストが増大するおそれがある。また、各フィンのオフセット加工は独立して実施されるため、フィンのオフセット量にばらつきが生じるおそれがある。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、低コストで、高い形状精度が得られるオフセット形状フィンおよびその製造方法を提供することである。
この発明に従ったオフセット形状フィンの製造方法は、熱交換器に用いられるオフセット形状フィンの製造方法である。オフセット形状フィンの製造方法は、フィン形状が形成された第1フィン部と、フィン形状が形成された第2フィン部と、第1フィン部および第2フィン部を連結するオフセット調整部とを有するように、板材を加工するステップと、第1フィン部および第2フィン部が隣り合うように、オフセット調整部を折り曲げるステップとを備える。オフセット調整部を折り曲げるステップは、第1フィン部に形成されたフィン形状と、第2フィン部に形成されたフィン形状とが、互いにずれて配置されるように、オフセット調整部の折り曲げ位置を調整するステップを含む。
このように構成されたオフセット形状フィンの製造方法によれば、オフセット調整部を折り曲げるステップを実施することによって、第1フィン部および第2フィン部間でオフセットされたフィン形状を得ることができる。このため、オフセット形状フィンを容易に製造し、その製造コストを低減させることができる。また、第1フィン部および第2フィン部間におけるフィン形状のオフセット量は、オフセット調整部を折り曲げるステップの実施によって一括して定まる。このため、フィン形状のオフセット量にばらつきが生じることを抑制し、高い形状精度を備えるオフセット形状フィンを得ることができる。
また好ましくは、オフセット形状フィンの製造方法は、板材を加工するステップの後に、第1フィン部および第2フィン部の各フィン部が、フィン形状が形成された下段部と、フィン形状が形成され、下段部の上方に重なって配置される上段部とを有するように、第1フィン部および第2フィン部を折り曲げるステップをさらに備える。
このように構成されたオフセット形状フィンの製造方法によれば、高い形状精度を備える多段式のオフセット形状フィンを、低コストで製造することができる。
また好ましくは、板材を加工するステップは、第1フィン部と第2フィン部とが交互に千鳥状に並ぶように、板材を加工するステップを含む。また好ましくは、板材を加工するステップは、第1フィン部と第2フィン部とが交互に階段状に並ぶように、板材を加工するステップを含む。
このように構成されたオフセット形状フィンの製造方法によれば、千鳥状もしくは階段状に並ぶ第1フィン部および第2フィン部間を連結するオフセット調整部を、第1フィン部および第2フィン部が隣り合うように折り曲げる。この際、第1フィン部および第2フィン部間でフィン形状がずれて配置されるように、オフセット調整部の折り曲げ位置を調整する。これにより、高い形状精度を備えるオフセット形状フィンを、低コストで製造することができる。
この発明に従ったオフセット形状フィンは、熱交換器に用いられるオフセット形状フィンである。オフセット形状フィンは、フィン形状が形成された第1フィン部と、フィン形状が形成され、第1フィン部と隣り合って配置される第2フィン部と、第1フィン部と第2フィン部とを連結するオフセット調整部とを備える。オフセット調整部は、第1フィン部に形成されたフィン形状と第2フィン部に形成されたフィン形状とが、互いにずれて配置されるように、折り曲げられている。
このように構成されたオフセット形状フィンによれば、低コストで、高い形状精度が得られるオフセット形状フィンを実現することができる。
以上に説明したように、この発明に従えば、低コストで、高い形状精度が得られるオフセット形状フィンおよびその製造方法を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、ハイブリッド自動車の駆動ユニットを模式的に表わす図である。本実施の形態では、本発明が、車両としてのハイブリッド自動車に搭載されるインバータを冷却するための熱交換器に適用されている。まず、ハイブリッド自動車を駆動させるためのHVシステムについて説明する。
図1は、ハイブリッド自動車の駆動ユニットを模式的に表わす図である。本実施の形態では、本発明が、車両としてのハイブリッド自動車に搭載されるインバータを冷却するための熱交換器に適用されている。まず、ハイブリッド自動車を駆動させるためのHVシステムについて説明する。
図1を参照して、駆動ユニット1は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能なバッテリ800とを動力源とするハイブリッド自動車に設けられている。駆動ユニット1は、モータジェネレータ100と、ハウジング200と、減速機構300と、ディファレンシャル機構400と、ドライブシャフト受け部900と、端子台600とを含んで構成される。
モータジェネレータ100は、電動機または発電機としての機能を有する回転電機である。モータジェネレータ100は、回転シャフト110と、ロータ130と、ステータ140とを含む。回転シャフト110は、軸受120を介してハウジング200に回転可能に取り付けられている。ロータ130は、回転シャフト110と一体となって回転する。
モータジェネレータ100から出力された動力は、減速機構300からディファレンシャル機構400を介してドライブシャフト受け部900に伝達される。ドライブシャフト受け部900に伝達された駆動力は、ドライブシャフトを介して車輪に回転力として伝達されて、車両を走行させる。
一方、ハイブリッド自動車の回生制動時には、車輪は車体の慣性力により回転させられる。車輪からの回転力によりドライブシャフト受け部900、ディファレンシャル機構400および減速機構300を介してモータジェネレータ100が駆動される。このとき、モータジェネレータ100が発電機として作動する。モータジェネレータ100により発電された電力は、PCU(Power Control Unit)700を介してバッテリ800に供給される。
図2は、図1中のPCUの構成を示す電気回路図である。図2を参照して、PCU700は、コンバータ710と、インバータ720と、制御装置730と、コンデンサC1,C2と、電源ラインPL1〜PL3と、出力ライン740U,740V,740Wとを含む。
コンバータ710は、電源ラインPL1,PL3を介してバッテリ800と接続されている。インバータ720は、電源ラインPL2,PL3を介してコンバータ710と接続されている。インバータ720は、出力ライン740U,740V,740Wを介してモータジェネレータ100と接続されている。バッテリ800は、直流電源であって、たとえばニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の2次電池から形成されている。バッテリ800は、蓄えた直流電力をコンバータ710に供給したり、コンバータ710から受け取る直流電力によって充電される。
コンバータ710は、半導体モジュールから構成された上アームおよび下アームと、リアクトルLとを含む。上アームおよび下アームは、電源ラインPL2,PL3間に直列に接続されている。電源ラインPL2に接続される上アームは、パワートランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)Q1と、パワートランジスタQ1に逆並列に接続されるダイオードD1とからなる。電源ラインPL3に接続される下アームは、パワートランジスタQ2と、パワートランジスタQ2に逆並列に接続されるダイオードD2とからなる。リアクトルLは、電源ラインPL1と、上アームおよび下アームの接続点との間に接続されている。
コンバータ710は、バッテリ800から受け取る直流電圧をリアクトルLを用いて昇圧し、その昇圧した電圧を電源ラインPL2に供給する。コンバータ710は、インバータ720から受け取る直流電圧を降圧し、バッテリ800を充電する。
インバータ720は、U相アーム750Uと、V相アーム750Vと、W相アーム750Wとを含む。U相アーム750U、V相アーム750VおよびW相アーム750Wは、電源ラインPL2,PL3間に並列に接続されている。U相アーム750U、V相アーム750VおよびW相アーム750Wの各々は、半導体モジュールから構成された上アームおよび下アームからなる。各相アームの上アームおよび下アームは、電源ラインPL2,PL3間に直列に接続されている。
U相アーム750Uの上アームは、パワートランジスタ(IGBT)Q3と、パワートランジスタQ3に逆並列に接続されるダイオードD3とからなる。U相アーム750Uの下アームは、パワートランジスタQ4と、パワートランジスタQ4に逆並列に接続されるダイオードD4とからなる。V相アーム750Vの上アームは、パワートランジスタQ5と、パワートランジスタQ5に逆並列に接続されるダイオードD5とからなる。V相アーム750Vの下アームは、パワートランジスタQ6と、パワートランジスタQ6に逆並列に接続されるダイオードD6とからなる。W相アーム750Wの上アームは、パワートランジスタQ7と、パワートランジスタQ7に逆並列に接続されるダイオードD7とからなる。W相アーム750Wの下アームは、パワートランジスタQ8と、パワートランジスタQ8に逆並列に接続されるダイオードD8とからなる。各相アームのパワートランジスタの接続点は、対応する出力ライン740U,740V,740Wを介してモータジェネレータ100の対応する相のコイルの反中性点側に接続されている。
なお、図中では、U相アーム750UからW相アーム750Wの上アームおよび下アームが、それぞれ、パワートランジスタとダイオードとからなる1つの半導体モジュールから構成されている場合が示されているが、複数の半導体モジュールにより構成されてもよい。
インバータ720は、制御装置730からの制御信号に基づいて、電源ラインPL2から受け取る直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータ100へ出力する。インバータ720は、モータジェネレータ100によって発電された交流電圧を直流電圧に整流して電源ラインPL2に供給する。
コンデンサC1は、電源ラインPL1,PL3間に接続され、電源ラインPL1の電圧レベルを平滑化する。コンデンサC2は、電源ラインPL2,PL3間に接続され、電源ラインPL2の電圧レベルを平滑化する。
制御装置730は、モータジェネレータ100のトルク指令値、各相電流値、およびインバータ720の入力電圧に基づいて、モータジェネレータ100の各相コイル電圧を演算する。制御装置730は、その演算結果に基づいて、パワートランジスタQ3〜Q8をオン/オフするPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成してインバータ720へ出力する。モータジェネレータ100の各相電流値は、インバータ720の各アームを構成する半導体モジュールに組込まれた電流センサによって検出される。この電流センサは、S/N比が向上するように半導体モジュール内に配設されている。制御装置730は、上述したトルク指令値およびモータ回転数に基づいてインバータ720の入力電圧を最適にするためのパワートランジスタQ1,Q2のデューティ比を演算する。制御装置730は、その結果に基づいてパワートランジスタQ1,Q2をオン/オフするPWM信号を生成してコンバータ710へ出力する。
制御装置730は、モータジェネレータ100によって発電された交流電圧を直流電圧に変換してバッテリ800に充電するため、コンバータ710およびインバータ720におけるパワートランジスタQ1〜Q8のスイッチング動作を制御する。
続いて、本実施の形態におけるオフセット形状フィンの構造について説明する。図3は、図2中のインバータを冷却するための熱交換器を示す断面図である。
図3を参照して、熱交換器10は、ケース体12およびオフセット形状フィン21を有する。ケース体12およびオフセット形状フィン21は、高い熱伝導性を有する材料、たとえばアルミニウムから形成されている。ケース体12は、冷却水が流通される冷却水路14を形成する。インバータ720は、冷却水路14に隣接する位置に設けられている。オフセット形状フィン21は、冷却水路14に配置されている。オフセット形状フィン21は、ロウ付け等の手段によって、ケース体12に対して固定されている。
インバータ720の駆動に伴って、U相アーム750U、V相アーム750VおよびW相アーム750Wを構成する半導体モジュールが発熱し、その熱がケース体12およびオフセット形状フィン21を順に伝わる。さらに、オフセット形状フィン21と冷却水路14を流通する冷却水との間で熱交換が行なわれることによって、インバータ720が冷却される。
なお、図3中に示す熱交換器10の構造は一例であり、熱交換器は、オフセット形状フィン21を介してインバータ720と冷却水とが熱交換可能な構造を適宜、採り得る。また、使用される冷媒は、液体に限られず、気体であってもよい。
図4は、図3中の熱交換器に用いられるオフセット形状フィンを示す斜視図である。図3および図4を参照して、冷却水は、冷却水路14内で図3を示す紙面に対して直角方向(図4中の白抜き矢印によって示す方向)に流通する。熱交換器10においては、冷却水路14に配置されたフィンと冷却水との接触の機会を増やし、インバータ720の冷却性能を向上させるため、オフセット形状フィン21が採用されている。
図4を参照して、オフセット形状フィン21は、基準のフィンと、その基準のフィンに対して冷却水の流れ方向に沿って配列された別のフィンとの間で、フィン形状が位置ずれするように形成されたフィンである。オフセット形状フィン21は、冷却水の流れ方向においてフィン形状が不連続となるように形成されたフィンである。
オフセット形状フィン21は、一枚の板材から一体的に形成されている。オフセット形状フィン21は、その構成部位として、複数のフィン部31と、オフセット調整部41とを有する。
フィン部31には、波形フィン36が形成されている。フィン部31を冷却水の流れ方向(矢印102に示す方向)から見た場合に、波形フィン36は波形を有する。フィン部31は、波形に湾曲しながら、冷却水の流れ方向に直交する方向(矢印101に示す方向であり、以下、フィン部31の延在方向ともいう)に沿って帯状に延在している。フィン部31は、その延在方向における一方の端部に一方端37を有し、他方の端部に他方端38を有する。
複数のフィン部31は、矢印102に示す方向(以下、複数のフィン部31の並び方向ともいう)に並んでいる。複数のフィン部31は、フィン部31Aおよびフィン部31Bから構成されている。フィン部31Aおよびフィン部31Bには、同一形状の波形フィン36が形成されている。フィン部31Aとフィン部31Bとは、複数のフィン部31の並び方向において交互に配置されている。言い換えれば、複数のフィン部31Aが、互いに間隔を隔てて配置されており、複数のフィン部31Bの各々は、隣り合う複数のフィン部31A間の隙間に配置されている。
オフセット調整部41は、互いに隣り合う複数のフィン部31間を連結するように設けられている。互いに隣り合って配置されたフィン部31Aおよびフィン部31Bに注目した場合に、オフセット調整部41は、フィン部31Aとフィン部31Bとを連結するように設けられている。オフセット調整部41は、フィン部31Aの一方端37とフィン部31Bの一方端37とを連結するように設けられている。フィン部31Aの他方端38とフィン部31Bの他方端38とは、互いに連結されていない。
複数のフィン部31は、互いに隣り合って配置されたフィン部31Aおよびフィン部31B間において、フィン部31Aに形成された波形フィン36と、フィン部31Bに形成された波形フィン36とが互いにずれるように配置されている。フィン部31Aに形成された波形フィン36は、フィン部31Bに形成された波形フィン36に対して、フィン部31の延在方向にずれて配置されている。
オフセット形状フィン21を複数のフィン部31の並び方向から見た場合に、複数のフィン部31Aは、各フィン部31Aに形成された波形フィン36が重なり合うように配置されている。複数のフィン部31Bは、各フィン部31Bに形成された波形フィン36が重なり合うように配置されている。一方、フィン部31Aおよびフィン部31Bは、フィン部31Aに形成された波形フィン36とフィン部31Bに形成された波形フィン36とが完全に重なり合わないように配置されている。
本実施の形態におけるオフセット形状フィン21においては、図4中の範囲32を波形フィン36の1ピッチであるとすると、フィン部31Aに形成された波形フィン36と、フィン部31Bに形成された波形フィン36とは、図4中の範囲33に示すように1/4ピッチだけずれて配置されている。
なお、フィン部31Aおよびフィン部31B間における波形フィン36のオフセット量は、図4中に示す場合に限られない。具体的には、波形フィン36のオフセット量は、熱交換器10に要求される冷却能力と、冷却水の強制循環させるためのモータの消費電力(ハイブリッド自動車の燃費)とを総合的に勘案して決定される。
オフセット調整部41は、折り曲げ部42を有する。オフセット調整部41は、折り曲げ部42において折り曲げられている。オフセット調整部41は、オフセット形状フィン21を形成する金属の塑性変形を伴って折り曲げられている。折り曲げ部42は、フィン部31Aの一方端37とフィン部31Bの一方端37との間のオフセット調整部41の適当な位置に設けられている。折り曲げ部42の位置、すなわち、オフセット調整部41が折り曲げられる位置は、フィン部31Aおよびフィン部31B間において波形フィン36が所定のオフセット量だけずれるように設定されている。本実施の形態では、フィン部31Aの一方端37および折り曲げ部42間の長さと、フィン部31Bの一方端37および折り曲げ部42間の長さとが、異なる。オフセット調整部41は、折り曲げ部42においてほぼ180°の角度だけ折り曲げられている。
以上に説明した、この発明の実施の形態1におけるオフセット形状フィンの構造にまとめて説明すると、本実施の形態におけるオフセット形状フィン21は、熱交換器10に用いられる。オフセット形状フィン21は、フィン形状としての波形フィン36が形成された第1フィン部としてのフィン部31Aと、波形フィン36が形成され、フィン部31Aと隣り合って配置される第2フィン部としてのフィン部31Bと、フィン部31Aとフィン部31Bとを連結するオフセット調整部41とを備える。オフセット調整部41は、フィン部31Aに形成された波形フィン36とフィン部31Bに形成された波形フィン36とが、互いにずれて配置されるように、折り曲げられている。
続いて、本実施の形態におけるオフセット形状フィンの製造方法について説明する。図5から図8は、図4中のオフセット形状フィンの製造方法のステップを示す斜視図もしくは平面図である。
図5を参照して、まず、平板状の板材51を準備する。板材51は、オフセット形状フィン21を製造するための原材料であり、たとえばアルミニウム板である。次に、プレス加工の実施によって、フィン形状部52,53および連結部54が成形された板材51を得る。フィン形状部52,53には、図4中の波形フィン36に対応するフィン形状が形成されている。フィン形状部52に形成された波形フィン36と、フィン形状部53に形成された波形フィン36とは、連続していない。連結部54は、フィン形状部52とフィン形状部53との間で平板状に延在している。
図6を参照して、次に、切断加工の実施によって、フィン部31およびオフセット調整部41が形成された板材51を得る。
より具体的には、矢印102に示す方向においてフィン部31Aが櫛の歯状に並ぶように、フィン形状部52に切断加工を実施する。また、矢印102に示す方向においてフィン部31Bが櫛の歯状に並ぶように、フィン形状部53に切断加工を実施する。この際、フィン部31Aとフィン部31Bとが、矢印102に示す方向に沿って千鳥状に並ぶように、フィン形状部52,53に切断加工を実施する。フィン部31Aの一方端37とフィン部31Bの一方端37とが、矢印101に示す方向において互いに向かい合わせとなるように配置される。さらに、オフセット調整部41が千鳥状に並ぶフィン部31Aの一方端37とフィン部31Bの一方端37との間で棒状に延伸するように、連結部54に切断加工を実施する。
図7および図8を参照して、次に、折り曲げ加工の実施によって、図4中のオフセット形状フィン21の形状を得る。
より具体的には、矢印102に示す方向においてフィン部31Aとフィン部31Bとが隣り合うように、オフセット調整部41に折り曲げ加工を実施する。フィン部31Bが180度回動するようにオフセット調整部41を折り曲げ、隣り合うフィン部31A間の隙間にフィン部31Bを位置決めする。
図9は、図8中のIX−IX線上に沿ったオフセット形状フィンを示す断面図である。図7から図9を参照して、上記の折り曲げ加工時に、オフセット調整部41の折り曲げ位置を適当な位置に設定することによって、フィン部31Aに形成された波形フィン36と、フィン部31Bに形成された波形フィン36とのオフセット量を調整する。
図9中に示すように、本実施の形態では、オフセット調整部41の折り曲げ位置(折り曲げ部42)がフィン部31Aの一方端37よりもフィン部31Bの一方端37に近い位置にあり、フィン部31Aに形成された波形フィン36と、フィン部31Bに形成された波形フィン36とが、1/4ピッチだけずれて配置されている。この場合に、オフセット調整部41の折り曲げ位置をさらにフィン部31B側に近い位置にシフトさせれば、フィン部31Aおよびフィン部31B間における波形フィン36のオフセット量が小さくなる。一方、オフセット調整部41の折り曲げ位置をフィン部31A側に近い位置にシフトさせれば、フィン部31Aおよびフィン部31B間における波形フィン36のオフセット量は大きくなる。
なお、本実施の形態では、プレス加工の後に切断加工を実施する製造方法について説明したが、まず切断加工を実施し、その後にプレス加工を実施する製造方法としてもよい。
図10は、図5中に示す板材からの材料取りの一例を示す平面図である。図10を参照して、図中には、1枚の板材51から複数のオフセット形状フィン21p,21q,21r,21sを取り出す際の材料取りの形態が示されている。たとえば、オフセット形状フィン21pおよびオフセット形状フィン21qに注目すると、オフセット形状フィン21pのフィン部31B間の板材51から、オフセット形状フィン21qのフィン部31Aを取り出すように材料取りすれば、フィンの原材料の歩留まりを向上させることができる。
以上に説明した通り、本実施の形態では、オフセット調整部41の折り曲げ加工によって、フィン部31Aに形成された波形フィン36と、フィン部31Bに形成された波形フィン36とがオフセット配置される。このため、簡易な製造方法によってオフセット形状フィン21を得ることができる。また、オフセット調整部41の折り曲げ位置を変更することによって波形フィン36のオフセット量を調整できるため、オフセット量のチューニングや仕様変更などに容易に対応することができる。
また、フィン部31Aに形成された波形フィン36と、フィン部31Bに形成された波形フィン36とのオフセットは、1回の折り曲げ加工によって決定される。このため、波形フィン36のオフセット量にばらつきが生じることを抑制できる。
以上に説明した、この発明の実施の形態1におけるオフセット形状フィンの製造方法についてまとめて説明すると、本実施の形態におけるオフセット形状フィンの製造方法は、熱交換器10に用いられる。オフセット形状フィンの製造方法は、フィン形状としての波形フィン36が形成された第1フィン部としてのフィン部31Aと、波形フィン36が形成された第2フィン部としてのフィン部31Bと、フィン部31Aおよびフィン部31Bを連結するオフセット調整部41とを有するように、板材51を加工するステップと、フィン部31Aおよびフィン部31Bが隣り合うように、オフセット調整部41を折り曲げるステップとを備える。オフセット調整部41を折り曲げるステップは、フィン部31Aに形成された波形フィン36と、フィン部31Bに形成された波形フィン36とが、互いにずれて配置されるように、オフセット調整部41の折り曲げ位置を調整するステップを含む。
このように構成された、この発明の実施の形態1におけるオフセット形状フィンおよびその製造方法によれば、オフセット形状フィン21の製造工程を簡略化することによって、製造コストを低減することができる。また、オフセット形状フィン21のオフセット量がばらつくことを抑制することで、熱交換器10の冷却能力を適切に制御することができる。
なお、本実施の形態では、本発明を冷却水の流れ方向に沿って直線状に延伸するストレートフィンに適用した場合について説明したが、本発明はこれに限られず、たとえば、冷却水の流れ方向に沿ってS字状に延伸するウェーブフィンに適用することも可能である。
また、本発明を、燃料電池と2次電池とを動力源とする燃料電池ハイブリッド車(FCHV:Fuel Cell Hybrid Vehicle)または電気自動車(EV:Electric Vehicle)に搭載されるインバータの冷却構造に適用することもできる。本実施の形態におけるハイブリッド自動車では、燃費最適動作点で内燃機関を駆動するのに対して、燃料電池ハイブリッド車では、発電効率最適動作点で燃料電池を駆動する。また、2次電池の使用に関しては、両方のハイブリッド自動車で基本的に変わらない。
(実施の形態2)
図11は、この発明の実施の形態2におけるオフセット形状フィンを示す斜視図である。本実施の形態におけるオフセット形状フィンおよびその製造方法は、実施の形態1におけるオフセット形状フィンおよびその製造方法と比較して、基本的には同様の構造およびステップを備える。以下、重複する構造およびステップについては説明を繰り返さない。
図11は、この発明の実施の形態2におけるオフセット形状フィンを示す斜視図である。本実施の形態におけるオフセット形状フィンおよびその製造方法は、実施の形態1におけるオフセット形状フィンおよびその製造方法と比較して、基本的には同様の構造およびステップを備える。以下、重複する構造およびステップについては説明を繰り返さない。
図11を参照して、本実施の形態におけるオフセット形状フィン71は、その構成部位として、複数のフィン部31と、オフセット調整部41とを有する。フィン部31には、波形フィン36が形成されている。複数のフィン部31は、フィン部31Aおよびフィン部31Bから構成されている。フィン部31Aとフィン部31Bとは、矢印102に示す複数のフィン部31の並び方向において交互に配置されている。
本実施の形態では、フィン部31Aおよびフィン部31Bの各フィン部31が、上段部77および下段部78を有する。上段部77は、下段部78の上方に積み重ねられている。上段部77および下段部78は、矢印101および矢印102に示す方向に直交する矢印103に示す方向に積み重ねられている。上段部77および下段部78には、波形フィン36が形成されている。1つのフィン部31に注目した場合に、上段部77および下段部78は、上段部77に形成された波形フィン36と下段部78に形成された波形フィン36とが、矢印101に示すフィン部31の延在方向において1/2ピッチだけずれるように配置されている。
オフセット形状フィン71は、その構成部位として、中間部76をさらに有する。中間部76は、1つのフィン部31の上段部77と下段部78とを連結するように設けられている。中間部76は、フィン部31の他方端38側において上段部77と下段部78とを連結している。中間部76が折り曲げられることによって、上段部77と下段部78とが上下に積み重ねられている。
複数のフィン部31は、互いに隣り合って配置されたフィン部31Aおよびフィン部31B間において、フィン部31Aに形成された波形フィン36と、フィン部31Bに形成された波形フィン36とが互いにずれるように配置されている。複数のフィン部31は、フィン部31Aの上段部77に形成された波形フィン36と、フィン部31Bの上段部77に形成された波形フィン36とが互いにずれ、フィン部31Aの下段部78に形成された波形フィン36と、フィン部31Bの下段部78に形成された波形フィン36とが互いにずれるように配置されている。
本実施の形態におけるオフセット形状フィン71においても、折り曲げ部42の位置、すなわち、オフセット調整部41が折り曲げられる位置が、フィン部31Aおよびフィン部31B間において波形フィン36が所定のオフセット量だけずれるように設定されている。
図12から図14は、図11中のオフセット形状フィンの製造方法のステップを示す斜視図もしくは断面図である。
図12を参照して、まず、平板状の板材81を準備する。次に、プレス加工の実施によって、フィン形状部91、連結部92および連結部94が成形された板材81を得る。フィン形状部91には、図11中の波形フィン36に対応するフィン形状が形成されている。連結部92は、互いに隣り合うフィン形状部91間で平板状に延在している。連結部94は、矢印101に示す方向においてフィン形状部91に対して連結部92の反対側に配置されるとともに、互いに隣り合うフィン形状部91間で平板状に延在している。すなわち、矢印101に示す方向において複数のフィン形状部91が互いに間隔を隔てて配置され、さらに、隣り合う複数のフィン形状部91間の隙間に連結部92および連結部94が交互に配置されている。
次に、切断加工の実施によって、フィン部31、中間部76およびオフセット調整部41が形成された板材81を得る。
より具体的には、矢印101に示す方向においてフィン部31Aおよびフィン部31Bが交互に階段状に並ぶように、フィン形状部91に切断加工を実施する。互いに隣り合うフィン部31Aおよびフィン部31Bに注目した場合に、フィン部31Bは、フィン部31Aのその延在方向における延長上からずれるように配置される。また、オフセット調整部41が階段状に並ぶフィン部31Aとフィン部31Bとの間で延在するように、連結部94に切断加工を実施する。また、フィン部31Aおよびフィン部31Bの各フィン部31において、中間部76が上段部77および下段部78間で延在するように、連結部92に切断加工を実施する。
図13および図14を参照して、次に、折り曲げ加工の実施によって、図11中のオフセット形状フィン71の形状を得る。
より具体的には、フィン部31Aおよびフィン部31Bの各フィン部31において、上段部77と下段部78とが上下に重なるように、中間部92に折り曲げ加工を実施するとともに、矢印102に示す方向においてフィン部31Aとフィン部31Bとが隣り合うように、オフセット調整部41に折り曲げ加工を実施する。この際、オフセット調整部41の折り曲げ位置を適当な位置に設定することによって、フィン部31Aに形成された波形フィン36と、フィン部31Bに形成された波形フィン36とのオフセット量を調整する。
以上に説明した、本実施の形態におけるオフセット形状フィン71の製造方法によれば、折り曲げ加工を通じて、フィン部31に上下に重なった上段部77および下段部78を形成するとともに、フィン部31Aに形成された波形フィン36と、フィン部31Bに形成された波形フィン36とをオフセット配置することができる。この際、オフセット調整部41の折り曲げ加工によって、上段部77および下段部78における波形フィン36のオフセット量が一括に設定されるため、単にオフセット形状フィンを多層に積み重ねる場合と比較して、オフセット量のばらつきを小さく抑えることができる。
また、実施の形態1と同様に、図12中に示す板材81から矢印102に示す方向に沿って複数のオフセット形状フィン71を取り出せば、フィンの原材料の歩留まりを向上させることができる。
このように構成された、この発明の実施の形態2におけるオフセット形状フィンおよびその製造方法によれば、実施の形態1に記載の効果を同様に得ることができる。
なお、以上に説明した実施の形態1および2におけるオフセット形状フィンの構造やオフセット形状フィンの製造方法のステップを適宜組み合わせることによって、新たなオフセット形状フィンや、オフセット形状フィンの製造方法を構成してもよい。たとえば、実施の形態1におけるオフセット形状フィン21に、実施の形態2における多段式のフィン構造およびその製造方法を適用してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、主に、ラジエータやオイルクーラなどの熱交換器に利用される。
10 熱交換器、12 ケース体、14 冷却水路、21,21p,21q,21r,21s,71 オフセット形状フィン、31,31A,31B フィン部、32,33 範囲、36 波形フィン、37 一方端、38 他方端、41 オフセット調整部、42 折り曲げ部、51,81 板材、52,53,91 フィン形状部、54,92,94 連結部、76 中間部、77 上段部、78 下段部。
Claims (5)
- 熱交換器に用いられるオフセット形状フィンの製造方法であって、
フィン形状が形成された第1フィン部と、フィン形状が形成された第2フィン部と、前記第1フィン部および前記第2フィン部を連結するオフセット調整部とを有するように、板材を加工するステップと、
前記第1フィン部および前記第2フィン部が隣り合うように、前記オフセット調整部を折り曲げるステップとを備え、
前記オフセット調整部を折り曲げるステップは、前記第1フィン部に形成されたフィン形状と、前記第2フィン部に形成されたフィン形状とが、互いにずれて配置されるように、前記オフセット調整部の折り曲げ位置を調整するステップを含む、オフセット形状フィンの製造方法。 - 前記板材を加工するステップの後に、前記第1フィン部および前記第2フィン部の各フィン部が、フィン形状が形成された下段部と、フィン形状が形成され、前記下段部の上方に重なって配置される上段部とを有するように、前記第1フィン部および前記第2フィン部を折り曲げるステップをさらに備える、請求項1に記載のオフセット形状フィンの製造方法。
- 前記板材を加工するステップは、前記第1フィン部と前記第2フィン部とが交互に千鳥状に並ぶように、板材を加工するステップを含む、請求項1または2に記載のオフセット形状フィンの製造方法。
- 前記板材を加工するステップは、前記第1フィン部と前記第2フィン部とが交互に階段状に並ぶように、板材を加工するステップを含む、請求項1から3のいずれか1項に記載のオフセット形状フィンの製造方法。
- 熱交換器に用いられるオフセット形状フィンであって、
フィン形状が形成された第1フィン部と、
フィン形状が形成され、前記第1フィン部と隣り合って配置される第2フィン部と、
前記第1フィン部と前記第2フィン部とを連結するオフセット調整部とを備え、
前記オフセット調整部は、前記第1フィン部に形成されたフィン形状と前記第2フィン部に形成されたフィン形状とが、互いにずれて配置されるように、折り曲げられている、オフセット形状フィン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010124135A JP2011247565A (ja) | 2010-05-31 | 2010-05-31 | オフセット形状フィンおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010124135A JP2011247565A (ja) | 2010-05-31 | 2010-05-31 | オフセット形状フィンおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011247565A true JP2011247565A (ja) | 2011-12-08 |
Family
ID=45413035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010124135A Withdrawn JP2011247565A (ja) | 2010-05-31 | 2010-05-31 | オフセット形状フィンおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011247565A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101775799B1 (ko) * | 2015-07-07 | 2017-09-06 | 한온시스템 주식회사 | 다수의 열교환기 채널을 갖는 배기가스 열교환기 |
CN107516962A (zh) * | 2017-09-29 | 2017-12-26 | 杭州桢正玮顿运动控制技术有限公司 | 一种新型伺服电机 |
-
2010
- 2010-05-31 JP JP2010124135A patent/JP2011247565A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101775799B1 (ko) * | 2015-07-07 | 2017-09-06 | 한온시스템 주식회사 | 다수의 열교환기 채널을 갖는 배기가스 열교환기 |
CN107516962A (zh) * | 2017-09-29 | 2017-12-26 | 杭州桢正玮顿运动控制技术有限公司 | 一种新型伺服电机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4770490B2 (ja) | パワー半導体素子の冷却構造およびインバータ | |
JP5770519B2 (ja) | 冷却フィン構造 | |
JP5423877B2 (ja) | 積層型冷却器 | |
US20140339693A1 (en) | Semiconductor module | |
JP4719187B2 (ja) | 半導体素子の冷却構造 | |
JP4715529B2 (ja) | パワー半導体素子の冷却構造 | |
CN102648519A (zh) | 半导体装置的冷却构造 | |
JP6557928B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2019161797A (ja) | 電力変換装置 | |
JP5772953B2 (ja) | 半導体素子の冷却構造 | |
JP2010110066A (ja) | 電力変換装置 | |
JP5942765B2 (ja) | 蓄電モジュール及び熱伝達部材 | |
JP2011247565A (ja) | オフセット形状フィンおよびその製造方法 | |
JP3800938B2 (ja) | パワーモジュールの冷却装置 | |
JP4729443B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP5075163B2 (ja) | 半導体素子の冷却構造 | |
JP4579269B2 (ja) | 冷却装置 | |
JP5589829B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP2009194331A (ja) | 電力回路の冷却構造 | |
JP6185402B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2012244753A (ja) | 電機ユニット | |
JP4380637B2 (ja) | パワー半導体素子の冷却構造およびインバータ | |
JP2012243808A (ja) | 冷却装置 | |
JP2020035998A (ja) | 冷却器 | |
JP2019201101A (ja) | 冷却器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20130806 |