JP5942765B2 - 蓄電モジュール及び熱伝達部材 - Google Patents

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Description

本発明は、熱伝達部材を備える蓄電モジュールに関する。
従来から、電池等の発熱体の放熱を効率良く行うための放熱部材が提案されている。特許文献1の放熱部材は、電池に接触する受熱部と、受熱部の端部に設けられる放熱部(フィン)と含み、フィンを高い熱伝導率を有する樹脂材で構成するとともに、フィンを受熱部の端部に個別に取り付けている。
特開2011−222972号公報 特開2003−331932号公報 特開2011−243524号公報 特開2012−134101号公報
放熱部材の放熱性を向上させるために、受熱部よりも高い熱伝導率を有する材質でフィンを形成して受熱部とは個別のフィンを用いたり、フィンの形状を複雑にすると、放熱部材の製造コストが高くなり、かつ組立工程が煩雑となる。
また、例えば、単にフィンを大きく形成して冷却媒体との接触面積を増やしても、フィンに接触する冷却媒体への熱伝達性が低いと、電池の冷却効率が向上し難い課題がある。
本発明は、簡単な構成でかつ冷却効率を向上させることができる熱伝達部材を備えた蓄電モジュールを提供することを目的とする。
本願第1の発明である蓄電モジュールは、複数の蓄電素子が所定の方向に並んで配置されており、蓄電素子間に熱伝達部材を備える。そして、熱伝達部材は、所定の方向に直交する方向における蓄電素子の第1の面に接触する接触部と、接触部から蓄電素子の外側に延びる熱伝達部と、を有しており、これら接触部及び熱伝達部は、一つの板状部材で形成されている。熱伝達部は、蓄電素子の外側に位置する板状部材の端部を互い違いに変形させて形成される2つ以上のフィンで構成される。
そして、熱伝達部を構成する2つ以上のフィンは、板状部材の端部から接触部に向かう方向に所定深さ切り込まれることで分離した領域それぞれを、所定の方向に互い違いに折り込むことで形成することができる。ここで、熱伝達部は、蓄電モジュールの温度調節用の空気が流通する流通経路上に位置する板状部材の端部に形成することができ、フィンに対応した分離した領域を複数設けつつ、各領域が流通経路の上流から下流に向かうにつれて小さくなるように形成して複数のフィンを設けることができる。
本願第1の発明によれば、蓄電素子に接触する接触部と熱伝達部とが一つの板状部材で形成されるとともに、熱伝達部を、蓄電素子の外側に位置する板状部材の端部を互い違いに変形させて形成される2つ以上のフィンで構成したので、極めて簡単かつ安価に熱伝達部材を製造することができ、かつ互い違いの2つ以上のフィンにより、温度調節用の空気に対する各フィンの温度境界層の増加が抑制されるので、空気に対する熱伝達性を向上させることができ、例えば、効率良く蓄電素子を冷却することができる。さらに、下流に向かうにつれて空気と接触するフィンの長さが短くなり、下流側のフィンの温度調節用の空気に対する温度境界層を小さく(薄く)することができるので、例えば、下流側のフィンの空気に対する熱伝達性を向上させることができ、下流に向かうにつれて温度が上昇する空気に対しても効率良く熱伝達を行うことができる。
また、各フィンは、所定の方向に折り込まれた第1屈曲部と、第1屈曲部から蓄電素子の外側に向かって折り込まれた第2屈曲部とを有するように構成することができる。
熱伝達部材は、絶縁材で被覆することができる。
熱伝達部材は、熱伝達部が形成される領域とは異なる領域に、第1の面と隣接する蓄電素子の第2の面に当接する位置決め部を有することができる。
本願第2の発明である熱伝達部材は、複数の蓄電素子が所定の方向に並んで配置される蓄電モジュールの蓄電素子間に配置される。熱伝達部材は、所定の方向に直交する方向の蓄電素子の第1の面に接触する接触部と、接触部から蓄電素子の外側に延びる熱伝達部とを有し、これら接触部及び熱伝達部が、一つの板状部材で形成されている。そして、熱伝達部は、蓄電素子の外側に位置する板状部材の端部を互い違いに変形させて形成される2つ以上のフィンで構成される。さらに、熱伝達部を構成する2つ以上のフィンは、板状部材の端部から接触部に向かう方向に所定深さ切り込まれることで分離した領域それぞれを、所定の方向に互い違いに折り込むことで形成することができる。ここで、熱伝達部は、蓄電モジュールの温度調節用の空気が流通する流通経路上に位置する板状部材の端部に形成することができ、フィンに対応した分離した領域を複数設けつつ、各領域が流通経路の上流から下流に向かうにつれて小さくなるように形成して複数のフィンを設けることができる。本願第2の発明によれば、上述の本願第1の発明と同様の効果が得られる。
実施例1における放熱プレートを備えた組電池の構成及び冷却経路を形成するチャンバの構成を示す図である。 実施例1における放熱プレートを示す図であり、(a)は、放熱プレートに加工される前の板状部材を示す図、(b)は、フィンが形成された放熱プレートの側面図、(c)は、放熱プレートが設けられた単電池の外観斜視図である。 実施例1における放熱プレートの熱伝達性を説明するための図であり、(a)は、従来のフィンと冷却媒体との間の温度境界層の一例を示す概略図であり、(b)は、実施例1における複数の各フィンと冷却媒体との間の温度境界層の一例を示す概略図である。 実施例1における放熱プレートを備えた組電池及びチャンバを含む電池パックの構成例である。 実施例1における放熱プレートを備えた組電池の上面図である。
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
本発明の実施例1である組電池(蓄電モジュールに相当する)について、図1から図5を参照して説明する。図1は、本実施例の組電池10の外観斜視図である。図1から図5において、X軸、Y軸およびZ軸は、互いに直交する軸である。本実施例では、鉛直方向に相当する軸を、Y軸としている。
本実施例の組電池10は、車両に搭載される電池パックを構成し、車両の走行に用いられるエネルギを出力する。車両としては、ハイブリッド自動車や電気自動車がある。ハイブリッド自動車とは、車両を走行させるための動力源として、電池パック(組電池10)に加えて、燃料電池や内燃機関といった他の動力源を備えた車両である。電気自動車は、車両の動力源として、電池パックだけを備えた車両である。
組電池10は、モータ・ジェネレータに接続されている。モータ・ジェネレータは、組電池10からの電力を受けることにより、車両を走行させるための運動エネルギを生成することができる。モータ・ジェネレータは、車輪に接続されており、モータ・ジェネレータによって生成された運動エネルギは、車輪に伝達される。車両を減速させたり、停止させたりするとき、モータ・ジェネレータは、車両の制動時に発生する運動エネルギを電気エネルギに変換する。モータ・ジェネレータによって生成された電気エネルギは、電池パック10に蓄えることができる。
組電池10およびモータ・ジェネレータの間の電流経路には、DC/DCコンバータやインバータを配置することができる。DC/DCコンバータを用いれば、組電池10の出力電圧を昇圧して、モータ・ジェネレータに供給したり、モータ・ジェネレータからの電圧を降圧して組電池10に供給したりすることができる。また、インバータを用いれば、組電池10から出力された直流電力を交流電力に変換でき、モータ・ジェネレータとして、交流モータを用いることができる。
組電池10は、本発明の蓄電モジュールに相当する。組電池10は、複数の単電池11を有しており、複数の単電池11は、所定の方向(Z方向向)に並んでいる。単電池11は、本発明の蓄電素子に相当する。本実施例の組電池10は、電気的に接続される複数の単電池11がZ方向に積層されて形成されており、積層方向に隣り合う単電池11間それぞれに、後述する放熱プレート20が設けられている。
単電池11として、いわゆる角型の単電池を用いることができる。図2(c)に示すように、本実施例の単電池11は、X方向に長尺状の矩形に形成することができ、複数の単電池11の配列方向と直交する平面を有している。また、単電池11としては、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池といった二次電池を用いることができる。また、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタ(コンデンサ)を用いることもできる。
単電池11は、例えば、電池ケースを有しており、電池ケース内部に充放電を行う発電要素が収容されている。発電要素は、正極素子と、負極素子と、正極素子および負極素子の間に配置されるセパレータとを有する。正極素子は、集電板と、集電板の表面に形成された正極活物質層とを有する。負極素子は、集電板と、集電板の表面に形成された負極活物質層とを有する。セパレータ、正極活物質層および負極活物質層には、電解液が含まれている。なお、電解液の代わりに、固体電解質を用いることもできる。
X方向(単電池11の長さ方向)における単電池11の上面には、正極端子11aおよび負極端子11bがそれぞれ設けられている。正極端子11aは、単電池11の外装を構成する電池ケース内に収容された発電要素の正極と接続されており、負極端子11bは、発電要素の負極と接続されている。
Z方向で隣り合う2つの単電池11において、一方の単電池11の正極端子11aは、不図示のバスバーを介して、他方の単電池11の負極端子11bと電気的に接続される。Z方向に並んで配置された複数の単電池11は、バスバーによって電気的に直列に接続される。なお、本実施例では、すべての単電池11を電気的に直列に接続しているが、これに限るものではない。具体的には、電気的に並列に接続された複数の単電池11が含まれていてもよい。
なお、複数の単電池11が一方向に並んで配置される一態様を例に挙げて説明したが、これに限るものではない。具体的には、2つ以上の単電池11によって1つの電池ユニットを構成し、複数の電池ユニットを一方向(Z方向)に並べることができる。1つの電池ユニットに含まれる複数の単電池11は、電気的に直列に接続することができる。
複数の単電池11が並んで配置される方向の組電池10の両端には、一対のエンドプレート12が配置されている。一対のエンドプレート12は、組電池10を構成する複数の単電池11を挟んでおり、複数の単電池11に対して拘束力を与えるために用いられる。拘束力とは、Z方向において、単電池11を挟む力である。単電池11に拘束力を与えることにより、単電池21の膨張を抑制することができ、単電池11の入出力特性が劣化するのを抑制することができる。
一対のエンドプレート12には、Z方向に延びる拘束部材(例えば、拘束ロッドや拘束バント)13が接続されている。拘束部材13の両端を一対のエンドプレート12に固定することにより、組電池10を構成する複数の単電池11に対して拘束力を与えることができる。
エンドプレート12の上下方向(Z方向)端面には、拘束部材13が固定される固定部14が設けられている。固定部14は、拘束部材13をボルト等の締結部材でエンドプレート12に固定させるための連結部である。
図1に示すように、本実施例では、組電池10の上面に2つの拘束部材13が配置され、組電池10の下面にも2つの拘束部材13が配置されている。一対のエンドプレート12の上下方向端面それぞれには、上面に配置される2つの拘束部材13に対応する2つの固定部14と、下面に配置される2つの拘束部材13に対応する2つの固定部14とが設けられている。
なお、拘束部材13の数やその断面形状、固定部14の数は、適宜設定することができる。拘束部材13の断面形状とは、拘束部材13の長手方向と直交する断面における形状である。拘束部材13は、一対のエンドプレート12に接続されることにより、拘束力を発生させることができればよい。
次に、本実施例の放熱プレート20と組電池10の冷却構造について説明する。図1に示すように、組電池10を構成する単電池11のZ方向と直交する平面状の側面11cに接触し、隣り合う単電池11の間に配置される放熱プレート20が設けられる。組電池10は、隣り合う2つの単電池11が放熱プレート20を介して接触している。
図2(a)は、放熱プレート20に加工される前のプレートPを示す図であり、図2(b)は、熱伝達部(フィン)22が形成された放熱プレート20のY−Z視の側面図である。図2(c)は、単電池11の側面11cに放熱プレート20が設けられた単電池11の外観斜視図である。
放熱プレート20(熱伝達部材に相当する)は、図2(a)に示すように、平面状の1つのプレート(板状部材)Pからプレス加工により製作することができる。このため、本実施例の放熱プレート20は、極めて簡単でかつ安価に製作することができる。プレートPは、アルミニウム等の金属材又は熱伝導性を有する樹脂材等を用いることができる。
なお、一度のプレス加工で放熱プレート20を製造することができるが、プレス加工に含まれるせん断加工、曲げ加工等の各工程を個別工程で行ってもよい。この場合であっても極めて簡単でかつ安価に制作することができる。
放熱プレート20(プレートP)は、単電池11のZ方向と直交するX―Y平面に位置する側面11c全体と面接触する接触部21を有し、接触部21が設けられるプレートPの領域21AのX方向両側に、熱伝達部22が形成される端部領域21B及び位置決め部23が形成される端部領域21Cが設けられている。
端部領域21Bと21Cの間の領域21Aに設けられる接触部21は、Z方向に隣り合う単電池11それぞれの各側面11cに接触し、各単電池11から生じた熱を熱伝達部22に伝達する受熱部として機能する。図2(a)に示すように、接触部21は、単電池11の側面11c(二点鎖線で示す領域)の平面形状と同じ大きさ又は側面11cの平面形状よりも上下に所定長さ大きく形成することができる。
端部領域21Bは、接触部21に単電池11が接触して配置された状態において接触部21から単電池11の外側に突出した熱伝達部22であり、組電池10に供給される温度調節用の空気と接触して熱交換を行う複数のフィンが形成される。
ここで、温度調節用の空気は、熱伝達部(フィン)22の表面に接触し、空気および熱伝達部22の間で熱交換を行うが、例えば、単電池11が充放電等によって発熱しているときには、冷却用の空気(冷却媒体)を熱伝達部22に接触させることにより、単電池11の温度上昇を抑制することができる。また、単電池11が過度に冷却されているときには、加温用の空気を熱伝達部22に接触させることにより、単電池11の温度低下を抑制することができる。
熱伝達部22を構成する複数のフィンは、単電池11に対応してX方向に長尺状に形成されたプレートPにおいて、接触部21に接触して配置された状態で単電池11の外側に位置するX方向端部領域21Bを、互い違いに変形させることで形成することができる。フィンの数は、少なくとも2つ以上とすることができる。
熱伝達部22は、放熱プレート20において温度調節用の空気が流通する流通経路上に位置する端部領域に設けられる。本実施例では、組電池10のY方向側面に対して温度調節用の空気が上下方向に流れるように形成される流通経路に対応した端部領域21Bに、熱伝達部22が設けられる一例を示している。
つまり、温度調節用の空気が流通する流通経路が、例えば、組電池10の上面又は下面に形成される場合は、接触部21の上側又は下側の端部領域に熱伝達部22を設けることができ、本実施例の熱伝達部22は、熱交換を行う温度調節用の空気に接触する流通経路と直交する方向に単電池11から外側に向かって設けられる、プレートPの端部領域に形成される。
なお、熱伝達部22を組電池10(単電池11)の1つの側面に設けているが、これに限らず、例えば、温度調節用の空気が流通する流通経路が、組電池10の上面、下面、両側面に複数設けられる場合は、これらの流通経路に応じた2つ以上の熱伝達部22を有する放熱プレート20とすることもできる。また、組電池10に配置される各熱伝達部22を1つの側面に集約した一例を示しているが、例えば、両側面に交互の熱伝達部22が配置されるようにしてもよい。
本実施例の熱伝達部22は、図2(a)及び図2(b)に示すように、温度調節用の空気が流れる方向に長さ方向を有する2つ以上のフィンで構成されている。より具体的には、端部領域21BをY方向において複数の領域に区画(分離)し、区画された各領域をZ方向に互い違いに変形させることで、フィンを形成している。
例えば、端部領域21Bから接触部21に向かう方向(X方向)に所定深さ(D)切り込みを入れることで、Y方向に連続した1つの平面状の端部領域21Bを2つ以上の領域に分離させることができる。図2(a)の例では、点線で示す切り込みS1〜S5を所定間隔に設けることで、Y方向に6つの領域R1〜R6に区画することができる。
なお、X方向に対して平行に切れ込みS1〜S5が設けられているが、例えば、X方向に対してY方向に傾斜した切れ込みであってもよい。また、切れ込みS1〜S5は、直線でなく、例えば、湾曲していてもよい。また、所定深さDは、温度調節用の空気との熱交換を考慮して適宜設定することができる。
Y方向の6つの領域R1〜R6それぞれを、Z方向(単電池11が積層配置される方向)に互い違いに変形させることで、フィン22A〜22Fが形成される。各フィン22A〜22Fは、Y方向の各領域R1〜R6に対応する所定の長さを有し、温度調節用の空気が長さ方向から接触して熱交換を行う放熱部として形成される。
フィン22A〜22Fの一例としては、図2(b)に示すように、領域R1を除くY方向の各領域R2〜R6それぞれを、所定深さDに応じた折れ線(一点鎖線)からZ方向に互い違いに折り込むことで、各フィン22B〜22Fを形成することができる。例えば、領域R1は変形させずに、領域R2をZ方向左側に変形させ、続いて領域R3を領域R2とは反対側のZ方向右側に、領域R4を領域R3とは反対側のZ方向左側に、領域R5を領域R4とは反対側のZ方向右側に、領域R6を領域R5とは反対側のZ方向左側に、それぞれ変形することで、温度調節用の空気が流れる流通経路に沿って分離して配置される複数の各フィン22A〜22Fが形成される。
本実施例では、各フィン22B〜22Fは、Z方向に折り込まれる第1屈曲部22aと、第1屈曲部22aから単電池11の外側に向かって折り込まれる第2屈曲部22bとを有するように、各領域R2〜R6を変形している。図2(b)に示すように、互い違いに変形された左側のフィン22Bと右側のフィン22Cとは、Z方向に距離H離間しており、第1屈曲部22aがZ方向に0.5Hの幅を有している。
屈曲部を有しないフィン22Aを中心に、Z方向に左側のフィン22Bが0.5H離間し、Z方向に右側のフィン22Cが0.5H離間しており、流通経路に対してフィン22B、22Cそれぞれの屈曲部22bが、Z方向に異なる位置でかつX方向に平行に位置している。フィン22C〜22Eについても同様である。
なお、フィン22A(領域R1)を、フィン22B等と同様に第1屈曲部22a及び第2屈曲部22bを有するように、構成してもよい。逆に、各フィン22B〜22Fは、屈曲部を有しない直線状又は湾曲した形状であってもよい。
ここで、本実施例の熱伝達部22は、組電池10の温度調節用の空気が流通する流通経路上に位置するプレートPの端部領域21Bに形成される各フィン22A〜22Eが、流通経路の上流から下流に向かうにつれて小さくなるように形成されている。
つまり、流通経路の上流から下流に向かうにつれて、6つの領域R1〜R6それぞれのY方向における幅が、h1>h2>h3>h4>h5>h6となるように、切れ込みS1〜S5の間隔が徐々に小さくなっている。
図3は、本実施例の放熱プレート20の熱伝達性を説明するための図であり、図3(a)は、従来のフィンと温度調節用の空気との間の温度境界層の一例を示す概略図であり、図3(b)は、本実施例の複数の各フィンと空気との間の温度境界層の一例を示す概略図である。
温度調節用の空気(例えば、冷却媒体)が流れる方向に平行な平面形状のフィンに冷却媒体が接触すると、フィンの表面に温度境界層が形成される。発熱体である単電池11に接触する接触部21で受熱された熱は、流体の冷却媒体が接触する熱伝達部22に伝達され、熱伝達部22が冷却媒体と熱交換を行うことで、単電池11が冷却される。この熱伝達は、フィン(固体)表面とそれに接して流れる冷却媒体(流体)との間で温度差によって形成される温度境界層を通じて熱が移動する現象である。
例えば、フィンに流れる冷却媒体の温度は、フィン表面から十分離れたところでは主流温度になっているが、フィンに近づくにつれて急激に変わり、フィン表面上ではフィンの温度と等しくなる。このような温度の急変領域が温度境界層であり、フィンの表面から冷却媒体への熱伝達率は、冷却媒体の熱伝導率/温度境界層の厚さにほぼ等しい。このため、温度境界層の厚さが減少すると熱伝達率が増加する、すなわち、温度境界層の厚さが増加すると、冷却媒体への熱伝達率が低下する。
図3(a)は、Y方向に一様に連続した平面上を平行に冷却媒体が流れた場合の温度境界層の概略図である。図3(a)に示すように、冷却媒体が流れる方向の上流側では、フィンによって温度上昇していない冷却媒体が流れるので、温度境界層の厚さは薄く、フィン表面から冷却媒体への熱伝達率は高い状態となる。つまり、フィン表面上でフィンの温度と等しくなる領域が薄いことになる。
一方で、下流側に向かうにつれて冷却媒体はフィンと間で熱交換を行い、その温度が上昇していく。このとき、フィン表面の温度とフィン表面を流れる冷却媒体との温度差が下流側に向かうにつれて徐々に小さくなり、冷却媒体の主流温度に対して冷却媒体がフィン表面上のフィンの温度と等しくなる領域、言い換えれば、フィン表面に接したフィンの温度と等しい冷却媒体の温度がフィン表面から離れるに従って冷却媒体の主流温度と等しくなるまでの領域が、フィン表面に厚く形成されてしまう。
このように、冷却媒体が流れる方向に対して一様に連続した平面状にフィンでは、下流に向かうに従って温度境界層が増加するため、冷却媒体に対する熱伝達率が低下し、効率良く単電池11を冷却することができない。
これに対して本実施例では、図3(b)に示すように、冷却媒体が流れる方向に独立した複数のフィンが冷却媒体の流路断面(Z方向)において異なる位置に設けられ、かつ冷却媒体が流れる方向におけるフィン表面の幅が短く形成されている。
つまり、流路断面において同じ位置に配置されるフィン22B、22D、22Fは、それぞれ所定距離離れてY方向に並んで配置され、各フィン22B、22D、22F(固体)と冷却媒体(流体)との温度差によって形成される各温度境界層それぞれが、独立して形成される。このため、冷却媒体が流れる方向に対して一様に連続した平面状のフィンに比べて温度境界層が厚く形成されず、上流側のフィンと冷却媒体との間の温度境界層が破壊され、下流側のフィンと冷却媒体との間の温度境界層が新たに形成される。フィン22A、フィン22B及び22Dについても同様である。
さらに、本実施例では、各フィン22A〜22Eが、流通経路の上流から下流に向かうにつれて小さくなるように形成されている。上述したように、下流側に向かう程、冷却媒体はフィンとの熱交換により温度が上昇するので、本実施例では、下流に行くほどフィン幅を小さく形成して温度境界層の増加を抑制し、熱伝達率を向上させている。
このように本実施例では、熱伝達部22が互い違いの2つ以上のフィンにより構成しているので、温度調節用の空気に対する各フィンの温度境界層の増加が抑制され、空気に対する熱伝達性を向上させることができるとともに、下流に向かうにつれて接触するフィンの長さ(流通方向に空気と接触するフィン表面の長さ)を短くして、下流側のフィンの温度調節用の空気に対する温度境界層が小さく(薄く)させ、下流側のフィンの空気に対する熱伝達性を向上させることができる。このため、下流に向かうにつれて温度が上昇する空気に対しても効率良く熱伝達を行うことができ、単電池11の冷却性能を向上させることができる。
本実施例の放熱プレート20は、熱伝達部22が設けられる端部領域21Bとは反対側の端部領域21Cに、位置決め部23が形成されている。
位置決め部23は、単電池11の左右方向の側面、すなわち、接触部21が接触する側面11cと隣接する側面11eに当接する当接部23aを有する。当接部23aは、プレートPの端部領域21CをZ方向に折り曲げて形成することができる。
接触部21が単電池11の側面11cに接触した状態で当接部23aを単電池11の側面11eに当接させることで、単電池11の側面11dの外側に熱伝達部22が配置されるように、単電池11に対して放熱プレート20を容易に位置決め配置することができ、組付作業が精度良く、かつ簡単に行える。
図4は、本実施例の放熱プレート20を備える組電池10が適用された電池パック1の概略側面図である。組電池10の左右方向側面に配置される各熱伝達部22に、図1に示したチャンバCを設けることで、各熱伝達部22に対してY方向の空気の流通経路を形成することができる。
図4に示すように、チャンバCは、1つの熱伝達部22のY方向に並ぶ複数のフィン22A〜22Eに対し、フィン22Aからフィン22Eに向かって温度調節用の空気が流れるように流通経路を形成する。Z方向に隣り合う各熱伝達部22は、チャンバCを構成するガイド部材C1によってそれぞれ区画されており、ガイド部材C1は、Y方向に延びている。各ガイド部材C1は、Z方向に延びるガイド部材C2に、Z方向に並ぶ放熱プレート20の各熱伝達部22に対応する間隔で配置され、ガイド部材C1間とガイド部材C2によって、各熱伝達部22に対応するY方向に延びる空気の流通経路を形成している。
組電池10は、チャンバCと共にケース部材2内に収容され、車両に搭載される電池パック1として構成される。組電池10の上面とケース部材2との間には吸気経路S1が形成され、組電池10の下面とケース部材2との間には排気経路S2が形成されている。
吸気経路S1には、不図示のブロアから供給される空気を導くための吸気ダクト3が接続され、排気経路S2には、電池パック1内の空気を外部に排気するための排気ダクト4が接続されている。吸気ダクト3及び排気ダクト4それぞれは、電池パック1のZ方向側面に接続されているが、吸気ダクト3及び排気ダクト4は互いに異なる側面に設けてもよい。また、吸気ダクト3及び排気ダクト4は上下逆であってもよい。
図5は、組電池10の上面図であり、組電池10とチャンバCとの位置関係を説明するための図である。図5に示すように、単電池11からX方向に突出して配置される放熱プレート20の熱伝達部22は、チャンバCのガイド部材C1及びガイド部材C2によってそれぞれ区画された各流通経路内に配置される。端部領域21BをZ方向に互い違いに変形して形成された各フィンは、各流通経路内においてZ方向左右それぞれに位置している。
また、図5に示すように、本実施例の放熱プレート20は、絶縁材Wで被覆されており、単電池11に対して電気的に絶縁されている。放熱プレート20の接触部21は、隣り合う単電池11それぞれの側面11cに接触しつつ、両単電池11に挟まれているが、絶縁材Wによって放熱プレート20を介した単電池11間の短絡が防止される。
また、放熱プレート20は、上述したようにプレス加工により容易に製作することができ、絶縁材Wが被覆されたプレートPに、せん断加工や曲げ加工等によって熱伝達部22及び位置決め部23を形成して製作することができる。
このとき、プレス加工によって形成されるプレートPのエッジ部、例えば、位置決め部23が形成される端部領域21CのX方向端面が、絶縁材Wで被覆されていない状態となることがあり、放熱プレート20を介した単電池11の短絡が生じるおそれがある。このため、本実施例では、単電池11の側面11eに当接する当接部23aの端側をさらに側面11eと直交するように単電池11の外側に屈折させている。このように構成することで、絶縁材Wで被覆されていない端部領域21CのX方向端面が、単電池11に対してより遠い位置に配置され、単電池11との間の短絡を抑制させることができる。
なお、本実施例は、隣り合う単電池11間を所定距離離間させて温度調節用の空気の流通経路を形成するのではなく、放熱プレート20(例えば、アルミ板)を介して単電池11の温度調節を行うので、単電池11間のZ方向における長さを短くでき、組電池10を小型化することができる。また、単電池11同士が放熱プレート20を挟んで接触するため、積層配置される単電池11間の温度バラつきを低減させることができる。
上記説明では、角型の単電池11を一例に説明したが、組電池10を構成する単電池11として、ラミネート型電池も適用することができる。ラミネート型電池は、上述した発電要素を金属等で構成された電池ケースではなく、ラミネートフィルムからなる外装ケース内に密封した電池である。ラミネートフィルムとしては、例えば、高分子フィルムと金属フィルムの複合材で形成されたフィルムを用いることができる。
ラミネート型電池は、外装が金属等の電池ケースに比べて柔らかいため、組電池10のZ方向における拘束力(拘束圧力)が積層方向に直交する側面でバラつくと、例えば、圧力が高い部分と低い部分とで固体電解質の面積が変化し、電池内部の抵抗が変化してしまう。このため、充放電特性にバラつきが生じるおそれがある。
このため、ラミネート型電池は、均一な拘束圧力が積層方向に直交する側面全体に加わることが要求されるが、本実施例の放熱プレート20は、接触部21が平面形状であり、かつ積層方向に直交する側面の外形よりも大きく形成されているので(図2(a)参照)、積層方向に直交する側面全体と面接触し、拘束圧力のバラつきを抑制させることができる。
1:電池パック
2:ケース部材
3:吸気ダクト
4:排気ダクト
10:組電池
11:単電池
12:エンドプレート
13:拘束部材
14:固定部
20:放熱プレート(熱伝達部材)
21:接触部
22:熱伝達部(フィン)
23:位置決め部

Claims (5)

  1. 複数の蓄電素子が所定の方向に並んで配置される蓄電モジュールであって、
    前記蓄電素子間に配置される熱伝達部材を備え、
    前記熱伝達部材は、
    前記所定の方向に直交する方向における前記蓄電素子の第1の面に接触する接触部と、
    前記接触部から前記蓄電素子の外側に延びる熱伝達部と、を有し、
    前記接触部及び前記熱伝達部は、一つの板状部材で形成され、
    前記熱伝達部は、前記蓄電素子の外側に位置する前記板状部材の端部を互い違いに変形させて形成される2つ以上のフィンで構成されるとともに、
    前記2つ以上のフィンは、前記板状部材の端部から前記接触部に向かう方向に所定深さ切り込まれることで分離した領域それぞれを、前記所定の方向に互い違いに変形することで形成され、
    前記熱伝達部は、前記蓄電モジュールの温度調節用の空気が流通する流通経路上に位置する前記板状部材の端部に形成され、
    前記フィンに対応した前記分離した領域が複数設けられるとともに、前記各領域が前記流通経路の上流から下流に向かうにつれて小さいことを特徴とする蓄電モジュール。
  2. 前記各フィンは、前記所定の方向に折り込まれた第1屈曲部と、前記第1屈曲部から前記蓄電素子の外側に向かって折り込まれた第2屈曲部とを有することを特徴とする請求項に記載の蓄電モジュール。
  3. 前記熱伝達部材は、絶縁材で被覆されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓄電モジュール。
  4. 前記熱伝達部材は、前記熱伝達部が形成される領域とは異なる領域に前記第1の面と隣接する前記蓄電素子の第2の面に当接する位置決め部を有することを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の蓄電モジュール。
  5. 複数の蓄電素子が所定の方向に並んで配置される蓄電モジュールの前記蓄電素子間に配置される熱伝達部材であって、
    前記所定の方向に直交する方向の前記蓄電素子の第1の面に接触する接触部と、
    前記接触部から前記蓄電素子の外側に延びる熱伝達部と、を有し、
    前記接触部及び前記熱伝達部は、一つの板状部材で形成され、
    前記熱伝達部は、前記蓄電素子の外側に位置する前記板状部材の端部を互い違いに変形させて形成される2つ以上のフィンで構成されており、
    前記2つ以上のフィンは、前記板状部材の端部から前記接触部に向かう方向に所定深さ切り込まれることで分離した領域それぞれを、前記所定の方向に互い違い変形することで形成され、
    前記熱伝達部は、前記蓄電モジュールの温度調節用の空気が流通する流通経路上に位置する前記板状部材の端部に形成され、
    前記フィンに対応した前記分離した領域が複数設けられるとともに、前記各領域が前記流通経路の上流から下流に向かうにつれて小さく形成されていることを特徴とする熱伝達部材。
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