JP2014093240A - 電池モジュール - Google Patents

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知之 花田
Hitoshi Shimonosono
均 下野園
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Abstract

【課題】電池モジュールの大型化を抑制しつつ、温調部材との間の熱交換効率を向上させることにより、電池モジュールの温調性能の向上を図る。
【解決手段】ケースの内部空間には、ウォータジャケットとの接続面と対応する底面側の周壁部20bから、単電池40の端部である傾斜部41cまでを満たす範囲に、熱伝導材が充填されており、これにより、熱伝導部材が構成されている。単電池40の端部と、ウォータジャケットの接続面とを熱的に接続することとなるので、ケースの側壁部20aのみならず、熱伝導部材が新たな熱経路として存在することとなる。
【選択図】図12

Description

本発明は、電池モジュールに関する。
従来より、ハイブリッド自動車又は電気自動車といった電動車に搭載されるバッテリとして、複数の電池モジュールを組み合わせて構成した組電池が知られている。個々の電池モジュールは、パッケージされた単電池を単独で又は複数積層した状態でケースに収容することにより構成されており、例えば単電池としては、リチウムイオン二次電池が用いられる。この類の電池モジュールでは、充放電特性を十分に発揮したり、性能劣化の促進を抑制したりする観点から、電池モジュールの温調を行うことが一般となっている。
例えば、特許文献1には、組電池を構成する個々の電池モジュールに対して温調を行う温調装置が開示されている。この組電池は、縦置き状態の電池モジュールを横方向に複数並べて構成されている。個々の電池モジュールには、隣り合う電池モジュールと面する側面側に伝熱フィンが配設されており、個々の伝熱フィンは、組電池の底面側に配設される伝熱基板にろうづけされている。
特開2001−23703号公報
しかしながら、特許文献1には、電池モジュールの側面側に、温調部材としての伝熱フィンを設けているため、積層方向に厚みが増すため、大型化を招くこととなる。特に、電池モジュールを積層した組電池では、積層数に応じて大型化が顕著となる。一方で、小型化の観点から伝熱フィンの薄肉化を行うと、放熱性能が著しく低下してしまうという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電池モジュールの大型化を抑制しつつ、温調部材との間の熱交換効率を向上させることにより、電池モジュールの温調性能の向上を図ることである。
かかる課題を解決するために、本発明は、加熱又は冷却を行う温調部材を熱的に接続可能な電池モジュールを提供する。この電池モジュールは、箱形状を備えるケースに、単電池を単独で又は複数積層した状態で収納しており、当該ケースの周壁部の少なくとも一部が温調部材との熱的な接続面となる。そして、ケースの内部空間には、接続面と対応する周壁部から、単電池の端部までを満たす範囲に、熱伝導材が充填されている。
本発明によれば、充填された熱伝導材の存在により、ケースの側壁部のみが熱経路となっているケースと比較して電池モジュールとウォータジャケットとの間の熱交換効率を向上させることができる。これにより、電池モジュールの大型化を抑制しつつ、電池モジュールの温調効率の向上を図ることができる。
第1の実施形態に係る電池モジュールが適用された組電池の構成を模式的に示す説明図 ウォータジャケットに接続される温調回路の説明図 単電池の構成を模式的に示す斜視図 第1の実施形態に係る電池モジュールの内部構造を模式的に示す説明図 電池モジュールの製造方法を概念的に示す説明図 熱伝導部材の変形例の一つを示す説明図 熱伝導部材の変形例の一つを示す説明図 熱伝導部材の変形例の一つを示す説明図 第2の実施形態に係る電池モジュールの内部構造を模式的に示す説明図 電池モジュールの製造方法を概念的に示す説明図 熱伝導部材の変形例の一つを示す説明図 熱伝導部材の変形例の一つを示す説明図 第3の実施形態に係る電池モジュールの内部構造を模式的に示す説明図 電池モジュールの製造方法を概念的に示す説明図 電池モジュールの変形例の一つを示す説明図 電池モジュールの変形例の一つを示す説明図
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電池モジュール10が適用された組電池1の構成を模式的に示す説明図である。この組電池1は、例えば電動モータの動力を用いて走行する電動車両(図示せず)の電源として用いられる。組電池1は、図示しないバッテリケースに収容された状態で、電動車両の車室の床下に配置されている。
組電池1は、複数の電池モジュール10を電気的に接続して構成されている。個々の電池モジュール10は、偏平な直方体形状を有しており、縦置き状態にてその厚み方向に積層されている。具体的には、個々の電池モジュール10は、その長辺を車両の前後方向(X方向)に向け、車両の左右方向(Y方向)に沿って積層されている。
積層された複数の電池モジュール10の積層方向の両側には、エンドプレート2が積層されている。また、各電池モジュール10の前面側及び後面側には、電池モジュール10の積層方向(Y方向)に延在する支持プレート3が配置されている。エンドプレート2及び支持プレート3により、電池モジュール10同士の固定がなされるとともに、電池モジュール群のバッテリケースへの固定がなされる。
また、この組電池1は、当該組電池1、具体的には、個々の電池モジュール10を加熱又は冷却するための温調装置5を備えている。例えば、温調装置5は、周囲の環境が高温な時、又は、充放電に伴う電池モジュール10の発熱時には、冷却した温調用媒体と組電池1との間で熱交換を行うことで、組電池1を冷却する。また、温調装置5は、寒冷地といった周囲の環境が低温な時には、加熱した温調用媒体と組電池1との間で熱交換を行うことで、組電池1を加熱する。
温調装置5は、熱交換用の温調用媒体(例えば水)が通流するウォータジャケット6と、このウォータジャケット6と接続される温調回路200(図2参照)とで構成されている。
ウォータジャケット6は、組電池1、具体的には、個々の電池モジュール10と熱的に接続することで、当該電池モジュールを加熱又は冷却する温調部材である。ウォータジャケット6と個々の電池モジュール10との熱的な接続は、バッテリケースの底面部の内側
にウォータジャケット6を配置し、そのウォータジャケット6の上に組電池1を載置することで、組電池1の底面側と直接的に接触する状態としてもよいし、バッテリケースの底面部の外側にウォータジャケット6を配置することで、当該バッテリケースを介した状態で行ってもよい。
ウォータジャケット6は、熱伝導性に優れるアルミニウムなどの材料から板状に形成されており、組電池1の底面側の外形形状と対応して矩形形状を有している。このウォータジャケット6の内部には、温調用冷媒が通流する内部流路が形成されており、この内部流路に温調用冷媒が流入する入口部7aと、内部流路を流れた温調用冷媒が流出する出口部7bとには、それぞれ温調流路200が接続されている。
図2は、ウォータジャケット6に接続される温調回路200の説明図である。温調回路200は、ウォータジャケット6の出口部7bから流出した温調用冷媒を、当該ウォータジャケット6の入口部へと循環させる閉回路である。ウォータジャケット6の入口部7a及び出口部7bと、温調回路200とは、ゴムホース等によって連結される。これにより、車両振動によってウォータジャケット6と温調回路200との間の距離が変化しても、各部位に力が作用しないようになっている。
温調回路200は、低温媒体生成器210と、電気ヒータ220と、媒体温度センサ230と、ポンプ240と、これらを接続する温調用媒体通路250と、制御装置260と、電池温度センサ270とで構成される。この温調回路200は、例えば車両用空調システム300と組み合わせられて動作する。
低温媒体生成器210は、低温媒体生成器210に流入する車両用空調システム300の冷媒と低温媒体生成器210に流入する温調用媒体との間で熱交換を行わせ、低温の温調用媒体を生成する熱交換器である。電気ヒータ220は、図示しない電源から電力の供給を受けて温調用媒体通路内を流れる温調用媒体を加熱し、高温の温調用媒体を生成するヒータである。媒体温度センサ230は、組電池1に供給される温調用媒体の温度を検出するセンサである。ポンプ240は、図示しない電源から電力の供給を受けて駆動され、組電池1から排出された温調用媒体を圧送し、温調回路200からウォータジャケット6に温調用媒体を輸送するポンプである。電池温度センサ270は、組電池1の内部温度を検出するセンサである。
車両用空調システム300は、コンプレッサ310と、コンデンサ320と、蒸発器330と、流路切換えバルブ340と、逆止弁350と、これらを接続する冷媒通路360とで構成される回路である。
コンプレッサ310は冷媒を圧縮するコンプレッサであり、圧縮された冷媒はコンデンサ320に送られる。コンデンサ320は、圧縮されて温度が上昇した冷媒と外気との間で熱交換を行わせて冷媒の温度を下げ、冷媒を液化させる熱交換器である。コンデンサ320には、外気をコンデンサ320に送り込むためのファン320fが隣接して設けられている。蒸発器330は、液化した冷媒と車内に導入される空気との間で熱交換を行わせ、低温の空気を作り出す熱交換器である。また、蒸発器330は、図示しない減圧機構を有している。車両用空調システム300においては、別途ヒータ(不図示)によって作り出された高温の空気とこの低温の空気とを混合することで、所望の温度の空調用空気を作り出し、車室内に供給する。流路切換えバルブ340は、コンデンサ320で冷却・液化された冷媒を蒸発器330のみに送る状態、低温媒体生成器210のみに送る状態、蒸発器330及び低温媒体生成器210の両方に送る状態を切り換えるバルブである。逆止弁350は、低温媒体生成器210からコンプレッサ310への冷媒の流れのみを許容し、蒸発器330を通過した冷媒が低温媒体生成器210に流入するのを阻止するバルブであ
る。
制御装置260には、電池温度センサ270から入力される信号に基づき、組電池1の冷却・加温の要否を判断する。
具体的には、制御装置260は、組電池1を冷却する必要があると判断した場合は、流路切換えバルブ340を切り換え、冷媒が低温媒体生成器210(空調中は蒸発器330及び低温媒体生成器210)に供給されるようにする。これにより温調用媒体の温度が低下し、これをポンプ240で組電池1に供給することで組電池1を冷却する。このとき、制御装置260は、電気ヒータ220への通電は行わない。制御装置260は、媒体温度センサ230によって温調用媒体の温度を監視し、温調用媒体の温度が組電池1の冷却に適した温度に保たれるように、車両用空調システム300の負荷をフィードバック制御する。車両用空調システム300の負荷は車両用空調システム300の制御装置(不図示)を介して調整される。
逆に、制御装置260は、組電池1を加温する必要があると判断した場合は、電気ヒータ220への通電を行い、温調用媒体を加温する。そして、加温した温調用媒体をポンプで組電池1に供給することによって、組電池1を加温する。このとき、制御装置260は、冷媒が低温媒体生成器210に流れない状態に流路切換えバルブ340を切り換える。制御装置260は、媒体温度センサ230によって温調用媒体の温度を監視し、温調用媒体の温度が組電池1の加温に適した温度に保たれるように、電気ヒータ220への通電をフィードバック制御する。
個々の電池モジュール10は、ケース20と、このケース20内に収容されるセルユニット30とを主体に構成されている(後述する図4参照)。なお、ケース20と、セルユニット30との間には、絶縁性を確保するために、シート状の絶縁体47が配設されている(図4参照)。
ケース20は、互いに向き合う面が開口された箱形状を有する一対の箱体21で構成されており、一対の箱体21は、開口側を互いに突き合わせた状態で、セルユニット30を内部に収容する。この場合、個々の箱体21において、隣り合う電池モジュール10と向き合う面をなす平面部の中央領域は、内部に収容するセルユニット30を両側から挟持するように、内側へと向けて凹状に窪んだ形状に加工されている。ケース20の所定箇所からは、正極及び負極に対応する出力端子22がそれぞれ外部に望むように露出させられている。
セルユニット30は、複数の単電池40を電気的に接続して構成されている。個々の単電池40は、偏平形状を有し、その厚み方向に沿って積層されている。
図3は、単電池40の構成を模式的に示す斜視図である。それぞれの単電池40は、電極積層体(図示せず)と、この電極積層体を収容する外装部材41とを主体に構成されている。単電池40は、例えば、リチウムイオン二次電池としての適用が可能である。
電極積層体は、セパレータを介して正極板と負極板とが交互に積層されて構成されている。正極板は、シート状の正極集電体の両面又は片面に正極活物質を塗布したものであり、略矩形状に形成される。負極板は、シート状の負極集電体の両面又は片面に負極活物質を塗布したものであり、略矩形状に形成される。セパレータは、イオン透過性の絶縁層として機能するプレートであり、略矩形状に形成される。
外装部材41は、一対の金属複合フィルム(例えば金属箔の両面に合成樹脂層を積層し
たラミネートフィルム)で構成されている。個々の金属複合フィルムは、外形が矩形状に設定されて、電極積層体よりも若干大きなサイズを有するシート状の部材であり、中央に凹部41aが形成されたカップ形状を有している。一対の金属複合フィルムは、互いの凹部41aによって形成される空間内に電解質ともに電極積層体を収容して、四辺に対応する周縁部41bが溶着されることにより金属複合フィルムの外周が全域に亘りシールされている。このため、単電池40の端部形状は、周縁部41bと、その周縁部41bの内側領域に位置して内容物の厚みに応じて傾斜する傾斜部41cとで構成されている。
また、上記の各正極板は一方の電極タブである正極タブ44にそれぞれ接続されており、同様に、各負極板は他方の電極タブである負極タブ45にそれぞれ接続されている。例えば、正極タブ44及び負極タブ45は、外装部材41における一方の短辺から外部へと導き出されている。
図4は、本実施形態に係る電池モジュール10の内部構造を模式的に示す説明図である。セルユニット30を収納するケース20は、単電池40の偏平面と向き合う側壁部20a(上述した箱体21の平面部に相当)と、この側壁部20aの周囲に接続されて単電池40の厚み方向と対応する周壁部20bとからなる箱形状を備えている。ここで、矩形枠形状の周壁部20bのうち、車両の床面と向き合う底面側の周壁部20bが、ウォータジャケット6との熱的な接続面となる。
本実施形態の特徴の一つとして、底面側の周壁部20bと対応するケース20の角部には、ケース20の側壁部20aに沿って熱伝導部材50が配設されており、熱伝導部材50は、その側壁部20aと隣り合う単電池40の端部である傾斜部41cと接触するように設定されている。また、熱伝導部材50は、ケース20の長辺方向(紙面垂直方向)における単電池40の長さと対応して、当該長辺方向へと延在して構成されている。
熱伝導部材50は、ゲル状の熱伝導体51と、棚部52とを備えており、それぞれ所望の熱伝導性を備えている。ここで、棚部52は、単電池40の傾斜部41cと接触するようにゲル状の熱伝導体51を保持する構造体であり、ケース20の角部に対して内側から取り付けられている。例えば、棚部52は、単電池40の厚み方向に対応する板厚を有してケース20の長辺方向へと延在する板状構造を有しており、アルミニウムなどといった材料から形成されている。
図5は、電池モジュール10の製造方法を概念的に示す説明図である。このような電池モジュール10を製造する場合には、一対の箱体21をそれぞれ用意する。そして、それぞれの箱体21を対象として、ウォータジャケット6との熱的な接続面と対応するケース20の角部に、側壁部20aと沿うように棚部52を配設するとともに、その棚部52の上面に所用の材料を塗布してゲル状の熱伝導体51を設定する。この場合、ケース20と、その内部に収納されるセルユニット30との相互の大きさを考慮した上で、棚部52の高さや、塗布量を設定する。そして、セルユニット30を内部に収容しながら、開口側を互いに突き合わせるように一対の箱体21を組み付けることにより、電池モジュール10が完成する。この場合、棚部52の高さや、塗布量が適切に設定されていることで、熱伝導部材50は、最も外側に位置する単電池40の傾斜部41cと接触した状態でケース20内に存在することとなる。
本実施形態に示すように、ケース20に収納されたセルユニット30は、ケース20の側壁部20aの中央領域(内側へと向けて凹状に窪んだ領域)において挟持されているが、当該セルユニット30の端部側には、ケース20との間に隙間が存在している。すなわち、セルユニット30の端部側に相当する周囲領域は空気と接している。そのため、例えば、電池モジュール10の冷却といったシーンでは、セルユニット30を構成する各単電
池40において発生した熱は、セルユニット30と接触する領域(中央領域)において当該側壁部20aへと移動し、その後、当該側壁部20aに沿って底面側の周壁部20b(ウォータジャケット6の接続面)へと移動する。このように、ケース20の壁面を経由する関係上、熱伝導効率が低い状況となっている。また、ケース20は、電池モジュール10の軽量化といった観点からも板厚が薄く設定されているため、このような状況はより顕著となる。このような状況は、電池モジュール10の加熱といったシーンでも同様に生じ得る。
この点、本実施形態によれば、底面側の周壁部20bと対応するケース20の角部には、ケース20の側壁部20aに沿って熱伝導部材50が配設されており、この熱伝導部材50が、側壁部20aと隣り合う単電池40の端部と接触している。これにより、当該単電池40の端部とウォータジャケット6の接続面とを熱伝導部材50が熱的に接続することとなるので、ケース20の側壁部20aのみならず、熱伝導部材50が新たな熱経路として存在することとなる。これにより、セルユニット30において外側に位置する単電池40について、熱の移動が促進される。また、外側に位置する単電池40の熱の移動が促進されることで、中央に位置する単電池40についても熱の移動が促進されることとなる。そのため、ケース20の側壁部20bのみが熱経路となっているケースと比較して電池モジュール10とウォータジャケット6との間の熱交換効率を向上させることができる。また、熱伝導部材50は、ケース20内部の隙間に配設することができるので、熱伝導部材50を外設して電池モジュール10が大型化するといったこともない。これにより、電池モジュール10の大型化を抑制しつつ、電池モジュール10の温調効率の向上を図ることができる。
また、本実施形態において、単電池40は、電池要素を内容物として外装部材41の周縁部41bが溶着されるとともに、この周縁部41bの内側領域が内容物の厚みに応じて傾斜した傾斜部41cを備えており、熱伝導部材50は、傾斜部41cと接触している。
かかる構成によれば、単電池40の端部には、外装部材41が溶着された周縁部41bも含まれるが、熱源に相当する外装部材41と直接的に接触することで、単電池40と熱伝導部材50との間で熱を効率的に移動させることができる。これにより、電池モジュール10の温調効率の向上を図ることができる。
また、本実施形態において、熱伝導部材50は、ゲル状の熱伝導体51と、これを保持する棚部52とを備えており、棚部52は、熱伝導性を備える構造体であり、ケース20の角部に対して内側から取り付けられている。
熱伝導部材50は、これをゲル状の熱伝導体51のみで構成することもできるが、ケース20の角部にこれを配設する際には、所定の材料を手作業で塗布する必要がある。この場合、作業者の熟練度合いによっては、熱伝導部材50を均一の高さに形成するが難しく、生産性を低下させたり、場合によっては、必要な接触状態を確保することができなかったりする。しかしながら、棚部52を設けた場合には、これをガイドとして利用することができるので、熱伝導体51を容易に塗布することができる。これにより、作業効率の向上を図ることができ、また、必要な接触状態を適切に得ることができる。さらに、棚部52自身も熱伝導性を備えているため、単電池40の端部とウォータジャケット6の接続面との熱的な接続を妨げることなく、ケース20の側壁部20aを介して放熱するよりも温調効率の向上を図ることできる。
また、電池モジュール10に外力が入力し、個々の単電池40に振動が発生するような場合にも、ゲル状の熱伝導体51がこれを吸収することができる。これにより、内部に収納される単電池40の揺動が抑制されるとともに、単電池40へ入力される反力を抑制し
、単電池40の損傷等を抑制することができる。
なお、本実施形態に係る熱伝導部材50の構成は、以下に示すような変更した形態であってもよい。
図6は、熱伝導部材50の変形例の一つを示す説明図である。同図に示すように、熱伝導部材50は、ゲル状の熱伝導体51と、これを保持する棚部52とで構成されている。この場合、棚部52は、ゲル状の熱伝導体51を保持する部位の面形状が、その熱伝導体51と接触する単電池40の傾斜部41cと対応した傾斜形状に設定されている。
かかる構成によれば、棚部52と、傾斜部41cとの間に、平行な空間が広く形成されるので、それらの間では、ゲル状の熱伝導体51を一定な厚み状態で保持することできる。このため、ゲル状の熱伝導体51が、棚部52及び傾斜部41cに対して広く面的な接触状態を確保することできる。これにより、棚部52と、傾斜部41cとの間の熱的な接続状態を良好に確保することができる。
図7は、熱伝導部材50の変形例の一つを示す説明図である。同図に示すように、熱伝導部材50は、ケース20の側壁部20aと、底面側の周壁部20b(ウォータジャケット6の接続面)との2面を含むように設定されている。
かかる構成によれば、熱伝導部材50と、ウォータジャケット6の接続面との接触面積が拡大されるので、両者の間でより積極的に熱交換を行うことができる。これにより、電池モジュール10とウォータジャケット6との間の熱交換効率を向上させることができるので、電池モジュール10の温調効率の向上を図ることできる。
図8は、熱伝導部材50の変形例の一つを示す説明図である。同図に示すように、棚部52は、ケース20の側壁部20aを内側へと形状変形させるとともに、熱伝導性を備える構造体53をケース20の角部に外側から取り付けることにより構成している。この構造体53は、例えば、アルミニウムなどで形成することができ、例えば単電池40の厚み方向に板厚を有してケース20の長辺方向へと延在する板状の部材で構成することができる。
かかる構成によれば、ケース20の側壁部の形状を利用することで、ゲル状の熱伝導体51を容易に保持することができる。また、構造体53を外側に取り付けることで、ケース20の側壁部20a以外にも熱伝導経路が確保されているので、熱伝導効率が向上する。これにより、電池モジュール10とウォータジャケット6との間の熱交換効率を向上させることができるので、電池モジュール10の温調効率の向上を図ることできる。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態に係る電池モジュール10の内部構造を模式的に示す説明図である。この第2の実施形態に係る電池モジュール10が、第1の実施形態のそれと相違する点は、熱伝導部材の形態である。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明を行うこととし、重複する説明については省略する。
本実施形態では、第1の実施形態に示す熱伝導部材50に換えて、熱伝導部材60が用いられている。この熱伝導部材60は、ウォータジャケット6の接続面と対応する底面側の周壁部20bに配設されており、ケース20とセルユニット30との間隙に装着されている。そして、熱伝導部材60は、それぞれの先端部がセルユニット30をなす各単電池40の端部である傾斜部41cとそれぞれ接触する櫛歯形状を備えている。
具体的には、熱伝導部材60において、両側に位置する櫛歯状の先端部のそれぞれは、最も外側に位置する単電池40の外側の傾斜部41cと接触する。また、それよりも内側に位置する櫛歯状の先端部のそれぞれは、隣り合う単電池40をペアとする互いに向き合う傾斜部41cとそれぞれ接触する。このため、熱伝導部材60では、櫛歯状の先端部の数が、積層された単電池40の数よりも一つ多い数に設定されている。
この熱伝導部材60は、熱伝導性を備える櫛歯形状の基部61と、この基部61の先端部にそれぞれ設けられたゲル状の熱伝導体62とで構成されている。基部61は、例えばアルミニウムなどの材料を用いて形成することができる。また、ゲル状の熱伝導体62を保持する各先端部の面形状は、曲面形状に設定されており、単電池40の傾斜部41cとの接触面積を多く得ることができるように工夫されている。また、基部61の底面側には、ゲル状の熱伝導体63がシート状に配設されており、この熱伝導体63は、基部61と底面側の周壁部20bとの間の熱伝導とともに緩衝材としての機能を担っている。
図10は、電池モジュール10の製造方法を概念的に示す説明図である。このような電池モジュール10を製造する場合には、セルユニット30に対して、熱伝導部材60の櫛歯状の先端を個々の単電池40の隙間に嵌め込むように装着する。そして、熱伝導部材60を備えるセルユニット30を内部に収容して、開口側を互いに突き合わせるように一対の箱体21を組み付けることにより、電池モジュール10が完成する。この場合、基部61の高さや、ゲル状の熱伝導体62の塗布量が適切に設定されていることで、熱伝導部材60における櫛歯状の先端部が単電池40の傾斜部41cのそれぞれと接触した状態で、ケース20内に存在することとなる。
このように本実施形態によれば、熱伝導部材60が、ウォータジャケット6の接続面と対応する底面側の周壁部20bに配設されて、当該周壁部20bとセルユニット30との間隙に装着されている。そして、熱伝導部材60は、それぞれの先端部が各単電池40の端部と接触する櫛歯形状を備えている。これにより、熱伝導部材60が、単電池40の端部と、ウォータジャケット6の接続面とを熱的に接続することとなるので、ケース20の側壁部20aのみならず、熱伝導部材60が新たな熱経路として存在することとなる。そして、セルユニット30をなす各単電池40について、熱の移動が促進される。そのため、ケース20の側壁部20bのみが熱経路となっているケースと比較して電池モジュール10とウォータジャケット6との間の熱交換効率を向上させることができる。また、熱伝導部材60は、ケース20内部の隙間に配設することができるので、熱伝導部材60を外設して電池モジュール10が大型化するといったこともない。これにより、電池モジュール10の大型化を抑制しつつ、電池モジュール10の温調効率の向上を図ることができる。
また、本実施形態において、熱伝導部材60は、熱伝導性を備える櫛歯形状の基部61と、基部61の先端部にそれぞれ設けられたゲル状の熱伝導体62とで構成されている。
かかる構成によれば、セルユニット30を構成する個々の単電池40の寸法や形状に多少のばらつきがある場合であっても、ゲル状の熱伝導体62の弾性作用にて、当該バラツキを吸収することができるので、熱伝導部材60と各単電池40の端部との接触状態を良好に維持することができる。これにより、単電池40のばらつきに伴う熱伝導効率の低下を抑制することができる。
また、電池モジュール10に外力が入力し、個々の単電池40に振動が発生するような場合にも、ゲル状の熱伝導体51がこれを吸収することができる。これにより、内部に収納される単電池40の揺動が抑制されるとともに、単電池40へ入力される反力を抑制し、単電池40の損傷等を抑制することができる。
なお、本実施形態に係る熱伝導部材60の構成は、以下に示すような変更した形態であってもよい。
図11は、熱伝導部材60の変形例の一つを示す説明図である。同図に示すように、熱伝導部材60を構成する櫛歯状の基部61は、ゲル状の熱伝導体62を保持する各先端部の面形状が、単電池40の傾斜部41cと対応した傾斜形状に設定されている。
かかる構成によれば、櫛歯状の基部61の各先端部と、単電池40の傾斜部41cとの間に、平行な空間が広く形成されるので、それらの間では、ゲル状の熱伝導体62を一定な厚み状態で保持することできる。このため、ゲル状の熱伝導体62が、基部61の各先端部と単電池40の傾斜部41cとに対して広く面的な接触状態を確保することできる。これにより、ゲル状の熱伝導体62と、単電池40の傾斜部41cとの間の熱的な接続状態を良好に確保することができる。
図12は、熱伝導部材60の変形例の一つを示す説明図である。同図に示すように、熱伝導部材60は、例えばゲル状の熱伝導体64で構成されており、その全部を弾性体で構成してもよい。この場合、熱伝導部材60は、隣り合う単電池40同士の間隙に合わせた形状として、当該空隙と嵌り合うような形状に設定することが好ましい。
かかる構成によれば、熱伝導部材60を、隣り合う単電池40同士の間隙を満たすような形状に設定することができる。これにより、熱伝導効率を高めることができる。
また、電池モジュール10に外力が入力し、個々の単電池40に振動が発生するような場合にも、ゲル状の熱伝導体51がこれを吸収することができる。これにより、内部に収納される単電池40の揺動が抑制されるとともに、単電池40へ入力される反力を抑制し、単電池40の損傷等を抑制することができる。
さらに、熱伝導部材60が弾性力を備えているので、セルユニット30の端部の隙間に入りこむことで、単電池40の周縁部41bを圧することとなる。これにより、単電池40における周縁部41bのシール性を高めることができる。
(第3の実施形態)
図13は、第3の実施形態に係る電池モジュール10の内部構造を模式的に示す説明図である。この第3の実施形態に係る電池モジュール10が、第1の実施形態のそれと相違する点は、熱伝導部材の形態である。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明を行うこととし、重複する説明については省略する。
本実施形態では、第1の実施形態に示す熱伝導部材50に換えて、熱伝導部材70が用いられている。この熱伝導部材70は、ケース20の内部空間を熱伝導材で充填することにより形成されている。この熱伝導材は、ウォータジャケット6との接続面と対応する底面側の周壁部20bから、単電池40の端部である傾斜部41cまでを満たす範囲に充填されている。
図14は、電池モジュール10の製造方法を概念的に示す説明図である。このような電池モジュール10を製造する場合には、セルユニット30を内部に収容して、開口側を互いに突き合わせるように一対の箱体21を組み付けることにより、電池モジュール10が作成する。また、底面側の周壁部20bには、一対の箱体21にそれぞれ隙間を設定しておくことで、開口20cが形成されている。そして、電池モジュール10の底面側を、熱伝導性を備える熱伝導材Wが貯留された容器内に浸漬する。これにより、熱伝導材Wが、
開口20cより、ケース20の内部に進入し、その内部空間に熱伝導材Wを充填させることができる。この場合、電池モジュール10を浸漬する深さを適切に調整することで、底面側の周壁部20bから、単電池40の端部である傾斜部41cまでを満たす範囲に、熱伝導材Wが充填されることとなる。
このように本実施形態によれば、ケース20の内部空間には、ウォータジャケット6との接続面と対応する底面側の周壁部20bから、単電池40の端部である傾斜部41cまでを満たす範囲に、熱伝導材が充填されており、これにより、熱伝導部材70が構成されている。
かかる構成によれば、単電池40の端部と、ウォータジャケット6の接続面とを熱的に接続することとなるので、ケース20の側壁部20aのみならず、熱伝導部材50が新たな熱経路として存在することとなる。そして、セルユニット30をなす各単電池40について、熱の移動が促進される。そのため、ケース20の側壁部20bのみが熱経路となっているケースと比較して電池モジュール10とウォータジャケット6との間の熱交換効率を向上させることができる。また、熱伝導部材70は、ケース20の内部に充填されているので、熱伝導部材70を外設して電池モジュール10が大型化するといったこともない。これにより、電池モジュール10の大型化を抑制しつつ、電池モジュール10の温調効率の向上を図ることができる。さらに、単電池40における周縁部41bが熱伝導材によって封止されているので、単電池40の外装部材41のシール性を高めることができる。
また、本実施形態において、ケース20は、底面側の周壁部20bに開口20cを備えている。これにより、貯留された状態の熱伝導材Wへと電池モジュール10を浸漬することで、その内部に熱伝導材を充填することができる。これにより、熱伝導部材70を容易に設定することができる。
なお、図15に示すように、ケース20における底面側の周壁部20bは、単一の開口20cを設けるに限らず、複数の開口20cをスリット状に設けてもよい。これにより、貯留された状態の熱伝導材Wを、電池モジュール10のケース20の内部に充填しやすくなるので、製造作業の効率化を図ることができる。なお、開口20cは、周壁部20bに設ける以外にも、熱伝導材Wが所望の範囲で充填される限り、側壁部20aに設けてもよい。
また、図16に示すように、セルユニット30をなす個々の単電池40は、外装部材41のシール性の向上の観点から、周縁部41cの外周部分に、シール部材48を備えていてもよい(第1の実施形態及び第2の実施形態においても同様)。もっとも、本実施形態によれば、単電池40における周縁部41bが充填された熱伝導材によって封止されているので、シール部材48の有無に拘わらず、シール性の向上を図ることができる。
なお、上述した各実施形態では、周壁部の一部が温調部材との熱的に接続面となるケースに対する、熱伝導部材の配設方法をそれぞれ例示した。しかしながら、当該熱伝導部材が新たな熱経路となり、当該接続面への熱の移動を促進することができればよく、熱伝導部材は、ケースの内部に配設されて、接続面側に存する単電池の端部とケースの内面との間を接続すれば足りる。例えば、熱伝導部材は、ケースの側壁面と単電池40との間に配設されていてもよい。これにより、ケースの側壁部のみが熱経路となっているケースと比較して電池モジュールと温調部材との間の熱交換効率を向上させることができる。そのため、電池モジュールの大型化を抑制しつつ、電池モジュールの温調効率の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態にかかる電池モジュール及びこれらの複合体である組電池につ
いて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。電池モジュール及び組電池の適用は、電動車両に限らず、電動モータと内燃エンジンとを動力源として走行するハイブリッド駆動車両や、燃料電池が発生する電力で駆動される電動モータを動力源として走行する燃料電池車両であってもよい。また、当該電池モジュール及び組電池は、車両以外に適用されるものであってもよい。セルユニットを一つの単電池で実現してもよい。また、床面に配置される電池モジュールに対して、温調部材の配置を底面側に設定しているが、これに限定されず、電池モジュールにおえる他の周壁面(上面側、前面側、後面側)に配置した場合であっても、その温調部材との熱的な接続面に対応して、本発明に係る熱伝導部材を設定することができる。
1 組電池
5 温調装置
6 ウォータジャケット
10 電池モジュール
20 ケース
20a 側壁部
21b 周壁部
20c 開口
30 セルユニット
40 単電池
41 外装部材
41b 周縁部
41c 傾斜部
48 シール部材
50 熱伝導部材
51 ゲル状の熱伝導体
52 棚部
60 熱伝導部材
61 基部
62 ゲル状の熱伝導体
63 ゲル状の熱伝導体
64 ゲル状の熱伝導体
70 熱伝導部材
200 温調回路

Claims (3)

  1. 加熱又は冷却を行う温調部材を熱的に接続可能な電池モジュールにおいて、
    扁平状の単電池と、
    前記単電池の偏平面と向き合う側壁部と、前記側壁部の周囲に接続されて前記単電池の厚み方向と対応する周壁部とからなる箱形状を備えて、前記単電池を単独で又は複数積層した状態で内部に収納するとともに、前記周壁部の少なくとも一部が前記温調部材との熱的な接続面となる箱状のケースと、を有し、
    前記ケースの内部空間には、前記接続面と対応する前記周壁部から、前記単電池の端部までを満たす範囲に、熱伝導材が充填されていることを特徴とする電池モジュール。
  2. 前記ケースは、前記接続面と対応する前記周壁部に開口を備えることを特徴とする請求項1に記載された電池モジュール。
  3. 前記ケースは、前記接続面と対応する前記周壁部に複数の開口をスリット状に備えることを特徴とする請求項1に記載された電池モジュール。
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