JP6185402B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、1以上の半導体モジュールとコンデンサとを備えた電力変換装置に関し、特に、半導体モジュールとコンデンサとの電気的接続に関する。
直流電力を交流電力に変換し、また逆に交流電力を直流電力に変換する電力変換回路、いわゆるインバータが知られている。また、直流電圧を昇圧または降圧する電力変換回路、いわゆる昇圧または降圧コンバータが知られている。このような、電力の特性(交流/直流、電圧等)を変換する電力変換回路を1以上組み合わせて一体として一つの電力変換装置を構成する場合がある。
電力変換装置の使用例として、回転電機を備えた車両、例えばハイブリッド車両や電気自動車が知られている。かかる車両では、回転電機を駆動源(電動機)として用いたり、車両の慣性により回転軸を駆動して発電を行う発電機として用いたりする。この回転電機を、車両に搭載された二次電池等の直流電源により駆動するために、また回転電機で回生された電力を二次電池に充電するためにインバータが用いられている。また、二次電池の端子電圧を昇圧して電動機に供給するために昇圧コンバータを備える場合もある。さらに、回転電機を2機備えるハイブリッド車両も知られ、この場合、2機の電動機のそれぞれに対応してインバータが用いられる。
かかる電力変換装置では、1以上の半導体モジュールやコンデンサ、リアクトル等が設けられている。各半導体モジュールとコンデンサは、各半導体モジュールから突出する端子、および、コンデンサから突出するバスバを互いに接続することで電気的に接続される。こうした半導体モジュールとコンデンサとの電気的接続に関する技術は、特許文献1〜3等に開示されている。
特開2006−295997号公報 特開2011−151992号公報 特開2011−109767号公報
ところで、コンデンサからは、二種類のバスバ、すなわち、正極バスバおよび負極バスバが延びているが、レイアウトの関係上、この二種類のバスバのうち一方のバスバは、他方のバスバよりも経路長が長くなる。その結果、一方のバスバは、他方のバスバに比べて、剛性が低下する。振動などの外力が付加された場合、この剛性の乏しい一方のバスバ、特に、最も剛性の乏しい一方のバスバの先端部分(すなわち対応する極の端子との接続部分)に、応力が集中するという問題があった。
特に、近年は、スペースの有効活用の観点から、電力変換装置を、トランスアクスルのケース上に設置することが提案されている。トランスアクスルは、回転電機とこれらの出力軸に連結されるギヤ列をユニット化したものである。この場合、トランスアクスルの駆動に伴い生じた振動が、電力変換装置にも伝達され、コンデンサおよび半導体モジュールがそれぞれ振動する。その結果、一方のバスバと端子との接続部における応力集中の問題がより深刻になっていた。
そこで、本発明では、バスバと端子との接続部における応力集中を効果的に防止できる電力変換装置を提供することを目的とする。
本発明の電力変換装置は、1以上の半導体モジュールと、前記1以上の半導体モジュールと電気的に接続されるコンデンサと、を備えた電力変換装置であって、前記コンデンサは、互いに経路長が異なる正極バスバおよび負極バスバを有し、各半導体モジュールは、前記正極バスバに接続される正極端子および前記負極バスバに接続される負極端子を有し、前記正極端子および負極端子のうち、前記経路長の長いバスバに接続される端子は、経路長の短いバスバに接続される端子より、前記端子が前記半導体モジュールから前記バスバとの接続部分に向かって延びる方向と垂直な方向で前記端子を切断したときの断面積が大きい、ことを特徴とする。
好適な態様では、前記正極端子および負極端子のうち、前記経路長の長いバスバに接続される端子は、経路長の短いバスバに接続される端子より、幅が大きい。他の好適な態様では、前記正極端子および負極端子は、並んで配設されるとともに、前記配設方向に直交する方向に延びており、前記正極バスバおよび負極バスバは、前記正極端子および負極端子の配設方向に向かって延びて対応する極の端子に接続される。他の好適な態様では、前記半導体モジュールは、複数積層されており、前記コンデンサは、複数の半導体モジュールから延びる正極端子および負極端子に接続される複数の正極バスバおよび複数の負極バスバを有しており、同極の複数のバスバは、一枚の導体板を屈曲して構成される。
本発明によれば、経路長の長い極のバスバと接続される端子の断面積を大きくしているため、当該極の接続経路全体としての剛性を高めることができる。結果として、正極の接続経路の剛性および負極の接続経路の剛性が均一化されるため、接続部における応力集中を効果的に防止できる。
本発明の実施形態である電力変換装置を含む制御システムの回路構成図である。 電力変換装置の一部の概観を示す斜視図である。 半導体モジュールの積層方向に直交する断面図である。 屈曲前の正極バスバを示す図である。 屈曲前の負極バスバを示す図である。 屈曲後の正極バスバおよび負極バスバを示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に従って説明する。図1は、本実施形態の電力変換装置10を含む制御システムの回路構成図である。図1は、ハイブリッド車両の駆動用原動機としての第一および第二回転電機72,74を駆動する制御システムを示す図である。二つの回転電機72,74は、二次電池70からの電力により回転駆動され、また回転電機72,74により発電された電力が二次電池70に充電される。この駆動および充電を行うのが電力変換装置10である。電力変換装置10は、二次電池70の電圧を昇圧する昇圧コンバータ12と、二次電池70の直流電力を三相交流電力に変換し、また回転電機72,74の発電した交流電力を直流電力に変換するインバータ16,18とを含む。第一回転電機72に対して第一インバータ16が、第二回転電気74に対して第二インバータ18が設けられている。昇圧コンバータ12は、電圧という電力の特性値を変換する電力変換装置または回路であり、インバータ16,18は、交流、直流という電力の特性を変換する電力変換装置または回路である。この実施形態の二つの回転電機72,74は、いずれも電動機、発電機として機能するが、電動機および発電機のいずれか一方として機能する回転電機であってもよい。
昇圧コンバータ12は、リアクトル20とIGBT等のパワートランジスタを含む半導体モジュール30を有する。半導体モジュール30は、インバータ16,18の正極端子と接続される正極端子32、インバータ16,18の負極端子と接続される負極端子34、リアクトル20と接続される出力端子36を有する。
第一インバータ16および第二インバータ18は、ほぼ同じ構成となっている。すなわち、第一、第二インバータ16,18は、IGBT等のパワートランジスタを含む同一構造の三つの半導体モジュール30を有する。三つの半導体モジュール30の各々は、回転電機72,74に供給される三相交流電力の各相に対応している。半導体モジュール30は、正極端子32、負極端子34および出力端子36を有する。三つの半導体モジュール30の正極端子32同士は母線38により接続され、さらに母線38により昇圧コンバータ12の正極端子32とも接続される。一方、三つの半導体モジュール30の負極端子34同士は、母線40により接続され、さらに母線40により昇圧コンバータ12の負極端子34とも接続される。三つの出力端子36は、それぞれ回転電機72,74のコイルに電力を供給する三相の動力線に接続される。
母線38と母線40の間には、平滑用のコンデンサ14が配置される。さらに、昇圧コンバータ12、第一および第二インバータ16,18の動作を制御する制御装置49を電力変換装置10は備える。制御装置49は、各半導体モジュール30のパワートランジスタを制御することにより、昇圧コンバータ12、第一および第二インバータ16,18の動作を制御する。
図2は、電力変換装置10の一部の概観を示す斜視図である。また、図3は、半導体モジュール30の積層方向に直交する断面を示す図である。
図2に示すように、各半導体モジュール30は、その厚み方向に積層されている。好適には、各半導体モジュール30は、等ピッチで積層される。本実施形態では、第一インバータ16に属する3個の半導体モジュール30と、第二インバータ18に属する3個の半導体モジュール30が積層方向両側に配置され、これらの間に昇圧コンバータ12に属する1個の半導体モジュール30が配置されている。第一および第二インバータ16,18に属する半導体モジュール30は、三相交流電力の相数に対応して3個でセットであるが、昇圧コンバータ12については、半導体モジュール30の個数は1個に限定されない。半導体モジュール30の数を決定するのは、半導体モジュール30に属するトランジスタ等の素子の許容電流値に因る。半導体モジュール30の数を増やすことにより、1個当たりの電流を減らすことができ、使用条件に基づき、モジュールの個数が決定される。
IGBT等の半導体モジュール30の構成要素は、ケース内に収容されて、モジュール化されている。半導体モジュール30の外観は共通である。各半導体モジュール30の上面からは奥側(コンデンサ14側)から順に、正極端子32、負極端子34、出力端子36が突出している。各端子32,34,36は、端子の配設方向および積層方向と直交する方向に延びている。また、三つの端子32,34,36は、いずれも、積層方向と直交する同一平面内で並んで配設されている。したがって、半導体モジュール30が等ピッチで積層される場合、各端子32,34,36も等ピッチで配列される。
電力変換装置10には、更に、各半導体モジュール30を冷却する冷却器が設けられている。冷却器は、各半導体モジュール30を挟むように配置される冷却板22と送液管23,24を含む。冷却板22は中空であり、内部の空間は送液管23,24と連通している。一方の送液管23から送られた冷却液は、複数ある冷却板22に分配され、各冷却板22内を流れて、もう一方の送液管24に達する。冷却板22を流れる冷却液が半導体モジュール30から熱を奪い、これらの半導体モジュール30が冷却される。送液管24に集まった冷却液は、送液管24を介して不図示の放熱器に送られ、放熱後再び送液管23により冷却板22に送られる。
半導体モジュール30の側方には、コンデンサ14が配置されている。コンデンサ14の端面からは、半導体モジュール30の正極端子32に接続される複数の正極バスバ46、および、負極端子34に接続される複数の負極バスバ48が突出している。この複数の正極バスバ46および複数の負極バスバ48は、コンデンサ14と一体化されている。正極バスバ46および負極バスバ48は、いずれも対応する極の端子に接続されるバスバであり、半導体モジュール30と同じ個数分だけ設けられている。
正極バスバ46は、固定台26上面に固定され、支持される。負極バスバ48は、固定台26の下面に固定され、支持されている。正極バスバ46はコンデンサ14内部の正極端子に接続され、負極バスバ48はコンデンサ14内部の負極端子に接続されている。コンデンサ14の正極端子および負極端子は、コンデンサケース14aに収められるコンデンサ14に、ケース内部で接続されている。
ここで、図2から明らかなとおり、複数の正極バスバ46は、半導体モジュール30の積層方向に間隔をあけて並んでおり、各正極バスバ46は、端子の配設方向に延びている。換言すれば、各正極バスバ46は、正極端子32と直交する方向に延びており、正極端子32と略90度を成す状態で正極端子32に接続(容着や締結等)される。
複数の正極バスバ46は、一枚の導体板に切り込みを形成し、屈曲させることで構成されている。図4は、複数の正極バスバ46を構成する正極導体板50の一例を示す図である。正極導体板50は、コンデンサ14の正極端子に接続され、コンデンサ14とともにコンデンサケース14a内に収容される導体板である。この正極導体板50の一端には、複数の切り込みが形成されており、この切り込みにより、片持ち梁状の複数の正極バスバ46が形成される。正極バスバ46は、正極導体板50の一辺50aから延長するように延びており、その延長方向に延びる折れ線46aに沿って略90度屈曲させられる。その結果、各正極バスバ46は、半導体モジュール30の正極端子32とほぼ同一平面に位置することになる。この正極バスバ46の先端と、正極端子32の先端を互いに接続することで、各半導体モジュール30の正極端子32とコンデンサ14の正極端子42が電気的に接続される。
ここで、当然ながら、複数の正極バスバ46の配設ピッチは、正極端子32の配設ピッチ(半導体モジュール30の積層ピッチ)と同じである。また、屈曲前の段階において、複数の正極バスバ46は、半導体モジュール30の積層方向と平行な平面内にある。そのため、複数の正極バスバ46の幅は、半導体モジュール30の積層ピッチを超えない値に制限される。
複数の負極バスバ48も、正極バスバ46と同様に、一枚の導体板に切り込みを形成し、屈曲させることで構成される。ただし、本実施形態では、半導体モジュール30の負極端子34は、正極端子32よりもコンデンサ14から離れている。そのため、負極バスバ48は、正極バスバ46よりも長くなっている。また、負極バスバ48は、正極バスバ46および正極端子32との干渉を避けるために、その屈曲の態様が正極バスバ46と若干異なる。これについて図5、図6を参照して説明する。図5は、複数の負極バスバ48を構成する負極導体板52の一例を示す図である。また、図6は、屈曲させた正極バスバ46および負極バスバ48を重ねた際の図である。正極バスバ46と同様に、負極バスバ48は、負極導体板52の一辺52aから延長するように延びている。コンデンサ14から延びた負極バスバ48は、正極端子32を超えた位置で、折れ線48aに沿って略90度屈曲させられた後、さらに、複数の折れ線48bに沿って屈曲させられる。これにより、図6に示すように、負極バスバ48は、正極端子32および負極端子34と同一平面に位置する。そして、この負極バスバ48の先端と、負極端子34の先端を互いに接続することで、各半導体モジュール30の負極端子34とコンデンサ14の負極端子44が電気的に接続される。なお、負極バスバ48の幅も、正極バスバ46と同様に、半導体モジュール30の積層ピッチを超えない値に制限される。
なお、ここで説明した正極バスバ46および負極バスバ48の形状は一例であり、コンデンサ14から、半導体モジュール30の端子配設方向に延びて、対応する極の端子32,34に接続されるのであれば、各バスバ46,48の形状は適宜変更されてもよい。ただし、いずれの場合でも、正極バスバ46、負極バスバ48の幅は、必ず、半導体モジュール30の積層ピッチ以下に限定される。
ところで、これまでの説明で明らかな通り、本実施形態では、半導体モジュール30の負極端子34が、正極端子32よりもコンデンサ14から離れているため、当該負極端子34に接続される負極バスバ48の経路長が、正極バスバ46よりも長くなってしまう。その結果、負極バスバ48は、正極バスバ46に比べて、剛性が低下する。振動などの外力が付加された場合、この剛性の乏しい負極バスバ48、特に、最も剛性の乏しい負極バスバ48の先端部分(すなわち負極端子34との接続部分)に、応力が集中するという問題があった。
特に、近年は、スペースの有効活用の観点から、電力変換装置10を、トランスアクスルのケース上に設置することが提案されている。この場合、トランスアクスルの駆動に伴い生じた振動が、電力変換装置10にも伝達され、コンデンサ14および半導体モジュール30がそれぞれ振動する。その結果、負極端子34と負極バスバ48との接続部における応力集中の問題がより深刻になっていた。
かかる問題を避けるためには、負極バスバ48の幅を広げて、負極バスバ48の剛性を向上させることが考えられる。しかし、既述した通り、複数の負極バスバ48は、一枚の負極導体板52から構成されており、複数の負極バスバ48の幅は、半導体モジュール30の積層ピッチを超えることはできない。特に、近年は、電力変換装置10の小型化のために、半導体モジュール30の積層ピッチは、極力小さく抑えられており、負極バスバ48の幅を広げる余裕は、殆ど無くなっている。
そこで、本実施系形態では、負極バスバ48の幅を広げることなく、上述したような応力の集中を避けるために、経路長が長く、強度に乏しい負極バスバ48と接続される負極端子34の幅Wnを、正極端子32の幅Wpよりも大きくしている。より具体的には、負極端子34の幅Wnを、負極端子34と負極バスバ48から構成される負極接続経路全体としての剛性が、正極端子32と正極バスバ46から構成される正極接続経路全体としての剛性と、ほぼ同じになるように大きくする。かかる構成とすることで、接続経路全体としての剛性が均一化されるため、一方の接続経路への応力の集中が防止される。その結果、負極バスバ48にかかるストレスが軽減され、負極バスバ48の破損や、接続部の破損が効果的に防止される。また、一方の接続経路への応力集中が防止されることにより、各端子34,36、各バスバ46,48に入力されるストレスを均等に分散でき、これら端子、バスバの薄肉化等も可能となる。さらに、断面積が等しい場合には、経路長の長い接続経路のほうが電気抵抗が大きくなるが、本実施形態では、経路長の長い負極の端子34の幅Wnを大きくしているため、負極、正極での接続経路の電気抵抗の差も小さくすることができる。さらに、負極端子34の肉厚を変えず、幅Wnだけを変えるのであれば、負極端子34と正極端子32を同一肉厚の導体板から製造することができ、材料の共通化も可能となる。
ただし、当然ながら、負極端子34の幅Wnを大きくすることに加えて、あるいは、替えて、負極端子34の肉厚を大きくするようにしてもよい。この場合であっても、負極の接続経路全体としての剛性は向上するため、正極、負極で接続経路全体としての剛性を均一化でき、ひいては、一方への応力集中を防止できる。また、負極端子34の幅Wnを大きくすることに加え、さらに、負極端子34を正極端子32に比べて短くしてもよい。負極端子34が短くなれば、その分、負極端子34の剛性が向上するため、正極、負極で接続経路全体としての剛性を均一化でき、ひいては、一方への応力集中を防止できる。さらに、負極端子34の幅Wnを大きくすることに加えて、負極バスバ48の肉厚を大きくしてもよい。この場合でも、負極の接続経路全体としての剛性を向上することができる。
また、上述した例では、負極端子34が正極端子32よりもコンデンサ14から離れているが、この配置は逆であってもよい。正極端子32を負極端子34よりもコンデンサ14から離した場合、正極バスバ46が、負極バスバ48よりも長くなる。したがって、この場合には、正極端子32の幅Wpを大きくすればよい。
いずれにしても、経路長が長いバスバと接続される端子の断面積を、経路長が短いバスバと接続される端子の断面積よりも大きくすることで、正極接続経路、負極接続経路の剛性を均一化でき、一方の接続経路への応力集中を防止できる。
10 電力変換装置、12 昇圧コンバータ、14 コンデンサ、16,18 インバータ、20 リアクトル、22 冷却板、23,24 送液管、30 半導体モジュール、32 正極端子、34 負極端子、36 出力端子、38,40 母線、46 正極バスバ、48 負極バスバ、49 制御装置、50 正極導体板、52 負極導体板、70 二次電池、72,74 回転電機。

Claims (4)

  1. 1以上の半導体モジュールと、前記1以上の半導体モジュールと電気的に接続されるコンデンサと、を備えた電力変換装置であって、
    前記コンデンサは、互いに経路長が異なる正極バスバおよび負極バスバを有し、
    各半導体モジュールは、前記正極バスバに接続される正極端子および前記負極バスバに接続される負極端子を有し、
    前記正極端子および負極端子のうち、前記経路長の長いバスバに接続される端子は、経路長の短いバスバに接続される端子より、前記端子が前記半導体モジュールから前記バスバとの接続部分に向かって延びる方向と垂直な方向で前記端子を切断したときの断面積が大きい、
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    前記正極端子および負極端子のうち、前記経路長の長いバスバに接続される端子は、経路長の短いバスバに接続される端子より、幅が大きい、ことを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1または2に記載の電力変換装置であって、
    前記正極端子および負極端子は、並んで配設されるとともに、前記配設方向に直交する方向に延びており、
    前記正極バスバおよび負極バスバは、前記正極端子および負極端子の配設方向に向かって延びて対応する極の端子に接続される、
    ことを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の電力変換装置であって、
    前記半導体モジュールは、複数積層されており、
    前記コンデンサは、複数の半導体モジュールから延びる正極端子および負極端子に接続される複数の正極バスバおよび複数の負極バスバを有しており、
    同極の複数のバスバは、一枚の導体板を屈曲して構成される、
    ことを特徴とする電力変換装置。
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