JP2011247159A - デュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御及びガスタービンプラント - Google Patents

デュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御及びガスタービンプラント Download PDF

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Abstract

【課題】気体燃料及び液体燃料を切替える際に生じる一時的な燃料不足により、ガスタービン出力が低減または不安定になる出力変動を防止または抑制し、滑らかな燃料切替えを可能にしたデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御を提供する。
【解決手段】気体燃料及び液体燃料のいずれか一方の燃料を選択切替えして運転可能なデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御において、一方の燃料から他方の燃料に切替えるにあたり、切替えて使用される側の燃料の流量変動が所定値よりも大きくなった時には切替えレートを遅くし、流量変動が小さくなった時には切替えレートを速くするように、燃料切替えの指令値である気体燃料流量比指令値MFRまたは液体燃料流量比指令値SFRの補正を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、気体燃料及び液体燃料を用いて運転可能なデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御及びガスタービンプラントに係り、特に、気体燃料及び液体燃料のいずれか一方から他方へ切替えて使用する際の制御方法に関する。
従来、通常使用する天然ガス等の気体燃料に加えて、石油系等の液体燃料による運転も可能なデュアル燃料ガスタービンプラントがある。このようなデュアル燃料ガスタービンプラントは、気体燃料及び液体燃料を常に同時燃焼させるものではなく、たとえば気体燃料を選択して燃焼させているときには液体燃料の供給を停止するというように、いずれか一方の燃料供給系に選択切替えして燃焼させる。
このように、気体燃料及び液体燃料よりなる2種類の燃料供給系統を備えたデュアル燃料ガスタービンプラントのデュアル燃料供給系統は、たとえば図10に示すように構成されている。
図10のデュアル燃料供給系統において、一方の気体燃料は、ガス流量計1、圧力調節弁2、流量調節弁(制御兼遮断弁)3を経て、各燃焼器のデュアル燃料ノズル4から噴射される。なお、図中の符号5は、停止時に燃料供給系統内に残留した気体燃料を大気へ放出する大気放出弁である。
他方の液体燃料は、ストレーナ6、流量計7、燃料ポンプ8、ストレーナ9、流量調節弁(制御兼遮断弁)10及びマニホルド(フローデバイダ)11を経て、デュアル燃料ノズル4から噴射される。噴射圧力の調節は、圧力調節弁12のバイパス制御によって行われ、マニホルド11は、各燃料ノズルの噴射量を均一にする機能を有している。なお、図中の符号13は停止時に燃料供給系統内に残留した液体燃料を排出回収するためのマニホルドドレン弁、14は逆止弁である。
上述したデュアル燃料供給系統において、供給する燃料を切替える場合には、二つの流量調節弁3,10に対し、たとえば図11に示すように、図示しないデュアル燃料ガスタービンプラントの制御部より一定(線形)のレートで開閉制御する制御信号を与えて開度を変化させる。
図示の制御信号は、気体燃料側の流量調整弁3を全開から全閉にして気体燃料を止め、液体燃料側の流量調整弁10を全閉から全開して液体燃料に切替えるものである。
また、下記の特許文献1には、ガスタービン燃焼ハードウエアの過度な摩耗及び損傷を防止するように、気体燃料タイプを用いた運転及び液体燃料タイプを用いた運転間の移行の速度を制御する方法が開示されている。
特開2008−163939号公報
上述した従来の燃料切替え制御において、燃料の切替え初期には、たとえば気体燃料を燃料として運転する気体燃料使用モードから、液体燃料を燃料として運転する液体燃料運転モードに切替える場合、切替えられる側となる液体燃料の燃料供給系統に設置された流量調整弁10を開くことで液体燃料が流れ始める。しかし、切替え初期には、マニホルド11に液体燃料を充填する時間が必要になるため、デュアル燃料ノズル4から液体燃料を流出させるまでには時間遅れを生じることとなる。
一方、液体燃料がデュアル燃料ノズル4から流出するまでの時間遅れは、この間に他方の気体燃料側の燃料供給系統に設置された流量調整弁3が絞られているため、燃料不足によって一時的にガスタービンプラントの出力(ガスタービン出力)を減少させる原因となる。
すなわち、気体燃料使用モードから液体燃料運転モードに移行する際には、図11に示すように、一般的には液体燃料をランプ速度で増加させ、かつ、この増加に応じて気体燃料をランプ速度で減少させているため、このような移行期間においては、ガスタービンプラントに低流量の気体燃料を供給する燃料不足の状態が継続する。移行期間における低流量状態の継続は、流量調整弁3,10の制御性能を劣化させる原因となり、ガスタービン出力は変動幅が大きくなって不安定になる。
たとえば、液体燃料から気体燃料に移行する間、ガスタービンプラントの燃焼器には低流量の気体燃料が供給される。このため、移行期間中のガスタービン出力は低下し、しかも、気体燃料の流量調節弁3は、所定の制御レンジから外れることによって不正確な動作をする可能性もあるため、ガスタービン出力は不安定になる。
また、上述した移行期間においては、燃焼効率の低下に伴い、NOx等の環境に悪影響を及ぼすガスが発生するという問題もある。
なお、液体燃料使用モードから気体燃料運転モードに移行する際においても、同様の問題が生じる。
このように、気体燃料の制御信号及び液体燃料の制御信号を一定のレートで切替える制御方法では、燃料切替えの移行期間中に生じる燃料不足に起因して、ガスタービン出力の低下及び不安定化を阻止することは困難であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、気体燃料及び液体燃料を切替える際に生じる一時的な燃料不足により、ガスタービン出力が低減または不安定になる出力変動を防止または抑制し、滑らかな燃料切替えを可能にしたデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御、そして、デュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御を行うことができるガスタービンプラントを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係るデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御は、気体燃料及び液体燃料のいずれか一方の燃料を選択切替えして運転可能なデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御において、一方の燃料から他方の燃料に切替えるにあたり、切替えて使用される側の燃料の流量変動が所定値よりも大きくなった時には切替えレートを遅くし、前記流量変動が小さくなった時には切替えレートを速くするように、燃料切替えの指令値である燃料流量比指令値の補正を行うことを特徴とする。
このようなデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御によれば、一方の燃料から他方の燃料に切替えるにあたり、切替えて使用される側の燃料の流量変動が所定値よりも大きくなった時には切替えレートを遅くし、流量変動が小さくなった時には切替えレートを速くするように、燃料切替えの指令値である燃料流量比指令値の補正を行うようにしたので、燃料を切替える移行期間において、ガスタービン出力の低下や不安定化を防止または抑制できる。
上記の発明において、前記燃料流量比指令値の補正は、前記燃料流量比指令値の過渡的変化量に応じて算出される補正量を加算してなされることが好ましい。
また、上記の発明において、前記補正は、排ガスから求められる計測値の燃焼効率に応じて算出される補正量を加算してなされることが好ましい。
また、上記の発明において、前記補正は、指令信号から求められる燃焼効率に応じて算出される補正量を加算してなされることが好ましい。この場合の前記指令信号は、燃料流量指令信号及び空気流量指令信号から算出される燃空比が好適である。
上記の発明において、前記補正は、ガスタービン出力のフィードバック信号とガスタービン出力設定との偏差に応じて算出される補正量を加算してなされることが好ましい。
また、上記の発明において、前記補正は、燃料切替えの指令値である前記燃料流量比指令値の過渡的変化量と、ガスタービン出力のフィードバック信号とガスタービン出力との偏差とに応じて算出される補正量を加算してなされることが好ましい。
上記の発明においては、前記切替えられて使用される側の燃料供給開始時期より他方の燃料供給低減開始時期を遅らせることが望ましい。すなわち、新たに使用する側の燃料供給を開始する時期(流量調節弁を開き始める時期)については、これまで使用してきた燃料供給量の低減を開始する時期(流量調節弁を絞り始める時期)より遅らせることが望ましい。
本発明のガスタービンプラントは、空気を導入して圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から供給される空気により気体燃料及び液体燃料のいずれか一方の燃料を燃焼させて燃焼ガスを生成するデュアル燃料焚きの燃焼器と、前記燃焼器から燃焼ガスの供給を受けるタービンとを具備し、前記燃焼器の燃料ノズルに燃料を供給するデュアル燃料供給系が、請求項1から8のいずれかに記載のデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御を行う制御部を備えていることを特徴とする。
このようなガスタービンプラントによれば、燃焼器の燃料ノズルに燃料を供給するデュアル燃料供給系が、請求項1から8のいずれかに記載のデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御を行う制御部を備えているので、燃料を切替える移行期間において、ガスタービン出力の低下や不安定化を防止または抑制できる。
上述した本発明によれば、気体燃料及び液体燃料を使用可能なデュアル燃料ガスタービンプラントにおいて、使用する燃料を一方から他方へ切替える際に生じる一時的な燃料不足により、ガスタービン出力が低減または不安定になる出力変動を防止または抑制し、滑らかな燃料切替えが可能になる。
また、燃料切替えに要する時間を短縮できるため、燃焼に伴うNOx等の有害ガス発生量を低減することも可能になる。
本発明に係るデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御について、一実施形態として燃料切替え時の移行期間に制御部が実施する燃料切替制御の一例を示す制御ブロック図である。 補正を加えた燃料切替えを示す説明図であり、横軸の時間と縦軸のタービン出力及び燃料流量比との関係が示されている。 図1に示した制御部の補正信号生成部において、(a)はガスタービン出力に応じた修正量の関数FX1を示す図、(b)は信号S1,S2,S3の流れに関する説明図である。 デュアル燃料ガスタービンプラントの概略構成を示すブロック図である。 補正信号生成部における補正の第1変形例を示す制御ブロック図である。 補正信号生成部における補正の第2変形例を示す制御ブロック図である。 補正信号生成部における補正の第3変形例を示す制御ブロック図である。 補正信号生成部における補正の第4変形例を示す制御ブロック図である。 補正信号生成部における補正の第5変形例を示す制御ブロック図である。 気体燃料及び液体燃料よりなる2種類の燃料供給系統を備えたデュアル燃料ガスタービンプラントのデュアル燃料供給系統図である。 従来の燃料切替え制御において、気体燃料/液体燃料の燃料割合(%)及びガスタービン出力の時間に対する変化を示す説明図である。
以下、本発明に係るデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御について、その一実施形態を図面に基づいて説明する。
図4は、複数の燃料を使用可能なデュアル燃料ガスタービンプラント(以下、「ガスタービンプラント」と呼ぶ)GTの概略構成を示すブロック図であり、気体燃料または液体燃料のいずれか一方を選択して燃焼する燃焼器Fと、燃焼器Fから供給された燃焼ガスを膨張させて回転するタービンTと、空気を圧縮する圧縮機Cとを主な構成要素として備え、制御部20により各種の運転制御が行われている。
また、燃焼器Fの内部には、パイロットノズル(不図示)と、パイロットノズルの外周に間隔をおいて配置される複数のメインノズル(不図示)とが設けられている。
この場合のパイロットノズル及びメインノズルは、気体燃料及び液体燃料のいずれか一方を選択切替えして燃焼させるデュアル燃料ノズル(以下、「ノズル」と呼ぶ)であり、圧力調節弁2及び流量調節弁3を備えた気体燃料供給系FG及び圧力調節弁12及び流量調節弁10を備えた液体燃料供給系FLに接続されている。
ガスタービンプラントGTの制御部20は、上述した気体燃料の流量調節弁3及び液体燃料の流量調節弁10に関する開度制御を行う機能を有しており、いずれか一方を全閉にして他方の開度制御をすることで、使用する燃料の選択切替えも行っている。すなわち、使用しない燃料系統の流量調節弁を閉じ、使用する燃料系統の燃料調節弁の開度制御により燃料供給量を調整する。
以下では、気体燃料または液体燃料のいずれか一方から他方へ選択切替えする制御部20の燃料切替え制御について、特に、燃料切替え時の移行期間における燃料切替制御について説明する。
図1に示す制御ブロック図は、燃料切替え時の移行期間において、制御部20が実施する燃料切替制御の一例を示している。
図示の燃料切替制御において、制御部20は、一方の燃料から他方の燃料に切替えるにあたり、切替えられて使用される側の燃料の流量変動が所定値よりも大きくなったときには切替えレートを遅くし、反対に流量変動が小さくなったときには切替えレートを速くする。
すなわち、制御部20は、取得した気体燃料流量比指令値MFRを出力する気体燃料制御部30と、取得した液体燃料流量比指令値SFRを出力する液体燃料制御部40とを備えており、さらに、気体燃料制御部30及び液体燃料制御部40には、燃料切替え時の移行期間に切替えレートを補正するため、それぞれに補正信号生成部50M,50Sが設けられている。
一方の補正信号生成部50Mは、気体燃料の切替えレートを補正する気体燃料流量比補正量を算出し、他方の補正信号生成部50Sは、液体燃料の切替えレートを補正する液体燃料流量比補正量を算出する。すなわち、一方の補正信号生成部50Mは、液体燃料から気体燃料に切替える移行期間に用いられて気体燃料流量比補正量を算出し、他方の補正信号生成部50Sは、気体燃料から液体燃料に切替える移行期間に用いられて液体燃料流量比補正量を算出する。
気体燃料制御部30は、気体燃料に対する燃料指令である気体燃料流量比指令値MFRを設定する気体燃料制御部31を備え、液体燃料制御部40は、液体燃料に対する燃料指令である液体燃料流量指令値SFRを設定する液体燃料制御部41を備えている。
気体燃料制御部30が設定する気体燃料流量比指令値MFR及び液体燃料制御部40が設定する液体燃料流量指令値SFRは、いずれも燃料切替えの切替え指令値としても使用される。
液体燃料から気体燃料に切替える移行期間の場合、補正信号生成部50Mで算出された気体燃料流量比補正量は、加算器32において気体燃料制御部31で設定した気体燃料流量比指令値MFRに加算され、気体燃料流量比(補正値)MFR′が設定される。この気体燃料流量比MFR′は、変換レート制限器33及びタイムディレー34を介することにより、最終的な気体燃料流量指令信号MFR″として流量調節弁3に出力される。同様にして、気体燃料から液体燃料に切替える移行期間の場合、補正信号生成部50Sで算出された液体燃料流量比補正量は、加算器32で液体燃料流量比指令値SFRに加算され、液体燃料流量比(補正値)SFR′が設定される。この液体燃料流量比SFR′は、変換レート制限器43及びタイムディレー44を介することにより、最終的な液体燃料流量指令信号SFR″として流量調節弁10に出力される。
ここで、上述した気体燃料流量比指令値MFR及び液体燃料流量比指令値SFRについて説明する。
図1に示した制御ブロック図には、一例として液体燃料から気体燃料に切替える場合の移行期間における燃料切替制御が示されているが、逆の燃料切替え(気体燃料から液体燃料に切替える)にも同様に適用可能である。
すなわち、液体燃料から気体燃料に燃料を切替える場合、気体燃料制御部31が設定する気体燃料流量比指令値MFRは時間と共に上昇(増加)して直線的に大きくなり、液体燃料制御部41が設定する液体燃料流量比指令値SFRは時間と共に下降(減少)して直線的に小さくなる。この場合、液体燃料と気体燃料との移行期間における分担率は、たとえば液体燃料が100%から0%まで一定の割合で減少するように設定され、かつ、気体燃料が0%から100%まで一定の割合で増加するように設定されている。
なお、気体燃料から液体燃料に燃料を切替える場合、液体燃料制御部41が設定する液体燃料流量比指令値SFRは時間と共に上昇(増加)して直線的に大きくなり、気体燃料制御部31が設定する気体燃料流量比指令値MFRは時間と共に下降(減少)して直線的に小さくなる。
補正信号生成部50Mは、気体燃料流量比指令値MFRまたは液体燃料流量比指令値SFRとその一次遅れとの偏差を求める不完全微分部51、不完全微分部51からの出力S1を関数FX2に基づいて処理する第2関数器52、気体燃料流量比指令値MFRまたは液体燃料流量比指令値SFRを関数FX3に基づいて処理する第3関数器53、第2関数器52の出力と第3関数器53の出力とを乗算する第1乗算器54、ガスタービンプラントGTの運転制御に関するパラメータ(ガスタービン出力デマンド信号)を関数FX1に基づいて処理する第1関数器55に加えて、第1関数器55の出力と第1乗算器54の出力S3とを乗算することにより、気体燃料補正量を生成して出力する第2乗算器56を備えている。
同様に、補正信号生成部50Sは、気体燃料流量比指令値MFRまたは液体燃料流量比指令値SFRとその一次遅れとの偏差を求める不完全微分部51、不完全微分部51からの出力S1を関数FX2に基づいて処理する第2関数器52、気体燃料流量比指令値MFRまたは液体燃料流量比指令値SFRを関数FX3に基づいて処理する第3関数器53、第2関数器52の出力と第3関数器53の出力とを乗算する第1乗算器54、ガスタービンプラントGTの運転制御に関するパラメータ(ガスタービン出力デマンド信号)を関数FX1に基づいて処理する第1関数器55に加えて、第1関数器55の出力と第1乗算器54の出力S3とを乗算することにより、液体燃料補正量を生成して出力する第2乗算器56を備えている。
上述した補正信号生成部50M、50Sにおいて、第2関数器52が備える関数FX2及び第3関数器53が備える関数FX3は、いずれも不完全微分部51では成形できない補正量の微調整を行うものである。
また、第1関数器55が備える関数FX1は、たとえば図3(a)に示されるように、ガスタービンプラントGTの出力が低いときは高い調整量を設定し、ガスタービンの出力が高いときは低い調整量を設定して出力する。すなわち、ガスタービンプラントGTの出力が低いときほど、大きな調整量が出力されるように設定されている。
なお、図3(b)には、上述した不完全微分部51の出力S1、第1乗算器54の出力S2及び第2乗算器56の出力S3の一例が示されている。
このようにして補正信号生成部50M、50Sで得られる補正量は、新たに切替えて使用する燃料の種類に応じて何れか一方が算出され、気体燃料制御部30の加算器32または液体燃料制御部40の加算器42に出力される。
この結果、加算器32,42では、気体燃料流量比指令値MFR及び液体燃料流量比指令値SFRにそれぞれの補正量が加算されることにより、補正前より大きな気体燃料流量比(補正値)MFR′及び液体燃料流量比(補正値)SFR′が設定される。この後、設定された気体燃料流量比(補正値)MFR′及び液体燃料流量比(補正値)SFR′は、変換レート制限器33,43及びタイムディレー34,44を介することにより、最終的な気体燃料流量指令信号MFR″及び液体燃料流量指令信号SFR″が生成されて流量調節弁3,10に出力され、これらの指令信号に基づいた開度制御が実施される。
従って、液体燃料から気体燃料に切替える場合の移行期間では、たとえば図2に示すように、燃料切替えの切替え指令値である気体燃料流量比指令値MFRまたは液体燃料流量比指令値SFRの過渡的な変化量に応じて算出された補正量が加算された非線形の大きな気体燃料流量比MFR′に調整される。このため、流量調節弁3の開度は、補正のない気体燃料流量比MFRに基づくものより大きくなり、流量調節弁3を通ってノズル4に供給される気体燃料の量は増加する。すなわち、補正信号生成部50Mから出力される気体流量補正量の加算により補正された気体燃料流量比MFR′に基づいて制御される流量調節弁3の開度は、単に気体燃料流量比MFRに基づいて制御される流量調節弁3の開度よりも大きくなるので、燃焼器Fのノズル4に供給される気体燃料量が補正により増加し、燃焼器Fにおける燃焼効率の低下を抑制することが可能となる。
このように、上述したデュアル燃料ガスタービンプラントGTの燃料切替制御によれば、一方の燃料(たとえば液体燃料)から他方の燃料(たとえば気体燃料)に切替える場合、切替えて使用される側の燃料(たとえば気体燃料)の流量変動が所定値よりも大きくなった時には切替えレートを遅くし、流量変動が小さくなった時には切替えレートを速くするように、燃料切替えの指令値である燃料流量比指令値の補正を行い、燃料を切替える移行期間におけるガスタービン出力の低下や不安定化を防止または抑制している。
このため、燃料切替え時に設定するランプ速度を増し、すなわち、気体燃料制御部31や液体燃料制御部41が設定する気体燃料流量比指令値MFR及び液体燃料流量指令値SFRの傾斜について、時間と共に0%から100%まで上昇(増加)する変化や100%から0%まで下降(減少)する変化の角度を大きく設定し、燃料切替えに要する時間を短縮することも可能になる。
上述した実施形態では、切替えて使用される新たな燃料について、流量変動の発生や流量変動の量が、燃料切替えの切替え指令値である気体燃料流量比指令値MFRまたは液体燃料流量比指令値SFRの過渡的な変化量に応じて算出される。すなわち、補正信号生成部50M、50Sにおいては、気体燃料流量比指令値MFRまたは液体燃料流量比指令値SFRとその一次遅れとの偏差を求める不完全微分部51が偏差から流量変動及び補正量の発生を検知し、不完全微分部51が補正量を作るとともに、第1関数器55にてガスタービン出力の落ち込み量等に応じて補正量の効かせ具合を調整(落ち込むほどゲインを高くする)するなどして気体燃料流量比補正量を算出する。
また、上述した制御部20は、補正後の気体燃料流量比MFR′及び液体燃料流量比SFR′が変換レート制限器33,43及びタイムディレー34,44を介して最終的な気体燃料流量指令信号MFR″及び液体燃料流量指令信号SFR″となるので、たとえば図2に示すように、気体燃料(切替えられて使用される側)の燃料供給開始時期より液体燃料の燃料供給低減開始時期を遅らせることができる。
すなわち、気体燃料の燃料供給を開始する時期(流量調節弁3を開き始める時期)については、これまで使用してきた液体燃料側で燃料供給量の低減を開始する時期(流量調節弁10を絞り始める時期)より遅らせることにより、補正信号生成部50M、50Sによる補正をより効果的に行い、ガスタービン出力の低下や不安定化をより確実に防止または抑制することができる。
ところで、上述した制御部20の補正信号生成部50M,50Sについては、燃料流量比指令値MFR,SFRの過渡的変化量に応じて算出される補正量の加算に代えて、以下に説明する各変形例により算出される補正量を加算するようにしてもよい。この場合、気体燃料から液体燃料に変更する場合について説明するが、逆に変更する場合にも適用可能なことはいうまでもない。
なお、以下に説明する変形例は、液体燃料流量比指令値SFR側の補正量を算出して加算を行う補正であるが、液体を気体と読み替えればそのまま気体燃料流量指令値MFR側の補正となる。
図5に示す第1変形例の補正は、ガスタービンプラントGTの排ガスから求められる計測値の燃焼効率に応じて算出される補正量を加算してなされる。
すなわち、液体燃料制御部40に設けた補正信号生成部50Saは、燃焼効率が低い時は高い補正量を設定し、燃焼効率が高い時は補正量を低く設定するような関数FX4に基づいて処理する第4関数器57を備えている。この第4関数器57には、燃焼状態を表す排ガスから求めた燃焼効率の計測値が入力される。
このような制御にすれば、入力された燃焼効率に基づいて第4関数器57が燃焼効率の悪化を補う液体燃料流量比補正量を設定し、加算器42に入力する。加算器42に入力された液体燃料流量比補正量は、液体燃料制御部41から入力される液体燃料流量比指令値SFRに加算され、燃焼効率に基づいて補正された液体燃料流量比SFR′が変換レート制限器43に出力される。
この液体燃料流量比SFR′は、タイムディレー44を経て最終的な液体燃料流量比指令信号SFR″となり、流量調節弁10の開度制御に用いられる。従って、燃焼効率の低下に伴い、ガスタービン出力が低下することを防止できる。
また、図6に示す第2変形例の補正は、指令信号から求められる燃焼効率に応じて算出される補正量を加算してなされる。
すなわち、液体燃料制御部40に設けた補正信号生成部50Sbは、燃料流量指令信号及び空気流量指令信号から算出される燃空比が指令信号として使用される。指令信号となる燃空比は、液体燃料流量比指令値及び空気流量指令信号を除算器58に入力することにより算出される。この場合の燃空比は、空燃比の逆数として表され、たとえば以下に示すように、燃料流量を空気流量で除算することで求められる。
燃空比=燃料流量/空気流量
なお、上述した空気流量指令信号の具体例としては、圧縮機Cのインレットガイドベーン(IGV)開度等がある。
指令信号の燃空比は第5関数器59に入力され、燃空比に応じた燃焼効率を算出する。すなわち、第5関数器59は、燃空比及び燃焼効率の関係を定めたマップの関数FX5を備えている。
第5関数器59で算出された燃焼効率は、第6関数器60に入力される。この第6関数器60は、燃焼効率が低い時は高い補正量を設定し、かつ、燃焼効率が高い時は補正量を低く設定する関数FX6に基づいて処理し、燃焼効率の悪化を補う液体燃料流量比補正量を作成する。
このような制御にすれば、燃空比から算出された燃焼効率に基づいて第6関数器60が燃焼効率の悪化を補う液体燃料流量比補正量を設定し、加算器42に入力する。加算器42に入力された液体燃料流量比補正量は、液体燃料制御部41から入力される液体燃料流量比指令値SFRに加算され、上述した第1変形例と同様に、燃焼効率に基づいて補正された液体燃料流量比SFR′が変換レート制限器43に出力される。
従って、第2変形例の補正制御は、上述した第1変形例と同様の作用効果を得ることができる。しかも、第2変形例では、燃空比から算出した燃焼効率を使用するので、排ガスから求めた計測値を使用する場合と比較して補正に要する時間を短縮し、実状に応じて瞬時の補正を行うことができる。
次に、図7に示す第3変形例の補正は、ガスタービン出力のフィードバック信号とガスタービン出力設定との偏差に応じて算出される補正量を加算してなされる。
すなわち、液体燃料制御部40に設けた補正信号生成部50Scは、実際のガスタービン出力とガスタービン出力設定との偏差を算出する減算器61と、減算器61で算出した偏差に応じて補正量を設定する関数FX7を設けた第7関数器61とを備えている。
第7関数器61の関数FX7は、ガスタービン出力の偏差が大きくなるほど補正量を大きく設定するものであり、従って、実際のガスタービン出力が設定値より低い分、液体燃料流量比SFR′を補正して液体燃料の供給量を増し、ガスタービン出力の低下を防止することができる。
次に、図8に示す第4変形例の補正は、第3変形例と同様に、ガスタービン出力のフィードバック信号とガスタービン出力設定との偏差に応じて算出される補正量を加算してなされる。
すなわち、液体燃料制御部40に設けた補正信号生成部50Sdは、実際のガスタービン出力とガスタービン出力設定との偏差を算出する減算器61と、減算器61の出力をPID制御するPID制御器62とを採用している。換言すれば、第4変形例の場合、第3変形例の第7関数器61に代えてPID制御器62を採用したものである。
PID制御器62は、ガスタービン出力の偏差が大きくなるほど補正量を大きく設定するPID制御(比例+積分+微分動作)を実施するので、ガスタービン出力に関する制御性を向上させることが可能となる。すなわち、ガスタービン出力のフィードバック信号を使用するため、制御性が向上し、しかも、燃焼効率、プラント個体差及びその他のばらつきに対してロバストであり、さらに、異なった負荷変化レートや切替え負荷帯にも対応可能である。
次に、図9に示す第5変形例の補正は、燃料切替えの指令値である燃料流量比指令値の過渡的変化量と、ガスタービン出力のフィードバック信号とガスタービン出力との偏差とに応じて算出される補正量を加算してなされる。
すなわち、液体燃料制御部40に設けた補正信号生成部50Seは、上述した第4変形例を図1の実施形態に追加し、PID制御器62で算出した液体燃料流量比補正量を第2乗算器56に入力し、第1乗算器54の出力と乗算して最終的な液体燃料流量比補正量を加算器42に出力する。
このようにすれば、上述した実施形態及び第5変形例の作用効果に加えて、パラメータ制御を行う際には、パラメータの調整が容易になる。また、切替え指令値である流量比指令値の過渡的な変化量を用いたので、上位のガスタービン出力制御系との干渉を防ぐことができ、より確実な補正制御が可能になる。
このように、上述した本実施形態及び変形例によれば、気体燃料及び液体燃料を使用可能なデュアル燃料ガスタービンプラントGTにおいて、使用する燃料を一方から他方へ切替える際に生じる一時的な燃料不足により、ガスタービン出力が低減または不安定になる出力変動を防止または抑制し、滑らかな燃料切替えが可能になる。また、燃料切替えに要する時間を短縮できるため、燃焼に伴うNOx等の有害ガス発生量を低減することも可能になる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
3,10 流量調節弁(制御兼遮断弁)
4 デュアル燃料ノズル
20 制御部
30 気体燃料制御部
40 液体燃料制御部
50M,50S,50Sa〜50Se 補正信号生成部
GT デュアル燃料ガスタービンプラント
F 燃焼器
T タービン
C 圧縮機

Claims (9)

  1. 気体燃料及び液体燃料のいずれか一方の燃料を選択切替えして運転可能なデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御において、
    一方の燃料から他方の燃料に切替えるにあたり、切替えて使用される側の燃料の流量変動が所定値よりも大きくなった時には切替えレートを遅くし、前記流量変動が小さくなった時には切替えレートを速くするように、燃料切替えの指令値である燃料流量比指令値の補正を行うことを特徴とするデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御。
  2. 前記燃料流量比指令値の補正は、前記燃料流量比指令値の過渡的変化量に応じて算出される補正量を加算してなされることを特徴とする請求項1に記載のデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御。
  3. 前記補正は、排ガスから求められる計測値の燃焼効率に応じて算出される補正量を加算してなされることを特徴とする請求項1に記載のデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御。
  4. 前記補正は、指令信号から求められる燃焼効率に応じて算出される補正量を加算してなされることを特徴とする請求項1に記載のデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御。
  5. 前記指令信号は、燃料流量指令信号及び空気流量指令信号から算出される燃空比であることを特徴とする請求項4に記載のデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御。
  6. 前記補正は、ガスタービン出力のフィードバック信号とガスタービン出力設定との偏差に応じて算出される補正量を加算してなされることを特徴とする請求項1に記載のデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御。
  7. 前記補正は、燃料切替えの指令値である前記燃料流量比指令値の過渡的変化量と、ガスタービン出力のフィードバック信号とガスタービン出力との偏差とに応じて算出される補正量を加算してなされることを特徴とする請求項1に記載のデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御。
  8. 前記切替えられて使用される側の燃料供給開始時期より他方の燃料供給低減開始時期を遅らせることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御。
  9. 空気を導入して圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から供給される空気により気体燃料及び液体燃料のいずれか一方の燃料を燃焼させて燃焼ガスを生成するデュアル燃料焚きの燃焼器と、前記燃焼器から燃焼ガスの供給を受けるタービンとを具備し、
    前記燃焼器の燃料ノズルに燃料を供給するデュアル燃料供給系が、請求項1から8のいずれかに記載のデュアル燃料ガスタービンプラントの燃料切替制御を行う制御部を備えていることを特徴とするガスタービンプラント。
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