JP2008267338A - ガスタービンの制御方法およびガスタービン発電装置 - Google Patents

ガスタービンの制御方法およびガスタービン発電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ノズル切替期間におけるガスタービンの出力変動を低減させること。
【解決手段】今まで使用していた第1ノズル群をこれから使用する第2ノズル群に切り替えるノズル切替期間においては、第1ノズル群の燃料供給量を徐々に減少させるとともに、第2ノズル群の燃料供給量を徐々に増加させ、かつ、燃焼器への燃料供給量を燃料供給量指令値よりも増加させるガスタービンの制御方法を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガスタービンの制御方法およびガスタービン発電装置に関するものである。
ガスタービンの燃焼器は、パイロットノズルと複数のメインノズルを有している。メインノズルは、図23に示されるように、ノズル群Aとノズル群Bとに区分されている。ノズル群Aを構成するノズルの本数は、ノズル群Bを構成するノズルの本数よりも少なくされている。
このような燃焼器では、ガスタービンの負荷に応じて燃料供給に使用するノズル群を切り替えることが行われている。例えば、特許文献1には、ノズルの切替期間において、各ノズル群に供給する燃料量を制御することにより、ノズル群の切替を円滑に行うことが開示されている。具体的には、図24に示されるように、ノズル群Aからノズル群Bに切り替える場合には、ノズル群Bへの燃料供給量を増加させる一方、その増加量に見合うだけノズル群Aへの燃料供給量を減少させる制御を行っている。つまり、ノズル切替期間においては、ノズル群Aへの燃料供給量とノズル群Bへの燃料供給量との合計が一定となるように、各ノズル群への燃料供給量が調整される。
特開平8−312377号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された発明では、燃焼効率の変動が考慮されていないため、図25に示すように、ノズル切替期間においてガスタービン出力が変動するという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、ノズル切替期間におけるガスタービンの出力変動を低減させることのできるガスタービンの制御方法およびガスタービン発電装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、燃焼器と、互いに異なる本数のメインノズルを有するとともに、前記燃焼器へ燃料ガスを供給する複数のノズル群とを備えるガスタービンにおいて、運転状態に応じて燃料供給に使用する前記ノズル群を切り替えるガスタービンの制御方法であって、今まで使用していた第1ノズル群をこれから使用する第2ノズル群に切り替えるノズル切替期間においては、前記第1ノズル群の燃料供給量を徐々に減少させるとともに、前記第2ノズル群の燃料供給量を徐々に増加させ、かつ、前記燃焼器への燃料供給量を燃料供給量指令値よりも増加させるガスタービンの制御方法を提供する。
このような制御方法によれば、ノズル切替期間において、燃焼器への燃料供給量を燃料供給量指令値よりも増加させるので、燃焼器における燃焼効率の低下を抑制することが可能となる。この結果、ガスタービン出力の変動を低減させることができる。
上記ガスタービンの制御方法において、前記第1ノズル群および前記第2ノズル群には、前記ノズル切替期間における燃料供給分担比率がそれぞれ設定されており、前記ノズル切替期間における前記燃料供給量の増加分は、該第2ノズル群の燃料供給分担比率とその一次遅れとの偏差に基づいて決定されることとしてもよい。
このように、第2ノズル群の燃料供給分担比率とその一次遅れとの偏差に基づいて、燃料供給量の増加分を決定するので、第2ノズル群の燃料供給量を緩やかに増加させることが可能となる。
上記ガスタービンの制御方法において、前記第1ノズル群および前記第2ノズル群には、前記ノズル切替期間における燃料供給分担比率がそれぞれ設定されており、前記ノズル切替期間における前記燃料供給量の増加分は、前記第1ノズル群に対する前記燃料供給分担比率とその一次遅れとの偏差に基づいて決定されるとともに、前記第2ノズル群から前記燃焼器へ供給されることとしてもよい。
このように、第1ノズル群の燃料供給分担比率を用いて第2ノズル群の燃料増加分を決定することにより、更に効率的なガスタービンの運転を実現することが可能となる。
上記ガスタービンの制御方法において、前記燃料供給量の増加分は、発電プラントの運転状態に応じて調整されることとしてもよい。
これにより、ガスタービンの運転状況に応じて燃料増加分を調整することが可能となる。
上記ガスタービンの制御方法において、前記燃料供給量の増加分は、前記第1ノズル群及び前記第2ノズル群に対して、その燃焼効率を考慮した割合で割り当てられることとしてもよい。
このように、燃料の増加分を第1ノズル群と第2ノズル群とで分担するとともに、各分担の割合は燃焼効率を考慮して決定されるので、ガスタービンの運転効率を更に向上させることが可能となる。
上記ガスタービンの制御方法において、前記第1ノズル群および前記第2ノズル群に対してそれぞれ設定されている前記燃料供給分担比率のうち、少なくともいずれか一方を補正することにより、前記燃焼器への燃料供給量を前記燃料供給量指令値よりも増加させることとしてもよい。
これにより、簡便な計算処理により燃料供給量を適切に制御することが可能となる。
上記ガスタービンの制御方法において、前記燃料供給量の増加分は、前記燃焼器における燃焼効率に応じて決定されることとしてもよい。
これにより、燃焼効率の悪化を補う燃料供給を行うことが可能となる。
上記ガスタービンの制御方法において、前記燃焼効率は、例えば、前記燃焼器に供給される空気流量と燃料流量とに基づいて算出される。
このように、演算によって燃焼効率を求めることにより、燃焼効率を検出するためのセンサ等を不要とすることができる。
上記ガスタービンの制御方法において、前記燃料供給量の増加分は、ガスタービンの出力指令値とガスタービンの出力との偏差に基づいて決定されることとしてもよい。
これにより、ガスタービン出力に関する制御性を向上させることが可能となる。また、ガスタービンの出力をフィードバックして用いることから、燃焼効率、プラントの個体差、その他のばらつきに対して、ロバストな制御を行うことが可能となる。更に、異なった負荷変化レートや切替負荷帯にも対応することが可能となる。
本発明は、燃焼器と、互いに異なる本数のメインノズルを有するとともに、前記燃焼器へ燃料ガスを供給する複数のノズル群とを備え、運転状態に応じて燃料供給に使用するノズル群が切り替えられるガスタービン発電装置であって、今まで使用していた第1ノズル群をこれから使用する第2ノズル群に切り替えるノズル切替期間において、前記第1ノズル群の燃料供給量を徐々に減少させる第1燃料供給指令値を設定する第1制御部と、前記第2ノズル群の燃料供給量を徐々に増加させる第2燃料供給指令値を設定する第2制御部と、前記第1制御部により設定される第1燃料供給指令値および前記第2制御部により設定される第2燃料供給指令値の少なくともいずれか一方を、燃焼器への燃料供給量が増加する方向に補正する補正部とを具備するガスタービン発電装置を提供する。
本発明によれば、ノズル切替期間におけるガスタービンの出力変動を低減させることができるという効果を奏する。
以下に、本発明に係るガスタービンの制御方法およびガスタービン発電装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係るガスタービン発電装置の概略構成を示したブロック図である。
図1に示されるように、ガスタービン発電装置1は、ガス化燃料を燃焼する燃焼器2と、燃焼器2から供給された燃焼ガスを膨張させて回転するガスタービン3と、空気を圧縮する圧縮機4と、ガスタービン3に連結された発電機(図示略)とを主な構成として備えている。
上記燃焼器2には、図23に示されるように、パイロットノズル51と、パイロットノズル51の外周に間隔をおいて配置される複数のメインノズル52とが設けられている。メインノズル52は、ノズル群Aとノズル群Bとに区分されている。ノズル群Aを構成するメインノズル52の本数は、ノズル群Bを構成するメインノズル52の本数よりも少なくされている。本実施形態では、ノズル群Aは3本のメインノズル52を有しており、ノズル群Bは5本のメインノズル52を有している。
また、燃焼器2には、ノズル群Aに燃料ガスを供給する第1燃料流路5と、ノズル群Bに燃料ガスを供給する第2燃料流路6とが接続されている。第1燃料流路5および第2燃料流路6には、燃料ガスの流量を調整するための第1流量調節弁7、第2流量調節弁8がそれぞれ設けられている。第1流量調節弁7、第2流量調節弁8の開度は、ガスタービン制御装置10により制御される。なお、パイロットノズル51に燃料ガスを供給する燃料流路も当然設けられているが、ここでは省略している。
ガスタービン制御装置10は、上述した第1流量調節弁7および第2流量調節弁8の開度を制御する外、前記ガスタービンの出力に応じて、燃焼器2への燃料供給に用いるノズル群A,Bを切り替える制御を行う。なお、ガスタービン制御装置10による制御の詳細については後述する。
このようなガスタービン発電装置1においては、燃焼器2に対して上記圧縮機4から圧縮された空気が供給されるとともに、ノズル群A,B等から燃料ガスが供給される。燃焼器2は、供給された圧縮空気と燃料ガスとを混合して燃焼させ、高温高圧の燃焼ガスをガスタービン3に供給する。これにより、ガスタービン3は、燃焼ガスが膨張する際のエネルギーで回転させられ、この動力が発電機(図示略)に伝えられることにより発電が行われる。
次に、ガスタービン制御装置10による制御のうち、ノズル切替期間における燃料流量制御について図2を参照して説明する。
図2は、ガスタービン制御装置10が有する制御ブロックの一例を示した図である。
図2に示されるように、ガスタービン制御装置10は、ノズル群Aに対する燃料指令である第1燃料供給指令値MACSOを設定する第1制御部11と、ノズル群Bに対する燃料指令である第2燃料供給指令値MBCSOを設定する第2制御部12と、第2制御部12により設定される第2燃料供給指令値MBCSOを燃料供給量が増加する方向に補正する補正部13とを備えている。
ここで、ガスタービン制御装置10は、ノズル切替期間に使用される燃料供給分担比率(以下「分担比率」という。)を有している。この分担比率は、今まで使用されていたノズル群(以下「第1ノズル群」という。)と、これから使用されるノズル群(以下「第2ノズル群」という)に対してそれぞれ設けられている。ここでは、第1ノズル群に対応する分担比率を第1分担比率MAR、第2ノズル群に対応する分担比率を第2分担比率MBRとする。
例えば、図1に示したガスタービン発電装置1において、ノズル群Aからノズル群Bへノズル群が切り替えられる場合、ノズル群Aの燃料流量制御については、上述した第1分担比率MARが用いられ、ノズル群Bの燃料流量制御については、上述した第2分担比率MBRが用いられることとなる。逆に、ノズル群Bからノズル群Aへノズルが切り替えられる場合には、ノズル群Bに第1分担比率MARが用いられ、ノズル群Aに第2分担比率MBRが用いられることとなる。
図3には、第1分担比率MARの一例が、図4には第2分担比率MBRの一例が示されている。図3に示されるように、例えば、第1分担比率MARは、ノズル切替期間において100%から0%まで一定の割合で減少するように設定されている。また、第2分担比率MBRは、ノズル切替期間において、0%から100%まで一定の割合で増加するように設定されている。また、本実施形態では、各時刻における分担比率の合計が100%で一定となるように、上記第1分担比率MAR,第2分担比率MBRを設定している。
以下、ノズル群Aからノズル群Bにノズルを切り替える場合における燃料流量制御について図2を参照して説明する。
まず、第1制御部11は、ノズル切替期間において、第1分担比率MAR(図3参照)を取得し、この第1分担比率MARを燃料供給指令値CSOに乗算することにより、ノズル群Aの第1燃料供給指令値MACSOを設定する。この第1燃料供給指令値MACSOに応じて第1流量調節弁7(図1参照)が調節されることにより、ノズル群Aによって燃焼器2に供給される燃料量は略一定の割合で減少することとなる。
一方、第2制御部12は、ノズル切替期間において、上記第2分担比率MBR(図4参照)を取得し、この第2分担比率MBRを補正部13に与える。補正部13は、この第2分担比率MBRに基づいて、補正量を設定する。
具体的には、補正部13は、第2分担比率MBRとその一次遅れとの偏差を求める不完全微分部21、不完全微分部21からの出力C1を関数FX2に基づいて処理する第2関数器22、第2分担比率MBRを関数FX3に基づいて処理する第3関数器23、第2関数器22の出力と第3関数器23の出力とを乗算する第1乗算器24、ガスタービンの運転制御に関するパラメータを関数FX1に基づいて処理する第1関数器25、および第1関数器25の出力と第1乗算器24の出力C2とを乗算することにより、補正量C3を生成し、出力する第2乗算器26を備えている。
上記第2関数器22が備える関数FX2および第3関数器23が備える関数FX3は、いずれも不完全微分部21では成形できない補正量の微調整を行うものである。
また、第1関数器25が備える関数FX1は、図5に示されるように、ガスタービンの出力が低いときは高い調整量が設定され、ガスタービンの出力が高いときは低い調整量が出力されるように設定されている。つまり、ガスタービンの出力が低いときほど、大きな調整量が出力されるように設定されている。
図6には、上述した不完全微分部21の出力C1、第1乗算器24の出力C2、第2乗算器26の出力C3の一例が示されている。
このようにして補正部13によって得られた補正量は、第2制御部12が備える加算器27に出力される。第2制御部12の加算器27は、第2分担比率MBRに補正量を加算して補正第2分担比率MBR´を求める。そして、第2制御部12は、燃料供給指令値CSOに補正第2分担比率MBR´を乗算することにより、ノズル群Bの第2燃料供給指令値MBCSOを設定する。
そして、この第2燃料供給指令値MBCSOに応じて第2流量調節弁8(図1参照)の開度が調節されることにより、ノズル群Bによって燃焼器2に供給される燃料量は、単に、燃料供給指令値CSOに第2分担比率MBRを乗じた燃料流量よりも多くなる。この結果、燃焼器2には、燃料供給指令値CSOよりも多くの燃料が供給されることとなり、燃焼器2における燃焼効率の低下を抑制することが可能となる。
以上、説明してきたように、本実施形態に係るガスタービンの制御方法およびガスタービン発電装置1によれば、ノズル切替期間においては、燃焼器2への燃料供給量を燃料供給量指令値CSOよりも増加させるので、燃焼器2における燃焼効率の低下を抑制でき、この結果、ガスタービン出力の変動を低減させることができる。
また、燃料供給量の増加分は、これから燃料供給に使用される第2ノズル群(上記実施形態では、ノズル群B)の第2分担比率MBRと、その一次遅れとの偏差に基づいて決定されるので、第2ノズル群(ノズル群B)の燃料供給量を緩やかに増加させることが可能となる。
更に、このように決定された補正量C2をガスタービンの出力等に応じて調整することで、ガスタービンの出力状況に応じて燃料増加分を調整することが可能となる。なお、ガスタービンの出力だけでなく、例えば、上述した関数FX1として、ガスタービンの要求出力指令、燃料供給指令CSO、タービン入口温度T1T等のガスタービンの運転状態に関するパラメータを用いた関数式やマップを予め用意しておき、これらの関数式やマップを用いて調整量を求めることとしてもよい。このようにすることで、ガスタービンの運転状況に応じて燃料増加分を調整することが可能となる。
図7から図9は、上記実施形態に係るガスタービン発電装置の効果について示した図である。
図7は、本実施形態におけるガスタービン制御装置10において、第2分担比率MBRに補正量が加算された補正第2分担比率MBR´の一例を示した図、図8は図7に示される補正第2分担比率MBR´が採用されることにより、燃焼器2への燃料が増加したときのガスタービンの出力を示した図、図9は、図7に示される第1分担比率MARおよび補正第2分担比率MBR´で制御された場合のノズル群Aの燃料供給量、ノズル群Bの燃料供給量、および燃焼器2に供給される全体の燃料供給量を示した図である。
また、図10は第1分担比率MARと第2分担比率MBRとを示した図、図11は図10に示される第1分担比率MARと第2分担比率MBRとが採用された場合のガスタービンの出力を示した図、図12は、図10に示される第1分担比率MARおよび第2分担比率MBRで制御された場合のノズル群Aの燃料供給量、ノズル群Bの燃料供給量、および燃焼器2に供給される全体の燃料供給量を示した図である。
これらの図、特に、図8と図11とに示されるように、ノズル切替期間において、燃焼器2への燃料供給量を増加させることにより、ガスタービンの出力変動が抑制されたことがわかる。
なお、上記実施形態においては、ガスタービンの運転状態に関するパラメータPrを第1関数器25が備える関数FX1により処理し、この出力を調整量として用いていたが、この第1関数器25に代えて、図13に示すように、ガスタービン出力とガスタービンの要求出力指令との偏差を算出する減算器31と減算器31の出力をPID制御するPID制御器32とを採用することとしてもよい。このような構成とすることで、ガスタービン出力に関する制御性を向上させることが可能となる。
また、上記実施形態においては、第2分担比率MBRを用いて補正量を決定していたが、これに代えて、図14に示すように、第1分担比率MARを用いて補正量を決定することとしてもよい。
例えば、ノズル群Aからノズル群Bへ切り替える場合、図15に示されるように、ノズル群Aの分担比率が低下した領域では、燃焼器2においてノズル群Aの燃空比が低下し、図16に示されるように、燃焼効率が低下してしまう。このため、ガスタービンの出力が低下するおそれがある。
この場合、相対的に流量の少ないノズル群Aの流量増加を図っても効果は少なく、相対的に流量の多いノズル群Bの流量を補正する方が効果を期待できる。従って、ノズル群Aの第1分担比率MARを用いてノズル群Bの補正量を決定することにより、更に効率的なガスタービンの運転を実現することが可能となる。
なお、上記燃空比は、空燃比の逆数として表され、例えば、以下に示すように、燃料流量を空気流量で除算することで求められる。
燃空比=燃料流量/空気流量
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態に係るガスタービンの制御方法およびガスタービン発電装置について説明する。
上述した第1の実施形態においては、第1分担比率MARあるいは第2分担比率MBRを用いて補正量を決定していたが、本実施形態においては、図17に示されるように、燃焼効率に基づいて補正量を決定する。具体的には、燃焼効率を第4関数器35が備える関数FX4により処理し、この出力を補正量とする。ここで、関数FX4は、図18に示されるように、燃焼効率が低いときは高い補正量を、燃焼効率が高いときは低い補正量を出力するように設定されている。これにより、燃焼効率の悪化を補う第2燃料供給指令値MBCSOを設定することが可能となる。なお、関数FX4において、最大補正量αは、1以下の値に設定されている。
ここで、上記燃焼効率は、ガスタービン3の排ガスの計測値に基づいて取得してもよいし、或いは、図19に示されるように、演算によって求めることとしてもよい。例えば、圧縮機4に供給する空気量を調整するための空気流量指令信号と、ノズル群Bの第2燃料供給指令値MBCSOとに基づいて燃空比を求め、この燃空比に対応する燃焼効率をマップから取得することで、燃焼効率を取得することとしてもよい。
図20は、燃焼効率を求めるマップの一例を示した図である。図20に示されるように、燃焼効率は、燃空比が大きくなるほど高い値をとり、ある燃空比を超えたところで一定となる。そして、このようにして演算によって求めた燃焼効率を上述した第4関数器35に入力する。このように、演算によって燃焼効率を求めることにより、燃焼効率を検出するためのセンサ等を不要とすることができる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態に係るガスタービンの制御方法およびガスタービン発電装置について説明する。
上述した第1の実施形態においては、第1分担比率MAR、第2分担比率MBRを用いて補正量を決定していたが、本実施形態においては、図21に示されるように、ガスタービンの出力とガスタービンの要求出力指令との偏差に基づいて補正量を決定する。
具体的には、図21に示されるように、ガスタービンの出力とガスタービンの要求出力指令との偏差を第7関数器37が備える関数FX7により処理し、この出力を補正量とする。ここで、関数FX7は、図22に示されるように、偏差が大きくなるほど、大きな補正量が出力されるように設定されている。
このように、ガスタービンの出力をフィードバックして補正量を求めることにより、制御性を向上させることが可能となる。また、フィードバックした値を使用することから、燃焼効率、プラント個体差、その他のばらつきに対してロバストな制御を行うことが可能となる。更に、異なった負荷変化レートや切替負荷帯にも対応することが可能となる。
なお、本実施形態においては、上述した第7関数器37に代えて、図13に示したようなPID制御器32を用いることとしてもよい。
〔第4の実施形態〕
次に、本発明の第4の実施形態に係るガスタービンの制御方法及びガスタービンの発電装置について説明する。
上述した第1の実施形態においては、ノズル群Bの第2分担比率MBRを補正することで、ノズル群Bの燃料供給指令MBCSOを増加させ、燃焼器2に供給する燃料供給量を増加させていたが、これに代えて、ノズル群Aの第1分担比率MARおよびノズル群Bの第2分担比率MBRを補正することによって、燃焼器2への燃料供給量を増加させることとしてもよい。
このように、燃料の増加分をノズル群Aとノズル群Bとで分担することにより、ガスタービンの運転効率を更に向上させることが可能となる。
また、上述したように、燃空比が低下すると燃焼効率の低下を招き、ガスタービンの出力が低下することとなる。このような燃焼効率の特性を考慮し、例えば、ノズル群Aの燃料供給量がノズル群Bの燃料供給量よりも多い期間、例えば、ノズル切替期間の前半においては、ノズル群Aの補正量をノズル群Bの補正量よりも多めに設定し、また、ノズル群Bの燃料供給量がノズル群Aの燃料供給量よりも多い期間、例えば、ノズル切替期間の後半においては、ノズル群Bの補正量をノズル群Aの補正量よりも多めに設定することで、燃焼効率のよいノズル群を用いて燃料の増量を図ることとしてもよい。これにより、燃焼効率を向上させることができ、ノズルの切替時におけるガスタービンの出力低下を更に抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した各実施形態においては、ノズル群Aとノズル群Bとの2つのノズル群を有し、これらを切り替えることについて説明したが、ノズル群は2以上設けられていてもよい。この場合にも順次ノズル群が切り替えられることとなるので、今まで使用されていたノズル群を第1ノズル群、これから使用されるノズル群を第2ノズル群として定義し、上述した第1分担比率および第2分担比率を用いることとすればよい。
また、第1分担比率MAR、第2分担比率MBRは一例であり、異なる特性で描かれていてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るガスタービン発電装置の概略構成を示したブロック図である。 ガスタービン制御装置が有する制御ブロックの一例を示した図である。 第1分担比率の一例を示す図である。 第2分担比率MBRの一例を示す図である。 第1関数器が備える関数FX1の一例を示した図である。 不完全微分部の出力、第1乗算器の出力、第2乗算器の出力の一例を示した図である。 本発明の第1の実施形態におけるガスタービン制御装置において、第2分担比率に補正量が加算された補正第2分担比率の一例を示した図である。 図7に示される補正第2分担比率が採用されることにより、燃焼器への燃料が増加したときのガスタービンの出力を示した図である。 図7に示される第1分担比率および補正第2分担比率で制御された場合のノズル群Aの燃料供給量、ノズル群Bの燃料供給量、および燃焼器に供給される全体の燃料供給量を示した図である。 第1分担比率と第2分担比率とを示した図である。 図10に示される第1分担比率と第2分担比率とが採用された場合のガスタービンの出力を示した図である。 図10に示される第1分担比率および第2分担比率で制御された場合のノズル群Aの燃料供給量、ノズル群Bの燃料供給量、および燃焼器に供給される全体の燃料供給量を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係るガスタービン制御装置が備える補正部の他の構成例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係るガスタービン制御装置が備える補正部において、第1分担比率を用いて補正量を決定することとした他の構成例を示した図である。 ノズル群Aの分担比率が低下したときの説明をするための図である。 燃空比と燃料効率との関係を示した図である。 本発明の第2の実施形態に係るガスタービン制御装置が有する制御ブロックの一例を示した図である。 第4関数器が備える関数FX4の一例を示した図である。 図17に示した制御ブロックの他の構成例を示した図である。 燃焼効率を求めるマップの一例を示した図である。 本発明の第3の実施形態に係るガスタービン制御装置が有する制御ブロックの一例を示した図である。 第7関数器が備える関数FX7の一例を示した図である。 パイロットノズルと複数のメインノズルとについて説明するための図である。 ノズル切替期間における従来の燃料流量制御について説明するための図である。 従来の燃料流量制御を行った場合のガスタービンの出力変動を模式化して示した図である。
符号の説明
1 ガスタービン発電装置
2 燃焼器
3 ガスタービン
4 圧縮機
5 第1燃料流路
6 第2燃料流路
7 第1流量調節弁
8 第2流量調節弁
10 ガスタービン制御装置
11 第1制御部
12 第2制御部
13 補正部

Claims (10)

  1. 燃焼器と、互いに異なる本数のメインノズルを有するとともに、前記燃焼器へ燃料ガスを供給する複数のノズル群とを備えるガスタービンにおいて、運転状態に応じて燃料供給に使用する前記ノズル群を切り替えるガスタービンの制御方法であって、
    今まで使用していた第1ノズル群をこれから使用する第2ノズル群に切り替えるノズル切替期間においては、前記第1ノズル群の燃料供給量を徐々に減少させるとともに、前記第2ノズル群の燃料供給量を徐々に増加させ、かつ、前記燃焼器への燃料供給量を燃料供給量指令値よりも増加させるガスタービンの制御方法。
  2. 前記第1ノズル群および前記第2ノズル群には、前記ノズル切替期間における燃料供給分担比率がそれぞれ設定されており、
    前記ノズル切替期間における前記燃料供給量の増加分は、該第2ノズル群の燃料供給分担比率の一次遅れとその燃料供給分担比率との偏差に基づいて決定される請求項1に記載のガスタービンの制御方法。
  3. 前記第1ノズル群および前記第2ノズル群には、前記ノズル切替期間における燃料供給分担比率がそれぞれ設定されており、
    前記ノズル切替期間における前記燃料供給量の増加分は、前記第1ノズル群に対する前記燃料供給分担比率とその一次遅れとの偏差に基づいて決定されるとともに、前記第2ノズル群から前記燃焼器へ供給される請求項1に記載のガスタービンの制御方法。
  4. 前記燃料供給量の増加分は、発電プラントの運転状態に応じて調整される請求項2または請求項3に記載のガスタービンの制御方法。
  5. 前記燃料供給量の増加分は、前記第1ノズル群及び前記第2ノズル群に対して、その燃焼効率を考慮した割合で割り当てられる請求項1から請求項4のいずれかに記載のガスタービンの制御方法。
  6. 前記第1ノズル群および前記第2ノズル群に対してそれぞれ設定されている前記燃料供給分担比率のうち、少なくともいずれか一方を補正することにより、前記燃焼器への燃料供給量を前記燃料供給量指令値よりも増加させる請求項2から請求項5のいずれかに記載のガスタービンの制御方法。
  7. 前記燃料供給量の増加分は、前記燃焼器における燃焼効率に応じて決定される請求項1から請求項6のいずれかに記載のガスタービンの制御方法。
  8. 前記燃焼効率は、前記燃焼器に供給される空気流量と燃料流量とに基づいて算出される請求項7に記載のガスタービンの制御方法。
  9. 前記燃料供給量の増加分は、ガスタービンの出力指令値とガスタービンの出力との偏差に基づいて決定される請求項1から請求項8のいずれかに記載のガスタービンの制御方法。
  10. 燃焼器と、互いに異なる本数のメインノズルを有するとともに、前記燃焼器へ燃料ガスを供給する複数のノズル群とを備え、運転状態に応じて燃料供給に使用するノズル群が切り替えられるガスタービン発電装置であって、
    今まで使用していた第1ノズル群をこれから使用する第2ノズル群に切り替えるノズル切替期間において、
    前記第1ノズル群の燃料供給量を徐々に減少させる第1燃料供給指令値を設定する第1制御部と、
    前記第2ノズル群の燃料供給量を徐々に増加させる第2燃料供給指令値を設定する第2制御部と、
    前記第1制御部により設定される第1燃料供給指令値および前記第2制御部により設定される第2燃料供給指令値の少なくともいずれか一方を、燃焼器への燃料供給量が増加する方向に補正する補正部と
    を具備するガスタービン発電装置。
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