JP2011247004A - 屋根上設置物の取付具 - Google Patents

屋根上設置物の取付具 Download PDF

Info

Publication number
JP2011247004A
JP2011247004A JP2010122245A JP2010122245A JP2011247004A JP 2011247004 A JP2011247004 A JP 2011247004A JP 2010122245 A JP2010122245 A JP 2010122245A JP 2010122245 A JP2010122245 A JP 2010122245A JP 2011247004 A JP2011247004 A JP 2011247004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
slate
height position
installation
position adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010122245A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5632197B2 (ja
Inventor
Yutaka Morita
豊 森田
Hideo Tachibana
秀男 立花
Kazushi Kawakatsu
一司 川勝
Hiroto Kuranami
弘人 蔵並
Hisashi Kaname
悠 要
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GREENTEC KK
Canadian Solar Japan KK
Hory Corp
Original Assignee
GREENTEC KK
Canadian Solar Japan KK
Hory Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GREENTEC KK, Canadian Solar Japan KK, Hory Corp filed Critical GREENTEC KK
Priority to JP2010122245A priority Critical patent/JP5632197B2/ja
Publication of JP2011247004A publication Critical patent/JP2011247004A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5632197B2 publication Critical patent/JP5632197B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

【課題】基礎部材をスレート葺き屋根に安定させて配設することができるようになる屋根上設置物の取付具を提供すること。
【解決手段】取付具10は、スレート葺き屋根を形成しているスレート2の上面に配設される基礎部材20を含んで構成されており、屋根上設置物となっているソーラーパネル3が固定される基礎部材20は、一部同士が上下に重なり合っている上側のスレート2Aと下側のスレート2Bとに跨って配置され、取付具10は、基礎部材20と下側のスレート2Bとの間に挿入される部材となっていて、上側のスレート2Aの厚さT2分と対応する厚さT1を有する段差解消部材21を含んで構成されており、上側のスレート2Aと下側のスレート2Bとの段差が段差解消部材21により解消される。
【選択図】図2

Description

本発明は、スレート葺き屋根の上に設置される屋根上設置物をスレート葺き屋根に取り付けるために用いられる取付具に係り、例えば、太陽光発電のためのソーラーパネルや温水器、屋根看板等の屋根上設置物を屋根に取り付けるために利用できるものである。
太陽光発電のためのソーラーパネルは、屋根の上に設置される屋根上設置物となっており、このソーラーパネルをスレート葺き屋根に取り付けるための取付具は、下記の特許文献1に示されている。この取付具は、スレート葺き屋根を形成しているスレートの上面に配設される基礎部材を含んで構成され、この基礎部材に屋根上設置物が固定されるようになっている。
特開2003−82824号公報
多数のスレートの並設で形成されるスレート葺き屋根は、互いに隣接している2枚のスレートの一部同士を上下に重なり合わせている。このため、取付具の上記基礎部材が、一部同士が重なり合っている上側のスレートと下側のスレートとに跨って配置される場合には、基礎部材と下側のスレートとの間に、上側のスレートの厚さに相当する分の段差が生ずることになり、この段差は隙間であるため、スレート葺き屋根に配設される基礎部材が不安定になってしまう。
本発明の目的は、基礎部材をスレート葺き屋根に安定させて配設することができるようになる屋根上設置物の取付具を提供するところにある。
本発明に係る屋根上設置物の取付具は、スレート葺き屋根を形成しているスレートの上面に配設される基礎部材を含んで構成され、この基礎部材に屋根上設置物が固定される屋根上設置物の取付具において、前記基礎部材は、一部同士が上下に重なり合っている上側のスレートと下側のスレートとに跨って配置されるものとなっており、この基礎部材と前記下側のスレートとの間に挿入される部材となっていて、前記上側のスレートの厚さ分と対応する厚さを有する段差解消部材を含んで構成されていることを特徴とするものである。
この取付具は、基礎部材と下側のスレートとの間に挿入される部材となっていて、上側のスレートの厚さ分と対応する厚さを有する段差解消部材を含んで構成されているため、基礎部材が、一部同士が上下に重なり合っている上側のスレートと下側のスレートとに跨って配置されても、基礎部材と下側のスレートとの間に生ずる上側のスレートの厚さに相当する分の段差をこの段差解消部材により解消することができ、このため、基礎部材をスレート葺き屋根に安定させて配設できるようになる。
本発明において、段差解消部材は、基礎部材と下側のスレートとの間に挿入される挿入長さが一定となっているもの、言い換えると、この挿入長さが調整不能となっているものでもよいが、この段差解消部材は、基礎部材と下側のスレートとの間で上側のスレートに向かって挿入される挿入長さが調整可能となっていることがより好ましい。
このように段差解消部材が、基礎部材と下側のスレートとの間で上側のスレートに向かって挿入される挿入長さが調整可能となっているものとなっていると、上側のスレートに対する基礎部材の位置に応じて、段差解消部材を基礎部材と下側のスレートとの間で上側のスレートに向かって挿入するための挿入長さを調整できることになるため、段差解消部材を上側のスレートにできるだけ近づけて基礎部材と下側のスレートとの間に挿入することができ、これにより、基礎部材をスレート葺き屋根に一層安定させて配設できるようになる。
また、基礎部材に、この基礎部材を下側のスレートに止着するための止着具を挿入するための孔が形成されているとともに、段差解消部材がこの止着具により下側のスレートに止着される場合には、段差解消部材には、上記止着具が挿入可能となっている複数の孔を段差解消部材の上記挿入方向に間隔を開けて形成するようにする。
これによると、段差解消部材を基礎部材と下側のスレートとの間で上側のスレートに向かって挿入するための挿入長さを調整する際に、段差解消部材に複数形成されている孔のうち、止着具を挿入する一つの孔を選択することにより、止着具を基礎部材の孔と段差解消部材の孔とに挿入して、これらの基礎部材と段差解消部材を止着具によってスレート葺き屋根に固定できるようになる。
また、このように基礎部材に、この基礎部材を下側のスレートに止着するための止着具を挿入するための孔が形成され、段差解消部材には、止着具が挿入可能となっている複数の孔を段差解消部材の前記挿入方向に間隔を開けて形成する場合には、基礎部材に、この基礎部材に形成されている前記孔の位置を示すマークを設けるとともに、段差解消部材に、この段差解消部材に形成されているそれぞれの前記孔の位置を示すマークを設けることが好ましい。
これによると、基礎部材に設けられているマークと、段差解消部材に設けられているマークとを一致させることにより、止着具を挿入する基礎部材の孔と段差解消部材の孔とを自ずと一致させることができ、これらの孔を一致させる作業を容易に行えるようになる。
さらに、段差解消部材が、この段差解消部材を基礎部材と下側のスレートとの間に挿入したときに基礎部材からはみ出すことになるはみ出し部を有している場合には、段差解消部材のマークを、段差解消部材のうち、少なくともこのはみ出し部に設けることが好ましい。
これによると、段差解消部材を基礎部材と下側のスレートとの間に挿入しても、上記はみ出し部は基礎部材からはみ出しており、このはみ出し部に段差解消部材のマークが設けられているため、このマークを基礎部材に設けられているマークと一致させるまで、段差解消部材を基礎部材と下側のスレートとの間で上側のスレートに向かって挿入する作業を容易に行えるようになる。
なお、基礎部材に設けるマークと段差解消部材に設けるマークは、例えば、V字溝等の溝でもよく、塗料等を用いて描いた表示物でもよく、任意な形態のマークでよい。
また、本発明に係る取付具は、基礎部材の上に、この基礎部材に対する屋根上設置物の高さ位置を調整するために配置される高さ位置調整部材を含んで構成されたものとなっていてもよい。
このように本発明に係る取付具が、基礎部材の上に、この基礎部材に対する屋根上設置物の高さ位置を調整するために配置される高さ位置調整部材を含んで構成される場合には、この高さ位置調整部材の下面に、基礎部材に対する高さ位置調整部材のずれ防止用の凸部又は凹部を形成することが好ましい。
これによると、基礎部材の上に高さ位置調整部材を配置しても、ずれ防止用の凸部又は凹部により、基礎部材に対して高さ位置調整部材がずれることが防止されるため、基礎部材の上に高さ位置調整部材を安定させて配置することができる。
また、複数個の高さ位置調整部材が上下に重ねられて基礎部材の上に配置される場合には、下側の高さ位置調整部材の上面と上側の高さ位置調整部材の下面とのうち、一方には凹部を、他方には凸部をそれぞれ設け、これらの凹部と凸部を、下側の高さ位置調整部材に対する上側の高さ位置調整部材のずれ防止のために嵌合可能とすることが好ましい。
これによると、複数個の高さ位置調整部材を上下に重ねて基礎部材の上に配置しても、これらの高さ位置調整部材は、凹部と凸部の嵌合によりずれが防止されるため、これらの高さ位置調整部材を、安定させて基礎部材の上に上下に重ねて配置できるようになる。
本発明において、一部同士が上下に重なり合っている上側のスレートと下側のスレートは、屋根の流れ方向(屋根の勾配方向)に配置されたスレートでもよく、あるいは、屋根の流れ方向と直交する方向(屋根の桁行方向)に配置されたスレートでもよい。
また、本発明に係る取付具により屋根の上に設置される屋根上設置物は、太陽光発電のためのソーラーパネルでもよく、温水器でもよく、屋根看板でもよく、本発明は任意な屋根上設置物について適用することができる。
本発明によると、基礎部材をスレート葺き屋根に安定させて配設できるようになるという効果を得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る取付具が適用されているスレート葺き屋根と屋根上設置物を示す平面図である。 図2は、図1のS2−S2線断面図である。 図3は、図1のS3−S3線断面図である。 図4は、図1のS4−S4線断面図である。 図5は、図2〜図4で示されているそれぞれの取付具を構成する部材のうち、共通化されている部材を示す取付具の分解斜視図である。 図6は、段差解消部材を示す斜視図である。 図7は、高さ位置調整部材を示す斜視図である。 図8は、段差解消部材の挿入長さと高さ位置調整部材の使用個数とについての第1番目の例を示す図3と同様の図である。 図9は、段差解消部材の挿入長さと高さ位置調整部材の使用個数とについての第2番目の例を示す図3と同様の図である。 図10は、段差解消部材の挿入長さと高さ位置調整部材の使用個数とについての第3番目の例を示す図3と同様の図である。 図11は、厚さが異なる複数個の高さ位置調整部材を用意した実施形態を示す図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る取付具が適用されている屋根と屋根上設置物の平面図が示されており、この屋根は、屋根仕上げ材がスレート2となっているスレート葺き屋根1であり、また、屋根上設置物は、太陽光発電のためのソーラーパネル3である。図1では、スレート葺き屋根1の上に2個のソーラーパネル3が屋根の流れ方向(屋根の勾配方向)に並設され、これらのソーラーパネル3は、屋根1とソーラーパネル3との間に配設された本実施形態に係る複数個の取付具10により、屋根1に取り付けられている。
これらの取付具10の側面図は図2〜図4に示されており、図2は、図1のS2−S2線断面図であり、図3は、図1のS3−S3線断面図であり、図4は、図1のS4−S4線断面図である。それぞれの取付具10は、スレート葺き屋根1を形成するためにこの屋根1の流れ方向に並設されているそれぞれのスレート2のうち、互いに隣接していて一部同士が上下に重なり合っている2枚のスレート2の上面に配置され、取付具10が跨って配置されているこれらのスレート2のうち、一方のスレート2は上側のスレート2Aであり、他方のスレート2は下側のスレート2Bである。
さらに、それぞれの取付具10は、図2〜図4に示されているように、ソーラーパネル3の上面を下向きに押さえ付けて屋根1にソーラーパネル3を固定するための部材となっている固定部材11,12を除くと、共通化されている複数個の構成部材により構成されている。この共通化されている複数個の構成部材は図5に示されており、これらの構成部材は、基礎部材20と、段差解消部材21と、ナット23付きの固定ボルト22と、高さ位置調整部材24である。そして、これらの基礎部材20と、段差解消部材21と、ナット23付きの固定ボルト22と、高さ位置調整部材24と、上述の固定部材11又は12と、図2〜図4に示された固定ボルト22に螺合されているナット25とにより、それぞれの取付具10が構成されている。
図5に示すとおり、基礎部材20は、平面形状が長方形となっていて、短辺寸法がW1となっている板状のベース部20Aと、このベース部20Aに、上方へ突出した状態で設けられ、ベース部20Aの長辺方向(ベース部20Aの長さ方向)への長さを有している突起部20Bとからなる。この突起部20Bについてのベース部20Aの長さ方向の長さは、ベース部20Aの長さよりも短くなっており、また、この突起部20Bは、ベース部20Aの短辺方向(ベース部20Aの幅方向)に互いに向かい合って一対設けられている。一対の突起部20Bのそれぞれは、ベース部20Aから立ち上がっている立上り部30と、これらの立上り部30の上端に、ベース部20Aの幅方向両側への立上り部30からの突出長さを有して形成されている段部31と、これらの段部31におけるベース部20Aの幅方向外側の端部から起立している起立部32と、これらの起立部32の上端からベース部20Aの幅方向外側へ延出している延出部33とからなる。また、これらの立上り部30と段部31と起立部32と延出部33は、それぞれの突起部20Bについて、突起部20Bの全長に渡って連続して形成されたものとなっている。
一対の突起部20Bの立上り部30同士の間の隙間には、上述した固定ボルト22の頭部22Aが挿入され、この固定ボルト22の軸部22Bは、一対の突起部20Bの段部31同士の間の隙間から上方へ延出している。固定ボルト22を基礎部材20の長さ方向へスライドさせて適切な位置にこのボルトを配置した後に、固定ボルト22に螺合させているナット23をそれぞれの段部31の上面に回転させて当接させ、このナット23をさらに回転させて締め付けることにより、固定ボルト22は、基礎部材20の所定位置に固定される。
また、基礎部材20には、一対の突起部20Bの立上り部30において、固定ボルト22が屋根1の流れ方向下側へスライドすることを阻止するためのスライド阻止手段を構成するスプリングピン26が配置されている。このスプリングピン26は、一対の突起部20Bの立上り部30に設けられた孔27に圧入されることにより、一対の突起部20Bに架け渡された状態で基礎部材20に取り付けられる。このようにスプリングピン26が取り付けられた基礎部材20は、図2〜図4に示されているように、一部同士が上下に重なり合っている上側のスレート2Aと下側のスレート2Bのそれぞれの上面に跨って配置されるとともに、この配置は、スプリングピン26を屋根1の流れ方向下側にして行われる。このため、例えば、ナット23が緩むなどした場合に、固定ボルト22の自重や、後述するようにこの固定ボルト22に配置される固定部材11,12の自重、さらには、これらの固定部材11,12で固定されるソーラーパネル3の重量により、固定ボルト22が屋根1の流れ方向下側にスライドすることがあっても、固定ボルト22の頭部22Aがスプリングピン26に当たることにより、固定ボルト22がそれ以上スライドすることが阻止され、これにより、固定ボルト22が基礎部材20から脱落することを防止できるようになっている。
図5に示されているように、基礎部材20のベース部20Aの長さ方向の両端部には、止着具35,36が挿入される孔37,38が形成されており、これらの孔37,38に上から挿入される止着具35,36により、図2〜図4に示されているとおり、上側のスレート2Aと下側のスレート2Bとに跨って配置された基礎部材20は、これらの上側のスレート2A及び下側のスレート2Bと、これらのスレート2A、2Bの下に配置されている垂木や野地板等の屋根下地材4とに止着される。
また、図2〜図4に示されているように、前述した段差解消部材21は、基礎部材20が上側のスレート2A及び下側のスレート2Bと屋根下地材4とに止着具35,36で止着される際に、基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間に挿入されるものとなっている。図2に示されているとおり、板状となっている段差解消部材21の厚さ寸法T1は、上側のスレート2Aの厚さ寸法T2と対応しているため、言い換えると、T1はT2と同じ寸法又は略同じ寸法になっているため、段差解消部材21が基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間に挿入されることにより、上側のスレート2Aと下側のスレート2Bとの間のT2に相当する上下の段差が解消されることになる。
なお、T2は、スレート葺き屋根1を形成しているそれぞれのスレート2の厚さ寸法でもある。
板状の部材となっている段差解消部材21には、図5に示されているように、段差解消部材21が基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間に挿入されたときに、基礎部材20のベース部20Aに形成されている上述の孔37に上から挿入された止着具35をさらに挿入することができる孔40が、段差解消部材21の厚さ方向に貫通して形成されている。このため、これらの孔37と40に挿入した止着具35により基礎部材20を下側のスレート2Bと屋根下地材4とに止着することにより、段差解消部材21も止着具35により下側のスレート2Bと屋根下地材4とに止着されることになる。
段差解消部材21に形成されている孔40は、基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間での段差解消部材21の上記挿入方向における段差解消部材21の一方の端部21Aから、言い換えると、段差解消部材21における屋根1の流れ方向上側の端部21Aから一定間隔で複数個、本実施形態では4個40A,40B,40C,40D設けられている。したがって、基礎部材20の孔37を基準として、段差解消部材21を基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間に上側のスレート2Aに向かって挿入することができる挿入長さは、L1,L2,L3,L4の4段階に調整可能となっている。
また、基礎部材20のベース部20Aの表面には、孔37の位置を示すマーク41が設けられ、段差解消部材21の表面にも、孔40の位置を示すマーク42が設けられている。孔40は4個40A〜40D設けられているため、マーク42も4個42A〜42D設けられている。これらのマーク41,42は、孔37,40から基礎部材20の幅方向両側へ延びるものとなっているとともに、本実施形態のマーク41,42はV字溝によるものとなっている。
基礎部材20のベース部20Aについての基礎部材20の幅方向の寸法はW1であり、段差解消部材21についての基礎部材20の幅方向の寸法は、W1よりも大きいW2である。このため、段差解消部材21の幅方向両側には、この段差解消部材21を基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間に挿入したときにベース部20Aからはみ出すことになるはみ出し部21Bが設けられていることになる。段差解消部材21のマーク42A〜42Dはこれらのはみ出し部21Bまで達しているため、これらのマーク42A〜42Dは、はみ出し部21Bにも設けられていることになる。
このため、基礎部材20のベース部20Aの孔37に挿入する止着具35を、段差解消部材21の4個の孔40のうち、いずれか1個の孔40にも挿入するために、段差解消部材21を基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間に挿入したときに、止着具35を挿入する段差解消部材21の孔40が基礎部材20のベース部20Aによって隠されていても、基礎部材20のマーク41と段差解消部材21のマーク42とを一致させることにより、止着具35を挿入する段差解消部材21の孔40の位置と基礎部材20の孔37の位置とを自ずと一致させることができる。
図6は段差解消部材21だけを示している。段差解消部材21は、金属製の基板45と、この基板45の下面に貼付され、ブチルゴム等の弾性材料で形成された弾性板46と、この弾性板46の下面に設けられた粘着剤47と、この粘着剤47を覆っている剥離紙48とからなる。段差解消部材21を基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間に挿入するときには、剥離紙48を取り除き、粘着剤47により段差解消部材21を下側のスレート2Bの上面に固定する。
なお、図2で示した段差解消部材21の厚さ寸法T1は、剥離紙48を除外した寸法である。
図5で説明した高さ位置調整部材24は、金属製の板材で形成されているとともに、この高さ位置調整部材24は、基礎部材20の前述した一対の突起部20Bの延出部33の上に載せられる個数が選択されることにより、基礎部材20に対するソーラーパネル3の高さ位置を調整するための部材となっているとともに、この高さ位置調整により、屋根1に不陸があってもこの不陸に拘わらず、ソーラーパネル3を、例えば、屋根1の勾配角度と対応する角度によって屋根1に設置できるようにするための部材となっている。このため、図5に示されているように、高さ位置調整部材24は複数個用意され、それぞれの高さ位置調整部材24は、同じ形状、同じ寸法で形成されている。
図7には1個の高さ位置調整部材24が示されており、高さ位置調整部材24には、この高さ位置調整部材24を基礎部材20の一対の突起部20Bの延出部33の上に載せたときに、基礎部材20に配置されている前述の固定ボルト22の軸部22Bを挿通させるための切欠部50が形成されている。また、高さ位置調整部材24の下面には、基礎部材20の長さ方向となっている高さ位置調整部材24の長さ方向に延びる一対の凸部51が、基礎部材20の幅方向となっている高さ位置調整部材24の幅方向の間隔を開けて形成されており、これらの凸部51同士の頂点間の寸法はW3である。また、これらの凸部51同士の内幅間の寸法はW4であり、このW4は、図5で示している基礎部材20の一対の突起部20Bの前述した延出部33同士の内幅間の寸法W5と同じになっている。
このため、高さ位置調整部材24を一対の突起部20Bの延出部33の上に載せたときには、一対の凸部51の側面が一対の延出部33の端面に当接することにより、この高さ位置調整部材24が基礎部材20に対して基礎部材20の幅方向にずれることが防止される。したがって、凸部51は、基礎部材20に対する高さ位置調整部材24のずれ防止手段となっている。
また、図7に示されているように、高さ位置調整部材24の上面には、高さ位置調整部材24の長さ方向に延びる一対の凹部52が、高さ位置調整部材24の幅方向の間隔を開けて形成されており、これらの凹部52同士の底部間の寸法はW6である。このW6は、上述した一対の凸部51同士の頂点間の寸法W3と同じになっている。このため、図5に示されているように、複数個の高さ位置調整部材24を上下に重ねて基礎部材20の一対の突起部20Bの延出部33の上に載せたときには、下側の高さ位置調整部材24の凹部52に上側の高さ位置調整部材24の凸部51が嵌合することになり、これにより、上下に重ねられた高さ位置調整部材24が、高さ位置調整部材24の幅方向にずれることが防止される。
したがって、これらの凸部51と凹部52は、上下に重ねられた高さ位置調整部材24同士のずれ防止手段となっている。
図1で示されている2個のソーラーパネル3は、基礎部材20の一対の突起部20Bの延出部33の上に載せられた高さ位置調整部材24の上に載置されて、屋根1に設置される。また、2個のソーラーパネル3のうち、屋根1の流れ方向上側に配置されたソーラーパネル3は、このソーラーパネル3の上端に配置された固定部材11(図2を参照)と、2個のソーラーパネル3の間に配置された固定部材12(図3を参照)とにより、固定される。また、2個のソーラーパネル3のうち、屋根1の流れ方向下側に配置されたソーラーパネル3は、2個のソーラーパネル3の間に配置された固定部材12(図3を参照)と、屋根1の流れ方向下側に配置されたソーラーパネル3の下端に配置された固定部材11(図4を参照)とにより、固定される。
これらの固定部材11,12のうち、固定部材11は、図2及び図4に示されているように、図5で説明した固定ボルト22の軸部22Bが上下に貫通する孔が形成された基部11Aと、この基部11Aの下面に屋根流れ方向に一対形成され、最上の高さ位置調整部材24の上面に載せられる脚部11B,11Cと、基部11Aにおける屋根流れ方向の一方の端部から立ち上がり、ソーラーパネル3の上面に当接し、ソーラーパネル3を最上の高さ位置調整部材24に押し付けるための押付部11Dとからなる。また、固定部材12は、図3に示されているように、固定ボルト22の軸部22Bが上下に貫通する孔が形成された基部12Aと、この基部12Aの下面に屋根流れ方向に一対形成され、最上の高さ位置調整部材24の上面に載せられる脚部12B,12Cと、基部12Aにおける屋根流れ方向の両端部から立ち上がり、ソーラーパネル3の上面に当接し、ソーラーパネル3を最上の高さ位置調整部材24に押し付けるための押付部12D,12Eとからなる。
これらの固定部材11,12は、固定ボルト22の軸部22Bに螺合させたナット25を固定部材11,12の基部11A,12Aに当接させてさらに締め付けることにより、高さ位置調整部材24を介して基礎部材20に結合されることになり、また、この結合が行われることにより、2個のソーラーパネル3は、押付部11D,12D,12Eからの押付力により最上の高さ位置調整部材24に押し付けられて固定される。
なお、図2の固定部材11と、図4の固定部材11は、屋根1の流れ方向の向きを逆にして用いられている。また、図1に示されているように、屋根1の流れ方向に配置された上述の2個のソーラーパネル3は、屋根1の流れ方向と直交する方向(屋根の桁行方向)にそれぞれ2個ずつ配置された固定部材11,12により固定されている。
以上説明した本実施形態によると、取付具10の基礎部材20のベース部20Aが、スレート葺き屋根1を形成しているそれぞれのスレート2のうち、一部同士が上下に重なり合っている上側のスレート2Aと下側のスレート2Bとに跨って配置されても、ベース部20Aと下側のスレート2Bとの間に段差解消部材21が挿入され、この段差解消部材21は、上側のスレート2Aの厚さ寸法T2と対応する厚さ寸法T1を有しているため、ベース部20Aと下側のスレート2Bとの間に生じている上側のスレート2Aの厚さに相当する分の段差をこの段差解消部材21により解消できることになり、このため、基礎部材20をスレート葺き屋根1に安定させて配設できるようになる。
また、段差解消部材21は、基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間で上側のスレート2Aに向かって挿入される挿入長さが調整可能となっているため、基礎部材20をスレート葺き屋根1の上に配置したときにおける上側のスレート2Aに対する基礎部材20の位置に応じて、段差解消部材21を上側のスレート2Aにできるだけ近づけて基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間に挿入することができ、これにより、基礎部材20をスレート葺き屋根1に一層安定させて配設できるようになる。
図8〜図10は、このように基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間で段差解消部材21が上側のスレート2Aに向かって挿入される挿入長さを調整した場合を示している。図8は、段差解消部材21の挿入長さを図5で示したL1とした場合であり、このときの前述した止着具35は、段差解消部材21に4個設けられている孔40のうち、孔40Aに挿入される。また、図9は、段差解消部材21の挿入長さを図5で示したL2とした場合であり、このときの止着具35は、段差解消部材21に4個設けられている孔40のうち、孔40Bに挿入される。さらに、図10は、段差解消部材21の挿入長さを図5で示したL3とした場合であり、このときの止着具35は、段差解消部材21に4個設けられている孔40のうち、孔40Cに挿入される。
また、本実施形態では、基礎部材部材20のベース部20Aには、この基礎部材20を下側のスレート2Bや屋根下地材4に止着するための止着具35を挿通させるための孔37が形成されているとともに、上述したように、段差解消部材21には、止着具35が挿入可能となっている複数の孔40が、段差解消部材21の上記挿入方向に間隔を開けて形成されているため、段差解消部材21を基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間で上側のスレート2Aに向かって挿入するための挿入長さを調整する際に、段差解消部材21に複数形成されている孔40のうち、止着具35を挿入する一つの孔40を選択することにより、止着具35を基礎部材20のベース部20Aの孔37と段差解消部材21の孔40とに挿入して、これらの基礎部材20と段差解消部材21の両方を、止着具35によりスレート葺き屋根1に確実に固定することができる。
さらに、基礎部材20のベース部20Aには、このベース部20Aの孔37の位置を示すマーク41が設けられているとともに、段差解消部材21には、この段差解消部材21に形成されているそれぞれの孔40の位置を示すマーク42が設けられているため、基礎部材20のベース部20Aのマーク41と、段差解消部材21のマーク42とを一致させることにより、止着具35を挿入する孔37と孔40とを自ずと一致させることができ、したがって、これらの孔37と40を一致させる作業を容易に行えるようになる。
さらに、段差解消部材21には、この段差解消部材21を基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間に挿入したときに、基礎部材20のベース部20Aからはみ出すことになるはみ出し部21Bが設けられており、段差解消部材21のマーク42は、このはみ出し部21Bにも設けられているため、段差解消部材21を基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間に挿入したときに、段差解消部材21の孔40が基礎部材20のベース部20Aによって隠されても、段差解消部材21に設けられているマーク42を基礎部材20のベース部20Aに設けられているマーク41と一致させるまで、段差解消部材21を基礎部材20のベース部20Aと下側のスレート2Bとの間で上側のスレート2Aに向かって挿入する作業を容易に行うことができ、この作業により、止着具35を挿入するための基礎部材20のベース部20Aの孔37と段差解消部材21の孔40とを自ずと一致させることができる。
また、本実施形態では、基礎部材20の一対の延出部33の上には、基礎部材20に対するソーラーパネル3の高さ位置を調整するための部材となっているこの高さ位置調整部材24が配置され、この高さ位置調整部材24の下面には、基礎部材20の一対の延出部33に対して高さ位置調整部材24がこの高さ位置調整部材24の幅方向にずれることを防止するための凸部51が設けられているため、基礎部材20に対して高さ位置調整部材24を、この高さ位置調整部材24の幅方向にずれることなく、安定させて配置することができる。
さらに、基礎部材20の一対の延出部33の上に上下に重ねられて配置される高さ位置調整部材24の個数を選択することにより、屋根1に不陸があってもこの不陸に拘わらず、ソーラーパネル3を、例えば、屋根1の勾配角度と対応する角度によって屋根1に設置できるようになる。
図8〜図10には、このように基礎部材20の一対の延出部33の上に上下に重ねられて配置される高さ位置調整部材24の個数が選択されている場合も示されている。図8では、1個の高さ位置調整部材24が用いられ、図9では、2個の高さ位置調整部材24が用いられ、図10では、3個の高さ位置調整部材24が用いられている。
そして、このように基礎部材20の一対の延出部33の上に複数個の高さ位置調整部材24が上下に重ねられて配置される場合には、下側の高さ位置調整部材24の上面には凹部52が、上側の高さ位置調整部材24の下面には凸部51がそれぞれ設けられ、これらの凹部52と凸部51は嵌合可能となっているため、複数個の高さ位置調整部材24を上下に重ねて基礎部材20の一対の延出部33の上に配置しても、これらの高さ位置調整部材24が高さ位置調整部材24の幅方向にずれることを防止でき、これらの高さ位置調整部材24を、基礎部材20の一対の延出部33の上に安定させて上下に重ねて配置できるようになる。
以上説明した実施形態では、複数個用意される高さ位置調整部材24は同じ厚さ寸法のものであったが、図11の実施形態で示しているそれぞれの高さ位置調整部材124,242,324は、厚さ寸法が異なっている。これらの高さ位置調整部材124,242,324はそれぞれ複数個用意され、これらの高さ位置調整部材124,242,324の任意な個数を任意に組み合わせることにより、基礎部材20に対するソーラーパネル3の高さ位置を微妙に調整することが可能となる。
なお、高さ位置調整部材124,242,324の長さ方向及び幅方向の寸法は、前記実施形態の高さ位置調整部材24の長さ方向及び幅方向の寸法と同じであり、また、高さ位置調整部材124,242,324にも、高さ位置調整部材24と同じく、切欠部50と凸部51と凹部52が設けられている。
また、基礎部材20の一対の延出部33の上に高さ位置調整部材を配置しなくても、ソーラーパネル3を、例えば、屋根1の勾配角度と対応する角度によって屋根1に設置できる場合には、高さ位置調整部材を用いなくもよい。
本発明は、スレート葺き屋根の上に設置されるソーラーパネル等の屋根上設置物をスレート葺き屋根に取り付けるために利用することができる。
1 スレート葺き屋根
2 スレート
2A 上側のスレート
2B 下側のスレート
10 取付具
20 基礎部材
21 段差解消部材
21B はみ出し部
24,124,224,324 高さ位置調整部材
35 止着具
37 基礎部材の孔
40 段差解消部材の孔
41 基礎部材の孔の位置を示すマーク
42 段差解消部材の孔の位置を示すマーク
51 高さ位置調整部材の凸部
52 高さ位置調整部材の凹部
T1 上側のスレートの厚さ寸法
T2 段差解消部材の厚さ寸法

Claims (7)

  1. スレート葺き屋根を形成しているスレートの上面に配設される基礎部材を含んで構成され、この基礎部材に屋根上設置物が固定される屋根上設置物の取付具において、
    前記基礎部材は、一部同士が上下に重なり合っている上側のスレートと下側のスレートとに跨って配置されるものとなっており、この基礎部材と前記下側のスレートとの間に挿入される部材となっていて、前記上側のスレートの厚さ分と対応する厚さを有する段差解消部材を含んで構成されていることを特徴とする屋根上設置物の取付具。
  2. 請求項1に記載の屋根上設置物の取付具において、前記段差解消部材は、前記基礎部材と前記下側のスレートとの間で前記上側のスレートに向かって挿入される挿入長さが調整可能となっていることを特徴とする屋根上設置物の取付具。
  3. 請求項2に記載の屋根上設置物の取付具において、前記基礎部材には、この基礎部材を前記下側のスレートに止着するための止着具を挿入するための孔が形成されているとともに、前記段差解消部材はこの止着具により前記下側のスレートに止着され、前記段差解消部材には、前記止着具が挿入可能となっている複数の孔が前記段差解消部材の前記挿入方向に間隔を開けて形成されていることを特徴とする屋根上設置物の取付具。
  4. 請求項3に記載の屋根上設置物の取付具において、前記基礎部材には、この基礎部材に形成されている前記孔の位置を示すマークが設けられ、前記段差解消部材には、この段差解消部材に形成されているそれぞれの前記孔の位置を示すマークが設けられていることを特徴とする屋根上設置物の取付具。
  5. 請求項4に記載の屋根上設置物の取付具において、前記段差解消部材は、この段差解消部材を前記基礎部材と前記下側のスレートとの間に挿入したときに前記基礎部材からはみ出すことになるはみ出し部を有しており、前記段差解消部材の前記マークは、段差解消部材のうち、少なくともこのはみ出し部に設けられていることを特徴とする屋根上設置物の取付具。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の屋根上設置物の取付具において、前記基礎部材の上に、この基礎部材に対する前記屋根上設置物の高さ位置を調整するために配置される高さ位置調整部材を含んで構成され、この高さ位置調整部材の下面には、前記基礎部材に対する前記高さ位置調整部材のずれ防止用の凸部又は凹部が形成されていることを特徴とする屋根上設置物の取付具。
  7. 請求項6に記載の屋根上設置物の取付具において、前記高さ位置調整部材は、複数個が上下に重ねられて前記基礎部材の上に配置され、下側の高さ位置調整部材の上面と上側の高さ位置調整部材の下面とのうち、一方には凹部が、他方には凸部がそれぞれ設けられ、これらの凹部と凸部は、前記下側の高さ位置調整部材に対する前記上側の高さ位置調整部材のずれ防止のために嵌合可能となっていることを特徴とする屋根上設置物の取付具。
JP2010122245A 2010-05-28 2010-05-28 屋根上設置物の取付具 Expired - Fee Related JP5632197B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010122245A JP5632197B2 (ja) 2010-05-28 2010-05-28 屋根上設置物の取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010122245A JP5632197B2 (ja) 2010-05-28 2010-05-28 屋根上設置物の取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011247004A true JP2011247004A (ja) 2011-12-08
JP5632197B2 JP5632197B2 (ja) 2014-11-26

Family

ID=45412601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010122245A Expired - Fee Related JP5632197B2 (ja) 2010-05-28 2010-05-28 屋根上設置物の取付具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5632197B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013007177A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Gantan Beauty Ind Co Ltd 支持部材の取付構造、及び太陽電池パネルを含む外装構造
JP2013011087A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Gantan Beauty Ind Co Ltd 支持部材の配設構造、及び太陽電池パネルを含む外装構造
JP2013170353A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Swallow Kogyo Kk 外装パネルの取付装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102267847B1 (ko) * 2019-07-10 2021-06-21 김현정 보드 및 석재 패널 복합체가 장착된 도어

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314492Y2 (ja) * 1984-02-29 1991-03-29
JPH10115061A (ja) * 1996-10-15 1998-05-06 Sekisui Chem Co Ltd 雪止め金具
JP2002038662A (ja) * 2000-07-26 2002-02-06 Yaneharu:Kk 融雪機能を有する屋根上設置パネルの固定装置
JP2009030439A (ja) * 2008-11-13 2009-02-12 Bunka Shutter Co Ltd 構造物の設置角度調整用スペーサ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314492Y2 (ja) * 1984-02-29 1991-03-29
JPH10115061A (ja) * 1996-10-15 1998-05-06 Sekisui Chem Co Ltd 雪止め金具
JP2002038662A (ja) * 2000-07-26 2002-02-06 Yaneharu:Kk 融雪機能を有する屋根上設置パネルの固定装置
JP2009030439A (ja) * 2008-11-13 2009-02-12 Bunka Shutter Co Ltd 構造物の設置角度調整用スペーサ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013007177A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Gantan Beauty Ind Co Ltd 支持部材の取付構造、及び太陽電池パネルを含む外装構造
JP2013011087A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Gantan Beauty Ind Co Ltd 支持部材の配設構造、及び太陽電池パネルを含む外装構造
JP2013170353A (ja) * 2012-02-17 2013-09-02 Swallow Kogyo Kk 外装パネルの取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5632197B2 (ja) 2014-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5632197B2 (ja) 屋根上設置物の取付具
KR101562909B1 (ko) 태양광 모듈용 브라켓 설치구조
US9954479B1 (en) Mounting apparatus to secure solar panel rails to flat tile roofs
US9219443B2 (en) Mounting for solar cell panel
KR20130050038A (ko) 태양전지 모듈 설치용 경사각 조절 브라켓 및 이를 포함하는 태양전지 모듈 시스템
JP5882382B2 (ja) ソーラーパネル取付金具
JP5756421B2 (ja) ソーラーパネル等の面状物品固定金具
KR101374201B1 (ko) 태양전지 모듈 설치용 고정 클립
JP5703242B2 (ja) 屋根上取付具
JP6949652B2 (ja) 固定具及び固定装置
JP2013112991A (ja) パネル固定金具
JP2019090165A (ja) 屋根上設置物の取付構造
JP6863694B2 (ja) 不陸調整金具及び屋根構造
US20180171636A1 (en) Roof racking system mount
JP2006057397A (ja) 屋根置き設備の設置装置、その支持部材及び止め具
JP6851733B2 (ja) パネルアレイの取付構造及びパネルアレイを取り付ける方法
JP6749798B2 (ja) パネルアレイ用の固定具
JP6620537B2 (ja) 太陽電池モジュールの取り付け器具及び太陽光発電装置
JP6714639B2 (ja) 外設材の支持部材及び支持構造
JP5712437B2 (ja) 太陽光パネル設置構造
JP2009089616A (ja) 屋根の緑化構造
JP5968057B2 (ja) レール固定構造
JP2019019501A (ja) 固定具及び被設置物構造体
JP3190457U (ja) 太陽光パネルの取付金具
JP2013256807A (ja) 太陽光発電パネルの施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131029

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5632197

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees