JP5968057B2 - レール固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュール等の屋上設置物を傾斜屋根に設置する場合等に使用される、レール固定構造に関する。
従来より、住宅用の太陽光発電システムとして、家屋の傾斜屋根にレールを敷設・固定し、これらのレール上に複数の太陽電池モジュールを縦横方向に並べて設置したものが知られている。
このようなレールの取付構造を開示する文献としては、例えば、下記特許文献1が知られている。特許文献1の取付構造では、二種類のレール(特許文献1では第1支持材2及び第2支持材4)を格子状に敷設し、その上に太陽電池モジュールを設置している(特許文献1の図6等参照)。
具体的には、特許文献1の取付構造では、屋根板7の上に持出部材1を固定し、この持出部材1から上方に突出する縦杆(ボルト材)13を用いて第1支持材2が固定されている。更に、この第1支持材2の溝状空間23に連結具3を嵌め込み、この連結具3から上方に突出するボルト33を第2支持材4の長孔411に挿通させて締着具3bで固定することにより、この第2支持材4が固定されている。
そして、第1支持材2の溝状空間23内での連結具3の位置を調整することにより第2支持材4の縦方向の位置が調整されると共に、第2支持材4の長孔411内でのボルト33の連結具3の位置により第2支持材4の横方向の位置が調整される。
特開2011−174360号公報
上述のように、特許文献1の取付構造では、縦方向及び横方向の両方について、長尺のレール(すなわち第1支持材2及び第2支持材4)を敷設している。
しかし、非常に長いレールを多数使用することには、製造コストや運搬コスト、作業負担等が増大してしまうという欠点がある。
更に、上記特許文献1の取付構造では、下地屋根7に持出部材1を設置して該持出部材1にレールを固定する構造となっているため(特許文献1の段落[0040]、図3等参照)、瓦屋根にレールを固定することが困難であるという欠点もあった。
本発明の課題は、製造コスト、運搬コスト及び作業負担が少なく且つ瓦屋根への設置が容易なレール固定構造を提供する点にある。
請求項1の発明に係るレール固定構造は、屋上設置物を支持するレールを屋根に固定するレール固定構造において、前記屋根に固定される固定部と、該固定部に、縦方向又は横方向の一方を選択して取り付けられるレールラックと、
該レールラックに固定されて、当該レールラックと直角な方向に配置された状態で前記レールを支持するレール受け部と、を備え、前記固定部は、屋根瓦に設けられた貫通孔を介して、前記屋根の屋根板に固定され、該固定部は、固定ブロックと、該固定ブロック上に載置されて前記屋根瓦の前記貫通孔を塞ぐ瓦蓋とを備え、前記レールラックは、該瓦蓋を介して、該固定ブロックに固定されることを特徴とする。
請求項2の発明に係るレール固定構造は、屋上設置物を支持するレールを屋根に固定するレール固定構造において、前記屋根に固定される固定部と、該固定部に、縦方向又は横方向の一方を選択して取り付けられるレールラックと、該レールラックに固定されて、当該レールラックと直角な方向に配置された状態で前記レールを支持するレール受け部と、を備え、前記固定部は、所定間隔で縦横方向に配置された複数のビス受け部を備え、前記レールラックは、前記所定間隔で縦横方向に配置された複数のビス貫通孔を備え、同一のビスを挿通する前記ビス受け部及び前記ビス貫通孔の組み合わせを選択することにより、該レールラックの取付位置が設定されることを特徴とする。
請求項3の発明に係るレール固定構造は、屋上設置物を支持するレールを屋根に固定するレール固定構造において、前記屋根に固定される固定部と、該固定部に、縦方向又は横方向の一方を選択して取り付けられるレールラックと、該レールラックに固定されて、当該レールラックと直角な方向に配置された状態で前記レールを支持するレール受け部と、を備え、前記固定部は、所定間隔で縦横方向に配置された複数のビス受け部を備え、前記レールラックは、前記所定間隔で縦横方向に配置された複数のビス貫通孔を備え、同一のビスを挿通する前記ビス受け部及び前記ビス貫通孔の組み合わせを選択することにより、該レールラックの取付方向が設定されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2又は3に記載の構成に加え、前記固定部は、屋根瓦に設けられた貫通孔を介して、前記屋根の屋根板に固定されることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の構成に加え、前記レール受け部は、前記レールラックの長手方向に沿ってスライド可能に構成され、該レールラック上の任意の位置で当該レールラックに固定されることを特徴とする
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の構成に加え、前記レール受け部は、一枚又は複数枚積層された高さ調整板を介して、前記レールラックに固定されることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の構成に加え、前記屋上設置物は、太陽電池モジュールであることを特徴とする。
請求項1乃至3の発明によれば、縦方向又は横方向の一方を選択して取り付けられるようにレールラックを構成し、このレールラックと直角な方向にレールを配置して支持することができる。これにより、屋上設置物の形状や寸法等に応じて、レールを敷設方向を適宜決定することができるので、縦方向又は横方向の一方にのみレールを敷設するにも拘わらず安定して屋上設置物を固定することができる。従って、本発明によれば、製造コスト、運搬コストが安価であると共に、設置時の作業負担が少ない。
請求項1の発明によれば、固定ブロックを、屋根瓦に設けられた貫通孔を介して屋根板に固定することにより、簡単な作業で、瓦屋根上にレールを固定することができる。
加えて、請求項1の発明によれば、屋根瓦の貫通孔を塞ぐ瓦蓋を介して前記レールラックを固定ブロックに固定することにより、かかる貫通孔から屋根板への雨水の浸入等を防止することが可能になる。
請求項2の発明によれば、同一のビスを挿通するビス受け部及びビス貫通孔を選択することによってレールラックの取付位置を調整することにより、簡単な作業で、レールラックの取付位置を調整することができる。
請求項3の発明によれば、同一のビスを挿通するビス受け部及びビス貫通孔を選択することによってレールラックの取付方向を調整することにより、簡単な作業で、レールの取付方向を設定することができる。
請求項4の発明によれば、請求項2の発明と同様、屋根瓦の貫通孔を塞ぐ瓦蓋を介して前記レールラックを固定ブロックに固定することにより、かかる貫通孔から屋根板への雨水の浸入等を防止することが可能になる。
請求項5の発明によれば、レール受け部が、レールラックの長手方向の任意の位置で固定されるよう構成することにより、簡単な作業で、レール取付位置の微調整を行うことができる。
請求項6の発明によれば、一枚又は複数枚積層された高さ調整板を介して、レール受け部をレールラックに固定することにより、簡単な作業で、レールの高さを調整することができる。
請求項7の発明によれば、屋上設置物を太陽電池モジュールとすることにより、太陽光発電システムの製造コスト、運搬コスト及び作業負担を低減することができる。
実施の形態に係る太陽電池モジュールの設置構造の一例を概念的に示す斜視図である。 実施の形態に係るレール固定構造の一構成例を概略的に示す斜視図である。 実施の形態に係るレール固定構造の構成を概略的に示す分解斜視図である。 実施の形態に係るレール固定構造の構成を概略的に示す断面図である。 実施の形態に係るレール固定構造で使用される屋根瓦の構成を概略的に示す斜視図である。 実施の形態に係るレール固定構造で使用される高さ調整板の構成を概略的に示す斜視図である。 実施の形態におけるレールラック取付方法を説明するための図であり、(a)はレールラックの平面図、(b)は瓦蓋の平面図である。 実施の形態に係る太陽電池モジュールの設置構造の他の例を概念的に示す斜視図である。 実施の形態に係るレール固定構造の他の構成例を概略的に示す斜視図である。
[発明の実施の形態1]
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照して説明する。
図1は、太陽電池モジュールの設置構造の一例を概念的に示す斜視図である。後述するように、この実施の形態1に係るレール固定構造によれば、同一のレール固定具120を用いて、レール130を縦又は横のどちら方向にも敷設することができる。図1は、各レール130を縦方向に敷設した例である。
図1に示したように、家屋の傾斜屋根100には、多数枚の屋根瓦110,111が敷設されている。ここで、屋根瓦110は通常の屋根瓦であり、屋根瓦111はレール固定具120を取り付けるための屋根瓦である。
また、傾斜屋根100には、複数のレール固定具120が取り付けられている。この実施の形態1では、傾斜屋根100の棟側及び軒側に、レール固定具120が、それぞれ一列ずつ、横方向に配設されている。
レール130は、一対のレール固定具120,120(棟側のレール固定具120と軒側のレール固定具120との対)を用いて、傾斜屋根100に、縦方向に固定される。レール130の固定位置は、レール受け122の固定位置を調整することにより、互いに等間隔且つ平行となるように調整される(後述)。
レール130の端部にはレール蓋131が取り付けられる。そして、複数(例えば2本)のレール130に取り付けた各レール蓋131を用いて、化粧用の軒先カバー132がそれぞれ保持される。
レール130上には、複数の太陽電池モジュール140が縦横方向に配設される。
図2乃至図4は、この実施の形態に係る軒先カバー取付構造を概略的に示す図であり、図2は斜視図、図3は分解斜視図、図4はレール長手方向の部分断面図である。また、図5は、屋根瓦111の概略構造を示す斜視図である。
図5に示したように、屋根瓦111には、貫通孔111aが設けられている。そして、この貫通孔111aを介して、レール固定具120が屋根板101に固定される。
図2乃至図4に示したように、レール固定具120は、固定ブロック121、瓦蓋122、レールラック123、レール受け部124等を備えている。
固定ブロック121は、屋根瓦111の貫通孔111aに挿入されて、屋根板101上の固定台102に設置される。そして、ネジ121aを用いて、屋根板101に固定される。固定ブロック121の高さは、貫通孔111aの上端部よりもやや高くなるように設定される。
瓦蓋122は、固定ブロック121上に載置されて、屋根瓦111の貫通孔111aを塞ぐ。貫通孔111aの上端部と瓦蓋122とは、防水パッキン122aを用いて密閉される。防水パッキン122は、貫通孔111aから屋根板101への雨水浸入等を防止するために使用される。
レールラック123は、レール固定具120毎に設けられ、止水パッキン123aを介して固定ブロック121上に載置される。そして、レールラック123及び止水パッキン123aは、4本のネジ123bを用いて、瓦蓋122と共に、固定ブロック121に固定される。レールラック123を瓦蓋122上に載置して固定する時に、レール130が敷設される方向の設定と、該レール130の短手方向の大まかな位置調整を行うことができる(後述)。
レールラック123の上面側には、該レールラック123の長手方向に沿って、ボルト収容溝123cが形成されている。ボルト収容溝123cには、例えば二本のボルト123dの頭部が収容される。図4から解るように、ボルト収容溝123cの両側の上縁部はそれぞれ内側に狭まっており、ボルト123dの脚部を突出させることはできるが頭部を引き抜くことはできないようになっている。ボルト123dは、ボルト収容溝123c内を自在にスライド移動することができる。
ボルト収容溝123cの両側の上縁部には、それぞれV溝123eが形成されている。これらのV溝123eは、高さ調整板125の案内に使用される(後述)。
レール受け部124は、ボルト123dを用いて、レールラック123上に固定される。このために、レール受け部124には、レールラック123の長手方向に沿って、例えば2個のボルト貫通孔124aが形成されている。ボルト123dは、それぞれ、対応するボルト貫通孔124aに下側から挿通されて、ナット124bにより締め付け固定される。従って、ボルト収容溝123c内でボルト123dの位置を移動させることにより、レール130の短手方向の細かい位置調整を行うことができる。
レール受け部124を固定する際には、このレール受け部124とレールラック123との間に、高さ調整板125を挟み込むことができる。高さ調整板125は、図6の斜視図に示すように、ボルト123dの脚部を嵌入するためのU字型の切り欠き125aを備える。更に、高さ調整板125は、ボルト収容溝123cのV溝123eに嵌合させるための、二本のV突起125bを備えている。V突起125bは、高さ調整板125の長手方向に沿って筋状に形成されている。V突起125bをV溝123eに嵌合させることにより、高さ調整板125を、レールラック123の長手方向に沿って案内することができる。高さ調整板125は、レール受け部124の両側から、それぞれ挟み込まれる。そして、高さ調整板125を挟み込む枚数を適宜決定することにより、レール受け部124の高さを調整することができる。高さ調整の必要が無い場合には、高さ調整板125を挟み込む必要は無い。
また、レール受け部124には、レール130が保持される。レール130は、その長手方向がレールラック123の長手方向と略直交するように、配置される。そして、レール130は、両側面からボルト124cで締め付けられることにより、このレール受け部124に固定される。レール130を締め付ける位置を適宜調整することにより、かかるレール130の長手方向の位置調整を行うことができる。
次に、レール固定具120を用いてレール130の方向設定及び短手方向の位置調整を行う方法について、図7乃至図9を説明する。図7において、(a)はレールラックの平面図、(b)は瓦蓋の平面図である。
図7(a)に示したように、瓦蓋122には、4個のネジ貫通孔711〜714(本発明の「ビス受け部」に相当)が設けられている。そして、隣接するネジ貫通孔711〜714間の距離は、全て同じ距離Lに設定されている。これらのネジ貫通孔711〜714は、瓦蓋122の中央付近(中心点C1からの距離が互いに略同一になるような位置)に設けられている。
一方、図7(b)に示したように、レールラック123には、6個のネジ貫通孔721〜726(本発明の「ビス貫通孔」に相当)が設けられている。そして、隣接するネジ貫通孔721〜726間の距離は、全て、上記ネジ貫通孔711〜714の距離と同じ距離Lに設定されている。これらのネジ貫通孔721〜726のうち、ネジ貫通孔722,723,724,725は、レールラック123の略中央(中心点C2からの距離が互いに略同一になるような位置)に設けられている。一方、ネジ貫通孔721,726は、ネジ貫通孔722,725から長手方向に距離Lだけ離れた位置に設けられている。
ここで、レール130を傾斜屋根100の縦方向に敷設したい場合(すなわち、レールラック123を横方向に配置したい場合、図1、図2等参照)には、瓦蓋122のネジ貫通孔711〜714及びレールラック123のネジ貫通孔721〜726の位置関係を以下のように設定して、ネジ123bを挿通する。
瓦蓋123の中央にレールラック123の中央を一致させたい場合には、図7において、例えば、ネジ貫通孔711,722、ネジ貫通孔712,723、ネジ貫通孔713,724及びネジ貫通孔714,725に、それぞれ同じネジ123b(図3、図4等参照)を挿通すれば良い。
また、瓦蓋123の中央よりも右にずれた位置でレールラック123を固定したい場合には、ネジ貫通孔711,721、ネジ貫通孔712,722、ネジ貫通孔713,725及びネジ貫通孔714,726に、それぞれ同じネジ123bを挿通すれば良い。
更に、瓦蓋123の中央よりも左にずれた位置でレールラック123を固定したい場合には、レールラック123を図7(b)の状態から180度回転させて、ネジ貫通孔711,725、ネジ貫通孔712,726、ネジ貫通孔713,721及びネジ貫通孔714,722に、それぞれ同じネジ123bを挿通すれば良い。
一方、レール130を傾斜屋根100の横方向に敷設したい場合には(すなわち、レールラック123を縦方向に配置したい場合、図8、図9参照)、瓦蓋122のネジ貫通孔711〜714及びレールラック123のネジ貫通孔721〜726の位置関係を以下のように設定すればよい。図8及び図9は、レール130を横方向に敷設する場合を示す概略的斜視図であり、図8は太陽電池モジュールの設置構造、図9はレール固定構造を示している。
瓦蓋123の中央にレールラック123の中央を一致させたい場合には、図7において、例えば、ネジ貫通孔711,725、ネジ貫通孔712,722、ネジ貫通孔713,723及びネジ貫通孔714,724に、それぞれ同じネジ123b(図3、図4等参照)を挿通すれば良い。
また、瓦蓋123の中央よりも下にずれた位置でレールラック123を固定したい場合には、ネジ貫通孔711,726、ネジ貫通孔712,721、ネジ貫通孔713,722及びネジ貫通孔714,725に、それぞれ同じネジ123bを挿通すれば良い。
更に、瓦蓋123の中央よりも上にずれた位置でレールラック123を固定したい場合には、ネジ貫通孔711,722、ネジ貫通孔712,725、ネジ貫通孔713,726及びネジ貫通孔714,721に、それぞれ同じネジ123bを挿通すれば良い。
以上説明したように、この実施の形態1に係るレール固定構造によれば、縦方向又は横方向の一方を選択してレール130を敷設することができると共に、レール130の縦横方向の位置調整が容易である。従って、太陽電池モジュール140の大きさや形状等に応じて、レール130の設置方向や位置を自由に設定・調整することができる。このため、この実施の形態1によれば、縦方向又は横方向の一方にのみレール130を敷設することとしても、太陽電池モジュール140を常に安定的に敷設することができ、従って、レール固定構造の製造コスト、運搬コスト、設置時の作業負担等を低減することができる。
また、この実施の形態1では、固定ブロック121を、屋根瓦111に設けられた貫通孔111aを介して屋根板101に固定することができる。このため、瓦屋根上に太陽電池モジュール140を設置したい場合には、レール固定具120を設置する部分の屋根瓦111のみを交換すれば良い。従って、この実施の形態1によれば、簡単な作業のみで、瓦屋根に太陽電池モジュール140を設置することが可能となる。
この実施の形態1によれば、屋根瓦111の貫通孔111aを瓦蓋122で塞いだ状態でレールラック123を固定ブロック121に固定したので、貫通孔111aから屋根板101への雨水の浸入等を防止することができる。
この実施の形態1によれば、同一のネジ123bを挿通するネジ貫通孔711〜714及び721〜726の組み合わせを選択することによってレールラック123の取付位置を調整することができるので、簡単な作業で、レールラック123の取付位置を調整することができる。
また、この実施の形態1によれば、同一のネジ123bを挿通するネジ貫通孔711〜714及び721〜726の組み合わせを選択することによってレールラック123の取付方向を調整することができるので、簡単な作業で、レール130の取付方向を設定することができる。
この実施の形態1によれば、レール受け部124を、レールラック123の長手方向の任意の位置で固定できるように構成したので、簡単な作業で、レール130の取付位置を微調整することができる。
この実施の形態1によれば、レール受け部124とレールラック123との間に任意枚数の高さ調整板125を挟み込むことができるので、簡単な作業で、レール130の高さを調整することができる。
なお、この実施の形態1では、屋根上に太陽電池モジュール140を設置する場合を例に採って説明したが、他の屋上設置物についても本発明を適用できることはもちろんである。
100 傾斜屋根
101 屋根板
102 固定台
110,111 屋根瓦
120 レール固定具
121 固定ブロック
121a ネジ
122 瓦蓋
123 レールラック
123a 止水パッキン
123b ネジ
123c ボルト収容溝
123d ボルト
123e V溝
124 レール受け部
124a レール貫通孔
124b ナット
125 高さ調整板
125a 切り欠き
125b V突起
130 レール
711〜714,721〜726 ネジ貫通孔

Claims (7)

  1. 屋上設置物を支持するレールを屋根に固定するレール固定構造において、
    前記屋根に固定される固定部と、
    該固定部に、縦方向又は横方向の一方を選択して取り付けられるレールラックと、
    該レールラックに固定されて、当該レールラックと直角な方向に配置された状態で前記レールを支持するレール受け部と、
    を備え
    前記固定部は、屋根瓦に設けられた貫通孔を介して、前記屋根の屋根板に固定され、
    該固定部は、固定ブロックと、該固定ブロック上に載置されて前記屋根瓦の前記貫通孔を塞ぐ瓦蓋とを備え、
    前記レールラックは、該瓦蓋を介して、該固定ブロックに固定される、
    ことを特徴とするレール固定構造。
  2. 屋上設置物を支持するレールを屋根に固定するレール固定構造において、
    前記屋根に固定される固定部と、
    該固定部に、縦方向又は横方向の一方を選択して取り付けられるレールラックと、
    該レールラックに固定されて、当該レールラックと直角な方向に配置された状態で前記レールを支持するレール受け部と、
    を備え、
    前記固定部は、所定間隔で縦横方向に配置された複数のビス受け部を備え、
    前記レールラックは、前記所定間隔で縦横方向に配置された複数のビス貫通孔を備え、
    同一のビスを挿通する前記ビス受け部及び前記ビス貫通孔の組み合わせを選択することにより、該レールラックの取付位置が設定される、
    ことを特徴とするレール固定構造。
  3. 屋上設置物を支持するレールを屋根に固定するレール固定構造において、
    前記屋根に固定される固定部と、
    該固定部に、縦方向又は横方向の一方を選択して取り付けられるレールラックと、
    該レールラックに固定されて、当該レールラックと直角な方向に配置された状態で前記レールを支持するレール受け部と、
    を備え、
    前記固定部は、所定間隔で縦横方向に配置された複数のビス受け部を備え、
    前記レールラックは、前記所定間隔で縦横方向に配置された複数のビス貫通孔を備え、
    同一のビスを挿通する前記ビス受け部及び前記ビス貫通孔の組み合わせを選択することにより、該レールラックの取付方向が設定される、
    ことを特徴とするレール固定構造。
  4. 前記固定部は、屋根瓦に設けられた貫通孔を介して、前記屋根の屋根板に固定されることを特徴とする請求項2又は3に記載のレール固定構造。
  5. 前記レール受け部は、前記レールラックの長手方向に沿ってスライド可能に構成され、該レールラック上の任意の位置で当該レールラックに固定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のレール固定構造。
  6. 前記レール受け部は、一枚又は複数枚積層された高さ調整板を介して、前記レールラックに固定されることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のレール固定構造。
  7. 前記屋上設置物が太陽電池モジュールであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のレール固定構造。
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