JP2011245977A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電動モータ5のグロメット8から突出した給電ハーネス9が、ハーネスガイド60によって制御ユニット19側に略水平に引き出された状態で保持されており、制御ユニット側給電部とモータ側給電部との間を略最短距離で接続する。
【選択図】図3
Description
ここで、電動モータと制御ユニットとの間の電気的接続は、電動モータに形成された接続端子を制御ユニットに形成された端子台にビス止めするようにしている。
図1は、本発明に係る電動パワーステアリング装置を運転席側から見た斜視図である。 図中、1はコラム型の電動パワーステアリング装置であり、この電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール(図示せず)が先端に連結されるステアリングシャフト2を回転自在に内装するステアリングコラム3を有する。このステアリングコラム3に、減速ギヤボックス4が連結され、この減速ギヤボックス4に、軸方向がステアリングコラム3の軸方向と直交する方向に延長された電動モータ5が配設されている。
ロア取付けブラケット7は、車体側部材に取付けられる取付け板部7aと、この取付け板部7aの下面から左右方向に所定間隔を保って平行に延長する一対の支持板部7bとで形成されている。そして、支持板部7bの下端が、減速ギヤボックス4の車体前方側に一体形成された支持部4bに枢軸7cを介して回動自在に連結されている。
ステアリングシャフト2は、図2に示すように、上端がステアリングホイールに連結される入力軸2aと、この入力軸2aの下端でトーションバー2bを介して連結されたトーションバー2bを覆う出力軸2cとで構成されている。
減速ギヤボックス4に形成された制御ユニット装着部20は、図2に示すように、ウォーム収納部12とその下側のウォームホイール収納部14の上部側とで車体後方側を向いて形成されている平坦取付け面と、この平坦取付け面及びトルクセンサ収納部16の上面に形成した平坦取付け面に対して直交し、左右方向に長尺方向が延在する矩形状のユニット載置面とで左右方向から見てL字状に形成されている。
また、モータ取付け部17の車体後端面にも、車体後方側を向いて形成されている平坦取付け面と平行でこの平坦取付け面より車体後方側の位置に幅狭のフレーム取付け面(不図示)が形成されている。
放熱プレート21は、制御ユニット装着部20の平坦取付け面に放熱グリースを介して直接固定される。パワー基板22は、電動モータ5を駆動制御する電界効果トランジスタ等のパワースイッチング素子で構成されるHブリッジ回路やこのHブリッジ回路のパワースイッチング素子を駆動するパルス幅変調回路等の集積回路22a,22bが実装される。
そして、平板部25aの上方から各ねじ挿通穴25b、脚部25cのねじ挿通穴に挿通した固定ねじ40を、フレーム23に形成した内側カバー固定用のねじ穴41にねじ込むことで、内側カバー25は、パワー基板22及び制御基板24を覆った状態でフレーム23に固定される。
先ず、減速ギヤボックス4のハウジング10におけるトルクセンサ収納部16内にトルクセンサ15を配設し、その外部接続端子15c〜15fを、開口部20aを介して上方に突出させる。次いで、ウォームホイール13を取り付けたステアリングシャフト2をトルクセンサ収納部16及びウォームホイール収納部14内に装着した後、ウォーム収納部12にウォーム11をウォームホイール13に螺合させながら装着する。
このとき、圧着端子9c及び9dには軸方向に延長する長孔9fが形成されているので、電動モータ5及び制御ユニット19の取付位置に誤差が生じてもこの誤差分を吸収することができる。このため、給電用ハーネス9に圧縮又は引張応力が作用することを回避することができる。
上記第1の実施形態によれば、バスバー接続仕様のモータ設計を行う必要がなくなり、既存のモータからの設計変更箇所がハーネス長さ及び接続部(端子)のみの変更で可能となり、従来のモータ生産設備を使用できるので、段取り換えが不要となる。
さらに、従来例のようにバスバー接続では端子台が電動モータの半径方向に突出する構成となり、搭載性に影響を与えるが、本実施形態では給電用ハーネス9の厚み分だけでよく、半径方向の突出部を省略することができるので、電動パワーステアリング装置1や電動モータ5の搭載性を向上させることができる。
また、上記実施形態においては、電動モータ5、制御ユニット19及び雌型コネクタ45がステアリングコラム3の中心軸と直交する線に沿って一直線に配置されている場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ステアリングコラム3の中心軸と交差する線に沿って一直線に配置するようにしてもよい。
、19…制御ユニット、20…制御ユニット装着部、21…放熱プレート、22…パワー基板、22a,22b…ディスクリート部品、22c…接続端子、23…フレーム、23a…フレーム本体、23b…取付け板部、23c…端子台、23d,23e…端子支持部、23f…素線ガイド溝、24…制御基板、24a〜24d…スルーホール、25…内側カバー、26…ユニットカバー、50…絶縁カバー、50a…挿通孔、50b…連結筒、51…挿通孔、52…取付ねじ、60…ハーネスガイド、60a…ハーネス取り付け用割部、60b…突起部
Claims (2)
- 操舵系に対して操舵補助力を付与する電動モータと、前記操舵系に伝達される操舵トルクを検出する操舵トルクセンサと、前記電動モータへの通電を前記操舵トルクセンサで検出した操舵トルクに応じて制御する制御ユニットとが減速機構を格納するハウジングに一体的に取付けられた電動パワーステアリング装置であって、前記電動モータのグロメットから突出した給電ハーネスが、ハーネスガイドによって制御ユニット側に略水平に引き出された状態で保持されており、制御ユニット側給電部とモータ側給電部との間を略最短距離で接続されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
- 前記グロメットと前記ハーネスガイドが同材質一体で成形されていることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
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- 2010-05-27 JP JP2010121106A patent/JP2011245977A/ja active Pending
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