JP2009184492A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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毅 伊藤
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Abstract

【課題】簡易な構成で確実な防水効果を発揮することができ、電動モータの電気的接続部の組付け作業も容易に行うことができる電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】減速ギヤハウジングに、モータ装着部17及び制御ユニット装着部20が並設されている。電動モータの電気的接続部5dは、装着面17bに形成された制御ユニット装着部に連通する連通孔17dを通過して制御ユニットの電気的接続部19a,19bに直接接続される構造である。モータ装着部及び電動モータに、電動モータの電気的接続部及び連通孔に対向するように電動モータ及び制御ユニット装着部の位相を合わせる位相合わせ手段5b,17fを設けている。そして、電動モータ及びモータ装着部の装着面の間に電動モータの電気的接続部の外側を通る環状シール部材17gが介在している。
【選択図】図8

Description

本発明は、操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトを内装するステアリングコラムと、前記ステアリングシャフトに減速ギヤハウジング内の減速機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータとを備えた種々の車両に適用可能な電動パワーステアリング装置に関する。
この種の電動パワーステアリング装置としては、例えばパワーアシストモータの回転軸をハウジング内に収容されたウォームギヤ対を介してアウトプットシャフトに連系し、パワーアシストモータの駆動力が減速されてアウトプットシャフトに伝達し、インプットシャフトとアウトプットシャフトとがトーションバーを介して連結され、トーションバーの捩れをトルクセンサで操舵トルクとして検出し、検出した操舵トルクをアンプ回路で処理してアンプ用ハーネスを介して上方に配設したパワーアシストモータを駆動する制御ユニットに伝送するようにした不整地走行車両に適用可能なパワーステアリングシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−232058号公報(段落番号「0050」〜「0056」、図5)
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例にあっては、パワーアシストモータが連結されるハウジングに対して、パワーアシストモータを駆動制御する制御ユニットを上方に配置することにより、防水や塵埃に対する対策を緩和することができるが、トルクセンサの信号を処理するアンプ回路と制御ユニットとの電気的接続がアンプ用ハーネスを通じ行うと共に、制御ユニットとパワーアシストモータとの電気的接続を電力供給ハーネスで行うようにしており、各ハーネスでの電力損失やノイズの混入等を回避することができないという未解決の課題がある。
この未解決の課題を解決するために、少なくとも乗用車を含む車両で、ステアリングホイールに連結された減速ギヤ機構を内装する減速ギヤハウジングに電動モータを連結すると共に、制御ユニットを配設することにより、機電一体型の電動パワーステアリング装置が提案されている。
この機電一体型の電動パワーステアリング装置では、制御ユニットが減速ギヤハウジングに配設されることから、制御ユニットと電動モータ及びトルクセンサとを直接電気的に接続することができる利点がある反面、電動モータと制御ユニットとの電気的接続部を外部に露出させざるを得ない、車両の使用用途、EPS(電動式パワーステアリング装置)の車両取り付け部によっては電気接続部、電動モータと減速ギヤハウジングとの間には防水・防塵処理が必要な場合があり、両者個別に防水・防塵処理を施すと構成が複雑になるという課題が発生する。
また、通常、電動モータの電気的接続部は薄肉の突起部として形成されており、制御ユニットの電気的接続部に対向するように位相を正確に合わせてから接続作業を行わないと、電動モータの電気的接続部が他の部位に衝突して損傷するおそれがあり、電動モータ電気的接続部の接続作業を容易に行うことができない。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、簡易な構成で確実な防水・防塵効果を発揮することができるとともに、電動モータの組付け作業を容易に行うことができる電動パワーステアリング装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係る電動パワーステアリング装置は、操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトを内装するステアリングコラムと、前記ステアリングシャフトに減速ギヤハウジング内の減速機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータとを備えた電動パワーステアリング装置において、前記減速ギヤハウジングに、前記電動モータを装着するモータ装着部及び当該電動モータを駆動制御する制御ユニットを装着する制御ユニット装着部が並設され、前記電動モータの電気的接続部が、前記制御ユニット装着部の装着面に形成されて前記制御ユニット装着部に連通する連通孔を通過して前記制御ユニットの電気的接続部に直接接続される構造とし、前記モータ装着部及び前記電動モータに、前記電動モータの電気的接続部及び前記連通孔に対向するように前記電動モータ及び前記制御ユニット装着部の位相を合わせる位相合わせ手段を設け、前記電動モータを前記モータ装着部に装着する際に、前記電動モータ及び前記モータ装着部の装着面の間に前記電動モータの電気的接続部の外側を通る環状シール部材を介在させたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の電動パワーステアリング装置において、前記位相合わせ手段が、前記電動モータ及び前記モータ装着部の互いに対向する装着面の一方の装着面に設けたインロー凸部と、他方の装着面の外縁に設けて前記インロー凸部が嵌まり込むインロー凹部であるとともに、前記インロー凸部の外周面形状及び前記インロー凹部の内周面形状を、前記電動モータの電気的接続部及び前記連通孔が対向したときのみに前記インロー凸部及び前記インロー凹部が嵌まり合う形状とした。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の電動パワーステアリング装置において、前記インロー凸部の外周面形状は、前記モータ軸又は前記入力軸の軸心に対して回転非対称面として形成され、前記インロー凹部の内周面形状は、前記モータ軸又は前記入力軸の軸心に対して回転非対称面とし、前記インロー凸部の外周面形状と同一形状に形成した。
また、請求項4記載の発明は、請求項2又は3に記載の電動パワーステアリング装置において、前記電動モータのモータ軸を、前記モータ装着部の前記装着面に設けた軸挿通孔に突出している前記減速機構の入力軸にトルク伝達可能に同軸に嵌合する構造とし、前記モータ軸及び前記入力軸の軸方向に沿って立ち上がる前記インロー凸部及び前記インロー凹部の高さ寸法を、前記モータ軸及び前記入力軸の先端部同士が嵌合し、且つ、前記電動モータの電気的接続部が前記連通孔内に入り込まない状態において、前記インロー凸部及び前記インロー凹部が嵌まり合うように設定した。
さらに、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置において、前記電動モータ及び前記モータ装着部の一方の装着面に、前記環状シール部材を配設する環状溝を形成した。
本発明によれば、減速ギヤハウジングのモータ装着部に電動モータを装着すると、電動モータの電気的接続部がモータ装着部に形成した端子連通孔を通過して制御ユニット装着部の内部に突出し、制御ユニットの電気的接続部に接続されるので、両者の電気的接続をモータハーネスを使用することなく最短距離で容易に行うことができる。
また、減速ギヤハウジングのモータ装着部に電動モータを装着すると、それらの装着面の間に介在した環状シール部材が端子連通孔を外側から囲みながら押しつぶされて密閉するので、液体及び塵埃の侵入を確実に防止する防水効果を発揮することができる。
また、モータ装着部及び電動モータに、電動モータの電気的接続部及び連通孔が対向するように位相を合わせる位相合わせ手段を設けたので、電動モータの組付作業を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を乗用車の電動パワーステアリング装置に適用した場合の一実施形態を示す斜視図、図2は図1の要部の分解斜視図、図3は減速ギヤハウジングの一部を拡大して示す縦断面図、図4は電動モータのバスバー構造を示す正面図、図5は減速ギヤハウジングのモータ装着部に電動モータを装着した状態を示す図、図6は減速ギヤハウジングのモータ装着部から電動モータを取り外した状態を図、図7は減速ギヤハウジングの制御ユニット装着部に制御ユニットを装着した図、図8は互いにインロー結合する電動モータのモータ取付部、モータ装着部の周壁及び接続端子の軸方向寸法の関係を示す図、図9は図5のA−A線矢視図であってモータ装着部に電動モータを装着する直前の図、図10は図5のA−A線矢視図であってモータ装着部の周壁に電動モータのモータ取付部がインロー嵌合した状態を示す図、図11は図5のA−A線矢視図であってモータ装着部に電動モータのモータ取付部がインロー結合した状態を示す図である。
図1において、1はコラム型の電動パワーステアリング装置であり、ステアリングホイール(図示せず)に連結されたステアリングシャフト2を回転自在に内装するステアリングコラム3に、減速ギヤハウジング4が連結され、この減速ギヤハウジング4に、軸方向がステアリングコラム3の軸方向と直交する方向に延長されたブラシ付きモータで構成される電動モータ5が配設されている。なお、ステアリングコラム3及び減速ギヤハウジング4は、アッパ取付ブラケット6及びロア取付ブラケット7によって車体側部材((不図示))に取付けられている。
ステアリングシャフト2は、図3に示すように、右端がステアリングホイールに連結される入力軸2aと、この入力軸2aの左端にトーションバー2bを介して連結されたトーションバー2bを覆う出力軸2cとで構成されている。
さらに、減速ギヤハウジング4は、高熱伝導性を有する材料例えばアルミニューム、アルミニューム合金、マグネシウム及びマグネシウム合金の何れか1つを例えばダイキャスト成型することにより形成されている。この減速ギヤハウジング4は、図2及び図3に示すように、電動モータ5の後述するモータ軸5pに同軸に結合するウォーム11を形成したウォーム軸11aを回転自在に収納するウォーム収納部12と、このウォーム収納部12の下側にその中心軸と直交する中心軸を有しウォーム11に噛合するウォームホイール13を収納するウォームホイール収納部14と、このウォームホイール収納部14の後方側に一体に同軸的に連結されたトルクセンサ15を収納するトルクセンサ収納部16と、ウォーム収納部12の開放端面に形成された電動モータ5を取付けるモータ装着部17と、トルクセンサ収納部16の後端面に形成されたステアリングコラム3の前端部を外嵌するコラム取付部18と、ウォーム収納部12とウォームホイール収納部14の一部とに跨がる車両後方側に、ウォームホイール収納部14及びトルクセンサ収納部16の中心軸線と直交して形成された後述する制御ユニット19を装着する制御ユニット装着部20とを備えている。
そして、減速ギヤハウジング4は、コラム取付部18にステアリングコラム3を外嵌し、ステアリングコラム3の端面をトルクセンサ収納部16の端面に当接させた状態でステアリングコラム3に固定されている。
トルクセンサ15は、図3に示すように、ステアリングシャフト2の入力軸2a及び出力軸2c間の捩じれ状態を磁気的に検出してステアリングシャフトに伝達された操舵トルクを一対の検出コイル15a及び15bで検出するように構成され、これら一対の検出コイル15a及び15bの巻き始め及び巻き終わりに夫々ステアリングコラム3の中心軸と直交する方向に平行に外部に突出する外部接続端子15c,15d及び15e,15fが接続され、これら外部接続端子15c〜15fの突出部が中央部でステアリングコラム3の中心軸と平行に折り曲げられてL字状に形成されている。
電動モータ5は、図2及び図8に示すように、円筒形状のモータ本体5aと、モータ本体5aの一端側の端面中央から突出しているモータ軸5pと、モータ本体5aの一端側の外周に一体に形成されて減速ギヤハウジング4に取付けられるモータ取付部5bとで構成されている。
図2に示すように、モータ取付部5bは、モータ本体5aに対して径方向外方に突出している2箇所の取付フランジ5b1及び端子カバー5b2を備えており、これら取付フランジ5b1及び端子カバー5b2の外周面を含むモータ取付部5bの外周面形状は、モータ軸5pの軸心に対して回転非対称面として形成されている。
電動モータ5の構造を、さらに図4を参照して説明すると、モータ本体5aの底部中央に、アーマチュア挿通孔を有する合成樹脂製のブラシ支持体5f内に互いに絶縁され、2組のブラシ5g,5hに個別に接続された状態で円弧状のバスバー5i,5jが配置されており、これらバスバー5i,5jの互いに対向する一端から中間端子5n,5mが、電動モータ5の軸心方向に対して直交して前述した端子カバー5b2内に延在し、前記中間端子5n,5mからそれぞれ折曲された接続端子5c及び5dが、図2に示すように、端子カバー5b2から突出して電動モータ5の軸心方向に延在している。そして、接続端子5c及び5dの先端部側には、固定ねじが螺合するねじ孔5eが穿設されている。
減速ギヤハウジング4に形成されて制御ユニット19が装着する制御ユニット装着部20は、図2及び図3に示すように、ウォーム収納部12とその下側のウォームホイール収納部14の上部側とに跨がって形成されたウォーム収納部12の軸方向を長辺とする長方形状の取付面20aと、この取付面20aを囲繞する長方形枠部20bとで構成されている。
そして、図2において長方形枠部20bの左側壁が、電動モータ5を取付けるモータ装着部17と兼用されている。
モータ装着部17は、図6に示すように、ウォーム収納部12に連接してウォーム軸11aが挿通されている軸挿通孔17aと、この軸挿通孔17aの最も径方向外周に形成され、電動モータ5のモータ取付部5bが当接する平坦な(軸挿通孔17aの軸に対して直交する平面として形成された)モータ装着面17bと、このモータ装着面17bに形成され、モータ取付部5bの取付フランジ5b1に設けたボルト貫通孔が対応するボルト孔17cと、モータ装着面17bに形成され、モータ取付部5bの端子カバー5b2から突出した接続端子5c,5dが挿通する2箇所のスリット形状の端子連通孔17dと、軸挿通孔17a及び端子連通孔17dの周囲を囲みながらモータ装着面17bに形成されている環状溝17eと、モータ装着面17bの外縁から立上がり、電動モータ5のモータ取付部5bがモータ装着面17bに当接したときにモータ取付部5bの外周面を囲みながらインロー嵌合する周壁17fとを備えている。
周壁17fは、電動モータ5のモータ取付部5bの外周面形状と同一形状の内周面形状であり、ウォーム軸11aの軸心に対して回転非対称面としてモータ装着面17bの外縁から立上がる環状の壁部である。
モータ装着面17bに形成した環状溝17eには、例えばOリングで構成される環状シール部材17gが、その全周に亘って一部を環状溝17eから突出させた状態で配置されている。
また、図2に示すように、制御ユニット装着部20の右側壁には、制御ユニット19の電源コネクタ19d及び信号コネクタ19eを外部に臨ませる挿通孔20hが形成され、挿通孔20hを閉塞するように電源コネクタ19d及び信号コネクタ19eに接続する電源コネクタ20i及び信号コネクタ20jを装着したカバー20kが例えばねじ留めによって固定されている。
ここで、図2の右側壁の外表面には、挿通孔20hの周囲のカバー20kで覆われる部位に長方形の環状溝(不図示)が形成され、この環状溝に例えばOリングで構成される環状シール部材20nがその全周に亘って一部を環状溝から突出させて配設されており、カバー20kを挿通孔20hの周囲に固定すると、環状シール部材20nが押しつぶされて長方形枠部20bの内部が密閉される。
また、制御ユニット装着部20の内部には、パッケージ化された制御ユニット19が取付面20aに例えばねじ留めなどの固着手段で固定されている。この制御ユニット19は、トルクセンサ15の外部接続端子15c〜15fが接続されると共に、図示しないが、車速センサからの車速検出値が入力され、これらに基づいて操舵補助電流指令値を算出し、この操舵補助電流指令値と電動モータ5に出力するモータ電流の検出値とに基づいて電流フィードバック制御を行って電圧指令値を算出することにより、電動モータ5で発生させる操舵補助力を制御するマイクロ制御ユニット(MCU)やその周辺機器を実装している制御基板と、この制御基板から出力される電圧指令値に基づいてパルス幅変調を行って形成したパルス幅変調信号によって駆動される電界効果トランジスタなどの4つのスイッチング素子を有し、電動モータ5の駆動電流を形成するHブリッジ回路を備えたパワー基板とを備えている。そして、発熱を伴うパワー基板が取付面20aに放熱グリースを介して直接取付けられている。
制御ユニット19は、図2に示すように、電動モータ5の接続端子5c及び5dと直接接触する端子板19a,19bを有する端子台19cを備えており、端子板19a,19bはねじ孔22が形成されている。そして、図7に示すように、制御ユニット装着部20の長方形枠部20b内に制御ユニット19を配置すると、モータ装着部17に装着した電動モータ5の接続端子5c,5dが端子板19a,19bに重なり合い、接続端子5c,5dのねじ孔5e及び端子板19a,19bのねじ孔22が対応するように設計されている。
そして、制御ユニット19を内部に装着した長方形枠部20bの開放端面には、制御ユニット19を覆うように、カバー20oが例えばねじ留め等の固定手段によって固定されている。ここで、長方形枠部20bの開放端面には環状溝20pが形成され、この環状溝20p内に例えばOリングで構成される環状シール部材20qがその全周に亘って一部を環状溝20pから突出させるように配設されている。長方形枠部20bの開放端面にカバー20oを固定すると、環状シール部材20qが押しつぶされて長方形枠部20bの内部が密閉される。
そして、図11に示すように、ウォーム11のウォーム軸11aに電動モータ5のモータ軸5pをセレーション結合又はスプライン結合し、モータ装着部17のモータ装着面17bに、電動モータ5のモータ取付部5bを当接し、同時に、端子カバー5b2から突出している接続端子5c,5dをモータ装着面17bに形成した端子連通孔17dに挿通して制御ユニット19の端子台19cの端子板19a,19bに接触し、互いのねじ孔5e及びねじ孔22を対応させた状態で、図5に示すように、連結ボルト21を、モータ取付部5bの取付フランジ5b1に設けたボルト貫通孔に貫通してから取付フランジ5b1に設けたボルト孔17cに螺合することで、電動モータ5がモータ装着部17に装着される。
ここで、互いにインロー結合する電動モータ5のモータ取付部5b(端子カバー5b2)及びモータ装着部17の周壁17fと、端子カバー5b2から突出している接続端子5c,5d(図8では接続端子5dのみを示している)の軸方向寸法(同軸に延在している電動モータ5のモータ軸5p及びウォーム軸11aの軸方向の寸法)は、図8に示すように設定されている。
すなわち、図8に示すように、ウォーム軸11aの先端面とモータ軸5pの先端面との軸方向位置が一致している場合(図8の符号Bで示す円内の状態であるとき)に、モータ装着面17bと接続端子5dの先端との間に存在する隙間の軸方向寸法をaとし、モータ装着面17bに当接する端子カバー5b2の当接面5b21と周壁17fの端面との間に存在する隙間の軸方向寸法をbとすると、
a > b ……(1)
の関係となるように、端子カバー5b2、周壁17f及び接続端子5c,5dの軸方向寸法が設定されている。
なお、本発明のインロー凸部がモータ取付部5bに対応し、本発明の電動モータの電気的接続部が接続端子5c,5dに対応し、本発明の減速機構の入力軸がウォーム軸11aに対応し、本発明のモータ装着部の装着面がモータ装着面17bに対応し、本発明の連通孔が端子連通孔17dに対応し、本発明の環溝が環状溝17eに対応し、本発明のインロー凹部が周壁17fに対応し、本発明の環状シール部材が環状シール部材17gに対応し、本発明の制御ユニットの電気的接続部が端子板19a,19bに対応し、本発明の電動モータの装着面が、当接面5b21を含むモータ取付部5bのモータ装着面17bに対向する面に対応している。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
先ず、電動パワーステアリング装置1を組み立てるには、減速ギヤハウジング4のトルクセンサ収納部16内に、トルクセンサ15をその外部接続端子15c〜15fの先端が制御ユニット装着部20における下側壁(不図示)に形成された開口(不図示)を通じて、取付面20aと直交して車体後方に延長するように固定配置する。
次いで、図3に示すように、減速ギヤハウジング4の制御ユニット装着部20に制御ユニット19を装着する。この制御ユニット19の装着は、取付面20a側に露出されたパワー基板(図示せず)を取付面20aに放熱グリースを介して接触させると共に、トルクセンサ15の外部接続端子15c〜15fを制御基板(図示せず)に形成した接続部に接続させ、且つ電源コネクタ19d及び信号コネクタ19eを挿通孔20hに対向させた状態で、制御ユニット19をねじ留めなどの固着手段によって取付面20aに固定する。
また、制御ユニット装着部20の長方形枠部20bの図2において右側壁に形成した環状溝内に環状シール部材20nをその全周に亘って一部が環状溝より突出するように配設してからカバー20kをその背面に取付けられた電源コネクタ20i及び信号コネクタ20jを制御ユニット19の電源コネクタ19d及び信号コネクタ19eに結合するように装着して環状シール部材20nを押圧しながらねじ留めなどの固着手段によって固定する。
次いで、減速ギヤハウジング4にステアリングシャフト2、ステアリングコラム3、ウォーム11及びウォームホイール13等を装着してから最後に、電動モータ5を減速ギヤハウジング4のモータ装着部17に取付ける。
この電動モータ5の装着は、先ず、モータ装着部17のモータ装着面17bに形成した環状溝17eに環状シール部材17gを装着し、環状シール部材17gの全周に亘って一部がモータ装着面17bから突出するようにする。
次いで、図9に示すように、電動モータ5のモータ軸5pの先端部と、減速ギヤハウジング4のウォーム収納部12に収納されているウォーム11のウォーム軸11aの先端部とを、浅くスプライン結合又はセレーション結合する(図9の符号Cの状態)。
次いで、モータ本体5aを円周方向に微小に回転してモータ取付部5bの周方向位置を変更し、同一形状であるモータ装着部17の周壁17fの内周面形状とモータ取付部5bの外周面形状の位相が一致した時点で、図10の符号Dの円内で示すように、モータ取付部5bを周壁17f内にインロー状態で嵌め込んでいき、それと同時に、モータ軸5p及びウォーム軸11aのスプライン結合又はセレーション結合を深くしていく。このとき、モータ取付部5b及び周壁17fがインロー状態で嵌め込まれると、接続端子5c,5dとモータ装着面17bに形成した端子連通孔17dとの周方向の位相が一致する。
ここで、ウォーム軸11aの先端面とモータ軸5pの先端面との軸方向位置が一致するときに、モータ装着面17b及び接続端子5c,5dの先端の隙間の軸方向寸法aと、端子カバー5b2の当接面5b21及び周壁17fの端面の隙間の軸方向寸法bとの関係を、a > b としているので(図8参照)、図10に示すように、端子連通孔17dを通過する直前の接続端子5c,5dは、インロー状態で互いに摺動するモータ取付部5bの外周面及び周壁17fの内周面にガイドされて、周方向の位相のずれが確実に規制される。
モータ軸5p及びウォーム軸11aのスプライン結合又はセレーション結合をさらに深くしていくと、接続端子5c,5dは、モータ取付部5bの外周面及び周壁17fの内周面の摺動によるガイドによって周方向の位相のずれが確実に規制されながら端子連通孔17dを通過していく。
そして、図11に示すように、端子カバー5b2の当接面5b21が環状シール部材17gを押しつぶしながらモータ装着面17bに当接し、取付フランジ5b1の端面がモータ装着面17bに当接するまで、モータ軸5p及びウォーム軸11aをさらにスプライン結合又はセレーション結合していく。
次いで、取付フランジ5b1のボルト貫通孔に連結ボルト21を貫通し、このボルト貫通孔に対応しているモータ装着面17bに形成したボルト孔17cに連結ボルト21を螺合することで、周壁17f及びモータ取付部5bがインロー結合した状態で電動モータ5をモータ装着部17に装着する。
そして、モータ装着面17b及びモータ取付部5bの間で環状シール部材17gが押しつぶされることで、この環状シール部材17gの内側、すなわち端子連通孔17d、軸挿通孔17aが密閉される。
次いで、図11に示すように、端子連通孔17dを通過して制御ユニット装着部20の長方形枠部20b内に突出した接続端子5c,5dは、制御ユニット19の端子板19a,19bに重なった状態で接触するので、互いに対応したねじ孔22及びねじ孔5eに接続ねじ23をねじ留めすることで、接続端子5c,5d及び端子板19a,19bをそれぞれ電気的に接続する。
最後に、図2に示したように、制御ユニット装着部20の長方形枠部20bの開放された端面に形成された環状溝20p内に環状シール部材20qをその全周に亘って一部が環状溝20pより突出するように配設してからカバー20oを環状シール部材20qを押圧しながらねじ留めで固定し、長方形枠部20bの内部を密閉する。
このように、上記実施形態によると、制御ユニット19を減速ギヤハウジング4の制御ユニット装着部20に装着し、電動モータ5を減速ギヤハウジング4のモータ装着部17に装着すると、電動モータ5の接続端子5c,5dがモータ装着部17に形成した端子連通孔17dを通過して制御ユニット装着部20の内部に突出し、制御ユニット19の端子板19a,19bに重なり合って接触するので、両者の電気的接続をモータハーネスを使用することなく最短距離で容易に行うことができる。このため、配線抵抗を最小とすることができ、電力損失を抑制することができると共に、電気ノイズが乗ることも低減することができる。
また、電動モータ5及び制御ユニット19間にモータハーネスを設ける必要がないので、モータハーネスから放射されるノイズが少なくなり、ラジオノイズに対する影響を軽減させることができる。
また、モータ装着部17の周壁17f及び電動モータ5のモータ取付部5bがインロー結合した状態で電動モータ5がモータ装着部17に装着されると、モータ装着面17b及びモータ取付部5bの間で環状シール部材17gが押しつぶされて端子連通孔17d及び軸挿通孔17aが密閉されて、液体及び塵埃の侵入を確実に防止する防水効果を発揮することができる。
また、モータ軸5p,ウォーム軸11aの軸心に対して回転非対称面として同一形状であるモータ装着部17の周壁17fの内周面形状とモータ取付部5bの外周面形状の位相が一致したときにモータ軸5p及びウォーム軸11aのスプライン結合又はセレーション結合を深くしていくと、接続端子5c,5dとモータ装着面17bに形成した端子連通孔17dとの周方向の位相が一致する(接続端子5c,5dが端子連通孔17dに臨む)ので、接続端子5c,5dが端子連通孔17dの位相合わせ、端子連通孔17dを通過した接続端子5c,5dを制御ユニット19の端子板19a,19bに接続する作業が容易となり、これにより、減速ギヤハウジング4と電動モータ5との組付作業を容易に行うことができる。
また、端子連通孔17dを通過する直前の接続端子5c,5dは、モータ取付部5bの外周面及び周壁17fの内周面の摺動によるガイドによって周方向の位相のずれが確実に規制されながら端子連通孔17dに向かって移動していくので、接続端子5c,5dが端子連通孔17dの周縁に接触するおそれがなく、接続作業における接続端子5c,5dの損傷を確実に防止することができる。
また、制御ユニット19を構成する発熱を伴うパワー基板(図示せず)がアルミニューム、アルミニューム合金、マグネシウム及びマグネシウム合金の何れか1つで形成された減速ギヤハウジング4の制御ユニット装着部20における取付面20aに放熱グリースを介して直接接触されるので、パワー基板の発熱を熱容量の大きいヒートマスとなる減速ギヤハウジング4に放散することができ、パワー基板が過熱状態となることを確実に防
止することができる。
さらに、減速ギヤハウジング4のトルクセンサ収納部16の上部に制御ユニット19を配置することにより、減速ギヤハウジング4全体の軸方向長さを短縮して小型化を図ることができる。
なお、上記実施形態においては、モータ装着部17のモータ装着面17bに環状溝17eを形成して、これに環状シール部材17gを配設した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、モータ装着面17bの環状溝17eを省略し、これに代えてモータ装着面17bに当接するモータ取付部5bの装着面に環状溝を形成し、この環状溝に環状シール部材17gを配設するようにしてもよい。
カバー20k及び20oについても、これらカバー20k及び20oに環状溝を形成してこれらに環状シール部材20n及び20qを配設するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、電動モータ5のモータ取付部5bが、モータ装着部17の周壁17fの内部に嵌まり込んでインロー結合するとして説明したが、これに限定されるものではなく、電動モータ5のモータ取付部5bの外縁に周壁を設け、この周壁の内部にモータ装着部が嵌まり込んでインロー結合する構造としてもよい。
また、モータ装着部17の周壁17fの内周面形状及びモータ取付部5bの外周面形状は、上記実施形態の形状に限るものではなく、モータ軸5p,ウォーム軸11aの軸心に対して回転非対称面の形状であればよい。
また、上記実施形態においては、電動モータ5に接続端子5c及び5dを設け、制御ユニット19に端子台19cを設ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、電動モータ5に端子台を設け、制御ユニット19に接続端子を設けるようにしてもよい。さらには、電動モータ5のモータ側接続部及び制御ユニット19のユニット側接続部の双方を接続端子とすることもでき、この場合には両接続端子を半田付け、溶接、リベット、ねじ及びナット等の任意の固着手段で固着すればよい。
また、上記実施形態においては、減速ギヤハウジング4の制御ユニット装着部20の取付面20aがステアリングコラム3の中心軸と直交する平面である場合について説明したが、これに限定されるものではなく、取付面20aをステアリングコラム3の中心軸に対して直交する面に対して傾斜する面とするようにしてもよい。
さらにまた、上記実施形態においては、減速機構としてウォームギヤを適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、傘歯車、平歯車等の任意の歯車を組み合わせた減速機構やベルト式等の任意の構成の減速機構を適用することができる。
また、上記実施形態においては、トルクセンサ15としてコイル方式のトルクセンサを適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、他の手法、例えばホールIC、レゾルバ等でトーションバー2bの捩れ角を検出するトルクセンサを適用することもできる。
また、上記実施形態においては、電動モータ5としてブラシモータを適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ブラシレスモータを適用するようにしてもよく、この場合には、接続端子5c,5dを各相の励磁コイルの給電側に接続すると共に、制御ユニット19のパワー基板にブラシレスモータを駆動する例えば電界効果トランジスタ(FET)を有するインバータ回路及びインバータ回路の電界効果トランジスタのゲートをパルス幅変調信号で駆動するゲート駆動回路とを実装すればよい。
さらに、上記実施形態においては、本発明を乗用車の電動パワーステアリング装置に適用した場合について説明したが、バギー車、ワゴン、トラック、フォークリフト、電動カート、運搬車等の他の任意の車両にも適用することができる。
本発明を乗用車の電動パワーステアリング装置に適用した場合の一実施形態を示す斜視図である。 図1の要部の分解斜視図である。 減速ギヤハウジングの一部を拡大して示す縦断面図である。 電動モータのバスバー構造を示す正面図である。 減速ギヤハウジングのモータ装着部に装着した電動モータを示す図である。 減速ギヤハウジングのモータ装着部から電動モータを取り外した状態を図である。 減速ギヤハウジングの制御ユニット装着部に制御ユニットを装着した図である。 互いにインロー結合する電動モータのモータ取付部、モータ装着部の周壁及び接続端子の軸方向寸法の関係を示す図である。 図5のA−A線矢視図であってモータ装着部に電動モータを装着する直前の図である。 図5のA−A線矢視図であってモータ装着部の周壁に電動モータのモータ取付部がインロー嵌合した状態を示す図である。 図5のA−A線矢視図であってモータ装着部に電動モータのモータ取付部がインロー結合した状態を示す図である。
符号の説明
1…電動パワーステアリング装置、2…ステアリングシャフト、2a…入力軸、2b…トーションバー、2c…出力軸、3…ステアリングコラム、4…減速ギヤハウジング、5…電動モータ、5a…モータ本体、5b…モータ取付部、5b1…取付フランジ、5b2…端子カバー、5b21…当接面、5c,5d…接続端子、5e…ねじ孔、5f…ブラシ支持体、5g,5h…ブラシ、5i,5j…バスバー、5n,5m…中間端子、5p…モータ軸、6…アッパ取付ブラケット、7…ロア取付ブラケット、11…ウォーム、11a…ウォーム軸、12…ウォーム収納部、13…ウォームホイール、14…ウォームホイール収納部、15…トルクセンサ、15a,15b…検出コイル、15c〜15f…外部接続端子、16…トルクセンサ収納部、17…モータ装着部、17a…軸挿通孔、17b…モータ装着面、17c…ボルト孔、17d…端子連通孔、17e…環状溝、17f…周壁、17g…環状シール部材、18…コラム取付部、19…制御ユニット、19a,19b…端子板、19c…端子台、19d…電源コネクタ、19e…信号コネクタ、20…制御ユニット装着部、20a…取付面、20b…長方形枠部、20h…挿通孔、20i…電源コネクタ、20j…信号コネクタ、20k…カバー、20n…環状シール部材、20o…カバー、20p…環状溝、20q…環状シール部材、21…連結ボルト、22…ねじ孔、23…接続ねじ

Claims (5)

  1. 操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトを内装するステアリングコラムと、前記ステアリングシャフトに減速ギヤハウジング内の減速機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータとを備えた電動パワーステアリング装置において、
    前記減速ギヤハウジングに、前記電動モータを装着するモータ装着部及び当該電動モータを駆動制御する制御ユニットを装着する制御ユニット装着部が並設され、前記電動モータの電気的接続部が、前記制御ユニット装着部の装着面に形成されて前記制御ユニット装着部に連通する連通孔を通過して前記制御ユニットの電気的接続部に直接接続される構造とし、
    前記モータ装着部及び前記電動モータに、前記電動モータの電気的接続部及び前記連通孔に対向するように前記電動モータ及び前記制御ユニット装着部の位相を合わせる位相合わせ手段を設け、
    前記電動モータを前記モータ装着部に装着する際に、前記電動モータ及び前記モータ装着部の装着面の間に前記電動モータの電気的接続部の外側を通る環状シール部材を介在させたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記位相合わせ手段は、前記電動モータ及び前記モータ装着部の互いに対向する装着面の一方の装着面に設けたインロー凸部と、他方の装着面の外縁に設けて前記インロー凸部が嵌まり込むインロー凹部であるとともに、前記インロー凸部の外周面形状及び前記インロー凹部の内周面形状を、前記電動モータの電気的接続部及び前記連通孔が対向したときのみに前記インロー凸部及び前記インロー凹部が嵌まり合う形状としたことを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記インロー凸部の外周面形状は、前記モータ軸又は前記入力軸の軸心に対して回転非対称面として形成され、前記インロー凹部の内周面形状は、前記モータ軸又は前記入力軸の軸心に対して回転非対称面とし、前記インロー凸部の外周面形状と同一形状に形成したことを特徴とする請求項2記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記電動モータのモータ軸を、前記モータ装着部の前記装着面に設けた軸挿通孔に突出している前記減速機構の入力軸にトルク伝達可能に同軸に嵌合する構造とし、
    前記モータ軸及び前記入力軸の軸方向に沿って立ち上がる前記インロー凸部及び前記インロー凹部の高さ寸法を、前記モータ軸及び前記入力軸の先端部同士が嵌合し、且つ、前記電動モータの電気的接続部が前記連通孔内に入り込まない状態において、前記インロー凸部及び前記インロー凹部が嵌まり合うように設定したことを特徴とする請求項2又は3に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記電動モータ及び前記モータ装着部の一方の装着面に、前記環状シール部材を配設する環状溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
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