JP2011244604A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィードフォワード制御が行われる場合の高調波低減及び力率改善を図ることが可能な電源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】正弦波Vsin1、1周期前の入力電圧Vacの周期T、及び1周期前の入力電圧Vacのピーク値Vpeakに基づいて予測用正弦波Vsin2を求め、その予測用正弦波Vsin2と、現在の入力電圧Vac1の取得タイミングT1と、その取得タイミングT1から駆動信号SのデューティDの設定タイミングT2までにかかる時間ΔTとに基づいて設定タイミングT2における予測入力電圧Vac2を予測し、その予測入力電圧Vac2とコンバータ回路3の出力電圧Voutとに基づいて駆動信号SのデューティDを設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電源の出力を整流及び昇圧する電源装置に関する。
交流電源の出力を整流及び昇圧する電源装置として、リアクトル、スイッチング素子、整流用ダイオード、及び平滑用コンデンサなどを備え、高調波低減及び力率改善のため、交流電源から電源装置への入力電流の波形が正弦波に近づくようにスイッチング素子のオン、オフが制御される、いわゆるPFC(Power Factor Correction)回路がある(例えば、特許文献1参照)。そして、スイッチング素子のオン、オフの制御としては、例えば、電源装置の現在の入力電圧及び出力電圧を用いてスイッチング素子のオン、オフのデューティを制御するフィードフォワード制御がある。
特開2001−45763号公報
しかしながら、フィードフォワード制御を行う場合において、電源装置の入力電圧及び出力電圧のA/D変換の演算処理などに時間がかかってしまうと、デューティの設定タイミングでの実際の入力電圧が取得した入力電圧と異なる値に変化して適切なデューティを設定することができない。そして、適切なデューティを設定することができない場合、電源装置への入力電流の波形が乱れ、高調波及び力率が悪化してしまう。
そこで、本発明では、フィードフォワード制御を行う場合の高調波低減及び力率改善を図ることが可能な電源装置を提供することを目的とする。
本発明の電源装置は、スイッチング素子を備え、そのスイッチング素子がオン、オフすることにより交流電源の出力を整流及び昇圧するコンバータ回路と、前記スイッチング素子のオン、オフを制御する駆動信号を生成する制御回路とを備え、前記制御回路は、正弦波が格納されている正弦波テーブルと、前記交流電源から前記コンバータ回路への入力電圧の符号が変わるタイミングから1周期前の前記入力電圧の周期及び前記1周期前の入力電圧のピーク値を記録する記録手段と、前記正弦波、前記入力電圧の周期、及び前記ピーク値に基づいて予測用正弦波を求め、その予測用正弦波と、前記入力電圧の取得タイミングと、その取得タイミングから前記駆動信号のデューティの設定タイミングまでにかかる時間とに基づいて前記デューティの設定タイミングにおける前記コンバータ回路の入力電圧を予測する電圧予測手段と、前記電圧予測手段により予測される入力電圧と前記コンバータ回路の出力電圧とに基づいて前記駆動信号のデューティを設定するデューティ設定手段と、前記デューティ設定手段により設定されるデューティに基づいて前記駆動信号を生成する駆動信号生成手段とを備える。
これにより、電源装置の入力電圧及び出力電圧のA/D変換の演算処理などに時間がかかる場合でも、デューティの設定時に使用される入力電圧を実際の入力電圧に近づけることができるので、適切なデューティを設定することができる。そのため、フィードフォワード制御を行う場合でも、電源装置への入力電流の波形を正弦波に近づけることができるので、高調波低減及び力率改善を図ることができる。
また、前記制御回路は、前記電圧予測手段により予測される電圧が前記取得タイミングで取得された入力電圧に近づくように前記電圧予測手段により予測される入力電圧を補正する補正手段をさらに備えるように構成してもよい。
これにより、実際の入力電圧にノイズが含まれている場合など実際の入力電圧の波形と予測用正弦波とが一致しない場合でも、補正後の予測入力電圧を実際の入力電圧に近づけることができ、適切なデューティを設定することができる。
本発明によれば、交流電源の出力を整流及び昇圧する電源装置において、フィードフォワード制御を行う場合の高調波低減及び力率改善を図ることができる。
本発明の実施形態の電源装置を示す図である。 実際の入力電圧、予測入力電圧、補正後の予測入力電圧、及び予測用正弦波の一例を示す図である。
図1は、本発明の実施形態の電源装置を示す図である。
図1に示す電源装置1は、交流電源2の出力を整流及び昇圧するコンバータ回路3(PFC回路)と、コンバータ回路3の動作を制御する制御回路4(例えば、CPUなど)とを備えて構成されている。
コンバータ回路3は、リアクトル5、6と、スイッチング素子7、8(例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)など)と、ダイオード9、10と、整流用ダイオード11、12と、平滑用コンデンサ13とを備えて構成されている。すなわち、スイッチング素子7は、リアクトル5を介して交流電源2の一方の出力端に接続されるとともに、整流用ダイオード11を介して出力側にある平滑用コンデンサ13に接続されている。また、スイッチング素子8は、リアクトル6を介して交流電源2の他方の出力端に接続されるとともに、整流用ダイオード12を介して出力側にある平滑用コンデンサ13に接続されている。また、ダイオード9は、スイッチング素子7に並列接続され、ダイオード10は、スイッチング素子8に並列接続されている。
スイッチング素子7がオンすると、交流電源2からのエネルギーがリアクトル5に蓄積され、スイッチング素子7がオフすると、リアクトル5に蓄積されているエネルギーが整流用ダイオード11を介して平滑用コンデンサ13に蓄積される。また、スイッチング素子8がオンすると、交流電源2からのエネルギーがリアクトル6に蓄積され、スイッチング素子8がオフすると、リアクトル6に蓄積されているエネルギーが整流用ダイオード12を介して平滑用コンデンサ13に蓄積される。スイッチング素子7のオン、オフを制御する駆動信号S1及びスイッチング素子8のオン、オフを制御する駆動信号S2は制御回路4により生成される。交流電源2の出力の正負に応じてスイッチング素子7、8が交互にオンすることにより、交流電源2の出力が整流及び昇圧される。
制御回路4は、FF制御部14と、駆動信号生成部15(駆動信号生成手段)とを備えて構成されている。
FF制御部14は、コンバータ回路3の入力電圧Vac及び出力電圧VoutをそれぞれA/D変換するとともに、そのA/D変換後の入力電圧Vac及び出力電圧Voutに基づいて駆動信号S1、S2のデューティDを設定する。
駆動信号生成部15は、FF制御部14で設定されたデューティDに基づいて駆動信号S1、S2を生成する。例えば、駆動信号生成部15は、デューティDが0.25のとき、ハイレベル期間:ローレベル期間が1:3になる駆動信号S1、S2を生成する。
FF制御部9は、正弦波テーブル16と、記録部17(記録手段)と、電圧予測部18(電圧予測手段)と、補正部19(補正手段)と、デューティ設定部20(デューティ設定手段)とを備えて構成されている。
正弦波テーブル16は、正弦波Vsin1が格納されている。
記録部17は、入力電圧Vacの符号が負から正に変わるタイミング(ゼロクロスタイミング)から1周期前の入力電圧Vacの周期T、その1周期前の入力電圧Vacのピーク値Vpeak、及び現在の入力電圧Vac1の取得タイミングT1からデューティDの設定タイミングT2までにかかる時間ΔTを記録する。なお、ゼロクロスタイミングは、入力電圧Vacの符号が正から負に変わるタイミングとしてもよい。また、時間ΔTは、記録部17以外に記録されていてもよい。
電圧予測部18は、正弦波テーブル16に格納されている正弦波Vsin1の周期を記録部17に記録されている周期Tとするとともに、その正弦波Vsin1のピーク値を正弦波テーブル16に格納されているピーク値Vpeakとして予測用正弦波Vsin2を求める。また、電圧予測部18は、図2に示すように、予測用正弦波Vsin2、取得タイミングT1、及び時間ΔTに基づいて予測入力電圧Vac2を求める。例えば、電圧予測部18は、取得タイミングT1に時間ΔTを加算して設定タイミングT2を求め、予測用正弦波Vsin2において設定タイミングT2に対応する入力電圧Vacを予測入力電圧Vac2とする。なお、電圧予測部18は、例えば、予測用正弦波Vsin2のゼロクロスタイミングと実際の入力電圧Vacのゼロクロスタイミングとを同期させることにより、予測用正弦波Vsin2における取得タイミングT1を特定する。
補正部19は、予測入力電圧Vac2が入力電圧Vac1に近づくように予測入力電圧Vac2をPI制御により補正する。例えば、予測入力電圧Vac2から入力電圧Vac1を減算して偏差ΔVを求め、その偏差ΔVがゼロに近づくように、補正後の予測入力電圧Vac3=予測入力電圧Vac2+Kp・ΔV+Ki・ΣΔVを計算する。なお、KpをPI制御の比例項の定数とし、KiをPI制御の積分項の定数とする。また、補正部19は、予測入力電圧Vac2が入力電圧Vac1に近づくように予測入力電圧Vac2をPID制御により補正するように構成してもよい。
デューティ設定部20は、補正後の予測入力電圧Vac3と出力電圧Voutとに基づいてデューティDを設定する。例えば、デューティ設定部20は、デューティD=1−(補正後の予測入力電圧Vac3/出力電圧Vout)を計算する。なお、デューティ設定部20は、デューティD=1−(予測入力電圧Vac2/出力電圧Vout)を計算するように構成してもよい。
このように、本実施形態の電源装置1は、予測用正弦波Vsin2を用いてデューティDの設定タイミングT2に対応する予測入力電圧Vac2を予測し、その予測入力電圧Vac2に基づいてデューティDを設定しているため、入力電圧Vac及び出力電圧VoutのA/D変換の演算処理などに時間がかかる場合でも、予測入力電圧Vac2を実際の入力電圧Vacに近づけることができるので、適切なデューティDを設定することができる。これにより、電源装置1の入力電流の波形を正弦波に近づけることができるので、高調波低減及び力率改善を図ることができる。
また、本実施形態の電源装置1は、予測入力電圧Vac2が入力電圧Vac1に近づくように予測入力電圧Vac2をPI制御やPID制御により補正しているので、実際の入力電圧Vacにノイズ(高調波成分)が含まれている場合など実際の入力電圧Vacの波形と予測用正弦波Vsin2とが一致しない場合でも、補正後の予測入力電圧Vac3を実際の入力電圧Vacに近づけることができ、適切なデューティDを設定することができる。また、PI制御やPID制御により予測入力電圧Vac2を補正しているので、ノイズの大きさに伴うデューティDの急激な変化を抑えることができる。
なお、上記実施形態では、フィードフォワード制御のみでデューティDを設定する構成であるが、コンバータ回路3の目標出力電圧とコンバータ回路3の実際の出力電圧Voutとの偏差がゼロに近づくようにデューティDを設定するフィードバック制御をさらに追加し、フィードフォワード制御とフィードバック制御とに基づいてデューティDを設定するように構成してもよい。
1 電源装置
2 交流電源
3 コンバータ回路
4 制御回路
5、6 リアクトル
7、8 スイッチング素子
9、10 ダイオード
11、12 整流用ダイオード
13 平滑用コンデンサ
14 FF制御部
15 駆動信号生成部
16 正弦波テーブル
17 記録部
18 電圧予測部
19 補正部
20 デューティ設定部

Claims (2)

  1. スイッチング素子を備え、そのスイッチング素子がオン、オフすることにより交流電源の出力を整流及び昇圧するコンバータ回路と、
    前記スイッチング素子のオン、オフを制御する駆動信号を生成する制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、
    正弦波が格納されている正弦波テーブルと、
    前記交流電源から前記コンバータ回路への入力電圧の符号が変わるタイミングから1周期前の前記入力電圧の周期及び前記1周期前の入力電圧のピーク値を記録する記録手段と、
    前記正弦波、前記入力電圧の周期、及び前記ピーク値に基づいて予測用正弦波を求め、その予測用正弦波と、前記入力電圧の取得タイミングと、その取得タイミングから前記駆動信号のデューティの設定タイミングまでにかかる時間とに基づいて前記デューティの設定タイミングにおける前記コンバータ回路の入力電圧を予測する電圧予測手段と、
    前記電圧予測手段により予測される入力電圧と前記コンバータ回路の出力電圧とに基づいて前記駆動信号のデューティを設定するデューティ設定手段と、
    前記デューティ設定手段により設定されるデューティに基づいて前記駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置であって、
    前記制御回路は、前記電圧予測手段により予測される電圧が前記取得タイミングで取得された入力電圧に近づくように前記電圧予測手段により予測される入力電圧を補正する補正手段をさらに備えることを特徴とする電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103117663A (zh) * 2013-03-13 2013-05-22 常州工学院 一种注入虚拟电流的单周期控制三相pwm整流方法
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