JP2011244251A - 撮像装置、撮影制限方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
撮像装置、撮影制限方法、プログラム及び記録媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】撮像装置におけるプレビュー画像中の、撮影を制限すべき領域のみ記録出来ないようにし、その他の領域については通常通り撮影できるように構成した撮像装置を提供する。
【解決手段】被写体の画像を取得する画像取得部41と、画像取得部41により取得した画像から所定のシンボルを検出するシンボル検出部42と、検出されたシンボルに含まれる情報を認識するシンボル認識部43と、情報に基づいて、画像全体の記録を禁止するか、または画像中のどの領域の記録を制限するかを判断する制限対象判断部44と、制限対象判断部44によって、記録を制限すると判断された領域を画像中に探索する制限対象探索部45と、探索された領域を隠匿処理する隠匿部46と、を備えた。
【選択図】図5
【解決手段】被写体の画像を取得する画像取得部41と、画像取得部41により取得した画像から所定のシンボルを検出するシンボル検出部42と、検出されたシンボルに含まれる情報を認識するシンボル認識部43と、情報に基づいて、画像全体の記録を禁止するか、または画像中のどの領域の記録を制限するかを判断する制限対象判断部44と、制限対象判断部44によって、記録を制限すると判断された領域を画像中に探索する制限対象探索部45と、探索された領域を隠匿処理する隠匿部46と、を備えた。
【選択図】図5
Description
本発明は、撮像制限機能を備えた撮像装置に関する。
カメラなどの撮像装置は、任意の場所で被写体を撮影することができるために、悪意で使用すれば盗撮の問題が生じたり、また、意図せずとも車のナンバープレートや人の顔などのプライバシー情報や、機密に関わる情報が写真に写り込んだりしてしまうことがある。昨今では、このような写真がインターネットで公開されてしまう場合もあり、プライバシーの侵害やセキュリティの観点から社会的な問題となりつつある。
写真を撮った後に、手動でプライバシーに関わる内容をスクリーン(遮蔽)する方法もあるが手間がかかり、また、悪意の盗撮の場合、これを防ぐことは難しい。
写真を撮った後に、手動でプライバシーに関わる内容をスクリーン(遮蔽)する方法もあるが手間がかかり、また、悪意の盗撮の場合、これを防ぐことは難しい。
かかる問題を解決するための技術として、特許文献1には、撮影禁止区域内に配置された撮影禁止用無線基地局から送信された撮影禁止用メッセージをカメラに受信させて強制的に撮像機能を無効にする技術が開示されている。
また、特許文献2では、撮影対象が発する光パターンによるパケットデータから、その対象が撮影禁止か否かを示す制御IDを取得して、撮影ボタンが押された際に、受信した制御IDが撮影禁止であれば、撮影機能を利用できなくする撮影装置が記載されている。
しかしながら、特許文献1及び2に開示の技術では、撮影を禁止させるための無線基地局を設置したり、撮影対象に発光機能を組み込んだりするにはコストがかかり、また、撮影装置自体に撮影近視用メッセージを受信するための無線通信手段や光パターンの認識機能を組み込むことにも困難が伴うという問題があった。
また、特許文献2では、撮影対象が発する光パターンによるパケットデータから、その対象が撮影禁止か否かを示す制御IDを取得して、撮影ボタンが押された際に、受信した制御IDが撮影禁止であれば、撮影機能を利用できなくする撮影装置が記載されている。
しかしながら、特許文献1及び2に開示の技術では、撮影を禁止させるための無線基地局を設置したり、撮影対象に発光機能を組み込んだりするにはコストがかかり、また、撮影装置自体に撮影近視用メッセージを受信するための無線通信手段や光パターンの認識機能を組み込むことにも困難が伴うという問題があった。
また、撮影禁止区域内や撮影禁止対象の付近では、カメラの撮影機能自体が無効となってしまい、利便性は大いに損なわれることになる。
それに対し、特許文献3には、画像取得部で取得したプレビュー画像に、撮影禁止の状態とするためのQRコードが含まれている場合は撮像装置を撮影禁止の状態とし、その状態の撮像装置で取得した画像に撮影禁止の状態を解除するためのQRコードが含まれている場合は、撮像装置の撮影禁止を解除する技術が開示されている。
かかる技術によっては、撮影を許可する被写体と、撮影を禁止する被写体で、付加するQRコードを使い分けることで、柔軟にプライバシーを保護したり、セキュリティを確保したりすることが可能となる。
それに対し、特許文献3には、画像取得部で取得したプレビュー画像に、撮影禁止の状態とするためのQRコードが含まれている場合は撮像装置を撮影禁止の状態とし、その状態の撮像装置で取得した画像に撮影禁止の状態を解除するためのQRコードが含まれている場合は、撮像装置の撮影禁止を解除する技術が開示されている。
かかる技術によっては、撮影を許可する被写体と、撮影を禁止する被写体で、付加するQRコードを使い分けることで、柔軟にプライバシーを保護したり、セキュリティを確保したりすることが可能となる。
しかしながら、特許文献3に記載の技術によっても、プレビュー画像に撮影禁止のQRコードが含まれていれば、撮影をしても問題が生じない領域も含めて全面的に撮影が制限されてしまうため、やはり、必要な情報の撮影が不能となったり、利便性が損なわれたりするという問題は依然として解決されていない。
本発明は、以上問題を鑑みて、撮像装置におけるプレビュー画像中の、撮影を制限すべき領域のみ記録出来ないようにし、その他の領域については通常通り撮影できるように構成した撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、以上問題を鑑みて、撮像装置におけるプレビュー画像中の、撮影を制限すべき領域のみ記録出来ないようにし、その他の領域については通常通り撮影できるように構成した撮像装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、被写体の画像を取得する画像取得部と、該画像取得部により取得した画像から所定のシンボルを検出するシンボル検出部と、検出されたシンボルに含まれる情報を認識するシンボル認識部と、前記情報に基づいて、前記画像全体の記録を禁止するか、または前記画像中のどの領域の記録を制限するかを判断する制限対象判断部と、該制限対象判断部によって、記録を制限すると判断された領域を前記画像の中から探索する制限対象探索部と、探索された領域を隠匿処理する隠匿部と、隠匿処理をされた画像を記録手段に記録する画像記録部と、を備える撮像装置を特徴とする。
また、請求項2の発明は、前記隠匿部は、記録を制限すると判断された領域を所定の色で塗りつぶすか、または所定の画像で置き換える請求項1に記載の撮像装置を特徴とする。
また、請求項3の発明は、前記制限対象判断部により、前記画像全体の記録を禁止すると判断された場合、前記画像記録部は、前記画像を記録しない請求項1又は2に記載の撮像装置を特徴とする。
また、請求項4の発明は、前記シンボルは、前記画像全体の記録を禁止するか、または前記画像中のどの領域の記録を制限するかに係る制限情報を含むバーコードである請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置を特徴とする。
また、請求項2の発明は、前記隠匿部は、記録を制限すると判断された領域を所定の色で塗りつぶすか、または所定の画像で置き換える請求項1に記載の撮像装置を特徴とする。
また、請求項3の発明は、前記制限対象判断部により、前記画像全体の記録を禁止すると判断された場合、前記画像記録部は、前記画像を記録しない請求項1又は2に記載の撮像装置を特徴とする。
また、請求項4の発明は、前記シンボルは、前記画像全体の記録を禁止するか、または前記画像中のどの領域の記録を制限するかに係る制限情報を含むバーコードである請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置を特徴とする。
また、請求項5の発明は、前記シンボルは、前記画像全体の記録を禁止するか、または前記画像中のどの領域の記録を制限するかに係る制限情報に関連づけられたマークである請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置を特徴とする。
また、請求項6の発明は、前記シンボルは、電子透かしである請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置を特徴とする。
また、請求項7の発明は、前記シンボル検出部により前記シンボルが検出されない場合は、前記画像記録部は、前記画像をそのまま前記記録手段に記録する請求項1乃至4の何れか一項に記載の撮像装置を特徴とする。
また、請求項8の発明は、前記バーコードに含まれる情報に前記制限情報が含まれない場合は、前記画像記録部は、前記画像をそのまま前記記録手段に記録する請求項3に記載の撮像装置を特徴とする。
また、請求項6の発明は、前記シンボルは、電子透かしである請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置を特徴とする。
また、請求項7の発明は、前記シンボル検出部により前記シンボルが検出されない場合は、前記画像記録部は、前記画像をそのまま前記記録手段に記録する請求項1乃至4の何れか一項に記載の撮像装置を特徴とする。
また、請求項8の発明は、前記バーコードに含まれる情報に前記制限情報が含まれない場合は、前記画像記録部は、前記画像をそのまま前記記録手段に記録する請求項3に記載の撮像装置を特徴とする。
また、請求項9の発明は、画像取得部と、シンボル検出部と、シンボル認識部と、制限対象判断部と、制限対象探索部と、隠匿部と、画像記録部と、を備える撮像装置における撮像制限方法において、前記画像取得部が、被写体の画像を取得するステップと、前記シンボル検出部が、前記画像取得部により取得した画像から所定のシンボルを検出するステップと、前記シンボル認識部が、検出されたシンボルに含まれる情報を認識するステップと、前記制限対象判断部が、前記情報に基づいて、前記画像全体の記録を禁止するか、または前記画像中のどの領域の記録を制限するかを判断するステップと、前記制限対象探索部が、該制限対象判断部によって、記録を制限すると判断された領域を前記画像の中から探索するステップと、前記隠匿部が、探索された領域を隠匿処理するステップと、前記画像記録部が、隠匿処理をされた画像を記録手段に記録するステップと、を備える撮像制限方法を特徴とする。
また、請求項10の発明は、隠匿部は、記録を制限すると判断された領域を所定の色で塗りつぶすか、または所定の画像で置き換える請求項9に記載の撮像制限法方法を特徴とする。
また、請求項11の発明は、前記制限対象判断部により、前記画像全体の記録を禁止すると判断された場合、前記画像記録部は、前記画像を記録しない請求項9又は10に記載の撮像制限方法を特徴とする。
また、請求項10の発明は、隠匿部は、記録を制限すると判断された領域を所定の色で塗りつぶすか、または所定の画像で置き換える請求項9に記載の撮像制限法方法を特徴とする。
また、請求項11の発明は、前記制限対象判断部により、前記画像全体の記録を禁止すると判断された場合、前記画像記録部は、前記画像を記録しない請求項9又は10に記載の撮像制限方法を特徴とする。
また、請求項12の発明は、前記シンボル検出部により前記シンボルが検出されない場合は、前記画像記録部は、前記画像をそのまま前記記録手段に記録する請求項9乃至11の何れか一項に記載の撮像制限方法を特徴とする。
また、請求項13の発明は、請求項9乃至12の何れか一項に記載の撮像制限方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを特徴とする。
また、請求項14の発明は、請求項13に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を特徴とする。
また、請求項13の発明は、請求項9乃至12の何れか一項に記載の撮像制限方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを特徴とする。
また、請求項14の発明は、請求項13に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を特徴とする。
以上のように構成したので、本発明によれば、撮像装置におけるプレビュー画像中の、撮影を制限すべき領域のみを記録を制限し、その他の領域については通常通り撮影できるように構成して、利用者の利便性を損なうことなく、確実にプラバシーの保護やセキュリティの確保を容易に実現することが出来る。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置(デジタルスチルカメラ)の外観を示す上面図である。図2はデジタルスチルカメラの外観を示す正面図である。図3はデジタルスチルカメラの外観を示す背面図である。図4はデジタルスチルカメラの機能ブロック図である。
最初に本実施形態のデジタルスチルカメラの動作概要を説明する。先ず、図1乃至図3を参照して、操作キーユニット(SW1〜SW13)について説明する。デジタルカメラ3の操作キーユニットにおいては、SW1はレリーズシャッタボタン、SW2はモードダイアルスイッチ、SW3hズームスイッチ(WIDE)、SW4はズームスイッチ(TELE)を示している。
また操作キーユニットにおいては、SW5はセルフタイマ/削除スイッチ、SW6はメニュースイッチ、SW7は上/ストロボスイッチ、SW8は右スイッチ、SW9はディスプレイスイッチ、SW10は下/マクロスイッチ、SW11は左/画像確認スイッチ、SW12はOKスイッチ、そしてSW13は電源スイッチを示している。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置(デジタルスチルカメラ)の外観を示す上面図である。図2はデジタルスチルカメラの外観を示す正面図である。図3はデジタルスチルカメラの外観を示す背面図である。図4はデジタルスチルカメラの機能ブロック図である。
最初に本実施形態のデジタルスチルカメラの動作概要を説明する。先ず、図1乃至図3を参照して、操作キーユニット(SW1〜SW13)について説明する。デジタルカメラ3の操作キーユニットにおいては、SW1はレリーズシャッタボタン、SW2はモードダイアルスイッチ、SW3hズームスイッチ(WIDE)、SW4はズームスイッチ(TELE)を示している。
また操作キーユニットにおいては、SW5はセルフタイマ/削除スイッチ、SW6はメニュースイッチ、SW7は上/ストロボスイッチ、SW8は右スイッチ、SW9はディスプレイスイッチ、SW10は下/マクロスイッチ、SW11は左/画像確認スイッチ、SW12はOKスイッチ、そしてSW13は電源スイッチを示している。
図1乃至図3には、SDカード/電池蓋2、光学ファインダ4、測距ユニット5、後述するリモコン受光部6、鏡筒ユニット7、サブLCD9、ストロボ発光部10、AF(自動焦点)LED12、ストロボLED13、LCDモニタ28が示されている。
図1乃至図4に示すように、鏡胴ユニット7は、被写体の光学画像を取り込むズームレンズ7−1a、ズーム駆動モータ7−1bからなるズーム光学系7−1、フォーカスレンズ7−2a、フォーカス駆動モータ7−2bからなるフォーカス光学系7−2、絞り7−3a、絞りモータ7−3bからなる絞りユニット7−3、メカシャッタ7−4a、メカシャッタモータ7−4bからなるメカシャッタユニット7−4、各モータを駆動するモータドライバ7−5を有している。
そして、モータドライバ7−5は、リモコン受光部6の入力や操作キーユニット(SW1〜SW13)の操作入力に基づく、後述するデジタルスチルカメラプロセッサ16内にあるCPUブロック16−3からの駆動指令により駆動制御される。
図1乃至図4に示すように、鏡胴ユニット7は、被写体の光学画像を取り込むズームレンズ7−1a、ズーム駆動モータ7−1bからなるズーム光学系7−1、フォーカスレンズ7−2a、フォーカス駆動モータ7−2bからなるフォーカス光学系7−2、絞り7−3a、絞りモータ7−3bからなる絞りユニット7−3、メカシャッタ7−4a、メカシャッタモータ7−4bからなるメカシャッタユニット7−4、各モータを駆動するモータドライバ7−5を有している。
そして、モータドライバ7−5は、リモコン受光部6の入力や操作キーユニット(SW1〜SW13)の操作入力に基づく、後述するデジタルスチルカメラプロセッサ16内にあるCPUブロック16−3からの駆動指令により駆動制御される。
ROM18には、CPUブロック16−3にて解読可能なコードで記述された制御プログラムや、制御するためのパラメータが格納されている。このデジタルスチルカメラの電源がオン状態になると、前記プログラムは図示してないメインメモリにロードされる。
CPUブロック16−3は、そのプログラムに従って装置各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を一時的にRAM17及び後述するデジタルスチルカメラプロセッサ16内にあるローカルSRAM16−4に保存する。
ROM18として書き換え可能なフラッシュROMを使用することで、制御プログラムや制御するためのパラメータを変更することが可能となり、機能のバージョンアップが容易に行える。
CCD8は光学画像を光電変換するための固体撮像素子である。F/E(フロント/エンド)−IC14は、画像ノイズ除去用相関二重サンプリングを行うCDS14−1、利得調整を行うAGC14−2、デジタル信号変換を行うA/D14−3を有している。
また、F/E−IC14は、CCD1制御(信号処理)ブロック16−1から、垂直同期信号(以下、VDと記す)、水平同期信号(以下、HDと記す)の供給を受け、CPUブロック16−3によって制御されるCCD8、及びF/E−IC14の駆動タイミング信号を発生するTG(タイミング発生器)14−4を有している。
CPUブロック16−3は、そのプログラムに従って装置各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を一時的にRAM17及び後述するデジタルスチルカメラプロセッサ16内にあるローカルSRAM16−4に保存する。
ROM18として書き換え可能なフラッシュROMを使用することで、制御プログラムや制御するためのパラメータを変更することが可能となり、機能のバージョンアップが容易に行える。
CCD8は光学画像を光電変換するための固体撮像素子である。F/E(フロント/エンド)−IC14は、画像ノイズ除去用相関二重サンプリングを行うCDS14−1、利得調整を行うAGC14−2、デジタル信号変換を行うA/D14−3を有している。
また、F/E−IC14は、CCD1制御(信号処理)ブロック16−1から、垂直同期信号(以下、VDと記す)、水平同期信号(以下、HDと記す)の供給を受け、CPUブロック16−3によって制御されるCCD8、及びF/E−IC14の駆動タイミング信号を発生するTG(タイミング発生器)14−4を有している。
デジタルスチルカメラプロセッサ16は、CCD8よりF/E−IC14の出力データにホワイトバランス設定やガンマ設定を行い、また、前述したように、VD信号、HD信号を供給するCCD1制御ブロック16−1、フィルタリング処理により、輝度データ・色差データへの変換を行うCCD2制御(信号処理)ブロック16−2、前述した装置各部の動作を制御するCPUブロック16−3、前述した制御に必要なデータ等を、一時的に、保存するローカルSRAM16−4を含んでいる。
デジタルスチルカメラプロセッサ16は、また、パソコンなどの外部機器とUSB通信を行うUSBブロック16−5、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うシリアルブロック16−6、JPEG圧縮・伸張を行うJPEG CODEC(ジェイペグ・コーデック)ブロック16−7、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するリサイズブロック16−8、画像データを液晶モニタやTVなどの外部表示機器に表示するためのビデオ信号に変換するTV信号表示ブロック16−9、撮影された画像データを記録するメモリカードの制御を行うメモリカードコントローラブロック16−10を有している。
デジタルスチルカメラプロセッサ16は、また、パソコンなどの外部機器とUSB通信を行うUSBブロック16−5、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うシリアルブロック16−6、JPEG圧縮・伸張を行うJPEG CODEC(ジェイペグ・コーデック)ブロック16−7、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するリサイズブロック16−8、画像データを液晶モニタやTVなどの外部表示機器に表示するためのビデオ信号に変換するTV信号表示ブロック16−9、撮影された画像データを記録するメモリカードの制御を行うメモリカードコントローラブロック16−10を有している。
SDRAM15は、前述したデジタルスチルカメラプロセッサ16で画像データに各種処理を施す際に、画像データを一時的に保存する。保存される画像データは、例えば、CCD8から、F/E−IC14を経由して取り込んで、CCD1制御ブロック16−1でホワイトバランス設定、ガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」、CCD2制御ブロック16−2で輝度データ及び色差データ変換が行われた状態の「YUV画像データ」、又はJPEG CODECブロック16−7で、JPEG圧縮された「JPEG画像データ」などである。
メモリカードスロット30は着脱可能なメモリカードを装着するためのスロットである。メモリカードスロット30は、メモリカード以外に、着脱可能なLANカード、無線LANカード、ブルートゥースカードなども装着可能とする。撮影された画像はそれらのカード経由で外部機器に転送することを可能とする。
内蔵メモリ29は、前述したメモリカードスロット30にメモリカードが装着されていない場合でも、撮影した画像データを記憶できるようにするためのメモリである。
メモリカードスロット30は着脱可能なメモリカードを装着するためのスロットである。メモリカードスロット30は、メモリカード以外に、着脱可能なLANカード、無線LANカード、ブルートゥースカードなども装着可能とする。撮影された画像はそれらのカード経由で外部機器に転送することを可能とする。
内蔵メモリ29は、前述したメモリカードスロット30にメモリカードが装着されていない場合でも、撮影した画像データを記憶できるようにするためのメモリである。
LCDドライバ25は後述するLCDモニタ28を駆動するドライブ回路であり、TV信号表示ブロック16−9から出力されたビデオ信号を、LCDモニタ28に表示するための信号に変換する機能も有している。
LCDモニタ28は、撮影前に被写体の状態を監視・撮影した画像を確認し、メモリカードや前述した内蔵メモリ29に記録した画像データを表示するなどの役割を実施するためのモニタである。
ビデオAMP26は、TV信号表示ブロック16−9から出力されたビデオ信号を、75Ωインピーダンス変換するためのアンプである。ビデオジャック27はTVなどの外部表示機器と接続するためのジャックである。USBコネクタ31はパソコンなどの外部機器とUSB接続を行うためのコネクタである。
シリアルドライバ回路32−1は、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うために、前述したシリアルブロック16−6の出力信号を電圧変換するための回路である。また、RS−232Cコネクタ32−2はパソコンなどの外部機器とシリアル接続を行うためのコネクタである。
LCDモニタ28は、撮影前に被写体の状態を監視・撮影した画像を確認し、メモリカードや前述した内蔵メモリ29に記録した画像データを表示するなどの役割を実施するためのモニタである。
ビデオAMP26は、TV信号表示ブロック16−9から出力されたビデオ信号を、75Ωインピーダンス変換するためのアンプである。ビデオジャック27はTVなどの外部表示機器と接続するためのジャックである。USBコネクタ31はパソコンなどの外部機器とUSB接続を行うためのコネクタである。
シリアルドライバ回路32−1は、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うために、前述したシリアルブロック16−6の出力信号を電圧変換するための回路である。また、RS−232Cコネクタ32−2はパソコンなどの外部機器とシリアル接続を行うためのコネクタである。
サブCPU19はROM・RAMをワンチップに内蔵したCPUであり、操作キーユニット(SW1〜SW13)やリモコン受光部6の出力信号をユーザの操作情報として、前述したCPUブロック16−3に出力する。また、このCPUブロック16−3から出力されるカメラの状態を、後述するサブLCD9、AF(自動焦点)LED12、ストロボLED13、ブザー21の制御信号に変換して、出力する。
サブLCD9は、例えば、撮影可能枚数など表示するための表示部である。LCDドライバ20は、前述したサブCPU19の出力信号により、前述したサブLCD9を駆動するためのドライブ回路である。
AF LED12は撮影時の合焦状態を表示するためのLEDであり、また、ストロボLED13はストロボ充電状態を表すためのLEDである。なお、このAF LED12とストロボLED13を、メモリカードアクセス中などの別の表示用途に使用しても良い。操作キーユニット(SW1〜SW13)は、ユーザが操作するキー回路であり、リモコン受光部6は、ユーザが操作したリモコン送信機の信号の受信部である。
サブLCD9は、例えば、撮影可能枚数など表示するための表示部である。LCDドライバ20は、前述したサブCPU19の出力信号により、前述したサブLCD9を駆動するためのドライブ回路である。
AF LED12は撮影時の合焦状態を表示するためのLEDであり、また、ストロボLED13はストロボ充電状態を表すためのLEDである。なお、このAF LED12とストロボLED13を、メモリカードアクセス中などの別の表示用途に使用しても良い。操作キーユニット(SW1〜SW13)は、ユーザが操作するキー回路であり、リモコン受光部6は、ユーザが操作したリモコン送信機の信号の受信部である。
音声記録ユニット23は、ユーザが音声信号を入力するマイク23−3、入力された音声信号を増幅するマイクAMP23−2、増幅された音声信号を記録する音声記録回路23−3からなっている。
音声再生ユニット24は、音声信号を出力するスピーカ24−3、記録された音声信号をスピーカ24−3から出力できる信号に変換する音声再生回路24−1、及び変換された音声信号を増幅し、かつスピーカ24−3を駆動するためのオーディオAMP24−2からなっている。
音声再生ユニット24は、音声信号を出力するスピーカ24−3、記録された音声信号をスピーカ24−3から出力できる信号に変換する音声再生回路24−1、及び変換された音声信号を増幅し、かつスピーカ24−3を駆動するためのオーディオAMP24−2からなっている。
図1のモードダイアルスイッチSW2を記録モードに設定することで、デジタルスチルカメラ3は記録モードで起動する。モードダイアルの設定は、図4における操作キーユニットに含まれるモードダイアルスイッチSW2の状態が記録モードオンになったことをCPUブロック16−3が検知し、モータドライバ7−5を制御して、鏡胴ユニット7を撮影可能位置に移動させる。
さらにCCD8、F/E−IC14、LCDディスプレイ(モニタ)28等の各部に電源を投入して動作を開始させる。各部の電源が投入されると、ファインダモードの動作が開始される。
ファインダモードでは、レンズを通して撮像素子(CCD)8に入射した光は、電気的に変換されてアナログ信号のR、G、BとしてCDS回路14−1、A/D変換器14−3に送られる。
さらにCCD8、F/E−IC14、LCDディスプレイ(モニタ)28等の各部に電源を投入して動作を開始させる。各部の電源が投入されると、ファインダモードの動作が開始される。
ファインダモードでは、レンズを通して撮像素子(CCD)8に入射した光は、電気的に変換されてアナログ信号のR、G、BとしてCDS回路14−1、A/D変換器14−3に送られる。
A/D変換でデジタル信号に変換されたそれぞれの信号はデジタル信号処理IC(CCD2信号処理ブロック16−2)内のYUV変換部でYUV信号に変換されて、デジタルスチルカメラプロセッサ16内のメモリコントローラによってフレームメモリ(SDRAM15)に書き込まれる。
このYUV信号はメモリコントローラに読み出されて、表示出力制御部(TV信号表示ブロック16−9)を介してTVやLCDモニタ28へ送られて表示が行われる。この処理が1/30秒間隔で行われ、1/30秒ごとに更新されるファインダモードの表示となる。
このYUV信号はメモリコントローラに読み出されて、表示出力制御部(TV信号表示ブロック16−9)を介してTVやLCDモニタ28へ送られて表示が行われる。この処理が1/30秒間隔で行われ、1/30秒ごとに更新されるファインダモードの表示となる。
また、デジタルスチルカメラプロセッサ16内のCCD I/Fブロック内に取り込まれたデジタルRGB信号より、画面の合焦度合いを示すAF評価値、露光状態を示すAE評価値が算出される。AF評価値データは、特徴データとしてCPU16−3に読み出されて、AFの処理に利用される。
AF評価値は、例えば、高周波成分抽出フィルタの出力積分値や、近接画素の輝度差の積分値によって作成される。合焦状態にあるときは、被写体のエッジ部分がはっきりとしているため、高周波成分が一番高くなる。これを利用して、AFによる合焦検知動作時は、それぞれのフォーカスレンズ位置におけるAF評価値を取得して、その極大になる点を合焦位置としてAFを実行する。
また、AE評価値は、デジタルRGB信号を幾つかのエリアに分割しそのエリア内の輝度データを用いる。各エリア内の画素に対して所定の閾値を超えるものを対象画素とし、その輝度値を加算、対象画素数で乗算することによって求められる。各エリアの輝度分布により、適正露光量を算出し、次のフレームの取り込みに対し補正を行う。
AF評価値は、例えば、高周波成分抽出フィルタの出力積分値や、近接画素の輝度差の積分値によって作成される。合焦状態にあるときは、被写体のエッジ部分がはっきりとしているため、高周波成分が一番高くなる。これを利用して、AFによる合焦検知動作時は、それぞれのフォーカスレンズ位置におけるAF評価値を取得して、その極大になる点を合焦位置としてAFを実行する。
また、AE評価値は、デジタルRGB信号を幾つかのエリアに分割しそのエリア内の輝度データを用いる。各エリア内の画素に対して所定の閾値を超えるものを対象画素とし、その輝度値を加算、対象画素数で乗算することによって求められる。各エリアの輝度分布により、適正露光量を算出し、次のフレームの取り込みに対し補正を行う。
図1のレリーズシャッタボタンSW1が操作されると、合焦位置検知であるAF動作と静止画記録処理が行われる。レリーズシャッタボタンSW1が押されると、図4のカメラ操作部(操作キーユニットSW1〜13)から静止画撮影開始信号が回路内に取り込まれ、この回路がフレームレートに同期してモータドライバ7−5を介してレンズを駆動することにより山登りAFを実行する。
合焦範囲が無限から至近までの全領域であった場合、フォーカスレンズ7−2aは至近から無限、または無限から至近までの間の各フォーカス位置を移動し、デジタル信号処理IC(CCD1信号処理ブロック16−1)で作成された各フレーム(=各フォーカス位置)におけるAF評価値を回路が読み出す。各フォーカス位置のAF評価値が極大になる点を合焦位置として、フォーカスレンズ7−2aを合焦位置に移動する。
合焦範囲が無限から至近までの全領域であった場合、フォーカスレンズ7−2aは至近から無限、または無限から至近までの間の各フォーカス位置を移動し、デジタル信号処理IC(CCD1信号処理ブロック16−1)で作成された各フレーム(=各フォーカス位置)におけるAF評価値を回路が読み出す。各フォーカス位置のAF評価値が極大になる点を合焦位置として、フォーカスレンズ7−2aを合焦位置に移動する。
AF完了後にCCD8から取り出されたアナログRGB信号はデジタルRGB信号に変換され、デジタル信号処理IC(CCD1信号処理ブロック16−1)を介してフレームメモリ(SDRAM15)に格納される。デジタルRGB信号は再度デジタル信号処理回路(CCD2信号処理ブロック16−2)に読み込まれ、YUVデータに変換されて、フレームメモリに書き戻される。
スチル画像撮像時はYUV変換された画像データはデジタルスチルカメラプロセッサ16内の画像圧縮伸張回路(JPEG CODEC(ジェイペグ・コーデック)ブロック16−7)に送られる。画像圧縮伸張回路に送られたYUVデータは圧縮され、フレームメモリ(SDRAM15)に書き戻される。フレームメモリの圧縮データはデジタル信号処理回路を介して読み出され、フレームメモリ(SDRAM15)に格納される。
スチル画像撮像時はYUV変換された画像データはデジタルスチルカメラプロセッサ16内の画像圧縮伸張回路(JPEG CODEC(ジェイペグ・コーデック)ブロック16−7)に送られる。画像圧縮伸張回路に送られたYUVデータは圧縮され、フレームメモリ(SDRAM15)に書き戻される。フレームメモリの圧縮データはデジタル信号処理回路を介して読み出され、フレームメモリ(SDRAM15)に格納される。
以上のような構成を備えるデジタルスチルカメラにおいて、本実施形態では、被写体を撮影したプレビュー画像に含まれるバーコードやマークなどのシンボルを自動的に探索・認識し、マークに埋め込まれている、画像全体を撮影禁止にするか部分的に撮影を制限するかを示す撮影制限ランクの情報や、部分的に制限する場合にどの領域を制限の対象とするかを示す情報を読み出して、画像全体を撮影禁止にしたり、制限の対象となる領域をスクリーンしたりする処理を行う。
図5は、本発明のデジタルスチルカメラに特徴的なソフトウェア構成例を示すブロック図である。
図5に示す各プログラムは、図4に示すROM18に、制御プログラムとは別に、あるいはその一部として格納され、プロセッサ16によって例えばRAM17に読み出されて実行されるものである。
図5に示すように、本発明のデジタルスチルカメラでは、撮影禁止・制限処理の対象となる被写体の画像を取得する処理対象画像取得部41、取得した画像から撮影制限情報を含むバーコードやマークなどのシンボルを探索(検出)し、認識のために切り出し、補正をするシンボル探索・切出・補正部(シンボル検出部)42、切り出されたシンボルを認識するシンボル認識部43、認識されたシンボルに対応する撮影制限情報を後述するテーブルから読み出して制限対象箇所を判断する制限対象判断部44、プレビュー画像における、制限対象と判断された領域を探索(検出)する制限対象探索部45、探索された撮影制限の対象となる領域をスクリーンする撮影制限対象スクリーン部(隠匿部)46と、隠匿処理をした画像を、内蔵メモリ29やメモリカードなどの画像記憶手段に記録する画像記録部47と、がプロセッサ16により実行される。
図5に示す各プログラムは、図4に示すROM18に、制御プログラムとは別に、あるいはその一部として格納され、プロセッサ16によって例えばRAM17に読み出されて実行されるものである。
図5に示すように、本発明のデジタルスチルカメラでは、撮影禁止・制限処理の対象となる被写体の画像を取得する処理対象画像取得部41、取得した画像から撮影制限情報を含むバーコードやマークなどのシンボルを探索(検出)し、認識のために切り出し、補正をするシンボル探索・切出・補正部(シンボル検出部)42、切り出されたシンボルを認識するシンボル認識部43、認識されたシンボルに対応する撮影制限情報を後述するテーブルから読み出して制限対象箇所を判断する制限対象判断部44、プレビュー画像における、制限対象と判断された領域を探索(検出)する制限対象探索部45、探索された撮影制限の対象となる領域をスクリーンする撮影制限対象スクリーン部(隠匿部)46と、隠匿処理をした画像を、内蔵メモリ29やメモリカードなどの画像記憶手段に記録する画像記録部47と、がプロセッサ16により実行される。
[第1の実施例]
図6は、シンボルがバーコードである場合のプレビュー画像の例を示す図である。
図6に示すプレビュー画像50は自動車の画像であり、ナンバープレート51にバーコード60が付加されているものを処理対象画像取得部41により取得したものである。
なお、バーコード自体は、一般的に普及しているバーコードを使用出来る。
図6は、シンボルがバーコードである場合のプレビュー画像の例を示す図である。
図6に示すプレビュー画像50は自動車の画像であり、ナンバープレート51にバーコード60が付加されているものを処理対象画像取得部41により取得したものである。
なお、バーコード自体は、一般的に普及しているバーコードを使用出来る。
図7は、図6に示すバーコード60に撮影制限情報が含まれる場合のコード情報を示す図である。
バーコード60に撮影制限情報が含まれる場合、バーコード60は、ヘッダー61及び撮影制限情報62からなり、また、撮影制限情報62は画像の撮影を制限する範囲(部分的に撮影を制限するか、全体の撮影を禁止するか)を示す制限ランクコード63及び部分的に制限の場合にどの領域を撮影制限対象とするかを示す制限対象コード64を含んでいる。
制限ランクコード63と制限の具体的な内容とを対応づけた制限ランクテーブルは、下記の[表1]に示す通りであり、制限ランクコードが00の場合は、プレビュー画像の全体を撮影禁止とし、制限ランクコードが01の場合は、特定の領域のみの撮影を制限するとする。
[表1]
このような制限ランクテーブルは、予めROM18(図4)等に格納しておくものとする。
バーコード60に撮影制限情報が含まれる場合、バーコード60は、ヘッダー61及び撮影制限情報62からなり、また、撮影制限情報62は画像の撮影を制限する範囲(部分的に撮影を制限するか、全体の撮影を禁止するか)を示す制限ランクコード63及び部分的に制限の場合にどの領域を撮影制限対象とするかを示す制限対象コード64を含んでいる。
制限ランクコード63と制限の具体的な内容とを対応づけた制限ランクテーブルは、下記の[表1]に示す通りであり、制限ランクコードが00の場合は、プレビュー画像の全体を撮影禁止とし、制限ランクコードが01の場合は、特定の領域のみの撮影を制限するとする。
[表1]
このような制限ランクテーブルは、予めROM18(図4)等に格納しておくものとする。
また、制限ランクコードが01の場合に、どの領域を撮影制限の対象にするかを示す制限対象コード64と具体的な制限対象とを対応づけた制限対象テーブルは、下記の[表2]に示す通りである。
[表2]
この制限対象テーブルも、予めROM18(図4)値等に格納しておく。
[表2]
この制限対象テーブルも、予めROM18(図4)値等に格納しておく。
図8は、プレビュー画像内にバーコードが含まれ、さらにそのバーコードに含まれる制限ランクコードが部分制限を意味する場合に記録(撮影)される画像を示す図である。
図5、図8に基づいて、本実施形態の撮影制限処理を説明する。
処理対象画像取得部41で取得されたプレビュー画像50内において、自動車のナンバープレート51に表示されたバーコード60をシンボル検出部42により検出し、検出されたハーコードをシンボル認識部43により認識し、含まれる情報を抽出する。
制限対象判断部は44、制限ランクコードが01(部分制限)で、制限対象コードが000(車ナンバープレート)の場合、撮影制限をすべきはナンバープレート51であると判断し、制限対象探索部45は、制限対象となるナンバープレートの位置を探索する。
撮影制限対象の探索方法については、既存な技術、例えば、特開2009−15515公報に記載のナンバープレート抽出方法や、制限対象が人の顔である場合は、特開2000−339476公報に記載などのパターン認識技術を適用することが出来る。
次に、得られた制限対象(ナンバープレート51)の位置を撮影制限領域として決定する。
次いで、撮影制限対象スクリーン部46は、記録する画像70におけるナンバープレート51の領域をスクリーンする。
スクリーンとは、具体的には、探索した撮影制限領域の全体を単色(黒や白など所定の色)で塗りつぶす。あるいは、事前にメモリに保存した画像で置き換えるようにしてもよい。
図5、図8に基づいて、本実施形態の撮影制限処理を説明する。
処理対象画像取得部41で取得されたプレビュー画像50内において、自動車のナンバープレート51に表示されたバーコード60をシンボル検出部42により検出し、検出されたハーコードをシンボル認識部43により認識し、含まれる情報を抽出する。
制限対象判断部は44、制限ランクコードが01(部分制限)で、制限対象コードが000(車ナンバープレート)の場合、撮影制限をすべきはナンバープレート51であると判断し、制限対象探索部45は、制限対象となるナンバープレートの位置を探索する。
撮影制限対象の探索方法については、既存な技術、例えば、特開2009−15515公報に記載のナンバープレート抽出方法や、制限対象が人の顔である場合は、特開2000−339476公報に記載などのパターン認識技術を適用することが出来る。
次に、得られた制限対象(ナンバープレート51)の位置を撮影制限領域として決定する。
次いで、撮影制限対象スクリーン部46は、記録する画像70におけるナンバープレート51の領域をスクリーンする。
スクリーンとは、具体的には、探索した撮影制限領域の全体を単色(黒や白など所定の色)で塗りつぶす。あるいは、事前にメモリに保存した画像で置き換えるようにしてもよい。
以上のように構成することで、被写体にはバーコードを付すのみで、撮像装置におけるプレビュー画像中の、撮影を制限すべき領域(ナンバープレート)のみを記録を制限し、その他の領域については通常通り撮影できるので、利用者の利便性を損なうことなく、確実にプラバシーの保護やセキュリティの確保を容易に実現することが出来る。
図9は、第1の実施例における撮影制御処理を詳しく説明するフローチャートである。
まず、撮影者により、図1に示したレリーズシャッタボタンSW1が押下される。(ステップS101)。具体的には、撮影者は、表示部としてのLCDモニタ28(図1)に表示されている画像を見ながら操作部のシャッタボタンSW1を押下する。
シャッタボタンSW1が押下されると、処理対象画像取得部41により、撮影対象のプレビュー画像を取込画像記録部としてのSDRAM15に記録する(ステップS102)。
次に、取込画像記録部に取り込まれたプレビュー画像に対し、シンボル探索・切出・補正部42により、バーコードの探索を行い、含まれる場合は(ステップS103でYes)、認識のためにバーコードの部分を切り出し、回転や歪みなどを補正する(ステップS104)。
なお、プレビュー画像にバーコードが含まれない場合は(ステップS103でNo)、そのまま内蔵メモリ29又はメモリカードスロット30に挿入されたメモリカードに画像データを記録する(ステップS111)。
次いで、切り出し、補正をされたバーコードに対して、シンボル認識部43により認識を行う(ステップS105)。
まず、撮影者により、図1に示したレリーズシャッタボタンSW1が押下される。(ステップS101)。具体的には、撮影者は、表示部としてのLCDモニタ28(図1)に表示されている画像を見ながら操作部のシャッタボタンSW1を押下する。
シャッタボタンSW1が押下されると、処理対象画像取得部41により、撮影対象のプレビュー画像を取込画像記録部としてのSDRAM15に記録する(ステップS102)。
次に、取込画像記録部に取り込まれたプレビュー画像に対し、シンボル探索・切出・補正部42により、バーコードの探索を行い、含まれる場合は(ステップS103でYes)、認識のためにバーコードの部分を切り出し、回転や歪みなどを補正する(ステップS104)。
なお、プレビュー画像にバーコードが含まれない場合は(ステップS103でNo)、そのまま内蔵メモリ29又はメモリカードスロット30に挿入されたメモリカードに画像データを記録する(ステップS111)。
次いで、切り出し、補正をされたバーコードに対して、シンボル認識部43により認識を行う(ステップS105)。
認識の結果、バーコードから抽出された情報が撮影制限情報であり(ステップS106)、かつ、その撮影制限情報中の撮影制限ランクが部分撮影制限である場合(ステップS107でYes)、制限対象探索部45が、制限対象判断部44により判断される撮影制限情報中の撮影制限対象を画像中に探索し(ステップS109)、撮影制限対象スクリーン部46により、プレビュー画像中の撮影制限対象をスクリーンする処理を行う(ステップS110)。
その後、画像記憶部47は、スクリーン処理を施された画像データを、画像記憶手段としての内蔵メモリ29又はメモリカードスロット30に挿入されたメモリカードに記録する(ステップS111)。
バーコードから抽出した情報が撮影制限情報であるが(ステップS106でYes)、撮影制限情報中の撮影制限ランクが部分撮影制限ではない(全体撮影禁止)場合(ステップS107でNo)、画像を記録禁止として画像記録をできない状態にし、SDRAM15から消去する(ステップS108)。
なお、ステップS106において、バーコードを認識して抽出した情報が撮影制限情報でない場合は(ステップS106でNo)、そのまま内蔵メモリ29又はメモリカードスロット30に挿入されたメモリカードに画像データを記録する(ステップS111)。
なお、上記したように、被写体に設けるシンボルはバーコードに限らず、マークのようなものでもよい。
その後、画像記憶部47は、スクリーン処理を施された画像データを、画像記憶手段としての内蔵メモリ29又はメモリカードスロット30に挿入されたメモリカードに記録する(ステップS111)。
バーコードから抽出した情報が撮影制限情報であるが(ステップS106でYes)、撮影制限情報中の撮影制限ランクが部分撮影制限ではない(全体撮影禁止)場合(ステップS107でNo)、画像を記録禁止として画像記録をできない状態にし、SDRAM15から消去する(ステップS108)。
なお、ステップS106において、バーコードを認識して抽出した情報が撮影制限情報でない場合は(ステップS106でNo)、そのまま内蔵メモリ29又はメモリカードスロット30に挿入されたメモリカードに画像データを記録する(ステップS111)。
なお、上記したように、被写体に設けるシンボルはバーコードに限らず、マークのようなものでもよい。
以下に、シンボルが撮影制限マークの場合の実施例を説明する。
図10は、シンボルがマークである場合のプレビュー画像の例を示す図である。
図10に示すプレビュー画像50は自動車の画像であり、ナンバープレート51に撮影制限マーク80が付加されているものを処理対象画像取得部41により取得したものである。
なお、撮影制限マークと、それが意味する制限ランク(全体の撮影を禁止するか、部分的に撮影を制限するか)、及び制限内容の対応を対応づけた、以下の[表3]に示す制限マークテーブルを予めROM18に格納しておく。
[表3]
すなわち、例えば文書には制限マーク[禁]を付すようにし、そのマークが付された文書については全体の撮影を禁止する。
また、自動車のナンバープレートには[限]のマークを付すようにし、そのマークが付されていた場合、制限対象判断部44は、ナンバープレートを部分的な撮影制限の対象にする。
図10は、シンボルがマークである場合のプレビュー画像の例を示す図である。
図10に示すプレビュー画像50は自動車の画像であり、ナンバープレート51に撮影制限マーク80が付加されているものを処理対象画像取得部41により取得したものである。
なお、撮影制限マークと、それが意味する制限ランク(全体の撮影を禁止するか、部分的に撮影を制限するか)、及び制限内容の対応を対応づけた、以下の[表3]に示す制限マークテーブルを予めROM18に格納しておく。
[表3]
すなわち、例えば文書には制限マーク[禁]を付すようにし、そのマークが付された文書については全体の撮影を禁止する。
また、自動車のナンバープレートには[限]のマークを付すようにし、そのマークが付されていた場合、制限対象判断部44は、ナンバープレートを部分的な撮影制限の対象にする。
図11は、プレビュー画像内に撮影制限マーク80が含まれ、さらに、その撮影制限マークが意味する制限ランクが部分撮影禁止を意味し、制限内容がナンバープレートの場合記録される画像を示す図である。
処理対象画像取得部41で取得されたプレビュー画像50内において、自動車のナンバープレート51に表示されたマーク80をシンボル検出部42により検出し、検出されたシンボルをシンボル認識部43により認識する。
認識されたマークは、[限]であり、これは[表3]の制限マークテーブルにおいて制限ランクが部分撮影禁止であり、制限対象となる領域はナンバープレートであると設定されているため、制限対象探索部45は、制限対象判断部44により制限対象と判断されたナンバープレートの位置を探索する。
ナンバープレート51の位置が探索されると、撮影制限対象スクリーン部46は、記録する画像70におけるナンバープレート51の領域をスクリーンする。
スクリーンとは、具体的には、探索した撮影制限領域の全体を単色(黒や白など所定の色)で塗りつぶす。あるいは、事前にメモリに保存した画像で置き換えるようにしてもよい。
処理対象画像取得部41で取得されたプレビュー画像50内において、自動車のナンバープレート51に表示されたマーク80をシンボル検出部42により検出し、検出されたシンボルをシンボル認識部43により認識する。
認識されたマークは、[限]であり、これは[表3]の制限マークテーブルにおいて制限ランクが部分撮影禁止であり、制限対象となる領域はナンバープレートであると設定されているため、制限対象探索部45は、制限対象判断部44により制限対象と判断されたナンバープレートの位置を探索する。
ナンバープレート51の位置が探索されると、撮影制限対象スクリーン部46は、記録する画像70におけるナンバープレート51の領域をスクリーンする。
スクリーンとは、具体的には、探索した撮影制限領域の全体を単色(黒や白など所定の色)で塗りつぶす。あるいは、事前にメモリに保存した画像で置き換えるようにしてもよい。
以上のように構成することで、被写体には、撮影制限マークを付すのみで、撮像装置におけるプレビュー画像中の、撮影を制限すべき領域(ナンバープレート)のみを記録を制限し、その他の領域については通常通り撮影できるので、利用者の利便性を損なうことなく、確実にプラバシーの保護やセキュリティの確保を容易に実現することが出来る。
図12は、第2の実施例における撮影制御処理を詳しく説明するフローチャートである。
まず、撮影者により、図1に示したレリーズシャッタボタンSW1が押下される。(ステップS201)。具体的には、撮影者は、表示部としてのLCDモニタ28(図1)に表示されている画像を見ながら操作部のシャッタボタンSW1を押下する。
シャッタボタンSW1が押下されると、処理対象画像取得部41により、撮影対象のプレビュー画像をSDRAM(画像記録手段)15に記録する(ステップS202)。
次に、取込画像記録部に取り込まれたプレビュー画像に対し、シンボル探索・切出・補正部42により、マークの探索を行い、含まれる場合は(ステップS203でYes)、認識のためにマークの領域を切り出し、回転や歪みなどを補正する(ステップS204)。
なお、プレビュー画像にマークが含まれない場合は(ステップS203でNo)、そのまま内蔵メモリ29又はメモリカードスロット30に挿入されたメモリカードに画像データを記録する(ステップS210)。
まず、撮影者により、図1に示したレリーズシャッタボタンSW1が押下される。(ステップS201)。具体的には、撮影者は、表示部としてのLCDモニタ28(図1)に表示されている画像を見ながら操作部のシャッタボタンSW1を押下する。
シャッタボタンSW1が押下されると、処理対象画像取得部41により、撮影対象のプレビュー画像をSDRAM(画像記録手段)15に記録する(ステップS202)。
次に、取込画像記録部に取り込まれたプレビュー画像に対し、シンボル探索・切出・補正部42により、マークの探索を行い、含まれる場合は(ステップS203でYes)、認識のためにマークの領域を切り出し、回転や歪みなどを補正する(ステップS204)。
なお、プレビュー画像にマークが含まれない場合は(ステップS203でNo)、そのまま内蔵メモリ29又はメモリカードスロット30に挿入されたメモリカードに画像データを記録する(ステップS210)。
次いで、切り出し、補正をされたマークに対して、シンボル認識部43により認識を行い、[表3]のマーク対応テーブルからマークに対応する制限ランクと制限内容を読み込む。(ステップS205)。
マークが対応する撮影制限ランクが部分撮影制限である場合(ステップS206でYes)、制限対象探索部45により、撮影制限情報中の撮影制限対象を画像中に探索し(ステップS208)、撮影制限対象スクリーン部46により、プレビュー画像中の撮影制限対象をスクリーンする処理を行う(ステップS209)。
その後、スクリーン処理を施した画像データを内蔵メモリ29又はメモリカードスロット30に挿入されたメモリカードに記録する(ステップS210)。
撮影制限情報中の撮影制限ランクが部分撮影制限ではない(全体撮影禁止)場合(ステップS206でNo)、画像を記録禁止として画像記録をできない状態にし、SDRAM15から消去する(ステップS207)。
マークが対応する撮影制限ランクが部分撮影制限である場合(ステップS206でYes)、制限対象探索部45により、撮影制限情報中の撮影制限対象を画像中に探索し(ステップS208)、撮影制限対象スクリーン部46により、プレビュー画像中の撮影制限対象をスクリーンする処理を行う(ステップS209)。
その後、スクリーン処理を施した画像データを内蔵メモリ29又はメモリカードスロット30に挿入されたメモリカードに記録する(ステップS210)。
撮影制限情報中の撮影制限ランクが部分撮影制限ではない(全体撮影禁止)場合(ステップS206でNo)、画像を記録禁止として画像記録をできない状態にし、SDRAM15から消去する(ステップS207)。
実施例1及び実施例2において、特に撮影制限対象が文書の場合は、バーコード、マークの領域だけを隠すなら、盗撮防止ができなくなってしまう。シンボルの領域だけを隠せないように、バーコード、マークの代わりに、文書の内容と切り離せない電子透かし技術(背景パターン、間隔変更、文字エージ変更等)も利用できる。
3 デジタルスチルカメラ、4 光学ファインダ、10 ストロボ発光部、12 LED、13 ストロボLED、14 F/E IC、16 デジタルスチルカメラプロセッサ、17 RAM、18 ROM、19 サブCPU、20 LCDドライバ、21 ブザー、23 音声記録ユニット、24 音声再生ユニット、25 LCDドライバ、26 ビデオAMP、27 ビデオジャック、28 LCDモニタ、29 内蔵メモリ、30 メモリカードスロット、31 USBコネクタ、41 処理対象画像取得部、42 シンボル探索・切出・補正部、43 シンボル認識部、44 制限対象判断部、45 制限対象探索部、46 撮影制限対象スクリーン部、47 画像記憶部、50 プレビュー画像、51 ナンバープレート、60 バーコード、61 ヘッダー、62 撮影制限情報、63 制限ランクコード、64 制限対象コード、70 プレビュー画像、80 撮影制限マーク
Claims (14)
- 被写体の画像を取得する画像取得部と、
該画像取得部により取得した画像から所定のシンボルを検出するシンボル検出部と、
検出されたシンボルに含まれる情報を認識するシンボル認識部と、
前記情報に基づいて、前記画像全体の記録を禁止するか、または前記画像中のどの領域の記録を制限するかを判断する制限対象判断部と、
該制限対象判断部によって、記録を制限すると判断された領域を前記画像の中から探索する制限対象探索部と、
探索された領域を隠匿処理する隠匿部と、
隠匿処理をされた画像を記録手段に記録する画像記録部と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記隠匿部は、記録を制限すると判断された領域を所定の色で塗りつぶすか、または所定の画像で置き換えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記制限対象判断部により、前記画像全体の記録を禁止すると判断された場合、前記画像記録部は、前記画像を記録しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
- 前記シンボルは、前記画像全体の記録を禁止するか、または前記画像中のどの領域の記録を制限するかに係る制限情報を含むバーコードであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置。
- 前記シンボルは、前記画像全体の記録を禁止するか、または前記画像中のどの領域の記録を制限するかに係る制限情報に関連づけられたマークであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置。
- 前記シンボルは、電子透かしであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の撮像装置。
- 前記シンボル検出部により前記シンボルが検出されない場合は、前記画像記録部は、前記画像をそのまま前記記録手段に記録することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の撮像装置。
- 前記バーコードに含まれる情報に前記制限情報が含まれない場合は、前記画像記録部は、前記画像をそのまま前記記録手段に記録することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 画像取得部と、シンボル検出部と、シンボル認識部と、制限対象判断部と、制限対象探索部と、隠匿部と、画像記録部と、を備える撮像装置における撮像制限方法において、
前記画像取得部が、被写体の画像を取得するステップと、
前記シンボル検出部が、前記画像取得部により取得した画像から所定のシンボルを検出するステップと、
前記シンボル認識部が、検出されたシンボルに含まれる情報を認識するステップと、
前記制限対象判断部が、前記情報に基づいて、前記画像全体の記録を禁止するか、または前記画像中のどの領域の記録を制限するかを判断するステップと、
前記制限対象探索部が、該制限対象判断部によって、記録を制限すると判断された領域を前記画像の中から探索するステップと、
前記隠匿部が、探索された領域を隠匿処理するステップと、
前記画像記録部が、隠匿処理をされた画像を記録手段に記録するステップと、
を備えることを特徴とする撮像制限方法。 - 隠匿部は、記録を制限すると判断された領域を所定の色で塗りつぶすか、または所定の画像で置き換えることを特徴とする請求項9に記載の撮像制限法方法。
- 前記制限対象判断部により、前記画像全体の記録を禁止すると判断された場合、前記画像記録部は、前記画像を記録しないことを特徴とする請求項9又は10に記載の撮像制限方法。
- 前記シンボル検出部により前記シンボルが検出されない場合は、前記画像記録部は、前記画像をそのまま前記記録手段に記録することを特徴とする請求項9乃至11の何れか一項に記載の撮像制限方法。
- 請求項9乃至12の何れか一項に記載の撮像制限方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項13に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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