JP2016143152A - 撮影装置、情報処理装置、端末装置、捜索支援システム、撮影制御方法、撮影制御プログラム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像画像によるプライバシーの侵害を抑制する撮映装置を提供する。【解決手段】撮影装置101は、撮像対象に人の顔部分が含まれるか否かを判定する第1判定部207と、判定部により人の顔部分が含まれると判定されると、撮影指示の受け付けを拒否する第1受付部209とを有する。判定部により人の顔部分が含まれないと判定されると、受付部は、撮影指示を受け付け、判定部は、撮影指示により撮影された撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定する。撮影装置は、撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、撮像画像のうち人の顔部分を秘匿化する加工を行う加工部を有する。また、撮影装置は、加工された撮像画像を送信する送信部213を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、撮像画像を撮影、送信又は管理する技術に関する。
例えば外出した者が帰宅しない場合、その家族や日頃世話をしている関係者などの当事者は、大変に心配する。特に、行方不明者が自力で戻ることが困難な場合(例えば子供や認知レベルが低い人の場合)には、公開による捜索が行われることもある。
このように、一般市民からの情報提供を活用することは、安心な街作りをすすめる上で重要な要素となる。特に写真画像は、情報の共有に役立つ。
例えば、ある特許文献には、捜索対象者の顔画像を含む探索依頼データをカメラ付き無線端末に送り、発見者から連絡を受ける探索システムが開示されている。
但し、共有される情報の取り扱いについては、プライバシー保護の観点から注意が求められる。
特開2004−62616号公報 特開2013−191059号公報 特開2013−186546号公報
本発明の目的は、撮像画像によるプライバシーの侵害を抑制することである。
一つの態様では、撮影装置は、撮像対象に人の顔部分が含まれるか否かを判定する判定部と、判定部により人の顔部分が含まれると判定されると、撮影指示の受け付けを拒否する受付部とを有する。
一つの態様では、情報処理装置は、撮影装置から撮像画像を受信する受信部と、撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定する判定部と、撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、撮像画像を格納部に格納する格納処理部とを有する。
一つの態様では、情報処理装置は、撮影装置から撮像画像を受信する受信部と、撮像画像のうち、人の顔部分を秘匿化する加工を行う加工部と、加工された撮像画像を格納部に格納する格納処理部とを有する。
一つの態様では、端末装置は、捜索対象者の特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定する判定部と、撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、撮像画像を除く特徴データを、捜索支援装置に送信し、撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、撮像画像を含む特徴データを、捜索支援装置に送信する送信部とを有する。
一つの態様では、捜索支援システムは、撮影装置と、捜索支援装置と、ユーザ端末とを含む。上記撮影装置は、(A)撮像対象に人の顔部分が含まれるか否かを判定する第1判定部と、(B)上記第1判定部により撮像対象に人の顔部分が含まれないと判定されると、撮像対象を撮影する撮影部と、(C)上記撮影部で撮影された撮像画像を上記捜索支援装置に送信する第1送信部とを有する。上記捜索支援装置は、(D)上記撮影装置から受信した撮像画像を、格納部に格納する格納処理部を有する。上記ユーザ端末は、(E)捜索対象者の特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定する第2判定部と、(F)特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、撮像画像を除く特徴データを、上記捜索支援装置に送信し、特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、撮像画像を含む特徴データを、上記捜索支援装置に送信する第2送信部とを有する。そして、上記捜索支援装置は、更に、(G)受信した特徴データに基づいて、上記格納部に格納されている撮像画像を検索する検索部と、(H)検索された撮像画像を、ユーザ端末に送信する第3送信部とを有する。
一側面として、撮像画像によるプライバシーの侵害を抑制できるという効果を有する。
図1は、捜索支援システムのネットワーク構成例を示す図である。 図2は、撮影装置のモジュール構成例を示す図である。 図3は、撮影装置のメイン処理フローの例を示す図である。 図4は、捜索支援サーバのモジュール構成例を示す図である。 図5は、捜索支援サーバの登録処理フローの例を示す図である。 図6は、ユーザ端末のモジュール構成例を示す図である。 図7は、ユーザ端末のメイン処理フローの例を示す図である。 図8は、ユーザ端末のメイン処理フローの例を示す図である。 図9は、捜索支援サーバの開示処理フローの例を示す図である。 図10は、実施の形態2に係る撮影装置のモジュール構成例を示す図である。 図11は、実施の形態2に係る撮影装置のメイン処理フローの例を示す図である。 図12は、実施の形態2に係る撮影装置のメイン処理フローの例を示す図である。 図13は、実施の形態3に係る撮影装置のメイン処理フローの例を示す図である。 図14は、実施の形態4に係る捜索支援サーバのモジュール構成例を示す図である。 図15は、実施の形態4に係る捜索支援サーバの登録処理フローの例を示す図である。 図16は、携帯電話端末のハードウエア構成例を示す図である。 図17は、コンピュータの機能ブロック図である。
[実施の形態1]
本実施の形態に係る捜索支援システムは、例えば行方不明者(捜索対象者ということもある。)に対する公開捜索を行う前の段階で、その家族や日頃世話をしている関係者などの当事者が行方不明者を発見しやすくするための情報を提供する。この例では、迷子になった子供や徘徊している老人のように、捜索対象者がおかれた状況を、周りの一般市民が外観的に推察しやすい場合を想定する。
図1に、捜索支援システムのネットワーク構成例を示す。撮影装置101は、情報提供に協力する者(協力者あるいは撮影者ということもある。)が使用する撮影装置である。協力者が、迷子や帰宅が困難な徘徊者と思われる人物を見つけたときに、撮影装置101によってその人物の写真を撮影すると、撮影された写真画像が捜索支援サーバ103へ送信される。このとき、撮影装置101は、写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込まないようにする。
捜索支援サーバ103は、協力者によって提供された写真画像を管理し、行方不明者を捜しているユーザ(捜索者ということもある。)に対して写真画像を開示する。捜索支援サーバ103は、特定のユーザ以外に対しては、写真画像を開示しないようにする。
ユーザ端末105は、行方不明者を捜しているユーザが使用する端末である。ユーザ端末105は、PC(Personal Computer)であってもよいし、携帯電話端末(例えば、スマートフォン)であってもよい。ユーザは、ユーザ端末105を用いて捜索支援サーバ103が開示した写真画像を閲覧し、行方不明者の捜索に役立てる。
捜索支援サーバ103は、インターネットに接続されている。更に、撮影装置101及びユーザ端末105は、インターネットに接続する機能を有している。撮影装置101及びユーザ端末105は、移動体通信網を介して、インターネットに接続するようにしてもよい。
以下、撮影装置101について詳述する。撮影装置101は、撮像に用いるレンズとセンサを有する。撮影装置101は、画像処理に用いる演算装置及びメモリを有する。撮影装置101は、更にディスプレイ、撮影者から指示を受け付けるための入力装置(例えば、ボタンやタッチパッド)、日付及び時間を計測する時計部及び位置を計測する位置計測デバイス(例えば、GPS(Global Positioning System)装置)を有する。
この例では、携帯型の撮影装置101を前提として説明するが、固定型の撮影装置101(例えば、監視カメラ装置)を用いるようにしてもよい。固定型の撮影装置101の場合は、撮影場所が一定なので、位置計測デバイスを設けなくてもよい。例えば、固定型の撮影装置101は、予め固定型の撮影装置101の記憶部に記憶されている設置場所のデータを用いるようにしてもよい。
撮影装置101は、更に、以下に示すモジュールを有する。図2に、撮影装置101のモジュール構成例を示す。図示するように、撮影装置101は、撮影部201、第1フレームバッファ203、第2フレームバッファ205、第1判定部207、第1受付部209、第1表示部211及び第1送信部213を有する。
撮影部201は、撮影部201が捉えている画像を撮影前に撮影者に見せるための画像を生成する。この画像は、一般的に記録されない。以下では、この画像を、スルー画像という。
更に、撮影部201は、シャッター操作による撮影指示を受け付けた場合に、写真画像を生成する。写真画像は、記録される画像であって、一般的にスルー画像よりも高い品質である。以下では、記録用の写真画像を単に写真画像という。更に、記録用の写真画像を生成することを、写真画像を撮影するという。
第1フレームバッファ203は、生成されたスルー画像を格納する。第2フレームバッファ205は、撮影された写真画像を格納する。この例では、第1フレームバッファ203及び第2フレームバッファ205は、揮発性のメモリに設けられる。このようにすれば、少なくとも撮影装置101の電源が切られる時点で、スルー画像及び写真画像は消滅する。
第1判定部207は、スルー画像又は写真画像に対して顔認識処理及び字認識処理を行う。そして、第1判定部207は、スルー画像又は写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいるか否かを判定する。第1判定部207は、字認識処理を省略し、スルー画像又は写真画像に人の顔が写り込んでいるか否かを判定するようにしてもよい。
第1受付部209は、ユーザ操作による指示(例えばシャッター操作による撮影指示)を受け付ける。第1表示部211は、スルー画像、写真画像及び撮影者の操作を誘導するための画面などを表示する。第1送信部213は、写真画像、撮影日時及び撮影場所を捜索支援サーバ103に送信する。
上述した撮影部201、第1判定部207、第1受付部209、第1表示部211及び第1送信部213は、ハードウエア資源(例えば、図16)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
上述した第1フレームバッファ203及び第2フレームバッファ205は、ハードウエア資源(例えば、図16)を用いて実現される。
図3に、撮影装置101のメイン処理フローの例を示す。撮影部201は、スルー画像の生成処理を開始する(S301)。スルー画像は、所定間隔(例えば0.1秒)で繰り返し生成される。生成されたスルー画像は、第1フレームバッファ203に格納される。第1フレームバッファ203では、新しいスルー画像が上書きされる。つまり、第1フレームバッファ203に格納されるスルー画像は、所定間隔で更新される。そして、第1フレームバッファ203に格納されたスルー画像は、第1表示部211によって随時表示される。このようにして表示される画面を、プレビュー画面という。撮影者は、プレビュー画面を見ながら、シャッター操作を行うタイミングを計る。
スルー画像の生成処理を開始すると、第1判定部207は、スルー画像に対する顔認識処理を実行する(S303)。つまり、第1判定部207は、スルー画像の中から人の顔に該当する部分を検出する。尚、顔認識処理は従来技術によるので、この処理についての詳細な説明は省略する。
さらに、第1判定部207は、スルー画像に対する字認識処理を実行する(S305)。つまり、第1判定部207は、スルー画像の中から文字に該当する部分及び数字に該当する部分を検出する。尚、字認識処理は従来技術によるので、この処理についての詳細な説明は省略する。
第1受付部209は、シャッター操作を受け付けたか否かを判定する(S307)。シャッター操作は、タッチパッドへのタッチであってもよいし、ボタンの押下であってもよい。
シャッター操作を受け付けていないと判定した場合には、S303に戻って、上述した処理を繰り返す。
シャッター操作を受け付けたと判定した場合には、第1判定部207は、S303における顔認識処理の結果と、S305における字認識処理の結果とに基づいて、スルー画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいるか否かを判定する(S309)。
スルー画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいると判定した場合には、第1受付部209は、シャッター操作による撮影指示の受け付けを拒否する。そして、第1表示部211は、撮影拒否の旨(例えば、警告文「撮影できません。」)を表示装置に表示する(S311)。また、電子的なシャッター音も出力されない。そして、S303に戻って、上述した処理を繰り返す。
スルー画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいないと判定した場合には、第1受付部209は、シャッター操作による撮影指示を受け付ける。撮影部201は、写真画像を撮影する(S313)。撮影された写真画像は、第2フレームバッファ205に格納される。
尚、S305における字認識処理を省略するようにしてもよい。S305における字認識処理を省略する場合には、S309において、第1判定部207は、人の顔が写り込んでいるか否かを判定する。
第1送信部213は、写真画像、撮影日時及び撮影場所を捜索支援サーバ103に送信する(S315)。このとき、第1送信部213は、時計部から現在日時を取得し、現在日時を撮影日時として送信する。更に、第1送信部213は、位置計測デバイスから現在位置を取得し、現在位置を撮影場所として送信する。固定型の撮影装置101の場合には、第1送信部213は、所定の設置場所を撮影場所として送信する。
第1表示部211は、撮影処理を終了させるか否かを撮影者に問う表示を行い、第1受付部209は、終了指示を受け付けたか否かを判定する(S317)。例えば、撮影の終了指示あるいは撮影の継続指示を、ユーザに選択させるようにする。
終了指示を受け付けなかったと判定した場合、つまり継続指示を受け付けた場合には、S303に戻って、上述した処理を繰り返す。
終了指示を受け付けたと判定した場合には、メイン処理を終了する。以上で、撮影装置101についての説明を終える。
次に、捜索支援サーバ103について説明する。捜索支援サーバ103は、撮影装置101から受信した写真画像を登録する処理と、ユーザ端末105に対して写真画像を開示する処理とを行う。以下、捜索支援サーバ103のモジュール構成例と、撮影装置101から受信した写真画像を登録する処理とを説明した後に、ユーザ端末105についての説明を挟んで、ユーザ端末105に対して写真画像を開示する処理について説明する。
図4に、捜索支援サーバ103のモジュール構成例を示す。捜索支援サーバ103は、第1受信部401、第2判定部403、格納処理部405、画像格納部407、認証部409、検索部411及び第2送信部413を有する。
第1受信部401は、撮影装置101から写真画像、撮影日時及び撮影場所を受信する。第1受信部401は、ユーザ端末105から撮影日時及び撮影場所の条件、更に各種の指示も受信する。第2判定部403は、受信した写真画像に対して顔認識処理及び字認識処理を行い、受信した写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいるか否かを判定する。第2判定部403は、字認識処理を省略し、受信した写真画像に人の顔が写り込んでいるか否かを判定するようにしてもよい。尚、第2判定部403における顔認識処理の性能が、上述した第1判定部207における顔認識処理の性能と異なれば、第1判定部207で認識できなかった顔を認識することがある。同じく第2判定部403における字認識処理の性能が、上述した第1判定部207における字認識処理の性能と異なれば、第1判定部207で認識できなかった文字や数字を認識することがある。
格納処理部405は、受信した撮影日時及び撮影場所に対応付けて、受信した写真画像を画像格納部407に格納する。画像格納部407は、撮影日時及び撮影場所に対応付けて写真画像を記憶する。認証部409は、ユーザ認証を行う。検索部411は、写真画像を検索する。第2送信部413は、マークが配された地図及び写真画像をユーザ端末105に送信する。
上述した第1受信部401、第2判定部403、格納処理部405、認証部409、検索部411及び第2送信部413は、ハードウエア資源(例えば、図17)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
上述した画像格納部407は、ハードウエア資源(例えば、図17)を用いて実現される。
次に、捜索支援サーバ103が、撮影装置101から受信した写真画像を登録する処理について説明する。図5に、捜索支援サーバ103の登録処理フローの例を示す。第1受信部401は、待機して、撮影装置101から写真画像、撮影日時及び撮影場所を受信する(S501)。
第2判定部403は、受信した写真画像に対して顔認識処理を実行する(S503)。つまり、第2判定部403は、受信した写真画像から人の顔に該当する部分を検出する。
更に、第2判定部403は、受信した写真画像に対して字認識処理を実行する(S505)。つまり、第2判定部403は、受信した写真画像の中から文字に該当する部分及び数字に該当する部分を検出する。
第2判定部403は、S503における顔認識処理の結果と、S505における字認識処理の結果とに基づいて、受信した写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいるか否かを判定する(S507)。
受信した写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいると判定した場合には、受信した写真画像は破棄される。この時点で、写真画像を消去してもよい。あるいは、揮発性のメモリに写真画像を残しておいてもよい。そして、S501に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、受信した写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいないと判定した場合には、格納処理部405は、撮影日時及び撮影場所に対応付けて写真画像を画像格納部407に格納する(S509)。このとき、格納処理部405は、S501において受信した写真画像の送信元である撮影装置101を特定するIDを、写真画像に対応付けて記憶するようにしてもよい。そして、S501に戻って、上述した処理を繰り返す。
尚、S505における字認識処理を省略するようにしてもよい。S505における字認識処理を省略する場合には、S507において、第2判定部403は、人の顔が写り込んでいるか否かを判定する。以上で、登録処理についての説明を終える。
ここで、ユーザ端末105の説明に移る。ユーザ端末105は、ユーザが捜索支援サーバ103に登録されている写真画像を閲覧する場合に用いられる。
図6に、ユーザ端末105のモジュール構成例を示す。ユーザ端末105は、第3送信部601、第2受付部603、第3判定部605、第2受信部607、第2表示部609及び特徴記憶部611を有する。
第3送信部601は、認証データ、特徴データ(捜索対象者の写真画像を含む場合もある。)、撮影日時及び撮影場所の条件、更に各種の指示を捜索支援サーバ103に送信する。第2受付部603は、ユーザの操作によって、認証データ、特徴データ、撮影日時及び撮影場所の条件及び各種の指示を受け付ける。第2受付部603は、特徴データに含める捜索対象者の写真画像を受け付ける場合もある。
第3判定部605は、特徴データに含まれる捜索対象者の写真画像に対して顔認識処理及び字認識処理を行い、捜索対象者の写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいるか否かを判定する。第3判定部605は、字認識処理を省略し、捜索対象者の写真画像に人の顔が写り込んでいるか否かを判定するようにしてもよい。
第2受信部607は、捜索支援サーバ103から、マークが配された地図及び写真画像を受信する。第2表示部609は、マークを配された地図、写真画像及びユーザの操作を誘導するための画面などを表示する。特徴記憶部611は、特徴データを記憶する。特徴記憶部611は、特徴データに含める捜索対象者の写真画像も記憶する。
上述した第3送信部601、第2受付部603、第3判定部605、第2受信部607及び第2表示部609は、ハードウエア資源(例えば、図17)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
上述した特徴記憶部611は、ハードウエア資源(例えば、図17)を用いて実現される。
図7に、ユーザ端末105のメイン処理フローの例を示す。第3送信部601は、認証データを捜索支援サーバ103に送信する(S701)。認証データは、例えば第2受付部603によって受け付けられる。捜索支援サーバ103におけるユーザ認証が失敗すると、以降の処理は行われない。
捜索支援サーバ103におけるユーザ認証が成功すると、第2受付部603は、ユーザの操作によって特徴データを受け付ける(S703)。特徴データは、例えば服装や身長など捜索対象者の外見に関するデータを含む。また、特徴データは、捜索対象者の写真画像を含むようにしてもよい。この場合、第2受付部603は、捜索対象者の写真画像を受け付けるようにしてもよい。
尚、ユーザの操作を簡単にするために、予め特徴記憶部611に保持されている特徴データを用いるようにしてもよい。
特徴データに写真画像が含まれる場合には、第3判定部605は、特徴データに含まれる写真画像に対して顔認識処理を実行する(S705)。つまり、第3判定部605は、特徴データに含まれる写真画像から人の顔に該当する部分を検出する。
特徴データに写真画像が含まれる場合には、更に、第3判定部605は、特徴データに含まれる写真画像に対して字認識処理を実行する(S707)。つまり、第3判定部605は、特徴データに含まれる写真画像の中から文字に該当する部分及び数字に該当する部分を検出する。
第3判定部605は、S705における顔認識処理の結果と、S707における字認識処理の結果とに基づいて、特徴データに含まれる写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいるか否かを判定する(S709)。
特徴データに含まれる写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいないと判定した場合には、第3送信部601は、写真画像を含む特徴データを捜索支援サーバ103に送信する(S711)。
一方、特徴データに含まれる写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいると判定した場合には、第3送信部601は、写真画像を除く特徴データを捜索支援サーバ103に送信する(S713)。
尚、S707における字認識処理を省略するようにしてもよい。S707における字認識処理を省略する場合には、S709において、第3判定部605は、人の顔が写り込んでいるか否かを判定する。
次に、第2受付部603は、ユーザの操作によって、撮影日時及び撮影場所の条件を受け付ける(S715)。第3送信部601は、受け付けた撮影日時及び撮影場所の条件を捜索支援サーバ103に送信する(S717)。
この例で、捜索支援サーバ103は、検索結果を地図の形式で示す。そのため、第2受信部607は、捜索支援サーバ103から送られるマークが配された地図を受信する(S719)。そして、第2表示部609は、マークを配された地図を表示する(S721)。マークは、捜索支援サーバ103で検索した写真画像の撮影場所を指している。そして、ユーザが地図上のマークを選択すると、そのマークが指す位置で撮影された写真画像が表示されるようになっている。
端子Aを介して、図8に示したS801に移る。第2受付部603は、ユーザの操作による指示を受け付ける(S801)。第2受付部603は、S801で受け付けた指示がマークの選択操作であるか否か、つまり写真画像の表示指示であるか否かを判定する(S803)。
S801で受け付けた指示が写真画像の表示指示であると判定した場合には、第3送信部601は、選択されたマークのIDを捜索支援サーバ103に送信する(S805)。
そして、第2受信部607は、捜索支援サーバ103から送られる写真画像を受信し(S807)、第2表示部609は、受信した写真画像を表示する(S809)。
第2受信部607が、写真画像とともに、撮影時間を受信した場合には、第2表示部609は、写真画像とともに、撮影時間を表示するようにしてもよい。第2受信部607が、写真画像とともに、撮影場所に相当する住所を受信した場合には、第2表示部609は、写真画像とともに、撮影場所に相当する住所を表示するようにしてもよい。その後、S801の処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、S803において、S801で受け付けた指示が写真画像の表示指示ではないと判定した場合には、第2受付部603は、S801で受け付けた指示が再検索の指示であるか否かを判定する(S811)。
S801で受け付けた指示が再検索の指示であると判定した場合には、第3送信部601は、再検索の指示を捜索支援サーバ103に送信する(S813)。そして、端子Bを介してS715の処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
S801で受け付けた指示が再検索の指示ではないと判定した場合には、第2受付部603は、S801で受け付けた指示が終了の指示であるか否かを判定する(S815)。
S801で受け付けた指示が終了の指示であると判定した場合には、第3送信部601は、終了の指示を捜索支援サーバ103に送信する(S817)。そして、メイン処理を終える。
一方、S801で受け付けた指示が終了の指示ではないと判定した場合には、S801の処理に戻って、上述した処理を繰り返す。以上で、ユーザ端末105についての説明を終える。
捜索支援サーバ103の説明に戻る。ここから、上述したユーザ端末105のメイン処理に対応する処理、つまりユーザ端末105に対して写真画像を開示する処理について説明する。図9に、捜索支援サーバ103の開示処理フローの例を示す。開示処理は、捜索支援サーバ103がユーザ端末105から認証データを受信した場合に起動される。認証部409は、受信した認証データに基づいてユーザ認証を実行する(S901)。ユーザ認証に失敗した場合には、捜索支援サーバ103は以降の処理を行わない。
ユーザ認証に成功した場合には、第1受信部401は、ユーザ端末105から特徴データを受信する(S903)。更に、第1受信部401は、ユーザ端末105から撮影日時及び撮影場所の条件を受信する(S905)。検索部411は、受信した撮影日時及び撮影場所の条件によって、検索すべき写真画像を絞り込む(S907)。
撮影日時と撮影場所とのうち、一方を条件としてもよい。つまり、第1受信部401は、ユーザ端末105から撮影日時の条件を受信し、検索部411は、受信した撮影日時の条件によって、検索すべき写真画像を絞り込むようにしてもよい。また、第1受信部401は、ユーザ端末105から撮影場所の条件を受信し、検索部411は、受信した撮影場所の条件によって、検索すべき写真画像を絞り込むようにしてもよい。
検索部411は、写真画像に対応付けられている撮影日時及び撮影場所が、受信した撮影日時及び撮影場所の条件に合致する写真画像を対象として、画像検索処理を行う(S909)。具体的には、検索部411は、特徴データに従って、服装や身長などの外見の特徴に合致する写真画像を特定する。特徴データに捜索対象者の写真画像が含まれる場合には、検索部411は、捜索対象者の特徴と近似する特徴を備えた人物が写っている写真画像を特定するようにしてもよい。尚、画像検索処理は従来技術によるので、詳細な説明は省略する。
この例で、検索部411は、検索結果として、抽出した写真画像に対応する撮影場所にマークを配した地図を生成する。このとき、検索部411は、マークIDと写真画像とを対応付ける。尚、検索結果が、他の形式によって表されるようにしてもよい。検索部411は、マークとともに、地図上に撮影時間を示すようにしてもよい。更に、検索部411は、マークとともに、地図上に撮影場所に相当する住所を示すようにしてもよい。
第2送信部413は、マークが配された地図をユーザ端末105に送信する(S911)。そして、第1受信部401は、ユーザ端末105からの次の指示の受信を待つ。
第1受信部401は、マークIDを受信したか否かを判定する(S913)。マークIDを受信したと判定した場合には、第2送信部413は、マークIDに対応する写真画像をユーザ端末105へ送信する(S915)。第2送信部413は、写真画像とともに、撮影時間を送信するようにしてもよい。更に、第2送信部413は、写真画像とともに、撮影場所に相当する住所を送信するようにしてもよい。そして、S913に示した処理に戻る。
マークIDを受信していないと判定した場合には、第1受信部401は、再検索の指示を受信したか否かを判定する(S917)。再検索の指示を受信したと判定した場合には、S905に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、再検索の指示を受信していないと判定した場合には、第1受信部401は、終了の指示を受信したか否かを判定する(S919)。終了の指示を受信していないと判定した場合には、S913に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、終了の指示を受信したと判定した場合には、捜索支援サーバ103は、開示処理を終了する。
本実施の形態によれば、スルー画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいると判定した場合に、撮影指示の受け付けを拒否するので、プライバシーを侵害する恐れのある写真の撮影を防ぐことができる。
また、捜索支援サーバ103で受信した写真画像に人の顔が写り込んでいないことを確認するので、画像格納部407に、プライバシーを侵害する恐れがある写真を加えないようにできる。
また、捜索支援サーバ103が、ユーザ端末105から受信した特徴データに合致する写真画像を検索するので、捜索対象者が写り込んだ写真画像をユーザに提供できる。
また、捜索支援サーバ103が、撮影日時及び/又は撮影場所に関する条件に基づいて、検索対象となる写真画像を絞り込み、検索処理を速めることができる。
また、捜索支援サーバ103が、撮影場所を指すマークを付した地図をユーザ端末105へ送るので、ユーザは、写真画像が撮影された場所を把握しやすい。
また、捜索支援サーバ103が、マークが指す撮影場所に対応する写真画像をユーザ端末105へ送るようになっているので、ユーザは、撮影場所に基づいて、取得したい写真画像を選択できる。
また、ユーザ端末105が、特徴データに含まれる写真画像に人の顔が写り込んでいると判定した場合に、写真画像を除く特徴データを捜索支援サーバ103に送信するので、捜索対象者の顔に関して秘匿を図れる。
以上のように、捜索支援サーバ103において、プライバシーを侵害する恐れのある写真を蓄積しなくて済む。
[実施の形態2]
上述した実施の形態では、撮影装置101において、スルー画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいる場合に撮影しない例について説明した。但し、例えば被写体となっている者が急に振り返った場合には、その者の顔が写真画像に写り込むことがある。本実施の形態では、写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んだ場合に、人の顔、文字又は数字に相当する部分に秘匿化処理を施す例について説明する。
図10に、実施の形態2に係る撮影装置101のモジュール構成例を示す。撮影装置101は、図2に示したモジュールに加えて、第1加工部1001を有する。第1加工部1001は、写真画像に含まれる人の顔、文字又は数字に相当する部分にモザイク処理を施す。但し、第1加工部1001は、写真画像に含まれる文字又は数字に相当する部分へのモザイク処理を行わないようにしてもよい。
上述した第1加工部1001は、ハードウエア資源(例えば、図16)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
図11に、実施の形態2に係る撮影装置101のメイン処理フローの例を示す。S301乃至S313の処理は、図3の場合と同様である。S313の処理を終えると、端子Cを介して、図12に示したS1201の処理に移る。
第1判定部207は、図11のS313において撮影された写真画像に対する顔認識処理を実行する(S1201)。つまり、第1判定部207は、図11のS313において撮影された写真画像の中から人の顔に該当する部分を検出する。撮影された写真画像は、上述したように、第2フレームバッファ205に格納されている。
更に、第1判定部207は、図11のS313において撮影された写真画像に対する字認識処理を実行する(S1203)。つまり、第1判定部207は、図11のS313において撮影された写真画像の中から文字に該当する部分及び数字に該当する部分を検出する。
第1判定部207は、S1201における顔認識処理の結果と、S1203における字認識処理の結果とに基づいて、撮影された写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいるか否かを判定する(S1205)。撮影された写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいないと判定した場合には、S1209に示した処理に移る。
撮影された写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいると判定した場合には、第1加工部1001は、人の顔、文字及び数字に相当する部分にモザイク処理を施す(S1207)。モザイク処理は、秘匿化処理の一つの例である。例えば塗りつぶし処理や色彩の変換処理のような他の秘匿化処理を行うようにしてもよい。
尚、S1203における字認識処理を省略する場合には、S1205において、第1判定部207は、人の顔が写り込んでいるか否かを判定する。そして、第1加工部1001は、人の顔に相当する部分にモザイク処理を施す。
第1送信部213は、写真画像、撮影日時及び撮影場所を捜索支援サーバ103に送信する(S1209)。S1207においてモザイク処理を施した場合には、第1送信部213は、モザイク処理が施された写真画像を送信対象とする。モザイク処理を施していない場合には、第1送信部213は、図11のS313において撮影された写真画像をそのまま送信対象とする。現在日時と現在位置とについては、図3に示したS315の場合と同様である。
そして、第1表示部211は、上述したように、撮影処理を終了させるか否かを撮影者に問う表示を行い、第1受付部209は、終了指示を受け付けたか否かを判定する(S1211)。
終了指示を受け付けていないと判定した場合には、端子Dを介して図11に示したS303に戻って、上述した処理を繰り返す。終了指示を受け付けたと判定した場合には、メイン処理を終了する。
本実施の形態によれば、プライバシーを侵害する恐れのある写真の流出を防ぐことができる。
[実施の形態3]
本実施の形態では、撮影装置101において写真画像を送信する前に、撮影者が送信対象の写真画像を確認できるようにする例について説明する。
実施の形態3に係る撮影装置101のメイン処理のうち、S301乃至S313の処理については、図11に示した通りである。
図13に、実施の形態3に係る撮影装置101のメイン処理フローの例を示す。S1201乃至S1207の処理については、実施の形態2の場合(図12)と同様である。
S1205の処理におけるNOルートを通って、又はS1207の処理に続いて、第1表示部211は、確認画面を表示する(S1301)。S1205の処理におけるNOルートを通る場合には、第1表示部211は、図11のS313において撮影された写真画像を確認画面に含める。S1207の処理に続く場合には、第1表示部211は、モザイク処理が施された写真画像を確認画面に含める。確認画面は、撮影者に送信可否の指示を促すようになっている。確認画面には、例えば、「この写真画像を送信しますか?」と問う文と、送信可(つまり、送信実行)を指示する「YES」ボタンと、送信否(つまり、送信取り止め)を指示する「NO」ボタンとが配置されている。そして、第1受付部209は、「YES」ボタンあるいは「NO」ボタンのタッチによって、送信可否の指示を受け付ける。
第1受付部209は、送信可の指示を受け付けたか否かを判定する(S1303)。送信可の指示を受け付けなかったと判定した場合、つまり送信否の指示を受け付けた場合には、写真画像、撮影日時及び撮影場所の送信は行われない。従って、端子Dを介して図11に示したS303に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、送信可の指示を受け付けたと判定した場合には、第1送信部213は、図12のS1209の場合と同様に、写真画像、撮影日時及び撮影場所を送信する(S1305)。更に、第1受付部209は、図12のS1211の場合と同様に、第1受付部209は、終了指示を受け付けたか否かを判定する(S1307)。
終了指示を受け付けていないと判定した場合には、端子Dを介して図11に示したS303に戻って、上述した処理を繰り返す。終了指示を受け付けたと判定した場合には、メイン処理を終了する。
本実施の形態によれば、プライバシーを侵害する恐れがある写真を誤って流出させないように確認できる。
[実施の形態4]
実施の形態1に示した捜索支援サーバ103の登録処理では、図5に示したS507の処理で、受信した写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいると判定した場合に、受信した写真画像を破棄する例について説明した。本実施の形態では、受信した写真画像を破棄せずに、受信した写真画像に対して秘匿化処理を施す例について説明する。
図14に、実施の形態4に係る捜索支援サーバ103のモジュール構成例を示す。捜索支援サーバ103は、図4に示したモジュールに加えて、第2加工部1401を有する。第2加工部1401は、写真画像に含まれる人の顔、文字又は数字に相当する部分にモザイク処理を施す。但し、第2加工部1401は、写真画像に含まれる文字又は数字に相当する部分へのモザイク処理を行わないようにしてもよい。
上述した第2加工部1401は、ハードウエア資源(例えば、図17)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
図15に、実施の形態4に係る捜索支援サーバ103の登録処理フローの例を示す。S501乃至S507の処理は、実施の形態1の場合(図5)と同様である。
S507において、S501で受信した写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいると判定した場合には、第2加工部1401は、人の顔、文字及び数字に相当する部分にモザイク処理を施す(S1501)。モザイク処理は、上述したように秘匿化処理の一つの例である。例えば塗りつぶし処理や色彩の変換処理のような他の秘匿化処理を行うようにしてもよい。一方、S501で受信した写真画像に人の顔、文字又は数字が写り込んでいないと判定した場合には、S1503の処理に移る。
そして、格納処理部405は、撮影日時及び撮影場所に対応付けて写真画像を格納する(S1503)。S1501においてモザイク処理を施した場合には、格納処理部405は、モザイク処理が施された写真画像を格納する。モザイク処理を施していない場合には、格納処理部405は、S501で受信した写真画像をそのまま格納する。
本実施の形態によれば、捜索支援サーバ103の画像格納部407に加えられる写真画像によって顔を識別できないようにできる。
上述した例では、撮影装置101が撮影時間を付するようにしたが、捜索支援サーバ103が、撮影時間の代わりに受信日時を用いるようにしてもよい。
以上のように、被写体となった人物のプライバシーが守られれば、協力者は無用な責任追及を受ける心配がないので、捜索の支援に協力しやすくなるという面もある。
また、捜索支援サーバ103では個人情報を保持しないので、捜索支援サーバ103の運用者にとって、個人情報を管理する労力が省かれるという面もある。
また、写真画像による情報提供を行えば、子供や老人に対する声掛けが要らない。従って、無用なトラブルが生じる恐れが少ないという面もある。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上述の機能ブロック構成はプログラムモジュール構成に一致しない場合もある。
また、上で説明した各記憶領域の構成は一例であって、上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ、処理の順番を入れ替えることや複数の処理を並列に実行させるようにしても良い。
撮影装置101は、デジタルカメラであってもよいし、カメラを備えた携帯電話端末1600であってもよい。ここでは、携帯電話端末1600のハードウエア構成について説明する。図16に、携帯電話端末1600のハードウエア構成例を示す。携帯電話端末1600は、プロセッサ1601、記憶部1603、アンテナ1611、無線制御部1613、オーディオ制御部1615、スピーカ1617、マイク1619、ディスプレイ1621、タッチパッド1623、カメラ1625及びGPS装置1627を有している。
プロセッサ1601は、モデムCPU(Central Processing Unit)とアプリケーションCPUからなることもある。記憶部1603は、例えば、ROM(Read Only Memory)1605とRAM(Random Access Memory)1607とフラッシュメモリ1609を有している。ROM1605は、例えば、予め設定されているデータやプログラムを格納している。RAM1607は、揮発性メモリの例である。RAM1607は、例えば、アプリケーションなどのプログラムやデータを展開する領域を含んでいる。RAM1607は、スルー画像や撮影した写真画像などの一時的なデータを格納する領域(例えば、第1フレームバッファ203及び第2フレームバッファ205)も含んでいる。フラッシュメモリ1609は、例えば、オペレーティングシステムやアプリケーションなどのプログラムを格納しており、更に随時データを格納する。
タッチパッド1623は、例えば、ディスプレイ1621の表示画面上に配置されたパネル状のセンサであり、タッチ操作(例えば、シャッター操作)を受け付ける。ディスプレイ1621は、例えば、アプリケーションが表示させる各種画面(例えば、スルー画像を含む画面)を表示する。具体的には、ディスプレイ1621とタッチパッド1623とを一体としたタッチパネルとして用いられる。タッチパッド1623へのタッチ操作によって、タッチイベントが発生する。タッチパッド1623の他に、キーを設けるようにしてもよい。
アンテナ1611は、例えば、セルラー方式の無線データを受信する。無線制御部1613は、無線通信の制御を行う。無線通信の制御により、電話の音声通信やデータ通信が行われる。
オーディオ制御部1615は、音データに関するアナログ/デジタル変換とデジタル/アナログ変換を行う。スピーカ1617は、アナログデータを音として出力する。マイク1619は、音をアナログデータに変換する。
カメラ1625は、上述したスルー画像及び写真画像の撮影に用いられる。カメラ1625は、静止画を撮影するものであってもよいし、静止画と動画との両方を撮影するものであってもよい。
なお、上で述べた捜索支援サーバ103及びユーザ端末105は、コンピュータ装置であって、図17に示すように、メモリ2501とCPU(Central Processing Unit)2503とハードディスク・ドライブ(HDD:Hard Disk Drive)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。CPU2503は、アプリケーション・プログラムの処理内容に応じて表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ2501に格納されるが、HDD2505に格納されるようにしてもよい。本発明の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及びアプリケーション・プログラムなどのプログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本発明の実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態に係る撮影装置は、撮像対象に人の顔部分が含まれるか否かを判定する判定部と、判定部により人の顔部分が含まれると判定されると、撮影指示の受け付けを拒否する受付部とを有する。
このようにすれば、プライバシーを侵害する恐れのある撮像画像の撮影を防ぐことができる。
更に、判定部により人の顔部分が含まれないと判定されると、上記受付部は、撮影指示を受け付け、上記判定部は、撮影指示により撮影された撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定するようにしてもよい。上記撮影装置は、撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、撮像画像のうち人の顔部分を秘匿化する加工を行う加工部を有するようにしてもよい。また、上記撮影装置は、加工された撮像画像を送信する送信部を有するようにしてもよい。
このようにすれば、プライバシーを侵害する恐れのある撮像画像の流出を防ぐことができる。
更に、上記撮影装置は、撮影された撮像画像又は加工された撮像画像を表示する表示部を有するようにしてもよい。上記受付部は、表示された撮像画像を送信するか否かの指示を受け付けるようにしてもよい。また、送信する指示を受け付けた場合に、上記送信部は、表示された撮像画像を送信するようにしてもよい。
このようにすれば、プライバシーを侵害する恐れがある撮像画像を誤って流出させないように確認できる。
上記判定部は、撮像対象に文字又は数字が含まれるか否かを判定するようにしてもよい。上記受付部は、撮像対象に文字又は数字が含まれると判定した場合に、撮影指示の受け付けを拒否するようにしてもよい。
このようにすれば、顔以外の個人情報についても、撮像画像に含まれないようにできる。尚、文字は、例えば名前や住所を表す場合がある。数字は、例えば車両番号を表す場合がある。
本実施の形態に係る情報処理装置は、撮影装置から撮像画像を受信する受信部と、撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定する判定部と、撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、撮像画像を格納部に格納する格納処理部とを有する。
このようにすれば、情報処理装置の格納部に、プライバシーを侵害する恐れがある撮像画像を加えないようにできる。
本実施の形態に係る情報処理装置は、撮影装置から撮像画像を受信する受信部と、撮像画像のうち、人の顔部分を秘匿化する加工を行う加工部と、加工された撮像画像を格納部に格納する格納処理部とを有する。
このようにすれば、情報処理装置の格納部に加えられる撮像画像から顔を識別できないようにできる。
上記情報処理装置の上記受信部は、ユーザ端末から、人物に関する特徴データを受信するようにしてもよい。上記情報処理装置は、格納部に格納されている撮像画像のうち、特徴データに合致する者が写り込んでいる撮像画像を検索する検索部を有するようにしてもよい。上記情報処理装置は、検索された撮像画像を、ユーザ端末に送信する送信部を有するようにしてもよい。
このようにすれば、探している人物が写り込んだ撮像画像をユーザに提供できる。
上記情報処理装置の上記受信部は、受信する撮像画像とともに、撮像画像の撮影日時及び撮影場所を示すデータを受信するようにしてもよい。上記格納処理部は、撮像画像をデータに対応付けて格納部に格納するようにしてもよい。上記検索部は、撮影日時及び/又は撮影場所に関する条件に基づいて、検索対象となる撮像画像を絞り込むようにしてもよい。
このようにすれば、例えば広範囲から集め、あるいは長い期間に亘って集めた撮像画像の中から、検索対象の撮像画像を絞るので、検索処理を速めることができる。
上記情報処理装置の上記送信部は、検索された撮像画像の撮影場所を指すマークを配した地図を、ユーザ端末に送信するようにしてもよい。
このようにすれば、ユーザは、撮像画像が撮影された場所を把握しやすい。
上記情報処理装置の上記受信部は、ユーザが選択したマークを特定する識別子を受信するようにしてもよい。上記情報処理装置の上記送信部は、識別子によって特定されるマークが指した撮影場所に対応する撮像画像を、ユーザ端末に送信するようにしてもよい。
このようにすれば、ユーザは、撮影場所に基づいて、取得したい撮像画像を選択できる。
本実施の形態に係る端末装置は、捜索対象者の特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定する判定部と、撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、撮像画像を除く特徴データを、捜索支援装置に送信し、撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、撮像画像を含む特徴データを、捜索支援装置に送信する送信部とを有する。
このようにすれば、捜索支援装置に送られる特徴データのうち、捜索対象者の顔に関して秘匿を図れる。
本実施の形態に係る捜索支援システムは、撮影装置と、捜索支援装置と、ユーザ端末とを含む。上記撮影装置は、(A)撮像対象に人の顔部分が含まれるか否かを判定する第1判定部と、(B)上記第1判定部により撮像対象に人の顔部分が含まれないと判定されると、撮像対象を撮影する撮影部と、(C)上記撮影部で撮影された撮像画像を上記捜索支援装置に送信する第1送信部とを有する。上記捜索支援装置は、(D)上記撮影装置から受信した撮像画像を、格納部に格納する格納処理部を有する。上記ユーザ端末は、(E)捜索対象者の特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定する第2判定部と、(F)特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、撮像画像を除く特徴データを、上記捜索支援装置に送信し、特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、撮像画像を含む特徴データを、上記捜索支援装置に送信する第2送信部とを有する。そして、上記捜索支援装置は、更に、(G)受信した特徴データに基づいて、上記格納部に格納されている撮像画像を検索する検索部と、(H)検索された撮像画像を、ユーザ端末に送信する第3送信部とを有する。
このようにすれば、捜索支援装置において、プライバシーを侵害する恐れのある撮像画像を蓄積しなくて済む。
なお、上で述べた撮影装置の処理をプロセッサに行わせるためのプログラムを作成することができる。また、上で述べた情報処理装置、端末装置、捜索支援装置及びユーザ端末の処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを作成することができる。そして、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納されるようにしてもよい。尚、中間的な処理結果は、一般的にメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
撮像対象に人の顔部分が含まれるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により人の顔部分が含まれると判定されると、撮影指示の受け付けを拒否する受付部と
を有する撮影装置。
(付記2)
前記判定部により人の顔部分が含まれないと判定されると、前記受付部は、前記撮影指示を受け付け、
前記判定部は、前記撮影指示により撮影された撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定し、
更に、
前記撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、前記撮像画像のうち前記人の顔部分を秘匿化する加工を行う加工部と、
加工された撮像画像を送信する送信部と
を有する付記1記載の撮影装置。
(付記3)
更に、
前記撮影された撮像画像又は前記加工された撮像画像を表示する表示部を有し、
前記受付部は、表示された前記撮像画像を送信するか否かの指示を受け付け、
送信する指示を受け付けた場合に、前記送信部は、表示された前記撮像画像を送信する
付記2記載の撮影装置。
(付記4)
前記判定部は、前記撮像対象に文字又は数字が含まれるか否かを判定し、
前記受付部は、前記撮像対象に文字又は数字が含まれると判定した場合に、前記撮影指示の受け付けを拒否する
付記1乃至3のいずれか1つ記載の撮影装置。
(付記5)
撮影装置から撮像画像を受信する受信部と、
前記撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定する判定部と、
前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を格納部に格納する格納処理部と
を有する情報処理装置。
(付記6)
撮影装置から撮像画像を受信する受信部と、
前記撮像画像のうち、人の顔部分を秘匿化する加工を行う加工部と、
加工された撮像画像を格納部に格納する格納処理部と
を有する情報処理装置。
(付記7)
前記受信部は、ユーザ端末から、人物に関する特徴データを受信し、
更に、
前記格納部に格納されている前記撮像画像のうち、前記特徴データに合致する者が写り込んでいる撮像画像を検索する検索部と、
検索された前記撮像画像を、前記ユーザ端末に送信する送信部と
を有する付記5又は6記載の情報処理装置。
(付記8)
前記受信部は、受信する前記撮像画像とともに、前記撮像画像の撮影日時及び撮影場所を示すデータを受信し、
前記格納処理部は、前記撮像画像を前記データに対応付けて前記格納部に格納し、
前記検索部は、前記撮影日時及び/又は前記撮影場所に関する条件に基づいて、検索対象となる撮像画像を絞り込む
付記7記載の情報処理装置。
(付記9)
前記送信部は、検索された前記撮像画像の前記撮影場所を指すマークを配した地図を、前記ユーザ端末に送信する
付記8記載の情報処理装置。
(付記10)
前記受信部は、前記ユーザが選択した前記マークを特定する識別子を受信し、
前記送信部は、前記識別子によって特定される前記マークが指した前記撮影場所に対応する前記撮像画像を、前記ユーザ端末に送信する
付記9記載の情報処理装置。
(付記11)
捜索対象者の特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定する判定部と、
前記撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、前記撮像画像を除く前記特徴データを、捜索支援装置に送信し、前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を含む前記特徴データを、前記捜索支援装置に送信する送信部と
を有する端末装置。
(付記12)
撮影装置と、捜索支援装置と、ユーザ端末とを含む捜索支援システムであって、
前記撮影装置は、
撮像対象に人の顔部分が含まれるか否かを判定する第1判定部と、
前記第1判定部により前記撮像対象に人の顔部分が含まれないと判定されると、前記撮像対象を撮影する撮影部と、
前記撮影部で撮影された撮像画像を前記捜索支援装置に送信する第1送信部と
を有し、
前記捜索支援装置は、
前記撮影装置から受信した前記撮像画像を、格納部に格納する格納処理部
を有し、
前記ユーザ端末は、
捜索対象者の特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定する第2判定部と、
前記特徴データに含まれる前記撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、前記撮像画像を除く前記特徴データを、前記捜索支援装置に送信し、前記特徴データに含まれる前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を含む前記特徴データを、前記捜索支援装置に送信する第2送信部と
を有し、
前記捜索支援装置は、更に、
受信した前記特徴データに基づいて、前記格納部に格納されている前記撮像画像を検索する検索部と、
検索された撮像画像を、前記ユーザ端末に送信する第3送信部と
を有する捜索支援システム。
(付記13)
撮像対象に人の顔部分が含まれるか否かを判定し、
前記撮像対象に人の顔部分が含まれると判定されると、撮影指示の受け付けを拒否する
処理を含み、プロセッサによって実行される撮影制御方法。
(付記14)
撮像対象に人の顔部分が含まれるか否かを判定し、
前記撮像対象に人の顔部分が含まれると判定されると、撮影指示の受け付けを拒否する
処理をプロセッサに実行させる撮影制御プログラム。
(付記15)
撮影装置から撮像画像を受信し、
前記撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定し、
前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を格納部に格納する
処理を含み、コンピュータによって実行される情報処理方法。
(付記16)
撮影装置から撮像画像を受信し、
前記撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定し、
前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を格納部に格納する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記17)
撮影装置から撮像画像を受信し、
前記撮像画像のうち、人の顔部分を秘匿化する加工を行い、
加工された撮像画像を格納部に格納する
処理を含み、コンピュータによって実行される情報処理方法。
(付記18)
撮影装置から撮像画像を受信し、
前記撮像画像のうち、人の顔部分を秘匿化する加工を行い、
加工された撮像画像を格納部に格納する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記19)
捜索対象者の特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定し、
前記撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、前記撮像画像を除く前記特徴データを、捜索支援装置に送信し、
前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を含む前記特徴データを、前記捜索支援装置に送信する
処理を含み、コンピュータによって実行される情報処理方法。
(付記20)
捜索対象者の特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定し、
前記撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、前記撮像画像を除く前記特徴データを、捜索支援装置に送信し、
前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を含む前記特徴データを、前記捜索支援装置に送信する
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
101 撮影装置 103 捜索支援サーバ
105 ユーザ端末 201 撮影部
203 第1フレームバッファ 205 第2フレームバッファ
207 第1判定部 209 第1受付部
211 第1表示部 213 第1送信部
401 第1受信部 403 第2判定部
405 格納処理部 407 画像格納部
409 認証部 411 検索部
413 第2送信部 601 第3送信部
603 第2受付部 605 第3判定部
607 第2受信部 609 第2表示部
611 特徴記憶部 1001 第1加工部
1401 第2加工部 1600 携帯電話端末
1601 プロセッサ 1603 記憶部
1605 ROM 1607 RAM
1609 フラッシュメモリ 1611 アンテナ
1613 無線制御部 1615 オーディオ制御部
1617 スピーカ 1619 マイク
1621 ディスプレイ 1623 タッチパッド
1625 カメラ 1627 GPS装置

Claims (20)

  1. 撮像対象に人の顔部分が含まれるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により人の顔部分が含まれると判定されると、撮影指示の受け付けを拒否する受付部と
    を有する撮影装置。
  2. 前記判定部により人の顔部分が含まれないと判定されると、前記受付部は、前記撮影指示を受け付け、
    前記判定部は、前記撮影指示により撮影された撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定し、
    更に、
    前記撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、前記撮像画像のうち前記人の顔部分を秘匿化する加工を行う加工部と、
    加工された撮像画像を送信する送信部と
    を有する請求項1記載の撮影装置。
  3. 更に、
    前記撮影された撮像画像又は前記加工された撮像画像を表示する表示部を有し、
    前記受付部は、表示された前記撮像画像を送信するか否かの指示を受け付け、
    送信する指示を受け付けた場合に、前記送信部は、表示された前記撮像画像を送信する
    請求項2記載の撮影装置。
  4. 前記判定部は、前記撮像対象に文字又は数字が含まれるか否かを判定し、
    前記受付部は、前記撮像対象に文字又は数字が含まれると判定した場合に、前記撮影指示の受け付けを拒否する
    請求項1乃至3のいずれか1つ記載の撮影装置。
  5. 撮影装置から撮像画像を受信する受信部と、
    前記撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を格納部に格納する格納処理部と
    を有する情報処理装置。
  6. 撮影装置から撮像画像を受信する受信部と、
    前記撮像画像のうち、人の顔部分を秘匿化する加工を行う加工部と、
    加工された撮像画像を格納部に格納する格納処理部と
    を有する情報処理装置。
  7. 前記受信部は、ユーザ端末から、人物に関する特徴データを受信し、
    更に、
    前記格納部に格納されている前記撮像画像のうち、前記特徴データに合致する者が写り込んでいる撮像画像を検索する検索部と、
    検索された前記撮像画像を、前記ユーザ端末に送信する送信部と
    を有する請求項5又は6記載の情報処理装置。
  8. 前記受信部は、受信する前記撮像画像とともに、前記撮像画像の撮影日時及び撮影場所を示すデータを受信し、
    前記格納処理部は、前記撮像画像を前記データに対応付けて前記格納部に格納し、
    前記検索部は、前記撮影日時及び/又は前記撮影場所に関する条件に基づいて、検索対象となる撮像画像を絞り込む
    請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記送信部は、検索された前記撮像画像の前記撮影場所を指すマークを配した地図を、前記ユーザ端末に送信する
    請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記受信部は、前記ユーザが選択した前記マークを特定する識別子を受信し、
    前記送信部は、前記識別子によって特定される前記マークが指した前記撮影場所に対応する前記撮像画像を、前記ユーザ端末に送信する
    請求項9記載の情報処理装置。
  11. 捜索対象者の特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、前記撮像画像を除く前記特徴データを、捜索支援装置に送信し、前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を含む前記特徴データを、前記捜索支援装置に送信する送信部と
    を有する端末装置。
  12. 撮影装置と、捜索支援装置と、ユーザ端末とを含む捜索支援システムであって、
    前記撮影装置は、
    撮像対象に人の顔部分が含まれるか否かを判定する第1判定部と、
    前記第1判定部により前記撮像対象に人の顔部分が含まれないと判定されると、前記撮像対象を撮影する撮影部と、
    前記撮影部で撮影された撮像画像を前記捜索支援装置に送信する第1送信部と
    を有し、
    前記捜索支援装置は、
    前記撮影装置から受信した前記撮像画像を、格納部に格納する格納処理部
    を有し、
    前記ユーザ端末は、
    捜索対象者の特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定する第2判定部と、
    前記特徴データに含まれる前記撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、前記撮像画像を除く前記特徴データを、前記捜索支援装置に送信し、前記特徴データに含まれる前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を含む前記特徴データを、前記捜索支援装置に送信する第2送信部と
    を有し、
    前記捜索支援装置は、更に、
    受信した前記特徴データに基づいて、前記格納部に格納されている前記撮像画像を検索する検索部と、
    検索された撮像画像を、前記ユーザ端末に送信する第3送信部と
    を有する捜索支援システム。
  13. 撮像対象に人の顔部分が含まれるか否かを判定し、
    前記撮像対象に人の顔部分が含まれると判定されると、撮影指示の受け付けを拒否する
    処理を含み、プロセッサによって実行される撮影制御方法。
  14. 撮像対象に人の顔部分が含まれるか否かを判定し、
    前記撮像対象に人の顔部分が含まれると判定されると、撮影指示の受け付けを拒否する
    処理をプロセッサに実行させる撮影制御プログラム。
  15. 撮影装置から撮像画像を受信し、
    前記撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定し、
    前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を格納部に格納する
    処理を含み、コンピュータによって実行される情報処理方法。
  16. 撮影装置から撮像画像を受信し、
    前記撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定し、
    前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を格納部に格納する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  17. 撮影装置から撮像画像を受信し、
    前記撮像画像のうち、人の顔部分を秘匿化する加工を行い、
    加工された撮像画像を格納部に格納する
    処理を含み、コンピュータによって実行される情報処理方法。
  18. 撮影装置から撮像画像を受信し、
    前記撮像画像のうち、人の顔部分を秘匿化する加工を行い、
    加工された撮像画像を格納部に格納する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  19. 捜索対象者の特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定し、
    前記撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、前記撮像画像を除く前記特徴データを、捜索支援装置に送信し、
    前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を含む前記特徴データを、前記捜索支援装置に送信する
    処理を含み、コンピュータによって実行される情報処理方法。
  20. 捜索対象者の特徴データに含まれる撮像画像に人の顔部分が含まれているか否かを判定し、
    前記撮像画像に人の顔部分が含まれていると判定した場合に、前記撮像画像を除く前記特徴データを、捜索支援装置に送信し、
    前記撮像画像に人の顔部分が含まれていないと判定した場合に、前記撮像画像を含む前記特徴データを、前記捜索支援装置に送信する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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