JP2011240686A5 - - Google Patents

Description

本発明の液体カートリッジは、液体を収納する液体容器が収容される筐体と、筐体の外面に形成された溝部と、溝部の底面に形成され、液体容器に連通されて該液体容器の内部の液体を外部へ導出するための液体導出路が抜き差しされる液体導出開口と、溝部に連通し、液体カートリッジの使用状態の鉛直方向における液体導出開口よりも下方に設けられ、筐体の内部へ向けて延在した流路と、流路の、溝部とは反対側の端部に設けられた液体吸収部材と、を有する。

Claims (12)

1. 液体を収納する液体容器が収容される筐体と、
   前記筐体の外面に形成された溝部と、
   前記溝部の底面に形成され、前記液体容器に連通されて該液体容器の内部の液体を外部へ導出するための液体導出路が抜き差しされる液体導出開口と、
   を有する液体カートリッジであって、
   前記溝部に連通し、前記液体カートリッジの使用状態の鉛直方向における前記液体導出開口よりも下方に設けられ、前記筐体の内部へ向けて延在した流路と、
   前記流路の、前記溝部とは反対側の端部に設けられた液体吸収部材と、を有する液体カートリッジ。
2. 前記溝部は、前記鉛直方向における下方側の端部において前記流路と連通している、請求項１に記載の液体カートリッジ。
3. 前記流路は、該流路の延在方向に沿って延びた少なくとも１つのリブが内面に形成された単一の通路である、請求項１または２に記載の液体カートリッジ。
4. 前記液体導出開口よりも前記鉛直方向の下方側において、前記溝部は、前記鉛直方向の下方に向かうにつれて、幅が小さくなっている、請求項１から３のいずれかに記載の液体カートリッジ。
5. 前記液体導出開口の周囲を取り囲み、前記溝部の底面から突出した突出部であって、該突出部に付着した液体を前記溝部の側面に誘導する突出部をさらに有する、請求項４に記載の液体カートリッジ。
6. 前記突出部は、前記液体導出開口に向けて傾斜した斜面を含む、請求項５に記載の液体カートリッジ。
7. 前記液体導出開口に取り付けられるシールゴムを有し、
   前記突出部は前記シールゴムを固定している、請求項５に記載の液体カートリッジ。
8. 前記筐体は、前記液体吸収部材が収納された吸収部材室を有し、
   前記液体容器が収容された容器室と前記吸収部材室とが隔離されている、請求項１から７のいずれか１項に記載の液体カートリッジ。
9. 前記流路とは別の、前記吸収部材室と外部とを連通する大気連通口が、前記筐体の、前記溝部の底面とは異なる面に形成されている、請求項８に記載の液体カートリッジ。
10. 前記筐体は、前記容器室の内部の気圧を制御するための気圧制御開口を有し、
    前記液体容器は、前記容器室の内部の気圧に応じて変形可能な可撓性材料から構成された液体収納袋を含んでいる、請求項８または９に記載の液体カートリッジ。
11. 液体を収納する液体容器が収容される筐体と、前記筐体の外面に形成された溝部と、前記溝部の底面に形成された液体導出開口と、前記溝部に連通し、前記筐体の内部へ向けて延在した流路と、前記流路の、前記溝部とは反対側の端部に設けられた液体吸収部材と、を有する液体カートリッジと、
    前記液体導出開口に挿入されて前記液体容器に連通し、該液体容器の内部の液体を導出するための液体導出路と、を備えた液体噴射装置であって、
    前記液体カートリッジが前記液体噴射装置に装着された姿勢で、前記流路は、前記液体導出開口の鉛直方向の下方に位置する、液体噴射装置。
12. 前記溝部は、前記鉛直方向における下方側の端部において前記流路と連通している、請求項１１に記載の液体噴射装置。