JP2011239762A - 植物の給水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給水予定日が大気中の湿度の変化に応じて変化し、植物への適切な給水と、設置面積が少なくてすむ給水装置の小型化。
【解決手段】蒸発器に取付けてある蒸発シ−トからの蒸発量は大気中の湿度が低ければ多く、高ければ少なくなることで蒸発器の重量変化に伴うシャフトの上昇量も変化し、軸受け側面の穴からシャフト先端の切欠き部を通る大気流入による給水開始日も変化する又、蒸発器と給水容器は構造上一体化しているので小型化が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は植物の給水装置に関する。
従来の植物の給水装置には、水を入れたペットボトルを植木鉢等に差し込んだもの(例えば特許文献1参照。)や、植木鉢の底に水を入れて給水するようにしたもの(例えば特許文献2参照。)や、タイマ−を使って電磁弁を制御し給水するものがある(例えば特許文献3参照。)。又、毛細管現象を利用して水が蒸発することによる重量変化をテコの原理を利用して給水弁を開閉するものもある(例えば特許文献4参照。)。
以上述べた従来の給水装置では土壌が湿っていても常に給水されたり、タイマ−で強制的に給水されたり、鉢の底の水の腐敗等による病原菌の発生も考えられる。
又、給水弁を開閉する為の複雑な装置、及び設置場所が限定される欠点があった。
特開2003−116378 特開平7−147851 特開平7−95828 特開2008−113637
本発明は以上の欠点を解消すべく、予め設定しておいた給水予定日が、大気の乾燥状態に応じて変化し、又、水の長期間の滞留による腐敗等も無く、複雑な装置も、専用の設置場所も必要とせず、植木鉢、プランタ−等に取り付けるだけで給水出来ることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、水を入れた容器に毛細管現象により水分を吸収、発散する役目の蒸発シ−トを取り付けた蒸発器と、その下部にある給水用の水を入れる給水容器が、蒸発器に設けたシャフトと、給水容器に設けた軸受けによって組み合わされ、大気の流入、遮断の役割をしている。
又、蒸発器底部と給水容器上部にはお互いに反発し合う同極どうしの永久磁石が向かい合わせに固着してあり、その反発力により蒸発器が給水容器の上に浮上している。
蒸発器は蒸発シ−トからの水分の蒸発によって軽くなり、次第に上昇し、一定の高さになると、大気が軸受け側面にあけた穴からシャフトの先端の切欠き部分を通り給水容器に流入し、気圧がわずかに上昇することよって給水が始まり、逆に蒸発器に水を入れ水の重さで蒸発器が下降すると大気が遮断され、給水が停止する構造となっている。
本発明の給水装置は電源等を必要としないため、電気による事故、故障、停電などによる動作不良を防止することが出来る。
個々の植物の水分必要度に応じて蒸発器の水量を変えることによって給水予定日を変えることが出来る。
又、大気の乾燥状態に応じて蒸発器の水分が蒸発するため、乾燥していれば設定給水日より早くなり、湿っていれば遅くなるため植物にとって最適な給水が行われ、旅行等によって家を留守にするときでも安心である。
給水装置が蒸発器と一体化しており、かつ懸架式となっているためアタッチメント等に取り付ければ、特に設置場所が限定されることも無く、植木鉢やプランタ−等の上から給水することが可能である。
以下図面に示す発明を実施するための最良の形態により本発明を詳細に説明する。
図1、図2の本発明を実施するための第1の形態において、1は給水容器、2は蒸発器3は蒸発シ−トで蒸発器の支柱12に取り付けられている。
又、6は蒸発器に取り付けてあるシャフトで先端を切欠いてあり軸受け7に挿入されている。
そして11は蒸発器を浮上させるための永久磁石で蒸発器と給水容器に同じ極が向かい合わせになるように固着されている。
8は給水容器に水を補充するための着脱可能な給水口のキャップであり、9は給水量調節ネジで10の給水ノズルの水量を調節する。5は給水予定日目盛である。
以下に上記構成の動作を説明する。水を入れた給水容器の軸受けに挿入された蒸発器のシャフトは、蒸発器に給水予定日迄水を入れると、水の重さで下降し、軸受け側面の穴に位置していたシャフトの切欠き部は、穴から離れ、軸受け側面の穴からシャフトの切欠き部を通り、給水容器内に流入する大気が遮断される。
この状態において、給水ノズル端面での圧力は給水容器内からの圧力として、大気圧と、水圧を合計したものとなる。一方給水容器外部からの圧力は大気圧と、表面張力を合計したものである。給水ノズルからは給水容器内の圧力が、給水容器外部からの圧力より小さい場合は水の滴下は起こらないが、大きい場合は水が滴下し、給水容器内の気圧がわずかに低下し、給水容器外部からの圧力と同じになった時点で停止し、安定状態となる。
この安定状態から、蒸発シ−トの毛細管現象によって吸い上げられた水が、大気の乾燥状態に応じて蒸発し、蒸発器が軽くなると次第に上昇し、蒸発器のシャフトの切欠き部が軸受け側面の穴迄来ると、穴から切欠き部を通り大気が給水容器内に流入し、給水容器内の気圧がわずかに大きくなる。したがって給水容器内の圧力が給水容器外部からの圧力よりわずかに大きくなった時点で、給水量調節ネジで設定しておいた水量が滴下し、給水が始まる。
発明を実施するための異なる形態
次に図3に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。
なお、これらの本発明を実施するための形態の説明に当たって、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して、重複する説明は省略する。
図3に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、シャフト6の先端部分の切欠きを無くし、シャフトを空洞にして片側を密閉し穴Dを設けた。
又、第1の形態においては軸受けに穴Bが設けられていたが、第2の形態においてはこれを無くした。このように構成した給水装置にしても前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図2は本発明の実施例の断面図である。大気が軸受けの側面の穴Bからシャフト先端の切欠き部Cを通り給水容器に流入する方式である。
図3は図2と同位置の断面図である。そして大気が空洞シャフトの側面の穴Dからシャフト内を通り給水容器に流入する方式である。
本発明は障害者や高齢者等で水やりが困難な場合の支援や、家庭や、会社の旅行等で家や事務所を留守にする場合等に利用が可能である。
本発明の給水装置の部分断面図 本発明の実施例1のA−A断面図 本発明の実施例2のA−A断面図 本発明の給水装置の平面図 本発明をアタッチメントに取り付けた状態の外観図
1 給水容器
2 蒸発器
3 蒸発シ−ト
4 懸架装置
5 給水予定日目盛
6 シャフト
7 軸受け
8 給水口キャップ
9 給水量調節ネジ
10 給水ノズル
11 永久磁石
12 蒸発シ−ト取付けシャフト
B 軸受けにあけた穴
C シャフト切欠き部
D シャフトにあけた穴

Claims (2)

  1. 給水容器上部に側面に穴を明けた軸受けを設け、蒸発シ−トを配設した蒸発器の下部に先端を切欠いたシャフトを設け、これが給水容器内に挿入されるようにし、蒸発器の水の重さの変化によるシャフトの上昇、下降により軸受け側面の穴からシャフトの切欠き部を通り給水容器内に流入、遮断することすることによる給水容器内の圧力の変化を利用して、給水を開始、又は停止するようにした給水装置。
  2. 蒸発器の下部と給水容器上部に同極どうしが向き合うように永久磁石を配設し、その反発力で蒸発器が浮上するようした、請求項1記載の給水装置。
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