JPH11192031A - 自動給水植木鉢 - Google Patents
自動給水植木鉢Info
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- JPH11192031A JPH11192031A JP37025697A JP37025697A JPH11192031A JP H11192031 A JPH11192031 A JP H11192031A JP 37025697 A JP37025697 A JP 37025697A JP 37025697 A JP37025697 A JP 37025697A JP H11192031 A JPH11192031 A JP H11192031A
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Abstract
え、その中の水を植物の消費した分だけ徐々に、培土を
通じて植物に与える自動給水植木鉢に関するものであ
る。 【解決手段】貯水タンク室1に流出孔4を設け、水溜室
2の水位の上下に伴って生じるフロート5の上下運動に
よって、流出孔の開閉を行い、自動的に水溜室2の水位
すなわち水量を一定に維持する。
Description
給水装置を備えた植木鉢に関するもである。
に、あるいは鉢内の水量に応じて自動給水するものがあ
る。また、鉢の内部に貯水タンクを備えたものもある
が、鉢内の水量に応じた水量制御はなされていない。
タンク室を備え、植物が消費した水分を常に貯水タンク
室から鉢内の水溜室に、電力無しで自動的に補給する装
置を持つ植木鉢を提供することを目的としている。
の様に鉢内に貯水タンク室1を備え、鉢底空間にある水
溜室2と貯水タンク室1を仕切る隔壁3の下方部に、水
の通路として流出孔4を設ける。
杆6、そしてそれを支える支点7を備えている。槓杆の
一部に、給水孔4を塞ぐための止水弁体8が取り付けら
れている。そして、それらの自動給水装置のある水溜室
2と、培土9を仕切るための仕切りカバー10を設け
る。仕切りカバー10には、水溜室2の水が培土に浸透
する通路として通水孔10aがあけられている。
のようにフロート5が下がり、止水弁体8が流出孔4か
ら離れ、貯水タンク室の水が水溜室に供給される。水が
供給され水面が再び上昇し定水位になった時、図3
(1)のように、フロートが上がり、流出孔が止水弁体
によって塞がれ、給水はストップする。
ク室の水がなくなるまで、常に、自動的に一定水位の、
すなわち一定量の水が確保され、植物に適切な水分を長
期間にわたって補給することができるのである。
態について説明する。
く、形状は限定されない。
けた本発明の実施例を図2に示している。この場合、下
方部に通水孔11aを設けた培土容器11を使用してい
るため、仕切カバーは不要である。
のようにフロートを環状ループフロート12にすると、
特に小型の植木鉢の場合効果を発揮する。何故ならば、
この形状の方が小さな植木鉢の中でもフロートの容積を
大きくすることができ、その結果フロートの浮力を大き
くすることができ、かつ図4(2)のように浮力中心と
支点との距離 を大きくすることによって、梃子の原理
により止水弁体が流水孔を閉じる力を相乗的に大きくす
ることができ、止水効果が高まるからである。すなわ
ち、狭い水溜室空間を、止水効果向上のため有効に利用
することが、ループフロートの目的である。
例である。図5は、水溜室2の形状が角筒形の場合であ
る。ここでは、角形のループフロート12aを使用して
いる。図6の変形ループフロート12bは、環状槓杆の
先端に球形フロートが取り付けられた変形のものになっ
ている。このようにループフロートの形状は、水溜室の
形とか、必要な浮力の大きさによって、いろいろの変形
のものが考えられる。
た水を通さないものであれば何でもよいが、軽いものの
方が望ましい。浮力を大きくするためにフロートの内部
は中空の方がよい。
角錘台にした場合、いろいろのメリットがある。まず、
デザイン的な面白さがある。複数の鉢を並べる場合、図
8の様に、いろいろの変化を楽しめる。また図9斜線部
の様に円柱なら生じる無駄な空間を無くし、水タンクの
容量を大きくすることによって、人手による給水をより
長期間省けるようになる。
材料がよいが、材質に拘らない。また、図10のように
水の溜水孔4の止水弁体側に、先端の面積が小さい形状
のノズル14を設けた方が止水効果は大きくなる。
係を図3のものと、上下を逆にすることができる。この
場合、フロート5の上下運動と流出孔4の開閉の関係
が、やはり図3のものと逆になる。従って、図11に例
示したようなスプリング16と止水弁体8を持つ止水具
15が、別に必要になる。この方式のよいところは、流
出孔の位置を、より下の方にできるので、貯水タンクの
水を殆ど余すことなく利用できることである。
植物に適切な水分を自動的に補給することができるた
め、長期間、人手による水やりを必要としない。そのた
め、事業所においては、水やりの手間が省けるという省
力効果、家庭においては、長期間の外出もしやすくなる
というメリットがある。
その平面図であり、(2)はその正面断面図である。
筒形にした場合の、(1)は平面図、(2)は(1)の
A−A’断面図である。
水溜室の水位が定水位で、流出孔が閉ざされ、貯水タン
ク室から、水溜室への水の流れが止まっている図。
(2)は、水溜部の水位が低くなり、流出孔が開かれ、
貯水タンク室から水溜室へ水が流出している図。矢印は
水の流れを示している。
(1)は平面図、(2)は(1)のB−B’断面図。一
点鎖線部は、植物を植えた培土ケースを置く位置を示し
ている。
図。(1)はその平面図、(2)は(1)のC−C’断
面図。
図、(2)は(1)のD−D’断面図。
角柱にした場合の平面図と正面図、(2)は三角錘台に
した場合の平面図と正面図。
場合の平面配置図である。
列した場合の無駄な空間を斜線で示している。
弁体の中間に支点を置く配列でなく、支点とフロートの
中間に止水弁体を置く配列の自動給水装置部の拡大部分
図である。(1)は、定水位で、流出孔が閉ざされてい
る図。(2)は、定水位より低い水位で、流出孔が開か
れ、貯水タンク室から水溜室へ水が流出している図。矢
印は水の流れを示している。
Claims (3)
- 【請求項1】内部を貯水タンク室と水溜室に分離する隔
壁と、その隔壁の下方部に設けられた、貯水タンク室か
ら水溜室への水の流出孔と、水溜室の流出孔近傍に固定
された支点を中心に揺動する槓杆と、槓杆の一端に取り
付けられたフロートと、槓杆の一部に取り付けられ流出
孔を開閉する止水弁体を設けたことを特徴とする自動給
水植木鉢。 - 【請求項2】上記フロートを、水溜室の内壁に沿った形
のループ形にした請求項1の自動給水鉢。 - 【請求項3】外形を、三角柱あるいは三角錘台にしたこ
とを特徴とする請求項1の自動給水植木鉢。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37025697A JPH11192031A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 自動給水植木鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37025697A JPH11192031A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 自動給水植木鉢 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11192031A true JPH11192031A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18496449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37025697A Pending JPH11192031A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 自動給水植木鉢 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11192031A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005102523A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Seikoen:Kk | 植物栽培容器への自動給水装置及び自動給水システム |
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KR20200038403A (ko) * | 2018-10-03 | 2020-04-13 | 이훈재 | 수위조절수단에 의해 급수되는 화분 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP37025697A patent/JPH11192031A/ja active Pending
Cited By (11)
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