JP2010035456A - 給水調節機能付き鉢植給水器 - Google Patents

給水調節機能付き鉢植給水器 Download PDF

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Abstract

【課題】給水調節が可能であると共に、小型で設置に場所をとらず、且つ、簡素な構造で安価に製造できる給水調節機能付き鉢植給水器を提供する。
【解決手段】給排水部2に蓋部3が螺着自在に設けられ、蓋部3によって密閉自在の透明又は半透明の水槽部4と、蓋部3を貫通し、蓋部3から外方に突設して設けられる透明又は半透明の円筒部5と、蓋部3を貫通し、水槽部4内と円筒部5内とを連通させる細筒6とを備え、水を入れた水槽部4を上にして、円筒部5の先端を植木鉢11の土12内に差し込み、又は、植木鉢11の土12上面近傍に位置させ、蓋部3の螺着を緩めると、螺着を緩めた割合に応じて、蓋部3の隙間から水槽部4に外気が進入し、外気の進入に応じて、水槽部4内の水が水槽部4内から細筒6及び円筒部5内を通過して植木鉢11の土12上に滴下するように構成されている給水調節機能付き鉢植給水器1を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、植木鉢等に水を給水する鉢植給水器に関し、特に、給水調節が可能であると共に、設置に場所をとらず、且つ、安価に製造できる給水調節機能付き鉢植給水器に関する。
従来、植木鉢等に給水する鉢植給水方法として、例えば、植木鉢を水に浸漬させる方法、吸水材等を用いて植木の下方から水を吸水させる方法、植木鉢の上方にタンクを設置して水を滴下させる方法、毛細管現象を利用して水を滴下させる方法、タイマーを用いて所定時刻に水道水等を散布する方法等、種々の方法が行なわれている。
然しながら、これらの方法は、例えば、水分の供給が過剰になる、水分の供給調節が難しい、設備が大きくなる、設備が複雑になる、設備が高価になる、外観上好ましくない等の問題点があり、広く普及するに至っていない。
先行文献としては、例えば、特許文献1があり、特許文献1は、水貯溜用のタンクと給水タンクとを備え、給水タンク内の水量を浮きによるバルブの開閉作用によって自動的に一定レベルに保つようにするとともに、給水タンク内の水を吸い上げ部材の毛細管作用により給水タンクの外へ取り出し、鉢の培土上に自動滴下可能にするものである。
実用新案登録第3100071号公報
前述したように、従来の鉢植給水の方法は、水分の供給が過剰になる、給水調節が難しい、設備が大きくなる、設備が複雑になる、設備が高価になる、外観上好ましくない等の問題点があり、その解決が望まれている。
又、特許文献1も給水設備のサイズが比較的大きく、比較的複雑な装置である等の問題点を有している。
以上の現状に鑑み、本発明は、給水調節が可能であると共に、小型で設置に場所をとらず、且つ、簡素な構造で安価に製造できる給水調節機能付き鉢植給水器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、給排水部に蓋部が螺着自在に設けられ、前記蓋部によって密閉自在の透明又は半透明の水槽部と、前記蓋部を貫通し、前記蓋部から外方に突設して設けられる透明又は半透明の円筒部と、前記蓋部を貫通し、前記水槽部内と前記円筒部内とを連通させる細筒とを備え、水を入れた前記水槽部を上にして、前記円筒部の先端を植木鉢の土内に差し込み、又は、植木鉢の土上面近傍に位置させ、前記蓋部の螺着を緩めると、前記螺着を緩めた割合に応じて、前記蓋部の隙間から前記水槽部に外気が進入し、外気の進入に応じて、前記水槽部内の水が前記水槽部内から前記細筒及び前記円筒部内を通過して前記植木鉢の土上に滴下するように構成されていることを特徴とする給水調節機能付き鉢植給水器を提供するものである。
請求項2に係る発明は、前記円筒部は、基端部がフランジ状に拡径して前記蓋部内に装着され、前記蓋部を前記給排水部に螺着すると、前記基端部はパッキンを介して前記給排水部に圧着され前記給排水部と前記基端部間が気密状態になり、前記蓋部の螺着を緩めると、前記給排水部と前記基端部間に生じる隙間から前記水槽部に外気が進入し、外気の進入に応じて、前記水槽部から前記細筒及び前記円筒部内を通過して前記水槽部の水が前記植木鉢の土上に滴下するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の給水調節機能付き鉢植給水器を提供するものである。
請求項3に係る発明は、前記円筒部の先端部を植木鉢の土内に差込み易くするため、前記円筒部の先端部にテーパ状の小円筒が螺着されていることを特徴とする請求項1又は2記載の給水調節機能付き鉢植給水器を提供するものである。
請求項4に係る発明は、前記水槽部内に水に浮く浮玉を挿入し、前記水槽部内に水を入れた時に、前記浮玉によって水位が視認できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の給水調節機能付き鉢植給水器を提供するものである。
本発明の請求項1記載の発明によれば、給水調節が可能であると共に、小型であるため設置に場所をとらず、且つ、簡素な構造であるため安価に製造でき、更に、美観上も優れた給水調節機能付き鉢植給水器を提供することができる。又、本発明の給水調節機能付き鉢植給水器は、水槽部に水を補給することにより、何度でも繰り返し使用可能である。更に、水槽部と円筒部が透明又は半透明であるので、水位、滴下の確認が容易である。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、給排水部と基端部間に生じる隙間から水槽部に外気を進入させることができ、この外気の進入に応じて、水の滴下量を調節することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果に加え、テーパ状の小円筒によって円筒部の先端部を植木鉢の土内に差込み易くすることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1乃至3のいずれか一に記載の発明の効果に加え、浮玉によって水位を確認できる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1に於いて、1は、本発明による給水調節機能付き鉢植給水器であり、給水調節機能付き鉢植給水器1は、円筒状に突設された給排水部2に蓋部3が螺着自在に設けられ、蓋部3によって密閉自在の透明又は半透明の水槽部4と、蓋部3を貫通し、蓋部3から外方に突設して設けられる透明又は半透明の円筒部5と、蓋部3を貫通し、水槽部4内と円筒部5内とを連通させる細筒6とを備えている。
尚、前記水槽部4は、例えば、好ましくは、約500mlの略球状のガラス容器で形成されるが、他の形状の容器でもよく、又、プラスチック等、他の材料で形成されてもよい。又、前記円筒部5はプラスチックで形成されている。尚、前記円筒部5は、図1に示すように先端側が細くなるようにテーパ形状に形成されても良い。
そして、図2に示す如く、前記円筒部5は、基端部7近傍が基端側に向かって半球状に次第に拡径すると共に、基端部7がフランジ状に拡径して蓋部3内に装着され、蓋部3を給排水部2に螺着すると、基端部7がパッキン8を介して給排水部2に圧着されるように構成されている。
又、前記円筒部5の先端部を植木鉢(図示せず)の土内に差込み易くするため、円筒部5の先端部に、先端側が細くなるようにテーパ形状に形成された小円筒9が螺着されている。
尚、図2に於いて10は、パッキン8に設けられた空気を流入させるための空気孔である。
而して、図3に示すように、前記給水調節機能付き鉢植給水器1の蓋部3を外して水槽部4内に水Wを入れ、水Wを入れた水槽部4に蓋部3を被せ、水槽部4を上にして、テーパ形状の小円筒9及び円筒部5先端部を植木鉢11の土12中に差し込み、又は、植木鉢11の土12表面近傍に位置させ、蓋部3の螺着を適宜緩めると、螺着を緩めた割合に応じて、蓋部3と給排水部2との間に生じる隙間、即ち、蓋部3と円筒部5の基端部7間に生じる隙間、基端部7とパッキン8との間に生じる隙間、給排水部2とパッキン8との間に生じる隙間、及び、パッキンに設けられた空気孔10等を介して外気が進入し、進入した外気は気泡13を形成して水槽部4内に進入し、外気の進入に応じて、水槽部4内の水が水槽部4内から細筒6及び円筒部5内を通過して水滴14となって植木鉢11の土12上に滴下する。
前記給水調節機能付き鉢植給水器1は、植木鉢11に植えられた植物15に対し、例えば、水500mlで最長1週間程度給水することができる。
図4に於いて、21は、変形例の給水調節機能付き鉢植給水器を示し、給水調節機能付き鉢植給水器21は、前記給水調節機能付き鉢植給水器(図1に於いて1)の水槽部4内に、水に浮く浮玉22を挿入し、水槽部4内に水を入れた時に、浮玉22によって水槽部4内の水位が視認できるようにしたものである。浮玉22は、プラスチック、ガラス、ゴム等から形成される球形のカラーボールであることが好ましく、これによって、水槽部4内の水位が容易に確認できる。
(a)本発明による給水調節機能付き鉢植給水器の正面図である。(b)本発明による給水調節機能付き鉢植給水器の蓋部の切欠斜視図である。(c)本発明による給水調節機能付き鉢植給水器の蓋部の平面図である。 本発明による給水調節機能付き鉢植給水器の分解正面図である。 (a)本発明による給水調節機能付き鉢植給水器を植木鉢の土内に差し込んだ状態を示す斜視図である。(b)本発明の円筒部が植木鉢の土内に差し込まれたときの水の滴下状態を示す拡大正面縦断面図である。 本発明による変形例の給水調節機能付き鉢植給水器の正面図である。
符号の説明
1,21 給水調節機能付き鉢植給水器
2 給排水部
3 蓋部
4 水槽部
5 円筒部
6 細筒
7 基端部
8 パッキン
9 小円筒
11 植木鉢
12 土
22 浮玉

Claims (4)

  1. 給排水部に蓋部が螺着自在に設けられ、前記蓋部によって密閉自在の透明又は半透明の水槽部と、前記蓋部を貫通し、前記蓋部から外方に突設して設けられる透明又は半透明の円筒部と、前記蓋部を貫通し、前記水槽部内と前記円筒部内とを連通させる細筒とを備え、水を入れた前記水槽部を上にして、前記円筒部の先端を植木鉢の土内に差し込み、又は、植木鉢の土上面近傍に位置させ、前記蓋部の螺着を緩めると、前記螺着を緩めた割合に応じて、前記蓋部の隙間から前記水槽部に外気が進入し、外気の進入に応じて、前記水槽部内の水が前記水槽部内から前記細筒及び前記円筒部内を通過して前記植木鉢の土上に滴下するように構成されていることを特徴とする給水調節機能付き鉢植給水器。
  2. 前記円筒部は、基端部がフランジ状に拡径して前記蓋部内に装着され、前記蓋部を前記給排水部に螺着すると、前記基端部はパッキンを介して前記給排水部に圧着され前記給排水部と前記基端部間が気密状態になり、前記蓋部の螺着を緩めると、前記給排水部と前記基端部間に生じる隙間から前記水槽部に外気が進入し、外気の進入に応じて、前記水槽部から前記細筒及び前記円筒部内を通過して前記水槽部の水が前記植木鉢の土上に滴下するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の給水調節機能付き鉢植給水器。
  3. 前記円筒部の先端部を植木鉢の土内に差込み易くするため、前記円筒部の先端部にテーパ状の小円筒が螺着されていることを特徴とする請求項1又は2記載の給水調節機能付き鉢植給水器。
  4. 前記水槽部内に水に浮く浮玉を挿入し、前記水槽部内に水を入れた時に、前記浮玉によって水位が視認できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の給水調節機能付き鉢植給水器。
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