JP2011239306A - 管理装置及び前記管理装置と複数の機器を含むシステム、及びその制御方法 - Google Patents

管理装置及び前記管理装置と複数の機器を含むシステム、及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の機器を含むネットワークシステムで、各機器を操作する利便性をできるだけ損なわずに全体の消費電力量を制御する技術を提供する。
【解決手段】目標消費電力量と、省電力制御を行う期間を設定し、目標消費電力量に基づいて各機器の目標消費電力量を算出して各機器に設定する。その期間内に、機器の消費電力量が当該機器の目標消費電力量に対応する省電力移行電力量に到達した第1の機器から電力量の再分配の要求を受信すると、第1の機器以外の機器の消費電力量と前記期間終了までの残りの期間から、前記期間終了時点での消費予測電力量を算出し、各機器の前記省電力移行電力量及び消費電力量とを基に、この期間の終了までに各対応する機器の省電力移行電力量に到達しない第2の機器を選択し、当該第2の機器から第1の機器に分配可能な消費電力量を決定して第1及び第2の機器の省電力移行電力量を更新する。
【選択図】図10

Description

本発明は、複数の機器を含むシステムにおける各機器の消費電力量を制御する技術に関する。
従来、機器が消費する電力に対して目標となる基準電力量を定め、その基準電力量に基づいて機器の消費電力を制御する電力制御技術が知られている。具体的には、画像形成装置が消費する電力量に対して一定の目標となる消費電力量を基準値として設定する。その基準値に基づいて、その画像形成装置をスリープモードのような省電力モードに移行させたり、或いは省電力モードに移行するための経過時間を調整することで省電力化を実現するものである。
特許文献1は、複数の画像形成装置がネットワークで接続されているシステムにおいて、システム全体の消費電力を効率的に制御する技術を提案している。これによれば、各ユーザが使用しようとする画像形成装置の動作開始までの待ち時間が少なくなるように、各画像形成装置の省電力モードの制御を行うものである。具体的には、複数の装置の合計電力が上限値を上回っているか否かを判断して、上回っていれば全ての画像形成装置を節電状態へ移行させ、この結果、上限値を下回ると優先度の高い画像形成装置を動作可能なレディ状態にしている。
特開2003−032397号公報
しかしながらこの従来技術では、上限値に基づいて制御する期間は設定されていない。従って、消費電力量が上限値に達するまでの期間だけ、画像形成装置を使用できることになる。また従来例では、上限値を下回っても、予め設定された優先度に基づいて動作可能なとなる画像形成装置を決定している。このため、消費電力量が上限値に達した後では、優先度の低い画像形成装置は全て節電状態になるため、これら画像形成装置のユーザにとって不公平感が生じる。
実際のオフィスネットワーク環境では、複数の画像形成装置のそれぞれは機能や性能、稼動時間帯、稼動内容の点でばらつきがある。このような使用環境で各画像形成装置が消費する電力量をシステム全体で制御するためには、その各画像形成装置の使用状況などを考慮して電力制御を行う必要があるが、そのような技術は提案されていなかった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本願発明の特徴は、複数の機器を含むネットワークシステムで、各機器を操作する利便性をできるだけ損なわずに全体の消費電力量を制御できる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係るシステムは以下のような構成を備える。即ち、
複数の機器と、前記複数の機器と通信可能な管理装置とを含むシステムであって、
前記管理装置は、
前記システム全体の目標消費電力量と、省電力制御を行う期間の設定を受け付ける受け付手段と、
前記システム全体の目標消費電力量に基づいて各機器の目標消費電力量を算出して各機器に設定する設定手段と、
前記期間内に、機器の消費電力量が当該機器の目標消費電力量に対応する省電力移行電力量に到達した第1の機器から電力量の再分配の要求を受信する受信手段と、
前記第1の機器以外の機器それぞれが消費した消費電力量と前記期間終了までの残りの期間から、前記期間終了時点での前記複数の機器それぞれの消費予測電力量を算出する算出手段と、
前記算出手段が算出した前記第1の機器以外の機器それぞれの前記消費予測電力量と、各機器の前記省電力移行電力量及び消費電力量とを基に、前記期間の終了までに各対応する機器の省電力移行電力量に到達しない第2の機器を選択して、当該第2の機器から前記第1の機器に分配可能な消費電力量を決定して前記第1及び第2の機器の省電力移行電力量を更新する更新手段とを有し、
前記機器のそれぞれは、
当該機器で消費される消費電力量を測定する測定手段と、
前記測定手段で測定される当該機器の消費電力量が、当該機器の省電力移行電力量に到達すると前記電力量の再分配の要求を前記管理装置に送信する送信手段と、
前記更新手段により更新された省電力移行電力量を受け取って当該機器に対応する省電力移行電力量を更新する手段と、
当該機器の消費電力量と、当該機器に対応する省電力移行電力量とに基づいて当該機器を省電力モードに移行するかどうかを制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、それぞれ機能や性能、稼動時間帯、稼動内容の点でばらつきがある複数の機器の使用環境で、各機器が消費する消費電力量を全体で制御して、目標消費電力量に基づく省電力制御が可能になる。
本実施形態に係る省電力制御システムの構成を示す図。 本実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図。 本実施形態に係る管理装置の構成を示すブロック図。 本実施形態に係る電力測定装置の構成を示すブロック図。 管理装置の操作部に表示される目標消費電力量の設定画面の一例を示す図。 管理装置の操作部に表示される画面例を示す図。 図5、図6で説明した目標電力量制御の具体例を説明する図。 図7に示した各機器の配分量で、所定期間内で消費した累積電力量の具体例を説明する図。 機器B〜機器Dから機器Aに対して電力量を譲渡した後の各機器の消費電力量を説明する図。 画像形成装置と管理装置の動作を説明するフローチャート。 画像形成装置の操作部に表示する省電力制御の設定画面の一例を示す図(A)と、スリープ移行時間設定画面の一例を示す図(B)。 画像形成装置の操作部に表示する印刷レイアウト設定画面の一例を示す図(A)と、印刷色の設定画面の一例を示す図(B)。 省電力制御の設定画面におけるバックライト設定画面の一例を示す図。 画像形成装置の省電力モードでの動作を説明するフローチャート。 る画像形成装置のジョブ登録に関わる動作を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本実施形態に係る省電力制御システムの構成を示す図である。
この省電力制御システムは、プリンタ、複合機、FAXなどの複数の画像形成装置(機器)A〜D(102,105,107,108)を備える。また、各画像形成装置の消費電力を管理する電力量管理装置106(以下、管理装置)と、各画像形成装置が消費した消費電力量を測定する電力測定装置101(101a〜101e)含んでいる。また、このシステムを構成する各装置同士の情報伝達は、無線通信により行われる例で示している。この場合、マルチホップ型無線通信により、直接或いは中継により、各画像形成装置は管理装置106と電力測定装置101との間で通信を行う。尚、情報の伝達は無線に限らず、通信可能な構成であれば有線によりなされてもよい。また図1では、電力測定装置101は、画像形成装置の外部に配置されているが、画像形成装置の消費電力が測定可能でその測定した情報を送受信可能であれば、画像形成装置が電力測定装置を内蔵していてもよい。電力測定装置101は、例えば、一定期間に画像形成装置が形成(印刷)した画像の枚数、画像の種類(カラー/モノクロ)、トナーの消費量などを基にテーブルなどを参照して決定されても良い。
画像形成装置102は、電力測定装置101aから、画像形成装置102の消費電力の情報を受信する。また管理装置106から省電力制御の期間情報、目標電力値を受信する。画像形成装置102は、これら受信情報と、操作部140(図2)を使用してユーザにより設定される省電力制御設定値に基づいて消費電力制御を実施する。他の画像形成装置105,1107,108も同様に、各対応する電力測定装置101d,101c,101bから消費電力の情報を受信する。そして管理装置106から省電力制御の期間情報、目標電力値を受信し、これら受信情報と、操作部140(図2)を使用してユーザにより設定される省電力制御設定値に基づいて消費電力制御を実施する。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。以下、画像形成装置102の構成を例にして説明するが、他の画像形成装置の構成及び動作も基本的に同じであるとする。
コントローラユニット1200は、原稿画像を読み取るスキャナ10や、印刷を行うプリンタ20と接続される。またLAN3300や無線LAN1252と接続することで、ホストコンピュータ(不図示)、電力測定装置101や管理装置106、その他図示しない外部機器と接続している。CPU1201は、この画像形成装置102全体を制御する。RAM1202は、CPU1202が動作する際のプログラムを展開するメモリ、及びワークメモリを提供しており、更に画像データ等を一時記憶するためにも使用される。ROM1203はブートROMであり、ブートプログラムを格納している。HDD1204はハードディスクドライブであって、各種ソフトウェア、画像データ、ソフトウェアカウンタ値、目標消費電力量や電力測定装置101から受信した消費電力量の情報などを格納する。ソフトウェアカウンタ値は、印刷した画像の枚数をカウントした計数値を格納する。この計数値は、不揮発に記憶されるのであれば、その記憶場所はHDD1204に限らない。操作部インターフェース1206は、操作部140に表示する画像データを操作部140に出力したり、また操作部140を使用して使用者が入力した情報をCPU1201に伝える役割をする。ネットワークインターフェース1210はLAN3300に接続されLAN3300との間で情報の入出力を行う。無線通信インターフェース1270は、無線LAN1252との間で情報の入出力を行う。スキャナ・プリンタ通信インターフェース1208は、スキャナ10、プリンタ20とそれぞれ通信を行うためのインターフェースである。タイマ1211は、画像形成装置の時刻の計時や、一定時間間隔で割り込みを発する機能を有している。イメージバス・インターフェース1205は、画像データを高速で転送するイメージバス2008とシステムバス1207とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジとして機能している。
イメージバス2008には、以下のデバイスが配置される。ラスタイメージプロセッサ(RIP)1260は、PDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスインターフェース1220は、スキャナ10やプリンタ20に接続され、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部1280は、スキャナ10で原稿を読み取って得られた画像データに対して補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部1290は、プリンタ220に出力する画像データに対して補正、解像度変換等を行う。画像回転部1230は画像データの回転を行う。画像伸張/圧縮部(CODEC)1240は、多値画像データの場合はJPEGで、2値画像画像データの場合はJBIG,MMR,MHなどの圧縮伸張処理を行う。
この画像形成装置102は、省電力のためのスリープモードを備えている。CPU1201がこのスリープモードへの動作モード移行制御を行う。つまりCPU1202が画像形成装置102の稼動状況を判断して、プリンタ20,スキャナ10、操作部140などの各部分に対する電力供給を独立して遮断、或いは供給するように制御できる。例えば、スキャナ機能のみ使用する場合は、プリンタ20やプリンタ画像処理部1290への電力供給を遮断する。一方、プリンタ機能のみ使用する場合には、操作部140とスキャナ10やスキャナ画像処理部1280等への電力供給を遮断することにより、装置全体の消費電力量を削減する。
図3は、本実施形態に係る管理装置の構成を示すブロック図である。
管理装置106は、本実施形態に係る省電力制御システムにおける消費電力量の制御を行う。CPU1301は、RAM1302にロードされた制御プログラムを実行して、この管理装置全体の制御を行う。RAM1302は、CPU1301のプログラムを記憶しており、またCPU1301が動作するときワークメモリとしても使用される。ROM1303はブートROMであり、ブートプログラムを記憶している。HDD1304はハードディスクドライブであって、システムソフトウェア、目標消費電力量や画像形成装置から受信する消費電力量などを格納する。ネットワークインターフェース1310はLAN3300に接続され、LAN3300との間でデータの送受信を行う。無線通信インターフェース1307は、無線により画像形成装置と通信を行い、消費電力量の受信や目標消費電力量の送信を行う。入出力インターフェース1305は、液晶表示部、キーボード、タッチパネルなどを有する操作部1306との間で情報を入出力する。本実施形態に係る省電力制御システムにおける、目標消費電力量の設定などの各種設定指示は、この操作部1306により受け付け可能である。
なお、この管理装置106の構成は、汎用コンピュータの構成を基本にしていている。しかしながら本実施形態に係る省電力制御システムにおける消費電力量の管理や目標消費電力量などの設定指示が受け付け可能であれば、この構成に限定されるものではない。例えば、図2に示した画像形成装置の一つがその役割を担ってもよい。
図4は、本実施形態に係る電力測定装置の構成を示すブロック図である。
電力測定装置101は、各対応する画像形成装置の消費電力量の測定を行い、その測定結果を各対応する画像形成装置に送信する。CPU1401は、RAM1402に記憶された制御プログラムを実行して、消費電力の測定や測定結果の送信制御などの制御を行う。RAM1402は、CPU1401が動作するためのワークメモリを提供している。画像形成装置は、各対応する電力測定装置101(図1参照)の電力測定部1404を経由して電源電力が供給さるようになっている。そして電力測定部1404は、対応する画像形成装置の電源に供給される一次側の電力量を直接測定する。CPU1401は、この測定結果である消費電力量などの情報を入力して、RAM1402に記憶する。ROM1403ははCPU1401により実行される各種ソフトウェアを格納している。ネットワークインターフェース1410は、LAN3300と接続され、LAN3300を介してデータの送受信を行う。無線通信インターフェース1407は、無線により画像形成装置と通信を行い、画像形成装置からの要求に応じて消費電力量の情報の送信などを行う。尚、画像形成装置との情報の送受は、無線通信に限らずネットワークインターフェース1405を介したLAN接続インターフェースでもよい。
尚、この電力測定装置101は、画像形成装置の消費電力量が測定できるものであれば、画像形成装置内部に電力測定部としてその機能を備える構成であってもよい。
図5は、管理装置106の操作部1306に表示される目標とする消費電力量の設定画面の一例を示す図である。
この画面は、システム全体の目標消費電力量の入力欄1501と、システム全体の省電力制御を行う電力制御期間の入力欄1502とを有している。これら入力欄に入力された値は、システム全体の省電力制御パラメータとして、各画像形成装置の目標電力量を算出するための値として使用される。図5の例では、目標消費電力量は「300KWH」、電力制御期間は「1ヶ月」に設定されている。これにより、システム全体の一ヶ月間の目標とる累積消費電力量(目標消費電力量)を「300KWH」とした電力制御が指定されたことになる。
図6は、本実施形態に係る管理装置106の操作部1306に表示される画面例を示す図である。ここでは、システム全体の目標消費電力量に対して、各画像形成装置(ここでは各機器としている)に対して設定される消費電力量の目標値を算出するための詳細条件を設定する画面の一例を示している。
詳細設定画面1600は、システム全体の目標消費電力量を各機器に配分するための詳細設定を行うための画面である。期間配分ボタン1610は、システム全体の省電力制御期間(図5)に対して、目標消費電力量を各機器に分割する日数を指定する。期間配分ボタン1610が指示されると、期間配分設定画面1601が表示される。ここでは、図5で示した目標電力制御期間(1ヶ月)に対して目標消費電力量を分割する日数を「5日」に設定している。尚、この分割する日数は必ずしも指定する必要はなく、省略可能である。この場合は図5の1502で設定された期間が、この配分期間となる。
配分方法ボタン1611は、各機器に配分する消費電力量を決定する方法を指定するボタンで、このボタン1611が指示されると配分方法の設定画面1602へ遷移する。ここでは、配分期間(ここでは5日間)での目標電力量を、過去(1ヶ月、もしくは前期間)の実績から分配量を決定する(「実績配分」)か、各機器に均等に配分する(「均等配分」)かを選択できる。「実績配分」の場合、管理装置106が蓄積している、各機器から受信した消費電力量から配分する電力量を決定する。
省電力移行レベルボタン1612は、各機器が省電力モードに移行するときの累積消費電力量を、各機器の目標消費電力量に対して何%に設定するかを指定するためのボタンである。このボタン1612が指示されると、省電力移行レベル設定画面1603が表示される。ここでは、省電力への移行レベルは、目標電力量を「100」としたときの割合で入力されており、図6の例では、「80%」に設定されている。
再分配方法ボタン1613は、これは、累積消費電力量に余裕がある機器から、累積した消費電力量が目標消費電力量に達した機器へ消費電力量を譲渡する場合の譲渡方法を決定するためのボタンである。このボタン1613が指示されると、再分配方法の設定画面1604へ遷移する。ここでは譲渡可能な電力量の順(譲渡可能電力順)、又は、各機器から均等な電力量を譲渡する(均等量)のいずれかを選択できる。
図7は、図5、図6で説明した目標電力量制御の具体例を説明する図である。
図5において、システム全体の目標消費電力量、制御期間は、それぞれ「300KWH」、「1ヶ月」に設定されており、図6において、期間配分ga「5日」、機器配分方法は「実績配分」と設定されている。
この場合、例えばあるオフィスの1ヶ月の稼働日数を25日とすると、5日間の全システムの消費電力量の配分は、300/(25/5)=60[KWH]となる。また各機器(画像形成装置)A〜Dの配分は、全期間の各機器の累積消費電力量に基づいて、それぞれ20KWH,10KWH,15KWH,15KWHに設定されるものとする。これは管理装置106が蓄積している各機器(画像形成装置)から受信した累積消費電力量に基づいて決定される。
図8は、図7に示した各機器の配分量で、所定期間内で消費した累積電力量の具体例を説明する図である。
図8(A)において、実線1801は、図7において各機器A〜Dに配分された所定期間内(5日間)における目標電力量(P1)を示す。点線1802は、図6の省電力移行レベル設定画面1603で設定された省電力モード移行閾値(P1×80%)を示している。各機器の累積消費電力量が点線1802で示すレベルに到達すると、その機器が省電力モードへ移行する。1803は、各機器に対応する電力測定装置101により測定され累積された、各機器のリアルタイムでの累積消費電力量(P2)を示す。1804は、消費電力量の測定を開始した時間から現時点までの経過時間を、配分を決定する配分期間(5日間)から差し引いた残り時間で、各機器が消費する予測消費電力量(P3)を示す。また1805は、その予測に基づいて、5日間終了時に、各機器で余剰と想定される電力量を示しており、これは他の機器(図8(A)では機器A)へ譲渡可能な電力量(P4)を示している。
以下詳しく説明する。1806で示すように、期間5日(T1=120時間)において、機器A(第1の機器)の累積消費電力量が4日目の80時間(T2)を経過した時に省電力移行電力ライン1802に到達している。この時点で、機器Aである第1の機器以外の機器の譲渡可能電力1805を計算する。P3,P4は上記条件において、それぞれ次式の計算式で算出される。
P3=P2×(T2−T1)/T1
P4=0.8×P1−(P2+P3)
図8(B)は、各機器の目標電力量(P1)、現時点までの累積消費電力量(P2),5日間終了時点での予測消費電力量(P3)、及び譲渡可能電力量(P4)の具体例を示す図である。
本実施形態では、図6の再分配方法1604では、分配方法が「譲渡可能電力順」に選択されている。図8(B)の例では、機器Aの合計消費電力量が省電力モードへ移行する電力量に到達しているにも拘わらず、これから機器Aが消費する予測消費電力量が8KWHとなっている。機器Aにおける残期間(1日)での所要電力量は、次式の計算式で算出される。
((0.8×P1+P3)/0.8)−P1
=(16+8)/0.8−20
=30−20
=10
これにより、機器Aには10KWHの電力量が必要となることがわかる。
図6では、再分配方法が「譲渡可能電力順」に設定されているため、譲渡可能な電力量が最も多い機器C(第2の機器)から譲渡可能(分配可能)な最大の7.5KWH、次に譲渡可能な電力量が多い機器Bから譲渡可能(分配可能)な2KWHが譲渡される。そして機器Dから残りの0.5KWHの電力量が機器Aに譲渡される。
図9は、機器B〜機器Dから機器Aに対して上記電力量を譲渡した後の各機器の消費電力量を説明する図である。機器B〜機器Dから機器Aに電力量を譲渡したことにより、各機器の目標消費電力量1801及び省電力移行電力量1802が変更されている。即ち、図9では、機器B〜機器Dの目標消費電力量1801が、各機器から機器Aに譲渡した電力量に応じて低下し、それに伴って省電力移行電力量1802も低下している。これに対して機器Aでは、機器B〜機器Dから譲渡された電力量分、目標消費電力量1801が増加し、それに伴って省電力移行電力量1802も増加している。
これにより機器Aは省電力モードに移行することなく動作(印刷)を継続できる。また全ての機器A〜Dの5日経過後の予測累積消費電力量は、省電力移行電力量1802以下となるため、図6で設定された期間内で、システム全体の消費電力量を抑えながら、全ての機器を省電力モードに移行させることなく動作させることができる。
図10は、本実施形態に係る画像形成装置と管理装置の動作を説明するフローチャートである。尚、画像形成装置の動作は、CPU1201が、RAM1202にロードされたプログラムに従って制御処理を実行することにより達成される。また管理装置106の動作は、CPU1301が、RAM1302にロードされたプログラムに従って制御処理を実行することにより達成される。
まずS1901で、管理装置106のCPU1301は、操作部1306に表示する目標消費電力量設定画面(図5)の入力欄1501で、目標消費電力量の設定を受け付け、その設定された電力量をRAM1302及びHDD1304に記録する。次にS1902で、CPU1301は設定画面における入力欄1502で、電力制御期間の設定を受け付け、その設定された期間をRAM1302及びHDD1304に記録する。図5では、目標消費電力量は300KWH、電力制御期間は1ヶ月(30日)と入力されている。次にS1903で、CPU1301は、配分設定画面1600(図6)で、各画像形成装置に対して設定する目標消費電力量の算出、再分配方法などの詳細設定の入力を受け付けて、それをRAM1302及びHDD1304に記録する。図6では、配分期間1601は「5日」単位、機器分配方法1602は「実績配分」、省電力移行レベル1603は「80%」、再分配方法1604は「譲渡可能電力順」に設定されている。
次にS1904に進み、CPU1301は、S1901,S1903で入力された条件に基づいて、各画像形成装置に設定する消費電力量の目標値を算出する。この場合、図7に示すように、例えばあるオフィスの1ヶ月の稼働日数が25日の場合は、その内の5日間の総電力量を算出する。また各画像形成装置の消費電力量の分配量は、先月又は前5日間の実績により算出される。次にS1905に進み、CPU1301はLAN3300を介して全ての画像形成装置に対して目標消費電力量、及び省電力モードに移行する電力量の情報を送信する。
これにより画像形成装置のCPU1201は、S1906で、管理装置106から送信された目標消費電力量、省電力移行電力量の情報を受信し、それらをRAM1202及びHDD1204に記録する。次にS1907に進み、CPU1201は、この受信した目標消費電力量の情報に基づいて目標消費電力制御を開始する。そしてS1907で、CPU1201は、電力測定装置101から受信した、指定された期間(ここでは5日)内の累積消費電力量が省電力移行電力量に到達したか否かを判断する。S1907で、CPU1201が省電力移行電力量に到達したと判断するとS1908に進み、CPU1201はLAN3300を介して累積消費電力量の値と一緒に、電力の再分配要求を管理装置106に送信する。
こによりS1910で、管理装置106のCPU1301は、その受信した情報を基に、HDD1304に記録されている電力ストック(前月、又は前設定期間で余った電力量)の有無を確認する。ここで画像形成装置が必要とする電力量が電力ストックになければS1911へ移行するが、電力ストックがあればS1914に進む。S1911では、CPU1301はLAN3300に繋がる他の画像形成装置が、その期間内でこれまでに消費した累積消費電力量の情報を吸い上げ、設定期間(5日)終了時点での消費予測電力量を算出する。次にS1912に進み、CPU1301は、各画像形成装置の消費予測電力量から他の画像形成装置に譲渡できる電力量を算出し、各画像形成装置毎の譲渡可能の可否を判別する。ここで譲渡可能でないと判定されるとS1914に進むが、譲渡可能と判断された場合はS1913に進み、図6の再分配方法1604で設定された分配方法を確認する。次にS1914に進み、CPU1301は、電力ストック、又は各画像形成装置の譲渡可能な電力量の情報、目標電力量の再設定のための情報、又は分配不可といった情報を、対象となる画像形成装置へ送信する。
これにより画像形成装置のCPU1201は、S1915で、S1914で送信された情報を受信し、その受信情報に従って目標消費電力を再設定したり、又は省電力移行電力量を更新する。また分配が不可であれば、以前と同じ状態で動作する。
次にS1916に進み、図5の1502で設定された電力制御期間が終了するまで上記フローを繰り返し、電力制御期間が終了した時点でS1917へ遷移して、各画像形成装置は、期間終了時点での累積電力消費量を管理装置106へ送信する。これによりS1918で、管理装置106のCPU1301は、その受信した電力消費量をRAM1302及びHDD1304に記録する。
以上、画像形成装置と管理装置106との間で互いに送受信する目標消費電力量、動的な変更等の情報を交えた相互の連携動作を含めた動作について説明した。上述したフローは、管理装置106が電力量の算出や設定などの管理を行う例を示しているが、画像形成装置単独で管理する構成であってもよい。
次に図11〜図13を参照して、画像形成装置が省電力モードで実施する動作をユーザに設定させるためのユーザインターフェースの例を説明する。
図11(A)は、本実施形態に係る画像形成装置の操作部140に表示する省電力制御の設定画面の一例を示す図である。
この省電力制御の設定画面は、スリープ移行時間設定ボタン2001、印刷レイアウト設定ボタン2002、印刷色設定ボタン2003、バックライト設定ボタン2004を備える。また各ボタンは、その設定を有効或いは無効にするチェックボックスを有している。スリープ移行時間設定ボタン2001は、省電力制御が行われる場合に、スリープ状態に移行する時間を設定するものである。例えば、通常動作時に、例えばユーザによる操作が所定時間なされない場合にスリープ状態に移行するのに対して、その所定時間よりも短い時間を設定する。印刷レイアウトボタン2002は、省電力制御が行われる場合に縮小レイアウト設定による印刷を行うように設定する。例えば、2in1,4in1、両面印刷などを含む印刷レイアウトの設定を受け付ける。印刷色設定ボタン2003は、省電力制御が行われる場合に、強制的にモノクロ印刷に限定して印刷するように設定する。例えば、スキャナ10で読み取る原稿色の検知機能をオフするなどしてモノクロ印刷に設定する。バックライト設定ボタン2004は、省電力制御が行われる場合、操作部140の表示部のバックライトの光量を減らすように設定する。このような省電力制御設定画面による設定内容は、OKボタンが指示されると、CPU1201によってRAM1202或いはHDD1204に記録される。
尚、この図11(A)に示した省電力制御設定は、本実施形態に係る省電力制御システムにおける省電力制御の一例であって、図示した例に限定されるものではない。その他画像形成装置の省電力効果のあるパラメータ設定、動作モード設定であればよい。
図11(B)は、本実施形態に係る省電力制御の設定画面におけるスリープ移行時間の設定画面の一例を示す図である。この画面は、図11(A)のスリープ移行時間設定ボタン2001が指示されることにより表示される。
このスリープ移行時間の設定画面は、通常動作時のスリープ移行時間を入力する欄2201と、省電力制御時のスリープに移行時間を入力する欄2202とを含んでいる。図示の例では、所定時間の間、データの入力或いはユーザによる操作がない場合に省電力モードに移行する時間を、通常モード時は5分、省電力制御時には2分に設定している。
図12(A)は、本実施形態に係る省電力制御の設定画面における印刷レイアウト設定画面の一例を示す図である。この画面は、図11(A)の印刷レイアウト設定ボタン2002が指示されることにより表示される。
この印刷レイアウト設定画面は、省電力制御時に行う縮小レイアウトをチェックボックス2301によって選択する選択項目を含む。また省電力制御時に両面印刷を「する」、「しない」をチェックボックス2302によって選択できる。また上記項目の設定結果をデフォルト設定として設定する選択項目2303と、上記項目の設定結果を強制設定として設定する選択項目2304とを備える。図示の例では、縮小レイアウトは2in1、両面設定が「する」に指定されていて、これらの設定をデフォルトで指定するように設定されている。
図12(B)は、本実施形態に係る省電力制御の設定画面における印刷色設定画面の一例を示す図である。この画面は、図11(A)の印刷色設定ボタン2003が指示されることにより表示される。
この印刷色設定画面は、省電力制御時にモノクロ印刷指定するかしないかを設定するための選択項目2401と、この設定をデフォルト設定として設定するための選択項目2402を備える。また上記項目の設定結果を、強制設定として設定する選択項目2403をも備える。図示の例では、省電力制御時にモノクロ印刷が「する」に指定され、「強制指定」がチェックされている。この場合は、省電力モードではモノクロ印刷のみが実行される。
図13は、本実施形態に係る省電力制御の設定画面におけるバックライト設定画面の一例を示す図である。この画面は、図11(A)のバックライト設定ボタン2004が指示されることにより表示される。
このバックライト設定画面は、省電力制御時における、操作部140の表示部のバックライトの光量設定を行うための調整項目2501と、設定結果をデフォルト設定として設定する選択項目2502を備える。また上記項目の設定結果を強制設定として設定するための選択項目2503も備えている。図示の例では、バックライトの光量は、普通よりやや暗く設定されていて、「デフォルト指定」が設定されている。
図14は、本実施形態に係る画像形成装置の省電力モードでの動作を説明するフローチャートである。尚、この処理は、CPU1201が、RAM1202にロードされたプログラムを実行することにより達成される。
省電力モードにおいて、CPU1201はS2101で、省電力制御の設定内容をRAM1202又はHDD1204から読み出す。次にS2102に進み、CPU1201は、その読み出した省電力設定に基づいて、スリープ移行時間設定が有効になっているか否か判断する。ここで有効になっていないときはS2104に進むが、有効になっていると判断するとS2103に進み、例えば、スリープ移行時間を短く変更して(図11(B)の例では2分)S2104に進む。S2104では、CPU1201は印刷色設定が有効になっているか否か判断する。ここで印刷色の設定が有効になっていないときはS2106に進むが、有効に設定されているとS2105に進み、設定として例えば図12(B)の例では、モノクロ印刷を「強制指定」に変更してS2106に進む。この場合、CPU1201は、スキャナ10による原稿色の検知機能をオフに設定したり、原稿タイプをモノクロ設定に固定するなど設定変更を行う。
次にS2106では、CPU1201は、印刷レイアウト設定が有効になっているか否か判断する。ここで印刷レイアウト設定が有効になっていないときはS2108に進み、有効になっていればS2107に進む。S2107では、設定として例えば図12(A)のように、2in1のレイアウト印刷をデフォルトに変更してS2108に進む。S2108では、CPU1201は、バックライト設定が有効になっているか否か判断する。バックライト設定が有効でなければS2110に進むが、有効になっていればS2109に進み、CPU1201は設定として例えば図13のように、バックライトの光量を「普通」よりも少し暗くなるようにダウンするように変更してS2110に進む。S2110では、スリープ状態に移行して省電力状態に移行する。
図15は、本実施形態に係る画像形成装置のジョブ登録に関わる動作を説明するフローチャートである。尚、この処理は、CPU1201が、RAM1202にロードされたプログラムを実行することにより達成される。
CPU1201は、S2201で、コピーやプリントを実行させるときに操作部140を介して行う詳細な条件設定を含むジョブを登録する場合に、省電力制御に基づく省電力制御中であるかどうかを判断する。ここで省電力制御がオフの場合はS2204に進み、CPU1201は、制限なしで通常のジョブ登録を受け付ける。一方、S2201で、省電力制御中であると判断した場合はS2202に進み、省電力の制御内容を操作部140に表示することでユーザに通知する。次にS2203に進み、CPU1201は、省電力制御に基づくジョブ登録を受け付ける。
以上説明したように省電力制御システムにおける画像形成装置では、ジョブの登録時に省電力制御中であるか否かを判断してジョブ登録を受け付けることで、ジョブ登録後に省電力制御によってジョブ実行条件が変更されることがないようにしている。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (10)

  1. 複数の機器と、前記複数の機器と通信可能な管理装置とを含むシステムであって、
    前記管理装置は、
    前記システム全体の目標消費電力量と、省電力制御を行う期間の設定を受け付ける受け付手段と、
    前記システム全体の目標消費電力量に基づいて各機器の目標消費電力量を算出して各機器に設定する設定手段と、
    前記期間内に、機器の消費電力量が当該機器の目標消費電力量に対応する省電力移行電力量に到達した第1の機器から電力量の再分配の要求を受信する受信手段と、
    前記第1の機器以外の機器それぞれが消費した消費電力量と前記期間終了までの残りの期間から、前記期間終了時点での前記複数の機器それぞれの消費予測電力量を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した前記第1の機器以外の機器それぞれの前記消費予測電力量と、各機器の前記省電力移行電力量及び消費電力量とを基に、前記期間の終了までに各対応する機器の省電力移行電力量に到達しない第2の機器を選択して、当該第2の機器から前記第1の機器に分配可能な消費電力量を決定して前記第1及び第2の機器の省電力移行電力量を更新する更新手段とを有し、
    前記機器のそれぞれは、
    当該機器で消費される消費電力量を測定する測定手段と、
    前記測定手段で測定される当該機器の消費電力量が、当該機器の省電力移行電力量に到達すると前記電力量の再分配の要求を前記管理装置に送信する送信手段と、
    前記更新手段により更新された省電力移行電力量を受け取って当該機器に対応する省電力移行電力量を更新する手段と、
    当該機器の消費電力量と、当該機器に対応する省電力移行電力量とに基づいて当該機器を省電力モードに移行するかどうかを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とするシステム。
  2. 前記各機器の省電力移行電力量は、前記各機器の目標消費電力量に対して、所定の割合に設定された電力量であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記更新手段は、前記消費予測電力量と前記省電力移行電力量との差が最大の機器を前記第2の機器として選択することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記更新手段は、前記期間の終了までに各対応する機器の省電力移行電力量に到達しない機器が複数ある場合、当該複数の機器から均等に消費電力量を前記第1の機器に分配するように前記第1及び、各対応する機器の省電力移行電力量を更新することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  5. 前記設定手段は、前記複数の機器の過去の消費電力量の実績に基づいて各機器の目標消費電力量を算出して設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記設定手段は、前記複数の機器に均等に前記目標消費電力量を設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 前記機器はそれぞれ、前記省電力モードでの動作をユーザに設定させるためのユーザインターフェースを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシステム。
  8. 複数の機器と通信可能な管理装置であって、
    目標消費電力量と、省電力制御を行う期間の設定を受け付ける受け付手段と、
    前記目標消費電力量に基づいて各機器の目標消費電力量を算出して各機器に設定する設定手段と、
    前記期間内に、機器の消費電力量が当該機器の目標消費電力量に対応する省電力移行電力量に到達した第1の機器から電力量の再分配の要求を受信する受信手段と、
    前記第1の機器以外の機器それぞれが消費した消費電力量と前記期間終了までの残りの期間から、前記期間終了時点での前記複数の機器それぞれの消費予測電力量を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した前記第1の機器以外の機器それぞれの前記消費予測電力量と、各機器の前記省電力移行電力量及び消費電力量とを基に、前記期間の終了までに各対応する機器の省電力移行電力量に到達しない第2の機器を選択して、当該第2の機器から前記第1の機器に分配可能な消費電力量を決定して前記第1及び第2の機器の省電力移行電力量を更新する更新手段と、
    を有することを特徴とする管理装置。
  9. 複数の機器と、前記複数の機器と通信可能な管理装置とを含むシステムの制御方法であって、
    前記管理装置が、前記システム全体の目標消費電力量と、省電力制御を行う期間の設定を受け付ける受け付工程と、
    前記管理装置が、前記システム全体の目標消費電力量に基づいて各機器の目標消費電力量を算出して各機器に設定する設定工程と、
    前記管理装置が、前記期間内に、機器の消費電力量が当該機器の目標消費電力量に対応する省電力移行電力量に到達した第1の機器から電力量の再分配の要求を受信する受信工程と、
    前記管理装置が、前記第1の機器以外の機器それぞれが消費した消費電力量と前記期間終了までの残りの期間から、前記期間終了時点での前記複数の機器それぞれの消費予測電力量を算出する算出工程と、
    前記管理装置が、前記算出工程が算出した前記第1の機器以外の機器それぞれの前記消費予測電力量と、各機器の前記省電力移行電力量及び消費電力量とを基に、前記期間の終了までに各対応する機器の省電力移行電力量に到達しない第2の機器を選択して、当該第2の機器から前記第1の機器に分配可能な消費電力量を決定して前記第1及び第2の機器の省電力移行電力量を更新する更新工程と、
    前記機器のそれぞれが、当該機器で消費される消費電力量を測定する測定工程と、
    前記機器のそれぞれが、前記測定工程で測定される当該機器の消費電力量が、当該機器の省電力移行電力量に到達すると前記電力量の再分配の要求を前記管理装置に送信する送信工程と、
    前記機器のそれぞれが、前記更新工程により更新された省電力移行電力量を受け取って当該機器に対応する省電力移行電力量を更新する工程と、
    前記機器のそれぞれが、当該機器の消費電力量と、当該機器に対応する省電力移行電力量とに基づいて当該機器を省電力モードに移行するかどうかを制御する制御工程と、
    を有することを特徴とするシステムの制御方法。
  10. 複数の機器と通信可能な管理装置の制御方法であって、
    受け付け手段が、前記システム全体の目標消費電力量と、省電力制御を行う期間の設定を受け付ける受け付工程と、
    設定手段が、前記システム全体の目標消費電力量に基づいて各機器の目標消費電力量を算出して各機器に設定する設定工程と、
    受信手段が、前記期間内に、機器の消費電力量が当該機器の目標消費電力量に対応する省電力移行電力量に到達した第1の機器から電力量の再分配の要求を受信する受信工程と、
    算出手段が、前記第1の機器以外の機器それぞれが消費した消費電力量と前記期間終了までの残りの期間から、前記期間終了時点での前記複数の機器それぞれの消費予測電力量を算出する算出工程と、
    更新手段が、前記算出工程が算出した前記第1の機器以外の機器それぞれの前記消費予測電力量と、各機器の前記省電力移行電力量及び消費電力量とを基に、前記期間の終了までに各対応する機器の省電力移行電力量に到達しない第2の機器を選択して、当該第2の機器から前記第1の機器に分配可能な消費電力量を決定して前記第1及び第2の機器の省電力移行電力量を更新する更新工程と、
    を有することを特徴とする管理装置の制御方法。
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