JP2011238200A - 情報処理装置、オブジェクト処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、オブジェクト処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】処理対象であるオブジェクトを高速かつ確実に目的のオブジェクトに関連付けることができる情報処理装置、オブジェクト処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】表示部17と、表示部17に、第一オブジェクト及び第一オブジェクトの表示部17における移動先を示す第二オブジェクトを異なる位置に表示する表示手段と、第一オブジェクトに対するドラッグ操作を受け付ける受付手段と、受付手段が受け付けたドラッグ操作の終了位置が、第二オブジェクトの表示範囲を除く表示部17の所定範囲内にあるか否か判定する範囲判定手段と、範囲判定手段により終了位置が所定範囲内にあると判定された場合、第一オブジェクト及び第二オブジェクトを関連付ける関連付け手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、GUIを備えた情報処理装置、オブジェクト処理方法及びプログラムに関する。
GUI(Graphical User Interface)を備えた情報処理装置においては、処理対象であるアイコンをマウスにより目的のオブジェクトにドラッグアンドドロップすることで、所定の処理を実行することが多い。例えば、特許文献1には、ファイルのアイコンを印刷アイコンにドラッグアンドドロップすることにより、異なる印刷条件でファイルの内容をプリンタに印刷させることができる情報処理装置が開示されている。
特開2009−146317号公報
しかしながら、アイコンをドラッグする距離が長い場合、又はアイコンの数が多い場合、操作の完了に必要以上の時間がかかってしまう。また、アイコンをドロップする場合、確実にアイコンを目的のオブジェクトにドロップできたか否か不明瞭であり、ドロップに失敗することがある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、処理対象であるオブジェクトを高速かつ確実に目的のオブジェクトに関連付けることができる情報処理装置、オブジェクト処理方法及びプログラムを提供することにある。
本願に係る情報処理装置は、表示部と、該表示部に、第一オブジェクト及び該第一オブジェクトの該表示部における移動先を示す第二オブジェクトを異なる位置に表示する表示手段と、前記第一オブジェクトに対するドラッグ操作を受け付ける受付手段と、該受付手段が受け付けたドラッグ操作の終了位置が、前記第二オブジェクトの表示範囲を除く表示部の所定範囲内にあるか否か判定する範囲判定手段と、該範囲判定手段により前記終了位置が前記所定範囲内にあると判定された場合、前記第一オブジェクト及び第二オブジェクトを関連付ける関連付け手段とを備えることを特徴とする。
本願に係る情報処理装置は、前記表示手段は、複数の第二オブジェクトを表示するようにしてあり、前記所定範囲を、前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の開始位置に基づいて、前記複数の第二オブジェクトに夫々対応する複数の領域に分割する分割手段を備え、前記範囲判定手段は、前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の終了位置が、前記分割手段により分割された一領域内にあるか否か判定する領域判定手段を含み、前記関連付け手段は、前記領域判定手段により前記終了位置が前記一領域内にあると判定された場合、前記第一オブジェクト及び該一領域に対応する前記一の第二オブジェクトを関連付けるようにしてあることを特徴とする。
本願に係る情報処理装置は、前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の開始から終了までの距離を算出する距離算出手段と、該距離算出手段により算出された距離が所定距離以上か否か判定する距離判定手段とを備え、前記関連付け手段は、前記領域判定手段により前記終了位置が前記一領域内にあると判定され、かつ前記距離判定手段により所定距離以上と判定された場合、前記第一オブジェクト及び該一領域に対応する前記一の第二オブジェクトを関連付けるようにしてあることを特徴とする。
本願に係る情報処理装置は、前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の開始から終了までの時間を算出する時間算出手段と、該時間算出手段により算出された時間が所定時間以内か否か判定する時間判定手段とを備え、前記関連付け手段は、前記領域判定手段により前記終了位置が前記一領域内にあると判定され、前記距離判定手段により所定距離以上と判定され、かつ前記時間判定手段により所定時間以内と判定された場合、前記第一オブジェクト及び該一領域に対応する前記一の第二オブジェクトを関連付けるようにしてあることを特徴とする。
本願に係る情報処理装置は、前記複数の第二オブジェクトは、夫々異なる所定の機能情報と対応付けてなることを特徴とする。
本願に係る情報処理装置は、前記範囲判定手段により前記終了位置が前記所定範囲内にあると判定された場合、前記第一オブジェクトを前記第二オブジェクトに向かって移動する態様で表示する移動表示手段を備えることを特徴とする。
本願に係るオブジェクト処理方法は、情報処理装置によるオブジェクト処理方法において、前記情報処理装置の表示部に、第一オブジェクト及び該第一オブジェクトの該表示部における移動先を示す第二オブジェクトを異なる位置に表示し、前記第一オブジェクトに対するドラッグ操作を受け付け、受け付けたドラッグ操作の終了位置が前記第二オブジェクトの表示範囲を除く表示部の所定範囲内にあるか否か判定し、前記終了位置が前記所定範囲内にあると判定した場合、前記第一オブジェクト及び第二オブジェクトを関連付けることを特徴とする。
本願に係るプログラムは、コンピュータを、表示部に表示した第一オブジェクト及び該第一オブジェクトの該表示部における移動先を示す第二オブジェクトを関連付ける手段として機能させるためのプログラムにおいて、前記コンピュータを、前記表示部に、前記第一オブジェクト及び該第一オブジェクトの該表示部における移動先を示す第二オブジェクトを異なる位置に表示する手段、前記第一オブジェクトに対するドラッグ操作の終了位置を受け付ける受付手段、該受付手段が受け付けたドラッグ操作の終了位置が、前記第二オブジェクトの表示範囲を除く表示部の所定範囲内にあるか否か判定する判定手段、並びに該判定手段により前記終了位置が前記所定範囲内にあると判定された場合、前記第一オブジェクト及び第二オブジェクトを関連付ける手段として機能させることを特徴とする。
本願に係る情報処理装置では、表示部に第一オブジェクトとその移動先を示す第二オブジェクトとを表示する。第一オブジェクトに対するドラッグ操作の終了位置を検出し、この終了位置が第二オブジェクトの表示範囲以外の表示部の所定範囲内にある場合、第一オブジェクトと第二オブジェクトとを関連付ける。
本願に係る情報処理装置では、表示部に複数の第二オブジェクトを表示する。所定範囲を複数の第二オブジェクトと夫々対応する複数の領域に分割し、第一オブジェクトに対するドラッグ操作の終了位置が一領域内にある場合、第一オブジェクトを一領域と対応する第二オブジェクトに関連付ける。
本願に係る情報処理装置では、ドラッグ操作の開始から終了までの距離を算出し、算出した距離が所定距離以上か否か判定する。第一オブジェクトに対するドラッグ操作の終了位置が一領域内にあり、かつ算出した距離が所定距離以上である場合、第一オブジェクトを一領域と対応する第二オブジェクトに関連付ける。
本願に係る情報処理装置では、ドラッグ操作の開始から終了までの時間を算出し、算出した時間が所定時間以内か否か判定する。第一オブジェクトに対するドラッグ操作の終了位置が一領域内にあり、算出した距離が所定距離以上であり、かつ算出した時間が所定時間以内である場合、第一オブジェクトを一領域と対応する第二オブジェクトに関連付ける。
本願に係る情報処理装置では、複数の第二オブジェクトは、夫々異なる所定の機能情報と対応付けられている。
本願に係る情報処理装置では、第一オブジェクトに対するドラッグ操作の終了位置が第二オブジェクトの表示範囲以外の表示部の所定範囲内にある場合、第一オブジェクトを第二オブジェクトに向かって移動する態様で表示する。
本願に係るオブジェクト処理方法では、情報処理装置の表示部に第一オブジェクトとその移動先を示す第二オブジェクトとを異なる位置に表示する。第一オブジェクトに対するドラッグ操作を受け付け、受け付けた終了位置が第二オブジェクトの表示範囲を除く表示部の所定範囲内にあるか否かを判定する。ドラッグ操作の終了位置が第二オブジェクトの表示範囲以外の表示部の所定範囲内にあると判定した場合、第一オブジェクトを第二オブジェクトに関連付ける。
本願に係るプログラムでは、表示部に第一オブジェクトとその移動先を示す第二オブジェクトとを異なる位置に表示する。第一オブジェクトに対するドラッグ操作の終了位置を受け付け、受け付けた終了位置が第二オブジェクトの表示範囲を除く表示部の所定範囲内にあるか否かを判定する。ドラッグ操作の終了位置が第二オブジェクトの表示範囲以外の表示部の所定範囲内にあると判定した場合、第一オブジェクトを第二オブジェクトに関連付ける。
本発明によれば、処理対象であるオブジェクトを高速かつ確実に目的のオブジェクトに関連付けることができる。
実施の形態1に係る情報処理装置を含む電子商取引システムのブロック図である。 商品選択画面の一例を示す説明図である。 内部的に生成される分割領域画面の一例を示す説明図である。 商品選択画面の他例を示す説明図である。 内部的に生成される分割領域画面の他例を示す説明図である。 拡大表示された機能アイコンの一例を示す説明図である。 制御部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 制御部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る情報処理装置を含むオーダーエントリーシステムのブロック図である。 料理注文画面の一例を示す説明図である。 内部的に生成される分割領域画面の一例を示す説明図である。 料理注文画面の一例を示す説明図である。 内部的に生成される分割領域画面の一例を示す説明図である。 内部的に生成される分割領域画面の他例を示す説明図である。 競売商品選択画面の一例を示す説明図である。 内部的に生成される分割領域画面の一例を示す説明図である。 ドラッグ操作の開始及び終了点からドラッグ方向を算出する説明図である。 拡大表示され、かつ名称が表示された機能アイコンの一例を示す説明図である。 制御部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 制御部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 制御部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 内部的に生成される分割領域画面の一例を示す説明図である。 制御部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 制御部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 制御部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 制御部が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施例における情報処理装置(コンピュータ)を、実施の形態を示す図面に基づいて説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態1
実施の形態1は、電子商取引システムに本願に係る情報処理装置を適用した形態に関する。
図1は、実施の形態1に係る情報処理装置1を含む電子商取引システムのブロック図である。電子商取引システムは、いわゆるクライアントサーバシステムであり、クライアント装置とサーバ装置9とを含む。クライアント装置は本願に係る情報処理装置1である。情報処理装置1は、例えば表示部17を有するデスクトップ型PC(Personal Computer
)、ノート型PC、タブレットPC、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機、ゲーム機、スマートフォン、音楽再生機等である。また、情報処理装置1は、電子書籍リーダとして使用される端末であってもよい。
情報処理装置1とサーバ装置9とは、インターネットNで接続されている。なお、情報処理装置1とサーバ装置9とを接続する通信回線は、インターネットNに限らず、電話回線、専用回線等であってもよい。
情報処理装置1は、制御部11、RAM(Random Access Memory)12、ハードディスク13、ディスクドライブ14、通信部15、タイマ16、表示部17及びタッチパネル18を含む。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processor Unit
)等であり、ハードディスク13に記録されたプログラムを読み込み、当該プログラムを実行する。
RAM12は制御部11による処理の過程で必要な作業変数、データ等を一時的に記録する。なお、RAM12は主記憶装置の一例であり、RAM12の代わりにフラッシュメモリ、メモリカード等が用いられてもよい。
ハードディスク13は、制御部11が実行するプログラムであって、例えばWWW(World Wide Web)ブラウザ及び当該WWWブラウザで利用可能な各種のプラグインのプログラムを記録している。ハードディスク13は、情報処理装置1内部に取り付けられるものであっても、情報処理装置1外部に置かれるものであってもよい。なお、ハードディスク13は補助記憶装置の一例であり、大容量の情報の記録が可能なフラッシュメモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc)(登録商標)等の光ディスク1aで代替してもよい。
ディスクドライブ14は、外部の記録媒体である光ディスク1aから情報を読み込み、光ディスク1aに情報を記録する。なお、制御部11は、ディスクドライブ14を介して、実行するプログラムを光ディスク1aから読み込んでもよい。
通信部15は、モデム又はLANカード等であり、インターネットNに接続されている。通信部15は、サーバ装置9との間でHTTP、FTP等により情報の送受信を行う。
タイマ16は、計時を信号として制御部11に送信する。
表示部17は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の画面を有し、制御部11からの指示に従って、アプリケーションに係る様々なオブジェクトを画面に表示する。
タッチパネル18は、表示部17の画面に積層された透明シート部材であり、指、スタイラス等による接触位置を検出し、制御部11に検出した接触位置を送信する。
なお、タッチパネル18は、入力部としての位置入力装置の一例であり、マウス、タッチパッド、トラックボール、ジョイスティック、ライトペン、データグローブ、ゲームパッド、ポインティングスティック等により代替してもよい。また、タッチパネル18における座標の表現は、直交座標系に基づくものでも、極座標系に基づくものでもよい。
実施の形態1では、WWWブラウザに組み込まれたプラグインを用いて、購入する商品を選択する。選択された商品の購入情報及び購入者の情報は、サーバ装置9に送信される。
なお、WWWブラウザ及びプラグインは、インターネットN経由によりサーバ装置1又は他のサーバ装置からダウンロードしてもよいし、ディスクドライブ14を介して外部の光ディスク1aから読み込んでもよい。
サーバ装置9は、WEBサーバ及びデータベースサーバの機能を有する。サーバ装置9は、インターネットNを介して情報処理装置1から商品の購入情報及び購入者の情報を受け付ける。サーバ装置9が受け付けた情報は、図示しない電子商取引システムに引き渡され、商品の在庫引き当て、決済、商品の発送等の処理が実行される。
図2は、商品選択画面2の一例を示す説明図である。購入者は、商品選択画面2から購入する商品を選択する。
図2の商品選択画面2の例では、購入対象の商品を示す商品アイコン21が6つ表示されている。なお、商品アイコン21の数は6つに限らず、6つ以外の数であってもよい。
また、商品選択画面2の4つの角には、機能アイコン22a、22b、22c、22dが夫々1つずつ配置されている。各機能アイコン22は、選択された商品に対して、夫々異なる処理を施す機能を有している。例えば、商品選択画面2の右上に位置する機能アイコン22aは、買い物かごに該当する。商品選択画面2の右下に位置する機能アイコン22bは、商品情報の検索処理に関する。商品選択画面2の左下に位置する機能アイコン22cは、お好み商品を記録する処理に係わるウィッシュリストのアイコンに該当する。
なお、機能アイコン22は、選択された商品アイコン21の情報と無関係な機能を割り当ててもよい。例えば、商品選択画面2の左上に位置する機能アイコン22dは、他の画面に遷移する機能を有している。
画面上のどの位置にどういう機能を有する機能アイコン22を配置するかということは、購入者の操作性を加味して決定することができる。例えば、実行回数の多い機能に対応する機能アイコン22は、人間工学の観点から購入者にとってドラッグ操作がしやすい画面の位置に配置する。
また、機能アイコンの位置は購入者がカスタマイズできるようにしてもよい。例えば、制御部11は、商品選択画面2を表示する前に、購入者が右利きと左利きとのいずれであるか選択することができる画面を表示する。制御部11は、当該画面から購入者が右利きと左利きとのいずれであるかの情報を受け付ける。制御部11は、受け付けた情報に基づき、購入者が右利きの場合と左利きの場合とで、商品選択画面2の左右角に配置する機能アイコン22を切り替える。具体的には、購入者が右利きの場合、上記と同じ機能アイコン22の配置とする。一方、購入者が左利きの場合、商品選択画面2の右上、右下、左下及び左上に夫々機能アイコン22d、22c、22b、22aを配置する。
購入者の指が商品アイコン21にタッチパネル18を介して接触した場合、制御部11は、指が接触した点を起点にして表示部17を内部的に複数の領域に分割する。
図3は、内部的に生成される分割領域画面3の一例を示す説明図である。分割領域画面3は、複数の画面分割線31、32により機能アイコン22が表示される領域を除く機能領域33a、33b、33c、33dと、処理をキャンセルするキャンセル領域34とを含む。機能領域33a、33b、33c、33dは、夫々機能アイコン22a、22b、22c、22dと対応している。機能領域33及び機能アイコン22が表示される領域は、異なる領域として区別され、情報処理装置1により異なる処理が行われる。
なお、キャンセル領域34は、なくてもよい。
購入者の指がタッチパネル18に触れた場合、指が触れた位置を中心とする略円形の画面分割線31と、指が触れた位置から画面の4辺に対して夫々略直角の画面分割線32とが生成される。つまり、購入者の指がタッチパネル18に触れた場合、接触位置を中心に略円形のキャンセル領域34と、その周囲を取り巻く略矩形の機能領域33a、33b、33c、33dとが動的に生成される。購入者が選択した商品アイコン21をドラッグし、各機能領域33でタッチパネル18から指を離した場合、制御部11は商品アイコン21が機能アイコン22にドラッグアンドドロップされた場合と同様の処理を実行する。一方、購入者が選択した商品アイコン21をドラッグし、又はドラッグすることなく、キャンセル領域34内でタッチパネル18から指を離した場合、制御部11はキャンセル処理を実行する。
図4は、商品選択画面20の他例を示す説明図である。機能アイコン220の数は1つであってもよく、図4の商品選択画面20の例では、1つの機能アイコン220を画面の右下角に配置している。図4は、機能アイコン220が1つの機能のみを利用する場合の一例である。
図5は、内部的に生成される分割領域画面30の他例を示す説明図である。購入者の指がタッチパネル18に触れた場合、指が触れた位置を中心とする略円形の画面分割線310と、指が触れた位置から画面の右辺及び下辺に対して夫々略直角の画面分割線320とが生成される。そして、1つの機能領域330が画面右下の略矩形領域に内部的に生成される。図5に示すように、機能アイコン220が1つである場合、機能領域330も1つである。
なお、機能アイコン22、220及び機能領域33、330の数は、4つ又は1つに限らない。2つ、3つ、又は5つ以上の機能アイコン22、220及び機能領域33、330を設けてもよい。
次に、情報処理装置1の動作について、購入者が商品を購入する場合を中心に説明する。以下では、購入者はタッチパネル18を指で操作する場合について扱うが、購入者はマウス等の位置入力装置を用いても同じ操作をすることができる。
購入者は情報処理装置1を立ち上げ、WWWブラウザ及びプラグインを起動させる。WWWブラウザ画面に表示される所定のアイコンを購入者の指が軽く叩いた場合(タップした場合)、制御部11はWWWブラウザのウィンドウを図2の商品選択画面2に置き換えて表示する。なお、商品選択画面2のファイル又はデータは、サーバ装置9からダウンロードしてもよいし、プラグインのアプリケーションとして、情報処理装置1のハードディスク13に記録されていてもよい。
購入者が商品を選択し、当該商品の商品アイコン21に対応するタッチパネル18部分に指が触れた場合、制御部11は指がタッチパネル18に触れた最初の位置を取得し、RAM12に記録する。また、制御部11はタイマ16の計時に基づき、指がタッチパネル18に触れた時刻を取得し、RAM12に記録する。制御部11は、接触座標から選択された商品を特定する。制御部11は、接触位置を起点とした画面分割線31、32を内部的に生成する。つまり、制御部11は、表示部17をキャンセル領域34と、4つの機能領域33と、4つの機能アイコン22の領域とに分割する。ここで、制御部11は、4つの機能領域33及び4つの機能アイコン22について、各領域の境界線の座標を設定する。また、制御部11は、設定した境界線の座標を各領域と対応付けてRAM12に記録する。
なお、各領域の座標設定方法は、各領域の境界線の座標を設定する場合に限らない。例えば、1つの領域内部を占める全画素の座標を配列に格納する方法を採用してもよい。
また、機能アイコン22が表示される領域の座標設定は、商品選択画面2を表示する際に行ってもよい。つまり、機能アイコン22が表示される領域に座標を設定するタイミングは限定されない。
制御部11は、商品アイコン21とは別に、商品アイコン21に類似する半透明商品アイコンを接触位置に表示させる。購入者の指が完全にタッチパネル18に触れた状態で移動する場合(ドラッグする場合)、制御部11は指の移動を検知している。そして、制御部11は、半透明商品アイコンを指の移動に追従させて表示する。商品アイコン21とは別に半透明商品アイコンを表示することにより、購入者の誤操作を避けることができる。
なお、制御部11は、半透明商品アイコンを表示しないで、商品アイコン21を指の移動に追従させて表示してもよい。
図6は、拡大表示された機能アイコン22の一例を示す説明図である。
制御部11は、ドラッグ中の指の接触位置が機能領域33内にある場合、機能領域33a、33b、33c、33dに夫々対応する機能アイコン22a、22b、22c、22dを拡大表示する。図6は、買い物かごに該当する機能アイコン22aを拡大する例を示している。
これにより、指をタッチパネル18から離した場合、情報処理装置1により処理される動作の機能を、購入者に示唆することができる。なお、機能アイコン22の拡大表示と同時に又は別に機能アイコン22を点滅させて視覚的に目立たせてもよい。あるいは、機能アイコン22の色を変更してもよいし、アニメーションにより機能アイコン22に動きを持たせてもよい。
購入者が指をタッチパネル18から離した場合、制御部11は指がタッチパネル18から離れた位置を最後の位置として取得し、RAM12に記録する。また、制御部11は、タイマ16の計時に基づき、指がタッチパネル18から離れた時刻を取得し、RAM12に記録する。
制御部11は、最後の位置をRAM12から読み込み、最後の位置が画面上で機能アイコン22a、22b、22c、22dが表示されている表示領域内にあるか否か判定する。すなわち、制御部11は、最後の位置が機能アイコンと重なるか否か判定する。制御部11は、最後の位置が機能アイコン22a、22b、22c、22dと重なる場合、選択された商品アイコン21と最後の位置が重なる機能アイコン22とを関連付ける。ここで、関連付けるとは、具体的には選択された商品を特定する情報(例えば、商品ID)と機能アイコン22が示す機能情報とを関連付けることである。
制御部11は、選択された商品について、各機能アイコン22a、22b、22c、22dに対応する機能を実行する。例えば、最後の位置が買い物かごの機能アイコン22aと重なる場合、制御部11は商品アイコン21が買い物かごにドラッグアンドドロップされたと判定し、買い物リストファイルに選択された商品アイコン21の商品情報を書き込む。買い物リストファイルは、制御部11が購入者の買い物情報をRAM12又はハードディスク13に記録する内部的なファイルである。
制御部11は、最後の位置が機能アイコン22a、22b、22c、22dと重ならない場合、最初の時刻と最後の時刻をRAM12から読み込み、これらの時刻の間の時間を算出する。制御部11は、指の最初の位置をRAM12から読み込み、最初の位置と最後の位置との間の距離を算出する。
制御部11は、算出した距離がキャンセル領域34の半径に満たず、かつ算出した時間が所定時間より長い場合、購入者は操作をキャンセルしたものと判定し、半透明商品アイコンを非表示にする。
制御部11は、算出した距離がキャンセル領域34の半径に満たず、かつ算出した時間が所定時間以内である場合、選択された商品アイコン21に対応する商品の詳細情報をポップアップ画面として表示する。
制御部11は、算出した距離がキャンセル領域34の半径以上であり、かつ算出した時間が所定時間より長い場合、購入者は操作をキャンセルしたものと判定し、半透明商品アイコンを非表示にする。また、制御部11は、拡大した機能アイコン22の大きさを元に戻す。
制御部11は、算出した距離がキャンセル領域34の半径以上であり、かつ算出した時間が所定時間以内である場合、商品アイコン21に対応する商品が選択されたものと判定する。そして、制御部11は、買い物リストファイルに選択された商品アイコン21の商品情報を書き込む。また、制御部11は、半透明商品アイコンを最後の位置から、買い物かごの機能アイコン22aへ向かって孤を描きながら移動させる。なお、この半透明商品アイコンを移動する態様で表示するアニメーション演出は実施してもよいし、実施しなくてもよい。
制御部11は、半透明商品アイコンを機能アイコン22aまで移動する態様で表示した場合、半透明商品アイコンを非表示にする。また、制御部11は、拡大した機能アイコン22aの大きさを元に戻す。
なお、制御部11は、半透明商品アイコンを機能アイコン22aまで移動する態様で表示した場合、機能アイコン22aを選択が完了した商品の数が描かれたアイコンに更新してもよい。これにより、購入者はリアルタイムで容易に選択済の商品数を把握することができる。
購入者が商品選択画面2の機能アイコン22dをタップした場合、制御部11は購入商品の確定画面(図示せず)を表示する。購入者が当該確定画面の確定ボタンをタップした場合、制御部11は、商品の購入情報及び購入者の情報をサーバ装置9に送信する。
図7及び図8は、制御部11が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
制御部11は、商品選択画面2を表示部17に表示する(ステップS101)。制御部11は、最初に指がタッチパネル18に触れた位置及び時刻を取得し、RAM12に記録する(ステップS102)。制御部11は、最初の位置から選択された商品を特定する(ステップS103)。
制御部11は、最初の位置を中心とした画面分割線31、32を内部的に生成する(ステップS104)。制御部11は、画面分割線31、32の生成に伴い、表示部17をキャンセル領域34、4つの機能領域33及び4つの機能アイコン22に分割する(ステップS105)。ここでの分割処理は、各領域の境界線の座標を設定する処理と、設定した境界線の座標を各領域に対応付けてRAM12に記録する処理とを含む。制御部11は、半透明商品アイコンを、最初の位置に表示する(ステップS106)。制御部11は、半透明商品アイコンを指の移動に追従させて表示することを開始する(ステップS107)。
制御部11は、現在の指の接触位置を取得し、現在位置が機能領域33の範囲内か否か判定する(ステップS108)。制御部11は、現在位置が機能領域33の範囲内であると判定した場合(ステップS108:YES)、現在位置の機能領域33に対応する機能アイコン22の大きさを拡大表示する(ステップS109)。制御部11は、現在位置が機能領域33の範囲内でないと判定した場合(ステップS108:NO)、ステップS110に処理を移す。
制御部11は、指がタッチパネル18から離れた最後の位置及び時刻を取得し、RAM12に記録する(ステップS110)。制御部11は、最後の位置が機能アイコン22と重なるか否か判定する(ステップS111)。なお、機能アイコン22の表示領域は、ステップS109において拡大されている。しかし、制御部11は、ステップS105において表示部17を分割する際に、機能アイコン22の表示領域として、拡大された表示領域を設定している。そのため、ステップS111では、制御部11は、最後の位置が拡大された機能アイコン22と重なるか否か判定する。
制御部11は、最後の位置が機能アイコン22に重なると判定した場合(ステップS111:YES)、商品アイコン21と機能アイコン22とを関連付ける(ステップS112)。すなわち、制御部11は、選択された商品アイコン21に対応する商品の特定情報と、重なる機能アイコン22に対応する機能情報とを関連付ける。制御部11は、選択された商品に対して重なる機能アイコン22に対応する処理を実行し(ステップS113)、処理を終了する。
制御部11は、最後の位置が機能アイコン22と重ならないと判定した場合(ステップS111:NO)、最初の時刻及び最後の時刻の間の時間を算出する(ステップS114)。制御部11は、最初の位置及び最後の位置の間の距離を算出する(ステップS115)。制御部11は、ステップS114で算出した時間が所定時間以内か否か判定する(ステップS116)。制御部11は、算出した時間が所定時間以内でないと判定した場合(ステップS116:NO)、半透明商品アイコンを非表示にし(ステップS117)、処理を終了する。
ステップS117は、購入者がタッチパネル18に指を接触させてから所定時間が経過した後に、キャンセル領域34に対応するタッチパネル18部分から指を離した場合、制御部11が実行するキャンセル処理を含む。また、ステップS117は、購入者がタッチパネル18に指を接触させてから所定時間が経過した後に、機能領域33に対応するタッチパネル18部分から指を離した場合、制御部11が実行するキャンセル処理を含む。後者の場合、ステップS117は、拡大した機能アイコン22の大きさを元の大きさに戻す処理を含む。
制御部11は、算出した時間が所定時間以内であると判定した場合(ステップS116:YES)、ステップS115で算出した距離がキャンセル領域34の半径以上か否か判定する(ステップS118)。制御部11は、算出した距離がキャンセル領域34の半径以上でないと判定した場合(ステップS118:NO)、選択された商品に対する詳細情報をポップアップ画面に表示して(ステップS119)、処理を終了する。ステップS119は、購入者がタッチパネル18に指を接触させてから所定時間が経過する前に、キャンセル領域34に対応するタッチパネル18部分から指を離した場合、制御部11が実行する処理である。
制御部11は、算出した距離がキャンセル領域34の半径以上であると判定した場合(ステップS118:YES)、商品アイコン21と機能アイコン22とを関連付ける(ステップS120)。制御部11は、選択された商品に対して機能アイコン22に対応する処理を実行する(ステップS121)。制御部11は、半透明商品アイコンを機能アイコン22へ向かって孤を描きながら移動する態様で表示させた後、非表示にする演出処理を実行して(ステップS122)、処理を終了する。ステップS122は、拡大した機能アイコン22の大きさを元の大きさに戻す処理を含む。
なお、購入者がタッチパネル18に指を接触させてからの経過時間判定に係るステップS116及びその後のステップS117の処理は、省略してもよい。
情報処理装置1によれば、処理対象であるオブジェクトが表示されているタッチパネル18部分に指を接触させ、接触を保った状態で指を動かし、機能領域33でタッチパネル18から指を離すことにより、オブジェクトを機能アイコン22と関連付けることができる。
例えば、商品アイコン21を機能領域33aまでドラッグ操作をすることにより、商品アイコン21は買い物かごの機能アイコン22aと関連付けられ、商品選択を行うことができる。そのため、購入者は商品アイコン21を買い物かごに該当する機能アイコン22aまでドラッグしなくても、キャンセル領域34を逸脱する最小限の距離のドラッグ操作により、商品選択が可能である。かかる動作は短時間で終了するため、購入者は商品アイコン21に対応する半透明商品アイコンを買い物かごに指で投げ入れる感覚で、高速かつ確実に商品選択を完了することができる。この感覚は、実際の買い物かごに商品を放り込む感覚に近く、購入者は快適に電子商取引を利用することができる。また、指で商品を買い物かごに投げ入れる感覚で商品選択できるため、購入者は情報処理装置1の操作に神経を使うことなく、どの商品を購入するかということに意識を集中させることができる。
情報処理装置1によれば、表示部17には複数の商品アイコン21が表示され、購入者は複数の種類の商品を高速かつ連続的に選択することができる。また、表示部17には複数の機能アイコン22が表示され、購入者はドラッグ操作のために指を動かす方向を変えるだけで、情報処理装置1に異なる機能の処理を実行させることができる。
情報処理装置1によれば、購入者の指がキャンセル領域34内で離れた場合、商品選択は行われない。一方、購入者のドラッグ操作がキャンセル領域34の外に及ぶ場合、購入者に商品選択の意志があるものと判定される。これにより、購入者の操作ミスを格段に低減することができる。
情報処理装置1によれば、所定時間以内にドラッグ操作が機能領域33で完了した場合に商品選択が行われる。購入者が長い時間タッチパネル18に指を接触し続けている状態にある場合、購入者が商品選択に迷っている可能性、又は商品選択の意志が喪失した可能性等がある。かかる場合、商品選択のキャンセル処理を実行することにより、情報処理装置1の操作性が向上する。
情報処理装置1によれば、所定時間以内にドラッグ操作が機能領域33で完了した場合、半透明商品アイコンが機能アイコン22へ吸い込まれるように移動する演出効果が施される。GUI環境では、ユーザの目に付きやすい演出が情報処理装置1の操作性に対して大きなウェイトを占める。上記のアニメーション演出により、仮想的に指で商品を買い物かごに投げ入れる快適さが増大し、情報処理装置1の操作性を格段に向上させることができる。
実施の形態2
実施の形態2は、飲食店のオーダーエントリーシステムに本願に係る情報処理装置を適用した形態に関する。
図9は、実施の形態2に係る情報処理装置10を含むオーダーエントリーシステムのブロック図である。オーダーエントリーシステムは、情報処理装置10、POSサーバ装置90及びキッチンプリンタ91を含み、無線LAN(Local Area Network)により接続されている。複数台の情報処理装置10が店舗内に配備されているが、図9では省略して、1台の情報処理装置10のみを示している。なお、オーダーエントリーシステムは、有線LANにより構築されてもよい。
情報処理装置10は、例えば持ち運びが容易なタブレットPCである。なお、情報処理装置10は、ハンディターミナルのPDA、携帯電話機、ゲーム機、スマートフォン及び音楽再生機等であってもよい。また、情報処理装置10は、電子書籍リーダとして使用される端末であってもよい。
実施の形態2では、顧客は情報処理装置10を用いて料理をセルフオーダーする。しかし、店員が情報処理装置10を用いて顧客から料理の注文を受け付ける形態でもよい。
情報処理装置10は、制御部11、RAM12、ROM(Read Only Memory)130、通信部150、タイマ16、表示部17及びタッチパネル18を含む。
ROM130は、マスクROM、EPROM(Erasable and Programmable ROM)、E
EPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、制御部11が実行するプログラムを記録している。制御部11は、ROM130からプログラムを読み込み、各種処理を実行する。
通信部150は、例えば無線LANカードである。通信部150は、無線LANを介してPOSサーバ装置90及びキッチンプリンタ91と情報の通信を行う。なお、通信部150は有線のイーサネット(登録商標)カードであってもよい。
制御部11が実行する実施の形態2のプログラムは、情報処理装置10にインストールされた単体のアプリケーションプログラムであるが、WWWブラウザに組み込まれたプラグインであってもよい。情報処理装置10は、注文情報をPOSサーバ装置90及びキッチンプリンタ91に送信する。
POSサーバ装置90は、情報処理装置10から注文情報を受け付ける。POSサーバ装置90は、売り上げが確定した段階で、受け付けた注文情報に基づいて売上データを図示しない売上管理データベースに登録する。
キッチンプリンタ91は、店舗内の厨房に設置されたプリンタであり、情報処理装置10から送信される注文情報を印刷する。
図10は、料理注文画面4の一例を示す説明図である。
顧客は、料理注文画面4から注文する料理を選択する。図10の料理注文画面4では、注文対象の料理を示す料理アイコン41が6つ例示されている。各料理アイコン41は、注文可能な異なる料理を示している。なお、料理アイコン41の数は6つ以外の数であってもよい。
料理注文画面4の4つの辺と接する縁部には、帯状の機能アイコン42a、42b、42c、42dが夫々1つずつ配置されている。各機能アイコン42は、選択された料理アイコン41に対して、異なる処理を施す機能を有している。
例えば、料理注文画面4の下端に位置する機能アイコン42cは、注文料理の選択処理に関する。料理注文画面4の上端に位置する機能アイコン42aは、注文料理の変更処理に関する。具体的には、機能アイコン42aは、機能アイコン42cの機能により選択した料理を取り消す。
料理注文画面4の右端に位置する機能アイコン42bは、選択した料理の詳細情報を表示する処理に関する。例えば、選択された料理アイコン41の料理画像、使用食材、価格等がポップアップ画面として表示される。
料理注文画面4の左端に位置する機能アイコン42dは、選択した料理に関連する他のおすすめ料理情報を表示する処理に関する。
料理注文画面4の左上に位置する丸いアイコン43は、図示しない注文確定画面に遷移する機能を有している。
顧客の指が料理アイコン41にタッチパネル18を介して接触した場合、制御部11は、表示部17を内部的に複数の領域に分割する。
図11は、内部的に生成される分割領域画面5の一例を示す説明図である。分割領域画面5は、複数の画面分割線51、52により機能アイコン42の表示領域を除く機能領域53a、53b、53c、53dと、処理を停止するキャンセル領域54とを含む。機能領域53a、53b、53c、53dは、夫々機能アイコン42a、42b、42c、42dに対応している。
顧客の指がタッチパネル18に触れた場合、指が触れた位置を中心とする略円形の画面分割線51と、指が触れた位置から画面の4角に向かう略直線の画面分割線52とが生成される。つまり、顧客の指がタッチパネル18に触れた場合、接触位置を中心に略円形のキャンセル領域54と、その周囲を取り巻く略三角形の機能領域53a、53b、53c、53dとが動的に生成される。顧客が選択した料理アイコン41からドラッグを開始し、各機能領域53でタッチパネル18から指を離した場合、制御部11は料理アイコン41が機能アイコン42にドラッグアンドドロップされた場合と同様の処理を実行する。顧客が選択した料理アイコン41をドラッグし、キャンセル領域54でタッチパネル18から指を離した場合、制御部11はキャンセル処理を実行する。
なお、情報処理装置10は、マルチタッチに対応している。そのため、グループで飲食店に行き、複数人の指が同時に異なる料理アイコン41にタッチパネル18を介して接触した場合でも、注文料理の選択処理や選択取り消し処理をマルチタスクで処理することができる。
次に、情報処理装置10の動作について、顧客が注文料理を選択する場合を中心に説明する。
顧客は情報処理装置10を立ち上げ、実施の形態2に係るアプリケーションを起動させる。制御部11は、表示部17に図10の料理注文画面4を表示する。
顧客が料理を選択し、当該料理の料理アイコン41に対応するタッチパネル18部分に触れた場合、制御部11は指がタッチパネル18に触れた最初の位置を取得し、RAM12に記録する。また、制御部11はタイマ16の計時に基づき、指がタッチパネル18に触れた時刻を取得し、RAM12に記録する。制御部11は、接触座標から選択された料理を特定する。制御部11は、接触位置を中心とした画面分割線51、52を内部的に生成する。制御部11は、画面分割線51、52により分割されたキャンセル領域54、機能領域53及び機能アイコン42の領域について座標設定を行う。
制御部11は、半透明料理アイコンを接触位置に表示させる。顧客の指が完全にタッチパネル18に触れた状態で移動する場合(ドラッグする場合)、制御部11は指の移動を検知している。そして、制御部11は、半透明料理アイコンを指の移動に追従させて表示する。
制御部11は、ドラッグ中の指の接触位置が機能領域53内にある場合、機能領域53a、53b、53c、53dに夫々対応する機能アイコン42a、42b、42c、42dを拡大表示する。
顧客が指をタッチパネル18から離した場合、制御部11は指がタッチパネル18から離れた位置を最後の位置として取得し、RAM12に記録する。また、制御部11は、タイマ16の計時に基づき、指がタッチパネル18から離れた時刻を最後の時刻として取得し、RAM12に記録する。
制御部11は、最後の位置をRAM12から読み込み、最後の位置が機能アイコン42と重なるか否か判定する。制御部11は、最後の位置が機能アイコン42と重なる場合、選択された料理アイコン41と最後の位置が重なる機能アイコン42とを関連付ける。制御部11は、選択された料理について、各機能アイコン42a、42b、42c、42dに対応する機能を実行する。例えば、最後の位置が画面下端の機能アイコン42cと重なる場合、制御部11は料理アイコン41が機能アイコン42cにドラッグアンドドロップされたと判定し、注文リストファイルに選択された料理アイコン41の料理情報を書き込む。注文リストファイルは、制御部11が顧客の注文情報をRAM12に記録する内部的なファイルである。
制御部11は、最後の位置が機能アイコン42と重ならない場合、最初の時刻と最後の時刻をRAM12から読み込み、これらの時刻の間の時間を算出する。制御部11は、指の最初の位置をRAM12から読み込み、最初の位置と最後の位置との間の距離を算出する。
制御部11は、算出した距離がキャンセル領域54の半径に満たず、かつ算出した時間が所定時間より長い場合、顧客は操作をキャンセルしたものと判定し、半透明料理アイコンを非表示にする。
制御部11は、算出した距離がキャンセル領域54の半径に満たず、かつ算出した時間が所定時間以内である場合、選択された料理アイコン41に対応する料理の詳細情報をポップアップ画面として表示する。
制御部11は、算出した距離がキャンセル領域54の半径以上であり、かつ算出した時間が所定時間より長い場合、顧客は操作をキャンセルしたものと判定し、半透明料理アイコンを非表示にする。また、制御部11は、拡大した料理アイコン41の大きさを元の大きさに戻す。
制御部11は、算出した距離がキャンセル領域54の半径以上であり、かつ算出した時間が所定時間以内である場合、料理アイコン41に対応する料理が選択されたものと判定する。そして、制御部11は、注文リストファイルに選択された料理アイコン41の料理情報を書き込む。また、制御部11は、半透明料理アイコンを最後の位置から、最後の位置と対応する機能アイコン42に対して略直角に機能アイコン42の方向へ移動する態様で表示させる。制御部11は、半透明料理アイコンが機能アイコン42まで移動した場合、半透明料理アイコンを非表示にする。また、制御部11は、拡大した料理アイコン41の大きさを元の大きさに戻す。
顧客が料理注文画面4の左上のアイコン43をタップした場合、制御部11は注文確定画面(図示せず)を表示する。注文確定画面には、注文した料理のリストと注文ボタンとが表示される。顧客が注文ボタンをタップした場合、リストに表示された料理の注文情報がPOSサーバ装置90及びキッチンプリンタ91に送信される。
情報処理装置10によれば、機能アイコン42a、42b、42c、42dには、配置された位置によって異なる機能が割り振られている。そのため、顧客は指を動かす方向を変えるだけで、情報処理装置10に分岐処理を実行させることができる。
例えば、画面下端の機能アイコン42cには注文料理の選択機能が、画面上端の機能アイコン42aには、選択を取り消す機能が割り振られている。半透明料理アイコンを機能アイコン42cに指で投げ入れた後、選択した料理を取り消したい場合には、同じ料理の半透明料理アイコンを機能アイコン42cと逆方向に位置する機能アイコン42aに指で投げ入れればよい。通常の情報処理では、登録した情報の取り消し処理を行う場合、選択したオブジェクトをリストアップ表示し、取り消し対象のオブジェクトをユーザが選択することが多い。しかし、情報処理装置10によれば、指を動かす方向を変えるだけで、選択した料理を注文リストファイルに追加したり、選択した料理を注文リストファイルから削除することができる。そのため、情報処理装置10は、連続した操作性を実現することができる。
実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態3は、飲食店のオーダーエントリーシステムに本願に係る情報処理装置を適用した形態に関する。実施の形態3に係る情報処理装置を含むオーダーエントリーシステムの構成は、実施の形態2に係る情報処理装置10を含むオーダーエントリーシステムの構成と同じである。ただし、実施の形態3に係る料理注文画面及びその分割領域画面は、実施の形態2に係る料理注文画面4及びその分割領域画面5と異なる。
図12は、料理注文画面6の一例を示す説明図である。
料理注文画面6は、メイン画面61と、3つのサブ画面62と、注文確定画面(図示せず)に遷移するアイコン43とを含む。3つのサブ画面62は、上から注文画面62a、メニュー画面62b及び取り消し画面62cを含む。メイン画面61は、選択された料理に関する画像、使用食材、価格等の料理情報を表示する。注文画面62aは、選択済みの料理の料理アイコン41を表示する。図12の例では、4つの料理アイコン41を表示している。メニュー画面62bは、注文可能な料理の料理アイコン41を表示する。図12の例では、9つの料理アイコン41を表示している。取り消し画面62cは、選択した料理の取り消しに関するメッセージ又は映像を表示する。
図13は、内部的に生成される分割領域画面7の一例を示す説明図である。
メニュー画面62bに表示される料理アイコン41のいずれかにタッチパネル18を介して指が触れた場合、メニュー画面62bには指の接触位置を起点として複数の画面分割線51、52が内部的に生成される。接触位置を中心とする略円形の画面分割線51の内部は、キャンセル領域54である。画面分割線51の外側には、画面分割線51から略水平及び斜めに夫々延びる略直線の画面分割線52が生成される。画面分割線52により、キャンセル領域54の外側は、3つの機能領域73a、73b、73cに分割される。
図14は、内部的に生成される分割領域画面8の他例を示す説明図である。
注文画面62aに表示される料理アイコン41のいずれかにタッチパネル18を介して指が触れた場合、注文画面62aには指の接触位置を起点として複数の画面分割線51、52が内部的に生成される。接触位置を中心とする略円形の画面分割線51の内部は、キャンセル領域54である。画面分割線51の外側には、画面分割線51から略水平に延びる略直線の画面分割線52が生成される。画面分割線51、52により、キャンセル領域54下側の注文画面62a及びメニュー画面62bには、1つの機能領域83が生成される。キャンセル領域54により分断される注文画面62aの2つの上端部分には、機能領域は設定されない。
次に、情報処理装置10の動作について説明する。
顧客は注文料理を選択し、その料理に対応するメニュー画面62bの料理アイコン41に指で触れる。制御部11は、メニュー画面62bを内部的にキャンセル領域54と各機能領域73とに分割する。制御部11は、選択された料理アイコン41に対応する半透明料理アイコンを表示する。顧客が半透明料理アイコンを指で注文画面62aまでドラッグし、注文画面62a内でドロップした場合、制御部11は、選択された料理アイコン41と注文画面62aとを関連付ける。制御部11は、選択された料理を注文リストファイルに書き込む。同時に、制御部11は、選択された料理に係る料理アイコン41の複製を作成し、注文画面62aに表示すると共に、半透明料理アイコンを非表示にする。
顧客が半透明料理アイコンを指でドラッグし、注文画面62aと接する機能領域73a内でタッチパネル18から指を離した場合、制御部11は、半透明料理アイコンが注文画面62aまでドラッグされた場合と同様の処理を実行する。すなわち、顧客が指で半透明料理アイコンを注文画面62aに投げ込むジェスチャをした場合も、制御部11は、半透明料理アイコンが注文画面62aまでドラッグされた場合と同様の処理を実行する。
選択した料理の取り消し処理について説明する。
顧客がメニュー画面62bの料理アイコン41に指で触れた場合、制御部11は、図13に示すようにメニュー画面62bを内部的にキャンセル領域54と各機能領域73とに分割する。制御部11は、選択された料理アイコン41に対応する半透明料理アイコンを表示する。顧客が半透明料理アイコンを指で取り消し画面62cまでドラッグし、取り消し画面62c内でドロップした場合、制御部11は、選択された料理アイコン41が選択済みの料理に対応するとき、選択された料理アイコン41と取り消し画面62cとを関連付ける。制御部11は、選択された料理を注文リストファイルから削除する。同時に、制御部11は、注文画面62aに表示されている、取り消された料理に係る料理アイコン41を非表示にする。制御部11は、半透明料理アイコンを非表示にする。また、制御部11は、選択された料理が取り消されたことを示すメッセージの文字列又は映像を取り消し画面62cに表示する。
顧客がメニュー画面62bの料理アイコン41に指で触れた場合、制御部11は、図13に示すようにメニュー画面62bを内部的にキャンセル領域54と各機能領域73とに分割する。顧客が半透明料理アイコンを指でドラッグし、取り消し画面62cと接する機能領域73b内でタッチパネル18から指を離した場合、制御部11は半透明料理アイコンが取り消し画面62cまでドラッグされた場合と同様の処理をする。すなわち、顧客が指で半透明料理アイコンを取り消し画面62cに投げ込むジェスチャをした場合も、制御部11は、半透明料理アイコンが取り消し画面62cまでドラッグされた場合と同様の処理を実行する。
顧客が注文画面62aに表示される料理アイコン41の内、いずれか1つの料理アイコン41に指で触れた場合、制御部11は、図14に示すように注文画面62a及びメニュー画面62bを内部的にキャンセル領域54と機能領域83とに分割する。制御部11は、選択された料理アイコン41に対応する半透明料理アイコンを表示する。顧客が半透明料理アイコンを指で注文画面62aから取り消し画面62cまでドラッグし、取り消し画面62c内でドロップした場合、制御部11は、上記と同様の取り消し処理を実行する。
顧客が注文画面62aの料理アイコン41に指で触れ、機能領域83内でタッチパネル18から指を離した場合、制御部11は上記と同様の取り消し処理を実行する。すなわち、顧客が半透明料理アイコンを指で注文画面62aから取り消し画面62cに投げ込むジェスチャをした場合も、制御部11は、半透明料理アイコンが注文画面62aから取り消し画面62cまでドラッグされた場合と同様の処理を実行する。
顧客がメニュー画面62bの料理アイコン41に指で触れ、半透明料理アイコンをメイン画面61までドラッグしてからドロップした場合、制御部11はメイン画面61に選択された料理アイコン41に対応する料理情報を表示する。また、顧客がメイン画面61と接する機能領域73c内でタッチパネル18から指を離した場合も、制御部11はメイン画面61に選択された料理アイコン41に対応する料理情報を表示する。
制御部11が料理アイコン41に対して所定の処理を実行する場合、料理アイコン41と関連付けられる対象オブジェクトは機能アイコン42に限らない。実施の形態3の場合、料理アイコン41をメイン画面61又はサブ画面62と関連付けることにより、制御部11は注文料理の選択、選択した料理の取り消し等の処理を実行することができる。
なお、アイコンの移動先のオブジェクトとして、アイコン及び画面は一例である。例えば、文書ファイルのアイコンをテキストボックスと関連付けた場合、文書ファイルの内容をテキストボックスに表示してもよい。また、動画ファイルのアイコンを動作再生コントロールと関連付けた場合、動画ファイルに記録された動画が動作再生コントロールの画面上に再生されてもよい。
また、移動元のオブジェクトとして、アイコンは一例である。例えば、起動したアプリケーションの画面(ウィンドウ)を所定の移動先アイコンと関連付けた場合、そのアプリケーションを終了する処理をしてもよい。これにより、複数のアプリケーションの画面を所定のアイコンに指で次々と投げ込むジェスチャにより、簡単に複数のアプリケーションを終了することができる。
アイコンを指で対象オブジェクトに投げ込むジェスチャにより、制御部11が所定の処理を実行するために、内部的に生成する画面分割線51、52及び機能領域73、83のパターンは複数通りであってもよい。例えば、料理注文画面6の場合、メニュー画面62bの料理アイコン41に指で触れた場合と、注文画面62aの料理アイコン41に指で触れた場合とで、生成する画面分割線51、52及び機能領域73、83は異なる。各機能領域73、83に異なる機能又は同じ機能を割り振ることができるため、複数通りの画面分割線51、52及び機能領域73、83を生成することにより、1つの画面で処理可能な機能の数を自在に調整することができる。
実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1及び2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
実施の形態4は、インターネットオークションに本願に係る情報処理装置を適用した形態に関する。実施の形態4に係る情報処理装置を含むインターネットオークションシステムの構成は、図1の電子商取引システムの構成と同じである。ただし、実施の形態4に係る情報処理装置1及びサーバ装置9の機能と動作とは、オークションに関する機能を有する点で、夫々実施の形態1に係る情報処理装置1及びサーバ装置9と異なる。
サーバ装置9は、WEBサーバ及びデータベースサーバの機能を有する。サーバ装置9は、インターネットNを介して情報処理装置1から競売商品の入札情報及び入札者の情報を受け付ける。サーバ装置9が受け付けた情報は、図示しないオークションシステムに引き渡され、競売商品の落札処理が実行される。落札が確定した場合、サーバ装置9はメール、画面表示等により、落札者の情報処理装置1に出品者との連絡方法を含む情報を送信する。落札者は、出品者と支払い方法、競売商品の発送方法等を相談して決める。
図15は、競売商品選択画面9aの一例を示す説明図である。入札者は、競売商品選択画面9aから入札する競売商品を選択する。
図15の競売商品選択画面9aの例では、入札対象の競売商品が4つ示されている。各競売商品毎に商品アイコン21、競売商品名、競売情報が示されている。商品アイコン21は、競売商品の画像である。競売情報は即決価格、現在価格、入札件数及び競売終了までの残り時間を含む。即決価格とは、出品者の希望落札価格であり、即決価格以上で入札された場合、その時点で落札する。
制御部11は、所定の画面において所定のアイコンがタップされた場合、サーバ装置9から競売商品選択画面9aの情報をダウンロードし、表示部17に競売商品選択画面9aを表示する。
競売商品選択画面9aでは、商品アイコン21以外の任意の位置に指を接触させ、タッチパネル18の表面を上下方向に指で軽くはらった場合、制御部11は、指ではらわれた方向に競売商品選択画面9aをスクロール表示する。
図16は、内部的に生成される分割領域画面100の一例を示す説明図である。分割領域画面100は、8本の画面分割線101、102、103、…、108により、機能アイコン92a、92b、92c、92dが表示される領域を除く機能領域10a、10b、10c、10dと、処理をキャンセルするキャンセル領域10e、10f、10g、10hとを含む。機能領域10a、…、10dは、夫々機能アイコン92a、…、92dと対応している。機能領域10a、…、10d及び機能アイコン92a、…、92dが表示される領域は、異なる領域として区別され、情報処理装置1により異なる処理が行われる。
画面分割線101、102、103、…、108は、商品アイコン21から各機能アイコン92a、…、92dの端に向かって放射状に延びている。機能領域10a、…、10dは、夫々機能アイコン92a、…、92dを挟むように延びた2本の画面分割線101、102等の間を占めている。各機能領域10a、…、10dの間には、キャンセル領域10e、…、10hが配置する。
なお、キャンセル領域10e、…、10hは、なくてもよい。
入札者が商品アイコン21に対して所定のジェスチャをした場合、制御部11は競売商品選択画面9aの4角に機能アイコン92a、…、92dを夫々1つずつ表示する。ここで、商品アイコン21に対する所定のジェスチャは、あらゆる操作イベントを含む。
商品アイコン21に対する所定のジェスチャは、指又はスタイラスを使用するジェスチャの場合、例えば接触、所定時間以上の接触、タップ及びダブルタップを含む。商品アイコン21に対する所定のジェスチャは、タッチパネル18上の商品アイコン21の領域及び商品アイコン21以外の領域の2点に接触するピンチでもよい。また、商品アイコン21に対する所定のジェスチャは、マウスを使用する動作の場合、例えばマウスオーバー、クリック、ダブルクリック、所定時間以上のマウスダウンを含む。商品アイコン21に対するジェスチャは、上記のいずれか1つ、上記の幾つかの組み合わせ又はキーボード入力操作を伴う上記の幾つかの組み合わせであってもよい。情報処理装置1は、これらのジェスチャをイベントとして検出する。
以下では、競売商品選択画面9aの4角に機能アイコン92a、…、92dを夫々1つずつ表示するジェスチャの代表として、商品アイコン21に対する所定時間以上の指の接触を扱うものとする。
各機能アイコン92a、…、92dは、夫々異なる処理を施す機能を有している。例えば、競売商品選択画面9aの右上に位置する機能アイコン92aは、即落札の機能を有し、即決価格による落札処理に関する。競売商品選択画面9aの右下に位置する機能アイコン92bは、ツイッターへの投稿処理に関する。競売商品選択画面9aの左下に位置する機能アイコン92cは、お好み競売商品を記録する処理に係わるウィッシュリストのアイコンに該当する。競売商品選択画面9aの左上に位置する機能アイコン92dは、入札処理に関する。
入札者の指が商品アイコン21に所定時間継続して触れた場合、指が触れた位置を中心とする放射状の画面分割線101、102、103、…、108が生成される。つまり、入札者の指が商品アイコン21に所定時間継続して触れた場合、各機能アイコン92を除いた略三角形の機能領域10a、…、10dと、略三角形のキャンセル領域10e、…、10hとが、接触位置を中心に回転する方向に交互に動的に生成される。入札者が選択した商品アイコン21を機能アイコン92a、…、92dにドラッグアンドドロップした場合、制御部11は各機能アイコン92に対応した処理を実行する。入札者が機能アイコン92a、…、92dの表示領域以外でタッチパネル18から指を離した場合、制御部11は指がタッチパネル18に触れた最初の位置と指がタッチパネル18から離れた最後の位置とから、指の移動方向を算出する。制御部11は、最初の位置から見て、指の移動方向がキャンセル領域10e、…、10hに向かう所定方向範囲内にある場合、キャンセル処理を実行する。一方、制御部11は、最初の位置から見て、指の移動方向が機能アイコン92a、…、92dに向かう所定方向範囲内にある場合、商品アイコン21が機能アイコン92a、…、92dにドラッグアンドドロップされたときと同様の処理を実行する。
上記では、便宜上、画面分割線101、102、103、…、108を説明した。しかし、制御部11は、商品アイコン21が機能アイコン92a、…、92dの表示領域でドラッグアンドドロップされたか否かという判定以外には、指の移動方向が機能アイコン92に向かう所定方向範囲内にあるか否かということだけを判定し、機能アイコン92a、…、92dに対応した処理又はキャンセル処理を実行することができる。従って、実施の形態4においては、制御部11は機能領域10a、…、10d及びキャンセル領域10e、…、10hという「領域」ではなく、「方向」により処理を切り分ける。かかる場合、画面分割線101、102、103、…、108は、機能領域10a等及びキャンセル領域10e等を含む領域の各方向範囲を区画する半直線といえる。
図17は、ドラッグ操作の開始及び終了点からドラッグ方向を算出する説明図である。ドラッグ開始点を原点とし、ドラッグ終了点の直交座標系における座標を(x,y)とした場合、極座標系におけるドラッグ終了点の座標は(rcosθ,rsinθ)と表現できる。ここで、rは動径、θは偏角である。制御部11は座標変換処理によりθを算出し、これをドラッグ方向に設定する。
なお、ドラッグ操作の終了点が機能領域10a等にあるか否かということと、ドラッグ方向が機能アイコン92に向かう所定方向範囲内にあるか否かということとは、ドラッグ操作の受付位置を直交座標で表現するか、極座標で表現するかという違いにすぎない。
次に、情報処理装置1の動作について、入札者が競売商品を入札する場合を中心に説明する。以下では、入札者がタッチパネル18を指で操作する場合について扱うが、入札者はマウス等の位置入力装置を用いても同じ操作をすることができる。
入札者の指が商品アイコン21の表示領域以外のタッチパネル18部分に触れ、指を上下に軽くはらった場合、制御部11は指がタッチパネル18をはらった方向に競売商品選択画面9aをスクロールする。
入札者の指が商品アイコン21の表示領域のタッチパネル18部分に触れた場合、制御部11は接触座標から選択された競売商品を特定する。入札者の指が商品アイコン21に所定時間継続して触れた場合、制御部11は競売商品選択画面9aの4角に機能アイコン92a、…、92dを表示する。制御部11は、接触位置を起点とした画面分割線101、102、103、…、108を内部的に生成する。つまり、制御部11は、表示部17を4つの機能領域10a、…、10dと、4つのキャンセル領域10e、…、10hと、4つの機能アイコン92a、…、92dの領域とに分割する。
ここで、制御部11は、4つの機能領域10a、…、10d及び4つの機能アイコン92a、…、92dについて、各領域の境界線の直交座標を設定する。また、制御部11は、最初の位置から各機能アイコン92a、…、92dに向かう方向範囲(例えば、画面分割線101と画面分割線102とで挟まれた方向範囲)を設定する。
図18は、拡大表示され、かつ名称が表示された機能アイコン92a、…、92dの一例を示す説明図である。
制御部11は、ドラッグ中の指の接触位置が機能領域10a、…、10d内にある場合、機能領域10a、…、10dに夫々対応する機能アイコン92a、…、92dを拡大表示する。また、制御部11は、拡大表示する機能アイコン92a、…、92d付近に、当該機能アイコン92a、…、92dの名称を文字列により表示する。図18は、即落札処理に該当する機能アイコン92aを拡大すると共に、機能アイコン92aの直下に名称を表示する例を示している。
これにより、初めて機能アイコン92a、…、92dを見た入札者であっても、各機能アイコン92a、…、92dの機能の理解が容易になる。
制御部11は、商品アイコン21と機能アイコン92a、…、92dとを関連付けた場合、選択された競売商品について、各機能アイコン92a、…、92dに対応する機能を実行する。例えば、商品アイコン21が機能アイコン92aに投げ込まれた場合、制御部11は商品アイコン21に対応する競売商品が即決価格で入札されたと判定し、即落札画面(図示せず)を競売商品選択画面9aの前面に表示する。即落札画面には、即決価格が表示されている。また、即落札画面は、購入したい競売商品の個数を入力するテキストボックス、ソフトウェアキーボード、OKボタン及びキャンセルボタンを含む。
入札者がテキストボックスに仮想的なソフトウェアキーボードを用いて競売商品の個数を入力し、OKボタンをタップした場合、制御部11は、入札リストファイルに選択された競売商品の入札情報をスペース区切りで書き込む。入札リストファイルは、制御部11が入札者の入札情報をRAM12又はハードディスク13に記録する内部的なファイルである。競売商品の入札情報は、例えば競売商品名、即決価格、個数等である。競売商品の種類によっては、衣類のように色、サイズ等のオプション項目も入札情報に含まれ、即落札画面には必要な入札情報の全てを入力することができる。入札者がキャンセルボタンをタップした場合、制御部11は即落札画面を非表示にし、何の処理もしない。
例えば、商品アイコン21が機能アイコン92dに投げ込まれた場合、制御部11は商品アイコン21に対応する競売商品が入札されたと判定し、入札画面(図示せず)を競売商品選択画面9aの前面に表示する。入札画面は、入札価格を入力するテキストボックス、個数を入力するテキストボックス、ソフトウェアキーボード、OKボタン及びキャンセルボタンを含む。入札者が各テキストボックスにソフトウェアキーボードを用いて競売商品の入札価格及び個数を夫々入力し、OKボタンをタップした場合、制御部11は、入札リストファイルに選択された競売商品の入札情報をスペース区切りで書き込む。競売商品の入札情報は、例えば競売商品名、入札価格、個数等である。入札者がキャンセルボタンをタップした場合、制御部11は入札画面を非表示にし、何の処理もしない。
上記では、即落札画面及び入札画面は、商品アイコン21を夫々機能アイコン92a、92dに投げ込んだ場合に表示される。しかし、即落札画面及び入札画面は、商品アイコン21が夫々機能アイコン92a、92dに投げ込まれる前に表示されてもよい。例えば、商品アイコン21が夫々機能アイコン92a、92dに投げ込まれる前に、機能アイコン92a、92dがタップされた場合、即落札画面及び入札画面を表示してもよい。
かかる場合、制御部11は、即落札画面又は入札画面から必要な情報を受け付けた後、商品アイコン21が各機能アイコン92a、92dに投げ込まれた場合、即落札処理、入札処理を夫々実行する。
入札者が商品アイコン21を機能アイコン92a、92dにドラッグアンドドロップした場合、又は機能領域10a、10dに対応する方向範囲に投げ込んだ場合、入札情報が入札リストファイルに記録される。かかる場合、制御部11は入札リストファイルを読み出し、競売商品の入札情報及び入札者の情報をサーバ装置9に送信する。
サーバ装置9は、受信した入札情報に基づいて、オークションに関するデータベースを更新し、更新結果を情報処理装置1に送信する。情報処理装置1は更新結果を受信し、競売商品選択画面9aの内容を更新する。情報処理装置1は、例えば競売商品選択画面9aの現在価格及び入札件数を更新する。
図19、図20及び図21は、制御部11が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
制御部11は、競売商品選択画面9aを表示部17に表示する(ステップS201)。制御部11は、最初に指がタッチパネル18に触れた位置を取得し、RAM12に記録する(ステップS202)。制御部11は、最初の位置が商品アイコン21の表示領域内か否か判定する(ステップS203)。制御部11は、最初の位置が商品アイコン21の表示領域内でないと判定した場合(ステップS203:NO)、競売商品選択画面9aのスクロール処理を実行し(ステップS203)、ステップS202に処理を戻す。
制御部11は、最初の位置が商品アイコン21の表示領域内であると判定した場合(ステップS203:YES)、最初の位置から選択された競売商品を特定する(ステップS204)。制御部11は、商品アイコン21に対する操作イベントを検出する、すなわちタイマ16の計時に基づき、指がタッチパネル18に接触してから所定時間が経過したか否か判定する(ステップS205)。制御部11は、タイマ16の計時に基づき、指がタッチパネル18に接触してから所定時間が経過していないと判定した場合(ステップS205:NO)、ステップS202に処理を戻す。制御部11は、タイマ16の計時に基づき、指がタッチパネル18に接触してから所定時間が経過したと判定した場合(ステップS205:YES)、表示部17の4角に機能アイコン92a、…、92dを表示する(ステップS206)。
制御部11は、最初の位置を中心とした画面分割線101、102、103、…、108を内部的に生成する(ステップS207)。制御部11は、画面分割線101、102、103、…、108の生成に伴い、表示部17を4つの機能領域10a、…、10d、4つのキャンセル領域10e、…、10h及び4つの機能アイコン92a、…、92dに分割する(ステップS208)。ここでの分割処理は、各領域の境界線の直交座標を設定する処理と、最初の位置から各機能アイコン92a、…、92dに向かう方向範囲を設定する処理と、境界線の直交座標及び方向範囲を各機能領域10a等と対応付けてRAM12に記録する処理とを含む。
制御部11は、半透明商品アイコンを、最初の位置に表示する(ステップS209)。制御部11は、半透明商品アイコンを指の移動に追従させて表示することを開始する(ステップS210)。
制御部11は、現在の指の接触位置を取得し、現在位置が機能領域10a等の範囲内か否か判定する(ステップS211)。制御部11は、現在位置が機能領域10a等の範囲内であると判定した場合(ステップS211:YES)、現在位置の機能領域10a等に対応する機能アイコン92a、…、92dの大きさを拡大表示すると共に、機能アイコン92a、…、92dの名称を表示する(ステップS212)。制御部11は、現在位置が機能領域10a等の範囲内でないと判定した場合(ステップS211:NO)、ステップS213に処理を移す。
制御部11は、指がタッチパネル18から離れた最後の位置を取得し、RAM12に記録する(ステップS213)。制御部11は、最後の位置が機能アイコン92a、…、92dと重なるか否か判定する(ステップS214)。制御部11は、最後の位置が機能アイコン92a、…、92dに重なると判定した場合(ステップS214:YES)、商品アイコン21と機能アイコン92a、…、92dとを関連付ける(ステップS215)。すなわち、制御部11は、選択された商品アイコン21に対応する競売商品の特定情報と、最後の位置が重なる機能アイコン92a、…、92dに対応する機能情報とを関連付ける。制御部11は、最後の位置が重なる機能アイコン92a、…、92dに対応する処理を実行し(ステップS216)、処理を終了する。
制御部11は、最後の位置が機能アイコン92a、…、92dと重ならないと判定した場合(ステップS214:NO)、最初の位置から最後の位置への方向を算出する(ステップS217)。制御部11は、ステップS217で算出した方向が機能アイコン92a、…、92dに向かう所定方向範囲内か否か判定する(ステップS218)。制御部11は、ステップS217で算出した方向が機能アイコン92a、…、92dに向かう所定方向範囲内でないと判定した場合(ステップS218:NO)、半透明商品アイコンを非表示にし(ステップS219)、処理を終了する。ステップS219はキャンセル処理に該当する。
制御部11は、ステップS217で算出した方向が機能アイコン92a、…、92dに向かう所定方向範囲内であると判定した場合(ステップS218:YES)、商品アイコン21と機能アイコン92a、…、92dとを関連付ける(ステップS220)。制御部11は、選択された商品に対して機能アイコン92a、…、92dに対応する処理を実行する(ステップS221)。制御部11は、半透明商品アイコンを機能アイコン92a、…、92dへ向かって孤を描きながら移動する態様で表示させた後、非表示にする演出処理を実行して(ステップS222)、処理を終了する。
なお、ステップS216及びステップS221において実行する機能アイコン92a、…、92dに対応する処理は、機能アイコン92a、…、92dが例えば機能アイコン92aである場合、即落札処理であり、機能アイコン92a、…、92dが例えば機能アイコン92dである場合、入札処理である。
情報処理装置1によれば、競売商品選択画面9aを表示部17に表示した初期状態では、機能アイコン92a、…、92dは表示されない。機能アイコン92a、…、92dは、入札者が競売商品選択画面9aの商品アイコン21に対して所定のジェスチャをすることにより、情報処理装置1が所定のジェスチャに対応した操作イベントを検出した場合に、表示される。入札者は、機能アイコン92a、…、92dが競売商品選択画面9aに表示されるまで、競売商品選択画面9aをスクロールし、入札対象の競売商品を概観することができる。
表示部17の表示領域が狭い場合、入札対象の競売商品の概観時には、機能アイコン92a、…、92dが表示されない方が、入札者による誤操作が発生する割合を低減させることができる。従って、商品アイコン21に対して所定の操作イベントを検出した場合に機能アイコン92a、…、92dを表示することにより、情報処理装置1の操作性は向上する。
実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
実施の形態5は、電子商取引システムに本願に係る情報処理装置を適用した形態に関する。実施の形態5に係る情報処理装置を含む電子商取引システムの構成は、実施の形態1に係る電子商取引システムの構成と同じである。ただし、制御部11は、タッチパネル18上を指が摺動する速度(ドラッグ速度)が所定速度以上に変化した場合、ドラッグ速度が所定速度以上に速くなった位置を最初の位置に再設定する。
図22は、内部的に生成される分割領域画面3の一例を示す説明図である。
購入者が図2の商品選択画面2の左上端に位置する商品アイコン21を選択した場合、図22に示す分割領域画面が生成される。購入者が商品アイコン21を選択した時点において、商品アイコン21をどの機能アイコン22a、…、22dに投げ込むか決定していない場合、購入者の指は半透明商品アイコンをドラッグしながら、タッチパネル18上をゆっくりと彷徨うことがある。その後、購入者は半透明商品アイコンを投げ込む機能アイコン22a、…、22dを決定した場合、決定した時点のタッチパネル18上の位置から目的の機能アイコン22a、…、22dに向かって半透明商品アイコンを急速にドラッグし、投げ込むジェスチャを行うことが多い。
上記において、仮に購入者が半透明商品アイコンを図22の画面の下端中央までドラッグした後、半透明商品アイコンを画面右上の機能アイコン22aに投げ込むことを決定し、半透明商品アイコンを機能アイコン22aに投げ込んだとする。かかる場合、購入者の指は画面右下の機能領域33bにおいてタッチパネル18から離れ、制御部11は購入者が半透明商品アイコンを画面右下の機能アイコン22bに投げ込んだものと誤判定してしまう。
そこで、実施の形態5においては、制御部11はドラッグ速度を常に継続して算出し、ドラッグ速度が所定速度以上に変化した場合、ドラッグ速度が変化した位置を最初の位置に再設定する。そして、制御部11は、最初の位置として再設定した位置を中心に画面分割線31、32を再生成し、表示部17を新たに分割し直す。
ユーザは、ドラッグ速度を所定速度以上にした後、所望の機能アイコン22a、…、22dを変更する場合がある。かかる場合、ユーザはドラック速度を低下させ、又はドラッグ操作を停止し、最初に商品アイコン21を選択した位置を基準にして、所望の機能アイコン22a、…、22dに対するジェスチャを行う場合が多いと考えられる。
そこで、制御部11は、ドラッグ速度が所定速度以下に変化した場合、指がタッチパネル18に触れた位置を最初の位置に再設定する。そして、制御部11は、最初の位置として再設定した位置を中心に画面分割線31、32を再生成し、表示部17を新たに分割し直す。
また、ユーザはタッチパネル18から指を離すまでの間に、何度もドラッグ速度を速くしたり、遅くする場合がある。そこで、制御部11は、最初の位置の設定状態を記録するフラグを利用することにより、商品アイコン21がユーザの意図しない機能アイコン22a、…、22dに対して関連付けられないように対処する。
図23及び図24は、制御部11が実行する処理の手順を示すフローチャートである。図23及び図24に基づいてドラッグ速度の算出開始処理、最初の位置の再設定処理等を説明する。これらの処理は図7及び図8の処理の手順に追加したものであり、変更のない他の処理は図7及び図8と同じステップ番号を添えている。なお、追加する処理より後の手順(ステップS111以降の処理)については、説明及び図示を省略する。
制御部11は、商品選択画面2を表示部17に表示する(ステップS101)。制御部11は、最初に指がタッチパネル18に触れた位置及び時刻を取得し、RAM12に記録する(ステップS102)。制御部11は、最初の位置から選択された商品を特定する(ステップS103)。
制御部11は、速度フラグに0を代入する(ステップS301)。速度フラグは、ドラッグ速度が所定速度以上である場合、1を格納するフラグである。ステップS301は、速度フラグの初期化に該当する。
制御部11は、ドラッグ速度の算出を開始する(ステップS302)。ステップS302において、制御部11はタイマ16からの計時に基づき所定時間毎に、ドラッグ操作の受付位置を順次RAM12に記録する。ドラッグ操作の受付位置とは、ユーザの指がタッチパネル18上をドラッグしている間の、タッチパネル18上におけるユーザの指の位置である。ドラッグ操作の受付位置は、ドラッグ操作に伴い、時間が経過するにつれて時々刻々変化する。制御部11は新たなドラッグ操作の位置を受け付けた場合、受付位置間の距離及び経過時間に基づいてドラッグ速度を算出する。
制御部11は、最初の位置を中心とした画面分割線31、32を内部的に生成する(ステップS104)。制御部11は、画面分割線31、32の生成に伴い、表示部17をキャンセル領域34、4つの機能領域33a、…、33d及び4つの機能アイコン22a、…、22dに分割する(ステップS105)。制御部11は、半透明商品アイコンを、最初の位置に表示する(ステップS106)。制御部11は、半透明商品アイコンを指の移動に追従させて表示することを開始する(ステップS107)。
制御部11は、直近に算出したドラッグ速度が第一速度以上かつ速度フラグが0か否か判定する(ステップS303)。制御部11は、直近に算出したドラッグ速度が第一速度以上かつ速度フラグが0であると判定した場合(ステップS303:YES)、速度フラグに1を代入する(ステップS304)。制御部11は、ドラッグ速度が第一速度以上である受付位置を最初の位置に再設定し(ステップS305)、ステップS104に処理を戻す。
ステップS305では、制御部11は、ドラッグ速度が第一速度以上になった位置及び時刻を取得し、RAM12に記録する。処理がステップS305からステップS104に戻った後、制御部11はステップS305でRAM12に記録した位置及び時刻を最初の位置及び時刻として扱う。
制御部11は、直近に算出したドラッグ速度が第一速度以上でない、又は速度フラグは0でないと判定した場合(ステップS303:NO)、現在の指の接触位置を取得し、現在位置が機能領域33a、…、33dの範囲内か否か判定する(ステップS108)。なお、ステップS108では、ステップS303の判定時のドラッグ操作の受付位置が機能領域33a、…、33dの範囲内か否か判定してもよい。
制御部11は、現在位置が機能領域33a、…、33dの範囲内であると判定した場合(ステップS108:YES)、現在位置の機能領域33a、…、33dに対応する機能アイコン22a、…、22dの大きさを拡大表示する(ステップS109)。なお、ステップS109では、機能アイコン22a、…、22d付近に機能アイコン22a、…、22dの名称を表示してもよい。制御部11は、現在位置が機能領域33a、…、33dの範囲内でないと判定した場合(ステップS108:NO)、ステップS306に処理を移す。
制御部11は、直近に算出したドラッグ速度が第二速度以下であり、かつ速度フラグが1であるか否か判定する(ステップS306)。なお、ステップS306における第二速度は、ステップS303における第一速度より低速度である。
制御部11は、ドラッグ速度が第二速度以下であり、かつ速度フラグが1であると判定した場合(ステップS306:YES)、速度フラグに0を代入する(ステップS307)。制御部11は、ステップS102でRAM12に記録した位置及び時刻を最初の位置及び時刻に再設定する(ステップS308)。制御部11は、以降の処理において、ステップS308で再設定した位置及び時刻を最初の位置及び時刻として扱う。
制御部11は、ドラッグ速度が第二速度以下でない、又は速度フラグが1でないと判定した場合(ステップS306:NO)、ステップS309に処理を移す。
制御部11は、指がタッチパネル18から離れたか否か判定する(ステップS309)。制御部11は、指がタッチパネル18から離れていないと判定した場合(ステップS309:NO)、ステップS104に処理を戻す。制御部11は、指がタッチパネル18から離れたと判定した場合(ステップS309:YES)、ステップS110に処理を移す。
制御部11は、指がタッチパネル18から離れた最後の位置及び時刻を取得し、RAM12に記録する(ステップS110)。
情報処理装置1によれば、ドラッグ速度が第一速度以上になった場合、ドラッグ速度が第一速度以上になった位置を最初の位置に再設定する。また、ドラッグ速度が第一速度以上になった時刻が最初の時刻として再設定される。これにより、画面分割線31、32が新たに生成されるため、投げ込みジェスチャの対象である機能アイコン22の判定を制御部11が誤ることはない。制御部11は、新たに分割された機能領域33に基づいて、商品アイコン21を機能アイコン22と関連付ける。
情報処理装置1によれば、ドラッグ速度が第二速度以下になった場合、ドラッグ速度が第一速度より速くなった位置に換えて、指がタッチパネル18に触れた最初の位置を、最初の位置に再設定する。また、指がタッチパネル18に触れた最初の時刻が最初の時刻として再設定される。これにより、ドラッグ速度を加速した後のユーザの予期せぬ挙動により制御部11が誤判断する確率を著しく低減することができる。
情報処理装置1によれば、ドラッグ速度の変化に加えて、最初の位置の設定状況を記録した速度フラグを用いることにより、最初の位置の再設定を行うか否かの分岐処理が行われる。これにより、ドラッグ速度が複数回第一速度以上又は第二速度以下になっても、制御部11は判断を誤ることはない。
実施の形態5は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態6
実施の形態6は、実施の形態5と同様に、電子商取引システムに本願に係る情報処理装置を適用した形態に関する。ただし、制御部11は、ドラッグ速度に基づくのではなく、ドラッグ操作の加速度(ドラッグ加速度)に基づいて、ドラッグ操作の受付位置を最初の位置に再設定する。つまり、ドラッグ加速度が所定加速度以上に変化した場合、最初の位置の再設定を行う。また、ドラッグ加速度が所定加速度以下に変化した場合、指がタッチパネル18に触れた最初の位置を、最初の位置に再設定する。かかる場合、速度フラグではなく、加速度フラグを用いた分岐処理により、ドラッグ加速度が所定加速度以上又は所定加速度以下に複数回変化しても、ユーザの意図する機能アイコン22a、…、22dを制御部11が誤判断することはなくなる。
図25及び図26は、制御部11が実行する処理の手順を示すフローチャートである。図25及び図26について、図23及び図24と異なる部分のみを説明し、重複部分は説明を省略する。
制御部11は、加速度フラグに0を代入する(ステップS401)。加速度フラグは、ドラッグ加速度が所定加速度以上である場合、1を格納するフラグである。
制御部11は、ドラッグ加速度の算出を開始する(ステップS402)。ステップS402において、制御部11は受付位置間の距離及び経過時間に基づいてドラッグ速度を算出し、算出したドラッグ速度をRAM12に記録する。制御部11は、所定時間毎にこのドラッグ速度の算出及び記録を繰り返す。制御部11は、算出したドラッグ速度とRAM12に記録した直近のドラッグ速度との差分からドラッグ加速度を算出する。
制御部11は、直近に算出したドラッグ加速度が第一加速度以上かつ加速度フラグが0か否か判定する(ステップS403)。制御部11は、直近に算出したドラッグ加速度が第一加速度以上かつ加速度フラグが0であると判定した場合(ステップS403:YES)、加速度フラグに1を代入する(ステップS404)。制御部11は、ドラッグ加速度が第一加速度以上である受付位置を最初の位置に再設定し(ステップS405)、ステップS104に処理を戻す。
制御部11は、直近に算出したドラッグ加速度が第一加速度以上でない、又は加速度フラグは0でないと判定した場合(ステップS403:NO)、ステップS108及びステップS109を経て、ステップS406に処理を移す。
制御部11は、直近に算出したドラッグ加速度が第二加速度以下であり、かつ加速度フラグが1であるか否か判定する(ステップS406)。なお、ステップS406における第二加速度は、ステップS403における第一加速度より小さい。
制御部11は、ドラッグ加速度が第二加速度以下であり、かつ加速度フラグが1であると判定した場合(ステップS406:YES)、加速度フラグに0を代入する(ステップS407)。制御部11は、ステップS102でRAM12に記録した位置を最初の位置に再設定する(ステップS408)。
制御部11は、ドラッグ加速度が第二加速度以下でない、又は加速度フラグが1でないと判定した場合(ステップS406:NO)、ステップS409に処理を移す。
ステップS409の処理は、図24におけるステップS309の処理と同じである。
実施の形態6は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
(付記1)
表示部と、
該表示部に、第一オブジェクト及び該第一オブジェクトの該表示部における移動先を示す第二オブジェクトを異なる位置に表示する表示手段と、
前記第一オブジェクトに対するドラッグ操作を受け付ける受付手段と、
該受付手段が受け付けたドラッグ操作の終了位置が、前記第二オブジェクトの表示範囲を除く表示部の所定範囲内にあるか否か判定する範囲判定手段と、
該範囲判定手段により前記終了位置が前記所定範囲内にあると判定された場合、前記第一オブジェクト及び第二オブジェクトを関連付ける関連付け手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記表示手段は、複数の第二オブジェクトを表示するようにしてあり、
前記所定範囲を、前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の開始位置に基づいて、前記複数の第二オブジェクトに夫々対応する複数の領域に分割する分割手段
を備え、
前記範囲判定手段は、
前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の終了位置が、前記分割手段により分割された一領域内にあるか否か判定する領域判定手段
を含み、
前記関連付け手段は、
前記領域判定手段により前記終了位置が前記一領域内にあると判定された場合、前記第一オブジェクト及び該一領域に対応する前記一の第二オブジェクトを関連付けるようにしてある
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の開始から終了までの距離を算出する距離算出手段と、
該距離算出手段により算出された距離が所定距離以上か否か判定する距離判定手段と
を備え、
前記関連付け手段は、
前記領域判定手段により前記終了位置が前記一領域内にあると判定され、かつ前記距離判定手段により所定距離以上と判定された場合、前記第一オブジェクト及び該一領域に対応する前記一の第二オブジェクトを関連付けるようにしてある
ことを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の開始から終了までの時間を算出する時間算出手段と、
該時間算出手段により算出された時間が所定時間以内か否か判定する時間判定手段と
を備え、
前記関連付け手段は、
前記領域判定手段により前記終了位置が前記一領域内にあると判定され、前記距離判定手段により所定距離以上と判定され、かつ前記時間判定手段により所定時間以内と判定された場合、前記第一オブジェクト及び該一領域に対応する前記一の第二オブジェクトを関連付けるようにしてある
ことを特徴とする付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記複数の第二オブジェクトは、夫々異なる所定の機能情報と対応付けてなる
ことを特徴とする付記2から付記4までのいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記6)
前記範囲判定手段により前記終了位置が前記所定範囲内にあると判定された場合、前記第一オブジェクトを前記第二オブジェクトに向かって移動する態様で表示する移動表示手段
を備える
ことを特徴とする付記1から付記5までのいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記7)
情報処理装置によるオブジェクト処理方法において、
前記情報処理装置の表示部に、第一オブジェクト及び該第一オブジェクトの該表示部における移動先を示す第二オブジェクトを異なる位置に表示し、
前記第一オブジェクトに対するドラッグ操作を受け付け、
受け付けたドラッグ操作の終了位置が前記第二オブジェクトの表示範囲を除く表示部の所定範囲内にあるか否か判定し、
前記終了位置が前記所定範囲内にあると判定した場合、前記第一オブジェクト及び第二オブジェクトを関連付ける
ことを特徴とするオブジェクト処理方法。
(付記8)
コンピュータを、表示部に表示した第一オブジェクト及び該第一オブジェクトの該表示部における移動先を示す第二オブジェクトを関連付ける手段として機能させるためのプログラムにおいて、
前記コンピュータを、
前記表示部に、前記第一オブジェクト及び該第一オブジェクトの該表示部における移動先を示す第二オブジェクトを異なる位置に表示する手段、
前記第一オブジェクトに対するドラッグ操作の終了位置を受け付ける受付手段、
該受付手段が受け付けたドラッグ操作の終了位置が、前記第二オブジェクトの表示範囲を除く表示部の所定範囲内にあるか否か判定する判定手段、並びに
該判定手段により前記終了位置が前記所定範囲内にあると判定された場合、前記第一オブジェクト及び第二オブジェクトを関連付ける手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
(付記9)
前記第一オブジェクトに対する操作イベントを検出する操作イベント検出手段
を備え、
前記表示手段は、
前記表示部に、前記第一オブジェクトを表示し、前記操作イベント検出手段が該第一オブジェクトに対する操作イベントを検出した場合、前記第二オブジェクトを表示するようにしてある
ことを特徴とする付記1から付記6までのいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記10)
前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の受付位置間の距離及び経過時間に基づいて、ドラッグ操作の受付位置の移動速度を算出する移動速度算出手段と、
該移動速度算出手段が算出した受付位置の移動速度が所定速度以上であるか否か判定する移動速度判定手段と
を備え、
前記分割手段は、
前記所定範囲を、前記移動速度判定手段が所定速度以上であると判定した受付位置に基づいて、前記複数の第二オブジェクトに夫々対応する複数の領域に分割するようにしてある
ことを特徴とする付記2から付記6までのいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記11)
前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の受付位置間の距離及び経過時間に基づいて、ドラッグ操作の受付位置の移動加速度を算出する移動加速度算出手段と、
該移動加速度算出手段が算出した受付位置の移動加速度が所定加速度以上であるか否か判定する移動加速度判定手段と
を備え、
前記分割手段は、
前記所定範囲を、前記移動加速度判定手段が所定加速度以上であると判定した受付位置に基づいて、前記複数の第二オブジェクトに夫々対応する複数の領域に分割するようにしてある
ことを特徴とする付記2から付記6までのいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記12)
表示部と、
該表示部に、第一オブジェクト及び該第一オブジェクトの該表示部における移動先を示す第二オブジェクトを異なる位置に表示する表示手段と、
前記第一オブジェクトに対するドラッグ操作を受け付ける受付手段と、
該受付手段が受け付けたドラッグ操作の終了位置が、前記第二オブジェクトの表示範囲にあるか否か判定する範囲判定手段と、
前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の開始位置から終了位置への方向を算出する方向算出手段と、
該方向算出手段により算出された方向が前記開始位置から前記第二オブジェクトへの方向を含む所定方向範囲内か否か判定する方向判定手段と、
前記範囲判定手段により前記終了位置が前記第二オブジェクトの表示範囲にないと判定され、かつ前記方向判定手段により前記方向算出手段が算出した方向が所定方向範囲内にあると判定された場合、前記第一オブジェクト及び第二オブジェクトを関連付ける関連付け手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記13)
前記表示手段は、複数の第二オブジェクトを表示するようにしてあり、
前記方向判定手段は、
前記方向算出手段により算出された方向が前記開始位置から一の第二オブジェクトへの方向を含む所定方向範囲内か否か判定する一方向判定手段
を含み、
前記関連付け手段は、
前記一方向判定手段により前記方向算出手段が算出した方向が前記所定方向範囲内にあると判定された場合、前記第一オブジェクト及び前記一の第二オブジェクトを関連付けるようにしてある
ことを特徴とする付記12に記載の情報処理装置。
1、10 情報処理装置
11 制御部
17 表示部
18 タッチパネル
21、210 商品アイコン
22、220、42 機能アイコン
33、330、53、73、83 機能領域
41 料理アイコン
61 メイン画面
62a 注文画面
62c 取り消し画面

Claims (8)

  1. 表示部と、
    該表示部に、第一オブジェクト及び該第一オブジェクトの該表示部における移動先を示す第二オブジェクトを異なる位置に表示する表示手段と、
    前記第一オブジェクトに対するドラッグ操作を受け付ける受付手段と、
    該受付手段が受け付けたドラッグ操作の終了位置が、前記第二オブジェクトの表示範囲を除く表示部の所定範囲内にあるか否か判定する範囲判定手段と、
    該範囲判定手段により前記終了位置が前記所定範囲内にあると判定された場合、前記第一オブジェクト及び第二オブジェクトを関連付ける関連付け手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示手段は、複数の第二オブジェクトを表示するようにしてあり、
    前記所定範囲を、前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の開始位置に基づいて、前記複数の第二オブジェクトに夫々対応する複数の領域に分割する分割手段
    を備え、
    前記範囲判定手段は、
    前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の終了位置が、前記分割手段により分割された一領域内にあるか否か判定する領域判定手段
    を含み、
    前記関連付け手段は、
    前記領域判定手段により前記終了位置が前記一領域内にあると判定された場合、前記第一オブジェクト及び該一領域に対応する一の第二オブジェクトを関連付けるようにしてある
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の開始から終了までの距離を算出する距離算出手段と、
    該距離算出手段により算出された距離が所定距離以上か否か判定する距離判定手段と
    を備え、
    前記関連付け手段は、
    前記領域判定手段により前記終了位置が前記一領域内にあると判定され、かつ前記距離判定手段により所定距離以上と判定された場合、前記第一オブジェクト及び該一領域に対応する前記一の第二オブジェクトを関連付けるようにしてある
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記受付手段が受け付けたドラッグ操作の開始から終了までの時間を算出する時間算出手段と、
    該時間算出手段により算出された時間が所定時間以内か否か判定する時間判定手段と
    を備え、
    前記関連付け手段は、
    前記領域判定手段により前記終了位置が前記一領域内にあると判定され、前記距離判定手段により所定距離以上と判定され、かつ前記時間判定手段により所定時間以内と判定された場合、前記第一オブジェクト及び該一領域に対応する前記一の第二オブジェクトを関連付けるようにしてある
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記複数の第二オブジェクトは、夫々異なる所定の機能情報と対応付けてなる
    ことを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記範囲判定手段により前記終了位置が前記所定範囲内にあると判定された場合、前記第一オブジェクトを前記第二オブジェクトに向かって移動する態様で表示する移動表示手段
    を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置によるオブジェクト処理方法において、
    前記情報処理装置の表示部に、第一オブジェクト及び該第一オブジェクトの該表示部における移動先を示す第二オブジェクトを異なる位置に表示し、
    前記第一オブジェクトに対するドラッグ操作を受け付け、
    受け付けたドラッグ操作の終了位置が前記第二オブジェクトの表示範囲を除く表示部の所定範囲内にあるか否か判定し、
    前記終了位置が前記所定範囲内にあると判定した場合、前記第一オブジェクト及び第二オブジェクトを関連付ける
    ことを特徴とするオブジェクト処理方法。
  8. コンピュータを、表示部に表示した第一オブジェクト及び該第一オブジェクトの該表示部における移動先を示す第二オブジェクトを関連付ける手段として機能させるためのプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記表示部に、前記第一オブジェクト及び該第一オブジェクトの該表示部における移動先を示す第二オブジェクトを異なる位置に表示する手段、
    前記第一オブジェクトに対するドラッグ操作の終了位置を受け付ける受付手段、
    該受付手段が受け付けたドラッグ操作の終了位置が、前記第二オブジェクトの表示範囲を除く表示部の所定範囲内にあるか否か判定する判定手段、並びに
    該判定手段により前記終了位置が前記所定範囲内にあると判定された場合、前記第一オブジェクト及び第二オブジェクトを関連付ける手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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