JP2018085150A - 電子機器およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子機器は、第1画像と前記第1画像への処理に係る第2画像とを表示部に表示させる制御部と、前記表示部に表示されている前記第1画像と、前記表示部に表示されている前記第2画像と、の間の距離が変化すると、前記第1画像に対して前記処理を行う処理部と、を備える。
【選択図】図1
Description
(2)請求項10に記載のプログラムは、第1画像と前記第1画像への処理に係る第2画像とを表示部に表示させる第1制御と、前記表示部に表示されている前記第1画像と、前記表示部に表示されている前記第2画像と、の間の距離が変化すると、前記第1画像に対して前記処理を行う第2制御と、をコンピュータに実行させる。
図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による画像表示装置10の要部構成を例示するブロック図である。画像表示装置10は、表示部20と、タッチパネル21と、制御部30と、通信部40と、記録媒体50と、を有する。
本実施形態の画像表示装置10は、動画像の再生時におけるユーザインターフェイスに特徴を有するので、以降の説明はこの点を中心に行う。再生部31は、ユーザにより動画像の再生が指示されると、たとえば、記録媒体50に記録されている動画像を読み出して再生する。表示制御部32は、再生部31により再生されている動画像を、図2に示すように表示部20の表示画面全体に表示する。
図3に示す表示画面において、ユーザは、再生中の動画像の表示エリアMvをドラッグ可能となっている。図4に示すように、ユーザが動画像の表示エリアMvをドラッグして「早送り」アイコンa3に重ねると、再生部31は、動画像の早送り再生を開始する。動画像の表示エリアMvがドラッグされて「早送り」アイコンa3に重ねられている間、再生部31は、動画像の早送り再生を継続して行う。このとき、表示制御部32は、表示画面において動画像の表示エリアMvが移動されたことにより空いた領域(すなわち表示画面の中央)に、動画像の再生位置を示す情報(たとえば、全再生時間に対する割合などの情報)を表示するようにしてもよい。
動画像を巻き戻ししたい場合も、動画像を早送りする場合と同様である。すなわち、動画像の表示エリアMvをドラッグして「巻き戻し」アイコンa1に重ねると、ドラッグしている間だけ動画像の巻き戻し再生が行われる。一方、「巻き戻し」アイコンa1をドラッグして動画像の表示エリアMvでドロップすると、「巻き戻し」アイコンa1が動画像の表示エリアMvとは重ならない位置にドラッグされるまで、動画像の巻き戻し再生が継続して行われる。
再生部31は、動画像の表示エリアMvと「巻き戻し」アイコンa1または「早送り」アイコンa3との重なり面積に応じて、動画像の巻き戻しまたは早送りの速度を変えるようにしてもよい。たとえば、再生部31は、動画像の表示エリアMvと「巻き戻し」アイコンa1または「早送り」アイコンa3との重なり面積が広いほど、動画像の巻き戻しまたは早送りの速度を速くし、重なり面積が狭いほど、動画像の巻き戻しまたは早送りの速度を遅くする。このようにすることで、ユーザは、動画像の表示エリアMvと「巻き戻し」アイコンa1または「早送り」アイコンa3との重なり面積を変えるだけで、動画像の巻き戻しまたは早送りの速度を自由に変更することができる。
また、再生部31は、通信部40を介して外部機器から動画像のデータを所定のデータサイズに分けて受信しながら再生を行う、いわゆるストリーミング再生を行ってもよい。この場合も、上述と同様に、表示制御部32は、再生部31によりストリーミング再生された動画像を表示画面全体に表示させる。そして、ユーザにより動画像の表示エリアMv内の位置がダブルタップされると、表示制御部32は、動画像の表示エリアMvを縮小すると共に、処理アイコンa1〜a6を表示させる。
ユーザが動画像を再生開始・停止・一時停止を行いたい場合は、上述と同様の操作を行えばよい。すなわち、ユーザの操作により動画像の表示エリアMvと「再生」アイコンa2、「一時停止」アイコンa4、または「停止」アイコンa5とが重ねられると、再生部31は、動画像に対して、動画像の表示エリアMvと重ねられた処理アイコンに対応する処理(再生、一時停止、または停止)を行う。
画像表示装置10では、同時に複数の動画像を再生して表示部20に表示することも可能である。複数の動画像を同時に表示することで、たとえば動画の編集時や動画の検索時などに利便性が向上する。ここで、複数の動画像を再生して表示するとは、記録媒体50に記録された複数の動画像ファイルをそれぞれ再生して表示するようにしてもよいし、シーンの区切りを表すチャプターが設定された動画(たとえばBDやDVDに記憶された動画など)において、複数のチャプターの動画像をそれぞれ再生して表示するようにしてもよい。
上述した処理アイコンa1〜a6が表示部20に表示されている状態で、ユーザが動画像の表示エリアMv内の位置をダブルタップすると、表示制御部32は、処理アイコンa1〜a6を非表示にして、動画像の表示エリアMvを拡大し、表示画面全体に動画像を表示させる(図2)。
本実施の形態では、たとえば、図14に示すように、動画像の表示エリアMvが複数の処理アイコン(図14では、「再生」アイコンa2と「早送り」アイコンa3)と重なってしまうことも考えられる。この場合には、制御部30は、動画像の表示エリアMvとの重なり面積が大きい方の処理アイコン(図14では、「早送り」アイコンa3)に対応する処理を動画像に対して行うようにすればよい。
次に、上述した動画像の再生時に制御部30が実行する処理の流れについて図15に例示するフローチャートを参照して説明する。制御部30は、ユーザから動画像の再生が指示されると、図15による処理を開始させる。
本実施の形態では、動画像の表示エリアMvがドラッグされて処理アイコン(a1〜a6)に重ねられると、動画像に対して当該処理アイコンに対応する処理を行う例について説明した。しかしながら、必ずしも動画像の表示エリアMvと処理アイコンとが重ならなくてもよく、制御部30は、動画像の表示エリアMvと処理アイコンとの間の距離が所定距離より短くなった場合に動画像に対して当該処理アイコンに対応する処理を開始するようにしてもよい。そして、制御部30は、動画像の表示エリアMvと処理アイコンとの間の距離が所定距離より長くなった場合に上記処理を終了するようにしてもよい。なお、動画像の表示エリアMvと処理アイコンとの間の距離とは、たとえば、動画像の表示エリアMvの中心位置と処理アイコンの中心位置との間の距離とすればよい。
(1)画像表示装置10は、動画像を再生して表示部20に表示する再生部31と、所定の処理に対応する処理アイコン(a1〜a6)を表示部20に表示する表示制御部32と、動画像の表示エリアMvまたは処理アイコンを移動する操作を検出する操作検出部34と、を備える。制御部30は、動画像の表示エリアMvと処理アイコンとを重ねる操作(動画像の表示エリアMvと処理アイコンとを近づける操作)に応じて、動画像に対して当該処理アイコンに対応する処理を開始する。そして、制御部30は、動画像の表示エリアMvと処理アイコンとが重ならないようにする操作(動画像の表示エリアMvと処理アイコンとを遠ざける操作)に応じて上記処理を終了する。これにより、動画像の表示エリアMvまたは処理アイコンの表示位置を移動するという簡単な操作で、動画像に対する処理の開始と終了を指示することができる。したがって、動画像に対する処理のための操作が簡単に行えるユーザインターフェイスを提供できる。
次に、図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、ユーザが画像表示装置10のタッチパネル21を用いて操作入力を行っていた。これに対して、第2の実施の形態では、図16に示すように、ユーザが携帯型の端末装置100を操作して、画像表示装置10に対して操作入力を行うようになっている。端末装置100は、たとえば、携帯電話やスマートフォン、タブレットコンピュータなどである。第2の実施の形態では、端末装置100からストリーミング配信された動画像を、画像表示装置10でストリーミング再生して表示部20に表示するようになっている。すなわち、端末装置100が動画像のストリーミング配信元の装置となっている。
図17は、端末装置100の要部構成を例示するブロック図である。端末装置100は、表示部120と、タッチパネル121と、制御部130と、通信部140と、記録媒体150と、動き検出部160と、を有する。
次に、端末装置100を操作して、画像表示装置10に表示された動画像に対する処理を行う場合について図18および図19を用いて説明する。なお、画像表示装置10の表示部20に表示される表示画面は、第1の実施の形態と同様であるため、詳細の説明は省略する。
画像表示装置10の操作検出部34は、動画像のストリーミング配信元の端末装置100から送信された動き検出情報に基づいて端末装置100の動きを検出する。表示制御部32は、検出された端末装置100の動きに応じて動画像の表示エリアMvまたは処理アイコンを移動する。したがって、ユーザは、端末装置100を動かすことで、動画像の表示エリアMvまたは処理アイコンの移動を直感的に指示することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、端末装置100の動きに応じて動画像の表示エリアMvまたは処理アイコンを移動する例について説明した。これに対して第3の実施の形態では、端末装置100のタッチパネル21に対するタッチ操作に応じて、動画像の表示エリアMvまたは処理アイコンを移動するようになっている。端末装置100の構成は、第2の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
第3の実施の形態において、端末装置100を操作して、画像表示装置10に表示された動画像に対する処理を行う場合について説明する。なお、画像表示装置10の表示部20に表示される表示画面は、第1の実施の形態と同様であるため、詳細の説明は省略し、第2の実施の形態で用いた図18および図19を参照して説明する。
画像表示装置10の操作検出部34は、動画像のストリーミング配信元の端末装置100から送信されたタッチパネル121の接触位置情報に基づいて端末装置100のタッチパネル121に対するタッチ操作を検出する。表示制御部32は、端末装置100のタッチパネル121に対するタッチ操作に応じて動画像の表示エリアMvまたは処理アイコンを移動する。したがって、ユーザは、端末装置100へのタッチ操作によって、動画像の表示エリアMvまたは処理アイコンの移動を直感的に指示することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態では、第2の実施の形態と同様に、端末装置100の動きに応じて動画像の表示エリアMvを移動するようになっている。第4の実施の形態では、上述した第1〜第3の実施の形態とは画像表示装置10に表示される表示画面において処理アイコンa1〜a6が異なるため、この点を中心に図20〜図23を用いて説明する。
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
Claims (10)
- 第1画像と前記第1画像への処理に係る第2画像とを表示部に表示させる制御部と、
前記表示部に表示されている前記第1画像と、前記表示部に表示されている前記第2画像と、の間の距離が変化すると、前記第1画像に対して前記処理を行う処理部と、
を備える電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
前記表示部に表示されている前記第1画像と、前記表示部に表示されている前記第2画像と、の間の距離は、前記表示部に表示されている前記第1画像の中心と、前記表示部に表示されている前記第2画像の中心と、の間の距離である電子機器。 - 請求項1または請求項2に記載の電子機器において、
前記第2画像は、前記第1画像への処理の内容を表す画像である電子機器。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子機器において、
前記処理部は、前記距離が近づくときと、前記距離が遠ざかるときと、で前記第1画像に対して異なる前記処理を行う電子機器。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子機器において、
前記処理部は、前記距離の変化によって前記距離が第1距離になるときと、前記距離の変化によって前記距離が前記第1距離とは異なる第2距離になるときと、で前記第1画像に対して異なる前記処理を行う電子機器。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子機器において、
前記処理部は、前記表示部に表示されている前記第1画像と、前記表示部に表示されている前記第2画像と、が重なっているときに前記第1画像に対して前記処理を行う電子機器。 - 請求項6に記載の電子機器において、
前記処理部は、前記表示部に表示されている前記第1画像の移動により前記第1画像が前記第2画像に重なったときと、前記表示部に表示されている前記第2画像の移動により前記第2画像が前記第1画像に重なったときと、で、前記第1画像に対して異なる前記処理を行う電子機器。 - 請求項6または請求項7に記載の電子機器において、
前記制御部は、前記表示部に第3画像を表示させて、
前記処理部は、前記表示部に表示されている前記第3画像と、前記表示部に表示されている前記第2画像と、が重なっているときに前記第3画像に対して前記処理を行う電子機器。 - 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の電子機器において、
前記第1画像は動画像であり、
前記処理部は、前記動画像の再生中に前記動画像と前記第2画像との距離が変化すると、前記距離が変化したときの前記動画像の再生位置から前記動画像に対して前記処理を行う電子機器。 - 第1画像と前記第1画像への処理に係る第2画像とを表示部に表示させる第1制御と、
前記表示部に表示されている前記第1画像と、前記表示部に表示されている前記第2画像と、の間の距離が変化すると、前記第1画像に対して前記処理を行う第2制御と、
をコンピュータに実行させるプログラム。
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