JP2014174818A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチジェスチャ操作を検出している際に、その操作がどんな処理を実行させるかに関する情報をユーザが認識できるグラフィカルユーザインターフェースを提供する。
【解決手段】表示部111と入力部112とを有するタッチスクリーン110と、入力部112に対して行われるタッチジェスチャの内容とそれに応じて起動すべき処理とを関連付けて記憶した記憶部120と、タッチジェスチャの開始(ドラッグ操作)を検出した場合に、タッチジェスチャの状態に合わせて記憶部120から起動すべき処理に関する情報を呼び出して表示部111に表示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ユーザに対して分かりやすいグラフィカルユーザインターフェースを提供するタッチスクリーンを備えた電子装置に関する。
従来、タッチスクリーンを搭載した電子機器において、タッチスクリーン表面の任意の位置に指先を接触させたり、接触させたまま移動させたりすることによって、所定の処理を実行させることが行われている。タッチスクリーンに対して行われるこのような入力方法は、タッチジェスチャと呼ばれる。電子機器は、各種のタッチジェスチャを検出し、それに応じて決められた動作を行うようにプログラムされている。
例えば、タッチスクリーンを搭載したディジタルミュージックプレーヤでは、ユーザの指先がタッチスクリーン表面を軽く叩くように一旦接触した後にすぐに離れる動作(以下、タップ操作という)を検出した場合に、再生中の楽曲コンテンツを一時停止したり、停止していた楽曲コンテンツを再生したりする処理を実行する。また、ディジタルミュージックプレーヤは、タッチスクリーン表面を指先で接触したまま右又は左に素早く移動させ、そのまま指先をタッチスクリーン表面から離す動作(以下、フリック操作という)を検出した場合に、再生中の楽曲コンテンツの次、或いは前の楽曲コンテンツに切替えて再生する処理を実行させることができる。さらに、ディジタルミュージックプレーヤは、タッチスクリーン上で上方向又は下方向のフリック操作を検出した場合には、コンテンツの再生音量を大きくしたり小さくしたりする処理を実行させることができる。
下記特許文献1(特開昭63−172325号公報)は、タッチパネルの制御精度を高めることを目的として、タッチパネル上にマトリクス状に接触位置検出手段を配置し、この接触位置検出手段が周期的に走査される構成とし、タッチパネルに指等が接触した時点よりタイマにて計測を開始し、所定時間内にパネル内のどの方向にどれだけ移動したかを検出し、検出された操作内容に応じて音響機器の動作制御、例えば、指先が右方向に移動した場合には、チューナの場合であれば周波数の上昇、テープデッキの場合であれば早送りを行うタッチパネル制御装置を開示している。また、このタッチパネル制御装置では、指先が上方向に移動した場合には、再生音量を大きくさせる処理を実行する。
下記特許文献2(特開2003−140820号公報)は、タッチパネルを用いて動作指示を行うオーディオ装置を開示している。このオーディオ装置では、タッチ操作によって入力される軌跡データを検出し、この軌跡データの入力開始位置とリリース位置がそれぞれタッチパネルの右領域か左領域かを判断することによって、これらの操作に対して再生、停止、曲送り、曲戻し等、予め設定された各種の処理を実行させる。
さらに、下記特許文献3(特開2008−181367号公報)は、タッチスクリーン上でタッチされる座標をタッチ検出手段によって監視し、タッチした状態のままタッチスクリーン上がなぞられるジェスチャを検出すると、現在再生中の楽曲データよりも再生順序が前又は後の楽曲データにジャンプして再生するミュージックプレーヤを開示している。
特開昭63−172325号公報 特開2003−140820号公報 特開2008−181367号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に開示されたタッチスクリーンを搭載した電子機器のいずれにおいても、ユーザがタッチジェスチャによる入力操作をした際に、その操作を行うことによってどんな処理が実行されるのか、また、どんな楽曲コンテンツが再生されるのか表示されることはない。そのため、ユーザは、タッチジェスチャ操作を完了する時点まで自分が行っている操作がどんな処理を実行させるものか認識できず、自分の希望する操作を容易に行うことは難しかった。
そこで、本発明の目的は、タッチスクリーンを備えた電子装置において、ユーザによるタッチジェスチャ操作を検出している際に、その操作がどんな処理を実行させるかに関する情報をユーザが認識できるグラフィカルユーザインターフェースを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の電子装置は、表示部と入力部とを有するタッチスクリーンと、前記入力部に対して行われるタッチジェスチャの内容とそれに応じて起動すべき処理とを関連付けて記憶した記憶部と、前記タッチジェスチャの開始を検出し、前記タッチジェスチャの状態に合わせて前記記憶部から起動すべき処理に関する情報を呼び出して前記表示部に表示する制御部と、を備えることを特徴とする。
上記発明によれば、ユーザが入力部に対して行うタッチジェスチャの開始を検出した際に、ユーザが今後とろうとしているタッチジェスチャの内容を予測し、さらにその予測されたタッチジェスチャによって起動される処理に関する情報を表示部に表示することができるので、ユーザが始めたタッチジェスチャによってどんな処理が起動されるかについての情報をユーザが容易に認識できるようになる。
また、本発明の電子装置は、前記制御部が、前記起動すべき処理に関する情報に加えて、前記起動すべき処理の実行後に処理されるコンテンツの情報を前記表示部に表示することを特徴とする。
上記発明によれば、ユーザが入力部に対して行うタッチジェスチャの開始を検出した際に、ユーザが今後とろうとしているタッチジェスチャの完了後に処理されることになるコンテンツの情報が表示部に表示できるようになる。従って、ユーザがとろうとしているタッチジェスチャによってどんなコンテンツが処理されることになるのかについての情報をユーザに提供できる。
また、本発明の電子装置は、前記記憶部にはフリック操作時に起動すべき処理が記憶され、前記制御部は、前記タッチジェスチャの方向と同方向へのフリック操作を検出した際に、前記フリック操作に関連付けられた起動すべき処理を前記記憶部から呼び出し実行することを特徴とする。
上記発明によれば、ユーザが入力部に対して行うタッチジェスチャの開始を検出した際に、そのタッチジェスチャの方向と同方向へのフリック操作を検出した場合に、起動すべき処理を確定することができるようになる。従って、フリック操作を行うまでの間は、各方向にフリック操作を行った場合にどんな処理が起動されるかを、処理そのものを実行することなくユーザに通知することができるようになる。
また、本発明の電子装置は、前記制御部が、前記タッチジェスチャの中断を検出した際に、前記表示部に表示されている前記処理に関する表示を消去し、前記起動すべき処理を実行しないことを特徴とする。
上記発明によれば、ユーザによるタッチジェスチャの中断を検出した場合に、表示部に表示されている起動される処理についての表示を消去でき、表示されていた処理は実行されないことを通知することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明の電子装置によれば、ユーザによるタッチジェスチャの開始が検出された後に、タッチジェスチャのその後の状態に基づいてどんな処理が実行されるかに関する情報を表示できるようになるので、ユーザがタッチジェスチャを完了させる前にユーザに対して自分が行おうとする操作がどんな処理を実行させるのか通知することが可能になり、優れたグラフィカルユーザインターフェースを提供できる。
実施形態のカーナビゲーション装置のブロック図である。 実施形態のカーナビゲーション装置の記憶部に記憶されたタッチジェスチャ−処理対応テーブルの一例である。 実施形態のカーナビゲーション装置において表示されるテレビ放送画面である。 実施形態のカーナビゲーション装置において行われる処理予測表示の動作を示すフローチャートである。 図3のテレビ放送画面において、ユーザが手指をタッチパネルに接触させた状態を示す。 図5において、ユーザが手指を右方向に移動させた(ドラッグ操作した)状態を示す。 図6において、ユーザが手指をタッチパネルから離した状態を示す。 図6において、ユーザが手指を右方向に移動させた後、再度左方向に移動させた場合の状態を示す。 図6において、ユーザが手指を右に払い去った(フリック操作した)状態を示す。態を示す。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の電子装置の技術思想を具体化するためカーナビゲーション装置を例示して説明するものであって、本発明を以下の実施形態に限定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に示した技術思想を逸脱することなくその他の電子装置、例えば、ディジタルミュージックプレーヤ、ディジタルメディアプレーヤ、タブレット端末、スマートフォン等、タッチスクリーンを用いてユーザが入力操作を行う電子装置にも等しく適用し得るものである。
図1を参照して実施形態のカーナビゲーション装置10の構成を説明する。カーナビゲーション装置10は、制御部100、タッチスクリーン110、記憶部120、テレビ/ラジオチューナ130、音声コーデック140、パワーアンプ150、スピーカ160を備えて構成される。
制御部100はCPU101、RAM102、ROM103を備えて構成されたマイクロプロセッサであり、ROM103に記憶されプログラム104をCPU101において実行することによってカーナビゲーション装置10各部の動作を制御・統括する。プログラム104には、機能表示プログラム、テレビ/ラジオ再生プログラム、音声データ再生プログラム等が含まれる。
タッチスクリーン110は、カーナビゲーション装置10を構成している筐体の前面全体を覆うように配設されており、表示部111、タッチパネル112によって構成される。表示部111は、例えば液晶パネルユニットの形態をとるが、有機ELディスプレイユニット等他の表示手段であってもよい。タッチパネル112は、表示部111の表面全体を覆うように配置されており、ユーザが表示部111に表示された情報を視認しながらタッチパネル112の所定箇所に指先を接触させると、接触した座標と操作を検出する。この検出された情報に基づいて所望の入力が行われる。
記憶部120は、フラッシュメモリ、ハードディスク等で構成される。記憶部120には、後述するが、タッチジェスチャ−起動処理対応テーブル121、テレビ放送局やラジオ放送局等の局情報122、再生する音声ファイル123が記憶されている。記憶部120はさらに、CDドライブとコンパクトディスク(CD)、或いはDVDドライブとDVDであってもよく、CDやDVDにはそれぞれのトラックに音声データが記録されており、それぞれのトラックに記録された音声データは必ずしも音声ファイルとは呼ばれないが、以下の説明では、説明を簡潔にするために音声ファイルということにする。
テレビ/ラジオチューナ130は、同調回路や復調回路を含み、選択された放送局或いは周波数のテレビ放送信号やラジオ放送信号を受信して変換処理し、映像を表示部111に出力したり、音声信号をパワーアンプ150に出力したりする。音声コーデック140は、記憶部120に記憶された音声ファイル123の音声データを伸張して音声信号に変換しパワーアンプ150に出力する。パワーアンプ150は、テレビ/ラジオチューナ130や音声コーデック140から出力された音声信号を増幅させ、スピーカ160から出力させる。スピーカ160は、カーナビゲーション装置10本体に内蔵されるものであってもよいし、このカーナビゲーション装置10が設置されている自動車に据え付けられた外部スピーカであってもよい。
次に、図2を参照して、記憶部120に記憶されたタッチジェスチャ−起動処理対応テーブル121について説明する。タッチジェスチャ−起動処理対応テーブル121には、タッチパネル112に対する各種のタッチジェスチャを検出した際に、それぞれどのような処理を起動させるかについての対応関係を示したテーブルである。つまり、タッチジェスチャの内容とそれに応じて起動すべき処理とが関連付けて記憶されている。ここで、タッチジェスチャとは、タッチパネル112の表面上で特定の指の動きを用いて行われる入力操作のことである。タッチジェスチャには各種のものがあるが、下記の説明において、フリック操作とは、任意の方向に所定以上の速度で素早く指先を移動させてはらう入力操作のことをいい、ドラッグ操作とは、任意の方向に所定未満の速度でゆっくりと指先を移動させる入力操作のことをいう。また、タッチジェスチャの「内容」には、上記のタッチジェスチャの種類に加えて、タッチジェスチャが行われる方向、つまり左右上下等の方向情報が含まれる。
タッチジェスチャ−起動処理対応テーブル121には、図2に示すように、例えば、テレビ/ラジオ放送受信時の右方向へのフリック操作と、テレビ/ラジオチューナ130を次のチャンネルの放送信号に同調させ、そのチャンネルのテレビ/ラジオ放送信号を受信して表示部111に出力したりさせる処理、及び音声信号をパワーアンプ150に出力したりする処理とが関連付けられて記憶されている。ここで「次のチャンネル」とは現在受信中の放送局が送信している周波数の次の高位の放送周波数、或いは、予め定められた順番における次の放送周波数のことをいう。
また、タッチジェスチャ−処理対応テーブル121には、音声ファイルの再生時の右方向へのフリック操作と、次曲への切替え処理を起動させることとが関連付けられて記憶されている。なお、ここで「次曲」の音声ファイルとは、記憶部120に記憶されている現在再生中の音声ファイルの物理的に次の音声ファイルであってもよいし、予め設定された再生曲順上における次の音声ファイル、或いはランダム再生を行う際に次に再生されることになる次の音声ファイルのことをいう。
さらに、タッチジェスチャ−起動処理対応テーブル121には左方向へのフリック操作と、テレビ/ラジオ放送受信時のテレビ/ラジオチューナ130を前の周波数の放送局の放送信号に同調させ、その周波数帯のテレビ/ラジオ放送信号を受信して表示部111に出力したり、音声信号をパワーアンプ150に出力したりする処理とが関連付けられて記憶されている。また、音声ファイルの再生時の左方向へのフリック操作と、前曲を再生する処理とが関連付けられて記憶されている。
さらに、タッチジェスチャ−起動処理対応テーブル121には、上方向へのフリック操作と、テレビ/ラジオ放送の放送音量、或いは音声ファイルの再生音量を大きくする処理とが関連付けられて記憶され、下方向へのフリック操作と、音量を小さくする処理とが関連付けられて記憶されている。
なお、図2には、説明を簡単にするために、右/左フリック操作、及び上/下フリック操作とそれに関連付けられて起動する処理のみが示されているが、タッチジェスチャ−起動処理対応テーブル121には、その他、斜め方向のフリック操作等のタッチジェスチャにそれぞれ所定の処理を関連付けて記憶してもよい。さらに、タッチジェスチャの内容には、タッチジェスチャを検出したタッチパネル112内の位置を含めてもよい。例えば、画面左側でタッチジェスチャが検出された場合と、画面右側でタッチジェスチャが検出された場合とでは起動される処理を異なるようにしてもよい。
次に、図3〜図9を参照して、実施形態のカーナビゲーション装置10において機能表示プログラムを実行している場合の処理表示動作の流れを説明する。図3では、カーナビゲーション装置10においてテレビ放送信号を受信して放送しているときのタッチスクリーン110を構成する表示部111に表示される表示画面300の状態を示している。表示画面300は、画面最右部を除く全体を占めるテレビ放送表示部310と最右部に設けられる操作画面表示部320から構成されている。
テレビ放送表示部310には、テレビ/ラジオチューナ130において受信され、表示部111に出力された映像が表示されている。また、操作画面表示部320には、上部に音量制御アイコン321、メニューアイコン322、オーディオ切換アイコン323、ナビゲーション切換アイコン324が表示される。これらのアイコンをユーザがタッチパネル112上で接触選択すると、それぞれ音量の調整、メニュー画面の表示、オーディオ再生処理、ナビゲーション処理への切換処理が行われる。
図4に示す処理予測表示処理のフローチャートのステップS401において、制御部100は、タッチスクリーン110のタッチパネル112に対する接触を検出する。図5に示すように、テレビ放送表示部310にユーザが指先500を接触させた場合、タッチパネル112はユーザの指先による接触を検出し、接触を検出した位置座標を出力する。なお、ユーザの指先による接触を検出しない場合には、ステップS401の処理を繰り返すことによって接触入力を待機する。
ステップS402において、制御部100はタッチパネル112に対するユーザの指先が接触した後の状態を検出する。具体的には、タッチパネル112に対する接触位置座標の変化を継続的に取得するとともに接触開始時点から経過した時間を計測する。
ステップS403において、接触状態が解消された(つまり、ユーザの指先500がタッチパネル112から離れた)か否かを判定する。接触状態が解消されたと判定された場合、これは操作のキャンセルであると判定され、ステップS401の処理に戻る。接触状態が所定時間内に解消されていないと判定された場合、所定時間経過後も継続してユーザの指先500がタッチパネル112に接触している状態であるとみなされ、ステップS404の処理に進む。
ステップS404において、制御部100は、タッチパネル112に対する接触位置が変化したか否かを判定する。これは、タッチパネル112から出力される位置座標が所定時間内に所定値以上変化したか否かを判定することによって行われる。ステップS404において、接触位置が変化していないと判定された場合には、ステップS402の処理に戻り、接触後の状態の検出を継続する。接触位置が変化した(つまり、ドラッグ操作である)と判定された場合には、ステップS405の処理に進み、制御部100は、接触位置の移動方向に基づいてユーザがとるであろうタッチジェスチャをRAM102に設定する。つまり、右方向へ接触位置が変化した場合には、「右フリック」がユーザが行うであろうタッチジェスチャとして設定され、左方向へ接触位置が変化した場合には、「左フリック」がユーザが行うであろうタッチジェスチャとして設定される。
ステップS406において、制御部100は、図6に示すような機能アイコン610を表示部111の、ユーザの指先が接触している位置に対応した箇所に表示する。なお、機能アイコンを表示する位置は、ユーザの指先が接触している位置に限定されず、指先による接触位置から上下左右いずれかの方向に所定距離離れた位置であってもよい。また、検出された移動方向に対応して機能アイコンの表示位置を調整してもよい。例えば、制御部100は、接触位置が右方向へ移動していることを検出した場合には接触位置の左側に機能アイコンを表示してもよいし、接触位置が左方向へ移動していることを検出した場合には接触位置の右側に機能アイコンを表示してもよい。さらに、接触位置がタッチパネル112の下方に位置する場合には接触位置の上側に機能アイコンが表示され、接触位置がタッチパネル112の上方に位置する場合には接触位置の下側に機能アイコンが表示されるようにしてもよい。このようにすれば、表示された機能アイコンがユーザの指先によって見えにくくなることを防ぐことができる。
さらに、制御部100は記憶部120に記憶されたタッチジェスチャ−処理対応テーブル121を参照し、ステップS405でRAM102に設定されたタッチジェスチャに関連付けられて記憶された起動処理の内容を、機能アイコン610内に重ねて表示する。例えば、ステップS405において右方向のフリック操作が設定されている場合、タッチジェスチャ−処理対応テーブル121において右方向のフリック操作に関連付けられて記憶されている「チャンネルアップ」の表示620を機能アイコン610内に表示する。
ステップS407において、制御部100は、RAM102に設定されているタッチジェスチャに関連付けられて記憶された起動処理が実行された際に処理されるコンテンツの情報を取得して機能アイコン610内に表示する。具体的には、ユーザが行うと設定されたタッチジェスチャを完了した場合に放送開始される、放送局情報や番組情報を取得して機能アイコン610内に表示する。図6では、右方向のフリック操作が完了した場合にはチャンネルアップの処理が起動されたときに放送されることになる「テレビ○○」という放送局名630が機能アイコン610に表示されている。
なお、ステップS406及びステップS407においては、機能アイコン610をユーザの指先の移動に伴って移動するように表示装置111に表示させる。これは、ユーザの指先が接触している位置座標の変化に対応させて機能アイコンの表示位置を変化させることによって行われる。
ステップS408において、制御部100はタッチパネル112に対するその後の接触状態の変化を検出する。これは、タッチパネル112に対する接触位置座標の変化を継続的に取得するとともに機能アイコン610を表示部111に表示した時点から経過した時間を計測することによって行われる。
ステップS409において、制御部100はステップS408において検出された接触状態が変化しているか否かを判定する。接触状態が変化していないと判定された場合、つまり、接触位置の変化が所定時間内に所定値未満の場合には、制御部100は、ステップS407の処理以降からいまだ接触位置が変化していないと判定してステップS408の処理に戻り、接触状態の変化の検出を継続して行う。制御部100は、接触状態が変化したと判定した場合、ステップS410の処理に進み、接触状態の変化がキャンセル操作に相当するか否かを判定する。このキャンセル操作には、タッチパネル112に対する接触が検出されなくなった場合(つまりユーザが指先500をタッチパネル112から離した場合(図7))が含まれる。
ステップS410において接触状態の変化がキャンセル操作に相当すると判定された場合、ステップS411の処理に進み、制御部100は、表示部111に表示されていた機能アイコン610と、そこに表示されていた次局の情報を消去し、ステップS401の処理に戻り、タッチパネル112に対する接触があるまで待機する。
制御部100は、ステップS410において接触状態の変化がキャンセル操作に相当しないと判定した場合、ステップS412の処理に進み、ユーザによるタッチジェスチャが完了したか否かを判定する。具体的には、制御部100は、ステップS402において検出された接触位置の移動方向と同じ方向へのフリック操作を検出した場合に操作完了であると判定し、ステップS414の処理に進む。ユーザによるタッチジェスチャが完了していないと判定された場合には、制御部100はステップS405の処理に戻り、ステップS408で検出された接触位置の移動方向に基づいてユーザがとるであろうタッチジェスチャをRAM102に設定し直す。例えば、ユーザが最初右方向にドラッグ操作した後に左方向にドラッグ操作を行ったような場合、制御部100は、RAM102に「左フリック」をユーザが行うであろうタッチジェスチャとして設定し直し、ステップS406、ステップS407において、RAM102に設定されたタッチジェスチャに関連付けられて記憶された起動処理の内容を、機能アイコン610内に表示する。
図8においては、ユーザが一旦右方向にドラッグ操作をした後に左方向にドラッグ操作を行った場合が示されているが、その際、機能アイコン610には、左方向のフリック操作と関連付けられている「チャンネルダウン」の表示810が表示されている。さらに、左方向のフリック操作が完了し、チャンネルダウンの処理が起動されたときに放送されることになる「××放送」という放送局名820が機能アイコン610内に表示されている。次いで、上述したように、ステップS408に進み、制御部100は、その後の接触状態の変化の検出を継続する。
ステップS414において、制御部100は、ステップS405においてRAM102に設定された起動処理を確定する。ステップS415において、制御部100は、テレビ/ラジオチューナ130を次のチャンネルに同調させ、受信したテレビ放送信号を映像として表示部111に出力し、処理を終了、或いはステップS401の処理に戻って新たな入力操作が行われるのを待機する。図9には、ユーザの指先500がテレビ放送表示部310の右端でフリック操作が完了するのに伴って、図3において表示されているテレビ放送の映像からチャンネルが切替わり次のチャンネルのテレビ放送の映像910が表示された状態が示されている。
上記には、カーナビゲーション装置10においてテレビ放送信号を受信して放送しているときの動作について説明したが本発明は上記に限定されるものではない。上記以外にも、例えば、カーナビゲーション装置10がテレビ/ラジオチューナ130によってラジオ放送を受信している場合にも、上述の機能表示プログラムを実行させることが可能である。その場合、ユーザが指先をタッチパネル112に対して接触させ、右方向にゆっくりと移動させるタッチジェスチャ(例えばドラッグ操作)を開始した場合に、制御部100はタッチジェスチャ−処理対応テーブル121を参照し、次のチャンネルのラジオ放送局に切換える処理を起動させることを表示部111に機能アイコンの形態で表示する。同時に、次のチャンネルのラジオ放送局の名称やプログラム等のコンテンツ情報を記憶部120から呼び出して表示させるようにしてもよい。
また、カーナビゲーション装置10において、プログラム104に含まれる音声データ再生プログラムが記憶部120に記憶された音声ファイル123を再生している場合にも上記の機能表示プログラムを実行するようにしてもよい。具体的には、ユーザが指先をタッチパネル112に対して接触させ、右方向に移動させるタッチジェスチャ(例えばドラッグ操作)を開始した場合に、制御部100はタッチジェスチャ−処理対応テーブル121を参照し、現在再生中の音声ファイルの次の音声ファイルを再生する処理を起動させることを表示部111に機能アイコンの形態で表示する。同時に、次の音声ファイルの名称や曲名やアーティスト名等のコンテンツ情報を記憶部120から呼び出して表示させるようにしてもよい。
上記には、ユーザが指先をタッチパネル112に対して接触させ、右方向に移動するタッチジェスチャ(例えばドラッグ操作)を開始した際に、ユーザが今後とろうとしているタッチジェスチャ(フリック操作)をRAMに設定し、設定されたタッチジェスチャが完了した場合に起動される処理を機能アイコンの形態で表示部111に表示した例を示したが、左方向に移動するタッチジェスチャ(ドラッグ操作)の開始を検出した場合にも同様の処理を行い、ユーザがとろうとしているタッチジェスチャをRAMに設定し、設定されたタッチジェスチャが完了した場合に起動される処理を機能アイコンの形態で表示部111に表示することは勿論である。
また、上記には、ユーザによるタッチジェスチャの開始を検出した際に、ユーザがとろうとしているタッチジェスチャが完了した際に起動される処理を機能アイコンの形態で表示部111にユーザの指先による接触位置の移動に伴って移動させて表示した例を示したが、この機能アイコンを、ユーザの指先の移動とは関係なく静的に表示させてもよい。
また、上記ステップS410においては、ユーザが指先をタッチパネルから離した場合にキャンセル操作であると判定する例を説明したが、ユーザが指先をそれまでの移動方向と反対方向にドラッグさせた場合にキャンセル操作であると判定されるようにしてもよい。
また、上記の例では、タッチパネル112に対して左右方向に移動するタッチジェスチャが行われた場合の動作について説明したが、本発明は上記の例に限定されず上下方向のタッチジェスチャについても等しく適用可能である。例えば、ユーザが指先をタッチパネル112に対して接触させ、上(又は下)方向に移動するタッチジェスチャ(ドラッグ操作)を開始した際に、ユーザがとろうとしているタッチジェスチャをRAMに設定し、ユーザがとろうとしているタッチジェスチャが完了した際に起動される処理を機能アイコンの形態で表示部111に表示する。例えば、上方向に移動するタッチジェスチャの開始(ドラッグ操作)を検出した場合には、上方向へのフリック操作が行われることを設定し、音量を大きくする処理が行われることを機能アイコンの形態で表示する。また、下方向に移動するタッチジェスチャの開始(ドラッグ操作)を検出した場合には、下方向へのフリック操作が行われることを設定し、音量を小さくする処理が行われることを機能アイコンの形態で表示する。
さらに、上記実施形態を、電子書籍ビューワ、フォトビューワ等に応用することも可能であり、その場合、左(又は右)フリック操作に対応して次の(又は前の)ページに移動、画像を表示等の処理を起動させることが関連付けられており、ドラッグ操作等のタッチジェスチャの開始を検出した際に、タッチジェスチャが完了した際に起動される機能を表示部に表示する。
10 カーナビゲーション装置
100 制御部
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 プログラム
110 タッチスクリーン
111 表示部
112 タッチパネル
120 記憶部
121 タッチジェスチャ−処理対応テーブル
122 放送局情報
123 音声ファイル
130 テレビ/ラジオチューナ
140 音声コーデック
150 パワーアンプ
160 スピーカ

Claims (4)

  1. 表示部と入力部とを有するタッチスクリーンと、
    前記入力部に対して行われるタッチジェスチャの内容とそれに応じて起動すべき処理とを関連付けて記憶した記憶部と、
    前記タッチジェスチャの開始を検出し、前記タッチジェスチャの状態に合わせて前記記憶部から起動すべき処理に関する情報を呼び出して前記表示部に表示する制御部と、を備えた電子装置。
  2. 前記制御部が、前記起動すべき処理に関する情報に加えて、前記起動すべき処理の実行後に処理されるコンテンツの情報を前記表示部に表示する、請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記記憶部にはフリック操作時に起動すべき処理が記憶され、前記制御部は、前記タッチジェスチャの方向と同方向へのフリック操作を検出した際に、前記フリック操作に関連付けられた起動すべき処理を前記記憶部から呼び出し実行する、請求項1又は2に記載の電子装置。
  4. 前記制御部が、前記タッチジェスチャの中断を検出した際に、前記表示部に表示されている前記処理に関する表示を消去し、前記起動すべき処理を実行しない、請求項1から3のいずれかに記載の電子装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017076335A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 公立大学法人公立はこだて未来大学 タッチパネルユニットおよび操作入力方法
US10466800B2 (en) 2015-02-20 2019-11-05 Clarion Co., Ltd. Vehicle information processing device

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