JP2002032211A - 情報表示装置、媒体、およびプログラム - Google Patents

情報表示装置、媒体、およびプログラム

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JP2002032211A
JP2002032211A JP2001137579A JP2001137579A JP2002032211A JP 2002032211 A JP2002032211 A JP 2002032211A JP 2001137579 A JP2001137579 A JP 2001137579A JP 2001137579 A JP2001137579 A JP 2001137579A JP 2002032211 A JP2002032211 A JP 2002032211A
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Tadao Tsuchimura
忠生 土村
Takeshi Tomaru
健 都丸
Asami Tanaka
麻美 田中
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、リンクよって関連づけられた情報を
効率的に閲覧できる情報表示装置を提供するものであ
る。 【解決手段】本発明は、ネットワークにアクセスして取
得された情報の表示において、複数の表示領域を形成し
ておき、複数の情報を前記各表示領域に表示するもので
ある。その場合、表示した情報の表示履歴を記憶してお
き、現在または過去に表示された情報を所定の順に各表
示領域に表示させるようにしてもよい。また、第1の表
示領域に表示された第1の情報が第2の情報と関連付け
られているときに、その第2の情報を表示させる指定が
されると、第1の表示領域の第1の情報の表示を維持し
て、その第2の情報を第2の表示領域に表示するように
してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラフィカル・ユ
ーザ・インターフェースを備えた情報表示装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年インターネットの普及により、情報
を手軽に閲覧する技術が求められている。その結果ブラ
ウザと呼ばれるプログラムを備えた情報表示装置が開発
された。従来のブラウザでは、単一の表示領域しか有し
ないため、上書きでその表示領域の情報を更新するこ
と、もう一つ別のブラウザを起動してそこに表示をする
こと、または、タブと呼ばれるインデックスを選択して
同一の表示領域の内容を書き換えることにより、ユーザ
は表示したいページを切り替えていた。
【0003】一般に、インターネット上で閲覧される情
報は、ウェッブと呼ばれる複数の情報を結合した構造か
らなる。この情報と情報とを結合する仕組みはリンクと
呼ばれる。インターネットでは、ユーザはリンクを辿る
(通常、リンクを示す情報をマウス等のポインティング
デバイスでクリックする)ことで、互いに関連する情報
を閲覧することができる。
【0004】しかし、従来の表示装置は、閲覧される情
報を単一の表示領域に表示するため、下記の用途におい
て非常に使いにくい場合があった。 (1)ユーザがインターネット上の1つの情報(以下元
ページと呼ぶ)からリンク先を参照する(リンクをクリ
ックする)と、元ページを消去してリンク先の情報が表
示される。そのため、ユーザが元ページにリンクされる
他の情報を参照したい場合に、ユーザはいちいち元ペー
ジに「戻る」という操作をしなければならなかった。ま
た、このような戻る手間を回避するため、ユーザはブラ
ウザをもう一つ起動して、そこに上記元ページを表示さ
せる操作をしなければならなかった。 (2)従来の1つのブラウザでは、ユーザは二つの内容
を見比べることはできなかった。例えば、ホームページ
案を二つ作成して見比べたい場合やネットショッピング
で商品を見比べたい場合に、ユーザは、2つのブラウザ
を起動しなければならなかった。 (3)ユーザが複数の情報を同一の画面寸法で並べて見
たい時に、別々に開いたブラウザの画面寸法を調整し、
並べる手間がかかった。 (4)リンクを複数辿った後に、ユーザが特定のページ
に戻りたいと思ったときに、ユーザは一回一回「戻る」
機能を実行して戻って行かなければならなかった。その
場合従来も各ページのタイトルの文字でリンクを辿った
履歴を表示し、戻るページを指定させる機能が提供され
ていた。しかし、タイトルの文字では、ユーザはそのペ
ージ内容を十分に把握できない。このため、ユーザは正
確に所望のページを履歴上で見い出せなかった。 (5)一般的なブラウザでは、ユーザのアクセス頻度の
高いページがブックマーク機能を利用して登録される
(以下登録ページという)。しかし、ユーザは複数の登
録ページを一度に見ることができなかった。 (6)ユーザが数分間隔など、定期的に更新されるペー
ジの画像や映像を監視したい場合、更新されるまでの時
間に他のページを見てしまうと、監視すべき画像や映像
の更新を見逃してしまう危険があった。 (7)従来のブラウザでは、アドレス入力欄にアドレス
を入力するか、登録ページの一覧の中から所望のページ
を選択することで、ユーザは表示するページを選択して
いた。このうち、登録ページの選択では、階層構造にな
った一覧リストが示され、ユーザがマウスでクリックす
るという操作手順が採られていた。このため、所望のペ
ージを選択するためには、ユーザは階層構造のリストを
参照する必要があり、操作が煩雑であった。
【0005】一方、今日のパーソナルコンピュータ等の
情報処理装置では、上述のブラウザの他、メール情報を
読むためのメーラーなど、情報の種類によってさまざま
なプログラムが使用されている。ユーザは、グラフィカ
ル・ユーザ・インターフェース(GUI)環境において、こ
れらのプログラムを操作する。この操作の対象となり、
プログラムや情報を表す画面上の表示をオブジェクトと
呼ぶ。
【0006】GUI環境において、このオブジェクトを移
動させる技術としては、ポインティングデバイスを使っ
たドラッグという操作が一般的であった。ドラッグで
は、移動したいオブジェクトを移動したい場所に持って
いくために、オブジェクトを指示したまま画面上を引き
ずるようにマウス等のポインティングデバイスを操作す
る。
【0007】従来は、画面上に表示されているオブジェ
クトが他のオブジェクトの下になって、その全部または
一部が表示されない場合、ユーザは、このドラッグによ
りその上側に被さっているオブジェクトを移動させてい
た。
【0008】この操作方法では、マウス等のポインティ
ングデバイスを移動する場所が必要である。また、ユー
ザにも、マウスボタンを押しながら移動するという操作
が要求される。そのため、この操作方法では、特に年配
者や小さい子ども、または手が少し不自由な人にとっ
て、操作しづらいという問題があった。
【0009】一方、ユーザが上側に表示されているオブ
ジェクトを非表示状態にすれば上記問題は生じない。し
かし、その上側に被さっているオブジェクトがユーザに
とって必要な情報を示す場合には、上下双方のオブジェ
クトを表示しておきたいという要請があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、リンク
よって関連づけられた情報を効率的に閲覧できる情報表
示装置を提供するものである。
【0011】また、本発明の目的は、複数の情報を簡易
に見比べることができる情報表示装置を提供することに
ある。また、本発明の目的は、複数の情報を簡易に切り
替えて表示するためのグラフィカル・ユーザ・インター
フェースを提供することにある。
【0012】また、本発明の目的は、グラフィカル・ユ
ーザ・インターフェースにおいて、複数のオブジェクト
が重なっている場合に、そのオブジェクトの重なりを簡
易に解消させる操作手順を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明
は、情報の表示において、所定領域を分割した複数の表
示領域を有し、各表示領域に表示する情報を指定させ、
その指定された情報を取得し、取得された情報を対応す
る前記表示領域に表示させるものである。
【0014】その場合、ネットワークにアクセスして上
記情報を取得してもよい。また、表示した情報の表示履
歴を記憶しておき、表示履歴として記憶されている情報
を所定の順に各表示領域に表示させるようにしてもよ
い。
【0015】また、第1の表示領域に表示された第1の
情報が第2の情報と関連付けられているときに、その第
2の情報を表示させる指定がされると、第1の表示領域
の第1の情報の表示を維持して、その第2の情報を第2
の表示領域に表示するようにしてもよい。
【0016】その場合、第1の情報は、特定のキーワー
ドにより上記第2の情報に関連づけられ、そのキーワー
ドが前記第2の表示領域へドラッグアンドドロップされ
たときに、第2の情報を表示させるようにしてもよい。
【0017】このような構成により、関連する複数の情
報を画面上に同時に表示させることができる。また、表
示履歴を戻る操作の手間が省略される。また、複数の情
報を並べて表示し、比較する機能が提供される。
【0018】表示領域を識別する識別情報を表示してお
き、操作部を介して表示領域に対応する識別情報が指定
されると、その識別情報に対応する表示領域を拡大して
単一の表示領域のみを表示させるようにしてもよい。
【0019】この識別情報は、その識別情報によって識
別される表示領域内に表示され、その識別情報に対する
指示操作が検出されると、その識別情報に対応する表示
領域を拡大するようにしてもよい。
【0020】その場合、識別情報に対する指示操作を検
出すると、上記拡大された単一の表示領域から、複数の
表示領域に変更するようにしてもよい。また、略円周状
に沿って配置した識別情報と、前記円周状の中心部に対
して回動し識別情報のいずれかを指示する指示部とを有
する回動オブジェクトを画面上に備え、この回動オブジ
ェクトへの操作を検出し、その操作に応じて前記指示部
を回動させ、その回動された位置において指示される識
別情報に対応する情報を表示領域に表示するようにして
もよい。
【0021】この操作は、少なくとも2つのボタンを有
するポインティングデバイスへの操作であり、前記指示
部を、第1のボタンの押下により反時計回りに回動さ
せ、第2のボタンの押下により時計回りに回動させるも
のでもよい。
【0022】上記2つのボタンは左右のボタンからな
り、第1のボタンは左ボタンであり、第2のボタンは右
ボタンであるものが好適である。
【0023】これにより、簡易な操作で、回動オブジェ
クトを回動させ、表示する情報を切り替えることができ
る。また、上記回動オブジェクトは、表示部の表示領域
を複数に分割させる分割数を示す情報を略円形状に沿っ
て配置し、上記指示部がその分割数を示す情報を指示す
る位置に回動されたときに、表示領域をその分割数で分
割して複数の情報を表示するようにしてもよい。
【0024】本発明は、情報の表示において、複数の識
別情報のいずれかを指示する指示部を有するオブジェク
トを表示し、そのオブジェクトへの指示操作の内容を検
出し、検出した指示操作内容に応じて指示部が指示する
識別情報を変更するものである。
【0025】本発明は、画面上に表示され操作の対象と
なるオブジェクトの表示において、そのオブジェクトへ
の操作を検出し、その操作にしたがってオブジェクトの
表示態様を変更させるものである。すなわち、本発明は
第1の表示位置に表示されたオブジェクトに対する指示
操作により、そのオブジェクトを第2の表示位置に移動
して表示するものである。これによって、例えば、第1
のオブジェクトが第2のオブジェクトに被さって表示さ
れているような場合、簡易な操作で第1のオブジェクト
を移動させ、第2のオブジェクトの全体を表示させるこ
とができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照して説明する。本実施の形態においては、
ネットワーク上のホストまたは自身のローカルディスク
に存在する情報をユーザが閲覧するための情報表示装置
1を説明する。 《第1実施形態》本発明の第1実施形態を図1から図1
5の図面に基いて説明する。
【0027】図1は、第1実施形態に係る情報表示装置
1がアクセスするネットワークの構成図であり、図2
は、この情報表示装置1のハードウェア構成図であり、
図3はこの情報表示装置1が使用するチャンネルテーブ
ルのデータ構造を示す図であり、図4は、情報表示装置
1における単一画面による表示例であり、図5は2分割
画面を示す図であり、図6は4分割画面を示す図であ
り、図7は、9分割画面を示す図であり、図8は、この
情報表示装置1が使用する履歴管理テーブルのデータ構
造を示す図であり、図9は情報表示装置1のCPU1で
実行されるブラウザ(情報を閲覧するためのプログラ
ム)の処理を示すフローチャートであり、図10及び図
11は、ブラウザのイベント処理を示すフローチャート
であり、図12はブラウザの履歴管理処理を示すフロー
チャートであり、図13は、ブラウザのチャンネル切替
処理を示すフローチャートであり、図14は履歴管理処
理の変形例を示す図であり、図15は、この履歴管理処
理の変形例において使用される履歴管理リストを示す図
である。
【0028】<ネットワークの構成>図1に、この情報
表示装置1がアクセスするネットワークの構成図を示
す。図1のように、この情報処理装置1は、サーバ2乃
至2n(以下サーバ2等という)とネットワークを介し
て接続される。
【0029】情報表示装置1は、HTTP(ハイパーテキス
トトランスファープロトコル)を利用するブラウザをC
PU11で実行する。ブラウザは、HTTPに従い、サーバ
2等とコネクションを確立させる。その状態でブラウザ
は、サーバ2等が有する情報3a、3b、3cまたは3
d(以下情報3a等という)の送信をサーバ2等に要求
し、送信された情報3a等を表示する。
【0030】また、情報表示装置1は、自身がローカル
に有する情報3e、3fを表示することもできる。サー
バ2等は、HTML(ハイパーテキストマークアップランゲ
ージ)形式の情報3a、3b、3cまたは3dを有して
いる。HTML形式の情報は、関連する情報の格納先を示す
リンクと呼ばれる情報を保持する。このため、ユーザが
情報表示装置1のブラウザを介して情報3a等にアクセ
スするとき、リンクを辿ることにより、次々に関連する
情報を得ることができる。 <ハードウェア構成>図2に、この情報表示装置1のハ
ードウェア構成図を示す。この情報表示装置1は、プロ
グラムを実行するCPU11と、CPU11で実行され
るプログラムや、CPU11で処理されるデータを記憶
するメモリ12と、プログラムやデータを記録するハー
ドディスク13と、ユーザに情報を表示するCRT14
と、ユーザがデータを入力するためのキーボード15
と、ユーザがCRT14上のメニューやアイコンを操作
するためのマウス16と、通信インターフェース17と
を備えている。
【0031】CPU11は、メモリ12に記憶されたプ
ログラムを実行し、情報表示装置1におけるブラウザと
しての機能を提供する。メモリ12は、CPU11で実
行されるプログラムやCPU11で処理されるデータを
記憶する。
【0032】ハードディスク13は、CPU11で実行
されるプログラムやCPU11で処理されるデータを記
録する。CRT14は、サーバ2等から送信されたデー
タやCPU11が処理したデータを表示する。
【0033】キーボード15は、文字データを入力する
ために使用される。マウス16は、メニューやアイコン
の操作、リンクを辿るために使用される。通信インター
フェース17は、CPU11からの指令により通信デー
タを通信路に送出し、または通信路から通信データを受
信する。 <チャンネル>本情報表示装置1は、CPU11におい
てブラウザを実行し、インターネット上のサーバ2等、
または、自身のハードディスク13に格納したHTML
形式のデータを表示する。このブラウザは、従来と同
様、表示するデータをURL(ユニバーサル・リソース
・ロケータ)によって識別する。
【0034】さらに、このブラウザは、複数のURLを
複数のチャンネル番号に対応付けて記憶する。チャンネ
ル番号とは、テレビのチャンネルと同様、表示する情報
を指すための番号である。
【0035】図3に、チャンネル番号とURLとを対応
付けるチャンネルテーブルの構成を示す。チャンネルテ
ーブルは、URLを文字列で保持する1次元のテーブル
である。本実施形態の情報処理装置1では、チャンネル
テーブルは、1から9のエントリを有する。
【0036】チャンネルテーブルはメモリ12上に保持
されており、1から9のエントリ番号は、メモリ12上
のアドレスに対応する。すなわち、CPU11が特定の
エントリにアクセスするとき、そのエントリ番号をメモ
リ12におけるアドレスに変換し、メモリ12の領域を
アクセスする。
【0037】また、本ブラウザの終了時には、このチャ
ンネルテーブルはファイルとして保存され、次回起動時
に使用される。また、このエントリ番号は、そのままチ
ャンネル番号に対応する。すなわち、本情報表示装置1
に対してチャンネル番号1から9の情報の表示が指示さ
れると、1から9のエントリに保持された各URLで示
される情報が表示される。 <画面構成>図4は本実施形態に係る情報表示装置1の
画面表示の例である。
【0038】この画面は、画面の表示内容を切り替える
ダイヤルオブジェクト20と、情報を表示する表示領域
22と、表示領域22が表示している情報を識別するチ
ャンネル番号表示オブジェクト23と、操作ボタン群2
4とを有している。
【0039】図4では、ダイヤルオブジェクト20が点
線の矢印で示す位置に拡大して示されている。ダイヤル
オブジェクト20は、略円周に沿って配置されたチャン
ネル番号及び分割数を表示する文字列(以下ダイヤル文
字という)と、円周の中心を回動軸として回動する指示
部21とを有している。
【0040】チャンネル番号として、1から9の番号が
付されている。また、分割数として2分割、4分割及び
9分割を示す文字列が付されている。指示部21は、上
記1から9の番号、2分割、4分割、または、9分割を
示す文字列のいずれかを示す位置に停止する。ユーザが
マウス16によって、上記1から9の番号、2分割、4
分割、または、9分割を示す文字列のいずれかをクリッ
クすると、その位置を指すように指示部21が移動す
る。
【0041】図4では、指示部21がチャンネル番号2
を指す位置にある。このとき、表示領域22は、チャン
ネル番号2に対応付けられる情報を表示する。このよう
に単一のチャンネルに対応する情報を単一の画面に表示
する動作態様を単一の全画面表示という。
【0042】操作ボタン群24には、戻る、進む、中
止、更新、お気に入り(登録ページの表示)、及び、印
刷という各操作ボタンが示されている。ユーザは、上記
ダイヤルオブジェクト20の番号、または分割数を示す
文字列をクリックするか、または、操作ボタン群24を
クリックすることで、画面表示の変更を指示する。例え
ば、図4の状態でユーザがダイヤルオブジェクト20の
チャンネル番号1、3乃至9をクリックすると、指示部
21は、その番号を指すように移動し、表示領域22に
は、そのチャンネル番号に対応する情報が表示される。
【0043】一方、ユーザが表示領域22に表示された
情報に含まれるリンクをクリックすると、ブラウザはそ
のリンクに対応するURLを検出する。そして、ブラウ
ザは、その表示領域22が表示しているチャンネル番号
(図4では、チャンネル2)で指定されるチャンネルテ
ーブルのエントリにその検出したURLを保存する。さ
らに、ブラウザは、そのURLによって示される情報を
取得して表示領域22に表示する。
【0044】図5に2分割画面を示す。ユーザがダイヤ
ルオブジェクト20の2分割を示す文字列をクリックす
ると、指示部21が2分割を示す文字列を指し、ブラウ
ザの画面は表示領域22aと22bの2つに等分割され
る。すなわち、本実施形態において、分割された表示領
域は各々同一寸法である。
【0045】2分割が指定されたとき表示されるチャン
ネル番号は、2分割が指定される前に表示されていたチ
ャンネル番号の最も若い番号と、その次チャンネル番号
である。例えば、図4では、チャンネル番号として、2
が示されている。この状態で、2分割が指定されると、
図5のようにチャンネル番号2及び3のチャンネルに該
当する情報が表示される。
【0046】図6に4分割画面を示す。ユーザがダイヤ
ルオブジェクト20の4分割を示す文字列をクリックす
ると、指示部21が4分割を示す文字列を指し、ブラウ
ザの画面は4つの表示領域に等分割される。4分割が指
定されたとき表示されるチャンネル番号は、4分割の指
定がされる前に表示されていたチャンネル番号の内最も
若い番号、及びそれに続く3つのチャンネル番号であ
る。
【0047】例えば、図5では、チャンネル番号とし
て、2及び3が示されている。この状態で、4分割が指
定されると、図6のようにチャンネル番号2、3、4及
び5のチャンネルに該当する情報が表示される。
【0048】図7に9分割画面を示す。ユーザがダイヤ
ルオブジェクト20の9分割を示す文字列をクリックす
ると、指示部21が9分割を示す文字列を指し、ブラウ
ザの画面は9つの表示領域に等分割される。本実施形態
の情報表示装置1では、チャンネル数は9であるので、
9分割が指定されると、図7のように1から9のすべて
のチャンネルが各表示領域に表示される。図5から図7
のように画面を複数の表示領域22a等に分割し、複数
のチャンネルに対応する情報を表示する動作態様を画面
分割表示という。
【0049】一方、図5から図7のように複数の表示領
域22a等に複数のチャンネルに該当する情報が表示さ
れているときに、ユーザがダイヤルオブジェクト20の
チャンネル番号1乃至9のいずれかをクリックすると、
指示部21がその番号を指す位置へ回動する。そして、
表示領域22a等は単一の表示領域22となり、そのク
リックされたチャンネル番号に対応する情報が表示され
る。
【0050】また、図5から図7のように複数の表示領
域22a等に複数のチャンネルに該当する情報が表示さ
れているときに、ユーザが表示領域22a等のいずれか
におけるチャンネル番号表示オブジェクト23をダブル
クリックすると、表示領域22a等は単一の表示領域2
2となり、そのチャンネル番号表示オブジェクト23で
示される情報が拡大されて表示される。
【0051】また、ユーザが表示領域22a等に表示さ
れた情報に含まれるリンクをクリックすると、ブラウザ
はそのクリックされたリンクに対応するURLを検出す
る。そして、ブラウザはその表示領域22a等が表示し
ているチャンネル番号(図4では、チャンネル2)のU
RLをその検出したURLに変更する。そして、ブラウ
ザはそのURLによって示される情報を取得して表示領
域22a等に表示する。 <リンクに対するドラッグアンドドロップ操作>上述の
ように、この情報表示装置1では、各表示領域22等に
おいて、リンクがクリックされると、その表示領域22
に表示される情報がクリックされたリンク先の情報に変
更される。
【0052】一方、図5から図7のように複数の表示領
域22に分割された状態で、ユーザがある表示領域22
aに表示されたリンクをドラッグし、他の表示領域22
b等にドロップすると、ブラウザは、そのリンク先の情
報をそのドロップされた表示領域22bに表示する。こ
こでドラッグとは操作対象にマウス16のポインタを位
置づけ、ボタンを押下した状態でマウス16を移動する
ことにより、操作対象を所望の方向に移動させる操作を
いう。また、ドロップとは操作対象をドラッグした後、
マウス16のボタンを解放して、操作対象を離す操作を
いう。
【0053】例えば図5において、ユーザがチャンネル
番号2に対応する表示領域22aに表示されたリンク2
5(’詳細図’の文字列)をドラッグして、チャンネル
番号3に対応する表示領域22bにドロップしたとす
る。このとき、ブラウザは、ドラッグされたリンク25
に対応するURL及びドロップ先の表示領域22bに対
応するチャンネル番号3を認識する。ブラウザは、チャ
ンネルテーブルにおけるチャンネル番号3のURLをそ
のドロップされたURLに変更し、さらに、そのURL
に対応する情報(詳細図)をチャンネル番号3に対応す
る表示領域22bに表示する。 <履歴管理>この情報表示装置1のブラウザは、ユーザ
の操作履歴を履歴管理テーブルに保持する。操作履歴
は、ユーザが表示した情報を示すURLの一覧である。
【0054】図8に、履歴管理テーブルの構造を示す。
履歴管理テーブルは、履歴番号と、URLとからなるレ
コードから構成される。履歴番号は、そのレコードが有
する操作履歴の新旧の程度を示す。この履歴番号が若い
ほど操作履歴が古く、この履歴番号が大きいほど、操作
履歴が新しい。
【0055】URLの欄には、その操作によって表示さ
れた情報を示すURLが記録される。履歴管理テーブル
の各レコードは、エントリ番号によってアクセスされ
る。エントリ番号は、各レコードのメモリ12における
アドレスに対応付けられる。
【0056】ユーザがチャンネル番号nに対応する表示
領域22において、所望のリンクをクリックした場合、
ブラウザは、そのリンクによって関連付けられる情報を
表示する。このとき、ブラウザは、その情報を示すUR
Lを履歴管理テーブルに記録する。
【0057】履歴は、チャンネル番号nと、既存の履歴
数との関係により、以下の手順で記録される。すなわ
ち、既存の履歴数がチャンネル番号n−1より大きい場
合、既存の履歴の中で最も古い履歴を記録したエントリ
に、今回の新しい履歴が記録される。
【0058】一方、既存の履歴数がチャンネル番号n−
1以下の場合、チャンネル番号nのエントリに履歴が記
録される。情報表示装置1のブラウザは、不図示の履歴
表示ボタンを備えている。ユーザが履歴表示ボタンによ
り履歴表示を指示すると、ブラウザは履歴管理テーブル
を参照し、最新に表示された情報(URL)から順に、
画面の表示領域22等の数だけ、そのURLによって示
される情報を表示する。 <作用>図9から図13にブラウザの処理手順を示す。
CPU11は、このブラウザを実行し、情報表示装置1
の機能を提供する。
【0059】図9にブラウザの処理概要を示す。CPU
11はブラウザを起動すると、まず、画面分割表示が指
示されているか否かを判定する(S1)。ダイヤルオブ
ジェクト20の指示部21が、2分割乃至9分割のいず
れかを指示している場合は、画面分割表示が指示されて
いる。一方、指示部21が1乃至9のいずれかのチャン
ネルを指示している場合、単一の全画面表示が指示され
ている。CPU11は、メモリ12に保持された指示部
21の状態を参照し、画面分割表示か否かを判定する。
【0060】画面分割表示の場合(S1の判定でYの場
合)、CPU11は指示部2により指定されている分割
数に応じて画面を分割する(S4)。次に、CPU11
は、チャンネルテーブルに登録されたURLをエントリ
番号1から分割された画面数だけ参照する。そして、そ
のURLによって指示される情報を画面数だけ表示する
(S5)。
【0061】一方、S1の判定で画面分割表示でない場
合、CPU11は、単一の画面を表示する(S2、全画
面表示)。次に、CPU11はチャンネルテーブルのエ
ントリ番号1に登録済みのURLを参照し、そのURL
によって指示される情報を表示する。
【0062】次に、CPU11はイベント待ちの状態に
なる(S6)。イベントとは、一般的にブラウザの処理
状態(またはCPU11の制御状態)を変動させる外部
要因(例えばユーザからのマウス16操作の検出)また
は内部要因(例えばタイマからの割り込み)をいう。イ
ベントが発生すると(S6の判定でYの場合)、CPU
11はイベント処理を実行する(S7)。
【0063】図10及び図11にイベント処理の詳細を
示す。イベント処理では、CPU11は、発生したイベ
ントの種類を判定し、対応する処理を実行する。まず、
CPU11は、リンクがクリックされたか否かを判定す
る(S71)。リンクがクリックされた場合、CPU1
1は、そのリンク先の情報を同一の表示領域22に表示
する(S72)。次に、CPU11は、そのリンクに対
応するURLを履歴管理テーブルに保存する(S73、
履歴管理)。その後、CPU11はイベント処理を終了
する。
【0064】イベントが、リンクのクリックでなかった
場合(S71の判定でNの場合)、CPU11はリンク
がドラッグされたか否かを判定する(S74)。リンク
がドラッグされた場合、CPU11は、そのリンク先の
情報をドロップ先の表示領域に表示する(S75)。次
に、CPU11は、そのリンクに対応するURLを履歴
管理テーブルに保存し(S76)、イベント処理を終了
する。
【0065】イベントがリンクのドラッグでなかった場
合、CPU11は、イベントが分割指示か否かを判定す
る(S77)。分割指示のイベントは、ユーザがマウス
16によって、ダイヤルオブジェクト20の2分割〜9
分割の文字列をクリックしたときに発生する。イベント
が分割指示であった場合、CPU11はブラウザの画面
を分割数に応じて分割する(S78)。そして、その分
割数だけチャンネルテーブルに登録されたURLを参照
し、対応する情報を各表示領域22等に表示する。その
後、CPU11はイベント処理を終了する。
【0066】イベントが分割指示でなかった場合、CP
U11は、イベントが単一画面への表示指示か否かを判
定する(S79)。単一画面への表示指示のイベント
は、いずれかのチャンネル番号表示オブジェクト23が
押下されたときに発生する。
【0067】イベントが単一画面への表示指示であった
場合、CPU11は、単一画面への表示処理を実行する
(S7a)。イベントが単一画面への表示指示でなかっ
た場合、CPU11は、イベントが単一画面によるチャ
ンネル切替か否かを判定する(S7b)。チャンネル切
替のイベントは、ダイヤルオブジェクト20の1乃至9
のチャンネル番号を示す数字が押下されたときに発生す
る。
【0068】イベントが単一画面によるチャンネル切替
であった場合、CPU11は、チャンネル切替処理を実
行する(S7c)。なお、単一画面への表示処理と単一
画面によるチャンネル切替とにおいて、共通のプログラ
ムモジュールが実行される。以下これを単にチャンネル
切替処理という。
【0069】イベントがチャンネル切替でなかった場
合、CPU11は、イベントが履歴表示指示か否かを判
定する(S7d)。イベントが履歴表示指示であった場
合、CPU11は画面の分割数(表示領域22等の数)
だけ最新の履歴から順に、履歴管理テーブルに保持され
たURLを参照する。そして、そのURLを画面の分割
数だけ表示する(S7e)。
【0070】イベントが履歴表示指示でなかった場合、
CPU11はイベントがブラウザの終了指示か否かを判
定する(S7f)。イベントがブラウザの終了指示であ
った場合、CPU11はブラウザを終了する。一方、イ
ベントがブラウザの終了指示でなかった場合、CPU1
1はイベント処理を終了する。
【0071】図12に履歴管理処理(図10のS73ま
たはS76)の詳細を示す。履歴管理処理では、CPU
11は、まず、保存履歴数がチャンネル数−1より大き
いか否かを判定する(S100)。保存履歴数がチャン
ネル数−1以下の場合、CPU11は履歴管理テーブル
の表示チャンネルの番号と同一番号のエントリに新たに
履歴(URLと履歴番号)を保存する。このとき、履歴
番号としては、既存の履歴番号の最大値+1が設定され
る。
【0072】一方、保存履歴数がチャンネル数−1より
大きい場合、CPU11は履歴管理テーブルから最も古
い履歴(履歴番号が1)のエントリを検索する。そし
て、CPU11はそのエントリに履歴(URLと履歴番
号の最大値)を保存する。次に、CPU11は、他のエ
ントリの履歴番号を各々1だけ繰り下げる(1マイナス
する)。
【0073】図13にチャンネル切替処理(図11のS
7a、またはS7c)の詳細を示す。チャンネル切替処
理では、CPU11は、まず、現在ブラウザの画面が分
割されているか否かを判定する(S110)。ブラウザ
の画面が複数の表示領域に分割されている場合(S11
0の判定でYの場合)、画面を単一の全画面表示にする
(S111)。
【0074】次に、CPU11は、画面を指定チャンネ
ルのURLに切り替える(S112)。このときCPU
11は、チャンネル切替の効果音を発生させる。その
後、CPU11は処理を終了する。
【0075】以上のように、本実施形態の情報表示装置
1では、ブラウザの画面が複数の表示領域に分割され、
各々の表示領域に異なるURLに対応する情報(ワール
ドワイドウェッブのホームページ)を表示することがで
きる。そのため、この情報表示装置1は、2つの情報、
例えばインターネット上の商品に関する情報等を並べて
比較するのに便宜である。
【0076】また、複数のブラウザを起動するよりもリ
ソース消費を抑制することができ、かつ、メニューの表
示に使用される領域(表示領域)を減少させることがで
きる。
【0077】さらに、新たなブラウザの起動、閲覧した
い情報の指定に要する時間の短縮、操作の手間を省くこ
とができる。また、この情報表示装置1では、ユーザが
1つの表示領域に示されたリンクを他の表示領域へドラ
ッグアンドドロップすることにより、元の表示領域の情
報を維持したままリンク先の情報をそのドロップされた
表示領域に表示させることができる。したがって、ユー
ザはリンクを辿って複数の関連情報を検索する場合、関
連情報を同一画面上でまとめて表示させ、閲覧すること
ができる。
【0078】また、この情報表示装置1は、ユーザの操
作履歴を保持し、過去に表示した情報を複数の表示領域
に一括して表示できる。このため、ユーザはリンクを辿
って複数の関連情報を検索する場合、過去に表示した情
報に戻る手間が少なくなる。また、このとき履歴は表示
領域22等へ通常の情報として表示されるので、ユーザ
は過去の操作履歴から容易に必要な情報を検索し、表示
することができる。 <変形例>上記実施形態では、履歴管理において、保存
履歴数とチャンネル数との関係によって、履歴管理テー
ブルのエントリを決定し、履歴を保存した。しかし、本
発明の実施はこのような履歴管理の手順には限定されな
い。
【0079】図14に、履歴管理の変形例を示す。この
例では、図8の履歴管理テーブルに代えて図15に示し
た履歴管理リストを使用する。図15の履歴管理リスト
は、複数要素をポインタ50で接続したリスト構造を有
する。各要素は、このポインタ50とURLを保存する
領域51とからなる。ポインタは、表示した順にURL
を保持した要素をつなぐ。このため、履歴管理リスト
は、表示した順序を保持することができる。
【0080】一方、領域51には、表示した情報を示す
URLが保存される。この結果、履歴管理リストは表示
した順に表示した情報のURLを保持することができ
る。また、履歴管理リストの最も古い履歴を保持する要
素は最古履歴ポインタ53で指される。さらに、履歴管
理リストの最も新しい履歴を保持する要素は最新履歴ポ
インタ54で指される。このため、履歴管理リスト上の
最古と最新の履歴を保持する要素が明示される。
【0081】最古履歴ポインタ53が指す要素から最新
履歴ポインタ54が指す要素までが、保存履歴を有する
要素である。一方、最新履歴ポインタ54が指す要素の
次の要素から最古履歴ポインタ53が指す要素の手前の
要素までが空き領域である。このようにして、履歴管理
リストは、保存履歴を保持する要素及び空き領域がリン
グ状に結合されている。
【0082】図14にこの履歴管理リストに基づいた履
歴管理手順を示す。まず、CPU11は、履歴管理リス
トに空き領域があるか否かを判定する(S120)。空
き領域は、最新履歴ポインタ54が指す要素の次に要素
から、最古履歴ポインタ53の指す要素の手前の要素ま
でが相当する。
【0083】空き領域がない場合、CPU11は、最古
履歴ポインタ53から最も古い履歴を保持する要素を検
索する(S121)。次にCPU11は、最も古い履歴
の要素に新たに履歴(今回表示した情報を示すURL)
を保存する(S122)。
【0084】次にCPU11は、新たに履歴を保存した
要素を最新履歴ポインタ54で指す。また、最古履歴ポ
インタ53の指す要素を1要素分先へ(新しい方向へ)
進める(S123)。その後、履歴管理を終了する。
【0085】一方、S120の判定で空きエントリがあ
る場合、CPU11は、空き領域の先頭要素に履歴(表
示した情報を指すURL)を保存する(S124)。こ
こで空き領域の先頭要素は、最新履歴ポインタ54で指
される要素の次の要素である。このため、最新履歴ポイ
ンタ54で指される要素を辿って空き領域の先頭の要素
を求めることができる。
【0086】次にCPU11は、最新履歴ポインタ54
をこの履歴を保存した要素を指すように更新する(S1
25)。その後、履歴管理を終了する。上記変形例で
は、S120の判定で空きエントリがない場合、最も古
い履歴の要素に新たな履歴を保存した。これに代えて、
空きエントリがない場合には、新たに要素をメモリ12
上に確保するようにしてもよい。
【0087】上記実施形態において、画面分割数とし
て、1分割、2分割、4分割、及び9分割の例を示し
た。しかし、本発明の実施はこのような画面分割数に限
定されるものではない。
【0088】また、上記実施形態において、チャンネル
数は9チャンネルであった。しかし、本発明の実施は、
チャンネル数に限定されるものではない。上記実施形態
においては、操作対象をドラッグアンドドロップするた
めにマウス16を使用した。しかし、本発明の実施はこ
のような構成に限定されるものではない。マウス16の
代わりに、他のポインティングデバイス、例えば、タッ
チパネルを使用してもよい。 <コンピュータ読み取り可能な記録媒体>本実施形態に
示したプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録することができる。そして、コンピュータ
に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させ
ることにより、本実施の形態に示した情報表示装置1と
して機能させることができる。
【0089】ここで、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気
的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積
し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体を
いう。このような記録媒体の内コンピュータから取り外
し可能なものとしては、例えばフロッピー(登録商標)
ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DA
T、8mmテープ、メモリカード等がある。
【0090】また、コンピュータに固定された記録媒体
としてハードディスクやROM(リードオンリーメモ
リ)等がある。 <搬送波に具現化されたデータ通信信号>また、上記プ
ログラムは、コンピュータのハードディスクやメモリに
格納し、通信媒体を通じて他のコンピュータに配布する
ことができる。この場合、プログラムは、搬送波によっ
て具現化されたデータ通信信号として、通信媒体を伝送
される。そして、その配布を受けたコンピュータを本実
施形態の情報表示装置1として機能させることができ
る。
【0091】ここで通信媒体としては、有線通信媒体
(同軸ケーブル及びツイストペアケーブルを含む金属ケ
ーブル類、または光通信ケーブル)、無線通信媒体(衛
星通信、地上波無線通信等)のいずれでもよい。
【0092】また、搬送波は、データ通信信号を変調す
るための電磁波または光である。ただし、搬送波は、直
流信号でもよい(この場合、データ通信信号は、搬送波
がないベースバンド波形になる)。従って、搬送波に具
現化されたデータ通信信号は、変調されたブロードバン
ド信号と変調されていないベースバンド信号(電圧0の
直流信号を搬送波とした場合に相当)のいずれでもよ
い。 《第2実施形態》図16及び図17に本発明の第2実施
形態に係る情報表示装置1の処理を示す。図16は、本
実施形態に係る情報表示装置1のCRT14に表示され
るダイヤルオブジェクト20の操作を説明する図であ
り、図17は、このダイヤルオブジェクト20への操作
の検出処理を示すフローチャートである。
【0093】上記第1実施形態では、チャンネルテーブ
ルに複数のURLを保持し、1または複数の表示領域に
表示する情報を切り替える情報表示装置1を説明した。
このチャンネルは、ダイヤルオブジェクト20の数字ま
たは2分割乃至9分割を示す文字列をクリックすること
で切替られた。
【0094】本実施形態では、マウス16の左ボタンと
右ボタンの操作によってダイヤルオブジェクト20の指
示部21を回動させ、表示領域に表示する情報を切り替
える情報表示装置1を説明する。本実施形態に係る情報
表示装置1は、ダイヤルオブジェクト20の操作以外に
おいては、第1実施形態と同様である。したがって、同
一の構成については、第1実施形態と同一の符号を付
し、その説明を省略する。また、必要に応じて図1から
図15の図面を参照する。 <ダイヤルオブジェクト20の操作>図16に、CRT
14に表示されたダイヤルオブジェクト20の操作を示
す。
【0095】図16では、ダイヤルオブジェクト20の
指示部21は、チャンネル番号1を指している。また、
マウス16のポインタ26は、ダイヤルオブジェクト2
0に位置づけられ、ダイヤルオブジェクト20が操作可
能な状態(以下フォーカスされた状態という)にある。
このフォーカスされた状態でユーザがマウス16の左ボ
タンを押すと(これを左クリックという)、指示部21
が反時計回りに1ステップ回動する。ここで1ステップ
とは、ダイヤル文字1要素分の移動角度をいう。
【0096】また、ダイヤルオブジェクト20がフォー
カスされた状態で、ユーザがマウス16の右ボタンを押
すと(これを右クリックという)、指示部21が時計回
りに1ステップ回動する。
【0097】なお、ダイヤルオブジェクト20のダイヤ
ル文字がクリックされたときには、指示部21がその文
字(数字または文字列)を指す。そして、ダイヤルオブ
ジェクト20の指示部21が回動したとき、ブラウザの
画面の表示は、第1実施形態と同様に変化する。 <作用と効果>図17にダイヤルオブジェクト20に対
する操作の検出処理を示す。ダイヤルオブジェクト20
に対する操作イベントが発生すると、CPU11は図1
7に示した処理を実行する。
【0098】まず、CPU11は、ダイヤルオブジェク
ト20上の操作か否かを判定する(S200)。ダイヤ
ルオブジェクト20上の操作でない場合、CPU11は
ダイヤル文字がクリックされたか否かを判定する(S2
01)。
【0099】ダイヤル文字がクリックされた場合、その
クリックされたダイヤル文字(数字または2分割乃至9
分割の文字列)の位置に指示部21を移動する。さら
に、CPU11は、ブラウザの画面表示をその指示され
たチャンネルまたは分割数に変更する(S202)。
【0100】一方、S201の判定でダイヤル文字がク
リックされなかったと判定された場合、CPU11は、
なにもせずにダイヤルオブジェクト20操作の検出処理
を終了する。
【0101】S200の判定で、ダイヤルオブジェクト
20上の操作を検出した場合、次にCPU11は、左ボ
タンによるクリックか否かを判定する(S203)。左
ボタンによるクリックであった場合、CPU11はダイ
ヤルオブジェクト20の指示部21を反時計回り1ステ
ップ回動する。
【0102】次にCPU11は、回動後のチャンネルま
たは画面分割数に表示を変更し(S207)、ダイヤル
オブジェクト20に対する操作の検出処理を終了する。
一方、S203の判定で、左ボタンによるクリックでな
かった場合、CPU11は右ボタンによるクリックか否
かを判定する(S205)。右ボタンによるクリックで
あった場合、CPU11は、ダイヤルオブジェクト20
の指示部21を時計回りに1ステップ回動する。
【0103】次に、CPU11は、回動後のチャンネル
または画面分割数に表示を変更し(S207)、ダイヤ
ルオブジェクト操作の検出処理を終了する。S205の
判定で、右ボタンによるクリックでなかった場合、CP
U11は何もしないでダイヤルオブジェクト20に対す
る操作の検出処理を終了する。
【0104】以上のように、本実施形態の情報処理装置
1では、ユーザはマウス16の操作により、ダイヤルオ
ブジェクト20の指示部21を回動させ、ブラウザの表
示を変更することができる。したがって、ユーザはテレ
ビのチャンネルを操作する感覚で簡単にブラウザの表示
を切り替えることができる。
【0105】また、ダイヤルオブジェクト20上にマウ
スカーソルを位置し、左クリックまたは右クリックする
という簡単な操作によりブラウザの表示を切り替えるこ
とができるので、煩雑な操作が不要となる。 <変形例>上記実施形態では、ダイヤルオブジェクト2
0は図16に示すように、円周に沿って配置された数字
及び分割数を示す文字列(ダイヤル文字)と、円周の中
心を基準に回動する指示部21から構成された。しか
し、本発明の実施は、このようなダイヤルオブジェクト
20の形状そのものには限定されない。例えば、ダイヤ
ルオブジェクト20は、指示部21がなく、数字または
分割数を示す文字列を白黒反転して、指示位置を示すも
のであってもよい。指示部21が円環状であって、特定
位置を示す突起を有するものであってもよい。 《第3実施形態》図18から図27の図面に基づいて、
本発明の第3実施形態を説明する。図18は、オブジェ
クトの移動操作を説明する図であり、図19は第3実施
形態におけるプログラムの構造図であり、図20は、第
3実施形態に係る情報表示装置1が使用する移動先リス
トのデータ構造図であり、図21はオブジェクトの移動
処理の手順を示すフローチャートであり、図22及び図
23本実施形態の変形例1に係るオブジェクトの移動処
理の手順を示しフローチャートであり、図24は本実施
形態の変形例2に係るオブジェクトの移動を説明する図
であり、図25は、変形例2に係るオブジェクトの移動
処理を示すフローチャートであり、図26は本実施形態
の変形例3に係るプログラムの構造図であり、図27
は、変形例3に係るオブジェクトの移動処理を示すフロ
ーチャートである。
【0106】上記第1及び第2実施形態においては、表
示領域22を分割して複数の情報を表示する情報表示装
置1、その情報表示装置1において情報を切り替えるダ
イヤルオブジェクト20を説明した。本実施形態におい
ては、そのような情報表示装置1において、他のオブジ
ェクトの表示を阻害するオブジェクトを適切な位置に移
動する機能を説明する。他の構成は、第1実施形態、ま
たは第2実施形態と同様であり、必要に応じて図1から
図17の図面を参照する。 <オブジェクトの移動機能>図18は、オブジェクトの
移動操作を説明する図である。図18の画面30及び画
面31には、自動車を示すオブジェクトと、円の中に数
字の7を表示した円形オブジェクトが表示されている。
【0107】この円形オブジェクトは、例えば上述の表
示領域において対応するチャンネル番号を示すために表
示されるものなどである。画面30では、円形オブジェ
クトが自動車の一部に被さっている。このため、自動車
のオブジェクトの一部の表示が阻害されている。本実施
形態においては、ワンタッチ操作によって、画面30の
ような状態から画面31に示すような状態に変更させる
機能を説明する。すなわち、画面30の円形オブジェク
トがマウス16によりクリックされると、本実施形態の
情報表示装置1は、円形オブジェクトを画面31のよう
に特定の位置に移動させて表示する。 <プログラムの構造>図19にこの情報処理装置1のC
PU11で実行されるプログラムの構造を示す。この情
報処理装置1では、プログラムは、ウィンドウシステム
40と、アプリケーション・プログラム41とからな
る。ウィンドウシステム40としては、米国マイクロソ
フト社のウィンドウズが知られている。
【0108】ウィンドウシステム40は、アプリケーシ
ョン・プログラム41の指示により、オブジェクトをC
RT14に表示する。また、ウィンドウ・システム40
は、マウス16によるユーザ操作を監視する。
【0109】アプリケーション・プログラム41は、ウ
ィンドウシステム40からの報告42に従い、ユーザ操
作に応答する。ユーザが特定のオブジェクトをクリック
すると、ウィンドウシステム40からそのオブジェクト
を表示させているアプリケーション・プログラム41に
報告42が発せられる。
【0110】この報告42を受けたアプリケーション・
プログラム41はオブジェクトの移動先を定義した移動
先リスト43を参照し、移動先を決定する。そして、ア
プリケーション・プログラム41は、ウィンドウ・シス
テム40にオブジェクトの移動先を示す指示44を発す
る。
【0111】この指示44に基づいてウィンドウシステ
ム40は、オブジェクトを指示された位置に表示する。 <移動先リスト43の構造>図20は、オブジェクトの
移動先を予め定義した移動先リスト43を示す図であ
る。この移動先リスト43は、移動対象となるオブジェ
クトごとに用意される。この移動先リスト43は、「現
在位置」、「移動位置」、及び「移動の順番」という欄
を有するレコードからなる。
【0112】「現在位置」は、現在のオブジェクトの位
置に相当するレコードにおいて値1を保持する。また、
現在のオブジェクトの位置に相当しないレコードにおい
ては、「現在位置」は空欄となる。
【0113】「移動位置」には、オブジェクトの移動先
が示される。本実施形態の情報表示装置1では、移動位
置として表示領域22の9カ所の位置が定義される。例
えば、「左上端」とは、表示領域22の左上隅の位置を
示す。同様に、「右上端」とは、表示領域22の右上隅
の位置を示す。以下、「左下端」乃至「中下端」も同様
である。
【0114】「移動の順番」とは、そのオブジェクトが
クリックされたときの、移動順序を示す。例えば、現在
位置が「左上端」であるとき、その移動の順番は1であ
る。このとき、オブジェクトがクリックされると、その
オブジェクトは、「移動の順番」が現在位置の次に定義
されている「右上端」(移動の順番が2)に移動する。 <作用>図21に、アプリケーション・プログラム41
におけるオブジェクト移動処理を示す。CPU11は、
この処理を実行することにより、本実施形態の情報処理
装置1としての機能を提供する。
【0115】このオブジェクト移動処理では、CPU1
1はウィンドウ・システム40を介してユーザ操作を監
視する(S300)。ユーザ操作が検出されたとき(S
300の判定でYの場合)、CPU11はオブジェクト
がクリックされたか否かを判定する。オブジェクトがク
リックされなかった場合、CPU11は制御をS300
に戻し、ユーザ操作を監視する。
【0116】一方、オブジェクトがクリックされた場
合、CPU11はオブジェクトの現在位置を取得する
(S302)。現在位置は、ウィンドウシステム40に
問い合わせることで取得できる。
【0117】次に、CPU11は移動先リスト43を参
照して移動先の位置を取得する(S303)。次に、C
PU11はウィンドウシステム40に対してオブジェク
トの移動を指示する(S304)。これによって、オブ
ジェクトが移動先リスト43に定義された次の移動先に
移動する。
【0118】その後、CPU11は制御をS300に戻
し、ユーザ操作を監視する。以上述べたように、本実施
形態の情報表示装置1では、オブジェクトがクリックさ
れたときに、そのオブジェクトが所定の移動先に移動さ
れる。このため、1つのオブジェクトが他のオブジェク
トに被さっているような場合、ユーザはマウス16のク
リック操作でオブジェクトを移動できる。したがって、
従来のようなドラッグ操作をする手間を簡略できる。ま
た、従来のように、被さっているオブジェクトを削除し
たり、アイコン化したするものでないため、表示の必要
なオブジェクトを他のオブジェクトの邪魔にならないよ
うに表示させておくことができる。
【0119】また、本実施形態を実施形態1で実現する
場合、円形オブジェクトへのダブルクリックが表示領域
の変更に用いられているため、本実施形態におけるクリ
ックを第1実施形態におけるクリックと重複しない、例
えば、右ボタンのクリックなどに割り当てるようにすれ
ばよい。 <移動処理の変形例1>図22に、オブジェクトの移動
処理の変形例1を示す。上記第3実施形態に係る情報表
示装置1では、CPU11が移動先リスト43を参照し
てオブジェクトの移動先を決定した。しかし、本発明の
実施は、このような移動先の決定手順に限定されるもの
ではない。例えば、図22に示す手順では、他のオブジ
ェクトが表示されていない空き領域に移動対象のオブジ
ェクトが移動される。
【0120】図22において、S300、及びS301
の判定は図21と同一であるので、その説明を省略す
る。図22においては、オブジェクトのクリックが検出
されると、CPU11は画面上の空き領域を検出する
(S312)。
【0121】次に、アプリケーション・プログラム41
は、その空き領域へのオブジェクトの移動をウィンドウ
・システム40に指示する(S313)。これによっ
て、オブジェクトが空き領域に移動する。その後、CP
U11は制御をS300に戻し、ユーザ操作を監視す
る。
【0122】図23に、空き領域探索処理の詳細を示
す。空き領域は、アプリケーション・プログラム41が
ウィンドウシステム40に問い合わせることで認識でき
る。CPU11は、まず、ウィンドウシステム40に問
い合わせて、そのウィンドウシステム40が管理するオ
ブジェクトの一覧を取得する(S3121)。
【0123】次に、CPU11はウィンドウシステム4
0に問い合わせて、各オブジェクトの画面上の存在領域
を取得する(S3122)。次に、CPU11は各オブ
ジェクトの画面上の存在領域を除外した領域を求める。
これは、例えば、画面上の画素からなる配列、例えば1
024×1024の配列を用い、上記各オブジェクトの
画面上の存在領域に対応する画素にチェックマークを付
し、チェックマークのない画素を連結することで求める
ことができる。そのような連結は、例えば画像処理方法
として知られたランレングスを用いて表現できる。
【0124】次に、CPU11は上記領域から最大の空
き領域(ランレングスがX方向及びY方向に最大の領
域)を求め、これを空き領域として決定する(S312
4)。その後CPU11は、空き領域探索処理を終了す
る。
【0125】なお、上記方法以外に、例えば、CPU1
1は、不図示のVRAMを走査し、VRAM上のデータ
から空き領域を求めてもよい。 <移動処理の変形例2>図24及び図25によってオブ
ジェクトの移動方法の変形例2を示す。上記第3実施形
態においては、移動先リスト43にオブジェクトの移動
先と、移動の順番とを保持し、その順番にしたがって移
動対象のオブジェクトを移動した。これに、代えて、オ
ブジェクトの移動量(X方向とY方向と)を保持し、移
動対象のオブジェクトをその移動量だけ移動してもよ
い。
【0126】図24に、このようにして移動されるオブ
ジェクトを示す。円の中に数字の2が示された円形オブ
ジェクトをユーザがクリックすると、この円形オブジェ
クトは所定の距離だけ画面上を移動する。移動位置がX
方向またはY方向において表示領域を超えると、移動位
置が1画面分戻される。このようにして、移動する円形
オブジェクトの移動軌跡を点線矢印で示す。
【0127】図25に、このときCPU11で実行され
る処理を示す。S300及びS301の判定は図21と
同一であるので、その説明を省略する。図25において
は、オブジェクトのクリックが検出されると、CPU1
1はメモリ12に保持された不図示の移動量テーブルか
ら移動量(Δx,Δy)を読み出す(S322)。
【0128】次に、CPU11は、移動位置を計算する
(S323)。移動位置は以下の式で求めることができ
る。 移動後X座標=Mod(移動前X座標+Δx,X方向画
面サイズ) 移動後Y座標=Mod(移動前Y座標+Δy,Y方向画
面サイズ) ここで、Mod(A,B)は、AをBで割ったときの剰
余である。したがって、移動後の座標は必ず画面の範囲
に入る。
【0129】次にCPU11は、移動対象のオブジェク
トを上記移動後のX、Yに移動する(S324)。上記
移動量テーブルは、オブジェクトごとに個別に用意して
もよいし、複数オブジェクトで共用してもよい。例え
ば、移動量テーブルを情報表示装置1において1種類用
意し、すべてのオブジェクトで共用してもよい。
【0130】また、複数のオブジェクトを表示するプロ
グラム中で移動量テーブルを1種類用意し、そのプログ
ラムで表示されるオブジェクトで移動量テーブルを共用
してもよい。 <移動処理の変形例3>上記第3実施形態において、オ
ブジェクトを表示させるアプリケーション・プログラム
41の処理に基づいてオブジェクトの移動が移動され
た。しかし、本発明の実施は、アプリケーション・プロ
グラム41の指示によるオブジェクトの移動に限定され
るものではない。
【0131】図26に、アプリケーション・プログラム
41の処理を介在させず、ウィンドウ・システム40の
処理によってオブジェクトを移動する情報表示装置1
(変形例3)におけるプログラムの構成を示す。
【0132】この情報表示装置1では、ユーザのマウス
16による特定のオブジェクトに対する操作を検出する
と、ウィンドウシステム40は、移動先リスト43を参
照する。そして、ウィンドウシステム40は、その移動
先リスト43の定義に基づいてオブジェクトの移動先を
決定する。ウィンドウシステム40は、オブジェクトの
表示位置をウィンドウシステムのデータベース(このデ
ータベースは例えば、米国マイクロソフト社のウィンド
ウシステムであるWindowsではレジストリと呼ば
れる)に移動先を書き込む。そして、ウィンドウシステ
ム40は、オブジェクトを再表示させる。これにより、
そのオブジェクトが移動先に表示される。
【0133】図27に、この場合にCPU11で実行さ
れるウィンドウシステム40の処理を示す。図27にお
いて、S300及びS301の判定は図21と同一であ
るので、その説明を省略する。
【0134】図27においては、オブジェクトのクリッ
クが検出されると、CPU11はオブジェクトの移動先
を検索する(S332)。この場合、移動先を第3実施
形態のように移動先リスト43に定義してもよいし、変
形例2のように移動量テーブルに定義してもよい。
【0135】次にCPU11は、オブジェクトの表示位
置を示すレジストリの内容を書き換える(S333)。
すなわち、CPU11は表示位置の座標を移動先の座標
に変更する。
【0136】次に、CPU11は、オブジェクトを再表
示させる(S334)。これによってオブジェクトがそ
の移動先に表示される。なお、この変形例では、ウィン
ドウシステム40として米国マイクロソフト社のウィン
ドウズを想定し、ウィンドウシステムのデータベースと
してレジストリを想定した。しかし、本発明の実施は、
ウィンドウズに限られるものではない。例えば、UNI
X(登録商標)システムで一般的なXウィンドウやOS
F/Motifにおいても本発明は実施できる。 <ハードウェアの変形例>上記実施形態においては、操
作対象を移動させる指示としてマウス16によるクリッ
クを検出した。しかし、本発明の実施はこのような構成
に限定されるものではない。マウス16の代わりに、他
のポインティングデバイス、例えば、タッチパネルを使
用し、オブジェクトに対するワンタッチ操作を検出して
もよい。また、赤外線等の電磁波を利用したリモートコ
ントローラの特定の信号によりオブジェクトを移動させ
てもよい。すなわち、そのリモートコントローラからの
電磁波を受ける受光部を情報処理装置1に備え、そのリ
モートコントローラの特定の押ボタン押下による信号
(電磁波)を受光部が検出したときに、特定のオブジェ
クトを移動させるようにしてもよい。 <その他の変形例>上記第3実施形態においては、移動
先リスト43をオブジェクトごとに用意した。これに代
えて、移動先リスト43を複数のオブジェクトで共用し
てもよい。例えば、移動先リスト43を情報表示装置1
において1種類用意し、すべてのオブジェクトで共用し
てもよい。
【0137】また、複数のオブジェクトを表示するプロ
グラム中で移動先リスト43を1種類用意し、そのプロ
グラムで表示されるオブジェクトで移動先リスト43を
共用してもよい。 《その他》本実施の形態は以下の発明を開示する。 (付記1)所定領域を分割した複数の表示領域を有する
表示部と、前記各表示領域に表示する情報を指定させる
操作部と、前記指定された情報を取得する取得部と、前
記取得された情報を対応する前記表示領域に表示させる
制御部と、を備えた情報表示装置。 (付記2)前記取得部は、通信部を有し、ネットワーク
にアクセスして情報を取得する、付記1記載の情報表示
装置。 (付記3)表示した情報の表示履歴を記憶する履歴記憶
部をさらに備え、前記表示履歴として記憶されている情
報を所定の順に各表示領域に表示する付記1記載の情報
表示装置。 (付記4)第1の表示領域に表示された第1の情報が第
2の情報と関連付けられているときに、その第2の情報
を表示させる指定がされると、第1の表示領域における
第1の情報の表示を維持して、その第2の情報を第2の
表示領域に表示する付記1記載の情報表示装置。 (付記5)前記第1の情報は、特定のキーワードにより
前記第2の情報に関連づけられ、そのキーワードが前記
第2の表示領域へドラッグアンドドロップされたとき
に、第2の情報が表示される付記4記載の情報表示装
置。 (付記6)前記表示部は前記表示領域を識別する識別情
報を表示し、前記制御部は、前記操作部を介して表示領
域に対応する識別情報が指定されると、その識別情報に
対応する表示領域を拡大してその単一の表示領域のみを
表示させる付記1記載の情報表示装置。 (付記7)前記識別情報は、その識別情報によって識別
される表示領域内に表示され、前記操作部によりその識
別情報に対する指示操作が検出されると、その識別情報
に対応する表示領域を拡大する付記6記載の情報表示装
置。 (付記8)前記操作部によりその識別情報に対する指示
操作を検出すると、前記拡大された単一の表示領域か
ら、複数の表示領域に変更する付記6記載の情報表示装
置。 (付記9)略円周状に沿って配置した識別情報及び前記
円周状の中心部に対して回動し前記識別情報のいずれか
を指示する指示部を有する回動オブジェクトを表示する
表示部と、操作部による前記回動オブジェクトへの操作
を検出する検出部と、前記検出した操作に応じて前記指
示部を回動させる制御部とを備えた情報表示装置。 (付記10)前記操作部は、少なくともの2つのボタン
を有するポインティングデバイスであり、前記指示部
は、第1のボタンの押下により反時計回りに回動し、第
2のボタンの押下により時計回りに回動する付記8記載
の情報表示装置。 (付記11)前記2つのボタンは左右のボタンからな
り、前記第1のボタンは左ボタンであり、前記第2のボ
タンは右ボタンである付記10記載の情報表示装置。 (付記12)ネットワークにアクセスして情報を取得す
る通信部と、取得した情報を表示する表示部と、前記識
別情報を特定の情報に対応付ける対応記憶部と、前記通
信部を介してネットワークから取得した情報を前記表示
領域に表示する制御部と、を備え、前記表示部は、情報
を表示する表示領域と、略円周状に沿って配置された表
示領域の識別情報及び前記円周状の中心部に対して回動
し前記識別情報のいずれかを指示する指示部を有する回
動オブジェクトと、を備え、前記制御部は、操作部によ
る前記回動オブジェクトへの操作を検出し、その操作に
応じて前記指示部を回動させ、その回動された位置にお
いて指示される識別情報に対応する情報を表示する情報
表示装置。 (付記13)前記回動オブジェクトは、表示部の表示領
域を複数に分割させる分割数を示す情報を略円形状に沿
って配置し、前記指示部がその分割数を示す情報を指示
する位置に回動されたときに、前記表示領域をその分割
数で分割して複数の情報を表示する付記12記載の情報
表示装置。 (付記14)複数の識別情報のいずれかを指示する指示
部を有するオブジェクトを表示する表示部と、操作部に
よる前記オブジェクトへの指示操作の内容を検出する検
出部と、前記検出した指示操作内容に応じて前記指示部
が指示する識別情報を変更する制御部と、を備えた情報
表示装置。 (付記15)画面上に表示され操作の対象となるオブジ
ェクトを表示する表示部と、前記操作部によるオブジェ
クトへの指示操作を検出し、その指示操作にしたがって
表示部へのオブジェクトの表示態様を変更させる制御部
とを備え、第1の表示位置に表示されたオブジェクトに
対する指示操作により、そのオブジェクトを第2の表示
位置に移動して表示する情報表示装置。 (付記16)前記操作部はマウスであり、前記指示操作
は、オブジェクトのクリックである付記15記載の情報
表示装置。 (付記17)前記操作部はタッチパネルであり、前記指
示操作はオブジェクトへのワンタッチ操作である付記1
5記載の情報表示装置。 (付記18)前記操作部は、押ボタンを有するリモート
コントローラであり、前記指示操作はその押ボタンの押
下操作である請求15記載の情報表示装置。 (付記19)コンピュータに、所定領域を分割した複数
の表示領域を形成するステップと、前記表示領域に表示
する情報を指定させるステップと、前記指定された情報
を取得するステップと、前記取得された情報を対応する
前記表示領域に表示するステップと、を実行させるプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。(11) (付記20)ネットワークにアクセスして情報を取得す
るステップをさらに実行させる付記19記載のプログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記21)表示した情報の表示履歴を記憶するステッ
プをさらに実行させ、前記表示履歴として記憶されてい
る情報を所定の順に各表示領域に表示させる付記19記
載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体。 (付記22)第1の表示領域に表示された第1の情報が
第2の情報と関連付けられているときに、その第2の情
報を表示させる指定がされると、第1の表示領域の第1
の情報の表示を維持して、その第2の情報を第2の表示
領域に表示するステップをさらに実行させる付記19記
載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体。 (付記23)前記第1の情報は、特定のキーワードによ
り前記第2の情報に関連づけられ、そのキーワードが前
記第2の表示領域へドラッグアンドドロップされたとき
に、第2の情報を表示させる付記22記載のプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記24)前記表示領域を識別する識別情報を表示す
るステップと、その識別情報に対する操作を検出するス
テップとをさらに実行させ、表示領域に対応する識別情
報が指定されると、その識別情報に対応する表示領域を
拡大して単一の表示領域のみを表示させる付記19記載
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体。 (付記25)前記識別情報は、その識別情報によって識
別される表示領域内に表示され、その識別情報に対する
指示操作を検出すると、その識別情報に対応する表示領
域を拡大するステップをさらに実行させる付記24記載
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体。 (付記26)前記識別情報に対する指示操作を検出する
と、前記拡大された単一の表示領域から、複数の表示領
域に変更する付記25記載のプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記27)コンピュータに、略円周状に沿って配置し
た識別情報及び前記円周状の中心部に対して回動し前記
識別情報のいずれかを指示する指示部を有する回動オブ
ジェクトを表示するステップと、前記回動オブジェクト
への操作を検出するステップと、前記検出した操作に応
じて前記指示部を回動させるステップとを実行させるプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。(12) (付記28)前記操作は、少なくとも2つのボタンを有
するポインティングデバイスへの操作であり、前記指示
部を、第1のボタンの押下により反時計回りに回動さ
せ、第2のボタンの押下により時計回りに回動させる付
記27記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体。 (付記29)前記2つのボタンは左右のボタンからな
り、前記第1のボタンは左ボタンであり、前記第2のボ
タンは右ボタンである付記28記載のプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記30)コンピュータに、ネットワークにアクセス
して情報を取得するステップと、情報を表示する表示領
域を形成するステップと、略円周状に沿って配置された
表示領域の識別情報及び前記円周状の中心部に対して回
動し前記識別情報のいずれかを指示する指示部を有する
回動オブジェクトを表示するステップと、前記識別情報
を特定の情報に対応付けるステップと、前記回動オブジ
ェクトへの操作を検出するステップと、その操作に応じ
て前記指示部を回動するステップと、その回動された位
置において指示される識別情報に対応する情報を前記表
示領域に表示するステップと、を実行させるプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。(1
3) (付記31)前記回動オブジェクトは、表示部に表示さ
れる表示画面を複数の表示領域に分割させる分割数を示
す情報を略円周上に沿って配置し、前記指示部がその分
割数を示す情報を指示する位置に回動されたときに、前
記表示画面をその分割数で分割して複数の情報を表示さ
せる付記30記載のプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体。 (付記32)複数の識別情報のいずれかを指示する指示
部を有するオブジェクトを表示するステップと、前記オ
ブジェクトへの指示操作の内容を検出するステップと、
前記検出した指示操作内容に応じて前記指示部が指示す
る識別情報を変更するするステップとからなるプログラ
ムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体。
(14) (付記33)コンピュータに、画面上に表示され操作の
対象となるオブジェクトを表示するステップと、そのオ
ブジェクトへの指示操作を検出するステップと、その指
示操作にしたがってオブジェクトの表示態様を変更させ
るステップとからなり、第1の表示位置に表示されたオ
ブジェクトに対する指示操作を検出したときに、そのオ
ブジェクトを第2の表示位置に移動して表示させるプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。(15) (付記34)前記コンピュータはマウスを備え、前記指
示操作は、オブジェクトのクリックである付記33記載
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体。 (付記35)前記コンピュータはタッチパネルを備え、
前記指示操作は、オブジェクトへのワンタッチである付
記33記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体。 (付記36)前記コンピュータは押ボタンを有するリモ
ートコントローラとの通信部を備え、前記所定の操作
は、その押ボタンの押下操作である付記33記載のプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の表示領域を形成しておき、複数の情報を前記各表
示領域に表示するので、リンクよって関連づけられた情
報を効率的に表示できる。また、これにより、二つの内
容を簡易に見比べることができる。
【0139】また、本発明によれば、回動オブジェクト
への操作を検出し、その操作に応じて前記指示部を回動
させ、その回動された位置において指示される識別情報
に対応する情報を表示領域に表示するので、複数の情報
を簡易に切り替えて表示することができる。
【0140】また、本発明によれば、第1の表示位置に
表示されたオブジェクトに対する第1の表示位置におけ
る所定の操作を検出したときに、そのオブジェクトを第
2の表示位置に移動して表示させるので、複数のオブジ
ェクトが重なっている場合に、その2つのオブジェクト
の重なりを簡易に解消させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるネットワークの
構成図
【図2】本発明の第1実施形態に係る情報表示装置1の
ハードウェア構成図
【図3】チャンネルテーブルのデータ構造を示す図
【図4】単一画面による表示例
【図5】2分割画面を示す図
【図6】4分割画面を示す図
【図7】9分割画面を示す図
【図8】履歴管理テーブルのデータ構造を示す図
【図9】ブラウザの処理を示すフローチャート
【図10】ブラウザのイベント処理を示すフローチャー
ト(1)
【図11】ブラウザのイベント処理を示すフローチャー
ト(2)
【図12】ブラウザの履歴管理処理を示すフローチャー
【図13】ブラウザのチャンネル切替処理を示すフロー
チャート
【図14】履歴管理処理の変形例を示す図
【図15】履歴管理リストを示す図
【図16】ダイヤルオブジェクト20の操作を説明する
【図17】ダイヤルオブジェクト20の操作の検出処理
を示すフローチャート
【図18】オブジェクトの移動操作を説明する図
【図19】第3実施形態におけるプログラムの構造図
【図20】移動先リストのデータ構造図
【図21】オブジェクトの移動処理の手順を示すフロー
チャー
【図22】変形例1のオブジェクトの移動処理の手順を
示しフローチャート
【図23】空き領域探索処理を示すフローチャート
【図24】変形例2に係るオブジェクトの移動を説明す
る図
【図25】変形例2に係るオブジェクトの移動処理を示
すフローチャート
【図26】変形例3に係るプログラムの構造図
【図27】変形例3に係るオブジェクトの移動処理を示
すフローチャート
【符号の説明】
1 情報表示装置 11 CPU 12 メモリ 13 ハードディスク 14 CRT 15 キーボード 16 マウス 20 チャンネルオブジェクト 21 指示部 22 表示領域 23 チャンネル番号表示オブジェクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 麻美 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B069 AA01 BA03 CA14 CA15 LA03 5E501 AA04 AC37 BA03 CA04 CB02 CB09 EA10 EA12 EA13 FA03 FA06 FA13 FA14 FA47 FB34

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定領域を分割した複数の表示領域を有す
    る表示部と、 前記各表示領域に表示する情報を指定させる操作部と、 前記指定された情報を取得する取得部と、 前記取得された情報を対応する前記表示領域に表示させ
    る制御部と、 を備えた情報表示装置。
  2. 【請求項2】第1の表示領域に表示された第1の情報が
    第2の情報と関連付けられているときに、その第2の情
    報を表示させる指定がされると、第1の表示領域におけ
    る第1の情報の表示を維持して、その第2の情報を第2
    の表示領域に表示する請求項1記載の情報表示装置。
  3. 【請求項3】略円周状に沿って配置した識別情報及び前
    記円周状の中心部に対して回動し前記識別情報のいずれ
    かを指示する指示部を有する回動オブジェクトを表示す
    る表示部と、 操作部による前記回動オブジェクトへの操作を検出する
    検出部と、 前記検出した操作に応じて前記指示部を回動させる制御
    部とを備えた情報表示装置。
  4. 【請求項4】ネットワークにアクセスして情報を取得す
    る通信部と、 取得した情報を表示する表示部と、前記識別情報を特定
    の情報に対応付ける対応記憶部と、 前記通信部を介してネットワークから取得した情報を前
    記表示領域に表示する制御部と、を備え、 前記表示部は、情報を表示する表示領域と、略円周状に
    沿って配置された表示領域の識別情報及び前記円周状の
    中心部に対して回動し前記識別情報のいずれかを指示す
    る指示部を有する回動オブジェクトと、を備え、 前記制御部は、操作部による前記回動オブジェクトへの
    操作を検出し、その操作に応じて前記指示部を回動さ
    せ、その回動された位置において指示される識別情報に
    対応する情報を表示する情報表示装置。
  5. 【請求項5】画面上に表示され操作の対象となるオブジ
    ェクトを表示する表示部と、前記操作部によるオブジェ
    クトへの指示操作を検出し、その指示操作にしたがって
    表示部へのオブジェクトの表示態様を変更させる制御部
    とを備え、 第1の表示位置に表示されたオブジェクトに対する指示
    操作により、そのオブジェクトを第2の表示位置に移動
    して表示する情報表示装置。
  6. 【請求項6】コンピュータに、所定領域を分割した複数
    の表示領域を形成するステップと、前記表示領域に表示
    する情報を指定させるステップと、 前記指定された情報を取得するステップと、 前記取得された情報を対応する前記表示領域に表示する
    ステップと、を実行させるプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】第1の表示領域に表示された第1の情報が
    第2の情報と関連付けられているときに、その第2の情
    報を表示させる指定がされると、第1の表示領域の第1
    の情報の表示を維持して、その第2の情報を第2の表示
    領域に表示するステップをさらに実行させる請求項6記
    載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  8. 【請求項8】コンピュータに、 略円周状に沿って配置した識別情報及び前記円周状の中
    心部に対して回動し前記識別情報のいずれかを指示する
    指示部を有する回動オブジェクトを表示するステップ
    と、 前記回動オブジェクトへの操作を検出するステップと、 前記検出した操作に応じて前記指示部を回動させるステ
    ップとを実行させるプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】コンピュータに、 ネットワークにアクセスして情報を取得するステップ
    と、 情報を表示する表示領域を形成するステップと、 略円周状に沿って配置された表示領域の識別情報及び前
    記円周状の中心部に対して回動し前記識別情報のいずれ
    かを指示する指示部を有する回動オブジェクトを表示す
    るステップと、前記識別情報を特定の情報に対応付ける
    ステップと、前記回動オブジェクトへの操作を検出する
    ステップと、その操作に応じて前記指示部を回動するス
    テップと、 その回動された位置において指示される識別情報に対応
    する情報を前記表示領域に表示するステップと、を実行
    させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  10. 【請求項10】コンピュータに、 画面上に表示され操作の対象となるオブジェクトを表示
    するステップと、そのオブジェクトへの指示操作を検出
    するステップと、その指示操作にしたがってオブジェク
    トの表示態様を変更させるステップとからなり、 第1の表示位置に表示されたオブジェクトに対する指示
    操作を検出したときに、そのオブジェクトを第2の表示
    位置に移動して表示させるプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】コンピュータに、所定領域を分割した複
    数の表示領域を形成するステップと、前記表示領域に表
    示する情報を指定させるステップと、 前記指定された情報を取得するステップと、 前記取得された情報を対応する前記表示領域に表示する
    ステップと、を実行させるプログラム。
  12. 【請求項12】コンピュータに、 略円周状に沿って配置した識別情報及び前記円周状の中
    心部に対して回動し前記識別情報のいずれかを指示する
    指示部を有する回動オブジェクトを表示するステップ
    と、 前記回動オブジェクトへの操作を検出するステップと、 前記検出した操作に応じて前記指示部を回動させるステ
    ップとを実行させるプログラム。
  13. 【請求項13】コンピュータに、 ネットワークにアクセスして情報を取得するステップ
    と、 情報を表示する表示領域を形成するステップと、 略円周状に沿って配置された表示領域の識別情報及び前
    記円周状の中心部に対して回動し前記識別情報のいずれ
    かを指示する指示部を有する回動オブジェクトを表示す
    るステップと、前記識別情報を特定の情報に対応付ける
    ステップと、前記回動オブジェクトへの操作を検出する
    ステップと、その操作に応じて前記指示部を回動するス
    テップと、 その回動された位置において指示される識別情報に対応
    する情報を前記表示領域に表示するステップと、を実行
    させるプログラム。
  14. 【請求項14】コンピュータに、複数の識別情報のいず
    れかを指示する指示部を有するオブジェクトを表示する
    ステップと、 前記オブジェクトへの指示操作の内容を検出するステッ
    プと、 前記検出した指示操作内容に応じて前記指示部が指示す
    る識別情報を変更するするステップとを実行させるプロ
    グラム。
  15. 【請求項15】コンピュータに、 画面上に表示され操作の対象となるオブジェクトを表示
    するステップと、そのオブジェクトへの指示操作を検出
    するステップと、その指示操作にしたがってオブジェク
    トの表示態様を変更させるステップとからなり、 第1の表示位置に表示されたオブジェクトに対する指示
    操作を検出したときに、そのオブジェクトを第2の表示
    位置に移動して表示させるプログラム。
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