JP2011238184A - 狭域無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力が低減されたうえで、不要な報知の繰り返しが抑制された狭域無線通信装置の提供。
【解決手段】アイドルストップ機能を有する内燃機関を搭載した車両において、ICカードインターフェース50に挿入されたICカード15に記憶された情報にアクセスし、情報に関連した狭域無線通信処理を車両外部の路側機との間で行うETC車載器100であって、ICカードインターフェース50においてICカード15が検知されているか否かに関する旨を使用者に報知するものである。ETC車載器100は、アイドルストップ情報取得部30によって取得されたアイドルストップ情報に基づいて、内燃機関の始動がアイドルストップ後の始動であると判定した場合に、使用者への報知を停止する。加えて、ETC車載器100への電力供給の開始及び停止は、内燃機関の始動及び停止に応じて実施される。
【選択図】図3

Description

車両において、記憶媒体挿入部に挿入された記憶媒体に記憶された情報にアクセスし、当該情報に関連した狭域無線通信処理を車両の外部の路側機との間で行う狭域無線通信装置に関する。
従来、車両に搭載される狭域無線通信装置において、当該装置への電力の供給及び停止を行う電力供給手段と、記憶媒体を検知する検知手段と、検知手段による記憶媒体の検知情報を車両の使用者に報知する報知手段とを備えるものが知られている。このような狭域無線通信装置の一例がETC(Electronic Toll Collection 登録商標)の車載器である。ETCの車載器では、電力供給手段による電力の供給が開始されると、検知手段は、カードリーダに挿入された記憶媒体としてのICカードにアクセス可能か否かを検知する。報知手段は、検知手段がICカードを検知しているか否かの検知情報を取得し、検知されていない場合にはその旨を、また検知している場合にはその旨を、それぞれ車両の使用者に報知する。
さて、近年、車両の状態が予め定められた停止条件を満たすと一時停止する、所謂アイドルストップ機能を備える内燃機関を搭載した車両の普及が著しい。このような車両に搭載された車載器は、アイドルストップによって内燃機関が一時停止した後、内燃機関が再び始動された際にも、報知手段によってICカードが検知さているか否かに関する検知情報の報知を行ってしまう場合がある。すると、アイドルストップが行われる度に車両の使用者に報知が繰り返される事態が生じ得る。
このような事態を回避するため、特許文献1に開示の車載器は、車両に搭載された内燃機関が動作中であるか否かを判定し、ICカードが検知されているか否かに関する使用者への報知を停止することができる。具体的には、特許文献1に開示の車載器は、内燃機関が停止された後、再び始動されるまでの時間を計測し、当該時間が所定の閾値以内であるか否かによって、アイドルストップ後の再始動であるか、内燃機関の動作が完全に停止した後の始動であるかを判定する。アイドルストップが内燃機関の一時停止であることによれば、アイドルストップ後に再始動されたときは、報知手段による使用者への報知は成されない。これにより、車載器から不要な報知が繰り返される事態は抑制されるのである。
特開2008−287421号公報
さて、特許文献1に開示の車載器では、内燃機関の停止から再始動までの時間を計測する必要がある。故に、電力供給手段は、狭域無線通信装置への電力供給を、アイドルストップによる内燃機関の停止に応じて、停止させることができない。故に、車両の状態が予め定められた停止条件を満たすことにより、内燃機関が一時停止している場合であっても、狭域無線通信装置への電力供給は継続される必要がある。故に、エネルギーの消費量を低減する目的で内燃機関を一時停止させているにもかわらず、狭域無線通信装置の電力消費量は高いままであった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、消費電力が低減されたうえで、不要な報知の繰り返しが抑制された狭域無線通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、車両の状態が予め定められた停止条件を満たすと一時停止する内燃機関を備える車両において、記憶媒体挿入部に挿入された記憶媒体に記憶された情報にアクセスし、情報に関連した狭域無線通信処理を車両の外部の路側機との間で行う狭域無線通信装置であって、アクセス可能な記憶媒体が記憶媒体挿入部に挿入されているか否かを検知する検知手段と、内燃機関の始動及び停止に応じて、狭域無線通信装置への電力供給の開始及び停止をする電力供給手段と、電力供給手段による電力の供給が開始されると、内燃機関の始動が一時停止からの始動であるか否かの始動情報を取得する始動情報取得手段と、電力供給手段による電力の供給が開始されると、検知手段が記憶媒体を検知しているか否かの検知情報を取得し、記憶媒体が検知されているか否かの旨を車両の使用者に報知する報知手段であって、使用者への報知前において、始動情報取得手段によって取得された当該始動情報に基づいて内燃機関の始動が一時停止からの始動であると判定した場合に、使用者への報知を停止する報知手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、狭域無線通信装置が備える検知手段、始動情報取得手段、報知手段等への電力供給は、電力供給手段によって、内燃機関の始動及び停止に応じて開始及び停止される。故に、車両の状態が予め定められた停止条件を満たすことにより内燃機関が一時停止された場合には、狭域無線通信装置への電力の供給も停止される。故に、狭域無線通信装置の消費電力を低減することができる。
また、内燃機関が一時停止から始動されると、電力供給手段は、狭域無線通信装置への電力の供給を開始する。この電力供給手段による電力供給の開始により、検知手段は、アクセス可能な記憶媒体が記憶媒体挿入部に挿入されているか否かを検知することができる。また、電力供給手段による電力の供給が開始されると、始動情報取得手段は、内燃機関の始動が一時停止からの始動であるか否かの始動情報を内燃機関から取得する。
加えて、電力供給手段による電力の供給が開始されると、報知手段は、検知手段が記憶媒体を検知しているか否かの検知情報を検知手段から受け取る。報知手段は、記憶媒体が検知されているか否かの旨を使用者に報知する前に、始動情報取得手段によって取得された始動情報に基づいて内燃機関の始動が一時停止からの始動であるか否かを判定する。内燃機関の始動が一時停止からの始動であると判定した場合に、報知手段は、記憶媒体が検知されているか否かについての使用者への報知を停止する。故に、内燃機関が一時停止から始動されたときは、報知手段による使用者への報知は成されない。これにより、内燃機関の一時停止の後において、狭域無線通信装置から、不要な報知が繰り返される事態は抑制される。
以上により、消費電力が低減されたうえで、不要な報知の繰り返しが抑制された狭域無線通信装置を実現できる。
請求項2に記載の発明では、始動情報取得手段は、内燃機関が備える当該内燃機関の始動及び停止を制御する機関制御装置から始動情報を取得することを特徴とする。
この発明によれば、内燃機関の始動及び停止を制御している機関制御装置による始動情報は正確である蓋然性が高い。故に、始動情報取得手段が機関制御装置から正確な始動情報を取得できることにより、報知手段は、内燃機関の始動が一時停止からの始動である場合に、使用者への報知を確実に停止できる。したがって、内燃機関の一時停止の後において、狭域無線通信装置から不要な報知が繰り返される事態は確実に防がれ得る。
請求項3に記載の発明では、内燃機関が停止すると、内燃機関の停止が一時停止であるか否かの停止情報を取得する停止情報取得手段をさらに備え、報知手段は、内燃機関が停止すると、検知情報を取得し、記憶媒体が検知されている場合にその旨を車両の使用者に報知するものであって、使用者への報知前において、停止情報取得手段によって取得された当該停止情報に基づいて内燃機関の停止が一時停止であると判定した場合に、使用者への報知を停止することを特徴とする。
この発明によれば、内燃機関が停止すると、報知手段は、記憶媒体が検知されている旨を使用者に報知する前に、停止情報取得手段によって取得された停止情報に基づいて内燃機関の停止が一時停止であるか否かを判定する。内燃機関の停止が一時停止であると判定した場合に、報知手段は、記憶媒体が検知されている旨の使用者への報知を停止する。故に、記憶媒体が検知手段によって検知されている場合において、内燃機関が一時停止されたときは、報知手段による使用者への報知は成されない。これにより、内燃機関が一時停止した場合においても、狭域無線通信装置から、不要な報知が繰り返される事態は抑制される。
請求項4に記載の発明では、停止情報取得手段は、内燃機関が備える当該内燃機関の始動及び停止を制御する機関制御装置から停止情報を取得することを特徴とする。
この発明によれば、内燃機関の始動及び停止を制御している機関制御装置による停止情報は正確である蓋然性が高い。故に、停止情報取得手段が機関制御装置から正確な停止情報を取得できることにより、報知手段は、内燃機関の停止が一時停止である場合に、使用者への報知を確実に停止できる。したがって、内燃機関が一時停止した場合において、狭域無線通信装置から不要な報知が繰り返される事態は確実に防がれ得る。
請求項5に記載の発明では、電力供給手段は、内燃機関が備える当該内燃機関の始動及び停止を制御する機関制御装置から、当該内燃機関が稼動状態にあるのか停止状態にあるのかの稼動情報を取得し、稼動情報に基づいて内燃機関が停止状態にあると判定している場合に、狭域無線通信装置への電力供給を停止することを特徴とする。
この発明によれば、内燃機関の始動及び停止を制御する機関制御装置からの稼動情報は、当該内燃機関が稼動状態にあるか停止状態にあるのかを正確に示し得る。故に、機関制御装置から取得した稼動情報に基づくことによれば、内燃機関が一時停止されて停止状態となった場合に、電力供給手段は、狭域無線通信装置への電力供給を確実に停止させられる。したがって、狭域無線通信装置の消費電力の低減は、確実に図られ得る。
請求項6に記載の発明では、電力供給手段は、車両に搭載されたバッテリと接続され、狭域無線通信装置に供給する電力をバッテリから受け、稼動情報に基づいて内燃機関が稼動状態にあると判定している場合に、バッテリからの電力を狭域無線通信装置へ供給することを特徴とする。
この発明によれば、内燃機関が一時停止状態から始動されて稼動状態となった場合に、電力供給手段は、内燃機関からの正確な稼動情報に基づいて、狭域無線通信装置への電力供給を開始する。ここで車両に搭載されたバッテリと接続される電力供給手段は、内燃機関が稼動状態にあるのか停止状態にあるのかにかかわらず、狭域無線通信装置に供給可能な電力をバッテリから受けている。故に電力供給手段は、内燃機関が稼動状態にあるという旨の稼動情報を取得すると、遅滞無く狭域無線通信装置への電力供給を開始することができる。以上により、消費電力の低減が図られた狭域無線通信装置であっても、内燃機関の稼働状態下における使い勝手の悪化は抑制される。
請求項7に記載の発明では、報知手段は、記憶媒体が検知されていない場合にその旨の報知を音声によって使用者に行うことを特徴とする。
この発明によれば、音声による報知は、使用者にとって知覚し易い反面、繰り返された場合には煩わしく感じられ易い。故に、内燃機関の一時停止後における報知を停止し、不要な報知が繰り返される事態を防ぎ得る効果は、記憶媒体が検知できない旨の報知を音声によって使用者に行う狭域無線通信装置において、有効に発揮されるのである。
本発明の一実施形態によるETC車載器が車載された状態における電気的な接続を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるETC車載器のブロック図である。 内燃機関がアイドルストップから始動した際に、ETC車載器の制御部が行う処理を示すフローチャートである。 ICカードがETC車載器に挿入されている状態下、内燃機関がアイドルストップから始動した際に、ETC車載器の制御部が行う処理を示すフローチャートである。 ICカードがETC車載器に挿入されている状態下、内燃機関が停止した際に、ETC車載器の制御部が行う処理を示すフローチャートである。
以下、本発明をETC車載器100に適用した場合の一実施形態について図1〜図5に基づいて説明する。
図1は、車両におけるETC車載器100の電気的な接続を示すブロック図である。ETC車載器100が搭載される車両の内燃機関は、アイドルストップ機能を備ええている。具体的にアイドルストップ機能とは、車両の状態が予め定められた停止条件、例えば車両の走行速度がゼロであるという条件を満たすと、内燃機関が一時停止するものである。ETC車載器100は、上述したような車両において、アイドルストップ制御部10及びバッテリ11と接続されている。
アイドルストップ制御部10は、内燃機関の始動及び停止を制御する。内燃機関が備え当該内燃機関に関する種々の制御を行う制御装置は、プログラムを実行することによってこのアイドルストップ制御部10の機能を果たしている。アイドルストップ制御部10は、車両の使用者によって操作可能なイグニッションスイッチ12と接続されている。内燃機関の停止状態下、イグニッションスイッチ12が車両の使用者によって操作されると、アイドルストップ制御部10は、内燃機関を始動させる。また、内燃機関の稼動状態下、イグニッションスイッチ12が車両の使用者によって操作されると、アイドルストップ制御部10は、内燃機関を停止させる。加えて、内燃機関の稼動状態下、車両の状態が予め定められた停止条件を満たした場合にも、アイドルストップ制御部10は、内燃機関を一時停止させる。この一時停止の場合、例えば車両の使用者がアクセルペダル(図示しない)を操作することにより、アイドルストップ制御部10は、内燃機関を再び始動させる。
尚、アイドルストップ制御部10によって内燃機関の始動が開始された時点から、当該内燃機関の停止が開始される時点までを内燃機関の稼動状態とする。一方、稼動状態でない状態を内燃機関の停止状態とする。
アイドルストップ制御部10は、ETC車載器100と二系統で接続されている。二系統のうちの一方の接続は、Hi/Loの出力信号を伝達する信号線によるものである。この一方の接続は、内燃機関の始動及び停止に係わる稼動情報であって、内燃機関が稼動状態にあるのか停止状態にあるのかを示す稼動情報を伝達する。この一方の接続における信号線には、例えば内燃機関が稼動状態にある場合にはHi、内燃機関が停止状態にある場合にはLoの信号が出力される。ETC車載器100は、この一方の接続によるHi/Loの出力による稼動情報を取得する。
二系統のうちの他方は、車内Local Area Network(LAN)を介した接続である。アイドルストップ制御部10は、車両のアイドルストップに関するアイドルストップ情報を車内LAN上に配信する。このアイドルストップ情報には、内燃機関が停止された際に、その内燃機関の停止が、車両の使用者によりイグニッションスイッチ12が操作されたことによる停止なのか、アイドルストップによる一時停止なのかという情報が含まれる。加えてアイドルストップ情報には、内燃機関が始動された際に、その内燃機関の始動が、車両の使用者によりイグニッションスイッチ12が操作されたことによる始動なのか、アイドルストップ後の始動なのかという情報が含まれる。ETC車載器100は、このアイドルストップ情報を車内LANから取得する。
尚、これらのアイドルストップ制御部10から出力されるアイドルストップ情報及び稼動情報は、主に車両の室内に設置されたコンビネーションメータによって取得され、アイドルストップに関する情報を車両の使用者に報知するために用いられる。
バッテリ11は、車両に搭載された蓄電池である。バッテリ11は、ETC車載器100が作動可能な電力を当該ETC車載器100に供給する。
次に、ETC車載器100の電気的構成を図2に基づいて説明する。図2は、ETC車載器100の電気的構成を示すブロック図である。
ETC車載器100は、電源部20、アイドルストップ情報取得部30、通信回路部40、アンテナ41、ICカードインターフェース50、制御部60、音声制御部70、及びスピーカ80を有している。ETC車載器100は、ICカードインターフェース50にICカード15が挿入されると、ICカードインターフェース50に挿入されたICカード15に記憶された情報にアクセスする。ETC車載器100は、ICカード15に記憶された情報に関連した狭域無線通信処理を車両の外部の路側機との間で行う。ETC車載器100は、Dedicated Short Range Communication(DSRC)車載器の一種である。
電源部20は、バッテリ11及びアイドルストップ制御部10と接続されている。電源部20は、内燃機関の始動及び停止に応じて、ETC車載器100の電気的構成要素であるアイドルストップ情報取得部30、通信回路部40、ICカードインターフェース50、制御部60等への電力供給の開始及び停止を行う。具体的には、車両に搭載されたバッテリと接続された電源部20は、内燃機関が停止状態下であっても、ETC車載器100に供給する電力をバッテリ11から受けている。電源部20は、アイドルストップ制御部10から信号線を通じて取得した稼動情報に基づいて、内燃機関が稼動状態にあると判定している場合に、バッテリ11からの電力をETC車載器100の各構成要素へ供給する。一方、電源部20は、稼動情報に基づいて内燃機関が停止状態にあると判定している場合に、各構成要素へのバッテリ11からの電力供給を停止する。尚、電源部20は、各構成要素が夫々の機能を終了させるために必要な処理を終了するまでの間は、バッテリ11から受ける電力の供給を継続する。具体的には、ICカードインターフェース50がICカード15への情報を書き込む処理を行っている間、電源部20はICカードインターフェース50への電力の供給を継続する。このような各構成要素におけるETC車載器100の電源OFFのための処理が終了した後、電源部20は、各構成要素への電力の供給を停止する。
アイドルストップ情報取得部30は、車内LANに接続されており、車内LANを介してアイドルストップ制御部10によって配信されたアイドルストップ情報を取得する。アイドルストップ情報取得部30は、電源部20による電力の供給が開始されると、アイドルストップ制御部10から、内燃機関の始動が一時停止からの始動であるか否か、即ちアイドルストップ後の再始動であるか否かの情報を含むアイドルストップ情報を取得する。またアイドルストップ情報取得部30は、内燃機関が停止すると、内燃機関の停止が一時停止であるか否か、即ちアイドルストップ中であるか否かの情報を含むアイドルストップ情報を取得する。アイドルストップ情報取得部30は、これらのアイドルストップ情報が取得されるまで、この取得の処理を繰り返す。アイドルストップ情報取得部30によって取得されたアイドルストップ情報は、制御部60に出力される。
通信回路部40は、小片上のアンテナ41を介して路側機との間で5.8GHz帯の電波信を用いて通信を行うための構成である。通信回路部40は、路側機から受信した電波信号から情報を復調して制御部60に出力する。また、通信回路部40は、制御部60から入力された情報を変調して路側機に送信する。尚、路側機としては、高速道路のETCゲートに設けられたものの他、駐車場の料金ゲート及びガソリンスタンド等に設けられるものが挙げられる。
ICカードインターフェース50は、ICカード挿入部(図示しない)に挿入さICカード15に記憶された情報にアクセスし、当該情報を読み書きするリーダライタである。ETC車載器100におけるICカードインターフェース50に挿入されるICカード15は、料金決済を行うためのカードであって、決算情報等を記憶している。ICカードインターフェース50は、アクセス可能なICカード15が挿入されているか否かを検知し、その検知情報を制御部60に出力する。
制御部60は、CPU、ROM、RAM、I/O、及びこれらを接続するバスラインを有する、例えばマイコン等の演算装置である。制御部60は、ETC車載器100の作動に関する各種のプログラムを実行する。制御部60は、プログラムの実行により、アイドルストップ情報取得部30、通信回路部40、ICカードインターフェース50等に指令を出し、これらを制御する。尚、制御部60は、車両に搭載されたカーナビ等の他の演算装置がプログラムを実行することによってなる機能ブロックであってもよく、又はプログラムの実行に拠らない専用の電気回路であってもよい。
音声制御部70及びスピーカ80は、ICカードインターフェース50がICカード15を検知しているか否かの検知情報に基づき、ICカード15が検知されているか否かの情報を車両の使用者に報知するための構成である。具体的には、内燃機関が始動されると、ICカード15が検知されていない場合にはその旨を示す警告音声を、ICカード15が検知されている場合にはその旨を示す確認の音声を、音声制御部70及びスピーカ80は発話する。加えて、内燃機関が停止されると、ICカード15が検知されている場合には、ICカード15を抜き忘れている旨を示す音声を、音声制御部70及びスピーカ80は発話する。音声制御部70は、制御部60による指令に基づいて、予め格納されている上述したような音声のデータを再生し、スピーカ80から発信する。 次に、ここまで説明したETC車載器100が、起動後にICカード15の有無を確認し、車両の使用者に、その旨を報知する処理を、図3及び図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
図3に示す処理は、ICカード15がICカードインターフェース50に挿入されていない旨を使用者に報知するためのものである。図3に示す処理は、イグニッションスイッチ12の操作によるものか否かにかかわらず、アイドルストップ制御部10が内燃機関を始動させることにより、制御部60によって実行される。具体的には、電源部20に接続された信号線の出力が、内燃機関の始動によりLoからHiへと切り替わり、当該電源部20がETC車載器100の各構成要素に電力を供給することにより、以下の処理は開始される。
まず図3に示す処理のステップS101では、アイドルストップ制御部10からの稼動情報に基づいて電源部20からETC車載器100への電力供給が開始されると、演算を開始するための準備処理として、RAMデータのクリア等のイニシャル処理を行う。このイニシャル処理を終えると、ステップS102に進む。
ステップS102では、アイドルストップ制御部10によって車内LANに配信されるアイドルストップ情報を、アイドルストップ情報取得部30に取得させる。このアイドルストップ情報は、内燃機関の始動が一時停止からの始動であるか否か、即ちアイドルストップ後の再始動であるか否かというものである。このアイドルストップ情報の取得は、当該情報が取得されるまでアイドルストップ情報取得部30によって繰り返される。アイドルストップ情報取得部30によってアイドルストップ情報が取得され、当該情報受け取ることにより、ステップS103に進む。
ステップS103では、ICカード15の状態を報知するか否かを判定するためのタイマを設定し、当該タイマのカウントを開始する。このタイマのカウントは、ICカード15の認証が完了することにより停止される(図4の示す処理のステップS202参照)。ステップS103においてカウントを開始すると、ステップS104に進む。
ステップS104では、ICカードインターフェース50によってICカード15が認証されることにより、タイマが停止しているか否かを判定する。タイマが停止していた場合、ICカードインターフェース50にICカード15が挿入されていると推定し、処理を終了する。一方、タイマが停止していない場合、カウントを継続し、ステップS105に進む。
ステップS105では、タイマのカウント開始から一定の時間が経過した場合に、タイムアウトと判定し、ICカードインターフェース50にICカード15の検知処理を打ち切らせる。このステップS105において、タイムアウトと判定した場合、ステップS107に進む。一方、ステップS105において、タイマのカウントが所定の値に達することなく、タイムアウトと判定しない場合には、ステップS106に進む。
ステップS106では、ICカードインターフェース50によるICカード15の検知を継続させるため、タイマを再設定する。具体的には、タイマのカウントの値を、ステップS103において設定した初期の値に戻す、又は所定の値だけ減らし、ステップS104に戻す。
ステップS107では、ステップS102において取得したアイドルストップ情報に基づいて、内燃機関の始動がアイドルストップからの始動であるか否かを判定する。内燃機関の始動がアイドルストップからの始動であると判定した場合に、処理を終了する。一方、アイドルストップからの始動ではなく、イグニッションスイッチ12の操作による始動であると判定した場合に、ステップS108に進む。
ステップS108では、ICカード15の状態、即ちICカード15が挿入されていない旨を、音声制御部70及びスピーカ80に警告音声を発話させることにより、車両の使用者に報知する。そして、処理を終了する。
次に図4に示す処理について説明する。図4に示す処理は、ICカード15がICカードインターフェース50に挿入されている旨を使用者に報知するためのものであり、図3に示す処理とともに、制御部60によって実行される。図4に示す処理は、イグニッションスイッチ12の操作によるものか否かにかかわらず、アイドルストップ制御部10が内燃機関を始動させた後、ICカードインターフェース50によってICカード15の検知情報が取得されることにより実行される。
ステップS201では、ICカードインターフェース50に指令を出し、ICカード15に記憶された情報を取得させる。ステップS201において、当該ICカード15の認証処理等を終わらせると、ステップS202に進む。
ステップS202では、図3で示す処理のステップS103において設定したタイマを停止し、ステップS203に進む。ステップS203では、図3で示す処理のステップS107と同様に、制御部60に出力されたアイドルストップ情報に基づいて、内燃機関の始動がアイドルストップからの始動であるか否かを判定する。内燃機関の始動がアイドルストップからの始動であると判定した場合に、処理を終了する。一方ステップS203において、アイドルストップからの始動ではなく、イグニッションスイッチ12の操作による始動であると判定した場合に、ステップS204に進む。
ステップS204では、ICカード15の状態、即ちICカード15が挿入されている旨を、音声制御部70及びスピーカ80に確認の音声を発話させることによって、車両の使用者に報知する。そして、処理を終了する。
次に、ETC車載器100がICカード15の抜き忘れを車両の使用者に報知する処理を、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。この図5に示す処理は、ICカードインターフェース50に認証可能なICカード15が挿入されていた場合に、制御部60によって実行される。この図5に示す処理は、イグニッションスイッチ12の操作によるものか否かにかかわらず、アイドルストップ制御部10が内燃機関を停止させることにより、制御部60によって実行される。
ステップS301では、電源部20に接続された信号線の出力が内燃機関の停止によりHiからLoへと切り替えられたという情報を、電源部20から取得する。そして、信号線の出力が予め定められた電位を下回る等の所定の条件を満たすことにより、ETC車載器100の電源をOFFにすべきと判定し、ステップS302に進む。一方、信号線の出力が所定の条件を満たさない場合、ステップS301を繰り返す。
ステップS302では、アイドルストップ制御部10によって車内LANに配信されるアイドルストップ情報を、アイドルストップ情報取得部30に取得させる。このアイドルストップ情報は、内燃機関の停止が、車両の使用者によりイグニッションスイッチ12が操作されたことによる停止なのか、アイドルストップによる一時停止なのかというものである。このアイドルストップ情報の取得は、当該情報が取得されるまでアイドルストップ情報取得部30によって繰り返される。アイドルストップ情報取得部30によってアイドルストップ情報が取得され、当該情報受け取ることにより、ステップS303に進む。
ステップS303では、制御部60に出力されたアイドルストップ情報に基づいて、内燃機関の停止が一時停止であるか否かを判定する。内燃機関の停止がアイドルストップによる一時停止であると判定した場合に、処理を終了する。一方ステップS303において、内燃機関の停止が、アイドルストップによる一時停止ではなく、イグニッションスイッチ12の操作による停止であると判定した場合に、ステップS304に進む。
ステップS304では、ICカード15の状態、即ちICカード15をICカードインターフェース50から抜き忘れている旨を、音声制御部70及びスピーカ80に発話させることによって、車両の使用者に報知する。そして、処理を終了する。
ここまで説明した本実施形態によれば、ETC車載器100が備えるICカードインターフェース50、アイドルストップ情報取得部30、制御部60等への電力供給は、電源部20によって、内燃機関の始動及び停止に応じて開始及び停止される。故に、アイドルストップ制御部10によって内燃機関が一時停止される所謂アイドルストップの状態にある場合には、ETC車載器100への電力の供給も停止される。故に、ETC車載器100の消費電力を低減することができる。
一方、音声制御部70及びスピーカ80によるICカード15が検知されていない旨の使用者への報知前に、内燃機関の始動がアイドルストップ後の始動であるか否かを判定する。故に、内燃機関の始動がアイドルストップ後の始動であると判定された場合には、制御部60は、使用者への報知を停止することができる。故に、内燃機関がアイドルストップから始動された場合には、使用者への報知は成されない。これにより、内燃機関のアイドルストップ後において、ETC車載器100から、不要な報知が繰り返される事態は抑制される。
以上により、消費電力が低減されたうえで、不要な報知の繰り返しが抑制されたETC車載器100を実現できる。
加えて本実施形態では、内燃機関が停止すると、制御部60は、ICカード15が検知されている旨を使用者に報知する前に、アイドルストップ情報取得部30によって取得されたアイドルストップ情報に基づいて内燃機関の停止が一時停止であるか否かを判定する。内燃機関の停止が一時停止であると判定した場合に、制御部60は、ICカード15が検知されている旨の使用者への報知を停止する。故に、ICカード15がICカードインターフェース50によって検知されている場合において、内燃機関が一時停止されたときは、音声制御部70及びスピーカ80による使用者への報知は成されない。これにより、内燃機関が一時停止した場合においても、ETC車載器100から、不要な報知が繰り返される事態は抑制される。
加えて、内燃機関の始動及び停止を制御しているアイドルストップ制御部10によるアイドルストップ情報は正確である。故に本実施形態のように、アイドルストップ情報取得部30がアイドルストップ制御部10から正確なアイドルストップ情報を取得できることにより、制御部60は、内燃機関の始動がアイドルストップからの始動である場合、及び内燃機関の停止がアイドルストップによる一時停止である場合に、使用者への不要な報知を確実に停止できる。したがって、内燃機関のアイドルストップによる一時停止の際及びアイドルストップ後の始動の際において、ETC車載器100から不要な報知が繰り返される事態は確実に防がれ得る。
また本実施形態では、アイドルストップ制御部10からの稼動情報は、当該内燃機関が稼動状態にあるか停止状態にあるのかを正確に示し得る。故に、アイドルストップ制御部10から取得した稼動情報に基づくことによれば、内燃機関がアイドルストップによって停止状態となった場合に、電源部20は、ETC車載器100への電力供給を確実に停止させられる。したがって、ETC車載器100の消費電力の低減は、確実に図られ得る。
さらに本実施形態では、内燃機関がアイドルストップ状態から始動されて稼動状態となった場合に、電源部20は、内燃機関からの正確な稼動情報に基づいて、アイドルストップ制御部10への電力供給を開始する。ここで車両に搭載されたバッテリ11と接続される電源部20は、内燃機関が稼動状態にあるのか停止状態にあるのかにかかわらず、ETC車載器100に供給可能な電力をバッテリ11から受けている。故に電源部20は、内燃機関が稼動状態にあるという旨の稼動情報を取得すると、遅滞無くETC車載器100への電力供給を開始することができる。以上により、消費電力の低減が図られたETC車載器100であっても、内燃機関の稼働状態下における使い勝手の悪化は抑制される。
そして、音声による報知は、使用者にとって知覚し易い反面、繰り返された場合には煩わしく感じられ易い。故に、内燃機関のアイドルストップ後における報知を停止し、不要な報知が繰り返される事態を防ぎ得る効果は、ICカード15が検知できない旨の報知を音声によって使用者に行うETC車載器100において、有効に発揮されるのである。
尚、本記実施形態において、アイドルストップ制御部10が請求項に記載の「機関制御装置」に、ICカード15が請求項に記載の「記憶媒体」に、電源部20が請求項に記載の「電力供給手段」に、アイドルストップ情報取得部30が請求項に記載の「始動情報取得手段」及び「停止情報取得手段」に、ICカードインターフェース50が請求項に記載の「検知手段」に、ICカード挿入部が請求項に記載の「記憶媒体挿入部」に、制御部60,音声制御部70及びスピーカ80による構成が請求項に記載の「報知手段」に、アイドルストップ情報が請求項に記載の「始動情報」及び「停止情報」に、ETC車載器100が請求項に記載の「狭域無線通信装置」に、それぞれ相当する。
(他の実施形態)
以上、本発明による複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
上記実施形態では、ETC車載器100は、アイドルストップ情報を内燃機関の始動及び停止を制御するアイドルストップ制御部10から取得していた。しかし、内燃機関の始動がアイドルストップからの始動であるか否かの情報が取得できれば、アイドルストップ情報は、アイドルストップ制御部10から取得する形態でなくてもよい。例えば、ETC車載器は、車両に搭載されたコンビネーションメータを介して、アイドルストップ情報を取得する形態であってもよい。
上記実施形態では、内燃機関の始動及び停止に応じて、電源部20に出力される信号のHi/Loが切替られることに対応し、電源部20が、バッテリ11から受けた電力の各構成要素への供給の開始及び停止を制御していた。しかし、ETC車載器は、バッテリ11から直接的に電力の供給を受けない形態であってもよい。例えば、内燃機関の始動及び停止に応じて、当該内燃機関の制御装置が、ETC車載器への電力供給を開始及び停止する形態であってもよい。
上記実施形態では、各構成要素におけるETC車載器100の電源OFFのための処理が終了するまで電源部20は、各構成要素への電力の供給を継続していた。しかし、内燃機関の停止に対応して、ETC車載器100の各構成要素への電力供給を停止する電源部は、上記の形態に限られない。例えば、ICカードインターフェース及びアイドルストップ情報取得部に補助的な電源部を設けることにより、これらは電源部からの電力の供給が停止した後も処理を継続可能になる。このように補助的な電源部を設けることにより、電源部は、内燃機関が停止した後、各構成要素における処理の終了を待つことなく、電力の供給を停止することができる。このように、内燃機関の停止と、電源部による電力供給の停止とが対応した形態のETC車載器100であってもよい。
上記実施形態では、電源部20による電力供給が開始された直後、ICカード15を検知する為の一定の待ち時間が設けられていた。このように待ち時間を設けることで、内燃機関の始動後に車両の使用者がICカード15をICカード挿入部に挿入した場合での、使用者への報知を中止することができた。しかし、ETC車載器は、待ち時間が設定されていない形態、即ち、起動直後にICカード15が検知できているか否かを判定する形態であってもよい。
上記実施形態では、音声によってICカード15を検知していない旨の報知を車両の使用者に行う形態のETC車載器100について説明したが、使用者への報知は、音声以外の手段によって行われてもよい。例えば、使用者への報知は、コンビネーションメータに設けられたインジケータ又はETC車載器に搭載した発光ダイオード等を点滅させることによってなされてもよい。
そして上記実施形態では、本発明をETC車載器100に適用した例に基づいて説明したが、本発明は、車両の外部の路側機との間で狭域無線通を行う種々のDSRC車載器に適用することができる。
10 アイドルストップ制御部(機関制御装置)、11 バッテリ、12 イグニッションスイッチ、15 ICカード(記憶媒体)、20 電源部(電力供給手段)、30 アイドルストップ情報取得部(始動情報取得手段・停止情報取得手段)、40 通信回路部、41 アンテナ、50 ICカードインターフェース(検知手段)、60 制御部(報知手段)、70 音声制御部(報知手段)、80 スピーカ(報知手段)、100 ETC車載器(狭域無線通信装置)

Claims (7)

  1. 車両の状態が予め定められた停止条件を満たすと一時停止する内燃機関を備える前記車両において、記憶媒体挿入部に挿入された記憶媒体に記憶された情報にアクセスし、前記情報に関連した狭域無線通信処理を前記車両の外部の路側機との間で行う狭域無線通信装置であって、
    アクセス可能な前記記憶媒体が前記記憶媒体挿入部に挿入されているか否かを検知する検知手段と、
    前記内燃機関の始動及び停止に応じて、前記狭域無線通信装置への電力供給の開始及び停止をする電力供給手段と、
    前記電力供給手段による電力の供給が開始されると、前記内燃機関の始動が一時停止からの始動であるか否かの始動情報を取得する始動情報取得手段と、
    前記電力供給手段による電力の供給が開始されると、前記検知手段が前記記憶媒体を検知しているか否かの検知情報を取得し、前記記憶媒体が検知されているか否かの旨を前記車両の使用者に報知する報知手段であって、前記使用者への報知前において、前記始動情報取得手段によって取得された当該始動情報に基づいて前記内燃機関の始動が一時停止からの始動であると判定した場合に、前記使用者への報知を停止する報知手段と、を備えることを特徴とする狭域無線通信装置。
  2. 請求項1に記載の狭域無線通信装置において、
    前記始動情報取得手段は、前記内燃機関が備える当該内燃機関の始動及び停止を制御する機関制御装置から前記始動情報を取得することを特徴とする狭域無線通信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の狭域無線通信装置において、
    前記内燃機関が停止すると、前記内燃機関の停止が一時停止であるか否かの停止情報を取得する停止情報取得手段をさらに備え、
    前記報知手段は、前記内燃機関が停止すると、前記検知情報を取得し前記記憶媒体が検知されている場合にその旨を前記車両の使用者に報知するものであって、前記使用者への報知前において、前記停止情報取得手段によって取得された当該停止情報に基づいて前記内燃機関の停止が一時停止であると判定した場合に、前記使用者への報知を停止することを特徴とする狭域無線通信装置。
  4. 請求項3に記載の狭域無線通信装置において、
    前記停止情報取得手段は、前記内燃機関が備える当該内燃機関の始動及び停止を制御する機関制御装置から前記停止情報を取得することを特徴とする狭域無線通信装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の狭域無線通信装置において、
    前記電力供給手段は、前記内燃機関が備える当該内燃機関の始動及び停止を制御する機関制御装置から、当該内燃機関が稼動状態にあるのか停止状態にあるのかの稼動情報を取得し、前記稼動情報に基づいて前記内燃機関が停止状態にあると判定している場合に、前記狭域無線通信装置への電力供給を停止することを特徴とする狭域無線通信装置。
  6. 請求項5に記載の狭域無線通信装置において、
    前記電力供給手段は、前記車両に搭載されたバッテリと接続され、前記狭域無線通信装置に供給する電力を前記バッテリから受け、前記稼動情報に基づいて前記内燃機関が稼動状態にあると判定している場合に、前記バッテリからの電力を前記狭域無線通信装置へ供給することを特徴とする狭域無線通信装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の狭域無線通信装置において、
    前記報知手段は、前記記憶媒体が検知されていない場合にその旨の報知を音声によって前記使用者に行うことを特徴とする狭域無線通信装置。
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