JP2011237203A - アンプルの欠陥検出装置及び欠陥検出方法 - Google Patents
アンプルの欠陥検出装置及び欠陥検出方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】気泡又はツノ等の欠陥検出システム100は、画像処理装置1を含んで構成され、アンプル2と、アンプル配置装置3と、アンプル供給装置4と、カメラ5と、リング状照明6及び撮像処理装置7を有する。アンプル配置装置3は、アンプル2の枝先部2Aが、水平面2Bと間隙12を置いた水平面5Bを備えるリング状照明5に対して、リング状照明5の中心線8に位置するようにアンプル2を配置する。撮像処理装置7によって、天面2Cに照射された水平照射光9に基く天面に形成された気泡14又はツノ等の欠陥による乱反射光によってアンプル2の天面2Cを撮像し、画像処理装置1によって天面2Cに形成された欠陥についての撮像画像を形成する。
【選択図】図1
Description
リング状照明からの水平照射光をアンプルの枝先部の天面に照射し、アンプルの枝先部の肉厚変化部による乱反射光と、枝先部天面に形成された欠陥によって乱反射方向が変えられた乱反射光を取得し、乱反射光に基いて前記アンプルの枝先部天面に形成された欠陥についての画像を撮像処理装置により生成することを特徴とする。
〔基本構成〕
図1において、アンプルの枝先部の天面に生成される気泡又はツノ等の構造的欠陥を検出するための欠陥検出システム100は、画像処理装置1と、被検体容器であるアンプル2自体を含み、このアンプル2を所定の位置に配置するアンプル配置装置3、アンプル2を図示しない外部機構よりアンプル配置装置3に供給するアンプル供給装置4、リング状照明5、カメラ6及び後述するアンプル2の天面2Cの撮像画像20を得る撮像処理装置7から構成される。
〔アンプル構造〕
本実施例で用いる被検体容器であるアンプル2は、内部に液体製剤等が封入される主にガラス製の管からなる一般的なアンプル容器であり、上方の管は径が小さくなっている。この小径箇所の管は枝管と呼ばれ、アンプル2の枝先部2Aと呼ばれる。
〔検出システム〕
本実施例の画像処理装置1は、アンプル2の枝先部2Aの周辺に配置されるリング状照明5、アンプル2の枝先部2Aに向けられるカメラ6、及びこのカメラ6により撮像した画像を処理する撮像処理装置7からの撮像信号を処理して欠陥を識別する機能を有する。
また更に、図1に示すように、アンプル配置装置3、アンプル供給装置4が設けられている。
〔撮像原理〕
次に、上述の水平照射光9の天面2Cへの照射による、アンプル2の撮像原理を説明する。図2に示すように、上記の水平照射光9がアンプル2の枝先部2Aの天面2Cに照射されると、天面2Cにおける肉厚変化部11による光の乱反射方向に対して、天面2Cに形成された気泡14による光の乱反射方向は変わるようになっている。
〔撮像画像〕
本実施例の気泡検出システムは、撮像処理装置7によって、上述のカメラ6へ向かう垂直方向成分の光に基いて画像が形成され、画像処理装置1によって図3に示す撮像画像20が生成される。即ち、撮像処理装置7は、上記の乱反射方向が変えられた天面2Cに形成された気泡14による乱反射の光によって、天面2Cに形成された気泡14を含む画像20が形成されるように構成される。
〔比較例〕
ここで、本実施例の気泡検出システム100の比較例として、図4に従来の気泡検出システム200の概略構成を示し、図5に、気泡検出システム200によるアンプル2の天面2Cの斜め上方からの撮像画像35を示す。なお、本実施例の気泡検出システム100と同様の構成については同符号で示している。
〔検出方法〕
次に、上述の気泡検出システム100による気泡検出方法について説明する。本実施例の気泡検出システム100による気泡検出方法は、アンプル2の枝先部2Aの天面2Cを通る枝先部上端水平面2Bをわずかな間隙12を置いた水平面5Bを最下端として備えるリング状照明5に対して、垂直方向からみてリング状照明5のリング状5Aの中央8に位置するようにアンプル2の枝先部2Aをアンプル配置装置3によって配置する。
2…アンプル
2A…枝先部
2B…枝先部上端水平面
2C…天面
3…アンプル配置装置
4…アンプル供給装置
5…リング状照明
5A…リング状空間
5B…リング状照明下端水平面
6…カメラ
7…撮像処理装置
8…中心線
9…水平照射光
11…肉厚変化部
12…間隙
14…気泡
20…撮像画像
90…気泡検出装置
100…気泡検出システム
Claims (3)
- アンプルの枝先部に向けられたカメラと、アンプルの枝先部周辺に配置されたリング状照明と、前記カメラでアンプル枝先部の欠陥を撮像し画像を生成する撮像処理装置と、該撮像処理装置で撮影された画像に基づきアンプルの欠陥を識別する画像処理装置を有するアンプルの欠陥検出装置において、
前記アンプルの枝先部を通る水平面とわずかな間隙を置いた水平面を最下端として備えるリング状照明と、該リング状照明に対して、前記アンプルの枝先部が前記リング状照明のリング状空間の中央に位置するようにアンプルを配置するアンプル配置装置と、前記アンプルを前記アンプル配置装置に供給するアンプル供給装置とを有し、
前記リング状照明からの水平照射光を前記アンプルの枝先部の天面に照射し、前記アンプルの枝先部の肉厚変化部による乱反射光と、前記枝先部天面に形成された欠陥によって乱反射方向が変えられた乱反射光を取得し、該乱反射光に基いて前記アンプルの枝先部天面に形成された欠陥についての画像を前記撮像処理装置により生成することを特徴とするアンプルの欠陥検出装置。 - アンプル供給装置に供給されてアンプルの枝先部天面に形成された欠陥が乱反射光を発生する一連のアンプルと、該アンプルの枝先部に向けられたカメラと、アンプルの枝先部周辺に配置されたリング状照明と、前記カメラでアンプル枝先部の欠陥を撮像し画像を生成する撮像処理装置と、該撮像処理装置で撮影された画像に基づきアンプルの欠陥を識別する画像処理装置を有するアンプルの欠陥検出システムにおいて、
前記アンプルの枝先部を通る水平面とわずかな間隙を置いた水平面を最下端として備える前記リング状照明と、該リング状照明に対して、前記アンプルの枝先部が前記リング状照明のリング状空間の中央に位置するようにアンプルを配置するアンプル配置装置と、前記アンプルを前記アンプル配置装置に供給するアンプル供給装置とを有し、
前記リング状照明からの水平照射光を前記アンプルの枝先部の天面に照射し、前記アンプルの枝先部の肉厚変化部による乱反射光と、前記枝先部天面に形成された欠陥によって乱反射方向が変えられた乱反射光を取得し、該乱反射光に基いて前記アンプルの枝先部天面に形成された欠陥についての画像を前記撮像処理装置により生成することを特徴とするアンプルの欠陥検出システム。 - アンプルの枝先部に向けられたカメラと、アンプルの枝先部周辺に配置されたリング状照明と、前記カメラでアンプル枝先部の欠陥を撮像し画像を生成する撮像処理装置と、該撮像処理装置で撮影された画像に基づきアンプルの欠陥を識別する画像処理装置を有するアンプルの欠陥検出方法であって、
アンプルの枝先部を通る水平面をわずかな間隙を置いた水平面を最下端として備えるリング状照明に対して、該リング状照明のリング状空間の中央に位置するようにアンプルの枝先部を配置し、
前記リング状照明からの水平照射光を前記アンプルの枝先部天面に照射し、
前記アンプルの枝先部の欠陥による乱反射光と、枝先部天面における肉厚変化部による乱反射光とに基づいてアンプルの枝先部の画像を撮像し、
前記アンプルの枝先部天面に形成された欠陥による乱反射方向が変えられた乱反射光によって、アンプルの枝先部に形成された欠陥の画像を形成することを特徴とするアンプルの欠陥検出方法。
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Cited By (1)
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CN103018253A (zh) * | 2012-11-30 | 2013-04-03 | 湖南大学 | 医药视觉检测机器人的安瓿瓶外观质量检测方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61223542A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-04 | Eisai Co Ltd | アンプルの溶閉不良検出方法及び装置 |
JPS6269154A (ja) * | 1985-09-21 | 1987-03-30 | Hajime Sangyo Kk | 壜口欠陥検査装置 |
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2010
- 2010-05-07 JP JP2010106891A patent/JP5314633B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPS61223542A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-04 | Eisai Co Ltd | アンプルの溶閉不良検出方法及び装置 |
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CN103018253A (zh) * | 2012-11-30 | 2013-04-03 | 湖南大学 | 医药视觉检测机器人的安瓿瓶外观质量检测方法 |
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