JP2011237166A - 焼却炉の装置部分のためのクラッド要素 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱的、化学的および機械的な負荷に耐えうる焼却炉の装置部分のクラッド要素を提供する。
【解決手段】クラッド要素は、鋼により作製された下板1および鋼により作製された上板2であって、一方が他方の上に位置し、少なくともエッジ領域において互いに堅く接合された下板1および上板2からなっている。下板1と上板2との間には、クラッド要素を通って冷媒を案内するための蛇行流路3が形成されている。上板2または下板1は、蛇行するフライス加工されたスロット4を含み、流路3を形成するフライス加工されたシートとなっている。下板1から離れる方向に向く上板2の面は、溶接被覆5を有している。蛇行流路3に水を流して冷却することにより、課題が解決できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1による焼却炉の装置部分のためのクラッド要素に関する。
とりわけ、本発明は、鋼により作製された下板と鋼により作製された上板であって、一方が他方の上に位置し、少なくともエッジ領域において互いに堅く接合された下板および上板からなり、下板と上板との間に、クラッド要素を通る冷媒を案内するための蛇行流路が形成された、焼却炉の装置部分のためのクラッド要素に関する。
焼却炉、とりわけごみ焼却炉の装置部分は、ほとんどの場合、とても高い負荷にさらされている。このような負荷は、当然のことながら、熱的、化学的および機械的な負荷、並びに、それらの組み合わせとなっている。ごみ焼却炉は、ほとんどの場合、燃焼室に焼却材料を機械的に搬送する移動火格子を使用しているため、特に強い研磨負荷が、高温の結果として、金属部分の軟化をさらに増長させることが考えられる。この理由のため、これらの移動火格子、とりわけ、個々の火格子ステップの火格子板において可能性のある移動部は、一般的に、媒体で冷却された中空体として構成されている。通常、冷媒として水が使用される。冷却により研磨によって引き起こされる摩耗が低減される。そして、当然のことながら、摩耗にさらされる金属部の必要な交換頻度が少なくなるため、メンテナンス費用を少なくする。
EP0,621,449は、この目的のために使用され得る焼却火格子上でごみを燃焼するための方法を焼却火格子と共に示している。焼却火格子の個々の火格子板は、金属シートにより作製され、上面および下面を含む中空体を形成するボードの外観を有している。この中空体は、2つの半シェル(half-shell)または中空輪郭からなっている。それは、下面の一の面に設けられた連結ブランチと、下面の他の面に設けられ、中空体を通って流れる冷媒を供給および排出するための配送ブランチ(delivery branch)と、を有している。また、火格子板は、焼却火格子の全幅にわたって、その長手方向に延びている。バッフル板(baffle plate)は、冷媒のための入り組んだ蛇行流路を生じるように、火格子板の内部に溶接され得る。
EP0,621,449による焼却火格子の火格子板が耐熱性を有することを確実にするために、それらは、例えば、約10mmの測定厚さを有し、曲げられるのに十分な厚さであるマンガン合金金属シートにより作製される。また、金属シートは十分に良好な熱伝導率を有しているため、火格子内において大きな温度差は生じることがなく、材料内の応力を回避することが可能であると記載されている。
今日、一般に使用されているEP0,621,449による水冷火格子板が、いくつかの不利益な点を示していることが見出された。一例として、部品が重くて複雑であり、それらの生産、設置および交換は、多くの出費に結び付く。個々の火格子板の大きな重量は、修復作業の間に複雑な準備を必要とする。
マンガンシートおよびマンガン鋼が、マンガン含有量が高いことにより、とても高い硬度レベルと、とても高い摩耗抵抗に達しているが、これらの材料が、再加熱時に、材料特性(脆さ)の変化の影響を受けやすいことが知られている。特定の限界を越えた再加熱は、溶接作業の過程(例えば、物体を製造若しくは修復する場合)において、または、運転中にオーバーヒートした焼却炉における使用を含むという結果をもたらす。過度の摩耗によって漏れが引き起こされた場合、部品全体を交換する複雑なプロセスが、シートから欠陥部品のみ切断して新しい部品を溶接することに、この溶接過程が再び元の摩耗抵抗に達することがないリスクを伴う結果として、置き換えられる。その結果、修復された場所は、その後の追加的な修復に耐える必要がある。
これらの固有の不利益な点は当然のことながら認められているので、摩耗部品をより一層容易に交換するための解決策を見つけるための試みがなされている。代わりの解決策の一例が、WO2007/107024に記載されている。この公報は、摩耗板を含む液冷火格子を開示している。この火格子は、液冷火格子とその上に置かれ得る摩耗板とからなっている。高い熱伝導性の柔軟なシリコンフィルムの形態で熱伝導材料からなる層が、火格子板と摩耗板との間に介在されていることが好適である。シリコンフィルムは、摩耗板と流入式火格子板(flow-through grate plate)との間で良好な熱伝達を形成している。このことにより、摩耗板は、下層の冷却火格子板によって約50℃に冷却されるため、運転中常に、危機的でない温度範囲に確実に維持されるようになる。摩耗板に関して、適切な材料は、十分に硬くて機械的な抵抗を有する材料であって、下層板によって冷却されて、その硬度を落とさない温度で維持され得ることが述べられている。例えば、ハードックス鋼(Hardox steel)が適切な材料として述べられている。ハードックス摩耗鋼は、マンガンを含む鋼合金であり、その配送時の強度特性は、特別な温度限界、例えば約250℃を超えて加熱された後に再び達し得ない。このような摩耗シートの規定された厚さは、約5〜10mmである。
結果として、WO2007/107024による解決策は、EP0,621,449と同様な不利益な点に関連している。とても大きくかつ重い部品がもはや取り除かれて設置される必要がなくなるため、摩耗板を交換することが容易になるが、元の摩耗抵抗がこのようにして維持され得るため、所定の温度限界を観察する依存状態が依然として残る。他の不利益な点は、それにもかかわらず生じるリークが、摩耗板ではなく、下層の高い熱伝導性のフィルムの交換を必要とさせることである。なぜなら、このフィルムは、同程度の摩耗抵抗を有していないからである。
他の解決策がEP1,321,711により知られている。ここには、移動火格子炉のための空冷火格子ロッドが記載されている。上板および下板を含む2板構造が含まれているが、これらの2つの板の間には、蛇行流路ではなく、冷却ギャップが設けられている。また、火格子ロッドは、鋳造部分として構成されている。結果として、この場合は、従来の解決策を含んでおり、当該解決策は、冷却空気が火格子ロッドの長手方向に冷却ギャップを通って流れるだけであるため、大きな重量と区分されていない冷却空気分配という不利益を有している。
最後に、DE38,20,448は、冶金炉のための冷却壁要素を開示している。例えば、開示された壁要素は、金属板とこれに溶接された金属管の半シェルとからなっており、高い熱伝導率を有する銅層が火炉内の金属板に適用されている。この銅層は、溶接クラッドによって適用され得る。しかしながら、基礎要素構造体は、互いに連続して置かれている2つの金属板ではなく、複数の個別金属管半シェルを所望の板の場所に組み込んでいる。このため、構成が製造するのにとても困難になり、冶金炉への適用のタイプが完全に異なることにより、特別な摩耗抵抗ではなく、熱伝導性の内側コーティングが提供される。
このようなことから、本発明の目的はより良い解決策を示すことである。
この目的は、請求項1における特徴によって達成される。
解決策は、冷媒を案内するための流路を形成する蛇行するフライス加工されたスロットを含むフライス加工されたシートである全体的なクラッド要素に設けられた上板または下板を有することと、下板から離れる方向に向く面に設けられた溶接被覆(weld plating)を有する上板を有することと、を含んでいる。
溶接被覆は、例えば、特開平7−004634号において、焼却システムの火格子床に関してすでに提案されている。この公報は、鋳造部品、とりわけ、高いクロム含有量を有し、冷却空気または冷媒蒸気の目標分配のための特別な特徴が提供されていない鋳造部品を含んでいる。焼却システム用の知られた媒体冷却される他の火格子においては(例えば、「バイオマス、代用燃料およびごみのためのSFA Handel社の焼却火格子技術(The Incineration Grate Technology of SFA Handels GmbH for Biomass, Substitute Fuel and Garbage)」、2010年5月付けのPDF文書)、クロムの高いパーセンテージを有する鋳造により作製された火格子板が使用されている。火格子板に高い負荷が課せられた場合には、鋳造部品が好適に使用されるべきであると、伝統的にみなされていることが明らかになっている。しかしながら、驚くべきことに、高い品質と摩耗特性のある溶接被覆が設けられた従来の鋼板が、多くの場合良い結果を生じさせ得ることが示されている。
このような構成のモードに対する主要な利点のうちの一つは、従来の解決策とは対照的に、重くて、複雑で高価な構成を必要とする構成部品が、もはや製作するためには不要となり、その代わりに、個別のシート(下板および上板)が機械加工されて、その後、特に容易かつ論理的に組立される必要がある。この目的のためだけに必要とされるシート機械加工プロセスは、例えば切断、ドリル加工、およびとりわけフライス加工、すなわち、すべての手順が機械作業台上で大いに自動化された製作のために適切であるような標準的な方法を含んでいる。これにより、効率的でコスト効率のよい生産が可能になる。また、下板および上板の両方のための基本材料は、原理的には、従来の鋼とすることができ、このことは、当然のことながら、コストという点で有益である。
冷媒を案内するための流路は、上板または下板において蛇行するフライス加工されたスロットとして構成されているため、その進行および断面は、運転位置および状況を反映するように柔軟に構成され得る。このことは、今日一般に使用される数値制御機械加工プロセスで容易に行われる。このことにより、生産に付加的な融通性がもたらされる。
しかしながら、主要な利点は、上板の“摩耗面”に溶接被覆が導入されることから導き出される。既に述べたように、摩耗面は、とりわけごみ焼却炉において、とても高い研磨、熱的および化学的負荷を受けている。溶接被覆は、知られたプロセスであって、“クラッド(cladding)”またはビルドアップ溶接(build-up welding)と呼ばれている。鋼合金鋼は、ここでは、通常低合金のベース金属の、高い負荷が課せられる表面の保護として適用される。この適用は、例えば、溶接ロボットによって行うことができる。この場合、溶接被覆されたベース材料は、一般に数mmの厚さである適用層を受ける。この適用層のために使用される高合金鋼は、当然のことながら、負荷要求(硬度、化学的抵抗など)に基づいて選択される。このような適用層または保護層の例は、インコネル(Inconel)またはA−Dur600を含んでいる。このような溶接被覆の利点は、とりわけ付加的な冷却システムが高温にさらされることによる材料の軟化をできるだけ少なくすることを確実にするために設けられている場合、正しい選択で与えられて以前より使用されていたハードックスシートよりかなり良好な研磨抵抗を示していることである。しかしながら、特に非常時運転の特徴は大いに改善されている。以前に観測されていた温度限界は、影響が与えられる材料部分の研磨抵抗を必然的に、永続的にかつ不可逆的に減じることなく、容易に越えられ得る。低減された重要領域において、冷却システムは、もはや、連続的に延びることはなく、または、ある状況下で完全に排除されない。
溶接被覆の間に、複数の層が連続的に適用されていることが好ましい。このことは、ベース材料の部分が、高い溶接温度により適用材料に混合されるからである。このことは、当然のことながら、適用材料の特性を変える。複数の層の一連の適用が、この効果を改善し得る。
上述した構造を有するクラッド要素は、合理的かつ連続的に生産され得るため、それらを、使用が容易な交換部品として設計することが、より一層容易かつ簡便になる。その結果として、本発明によるクラッド要素を連結手段と共に設置することが可能になる。当該連結手段は、それらを容易かつ迅速に取付目的のために設けられた基礎構造体に容易かつ迅速に取り付けて、その後それらを取り除いて使用することができる。これらの連結手段は、ボルト締め手段、プラグイン手段または懸架手段であり得る。個別のクラッド要素が、多くても、概略40−50kgの重さである場合、交換部品が、過度に複雑化させることなく手作業で取り扱い得ると仮定すると、部品がほとんどの場合多数必要となるため、適用の予想される領域におけるこの要求が、合理的な一連の生産のために適した物体で満たされ得ることは明瞭になっている。当然のことながら、このことは、冷媒ポートが取り付けおよび取り除きを容易にする条件を満たすことを必要とする。しかしながら、このことは、多くの例で、冷却ラインポートのためのネジ込み式のネジソケットで効果的に実現され得る。
全体として、本発明による解決策の利点は、提案された構造設計が、複数の潜在的な実施の形態に拡張され得ることである。例えば、焼却炉のためのレイアウトは、さまざまな形状のクラッド要素の全範囲を提供し得る。ここでは、個々の実施の形態は、当然のことながら、局所的に直面する環境条件に、合理的に適合されている。直ちに理解できるように、例えば、優勢な状況は、現実の焼却領域においてというよりはむしろ供給シャフトにおいて異なっている。たとえそうであっても、本発明によるクラッド要素は、ここでも使用され得る。
クラッド要素は、存在する構成部品において統合または拡張され得る。
また、製造能力についてさまざまな可能性がある。他方で、本発明によるクラッド要素は、初めに、平坦物体として製作され、その後に所望の最終形状に曲げられるだけである、ということが提供され得る。当然のことながら、このことは、クラッド要素が厚すぎない場合にだけなされ得る。それは、この目的のために要求される機械力または機械設備が大きくなりすぎるからである。20mmまでの板厚が容易にこのことを可能にするという前提がある。
他方、当然のことながら、下板および上板が、相互に適合する曲げられた部分物体として製作されて、後に共に接合されるだけということが提供され得る。このことにより、より大きな壁厚を有するクラッド要素を製造することが可能になる。また、板(下板または上板)のフライス加工されたスロットは、(より薄くフライス加工された場所での曲げが当然に容易であるため)最初、曲げが後で行われる場所に精度良く連続的に延びる。これらと同様な場合において、下板が上板に組み立てられる前に、“追加的に”フライス加工された場所において蛇行流路の完全性を確立することは、対応する流路の壁部が再び溶接されることを必要とする。しかしながら、このような製造プロセスは、壁全体の厚さが約50mmまでの本発明によるクラッド要素を容易に製作することを可能にする。
全体として、提案された解決策は、水冷要素の現状の構造設計を、費用を低減して製造することを可能にし、とりわけ補修をより容易にする。対応する漏れの高価な修理は、もはや不要となり、例えば、全体のフィルシャフト(fill shaft)が、もはや高い経費で取り換えられることもなくなる。これらの複雑な修理作業は、提案された溶接被覆された、媒体冷却されたクラッド要素によって回避され得る。クラッド要素の統合は、適切な基礎構造体、すなわち、シャフト壁の場合には例えばクラッド要素が堅くボルト締めされるリブフレームを必要とする。クラッド要素の適用された硬い被覆が、ごみの連続的な摺動によって損傷される場合、個々の損傷したクラッド要素は、とても容易に交換され得る。基礎構造体、すなわちリブフレームは、クラッド要素を収容するために何度も使用され得る。このことは、全体の構造設計と被る補修作業の費用を大いに低減させる。
図1は、本発明による平坦クラッド要素を下から見た図、横断面図および上から見た図である。 図2は、図1によるクラッド要素の上板を下から見た図である。 図3は、図1によるクラッド要素の下板を下から見た図である。 図4は、焼却炉内の実施形態A−Lにおいて、本発明によるクラッド要素のためのレイアウトを示す図である。 図5は、実施形態Fにおいて、本発明による他のクラッド要素を示す図である。 図6は、実施形態Dにおいて、本発明による他のクラッド要素を示す図である。 図7は、実施形態KおよびGにおいて、本発明による他のクラッド要素を示す図である。 図8は、基礎構造体上の移動火格子のための実施形態Kにおいて、本発明によるクラッド要素を示す図である。 図9は、別々の部分物体として製作され得る上板を示す断面図である。 図10は、別々の部分物体として製作され得て、実施形態Kにおけるクラッド要素のための図9による上板に接合され得る下板を示す断面図である。
典型的な実施の形態に基づいて、本発明をより詳細に以下に説明する。
図1は、本発明による平坦クラッド要素を下から見た図、横断面図および上から見た図である。クラッド要素は、鋼からなる上板1および鋼からなる下板2であって、一方が他方の上に位置する上板1および下板2と、それらの間に配設され、クラッド要素を通って冷媒を案内するための流路3と、を有している。図示された典型的な実施の形態において、流路3は、蛇行するフライス加工されたスロット4として上板2に組み込まれている。下板1から離れる方向に向く上板2の面は、溶接被覆5を有している。溶接被覆5は、すでに述べたように、例えばロボット溶接によって適用されたとりわけ高い摩耗抵抗を有する硬化適用層となっている。その目的は、当然のことながら、温度抵抗、高い腐食抵抗等のような他の特性を実現することである。適用層は、通常、数mmの全体層厚さを有している。適用層のための複数の構造体は、硬化適用材料の物理的特性が結果としてより一層信頼性高く実現されるため、望ましく、好適である。溶接被覆5は、他に適切な表示モードがないため、フレーク状パターンとして、上から見た図で示している(図1の下側部分参照)。下板1と上板2の少なくともエッジ領域が、共に堅く接合されている(図示せず)。このことは、蛇行流路3を通って冷媒を流すために必要な堅さを生じさせる。当然のことながら、下板1は、他の場所で、溶接などの他の手段によって上板2に接合され得る。このことは、追加の溶接線6を含む図1に示されており、当該溶接線6は、当然のことながら、典型的な実施の形態において、近くに、下板1と上板2とが互いに接触している場所、すなわち、この場合、個々の流路部分の間のウェブの領域に導入され得る。
また、図1は、下板1に溶接された2つのネジソケット7を示している。当該ネジソケット7は、冷媒を供給し、かつ除去するために使用され得る。例えば冷却水用のパイプラインが、これらのネジソケットを介して迅速かつ容易に連結され得る。
図1による簡便で典型的な実施の形態は、蛇行流路3が供給点と除去点との間に非収縮横断面を有していることを示している。また、蛇行流路3は、クラッド要素の実質的に全長にわたって延びる複数の流路部分と、実質的にその全幅にわたって延びる複数の流路部分と、を有している。これらの大きさは、クラッド要素内で可能な限り良好な熱の分配を達成することを目的としている。
図2は、図1によるクラッド要素のための上板2を下からみた図を示している。
図3は、図1によるクラッド要素のための下板1を下からみた図を示している。
この目的のために設けられた基礎構造体、または、焼却炉の他の装置部分にクラッド要素を取り付けるために、クラッド要素は連結手段を有し、当該連結手段により、クラッド要素は、この目的のために設けられた取付部に容易かつ迅速に固定され得る。これらの連結手段は、例えば、ボルト締め手段、プラグイン手段、または懸架手段などのように、専門家に良く知られた方法で構成され得る。これらは、知られた建築補助具であるため、ここでは図示されていない。
また、クラッド要素は、通過する燃焼用空気のための貫通穴、貫通スリット、または貫通通路を示すことができる(図8参照)。所定の場所、例えば、焼却炉の火格子ステップの領域における火格子板上に、良い焼却を促進するために、下から燃焼用空気を供給することがほとんどの場合必要となる。しかしながら、図1乃至図3による現存の典型的な実施の形態には、このような通路は設けられていない。
一例として、図4は、焼却炉内の実施の形態A−Lにおいて、本発明によるクラッド要素のためのレイアウトを示している。既に述べたように、提案された構造を有するクラッド要素は、基本的に焼却炉内のさまざまな場所において使用され得る。それらは、ほとんどの場合、サイズ、形状、溶接被覆の質、冷却設備のタイプ、並びに、取付のタイプおよび燃焼用空気供給ラインの統合などの二次的特徴という点において異なっているだけである。例えば、供給シャフトなどのように比較的冷たい場所は、冷媒を不要とし、あるいは、溶接被覆の異なる質が選択され得ることがある。図4は、さまざまな実施形態A−Lにおいて図示を目的として提供されている。
Aは、ゴミシャフトをライニングするための平坦クラッド要素である。
Bは、移送部分におけるライニングのための平坦または曲げられたクラッド要素である。
Cは、ピストンガイドをライニングするための曲げられたクラッド要素である。
Dは、荷重テーブルおよびピストンをライニングするための平坦クラッド要素である。
Fは、収集保護手段(collector protection means)をライニングするための丸みを帯びたクラッド要素である。
Gは、側部火格子ガイドをライニングするための曲げられたクラッド要素である。
Hは、火格子領域において中間トンネルをライニングするための2重に曲げられたクラッド要素である。
Kは、(図1と類似した)火格子ステップをライニングするための曲げられたクラッド要素である。
Lは、スラグシャフトをライニングするための平坦クラッド要素である。
更なる図示を目的として、図5、6および7は、実施形態F、DおよびKにおけるクラッド要素を示している。明瞭に認識できるように、基本構成は、同じであり、全ての実施の形態では下板1と上板2とを有している。
図8は、基礎構造体上に設けられた移動火格子の火格子ステップのための実施形態Kにおける本発明によるクラッド要素を示している。この典型的な実施形態は、クラッド要素がどのように取り付けられ得るのかを示すためにだけ意図されている。図4において図式的に示したように、ゴミ焼却炉は、一般に、ステップ状の送り火格子(feed grate)を有しており、当該送り火格子上で、燃焼される材料が焼却領域に搬入され、灰およびスラグが、スラグシャフトにおいて、焼却領域から搬出される。このような送りシャフトは、互いに隣合わせで配設された火格子ステップからなっている。一般的に、少なくとも複数の火格子ステップが、搬送方向において、持ち上げ動作を実行し得るようになっている。とりわけ、焼却領域においては、火格子ステップは、高い負荷にさらされ、交換の容易さがとても重要になっている。
火格子ステップの基礎構造体は、移動フレームワーク10となっている。曲げられたクラッド要素は、火格子ステップを覆うために、この移動フレームワーク10に取付ネジ11によってボルト締めされている。冷媒ポート12は、ネジソケット7にボルト締めされている。摩耗片14は、前方エッジ部の領域に固定されている。移動火格子の後方領域に流路状成型部15が設けられ、この領域において、個々の火格子ステップが重なり合っている。流路状成型部15は、移動火格子構造体(図示せず)の円形ロッド上で火格子ステップを支持して位置決めするために用いられる。また、本実施の形態においては、前方側部領域は、燃焼用空気の供給のための貫通穴16を有している。
図8から明らかなように、欠陥があるクラッド要素は、火格子ステップをライニングするために、その場で容易に交換され得る。この目的のために、取付ネジ11、摩耗片14および冷媒ポート12だけが取り外さなければならず、その後クラッド要素は前方に向かって取り除かれ得る。
最初に述べたように、本発明によるクラッド要素を製作するために、基本的に2つの方法がある。1つ目の方法として、本発明によるクラッド要素が、平坦物体として製作され、その後に、その最終形状に曲げられるだけである、ということが提供され得る。このやり方は、すでに説明したように、適用される曲げ力に応じて比較的薄いクラッド要素のためにだけ使用され得る。
より一層厚いクラッド要素のために、下板1と上板2とが、部分物体として別々に製作されて、相互に適合する形状に曲げられ、その後に共に接合されるだけである、ということが提供され得る。このようにして、より厚い壁厚を有するクラッド要素が製作され得る。
下板と上板とを別々に製作する際、板(下板または上板)がフライス加工されたスロットを含む場合、フライス加工されたスロットは、最初に、その後に曲げが行われる場所に精度良く連続している。この製作の変形例は、図9および図10に示されている。
図9は、フライス加工されたスロット部分20を含む、上板2の横断面を示している。この上板2は、別々の部分物体として製作され得る。フライス加工されたスロット部分20の全体は流路3を形成する。フライス加工されたスロット部分20aは、流路3の一部となって、一方のエッジ部から他方に連続的に延び、曲げが行われる場所(破線で示す)に位置付けられている。その結果、上板2は、上板の厚さが曲げを容易にする場所で曲げられ得る。下板との組立の前に、‘意図的’にフライス加工された場所における蛇行流路の完全性は、当然のことながら、一例として、対応する流路壁部に再び溶接することにより、確立されなければならない。これらの補強は、少なくともクラッド要素のエッジ領域において必要とされる。しかしながら、当然のことながら、このことは流路3の想定される進行(envisaged progression)に依存している。
最後に、図10は、対応する下板1の横断面を示している。この下板1は、別々の部分物体として製作され得る。この下板1は、図9による上板に嵌り、対応する場所(破線で示す)において曲げられる。曲げが完了した後、図9による上板と図10による下板とが、接合される、または、例えば溶接によって互いに連結されて、クラッド要素が形成され得る。
1 下板
2 上板
3 流路
4 フライス加工されたスロット
5 溶接被覆
6 溶接線
7 ネジソケット
8−9 使用せず
10 移動フレームワーク
11 取付ネジ
12 冷媒ポート
13 表面
14 摩耗片
15 流路状成型部
16 燃焼用空気のための貫通穴
17〜19 使用せず
20 フライス加工されたスロット部分
A〜L クラッド要素の実施形態

Claims (10)

  1. 焼却炉の装置部分のためのクラッド要素において、
    鋼により作製された下板(1)および鋼により作製された上板(2)であって、一方が他方の上に位置し、少なくともエッジ領域において互いに堅く接合された下板(1)および上板(2)からなり、
    下板(1)と上板(2)との間に、クラッド要素を通る冷媒を案内するための蛇行流路(3)が形成され、
    上板(2)または下板(1)は、蛇行するフライス加工されたスロット(4)を含み、流路(3)を形成するフライス加工されたシートを形成し、
    下板(1)から離れる方へ向く上板(2)の面は、溶接被覆(5)を有していることを特徴とするクラッド要素。
  2. クラッド要素は、全体的に、平坦物体として製作されることができ、その後に所定の形状に曲げられることを特徴とする請求項1に記載のクラッド要素。
  3. 下板および上板は、部分物体として別々に製作されて、相互に適合する形状に曲げられ、その後少なくともエッジ領域において互いに堅く接合されることを特徴とする請求項1に記載のクラッド要素。
  4. 溶接被覆(5)は、熱的負荷および/または化学的負荷および/または摩耗負荷に対して、増大した抵抗を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のクラッド要素。
  5. 溶接被覆(5)は複数あることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のクラッド要素。
  6. クラッド要素は、連結手段を有し、当該連結手段により、クラッド要素は、当該クラッド要素を取り付けるために設けられた基礎構造体、または、焼却炉の他の装置部分に、容易かつ迅速に取り付けられ得ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のクラッド要素。
  7. 連結手段は、ボルト締め手段、プラグイン手段または懸架手段であることを特徴とする請求項6に記載のクラッド要素。
  8. クラッド要素は、通過する燃焼用空気または取付手段を固定するための貫通穴(17)、貫通スリットまたは貫通通路を有していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のクラッド要素。
  9. 蛇行流路(3)は、非収縮横断面を有していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のクラッド要素。
  10. 蛇行流路(3)は、クラッド要素の実質的に全長にわたって延びる複数の流路部分と、実質的にその全幅にわたって延びる複数の流路部分と、を有していることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のクラッド要素。
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