JP2011236014A - エレベータ用巻上機 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受部から油脂が流出する経路上のシール部以外に防油対策を施し、油脂の流出に対して安全性を増すことで、エレベータの運行を正常に維持させる。
【解決手段】円筒形状の綱車1の一端は、外周側にブレーキディスク12固定され、綱車1の両端の内周側には、軸受8を格納した一対の環状の軸受箱2が取り付けられ、スタンド5と軸受箱2との間に一対の環状の端蓋3がある。綱車1と軸受箱2で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔9を軸受箱2に設け、軸受箱2の機内側11で軸6に対する第1のシール部4a及び端蓋3の機外側10でスタンド5に対する第2のシール部4bが形成されたエレベータ用巻上機において、ブレーキディスク12が固定された綱車1の一端における軸受箱2に対し、貫通孔9より内周側の機内側11に、突起13aを円周方向全体に設けた防油構造を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸受部からの油脂の流出対策を施したエレベータ用巻上機に関する。
エレベータ用巻上機として、電機子が軸に固定された固定子の外周側に回転子の綱車が配置されたアウターロータ型の構造が知られている。円筒形状の綱車は、ブレーキディスク(以下、「ディスク」)が取り付けられ、両端の支持環により軸受を介して軸に回転自在に支持されている(特許文献1参照)。
上記軸受を格納する軸受箱には、潤滑剤が保持されているが、運転中において潤滑剤が温度上昇することにより、潤滑剤から油分が流出し、軸受内に進行して軸受内ころの潤滑が行われる。しかし、上記のような軸受箱において、軸受箱外への油分の流出を防ぐ必要があり、例えば、次のような軸封構造が提案されている。
図19は、従来のエレベータ用巻上機の軸封構造の一例を示す、回転軸方向の断面図である。
一対のスタンド5に両端が固定された軸6に電機子7が取り付けられ、固定子を構成している。回転子は、綱車1、ディスク12、軸受箱2、及び端蓋3からなり、軸受8を介して軸6に回転自在に支持されている。円筒形状の綱車1の一端において外周側にディスク12が固定され、綱車1の両端の内周側に、軸受8を格納した一対の環状の軸受箱2が取り付けられ、スタンド5と軸受箱2との間に一対の環状の端蓋3が介在している。軸受箱2には軸受8の外輪8aが嵌合し、軸受8の内輪8bは軸6に嵌合される。円筒形状の綱車1と両端の軸受箱2により空間が形成され、軸受箱2の外周側には、綱車1が回転する際に機外側10と機内側11を通気する複数の貫通孔9が形成されている。
軸受8が設置される空間は、潤滑剤が封入されている。軸受周辺は、軸受箱2の内周に第1のシール部4a及び端蓋3の内周に第2のシール部4bがあり、回転部からの油脂の流出と異物混入防止のために、溝を形成してフェルトなどのシール材を介在させた軸封構造としている。また、この他に潤滑剤の油脂分を溜める溝を設けたり、第1、第2のシール部4a,4bにラビリンス構造を設けてシール性を強化している。しかしながら、軸封構造内の油分は、軸受8への過度な給油に代表される異常な使用や無点検による経年的な油脂の溜まりなど極めて異常な油量が発生した場合は、第1、第2のシール部4a,4bから流出する懸念があった。
流出の経路としては、1点鎖線で示すように、以下の2通りがある。
<経路A>・・・軸受の潤滑剤が軸受箱側から発生する油脂流出経路
軸受8→第1のシール部4aを通過→軸受箱機内側外面→貫通孔9(イヌキ穴)→綱車内周部→ディスク制動面
<経路B>・・・軸受の潤滑剤が端蓋側から発生する油脂流出経路
軸受8→第2のシール部4bを通過→綱車内周部→ディスク制動面
特開2001−19322号公報
前述したエレベータ用巻上機においては、潤滑剤の油分がディスク方向に流出すると、ブレーキシステムの制動面へ油分が付着し、次のような問題が生ずる。
(1)制動面への油脂付着によるブレーキ制動力の低下
ブレーキの制動力、すなわち、ブレーキトルクは、次式で示される。
ブレーキトルク:TB = 2×μ×F×r×Np ・・・式(1)
ここで、μ:摩擦係数、F:押付力、r:制動半径、Np:パッド数
ディスクの制動面に油脂が付着するとパッドとの摩擦係数が低下し、ブレーキトルクが低下する。その結果、エレベータの運行に影響を与える可能性があった。
(2)油脂付着防止に関する保守管理
制動面へ油脂が付着することを防止するために、機器の運用上は、保守管理が重要となる。油脂発生部位から制動面までの間に、防油対策が少なければ、制動面へ到達してしまう時間も短くなり、保守間隔を短縮する必要がある。
(3)軸受の防油対策に伴う軸封構造の大型化、複雑化
軸受部からの油脂の漏れ防止は、シール部において対策が施されるが、その防油策としては、上記のようにフェルトなどのシール材の増加やオイルシールの設置及びラビリンス化による油脂経路の距離延長が一般的である。
しかし、シール部にシール材を増加させて配置させると、相応の寸法が必要となるため、軸受箱や端蓋が大形化し、結果的に巻上機全体の大形化の一要因となる。また、シール部に、ラビリンス構造を設置すると、やはり寸法の増加に伴う巻上機の大形化の一要因になり、更に、その構成の複雑化により製造難易度が上がることや、部品製造のリードタイムや加工精度向上が必要となり、生産性の低下・製造コストの増加が発生する。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、軸受部から油脂が流出する経路上のシール部以外に防油対策を施し、油脂の流出に対して安全性を増すことで、エレベータの運行を正常に維持させることができるエレベータ用巻上機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のエレベータ用巻上機は、両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端における前記軸受箱に対し、前記貫通孔より内周側の機内側に、突起を円周方向全体に設けた防油構造を備えたことを特徴とする。
また、本発明のエレベータ用巻上機は、両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端における前記軸受箱に対し、前記貫通孔より外周側の機外側に、突起を円周方向全体に突出方向を内側に傾斜して設けた防油構造を備えたことを特徴とする。
また、本発明のエレベータ用巻上機は、両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端における前記軸受箱に対し、前記貫通孔を機外側から機内側へ外側に傾斜させた防油構造を備えたことを特徴とする。
また、本発明のエレベータ用巻上機は、両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端に対し、機外側に、断面凹部の内周面又は機内側方向へ外側に傾斜した内周面を形成した防油構造を備えたことを特徴とする。
また、本発明のエレベータ用巻上機は、両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端に対し、機外側の内周部にリングを取り付けた防油構造を備えたことを特徴とする。
また、本発明のエレベータ用巻上機は、両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端における前記端蓋に対し、断面L字状のカバーを前記第2のシール部を覆うように取り付けた防油構造を備えたことを特徴とする。
また、本発明のエレベータ用巻上機は、両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端における前記スタンドに対し、断面L字部を前記第2のシール部を覆うように形成した防油構造を備えたことを特徴とする。
本発明により、油脂発生部位の軸受からディスクの制動面までの間にシール部以外に防油対策を施し、ディスク制動面への油脂付着の防止策を強化することにより、ブレーキの制動力の低下を防ぐことができる。また、制動面に油脂が付着しないだけではなく、万一の異常時においても制動面まで到達してしまう時間が極めて長くなり、保守間隔を短縮しなくて良い。
更に、シール部におけるフェルトの増加やラビリンス構造を避けることができ、部品製造のリードタイム短縮や加工精度緩和から、生産性の向上・製造コストの削減も可能である。
よって、油脂の流出に対して安全性を強化するだけではなく、製造性や保守性など多方面について性能向上させた上で、エレベータの運行を正常に維持させることができる。
本発明の実施形態1の実施例1に係るエレベータ用巻上機の要部断面図。 同実施例1の変形例に係る突起の拡大図。 同実施例2に係るエレベータ用巻上機の要部断面図。 同実施例3に係るエレベータ用巻上機の要部断面図。 本発明の実施形態2に係るエレベータ用巻上機の要部断面図。 同実施形態2の変形例に係る突起の拡大図。 本発明の実施形態3に係るエレベータ用巻上機の要部断面図。 本発明の実施形態4の実施例1に係るエレベータ用巻上機の要部断面図。 同実施例2に係るエレベータ用巻上機の要部断面図。 本発明の実施形態5の実施例1に係るエレベータ用巻上機の要部断面図。 同実施例2に係るエレベータ用巻上機の要部断面図。 同実施例2の変形例に係るリングの拡大図。 本発明の実施形態6に係るエレベータ用巻上機の要部断面図。 本発明の実施形態7に係るエレベータ用巻上機の要部断面図。 同実施形態7の変形例に係る断面L字部の拡大図。 本発明の実施形態1の実施例1、及び実施形態3を同時に実施したエレベータ用巻上機の要部拡大図。 本発明の実施形態1の実施例1、実施形態2、及び実施形態3を同時に実施したエレベータ用巻上機の要部拡大図。 本発明の実施形態1の実施例1、実施形態2、実施形態3、及び実施形態4の実施例2を同時に実施したエレベータ用巻上機の要部拡大図。 従来のエレベータ用巻上機の軸封構造の一例を示す、回転軸方向の断面図。
以下、本発明の実施形態1ないし7に係るエレベータ用巻上機を、図面を参照して説明する。本発明は、図19の従来のエレベータ用巻上機の軸封構造を前提としており、それと共通する構成については説明を省略し、各実施形態における防油構造を説明する。
[実施形態1]
(実施例1)
図1は、本発明の実施形態1の実施例1に係るエレベータ用巻上機の要部断面図である。あり、エレベータ用巻上機の中心線(回転軸)より下方の左側部分を示している。
本実施形態では、軸受箱2の機内側11の外面に対して、回転軸を中心にして円周方向全体に突起13aを設けている。突起13aの位置は、貫通孔9より内周側である。本実施例では、突起13aの突出方向は回転軸と平行である。
これにより、万一、軸受部の潤滑剤が異常な油量となった場合に、油脂が第1のシール部4aから流出して、回転による遠心力や油脂の自重により表面張力で軸受箱2の外面を伝わる際に、突起13aにより、機内側11に誘導することができる。
このように本実施形態の実施例1によれば、油脂が複数の貫通孔9を通して機外側10に流出することを防止することができる。また、突起13aは回転軸を中心にして全周方向に補強用のリブを形成するのと同等の構成となるため、軸受箱2の剛性を高めることができ、より小型化ができる。
図2は、本実施例の変形例に係る突起の拡大図を示す。
本変形例では突起13aの内周面に溝14aを設けた構成としている。これにより、油脂が第1のシール部4aから流出して、油脂の自重により軸受箱2の外面を伝わる際に、突起13aに設けた溝14aに流出した油脂を確保する効果を付加することができる。
このように本変形例によれば、図1に示す例と同様な効果が得られるとともに、機内側11に対して更なる防油性が図れる。
(実施例2)
図3は、本発明の実施形態1の実施例2に係るエレベータ用巻上機の要部断面図を示す。
実施例1において、軸受箱2の機内側11の外面に対して、回転軸を中心にして円周方向全体に突起13aを設け、突出方向を回転軸と平行としているが、本実施例では上記突起13aの突出方向を内側(回転軸方向)に傾斜させた点で異なった構成としている。これにより、油脂が第1のシール部4aから流出して、油脂の自重により軸受箱2の外面を伝わる際に、突起13aの突出方向が内側に傾斜しているため、制動面側への移動を防止することができる。
このように本実施例によれば、実施例1と同様な効果が得られるとともに、機内側に対して更なる防油性が図れる。
(実施例3)
図4は、本発明の実施形態1の実施例3に係るエレベータ用巻上機の要部断面図を示す。
実施例1において、軸受箱2の機内側11の外面に対して、回転軸を中心にして円周方向全体に突起13aを設け、突出方向を回転軸と平行としているが、本実施例では上記突起13aの突出方向を外側(反回転軸方向)に傾斜させた点で異なった構成としている。
これにより、油脂が第1のシール部4aから流出して、油脂の自重により軸受箱2の外面を伝わる際に、突起13aの突出方向が外側に傾斜しているため、回転時に発生する遠心力により油脂を機内側11に飛散させることができる。
このように本実施例によれば、実施例1と同様な効果が得られるとともに、回転時に機内側に対して更なる防油性が図れる。
[実施形態2]
図5は、本発明の実施形態2に係るエレベータ用巻上機の要部断面図を示す。
本実施形態では、軸受箱2の機外側10の外面に対して、回転軸を中心にして円周方向全体に突起13bを有し、上記突起13bの位置は、貫通孔9より外周側であり、突出方向を内側に傾斜させた構成とする。
これにより、第1、第2のシール部4a,4bから流出する油脂が、万一、貫通孔9より機外側10に流出した場合に、突起13bにより、機内側11に誘導することができる。
このように本実施形態によれば、油脂が貫通孔9を通してディスク制動面側に流出することを防止することができる。
図6は、本実施形態の変形例に係る突起の拡大図を示す。
本変形例では、突起13bの内周面に溝14bを設けた構成としている。油脂が軸受箱2の貫通孔9より流出した場合に、突起13bに設けた溝14bに油脂を確保する効果を付加することができる。
このように本変形例によれば、図5に示す例と同様な効果が得られるとともに、ディスク制動面側への流出に対して更なる防油性が図れる。
[実施形態3]
図7は、本発明の実施形態3に係るエレベータ用巻上機の要部断面図を示す。
軸受箱2の複数の貫通孔9は、実施形態1,2においては、機外側10から機内側11へ回転軸と平行としていた。本実施形態では、軸受箱2の複数の貫通孔9を機外側10から機内側11へ外側に傾斜させた構成としている。
これにより、万一、油脂が軸受箱の外面を伝わり貫通孔9に乗り上げた場合に、貫通孔9の傾斜により、油脂を機内側に誘導することができる。
このように本実施形態によれば、油脂が貫通孔9を通して機外側10に流出することを防止することができる。なお、貫通孔9の形状や大きさ及び数量は、巻上機全体の軽量化や冷却特性を主体に仕様が決まるが、機外側10から機内側11へ外側に傾斜していれば、同様な効果を得ることができる。
[実施形態4]
(実施例1)
図8は、本発明の実施形態4の実施例1に係るエレベータ用巻上機の要部断面図を示す。
本実施例では、綱車1の機外側10に、切り欠きにより形成した断面凹部の内周面15を有する。これにより、油脂が軸受箱2の貫通孔9より流出した場合に、油脂を確保する効果を付与することができる。
このように本実施形態の実施例1によれば、油脂が貫通孔9を通してディスク制動面側に流出することを防止することができる。
(実施例2)
図9は、本発明の実施形態4の実施例2に係るエレベータ用巻上機の要部断面図を示す。
本実施例では、綱車1の機外側10に、切り欠きにより形成した機内側11方向へ外側に傾斜した内周面16を有する。これにより、万一、油脂が貫通孔9より流出した場合に、油脂の自重よるディスク制動面側への移動を防止することができる。
このように本実施例によれば、実施例1と同様な効果が得られるとともに、ディスク制動面側への流出に対して更なる防油性が図れる。
[実施形態5]
(実施例1)
図10は、本発明の実施形態5の実施例1に係るエレベータ用巻上機の要部断面図を示す。
本実施形態では、綱車1の機外側10の内周部に任意の厚みの鋼材を用いたリング17を取り付けた構成としている。リング17の外径に対して「しめしろ」を設けた大きさに綱車1の内周部を切り欠き、上記リング17を嵌合させている。本実施例では、リング17の内周面は、回転軸と平行である。これにより、万一、油脂が軸受箱2の貫通孔9より流出した場合に、前記リング17の厚みが油脂を堰止めることができる。
このように本実施形態の実施例1によれば、油脂が貫通孔9を通してディスク制動面側に流出することを防止することができる。
また、リング16の厚みを増すことで、ディスク制動面側への流出に対して更なる防油性が図れる。
(実施例2)
図11は、本発明の実施形態5の実施例2に係るエレベータ用巻上機の要部断面図を示す。
本実施例では、上記リング17の内周面を機内側11方向へ外側に傾斜させた構成とする。これにより、万一、油脂がリング17の内周面を伝わって、乗り上げた場合に、油脂の自重よる制動面側への移動を防止する効果を付与させることができる。
このように本実施例によれば、実施例1と同様な効果が得られるとともに、ディスク制動面側への流出に対して更なる防油性が図れる。
図12は、本実施例の変形例に係るリングの拡大図を示す。
本変形例では、リング17の機内側11方向の側面に溝14cを設けた構成とする。これにより、油脂が軸受箱2の貫通孔9より流出した場合に、油脂を確保する効果を付加することができる。
このように本変形例によれば、実施例2と同様な効果が得られるとともに、ディスク制動面側への流出に対して更なる防油性が図れる。なお、本変形例は実施例1に適用してもよい。
[実施形態6]
図13は、本発明の実施形態6に係るエレベータ用巻上機の要部断面図を示す。
本実施形態では、薄板からなる断面L字状のカバー18を、環状の端蓋3の外周部で、第2のシール部4bを覆う位置にネジのような固定手段(不図示)により取り付けた構成としている。なお、カバー18は、防油性が求められるため、鋼材や樹脂により一体構成とすることが望ましい。これにより、万一、軸受部の潤滑剤が異常な油量となり、油脂が第2のシール部4bから流出した場合にその流出経路を妨げ、カバー18により形成される隙間に油脂を確保することができる。
このように本実施形態によれば、油脂を端蓋3の第2のシール部4bからディスク制動面側に流出することを防止することができる。
[実施形態7]
図14は、本発明の実施形態7に係るエレベータ用巻上機の要部断面図を示す。
本実施形態では、スタンド5の一部に端蓋3との接合面よりも機内側11に突出するように形成した断面L字部19が、第2のシール部4bを覆う構成とする。これにより、万一、軸受部の潤滑剤が異常な油量となり、油脂が第2のシール部4bから流出した場合にその流出経路を妨げ、断面L字部19により形成される隙間に油脂を確保することができる。
このように本実施形態によれば、油脂を端蓋3の外周部からディスク制動面側に流出することを防止することができる。
図15は、本実施形態の変形例に係る断面L字部の拡大図を示す。
本変形例では、スタンド5の断面L字部19の内周面に溝14dを設けた構成とする。これにより、油脂が第2のシール部4bから流出した場合に、溝14dを設けることで、油脂を確保する効果を付加することができる。
このように本変形例によれば、図14に示す例と同様な効果が得られるとともに、ディスク制動面側への流出に対して更なる防油性が図れる。
以上、各実施形態の防油構造について説明したが、2以上の実施形態を同時に実施して多重化することができる。以下、その例を挙げる。
図16は、本発明の実施形態1の実施例1、及び実施形態3を同時に実施したエレベータ用巻上機の要部断面図を示す。
図17は、本発明の実施形態1の実施例1、実施形態2、及び実施形態3を同時に実施したエレベータ用巻上機の要部断面図を示す。
図18は、本発明の実施形態1の実施例1、実施形態2、実施形態3、及び実施形態4の実施例2を同時に実施したエレベータ用巻上機の要部断面図を示す。
このように、軸受箱2側から発生する油脂の流出経路に相当する経路A又はBに対して、防油構造を多重化(2重化ないし4重化)しているため、油脂がディスク制動面へより付着しにくく、また、制動面へ到達する距離を長くし、防油性を一層強化することができる。
1…綱車、2…軸受箱、3…端蓋、4a,4b…第1、第2のシール部、5…スタンド、6…軸、7…電機子、8…軸受、8a…外輪、8b…内輪、9…貫通孔、10…機外側、11…機内側、12…ディスク、13a,13b…突起、14a〜14d…溝、15…断面凹部の内周面、16…傾斜した内周面、17…リング、18…カバー、19…断面L字部。

Claims (8)

  1. 両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、
    前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、
    前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端における前記軸受箱に対し、前記貫通孔より内周側の機内側に、突起を円周方向全体に設けた防油構造を備えたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
  2. 両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、
    前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、
    前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端における前記軸受箱に対し、前記貫通孔より外周側の機外側に、突起を円周方向全体に突出方向を内側に傾斜して設けた防油構造を備えたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
  3. 両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、
    前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、
    前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端における前記軸受箱に対し、前記貫通孔を機外側から機内側へ外側に傾斜させた防油構造を備えたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
  4. 両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、
    前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、
    前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端に対し、機外側に、断面凹部の内周面又は機内側方向へ外側に傾斜した内周面を形成した防油構造を備えたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
  5. 両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、
    前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、
    前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端に対し、機外側の内周部にリングを取り付けた防油構造を備えたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
  6. 両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、
    前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、
    前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端における前記端蓋に対し、断面L字状のカバーを前記第2のシール部を覆うように取り付けた防油構造を備えたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
  7. 両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、
    前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、
    前記ブレーキディスクが固定された前記綱車の一端における前記スタンドに対し、断面L字部を前記第2のシール部を覆うように形成した防油構造を備えたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
  8. 両端を一対のスタンドに取り付けた軸を有する固定子と、前記固定子に対し軸受により支持した回転子からなり、
    前記回転子は、円筒形状の綱車と、前記綱車の一端の外周側に固定されたブレーキディスクと、前記綱車の両端の内周側に取り付けられ、前記軸受を格納した一対の環状の軸受箱と、前記スタンドと前記軸受箱との間に介在した一対の環状の端蓋とを有し、前記軸受箱に前記綱車と前記軸受箱で形成される空間の機外と機内を通気する複数の貫通孔を設け、前記軸受箱の機内側で前記軸に対する第1のシール部及び前記端蓋の機外側で前記スタンドに対する第2のシール部が形成されたエレベータ用巻上機において、
    請求項1,2,3,4,5,6,又は7に記載された防油構造のうちいずれか2以上備えたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
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