JP2011234604A - ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計 - Google Patents

ステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計 Download PDF

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健治 小笠原
Akira Takakura
昭 高倉
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Kazusane Sakumoto
和実 佐久本
Chikashi Motomura
京志 本村
Hiroshi Shimizu
洋 清水
Kosuke Yamamoto
幸祐 山本
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Abstract

【課題】コンパレータ回路等の電圧検出専用回路を設けることなく、過充電による二次電池の劣化を抑制すること。
【解決手段】少なくともステッピングモータ108に電力を供給する電源としての二次電池111と、ステッピングモータ108の回転状況を検出する回転検出回路109と、複数種類の駆動パルスの中からステッピングモータ108の回転状況に応じたエネルギの駆動パルスを選択して駆動する制御手段と、二次電池111を充電する太陽電池112とを備え、前記制御手段は、所定エネルギの過充電指示駆動パルスPkjによってステッピングモータ108を回転させることが可能と判定した場合、過充電指示駆動パルスPkjよりもエネルギの大きい過消費駆動パルスPksに変更して駆動する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステッピングモータ制御回路及び前記ステッピングモータ制御回路と電源として二次電池を用いたアナログ電子時計に関する。
従来から、アナログ電子時計の時刻針駆動等の用途にステッピングモータが使用されている。
また、電源として二次電池を使用し、前記二次電池を太陽電池等の発電手段によって蓄電するようにした電子時計が開発されている。
電源として二次電池を有する従来の電子時計は、前記二次電池への過充電を抑制するためにコンパレータ等の電圧検出回路を搭載し、前記二次電池の電圧が所定値を上回ったとき、モータ駆動パルスのエネルギを増加させる等の放電手段を動作させ、前記二次電池が過充電されるのを抑制していた(例えば特許文献1参照)。
前記の如くして前記二次電池の電圧を制御することにより前記二次電池が過充電されることを抑制することは可能であるが、前記二次電池の電圧を検出するためにコンパレータ等の電圧検出専用回路を用いているため、回路規模が大きくなり小型化が困難である、又、高価になるという問題がある。
また、二次電池が過放電した場合、自動的に充電される環境にない時には、早急に過放電である旨を知らせるようにしなければ誤動作が生じたり、機能停止に陥る恐れがある。
特開2008−256453号公報
本発明は、前記問題点に鑑み成されたもので、コンパレータ回路等の電圧検出専用回路を設けることなく、二次電池が充電適正領域外になったことを検出できるようにすることを課題としている。
また本発明は、コンパレータ回路等の電圧検出専用回路を設けることなく、過充電による二次電池の劣化を抑制することを課題としている。
本発明によれば、少なくともステッピングモータに電力を供給する電源としての二次電池と、前記ステッピングモータの回転状況を検出する回転検出手段と、複数種類の駆動パルスの中から前記ステッピングモータの回転状況に応じたエネルギの駆動パルスを選択して前記ステッピングモータを駆動する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記二次電池の電圧が充電適正領域外になったと判定したとき、前記二次電池の電圧に応じた所定の動作を行うことを特徴とするステッピングモータ制御回路が提供される。
例えば、少なくともステッピングモータに電力を供給する電源としての二次電池と、前記ステッピングモータの回転状況を検出する回転検出手段と、複数種類の駆動パルスの中から前記ステッピングモータの回転状況に応じたエネルギの駆動パルスを選択して駆動する制御手段とを備え、前記制御手段は、所定エネルギの過充電指示駆動パルスによって前記ステッピングモータを回転させることが可能と判定した場合、前記過充電指示駆動パルスよりもエネルギの大きい過消費駆動パルスに変更して駆動することを特徴とするステッピングモータ制御回路が提供される。
また、本発明によれば、時刻針を回転駆動するステッピングモータと、前記ステッピングモータを制御する制御手段とを有するアナログ電子時計において、前記ステッピングモータを制御する制御手段として、前記ステッピングモータ制御回路を用いて成ることを特徴とするアナログ電子時計が提供される。
本発明に係るステッピングモータ制御回路によれば、コンパレータ回路等の電圧検出専用回路を設けることなく、二次電池が充電適正領域外になったことを検出することが可能になる。
また、本発明に係るステッピングモータ制御回路によれば、コンパレータ回路等の電圧検出専用回路を設けることなく、過充電による二次電池の劣化を抑制することが可能になる。
また、本発明に係るアナログ電子時計によれば、コンパレータ回路等の電圧検出専用回路を設けることなく、過充電による二次電池の劣化を抑制することが可能になり、小型化が可能になる。
本発明の実施の形態に係るアナログ電子時計のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計に係るフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計に係るフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計に係るフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路及びアナログ電子時計に係るフローチャートである。
図1は、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路を用いたアナログ電子時計のブロック図で、後述する各実施の形態に共通するブロック図であり、アナログ電子腕時計の例を示している。
図1において、アナログ電子時計は、所定周波数の信号を発生する発振回路101、発振回路101で発生した信号を分周して計時の基準となる時計信号を発生する分周回路102、前記時計信号の計時動作やアナログ電子時計を構成する各電子回路要素の制御あるいは駆動パルスの変更制御等の各種制御を行う制御回路104、前記時計信号を所定時間計時する毎に主駆動パルスP1をランクダウンするためのランクダウン信号を主駆動パルス発生回路105に出力するランクダウンカウンタ回路103を備えている。
また、アナログ電子時計は、制御回路104からの主駆動パルス制御信号に基づいて相互にエネルギが異なる複数種類の主駆動パルスP1中から選択し出力すると共に前記ランクダウン信号に応答して主駆動パルスP1のランクを1ランク下げる(ランクダウンする)主駆動パルス発生回路105、制御回路104からの補正駆動パルス制御信号に基づいて前記各主駆動パルスP1よりもエネルギが大きい補正駆動パルスP2を出力する補正駆動パルス発生回路106、主駆動パルス発生回路105からの主駆動パルスP1及び補正駆動パルス発生回路106からの補正駆動パルスP2に応答してステッピングモータ108を回転駆動するモータドライバ回路107を備えている。
また、アナログ電子時計は、モータドライバ回路107によって回転駆動されるステッピングモータ108、ステッピングモータ108によって回転駆動される時刻表示用の時刻針やカレンダ表示部等を有するアナログ表示部110、所定の回転検出区間においてステッピングモータ108が発生する誘起信号VRsを検出して回転状況を表す検出信号を出力する回転検出回路109、ステッピングモータ108をはじめとしてアナログ電子時計の各電子回路要素に電力を供給する電源としての二次電池111、二次電池111を充電する太陽電池112を備えている。
ステッピングモータ108が回転したか否かを検出する回転検出区間は主駆動パルスP1による回転駆動直後に設けられており、回転検出回路109は、ステッピングモータ108駆動直後の自由振動によって発生する誘起信号VRsが所定の基準しきい電圧Vcompを超えるか否かを判定することによってステッピングモータ108が正常に回転したか否か(即ち、主駆動パルスP1の駆動エネルギが足りているか或いは不足しているか)を示す回転状況を検出する。
制御回路104は、回転検出回路109からの検出信号に基づいてステッピングモータ108の回転状況を判定し主駆動パルス発生回路105あるいは補正駆動パルス発生回路106に制御信号を出力して、主駆動パルスP1のランクアップやランクダウン、補正駆動パルスP2による駆動制御等のパルス制御を行う。駆動パルスは、主駆動パルスP1として相互にエネルギの異なる(即ち相互にパルス幅の異なる)複数種類の駆動パルスが用意されており又、前記各主駆動パルスP1よりもエネルギが大きく(即ちパルス幅が大きく)ステッピングモータ108を強制的に回転させることが可能な補正駆動パルスP2が用意されている。
また、主駆動パルスP1中の最もエネルギの小さい駆動パルスP1minは、二次電池111が過充電であること(即ち、二次電池111は所定電圧(例えば二次電池111の寿命が短くならないように規定された最高の定格充電電圧)以上に充電された状態であり、充電適正領域外であること)を示す主駆動パルス(過充電指示駆動パルスPkj)である。
過充電指示駆動パルスPkjは、二次電池111の電圧が過充電ではなく前記所定電圧以下の状態ではエネルギが小さいためステッピングモータ108を回転させることはできないが、二次電池111が過充電となって電圧が前記所定電圧以上になった状態では、パルス幅が狭いにも拘わらず駆動パルスのエネルギが大きくなるためステッピングモータ108を回転させることができるようにパルス幅が設定されている。
制御回路104は、所定エネルギの過充電指示駆動パルスPkjにランクダウンしたと判定した場合、二次電池111が充電適正領域外である過充電領域にあると判定して所定の制御を行う。
また、主駆動パルスP1中の最もエネルギの大きい駆動パルスP1maxは、二次電池111が過放電であること(即ち、二次電池111は所定電圧(例えばアナログ電子時計を駆動するのに必要な最低の定格電圧)以下に充電された状態であり、充電適正領域外であること)を示す主駆動パルス(過放電指示駆動パルスPkh)である。過放電指示駆動パルスPkhは、二次電池111が過放電ではなく前記電圧以上の状態ではエネルギが大きいためステッピングモータ108を回転させることはできるが、二次電池111が過放電となって電圧が低くなった状態では、パルス幅が広いにも拘わらず駆動パルスのエネルギが小さくなるためステッピングモータ108を回転させることができないようにパルス幅が設定されている。
制御回路104は、所定エネルギの過放電指示駆動パルスPkhにランクアップしたと判定した場合、二次電池111が充電適正領域外である過放電領域にあると判定して所定の制御を行う。
例えば、二次電池111の充電適正領域である前記所定電圧として、二次電池111に規定された定格充電電圧1.2V〜2.0Vに設定される。この場合、過充電指示駆動パルスPkjは二次電池111が充電適正領域外の過充電領域である2.0V以上に充電されたことを示し又、過放電指示駆動パルスPkhは二次電池111が充電適正領域外の過放電領域である1.2V以下に低下したことを示すように設定される。
尚、二次電池111は、ステッピングモータ108のみならずアナログ電子時計の全回路要素に電力を供給するように構成しているが、少なくともステッピングモータ108に電力を供給するように構成してもよい。
ここで、発振回路101及び分周回路102は信号発生手段を構成し、アナログ表示部110は表示手段を構成し、回転検出回路109は回転検出手段を構成している。太陽電池112は電力を発電する発電手段、二次電池111を充電する充電手段を構成している。主駆動パルス発生回路105及び補正駆動パルス発生回路106は駆動パルス発生手段を構成している。また、発振回路101、分周回路102、ランクダウンカウンタ回路103、制御回路104、主駆動パルス発生回路105、補正駆動パルス発生回路106、モータドライバ回路107は制御手段を構成している。
図2は、本発明の第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
以下、図1及び図2を参照して、本発明の第1の実施の形態の動作を詳細に説明する。
太陽電池112は、制御回路104の制御の下で発電を行って二次電池111の充電を行う。電源である二次電池111から、ステッピングモータ108をはじめとするアナログ電子時計の回路要素に対して電力が供給され、アナログ電子時計は動作する。
先ず、通常時の時刻表示動作の概要を説明すると、図1において、発振回路101は所定周波数の信号を発生し、分周回路102は発振回路101で発生した前記信号を分周して計時の基準となる時計信号(例えば1秒周期の信号)を発生し、ランクダウンカウンタ回路103及び制御回路104に出力する。
制御回路104は、前記時計信号に応答して所定周期でステッピングモータ108を回転駆動するように主駆動パルス発生回路105に主駆動パルス制御信号を出力する。
主駆動パルス発生回路105は、制御回路104からの主駆動パルス制御信号に対応するエネルギランクの主駆動パルスP1をモータドライバ回路107に出力する。モータドライバ回路107は前記主駆動パルスP1によってステッピングモータ108を回転駆動する。ステッピングモータ108は前記主駆動パルスP1によって回転駆動されて、アナログ表示部110の時刻針を回転駆動する。これにより、ステッピングモータ108が正常に回転した場合には、アナログ表示部110では、時刻針による現在時刻表示等が行われる。
ランクダウンカウンタ回路103は分周回路102からの時計信号を計数して計時動作を行い所定周期(例えば80秒周期)で、主駆動パルスP1をランクダウンするためのランクダウン信号を主駆動パルス発生回路105に出力する。
主駆動パルス発生回路105は、ランクダウン信号に応答して、エネルギランクを1ランクダウンした主駆動パルスP1に変更してモータドライバ回路107に出力する。モータドライバ回路107は、1ランクダウンした主駆動パルスP1によってステッピングモータ108を駆動する。
回転検出回路109は、ステッピングモータ108を主駆動パルスP1で駆動完了した直後の回転検出区間において、ステッピングモータ108の自由振動によって発生する誘起信号VRsを検出することによりステッピングモータ108の回転状況を検出する。回転検出回路109は、誘起信号VRsが所定の基準しきい電圧Vcompを超えたときはステッピングモータ108が回転したこと(換言すれば主駆動パルスP1のエネルギが足りていること)を表す第1検出信号を出力し、誘起信号VRsが基準しきい電圧Vcompを超えなかったときはステッピングモータ108が回転しなかったこと(換言すれば主駆動パルスP1のエネルギが不足していること)を表す第2検出信号を出力する。
制御回路104は、回転検出回路109がステッピングモータ108は非回転であったことを検出すると、即ち、回転検出回路109から前記第2検出信号を受信すると、補正駆動パルス発生回路106に補正駆動パルス制御信号を出力する。補正駆動パルス発生回路106は前記補正駆動パルス制御信号に応答して、モータドライバ107を介して補正駆動パルスP2でステッピングモータ108を強制的に回転させる。
また、制御回路104は、前記第2検出信号を受信した場合には次回駆動時に、主駆動パルス発生回路105に主駆動パルス制御信号を出力して主駆動パルスP1のランクを1ランクアップするように制御する。
主駆動パルス発生回路105は次回駆動時に、前記制御信号に応答して、エネルギのランクを1ランクアップした主駆動パルスP1によりステッピングモータ108を駆動する。これにより、ステッピングモータ108は、エネルギが1ランク大きな主駆動パルスP1によって駆動されることになる。
次に、二次電池111が過充電された場合の過電力消費動作を含む動作を図2に沿って説明する。
ランクダウンカウンタ回路103が分周回路102からの時計信号を1カウントすると(ステップS201)、制御回路104は、所定時間(本実施の形態では80秒)経過したか否か、即ち、ランクダウンカウンタ回路103が所定時間である80秒計数したか否かを判定する(ステップS202)。
制御回路104は処理ステップS202において、前記所定時間経過していないと判定すると、今回駆動する主駆動パルスP1が、二次電池111の電圧が過充電の領域にあることを表すエネルギランクの駆動パルス(最小エネルギランクの主駆動パルスP1である過充電指示駆動パルスPkj)ではない場合(ステップS203)、当該主駆動パルスP1でステッピングモータ108を回転駆動するように主駆動パルス発生回路105に主駆動パルス制御信号を出力する(ステップS204)。主駆動パルス発生回路105は、前記主駆動パルス制御信号に応答して、モータドライバ回路107を介して前記主駆動パルスP1でステッピングモータ108を回転駆動する。
回転検出回路109は、前記主駆動パルスP1による駆動によってステッピングモータ108の回転状況を検出し、対応する検出信号を制御回路104に出力する。制御回路104は、前記検出信号に基づいてステッピングモータ108が回転したと判定した場合は処理を終了する(ステップS205)。制御回路104は、次回駆動時に、当該主駆動パルスP1を用いてステッピングモータ108を回転駆動するように制御する。
制御回路104は、前記検出信号に基づいてステッピングモータ108が回転しなかったと判定した場合には(ステップS205)、補正駆動パルスP2でステッピングモータ108を回転駆動するように補正駆動パルス制御信号を補正駆動パルス発生回路106に出力した後(ステップS209)、主駆動パルスP1のランクを1ランクアップして処理を終了する(ステップS210)。補正駆動パルス発生回路106は、前記補正駆動パルス制御信号に応答して、モータドライバ回路107を介して御正駆動パルスP2によりステッピングモータ108を強制的に回転駆動する。これにより、ステッピングモータ108は回転する。次回の駆動は、前記主駆動パルスP1よりも1ランク上の主駆動パルスP1によって駆動されることになる。
制御回路104は、処理ステップS203において今回駆動する主駆動パルスP1が、過充電指示駆動パルスPkjの場合、過充電指示駆動パルスPkjよりもエネルギの大きい所定エネルギの過消費駆動パルスPks(本第1の実施の形態では最大エネルギの主駆動パルスP1である主駆動パルスP1max)でステッピングモータ108を回転駆動するように主駆動パルス発生回路105に主駆動パルス制御信号を出力する(ステップS208)。
主駆動パルス発生回路105は、前記主駆動パルス制御信号に応答して、モータドライバ回路107を介して、過充電指示駆動パルスPkjよりもエネルギの大きい所定エネルギの過消費駆動パルスPksでステッピングモータ108を回転駆動する。これにより、大きなエネルギが消費されるため、二次電池111の蓄電量を速やかに減少させて過充電領域から適正な充電領域へ移行させることが可能になる。
制御回路104は、処理ステップS208において過消費駆動パルスPksでステッピングモータ108を回転駆動するように制御した後、次回は過充電指示駆動パルスPkjで駆動するように状態を維持して処理を終了する。制御回路104は、次回駆動時にステップ203の処理に移行した場合、前回の処理において過充電指示駆動パルスPkjで駆動するように状態を維持しているため、今回の処理ステップS203では今回駆動する主駆動パルスP1が過充電指示駆動パルスPkjと判定して、前回同様に、過消費駆動パルスPksでステッピングモータ108を回転駆動するように制御する。以後、前記処理を繰り返す。
制御回路104は、処理ステップS202において前記所定時間経過したと判定すると、今回駆動する主駆動パルスP1が過充電領域にあることを表すエネルギランクの駆動パルス(過充電指示駆動パルスPkj)の場合には処理ステップS204へ移行して過充電指示駆動パルスPkjでステッピングモータ108を駆動するように主駆動パルス発生回路105に制御信号を出力する(ステップS206)。
この場合、ステッピングモータ108は過充電指示駆動パルスPkjによって回転駆動され(ステップS204)、回転状況に応じて補正駆動パルスP2による駆動やランクアップが行われることになる(ステップS205、S209、S210)。これにより、主駆動パルスが過充電指示駆動パルスPkjになった場合、所定時間(本第1の実施の形態では80秒)経過する前までは過消費駆動パルスPksによって駆動が行われ(ステップS202、S203、S208)、前記所定時間経過すると過充電指示駆動パルスPkjによって駆動が行われることになる(ステップS202、S206、S204)。
制御回路104は、処理ステップS206において今回駆動する主駆動パルスP1が過充電指示駆動パルスPkjではない場合には主駆動パルスのランクを1ランクダウンした後(ステップS207)、処理ステップS204へ移行する。
制御回路104は、ステッピングモータ108が回転しなかったと判定した場合には(ステップS205)、補正駆動パルスP2でステッピングモータ108を回転駆動するように補正駆動パルス制御信号を補正駆動パルス発生回路106に出力した後(ステップS209)、主駆動パルスP1のランクを1ランクアップして処理を終了する(ステップS210)。次回の駆動は、前記主駆動パルスP1よりも1ランク上の主駆動パルスP1によって駆動されることになる。今回の駆動が過充電指示駆動パルスPkjであった場合には、次回の駆動は、過充電指示駆動パルスPkjよりも1ランク上の主駆動パルスP1によって駆動されることになる。
したがって、過消費駆動パルスPksによって所定時間(換言すれば所定回数)駆動される毎に過充電指示駆動パルスPkjによる駆動が行われ、前記過充電指示駆動パルスPkjではステッピングモータ108を回転させることができなかった場合には、主駆動パルスP1のランクを上げ、過消費駆動パルスPkj以外の主駆動パルスP1に変更して駆動することになる。
以上述べたように本第1の実施の形態によれば、少なくともステッピングモータ108に電力を供給する電源としての二次電池111と、ステッピングモータ108の回転状況を検出する回転検出回路109と、複数種類の駆動パルスの中からステッピングモータ108の回転状況に応じたエネルギの駆動パルスを選択してステッピングモータ108を駆動する制御手段とを備え、前記制御手段は、二次電池111の電圧が充電適正領域外になったと判定したとき、二次電池111の電圧に応じた所定の動作を行うことを特徴としている。
また本第1の実施の形態によれば、少なくともステッピングモータ108に電力を供給する電源としての二次電池111と、ステッピングモータ108の回転状況を検出する回転検出回路109と、複数種類の駆動パルスP1、P2の中からステッピングモータ108の回転状況に応じたエネルギの駆動パルスP1、P2を選択して駆動する制御手段と、二次電池111を充電する充電手段とを備え、前記制御手段は、前記複数種類の駆動パルスP1、P2中の所定エネルギの過充電指示駆動パルスPkjによってステッピングモータ108を回転させることが可能と判定した場合、過充電指示駆動パルスPkjよりもエネルギの大きい所定エネルギの過消費駆動パルスPksに変更して駆動することを特徴としている。
したがって、コンパレータ回路等の電圧検出専用回路を設けることなく、二次電池111が充電適正領域外になったことを検出することが可能になり、検出結果に応じた動作が可能になる。
また、このように、ステッピングモータ108を過充電指示駆動パルスPkjで駆動できる場合には二次電池111が過充電と判定し、ステッピングモータ108の回転に必要なエネルギよりも大きいエネルギの駆動パルスで駆動することによって過大に消費させ、二次電池111の蓄電量を速やかに減少させて過充電にならないようにしているため、コンパレータ回路等の電圧検出専用回路を設けることなく、二次電池111の過充電を抑制して二次電池111の劣化を抑えることが可能になる。
また、過充電指示駆動パルスPkjや過消費駆動パルスPksとして、ステッピングモータ108を通常駆動するための駆動パルスを用いることにより、駆動パルスの種類を増加させる必要がないという効果を奏するが、過充電判定専用の過充電指示駆動パルスPkjや過消費専用の過消費駆動パルスPksを用いるようにしてもよい。
また、過消費駆動パルスPksによってステッピングモータ108を回転させつつ大きな電力を消費させることが可能になる。
また、本第1の実施の形態によれば、コンパレータ回路等の電圧検出専用回路を設けることなく二次電池111の過充電を抑制することが可能になるため、回路構成が小型化可能となり、小型なアナログ電子時計を構成することが可能になる。
また、一定時間毎に駆動パルスを過充電指示駆動パルスPkjに戻し、過充電指示駆動パルスPkjによる駆動ではステッピングモータ108が回転しないと判定した場合には過充電領域ではないと判定するように構成しているため、二次電池111が過充電領域にあるか否かを確実に判定することが可能になる。
図3は、本発明の第2の実施の形態の動作を示すフローチャートである。本第2の実施の形態のブロック図は図1と同じである。
前記第1の実施の形態では、ステッピングモータ108を過充電指示駆動パルスPkjで回転させることができる場合には二次電池111が過充電と判定し、ステッピングモータ108を過消費駆動パルスPksである最大エネルギの主駆動パルスP1maxで駆動することによって過充電にならないように構成したが、本第2の実施の形態では、前記の如くして二次電池111が過充電と判定した場合に、過消費駆動パルスPksとして補正駆動パルスP2を用いて駆動するように構成している。
即ち、制御回路104は、図3の処理ステップS203において今回駆動する主駆動パルスP1が過充電指示駆動パルスPkjの場合、過充電指示駆動パルスPkjよりもエネルギの大きい所定エネルギの過消費駆動パルスPks(本第2の実施の形態では補正駆動パルスP2)でステッピングモータ108を回転駆動するように補正駆動パルス発生回路106に補正駆動パルス制御信号を出力する(ステップS301)。
補正駆動パルス発生回路106は、前記補正駆動パルス制御信号に応答して、モータドライバ回路107を介して、過充電指示駆動パルスPkjよりもエネルギの大きい所定エネルギの過消費駆動パルスPks(本第2の実施の形態では補正駆動パルスP2)でステッピングモータ108を回転駆動する。これにより、大きなエネルギが消費されるため、二次電池111の蓄電量を速やかに減少させて過充電領域から適正な充電領域へ移行させることが可能になる。また、前記第1の実施の形態よりも大きなエネルギの過消費駆動パルスPksを用いるため、過充電抑制効果が大である。
図4は、本発明の第3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。本第3の実施の形態のブロック図は図1と同じである。
前記第1、第2の実施の形態では前記の如くして二次電池111が過充電と判定した場合、過消費駆動パルスPksとして単一の主駆動パルスP1max又は補正駆動パルスP2を用いて駆動するように構成したが、本実施の形態では、複数種類の駆動パルスの組により駆動することで大きな電力を消費させて過充電を抑制するように構成している。
即ち、制御回路104は、図4の処理ステップS204において主駆動パルスP1で駆動した後、ステッピングモータ108が回転し且つ、そのときの主駆動パルスP1が過充電指示駆動パルスPkjの場合には、これと同極性の補正駆動パルスP2で駆動するようにしている(ステップS205、S401、S402)。このように、主駆動パルスP1が過充電を表す過充電指示駆動パルスPkjの場合には、当該過充電指示駆動パルスPkjの駆動に加えて補正駆動パルスP2でも駆動するようにしている(ステップS204、S402)。
このように、複数種類の駆動パルスの組(本第3の実施の形態では、過充電指示駆動パルスPkj及び補正駆動パルスP2)によって過消費駆動パルスPksを構成するようにしているため、前記第1、第2実施の形態と同様に、大きなエネルギが消費され、二次電池111の蓄電量を速やかに減少させて過充電領域から適正な充電領域へ移行させることが可能になる。また、最初に駆動した過充電指示駆動パルスPkjによってステッピングモータ108を回転させ、これに続く同極性の補正駆動パルスP2ではステッピングモータ108を回転させることなく単に大きな電力を消費するように構成しているため、各駆動パルスの役割分担が明確になり、制御を容易にすることが可能になる。
図5は、本発明の第4の実施の形態の動作を示すフローチャートであり、図2〜図4と同一処理を行う部分には同一符号を付している。本第4の実施の形態のブロック図は図1と同じである。
前記第1〜第3の実施の形態は二次電池111が過充電領域に入った場合の例であるが、本第4の実施の形態は二次電池111が過放電領域に入った場合の例である。本第4の実施の形態を前記各第1〜第3の実施の形態と組み合わせるように構成することができる。
図1及び図5において、制御回路104は、処理ステップS202において、所定時間経過していないと判定すると、今回駆動する主駆動パルスP1が、二次電池111の電圧が過放電の領域にあることを表す所定エネルギランクの駆動パルス(過放電指示駆動パルスPkh(本第4の実施の形態では最大エネルギランクの主駆動パルスP1max))ではない場合(ステップS203)、当該主駆動パルスP1でステッピングモータ108を回転駆動するように主駆動パルス発生回路105に主駆動パルス制御信号を出力する(ステップS204)。主駆動パルス発生回路105は、前記主駆動パルス制御信号に応答して、モータドライバ回路107を介して前記主駆動パルスP1でステッピングモータ108を回転駆動する。
制御回路104は、処理ステップS203において今回駆動する主駆動パルスP1が所定エネルギの過放電指示駆動パルスPkhであると判定すると、二次電池111は過放電領域にあると判定し、最大エネルギランクの主駆動パルスP1maxを用いて、時刻針が通常運針(この場合のステッピングモータ108の駆動を通常駆動と称す。)とは異なる変則運針(この場合のステッピングモータ108の駆動を変則駆動と称す。)を行うようにステッピングモータ108を回転駆動するように制御する(ステップS501)。
処理ステップS501において用いる駆動パルスは、ステッピングモータをより確実に回転させ得るように、過放電指示駆動パルスPkh以上の駆動パルスを用いるが、過放電指示駆動パルスPkh以上の駆動パルスであれば、最大エネルギの主駆動パルスP1max、補正駆動パルスP2、あるいは特定の駆動パルスを用いるように構成することができる。
ここで、通常駆動とは、所定時間経過する毎に前記ステッピングモータ108を1回駆動する動作であり、例えば、時刻表示のために時刻針である秒針を1秒毎に1回運針するためにステッピングモータ108を回転駆動する動作である。また、変則駆動とは、前記通常駆動とは異なる態様でステッピングモータ108を回転駆動する動作であり、例えば、所定時間経過する毎に、前記所定時間分纏めて前記ステッピングモータを複数回駆動する動作である。例えば、通常駆動が、秒針を1秒毎に1回運針する動作の場合、変則駆動として、2秒毎に纏めて2回分運針駆動するように構成する。
制御回路104は、処理ステップS501において変則駆動を行うように制御した後、次回は、過放電指示駆動パルスPkhで駆動するように状態を維持して処理を終了する。制御回路104は、次回駆動時にステップ203の処理に移行した場合、前回の処理において過放電指示駆動パルスPkjで駆動するように状態を維持しているため、今回の処理ステップS203では今回駆動する主駆動パルスP1が過放電指示駆動パルスPkhと判定して、前回同様に、ステッピングモータ108を変則駆動するように制御する(ステップS501)。以後、前記処理を繰り返す。
制御回路104は、所定時間(本実施の形態では80秒)毎に主駆動パルスP1から過放電指示駆動パルスPkhよりも所定ランク(本実施の形態では1ランク)小さい主駆動パルスP1に変更して駆動する(ステップS202、S207、S204)。制御回路104は、該主駆動パルスP1でステッピングモータ108を回転させることができた場合には、二次電池111は過放電領域にないと判定して、次回の駆動は当該主駆動パルスP1で行うように状態を保持して処理を終了する(ステップS205)。これにより、次回の変則駆動は停止される。
このように、本第4の実施の形態によれば、制御回路104は、所定エネルギの過放電指示駆動パルスPkhにランクアップしたと判定した場合、二次電池111は過放電領域にあると判定して、通常駆動とは異なる変則駆動によってステッピングモータ108を回転駆動するようにしているため、二次電池111の電圧を検出する専用回路等を設けることなく、使用者に充電を促すことが可能になる。
尚、前記各実施の形態では、主駆動パルスP1として矩形波の主駆動パルスを使用しパルス幅を変えることによってエネルギランクを変えるように構成したが、櫛歯状の主駆動パルスを使用しパルス幅は一定にしてデューティ比を変えることにより駆動エネルギを変えるように構成してもよく又、デューティ比は一定にして櫛歯数を変えることによって駆動エネルギを変える(この場合はパルス幅が変化する)、パルス電圧を変える等によって駆動エネルギを変えるようにしてもよい。
また、二次電池111の充電手段として太陽電池112を内蔵する構成としたが、自動巻きや手巻きの充電手段等、太陽電池112以外の充電手段を用いるように構成してもよく又、充電手段をアナログ電子時計とは別体に構成してもよい。
また、時刻針やカレンダ以外を駆動するためのステッピングモータにも適用可能である。
また、ステッピングモータの応用例として電子時計の例で説明したが、モータを使用する電子機器に適用可能である。
本発明に係るステッピングモータ制御回路は、ステッピングモータを使用する各種電子機器に適用可能である。
また、本発明に係る電子時計は、カレンダ機能付きアナログ電子腕時計、カレンダ機能付きアナログ電子置時計等の各種カレンダ機能付きアナログ電子時計をはじめ、各種のアナログ電子時計に適用可能である。
101・・・発振回路
102・・・分周回路
103・・・ランクダウンカウンタ回路
104・・・制御回路
105・・・主駆動パルス発生回路
106・・・補正駆動パルス発生回路
107・・・モータドライバ回路
108・・・ステッピングモータ
109・・・回転検出回路
110・・・アナログ表示部
111・・・二次電池
112・・・太陽電池

Claims (13)

  1. 少なくともステッピングモータに電力を供給する電源としての二次電池と、前記ステッピングモータの回転状況を検出する回転検出手段と、複数種類の駆動パルスの中から前記ステッピングモータの回転状況に応じたエネルギの駆動パルスを選択して前記ステッピングモータを駆動する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記二次電池の電圧が充電適正領域外になったと判定したとき、前記二次電池の電圧に応じた所定の動作を行うことを特徴とするステッピングモータ制御回路。
  2. 前記制御手段は、所定エネルギの過充電指示駆動パルスによって前記ステッピングモータを回転させることが可能と判定した場合、前記二次電池は過充電領域にあると判定して、前記過充電指示駆動パルスよりもエネルギの大きい過消費駆動パルスに変更して駆動することを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ制御回路。
  3. 前記複数種類の駆動パルスとして相互にエネルギの異なる複数種類の主駆動パルスと前記各駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスが用意されて成り、
    前記過充電指示駆動パルスは前記複数種類の主駆動パルスの中の最低エネルギの主駆動パルスであることを特徴とする請求項2記載のステッピングモータ制御回路。
  4. 前記複数種類の駆動パルスとして相互にエネルギの異なる複数種類の主駆動パルスと前記各駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスが用意されて成り、
    前記過消費駆動パルスは前記複数種類の主駆動パルスの中の最大エネルギの主駆動パルスであることを特徴とする請求項2又は3記載のステッピングモータ制御回路。
  5. 前記複数種類の駆動パルスとして相互にエネルギの異なる複数種類の主駆動パルスと前記各駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスが用意されて成り、
    前記過消費駆動パルスは前記補正駆動パルスであることを特徴とする請求項2又は3記載のステッピングモータ制御回路。
  6. 前記複数種類の駆動パルスとして相互にエネルギの異なる複数種類の主駆動パルスと前記各主駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスが用意されて成り、
    前記過消費駆動パルスは過充電指示駆動パルスと補正駆動パルスとを組合せた駆動パルスであることを特徴とする請求項2又は3記載のステッピングモータ制御回路。
  7. 前記制御手段は、所定時間毎に主駆動パルスから前記過充電指示駆動パルスに変更して駆動し、前記過充電指示駆動パルスでは前記ステッピングモータを回転させることができなかった場合には、前記過消費駆動パルス以外の主駆動パルスに変更して駆動することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  8. 前記制御手段は、所定エネルギの過放電指示駆動パルスにランクアップしたと判定した場合、前記二次電池は過放電領域にあると判定して、通常駆動とは異なる変則駆動によって前記ステッピングモータを回転駆動することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  9. 前記複数種類の駆動パルスとして相互にエネルギの異なる複数種類の主駆動パルスと前記各駆動パルスよりもエネルギの大きい補正駆動パルスが用意されて成り、
    前記過放電指示駆動パルスは前記複数種類の主駆動パルスの中の最大エネルギの主駆動パルスであることを特徴とする請求項8記載のステッピングモータ制御回路。
  10. 前記制御手段は、前記通常駆動では所定時間経過する毎に前記ステッピングモータを1回駆動し、前記変則駆動では所定時間経過する毎に前記ステッピングモータを複数回駆動することを特徴とする請求項8又は9記載のステッピングモータ制御回路。
  11. 前記制御手段は、所定時間毎に主駆動パルスから前記過放電指示駆動パルスよりも所定ランク小さい主駆動パルスに変更して駆動し、該主駆動パルスで前記ステッピングモータが回転させることができた場合には、前記二次電池は過放電領域にないと判定して、前記変則駆動を停止することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  12. 前記二次電池を充電する充電手段を備えて成ることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  13. 時刻針を回転駆動するステッピングモータと、前記ステッピングモータを制御する制御手段とを有するアナログ電子時計において、
    前記ステッピングモータを制御する制御手段として、請求項1乃至12のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路を用いて成ることを特徴とするアナログ電子時計。
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