JP2011234482A - 回転電機の固定子 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定子巻線のコイルエンドの大型化を抑制しつつ、固定子巻線を構成する導線の絶縁皮膜へのダメージを軽減し得るようにした回転電機の固定子を提供する。
【解決手段】導線のターン部22は、第1スロットから固定子コア30の軸方向と平行な方向に突出する突出部22aと、突出部22aの先端から周方向に屈曲する第1屈曲部22bを介して第1スロットから所定間隔(1磁極ピッチ)離れた第kスロット(他方のスロット)に向けて90度未満の角度で斜めに延びるスロープ部22cと、スロープ部22cの先端から固定子コア30の軸方向と平行な方向に屈曲し第kスロットに収容されたスロット収容部21に繋がる第2屈曲部22dとからなる。これにより、ターン部22は、屈曲部22b、22dが2箇所に形成され、周方向において非対称な形状にされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば車両に搭載される回転電機の固定子に関する。
近年、車両等に搭載される電動機において、小型高効率と低騒音を両立させるべく、固定子コアに巻装される固定子巻線を所謂分布巻きすることによって、固定子巻線の巻線密度を向上させる技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1に記載されているように平角導線を連続成形して高密度化を実現するものがある。
特開2001−211621号公報
ところが、上記特許文献1の如き成形では、固定子巻線のコイルエンド(固定子コアの軸方向端面から突出した部分)における導線の屈曲が複数回必要となるため、導線の表面を被覆している絶縁皮膜へのダメージが大きい。また、出力密度を増強するために太い導線を採用する場合、屈曲させるのに必要な荷重も大きくなるので、より一層絶縁皮膜へのダメージが大きくなる。そのため、絶縁皮膜の膜厚を厚くしたり、幾重にも組成の異なる材料で皮膜を塗付することが必要となり、高コスト化を招くこととなる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、固定子巻線のコイルエンドの大型化を抑制しつつ、固定子巻線を構成する導線の絶縁皮膜へのダメージを軽減し得るようにした回転電機の固定子を提供することを解決すべき課題とするものである。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、周方向に複数のスロットを有する円環状の固定子コアと、前記スロットに収容されるスロット収容部と周方向の異なる前記スロットに収容された前記スロット収容部同士を前記スロットの外部で接続しているターン部とを有する複数の導線を前記固定子コアに巻装してなる固定子巻線と、を備えた回転電機の固定子において、前記ターン部は、屈曲部が2箇所に形成され、周方向において非対称な形状であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、固定子巻線を構成する導線のターン部には、屈曲部が2箇所にしか形成されていないため、例えば巻線機等で固定子コアに導線を巻き付ける際に、導線の絶縁皮膜に掛かる負荷を軽減することができる。また、ターン部の形状が、周方向において非対称となるようにされているため、コイルエンドにおいて、隣接するターン部を重ね易くすることができるので、スペース効率が向上する。そのため、コイルエンドの大型化を抑制しつつ、導線の絶縁皮膜へのダメージを軽減することができる。
請求項2に記載の発明は、前記ターン部は、第1スロットから固定子コアの軸方向と平行な方向に突出する突出部と、該突出部の先端から周方向に屈曲し前記第1スロットから所定間隔離れた第k(kは自然数)スロットに向けて90度未満の角度で斜めに延びるスロープ部とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、突出部とスロープ部との間に形成される屈曲部の曲げ率を比較的大きく設定することができるので、導線の絶縁皮膜へのダメージを効果的に軽減することができる。また、コイルエンドにおけるターン部のスペース効率を向上させることができるので、コイルエンドの大型化を有利に抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、前記第1スロットから延出した第1導線の第1スロープ部の反固定子コア側に、前記第1スロットの前記第1スロープ部側に隣接する第2スロットから延出した第2導線の第2スロープ部が重なり合っていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、それぞれのスロープ部の収まりを効率よくできるので、コイルエンドの大型化を効果的に抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、前記固定子巻線は、m(mは自然数)相で、1極1相当たりのスロット数がn(nは自然数)個で、2p個の磁極を備えるものであり、前記固定子コアの前記スロットの総数がm×n×2p(pは自然数)個であり、前記kはk=m×n+1であり、前記導線は、前記第1スロットと前記第kスロットの間隔で、前記突出部と前記スロープ部とを2p回繰り返すことで前記固定子コアを1周回する連続線であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、固定子巻線が、多相巻線であったり、音振動の低減に有利な分布係数の大きな巻線仕様であっても、コイルエンドの大型化を回避しながら容易に構成することが可能となる。
請求項5に記載の発明は、前記導線が前記固定子コアをJ(Jは自然数)周回する場合、同一周回中での2p本の前記スロット収容部のうち少なくとも2つの前記スロット収容部は、前記固定子コアの軸中心からの半径方向の距離が同じであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、固定子コアのスロット内での導線占積率とコイルエンドでの導線占積率を極大化することが可能となる。
請求項6に記載の発明は、前記固定子巻線のコイルエンドを軸方向から見た際に、最内周又は最外周を構成する層のスロープ部群に、自己の導線の前記スロープ部上に他の導線の前記スロープ部が重なっていないものが少なくとも1つ見えていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、コイルエンドにおいて、それぞれのターン部を所定空間内にコンパクトに収納することができる。
請求項7に記載の発明は、前記ターン部は、前記突出部と前記スロープ部との間に形成される前記屈曲部及び前記スロープ部の少なくとも1箇所に、前記固定子コアの半径方向に屈曲する第1クランク部を備えることを特徴とする。請求項7に記載の発明によれば、コイルエンドにおいて、隣接するターン部同士の干渉を回避しつつ他のターン部との重なりを可能とすることができる。
請求項8に記載の発明は、前記ターン部は、前記スロープ部の少なくとも1箇所に、前記第1クランク部とは反対向きの半径方向に屈曲する第2クランク部を備えることを特徴とする。請求項8に記載の発明によれば、コイルエンドにおいて、隣接するターン部同士の干渉を回避しつつ他のターン部との重なりを可能とすることができる。
請求項9に記載の発明は、前記第1クランク部と前記第2クランク部の間の周方向間隔が、1磁極ピッチ内のm×n個の前記ターン部で全て異なることを特徴とする。請求項9に記載の発明によれば、コイルエンドにおいて、より一層容易に、それぞれのターン部を所定空間内にコンパクトに収納することができる。
請求項10に記載の発明は、前記スロープ部が重なり合っている前記ターン部の数はm×nであることを特徴とする。請求項10に記載の発明によれば、このように構成することで固定子巻線を容易に製造することができる。
請求項11に記載の発明は、前記固定子巻線のコイルエンドは、最外周の前記ターン部の一部分が半径方向外側にはみ出したはみ出し部を備えることを特徴とする。請求項11に記載の発明によれば、このように構成することで固定子巻線を容易に製造することができる。
請求項12に記載の発明は、前記固定子巻線のコイルエンドは、最内周の前記ターン部の一部分が半径方向内側にはみ出したはみ出し部を備えることを特徴とする。請求項12に記載の発明によれば、このように構成することで固定子巻線を容易に製造することができる。
請求項13に記載の発明は、前記固定子巻線を構成する前記導線の数は、2×m×n本であり、少なくともm×n本の前記導線が、前記固定子コアの隣接するm×n個の前記スロットから巻き始められることを特徴とする。請求項13に記載の発明によれば、固定子コアに導線を巻き付ける巻線機をコンパクトに構成することができる。
請求項14に記載の発明は、前記固定子巻線を構成する前記導線の数は、2×m×n本であり、2×m×n本の前記導線が、前記固定子コアの隣接する2×m×n個の前記スロットから巻き始められることを特徴とする。請求項14に記載の発明によれば、固定子コアに導線を巻き付ける巻線機をコンパクトに構成することができる。
請求項15に記載の発明は、前記導線は、少なくとも前記スロット収容部が平角導線であることを特徴とする。請求項15に記載の発明によれば、固定子コアのスロット内での導線占積率を向上させることができる。
実施形態に係る回転電機の固定子を模式的に示した模式斜視図である。 実施形態に係る固定子巻線を構成する導線の一部を示す図であって、(a)は(b)のA側から見た平面図、(b)は正面図、(c)は(b)のB側から見た底面図である。 実施形態に係る固定子巻線の周方向に展開した展開図であって、(a)は(b)のA側から見た展開図、(b)は内周側から見た展開図、(c)は(b)のB側から見た展開図である。 実施形態に係る固定子巻線の結線例を示す説明図である。 実施形態に係る固定子巻線の他の結線例を示す説明図である。
以下、本発明の回転電機の固定子を具体化した一実施形態について図面を参照しつつ具体的に説明する。図1は、本実施形態に係る回転電機の固定子を模式的に示した模式斜視図である。図1において、20は固定子、30は固定子コア、40は固定子コア30に巻装された固定子巻線である。
本実施形態の固定子20は、例えば車両の電動機及び発電機を兼ねる回転電機に使用されるものであって、固定子コア30と、複数(本実施形態では12本)の導線から形成される3相の固定子巻線40とを備えている。固定子20の内周側には回転子(図示せず)が回転自在に収容される。回転子の外周部には、極性が周方向に交互に異なる複数の磁極(本実施形態では4磁極)が永久磁石によって形成されている。回転子の外周面は、固定子20の内周面に対して微小なエアギャップを介して対面している。
固定子コア30は、所定厚さの電磁鋼板を軸方向に積層して円環状に形成されており、内周に複数のスロットが形成されている。複数のスロットは、その深さ方向が径方向と一致するように形成されている。固定子コア30に形成されたスロットの数は、回転子の磁極数(2p=4)に対し、固定子巻線40の一相あたり2個の割合で形成されている。本実施形態では、4×3×2=24より、スロットの総数は24個とされている。なお、1極1相あたりのスロット数nは、n=2である。
次に、固定子コア30に巻装された固定子巻線40について図2及び図3を参照して説明する。図2は、固定子巻線40を構成する導線(図3の導線1)の一部を示す図であって、(a)は(b)のA側から見た平面図、(b)は正面図、(c)は(b)のB側から見た底面図である。図3は、本実施形態に係る固定子巻線40の周方向に展開した展開図であって、(a)は(b)のA側から見た展開図、(b)は内周側から見た展開図、(c)は(b)のB側から見た展開図である。なお、図3において、(a)(b)(c)のそれぞれに付された1〜24の番号は、固定子巻線40を構成する導線が収容されるスロットの番号である。
この固定子巻線40は、絶縁被覆平角線よりなる12本の導線1〜12により構成されている。導線1〜12は、図2に示すように、スロットに収容されるスロット収容部21と、周方向の異なるスロットに収容されたスロット収容部21同士をスロットの外部で接続しているターン部22とを有する。なお、ターン部22は、固定子コア30の軸方向端面30aから突出している部分であって、これらターン部22の集合体によって、固定子巻線40のコイルエンドが形成される。
このターン部22は、第1スロット(一方のスロット)から固定子コア30の軸方向と平行な方向にストレートに突出する突出部22aと、突出部22aの先端から周方向に屈曲する第1屈曲部22bを介して第1スロットから所定間隔(1磁極ピッチ)離れた第kスロット(他方のスロット)に向けて90度未満の角度で斜めに延びるスロープ部22cと、スロープ部22cの先端から固定子コア30の軸方向と平行な方向に屈曲し第kスロットに収容されたスロット収容部21に繋がる第2屈曲部22dとからなる。すなわち、このターン部22は、第1屈曲部22bと第2屈曲部22dが2箇所に形成されており、周方向において非対称な形状にされている。
そして、ターン部22の第1屈曲部22b及びスロープ部22cの何れか1箇所には、固定子コア30の半径方向外方に屈曲する第1クランク部23aが形成されている。また、スロープ部22cの第2屈曲部22d側の端部近傍には、第1クランク部23aとは反対向きの半径方向内方に屈曲する第2クランク部23bが形成されている。第1クランク部23a及び第2クランク部23bの径方向へのずれ量は、1本の導線のほぼ幅分である。この第1クランク部23a及び第2クランク部23bは、ターン部22の周方向一端部と他端部とを径方向に1本の導線の幅分ずらせることにより、隣接するターン部22同士の干渉を回避しつつ他のターン部22との重なりを可能とするために設けられている。なお、第1クランク部23aと第2クランク部23bの間の周方向間隔は、1磁極ピッチ内の6個(m×n個)のターン部22で全て異なるようにされている。
固定子巻線40は、m=3相で、1極1相当たりのスロット数nがn=2個であり、回転子は2p個の磁極を備えるものであり、固定子コア30のスロットの総数が(m×n×2p)個であり、前記kはk=m×n+1である。これにより、導線は、第1スロットと第kスロットの間隔で、突出部とスロープ部とを2p回繰り返すことで固定子コア30を1周回する連続線である。この場合、連続線の数は12本であるので、巻き線端末は全部で24本存在する。
この固定子巻線40は、固定子コア30の隣接するスロットの間隔が電気角で30度であるから、スロット番号{1,7,13,19}に収納される導線1が第1のU相(U1)であり、スロット番号{2,8,14,20}に収納される導線2が第2のU相(U2)である。第1のU相(U1)と第2のU相(U2)は、図4に示すように、互いに直列に接続されて1組のインバータで駆動される千鳥結線のケースや、図5に示すように、互いが電気的に独立に2組のインバータで駆動される磁気音キャンセル結線のケースなど用途に応じて端末処理をすることができる。
同様に、スロット番号{3,9,15,21}に収納される導線3が第1のW相(W1)であり、スロット番号{4,10,16、22}に収納される導線4が第2のW相(W2)であり、スロット番号{5,11,17,23}に収納される導線5が第1のV相(V1)であり、スロット番号{6,12,18,24}に収納される導線6が第2のV相(V2)である。(V1)と(V2)、(W1)と(W2)の関係は(U1)と(U2)の関係に同じであり、3相Yの千鳥結線、若しくは2組の独立した3相Y結線キャンセル巻きを構成する。
次に、ノズル方式の巻線機を用いて、固定子コア30に導線を巻き付ける工程について説明する。本実施形態は、固定子巻線40を構成する12本(2×m×n本)の導線のうちの6本(m×n本)の導線を、固定子コア40の隣接する6個(m×n個)のスロットから巻き始めるものである。先ず、スロット番号7〜12につき説明する。
この6本の導線をそれぞれ導線7、8、9、10、11,12と呼ぶこととし、当該6本は同時にスロットに収容されてゆく。6本の導線7〜12は、固定子コア30のコイルエンドA側からB側へ同時に挿入され、コイルエンドB側で図3の右側に曲げられて6スロット先、即ちスロット番号{13,14,15,16,17,18}へ向けて各々所定角度でスロープ部22cを形成する。各スロット内ではこのとき、第1層に挿入されている。図3(a)は、図3(b)のコイルエンドA側から見た展開図であり、ハッチングされている導線は端末を示し、下から第1層(最内層)、第2層、第3層、第4層(最外層)である。図3(c)は、図3(b)のコイルエンドB側から見た展開図であり、上から第1層(最内層)、第2層、第3層、第4層(最外層)である。
図3(c)に示すように、このとき7番スロットから出た導線7のスロープ部22cは第1クランク部23aを介して第1層から第2層に移った後、スロープ部22cの第2屈曲部22d側の端部近傍に設けられた第2クランク部23bを介して第2層から第1層に戻る。この導線7のスロープ部22cのB側下に8番スロットから出た導線8のスロープ部22cが重なり、8番スロットから出た導線8のスロープ部22cのB側下に9番スロットから出た導線9のスロープ部22cが重なり、というルールで順に12番スロットから出た導線12のスロープ22cが重なる。12番スロットから出た導線12のスロープ部22cは全体がB側に露出している。各々スロープ部22cを形成した導線7〜12は、6スロット先のスロット番号{13,14,15,16,17,18}のスロットへ向けて曲げられ、コイルエンドB側からA側へスロット内の第1層目に同時に挿入される。そして、コイルエンドA側では、導線7〜12は上記と同様にして図3の右側に曲げられて6スロット先、即ちスロット番号{19,20,21,22,23,24}のスロットへ向けて各々所定角度でスロープ部22cを形成する。
このとき13番スロットから出た導線7のスロープ部22cは第1クランク部23aを介して第1層から第2層に移った後、スロープ部22cの第2屈曲部22d側の端部近傍に設けられた第2クランク部23bを介して第2層から第1層に戻る。この導線7のスロープ部22cのA側上に14番スロットから出た導線8のスロープ部22cが重なり、14番スロットから出た導線8のスロープ部22cのA側上に15番スロットから出た導線9のスロープ部22cが重なり、というルールで順に18番スロットから出た導線12のスロープ22cが重なる。18番スロットから出た導線12のスロープ部22cは全体がA側に露出している。
ここでスロープ部22cに重なる際の導線7〜12の曲げに関して詳しく説明する。例えばスロット13番から出た導線7が図3の右へ曲げられるときに、一旦外周側に屈曲されてスロット番号{14、15,16,17,18}のスロットから出た導線8〜12を回避してスロープ部22cを形成している。(図3(a)のC部)。図3(a)で第2層目をスロープ部22aが周回している。同様にスロット14番から出た導線8は、スロット番号{15,16,17,18}のスロットから出た導線9〜12を回避してスロープ部22cを形成している。15番スロットから出た導線9は、スロット番号{16,17,18}のスロットから出た導線10〜12を回避する。つまり6本の導線7〜12は回避すべき導線の数が異なる。
そして13番スロットから出た導線7が19番スロットに挿入される直前で内周側に屈曲されて19番スロットの第1層目に挿入される(図3(a)のD部)。同様に導線8〜12も18番スロットと19番スロットの間で内周側へ屈曲して重なり合うスロープ部22cを形成する。但し、18番スロットから出た導線12は曲げる方向の先に干渉する導線(ターン部)が存在しないので外周側へは屈曲せずにそのまま図3の右へ曲げられる。
同様に、導線7〜12は、次にスロット番号{19,20,21,22,23,24}のスロットの第1層目にコイルエンドA側からコイルエンドB側へ挿入され、コイルエンドB側で上記と同様に図3の右へ曲げられる。ここで導線7〜12は1周回終了し2周回目に入るが、スロット番号{1,2,3,4,5,6}のスロットの第2層目にコイルエンドB側からコイルエンドA側に挿入され、順次3周回、4周回してスロット番号{1,2,3,4,5,6}のスロットの第4層目(最外周)に端末が現れる。
次に、スロット番号1〜6につき説明する。この6本の導線をそれぞれ導線1、2、3、4、5,6と呼ぶこととし、当該6本は同時にスロットに収容されてゆく。6本の導線1〜6は、コイルエンドA側からB側へ同時に挿入され、コイルエンドB側で図3の右側に曲げられて6スロット先、即ちスロット番号{7,8,9,10,11,12}のスロットへ向けて各々所定角度でスロープ部22cを形成する。各スロット{1,2,3,4,5,6}内ではこのとき、第1層に挿入されている。
スロット番号{7,8,9,10,11,12}のスロットにコイルエンドB側からA側へ挿入されるが、当該スロットには第1層目に既に導線7〜12が挿入済みなので、各々第2層目に挿入される。以降、前記導線7〜12と同じルールで各スロットの第2層目に挿入されてゆき、4周回終了時点でスロット番号{19,20,21,22、23,24}のスロットの第4層目に端末が現れる。
このようにして構成したコイルエンドをA側から見ると(図3(a)参照)、スロット番号8〜12に渡って最外周から導線1本分のみはみ出でたはみ出し部(25)が形成されることが特徴となっている。また、スロット番号18〜24に渡って導線12が他の導線と交差しないで露出している部分(スロープ部22c)が形成されることも特徴となっている。
また、コイルエンドをB側から見ると(図3(a)参照)、スロット番号13〜18に渡って最外周から導線1本分のみはみ出た部分(25)が形成されることが特徴となっている。また、スロット番号12〜18に渡って導線12が他の導線と交差しないで露出している部分(22)が形成されることも特徴となっている。
次に、前記の如く全スロットに所定数収容された導線1〜12の端末の処理の一例について説明する。
導線1〜12の第1層目の端末を端末1−1、2−1、・・・12−1と命名し、導線1〜12の第4層目の端末を端末1−4、2−4、・・・12−4と命名すると、端末1−4と端末7−4を溶接などで接続し(接点1)、端末2−4と端末8−4を接続し(接点2)、端末3−4と端末9−4を接続し(接点3)、端末4−4と端末10−4を接続し(接点4)、端末5−4と端末11−4を接続し(接点5)、端末6−4と端末12−4を接続する(接点6)。更に、端末7−1と端末2−1を接続し(接点7)、端末9−1と端末4−1を接続し(接点8)、端末11−1と端末6−1を接続する(接点9)。そして、接点1−1、3−1、5−1を中性点として接続すると、図4に示す千鳥巻き線となる。
以上のように、本実施形態の回転電機の固定子20によれば、固定子巻線40を構成する導線1〜12のターン部22には、屈曲部22b、22dが2箇所にしか形成されていないため、巻線機等で固定子コア30に導線1〜12を巻き付ける際に、導線1〜12の絶縁皮膜に掛かる負荷を軽減することができる。また、ターン部22の形状が、周方向において非対称となるようにされているため、コイルエンドにおいて、隣接するターン部22を重ね易くすることができるので、スペース効率が向上する。そのため、コイルエンドの大型化を抑制しつつ、導線1〜12の絶縁皮膜へのダメージを軽減することができる。
特に、導線1〜12のターン部22は、突出部22aと、第1屈曲部22bと、スロープ部22cと、第2屈曲部22dとからなるため、第1屈曲部22bの曲げ率を比較的大きく設定することができ、導線1〜12の絶縁皮膜へのダメージを効果的に軽減することができる。また、コイルエンドにおけるターン部22のスペース効率を向上させることができるので、コイルエンドの大型化を有利に抑制することができる。
また、本実施形態では、第1スロットから延出した第1導線の第1スロープ部22cの反固定子コア側に、第1スロットの第1スロープ部22c側に隣接する第2スロットから延出した第2導線の第2スロープ部22cが重なり合うようにしていることから、それぞれのスロープ部22cの収まりを効率よくできるので、コイルエンドの大型化を効果的に抑制することができる。特に、スロープ部22cが重なり合っているターン部22の数は6本(m×n本)であるため、固定子巻線40を容易に製造することができる。
また、本実施形態では、固定子巻線40を構成する導線は、第1スロットと第kスロットの間隔で、突出部22aとスロープ部22cとを2p回繰り返すことで固定子コア30を1周回する連続線であるため、固定子巻線40が、多相巻線であったり、音振動の低減に有利な分布係数の大きな巻線仕様であっても、コイルエンドの大型化を回避しながら容易に構成することができる。
また、本実施形態では、固定子コア30を4周回する導線は、同一周回中での2p本のスロット収容部21のうち少なくとも2つのスロット収容部21が、固定子コア30の軸中心からの半径方向の距離が同じであるため、固定子コア30のスロット内での導線占積率とコイルエンドでの導線占積率を極大化することができる。
また、本実施形態における固定子巻線30は、コイルエンドを軸方向から見た際に、最内周又は最外周を構成する層のスロープ部群に、自己の導線のスロープ部22c上に他の導線のスロープ部22cが重なっていないものが少なくとも1つ見えているように構成されているため、コイルエンドにおいて、それぞれのターン部を所定空間内にコンパクトに収納することができる。そのため、コイルエンドの大型化を有利に回避することができる。
そして、本実施形態では、ターン部22の第1屈曲部22b及びスロープ部22cの少なくとも1箇所に、第1クランク部23aを備えているため、コイルエンドにおいて、隣接するターン部22同士の干渉を回避しつつ、他のターン部22との重なりを可能とすることができる。また、ターン部22のスロープ部22cの少なくとも1箇所に、第1クランク部23aとは反対向きに屈曲する第2クランク部を備えているので、コイルエンドにおいて、他のターン部との重なり構造をより有利に達成することができる。
これら第1クランク部23aと第2クランク部23bの間の周方向間隔は、1磁極ピッチ内のm×n個のターン部22で全て異なるようにされているので、コイルエンドにおいて、より一層容易に、それぞれのターン部22を所定空間内にコンパクトに収納することが可能となる。
また、固定子巻線40のコイルエンドは、最外周のターン部22の一部分が半径方向外側にはみ出したはみ出し部25を有し、最内周のターン部22の一部分が半径方向内側にはみ出したはみ出し部25を有するようにしているので、固定子巻線40を容易に製造す
また、本実施形態では、固定子コア30に12本の導線を巻き付ける際に、6本(m×n本)の導線を、固定子コア30の隣接する6個(m×n個)のスロットから巻き始めるようにしているため、固定子コア30に導線を巻き付ける巻線機をコンパクトに構成することができる。
また、本実施形態では、絶縁被覆平角線よりなる導線を採用しているので、固定子コア30のスロット内での導線占積率を向上させることができる。
〔他の実施形態〕
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更することが可能である。
例えば、上記の実施形態では、2極対の3相24スロット全節分布巻きに適応したが、極数や分布係数、相数に関しては任意に設定することができる。
また、上記の実施形態では、12本の導線1〜12が図4に示すような千鳥結線された例を示したが、端末の結線を変更することで、図5の如き磁気音キャンセル巻き、つまり2組の電気的絶縁された3相結線が互いに電気的に30度位相差で磁気結合(共通の固定子コアに巻装される)された巻線方法、を実現することも可能である。
また、上記の実施形態では、固定子巻線40を構成する12本(2×m×n本)の導線のうちの6本(m×n本)の導線を、固定子コア40の隣接する6個(m×n個)のスロットから巻き始めるようにしていたが、12本(2×m×n本)の導線を、固定子コア40の隣接する12個(2×m×n個)のスロットから巻き始めるようにしてもよい。このようにすれば、導線を巻き付ける巻線機をより一層コンパクトに構成することができる。
1〜12…導線、 20…固定子、 21…スロット収容部、 22…ターン部、 22a…突出部、 22b…第1屈曲部、 22c…スロープ部、 22d…第2屈曲部、 23a…第1クランク部、 23b…第2クランク部、 25…はみ出し部、 30…固定子コア、 40…固定子巻線。

Claims (15)

  1. 周方向に複数のスロットを有する円環状の固定子コアと、前記スロットに収容されるスロット収容部と周方向の異なる前記スロットに収容された前記スロット収容部同士を前記スロットの外部で接続しているターン部とを有する複数の導線を前記固定子コアに巻装してなる固定子巻線と、を備えた回転電機の固定子において、
    前記ターン部は、屈曲部が2箇所に形成され、周方向において非対称な形状であることを特徴とする回転電機の固定子。
  2. 前記ターン部は、第1スロットから固定子コアの軸方向と平行な方向に突出する突出部と、該突出部の先端から周方向に屈曲し前記第1スロットから所定間隔離れた第k(kは自然数)スロットに向けて90度未満の角度で斜めに延びるスロープ部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子。
  3. 前記第1スロットから延出した第1導線の第1スロープ部の反固定子コア側に、前記第1スロットの前記第1スロープ部側に隣接する第2スロットから延出した第2導線の第2スロープ部が重なり合っていることを特徴とする請求項2に記載の回転電機の固定子。
  4. 前記固定子巻線は、m(mは自然数)相で、1極1相当たりのスロット数がn(nは自然数)個で、2p個の磁極を備えるものであり、前記固定子コアの前記スロットの総数がm×n×2p(pは自然数)個であり、前記kはk=m×n+1であり、
    前記導線は、前記第1スロットと前記第kスロットの間隔で、前記突出部と前記スロープ部とを2p回繰り返すことで前記固定子コアを1周回する連続線であることを特徴とする請求項2に記載の回転電機の固定子。
  5. 前記導線が前記固定子コアをJ(Jは自然数)周回する場合、同一周回中での2p本の前記スロット収容部のうち少なくとも2つの前記スロット収容部は、前記固定子コアの軸中心からの半径方向の距離が同じであることを特徴とする請求項4に記載の回転電機の固定子。
  6. 前記固定子巻線のコイルエンドを軸方向から見た際に、最内周又は最外周を構成する層のスロープ部群に、自己の導線の前記スロープ部上に他の導線の前記スロープ部が重なっていないものが少なくとも1つ見えていることを特徴とする請求項5に記載の回転電機の固定子。
  7. 前記ターン部は、前記突出部と前記スロープ部との間に形成される前記屈曲部及び前記スロープ部の少なくとも1箇所に、前記固定子コアの半径方向に屈曲する第1クランク部を備えることを特徴とする請求項2〜6の何れか一項に記載の回転電機の固定子。
  8. 前記ターン部は、前記スロープ部の少なくとも1箇所に、前記第1クランク部とは反対向きの半径方向に屈曲する第2クランク部を備えることを特徴とする請求項7に記載の回転電機の固定子。
  9. 前記第1クランク部と前記第2クランク部の間の周方向間隔が、1磁極ピッチ内のm×n個の前記ターン部で全て異なることを特徴とする請求項8に記載の回転電機の固定子。
  10. 前記スロープ部が重なり合っている前記ターン部の数はm×nであることを特徴とする請求項4に記載の回転電機の固定子。
  11. 前記固定子巻線のコイルエンドは、最外周の前記ターン部の一部分が半径方向外側にはみ出したはみ出し部を備えることを特徴とする請求項7〜9の何れか一項に記載の回転電機の固定子。
  12. 前記固定子巻線のコイルエンドは、最内周の前記ターン部の一部分が半径方向内側にはみ出したはみ出し部を備えることを特徴とする請求項7〜9の何れか一項に記載の回転電機の固定子。
  13. 前記固定子巻線を構成する前記導線の数は、2×m×n本であり、少なくともm×n本の前記導線が、前記固定子コアの隣接するm×n個の前記スロットから巻き始められることを特徴とする請求項4に記載の回転電機の固定子。
  14. 前記固定子巻線を構成する前記導線の数は、2×m×n本であり、2×m×n本の前記導線が、前記固定子コアの隣接する2×m×n個の前記スロットから巻き始められることを特徴とする請求項4に記載の回転電機の固定子。
  15. 前記導線は、少なくとも前記スロット収容部が平角導線であることを特徴とする請求項1〜14の何れか一項に記載の回転電機の固定子。
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