JP2011233092A - 情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリンタの機能の追加または変更等があった場合の作業負担を軽減する。
【解決手段】印刷設定情報のデータ形式を、アプリケーションが少なくとも一部の情報を変更できない第1形式からアプリケーションが変更可能な第2形式に変換する第1スクリプトと、印刷設定情報のデータ形式を第2形式から第1形式に変換する第2スクリプトと、を記憶するスクリプトファイル記憶部123と、アプリケーションからの要求に応じて第1スクリプトおよび第2スクリプトの少なくとも一方を実行するスクリプト実行部134と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体に関する。
Windows(登録商標)プリンタドライバには、PrintTicketという仕組みがある。PrintTicketは、ベンダー固有の機能をアプリケーションから直接変更可能にするための仕組みである。
従来、アプリケーションとプリンタドライバとの間でのプリンタを制御するための情報(以降、印刷設定情報と言う)は、DEVMODEと呼ばれる構造体でやり取りされていた。印刷設定情報には、印刷をどのように行うのかを表す情報(部数、集約数、ステープルの有無など)が含まれている。例えば、コピー部数を2部にする場合は、印刷設定情報にコピー部数が2であると入力して印刷を実行することになる。
DEVMODEは、パブリック領域とプライベート領域とに分かれている。パブリック領域には、ベンダー共通の基本的な機能が予め定義されており、その定義は公開されている。このように、パブリック領域の情報は公開されているため、アプリケーションから設定を変更することが可能である。パブリック領域に含まれる機能で代表的なものは部数、印刷方向などがある。
一方、プライベート領域は、ベンダーが独自に定義可能な領域であり、ベンダー固有の機能が定義されている。一般的に、プライベート領域の情報は公開されていない。そのため、アプリケーションから直接、プライベート領域の機能(ベンダー固有の機能)の設定を変更することはできない。プライベート領域に定義されているベンダー固有の機能の設定を変更する方法としては、プリンタドライバが提供する印刷設定画面でユーザが設定を変更する方法が一般的である。
したがって、DEVMODEを印刷設定情報として使用した場合、ユーザの印刷設定画面操作なしでベンダー固有の機能を特定の設定値に変更して印刷を実行するということが難しい。例えば、印刷部数はDEVMODEのパブリック領域に定義されている機能であるため、「指定された文書を必ず2部印刷する」というアプリケーションは実現可能である。一方、「プライベート領域に定義されている特定の機能を強制的に変更して印刷をする」というアプリケーションの実現は難しい。
PrintTicketを印刷設定情報として使用することで、アプリケーションからDEVMODEのプライベート領域の操作が可能になる。PrintTicketは、XML形式での印刷設定情報である。PrintTicketでは、DEVMODE形式の場合にはプライベート領域で隠蔽されていたベンダー特有の機能の設定もアプリケーションに公開される。アプリケーションは、このXML形式の印刷設定情報(XML印刷設定情報)で印刷設定を行い、設定した印刷設定情報をプリンタドライバにDEVMODEに変換させる。これにより、DEVMODEのプライベート領域の操作を行うことができる。
例えば、ステープル機能をアプリケーションから強制的にONにする場合は、アプリケーションは、ステープルがONであるという情報を含むPrintTicket(XML印刷設定情報)を生成し、ドライバにそのPrintTicketをDEVMODEに変換するように依頼する。プリンタドライバは、PrintTicketの情報を解読し、DEVMODEのプライベート領域に定義されているステープルの設定をONに変更し、そのDEVMODEをアプリケーションに返す。アプリケーションは、そのDEVMODEを使用して印刷を実行することで、ステープルをONとして印刷を行うことができる。
特許文献1では、プリンタドライバに、制御対象デバイスの能力を示す情報(PrintCapabilities)を記憶させ、指定されたPrintTicketをデバイスの制御に使用する指示を受け付けた場合に、そのPrintTicketの内容を、デバイスの制御に使用する設定内容に反映させる技術が提案されている。これにより、特定のデバイスドライバを用いて行った設定の内容を、他のデバイスドライバを用いる場合でも容易かつ適切に利用できるようになる。
新しい機能が登場し、プラグイン等でプリンタに機能が追加された場合、および、機能の設定値が追加または変更された場合は、PrintTicketの機能名や設定値も同様に追加または変更する必要がある。すなわち、プリンタの機能の追加や変更によってPrintTicketで定義されている機能名および設定値は非常に影響を受けやすい。
しかしながら、一般にPrintTicketを制御するモジュールはバイナリ形式であるため、PrintTicketで定義される機能名や設定値に変更があった場合、再度モジュールをコンパイルしなおさなくてはならないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、プリンタの機能の追加または変更等があった場合の作業負担を軽減することができる情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、印刷設定情報のデータ形式を、アプリケーションが少なくとも一部の情報を変更できない第1形式からアプリケーションが変更可能な第2形式に変換する第1スクリプトと、前記印刷設定情報のデータ形式を前記第2形式から前記第1形式に変換する第2スクリプトと、を記憶する記憶部と、前記アプリケーションからの要求に応じて前記第1スクリプトおよび前記第2スクリプトの少なくとも一方を実行するスクリプト実行部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、印刷設定情報のデータ形式を、アプリケーションが少なくとも一部の情報を変更できない第1形式からアプリケーションが変更可能な第2形式に変換する第1スクリプトと、前記印刷設定情報のデータ形式を前記第2形式から前記第1形式に変換する第2スクリプトと、を記憶する記憶部を備えるコンピュータを、前記アプリケーションからの要求に応じて前記第1スクリプトおよび前記第2スクリプトの少なくとも一方を実行するスクリプト実行部として機能させるためのプログラムである。
また、本発明は、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
本発明によれば、プリンタの機能の追加または変更等があった場合の作業負担を軽減することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態にかかる情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、設定管理部が管理する印刷設定情報の一例を示す図である。 図3は、XML印刷設定情報のデータ構造の一例を示す図である。 図4は、XML印刷設定情報の操作インターフェイスの一例を示す図である。 図5は、DevmodeToPrintTicketを記述したスクリプトの一例を示す図である。 図6は、PrintTicketToDevmodeを記述したスクリプトの一例を示す図である。 図7は、ValidatePrintTicketを記述したスクリプトの一例を示す図である。 図8は、DEVMODE形式の印刷設定情報をPrintTicketのXML形式に変換する処理の一例を示すシーケンス図である。 図9は、PrintTicketのXML形式の印刷設定情報をDEVMODE形式に変換する処理の一例を示すシーケンス図である。 図10は、PrintTicketのXML形式の印刷設定情報を修正する処理の一例を示すシーケンス図である。 図11は、プリンタの性能情報を取得する処理の一例を示すシーケンス図である。 図12は、スクリプトファイル記憶部のファイルの保存形式の一例を示す図である。 図13は、機能が追加または変更された場合のファイルの差し替え作業を例示する図である。 図14は、第2の実施の形態にかかる情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図15は、プラグインで機能が追加された場合のスクリプトの管理方法の一例を示す図である。 図16は、プラグインがインストールされている場合のDevmodeToPrintTicketの処理の一例を示すシーケンス図である。 図17は、情報処理装置のハードウェア構成図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体の一実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる情報処理装置の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理装置100は、アプリケーション101と、OS(オペレーティングシステム)102と、通信I/F103とを備えている。そして、通信I/F103は、プリンタ150とネットワークを介して接続している。これにより情報処理装置100から、プリンタ150に対して印刷要求を行うことができる。
プリンタ150は、当該プリンタ150が備えた(図示しない)操作部から入力された印刷要求に応じて印刷処理を行う。さらに、プリンタ150は、情報処理装置100と接続するインターフェイスを備え、ネットワークを介して接続された情報処理装置100からの印刷要求に応じて印刷処理を行う。本実施の形態にかかるプリンタ150は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機を適用する。なお、複合機以外ではなく単なる印刷処理のみを行うプリンタであっても良い。
特に近年の複合機では、ユーザの要求に基づいて機能の追加、削除が容易になる傾向にある。例えば、ユーザがステープル機能を追加したい場合には、当該プリンタのメンテナンスに連絡を取ればよい。これにより、メンテナンスが、プリンタに機能(例えば、ステープル機能)を追加するためのプログラム等をインストールすることで、当該機能の利用が可能となる。このような機能(例えばステープル機能)の追加が行われた場合、情報処理装置から当該機能を使用するためには、当該機能に対応したプリンタドライバが必要になる。
しかしながら、プリンタドライバは、バイナリ形式で提供されているため、プリンタに追加した機能に対応するためには、プログラムを書き直し、再コンパイルしたプリンタドライバをインストールする必要があった。そこで、本実施の形態においてはこのような作業負担を軽減する技術について提案する。
情報処理装置100のアプリケーション101は、後述するOS102上で動作するソフトウェアであり、OS102内に対して印刷要求を行うものとする。
OS102は、プリンタドライバ111と、GDI(Graphics Device Interface)112と、スプーラ113とを備え、情報処理装置100全体の制御を行う。
GDI112は、OS102が備えるサブシステムの1つであり、描画処理を行う。そして、GDI112は、OS102がアプリケーション101等から印刷要求を受け付けた場合に、プリンタドライバ111を呼び出して、印刷処理を要求する。
スプーラ113は、OS102が備えるサブシステムの1つであり、プリンタ150に送信する印刷ジョブを一時的に蓄積するモジュールとする。
プリンタドライバ111は、描画部121と、印刷設定部130と、設定管理部122と、スクリプトファイル記憶部123と、を備え、プリンタ150に印刷要求を行うための処理を行う。
描画部121は、印刷部数やステープルなどのプリンタ150のジョブを制御するコマンドを生成し、プリンタ150に出力する。また、描画部121は、印刷物の内容をプリンタ150に描画するためのコマンドを生成し、プリンタ150に出力する。
設定管理部122は、印刷設定情報を管理する。例えば、設定管理部122は、現在設定されている印刷設定情報、印刷設定情報の設定値のデフォルト値、および、設定可能な設定値(印刷性能)を保持する。印刷設定情報は設定管理部122独自の機能名と設定値で管理されている。
図2は、設定管理部122が管理する印刷設定情報の一例を示す図である。図2は、設定管理部122が独自のXML形式(以下、独自XML形式という)で印刷設定情報を管理する例を示している。例えば、印刷部数は「copies」という機能名で管理されている。なお、この機能名は、PrintTicketのXML形式の印刷設定情報(XML印刷設定情報)の部数の機能名「psk:JobCopiesAllDocuments」とは異なっている。
なお、管理方法はこれに限られるものではなく、例えば、PrintTicketのXML形式(XML印刷設定情報)またはDEVMODE形式と同様の機能名および設定値で管理するように構成してもよい。
図3は、XML印刷設定情報のデータ構造の一例を示す図である。図3では、XML印刷設定情報として、「部数(psk:JobCopiesAllDocuments)」、「集約(psk:JobNUpAllDocumentsContiguously)」、および「ステープル(psk:JobStapleAllDocuments)」などの情報が記述された例が示されている。なお、それぞれの機能の記述形式は予め規定されている。
図1に戻り、設定管理部122は、不正な印刷設定情報を修正する禁則エンジンとしての機能をさらに備えている。例えば、設定管理部122は、設定可能な設定値以外が指定された場合に、デフォルト値を設定する、または、指定された設定値に変更せずに無視する、などの方法により、不正な印刷設定情報を修正する。
スクリプトファイル記憶部123は、後述するスクリプト実行部134が実行可能なスクリプトが記述されたテキストファイル(スクリプトファイル)を記憶する。当該スクリプトファイルは、テキストで記述されたスクリプトであって、プリンタ150が実行するコマンドの生成を行うためのスクリプトとする。本実施の形態においては、スクリプトファイルの形式としてLua形式を適用するが、周知の形式を問わず、様々な形式を適用して良い。
これらスクリプトファイルの利用手法としては、いずれの手法を用いても良く、例えば、テキストファイルとしてOS102にデプロイされる形態や、複数のテキストファイルを1つのアーカイブファイルに圧縮して、実行時に(図示しない)メモリ上、またはファイルシステム上に展開して利用するという形態を適用しても良い。なお、具体的なスクリプトファイルの例については後述する。
印刷設定部130は、印刷設定情報の変更要求を受け付け、変更要求に応じて印刷設定情報を変更し、要求元に返す。印刷設定部130は、DEVMODE形式設定処理部131と、XML形式設定処理部132と、XML管理部133と、スクリプト実行部134と、を備えている。
DEVMODE形式設定処理部131は、DEVMODE形式で受け取った印刷設定情報を独自XML形式の印刷設定情報に変換して設定管理部122に入力する。また、DEVMODE形式設定処理部131は、設定管理部122から取得した独自XML形式の印刷設定情報をDEVMODE形式に変換してOS102に渡す。なお、要求元がアプリケーション101の場合など、アプリケーション101がOS102を経由してDEVMODE形式の印刷設定情報を取得する場合もある。
XML形式設定処理部132は、PrintTicketのXML形式で受け取った印刷設定情報(XML印刷設定情報)を、スクリプト処理により独自XML形式の印刷設定情報に変換して設定管理部122に入力する。また、XML形式設定処理部132は、設定管理部122から取得した独自XML形式の印刷設定情報をスクリプト処理でXML形式(XML印刷設定情報)に変換してOS102に渡す。なお、要求元がアプリケーション101の場合など、アプリケーション101がOS102を経由してXML形式の印刷設定情報を取得する場合もある。
XML管理部133は、PrintTicketのXML形式の印刷設定情報(XML印刷設定情報)を管理する。例えば、XML管理部133は、指定されたPathに対する値の設定、および、指定されたPathからの値の取得などを実行する。
スクリプト実行部134は、アプリケーション101等からの要求に応じてXML形式設定処理部132から指定されたスクリプトを実行する。
次に、スクリプト(スクリプトファイル)の詳細について説明する。上述のように、スクリプトは、XML形式設定処理部132がXML印刷設定情報を操作するために用いられる。
図4は、XML印刷設定情報の操作インターフェイスの一例を示す図である。この操作インターフェイスにより、ベンダー固有の機能をアプリケーションから直接変更可能にするPrintTicket機能が実現される。本実施の形態では、この操作インターフェイスがスクリプトファイルに記述される。
図4に示すように、本実施の形態では4つの操作インターフェイスを用いる。
DevmodeToPrintTicketは、入力されたDEVMODE形式の印刷設定情報を、PrintTicketのXML形式(XML印刷設定情報)に変換して返すインターフェイスである。DevmodeToPrintTicketを記述したスクリプトが、印刷設定情報のデータ形式を、アプリケーション101が変更できない印刷設定情報(プライベート領域の情報)を含むDEVMODE形式(第1形式)からアプリケーション101が変更可能なXML印刷設定情報(第2形式)に変換するスクリプト(第1スクリプト)に相当する。
PrintTicketToDevmodeは、入力されたXML印刷設定情報をDEVMODE形式の印刷設定情報に変換して返すインターフェイスである。PrintTicketToDevmodeを記述したスクリプトが、印刷設定情報のデータ形式を、XML印刷設定情報(第2形式)からDEVMODE形式(第1形式)に変換するスクリプト(第2スクリプト)に相当する。
ValidatePrintTicketは、入力されたXML印刷設定情報の妥当性を検証し、不正な設定値が入力された場合には不正な設定値を修正して返すインターフェイスである。ValidatePrintTicketを記述したスクリプトが、XML印刷設定情報(第2形式)が設定可能か否かを検証し、設定できないXML印刷設定情報を設定可能なXML印刷設定情報に修正するスクリプト(第5スクリプト)に相当する。
GetPrintCapabilitiesは、プリンタ150のスペック、すなわち、プリンタ150の印刷設定情報として設定可能な設定値の情報を返すインターフェイスである。GetPrintCapabilitiesを記述したスクリプトが、XML印刷設定情報に対して設定可能な設定値を取得するスクリプト(第6スクリプト)に相当する。
次に、スクリプトファイルの具体例について図5〜図7を用いて説明する。図5は、DevmodeToPrintTicketを記述したスクリプトの一例を示す図である。図6は、PrintTicketToDevmodeを記述したスクリプトの一例を示す図である。図7は、ValidatePrintTicketを記述したスクリプトの一例を示す図である。
図5のDevmodeToPrintTicketは、設定管理部122から独自XML形式の印刷設定情報の一覧を取得し、特定の機能の設定値を仕様通りにXML管理部133に設定する。
xmlmoduleおよびsettingmoduleは、それぞれXML管理部133が管理するXML印刷設定情報、および、設定管理部122が管理する独自XML形式の印刷設定情報に対応する。
「get_settings」は、印刷設定情報の一覧を取得する関数を表す。「set_element」および「set_attribute」は、それぞれXMLのエレメントおよび属性を設定するための関数を表す。これらの関数により、指定されたPathに対する値の設定が実行できる。
なお、独自XML形式とXML印刷設定情報との間で、機能名または設定値が異なる場合は、XML印刷設定情報の機能名または設定値への変換が必要になる。図5では、Stapleの設定値の変換を行う例が示されている。すなわち、図5の例では独自XML形式の設定値である「off」または「on」が、XML印刷設定情報の設定値である「psk:None」または「psk:On」に変換される。
図6のPrintTicketToDevmodeは、XML管理部133から特定のPathの値を取得し、設定管理部122に取得した設定値を設定する。
「get_text」は、設定されている設定値を取得する関数を表す。「set_value」は、設定値を設定する関数を表す。「get_attribute」は、設定されている機能名(属性)を取得する関数を表す。
図5と同様に、独自XML形式とXML印刷設定情報との間で、機能名または設定値が異なる場合は、XML印刷設定情報の機能名または設定値への変換が必要になる。図6では、Stapleの設定値の変換を行う例が示されている。
図7のValidatePrintTicketは、XML管理部133が管理するXML印刷設定情報の妥当性を検証する。具体的には、XML管理部133から特定のPathの値を取得し、設定管理部122に取得した設定値を設定し、設定管理部122から独自XML形式の印刷設定情報の一覧を取得し、取得した特定の機能の設定値を仕様通りにXML管理部133に設定する。上述のように、設定管理部122は禁則エンジンとして機能する。すなわち、特定の設定値を設定管理部122に設定したときに、不正な設定値であれば設定管理部122が正常な設定値に修正する。これにより、再度、設定管理部122から印刷設定情報を取得すれば、修正された正常なXML印刷設定情報を得ることができる。
なお、この処理の流れは、PrintTicketToDevmodeとDevmodeToPrintTicketと同等な処理である。すなわち、それぞれの関数を順に呼ぶことでValidatePrintTicketが実現できる。
GetPrintCapabilitiesは、設定管理部122から情報を取得してXMLに変換するという流れはDevmodeToPrintTicketと同様である。すなわち、現在設定されている設定値等を取得する代わりに、設定可能なすべての設定値等を取得する点が異なるのみである。したがって、GetPrintCapabilitiesの詳細については省略する。
次に、各スクリプトが実行される各処理のシーケンスについて図8〜図11を用いて説明する。図8は、DEVMODE形式の印刷設定情報をPrintTicketのXML形式に変換する処理の一例を示すシーケンス図である。この処理の中で、DevmodeToPrintTicketのスクリプト(図5)が実行される。
まず、アプリケーション101が、印刷設定情報をDEVMODE形式からPrintTicketのXML形式へ変換することをOS102に要求する(ステップS101)。OS102は、DEVMODE形式からPrintTicketのXML形式へ変換することを印刷設定部130に要求する(ステップS102)。
印刷設定部130は、DEVMODE形式の印刷設定情報を設定することをDEVMODE形式設定処理部131に要求する(ステップS103)。DEVMODE形式設定処理部131は、DEVMODE形式の印刷設定情報を設定管理部122に設定する(ステップS104)。なお、例えば処理が正常に終了した場合は、正常に終了したことを表す情報が要求元に返される。図8〜図11の各シーケンス図では、点線の矢印がこのようにして処理結果が要求元に返ることを表している。
次に、印刷設定部130が、XML形式の印刷設定情報(XML印刷設定情報)の生成をXML形式設定処理部132に要求する(ステップS105)。XML形式設定処理部132は、DevmodeToPrintTicketのスクリプト(図5)の実行をスクリプト実行部134に依頼する(ステップS106)。
スクリプト実行部134は、DevmodeToPrintTicketのスクリプトを実行する(ステップS107)。このスクリプトの中では、設定管理部122に設定されている印刷設定情報の一覧取得処理(ステップS108)、機能名または設定値をXML印刷設定情報用に変換する処理(ステップS109)、および、XML管理部133に設定値を設定する処理(ステップS110)などが、スクリプトファイル501の記述に応じて実行される。なお、スクリプトファイル501は、図5のようなDevmodeToPrintTicketのスクリプトが記述されたファイルを表す。
次に、XML形式設定処理部132が、XML管理部133から、XML印刷設定情報を取得する(ステップS111)。この後、例えば、取得されたXML印刷設定情報がOS102を介してアプリケーション101に返される。
図9は、PrintTicketのXML形式の印刷設定情報をDEVMODE形式に変換する処理の一例を示すシーケンス図である。この処理の中で、PrintTicketToDevmodeのスクリプト(図6)が実行される。
まず、アプリケーション101が、印刷設定情報をPrintTicketのXML形式からDEVMODE形式へ変換することをOS102に要求する(ステップS201)。OS102は、PrintTicketのXML形式からDEVMODE形式へ変換することを印刷設定部130に要求する(ステップS202)。
印刷設定部130は、変換が要求されたXML印刷設定情報の設定値を設定管理部122に設定する(ステップS203)。次に、印刷設定部130は、XML印刷設定情報の設定管理部122への設定をXML形式設定処理部132に要求する(ステップS204)。XML形式設定処理部132は、PrintTicketToDevmodeのスクリプト(図6)の実行をスクリプト実行部134に依頼する(ステップS205)。
スクリプト実行部134は、PrintTicketToDevmodeのスクリプトを実行する(ステップS206)。このスクリプトの中では、XML管理部133に設定されている印刷設定情報の取得処理(ステップS207)、機能名または設定値を設定管理部122用(独自XML形式)に変換する処理(ステップS208)、および、設定管理部122に設定値を設定する処理(ステップS209)などが、スクリプトファイル502の記述に応じて実行される。なお、スクリプトファイル502は、図6のようなPrintTicketToDevmodeのスクリプトが記述されたファイルを表す。
次に、印刷設定部130が、DEVMODE形式設定処理部131に対して、DEVMODE形式の印刷設定情報の生成を要求する(ステップS210)。DEVMODE形式設定処理部131は、設定管理部122から印刷設定情報の各設定値を取得する(ステップS211)。次に、DEVMODE形式設定処理部131は、取得した設定値を設定したDEVMODE形式の印刷設定情報を生成する(ステップS212)。この後、例えば、生成されたDEVMODE形式の印刷設定情報がOS102を介してアプリケーション101に返される。
図10は、PrintTicketのXML形式の印刷設定情報を修正する処理の一例を示すシーケンス図である。この処理の中で、ValidatePrintTicketのスクリプト(図7)が実行される。
まず、アプリケーション101が、XML印刷設定情報の修正をOS102に要求する(ステップS301)。OS102は、XML印刷設定情報の修正を印刷設定部130に要求する(ステップS302)。印刷設定部130は、修正が要求されたXML印刷設定情報の設定値をXML管理部133に設定する(ステップS303)。次に、印刷設定部130は、XML印刷設定情報の修正をXML形式設定処理部132に要求する(ステップS304)。
この後、XML形式設定処理部132は、PrintTicketToDevmode(ステップS305〜ステップS309)、XML印刷設定情報のクリア(ステップS310)、および、DevmodeToPrintTicket(ステップS311〜ステップS315)を順次実行する。
ステップS305からステップS309は、図9のステップS205からステップS209までと同様であるため説明を省略する。また、ステップS311からステップS315は、図8のステップS106からステップS110までと同様であるため説明を省略する。なお、スクリプトファイル503は、図7のようなValidatePrintTicketのスクリプトが記述されたファイルを表す。
ステップS310の後、XML形式設定処理部132が、XML管理部133から、修正されたXML印刷設定情報を取得する(ステップS316)。この後、例えば、取得されたXML印刷設定情報がOS102を介してアプリケーション101に返される。
図11は、プリンタの性能情報を取得する処理の一例を示すシーケンス図である。この処理の中で、GetPrintCapabilitiesのスクリプトが実行される。
まず、アプリケーション101が、XML形式のプリンタ性能情報の取得をOS102に要求する(ステップS401)。OS102は、XML形式のプリンタ性能情報の取得を印刷設定部130に要求する(ステップS402)。印刷設定部130は、XML形式のプリンタ性能情報の取得をXML形式設定処理部132に要求する(ステップS403)。
XML形式設定処理部132は、GetPrintCapabilitiesのスクリプトの実行をスクリプト実行部134に依頼する(ステップS404)。
スクリプト実行部134は、GetPrintCapabilitiesのスクリプトを実行する(ステップS405)。このスクリプトの中では、設定管理部122に設定可能な設定値を表す印刷性能情報の取得処理(ステップS406)、印刷性能情報をXML印刷設定情報用に変換する処理(ステップS407)、および、XML管理部133に印刷設定情報を設定する処理(ステップS408)などが、スクリプトファイル504の記述に応じて実行される。なお、スクリプトファイル504は、GetPrintCapabilitiesのスクリプトが記述されたファイルを表す。
次に、印刷設定部130が、XML管理部133から、XML印刷設定情報を取得する(ステップS409)。この後、例えば、取得されたXML印刷設定情報がOS102を介してアプリケーション101に返される。
次に、スクリプトファイル記憶部123のファイルの保存形式について説明する。図12は、スクリプトファイル記憶部123のファイルの保存形式の一例を示す図である。図12では、図4で示した機能ごとにスクリプトファイルを分けて保存する形式の例がしめされている。なお、保存形式はこれに限られず、例えば1つのスクリプトファイルにすべての機能(スクリプト)を載せることも可能である。また、例えば複数のスクリプトファイルのそれぞれに、各スクリプトを任意の組み合わせで保存するように構成してもよい。
図13は、機能が追加または変更された場合のファイルの差し替え作業を例示する図である。図13では、スクリプトファイル502を、機能が追加または変更された新たなスクリプトファイル502−2に差し替える例が示されている。
以上のように、本実施の形態によれば、XML印刷設定情報を操作する機能がスクリプトファイルで構成されているので、機能が変更された場合でもスクリプトファイルの変更および差し替えのみだけで済み、モジュールのコンパイルが不要である。すなわち、プリンタの機能の追加または変更があった場合でもコンパイルが必要となるバイナリモジュールを変更することなく、プリンタに追加または変更された機能をPrintTicketでサポートすることができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、プラグインにより機能が追加可能な情報処理装置の構成例について説明する。
図14は、第2の実施の形態にかかる情報処理装置200の構成例を示すブロック図である。図14に示すように、情報処理装置200は、アプリケーション101と、OS202と、通信I/F103とを備えている。
第2の実施の形態では、OS202のプリンタドライバ211に保存部224と削除部225とを追加したことが第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかる情報処理装置100の構成を表すブロック図である図1と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
保存部224は、プラグインが追加された場合に、当該プラグインで用いる印刷設定情報(追加設定情報 )のデータ形式を変換するためのスクリプトをスクリプトファイル記憶部123に保存する。削除部225は、プラグインが削除されたときに、当該プラグインで用いる印刷設定情報のデータ形式を変換するためのスクリプトをスクリプトファイル記憶部123から削除する。
図15は、プラグインで機能が追加された場合のスクリプトの管理方法の一例を示す図である。図15は、プラグインAおよびプラグインBの2つのプラグインが、プリンタドライバ211をインストールした後に追加された場合のスクリプトファイル記憶部123の構成例を示している。図15に示すように、この例では、「プラグイン」というフォルダに「A(プラグインA用)」および「B(プラグインB用)」という2つのフォルダが存在し、この2つのフォルダ内に、それぞれのXML印刷設定情報を処理するためのスクリプトがインストールされている。
削除部225は、プラグインがアンインストール(削除)される際に、アンインストールされるプラグインに対応するフォルダ内のファイルおよび当該フォルダを削除する。
次に、プラグインがインストールされている際のスクリプトの処理について説明する。図16は、プラグインAとプラグインBがインストールされている場合のDevmodeToPrintTicketの処理の一例を示すシーケンス図である。なお、図16は、図8のステップS107からステップS110に対応する処理のシーケンスを表す。その他の処理は図8と同様であるため省略している。
以下では、便宜上、プラグインを追加する前にスクリプトファイル記憶部123にインストールされているスクリプトファイルをCoreのスクリプトファイルと呼ぶ。図16では、スクリプトファイル601がCoreのスクリプトファイルに相当する。なお、図16では、スクリプトファイル602および603が、それぞれプラグインAおよびBに対応するスクリプトファイルを表す。
ステップS501からステップS504までは、図8のステップS107からステップS110までと同様の処理が実行される。
Coreのスクリプトファイル601は、自ファイル内の処理が終わる段階で、スクリプト実行部134に対してスクリプトファイル記憶部123にインストールされている同名のスクリプトファイルを実行するように要求する(ステップS505)。
スクリプト実行部134は、この要求に応じて同名のスクリプトファイル(図16の例では「DevmoeToPrintTicket.lua」)をスクリプトファイル記憶部123から検索する(ステップS506)。
検索された場合は、スクリプト実行部134は、検索されたスクリプトファイルを順次実行する。図16の例では、プラグインAに対応するスクリプトファイル602(ステップS507〜ステップS510)、および、プラグインBに対応するスクリプトファイル603(ステップS511〜ステップS514)を順次実行する。なお、各スクリプトファイルによる処理は、ステップS501からステップS504と同様である。
DevmodeToPrintTicket以外のスクリプトについても、同様の方法により追加されているプラグインに対応するスクリプトを実行する。
なお、プラグインに対応するスクリプトの実行方法は上記に限られるものではない。Coreのスクリプトファイルを実行したときに、プラグインの対応するスクリプトファイルを併せて実行可能な方法であればあらゆる方法を適用できる。例えば、プラグインのスクリプトファイルを先に実行するように構成してもよい。また、スクリプトファイル名は同名である必要はない。例えば、対応する数値または文字列等を対応する各ファイルに割り当てることなどにより、スクリプトファイル間の対応が判断できる方法であればあらゆる方法を適用できる。
このように、第2の実施の形態では、新たな機能がプラグインにより追加された場合であっても、当該プラグインの機能に対応するXML印刷設定情報を操作するスクリプトファイルを適切に実行できる。すなわち、プリンタの機能の追加または変更があった場合でもコンパイルが必要となるバイナリモジュールを変更することなく、プリンタに追加または変更された機能をPrintTicketでサポートすることができる。
上記各実施の形態の情報処理装置は、図17に示すように、CPU1201と、ROM(Read Only Memory)1202と、RAM1203と、通信I/F103と、外部記憶装置としてHDD1204と、ディスプレイ装置などの表示装置1205と、これらを接続するバス1206と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
各実施の形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、各実施の形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、各実施の形態の情報処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、各実施の形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
各実施の形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、上述した各部(描画部、印刷設定部、設定管理部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU1201が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上(RAM1203)にロードされ、上記各部がRAM1203上に生成されるようになっている。
100、200 情報処理装置
101 アプリケーション
102 OS
103 通信I/F
111、211 プリンタドライバ
112 GDI
113 スプーラ
121 描画部
122 設定管理部
123 スクリプトファイル記憶部
130 印刷設定部
131 DEVMODE形式設定処理部
132 XML形式設定処理部
133 XML管理部
134 スクリプト実行部
150 プリンタ
224 保存部
225 削除部
特開2009−064415号公報

Claims (15)

  1. 印刷設定情報のデータ形式を、アプリケーションが少なくとも一部の情報を変更できない第1形式からアプリケーションが変更可能な第2形式に変換する第1スクリプトと、前記印刷設定情報のデータ形式を前記第2形式から前記第1形式に変換する第2スクリプトと、を記憶する記憶部と、
    前記アプリケーションからの要求に応じて前記第1スクリプトおよび前記第2スクリプトの少なくとも一方を実行するスクリプト実行部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 新たな機能を実行するプラグインが追加された場合に、前記プラグインの印刷設定情報を表す追加設定情報のデータ形式を前記第1形式から前記第2形式に変換する第3スクリプトと、前記追加設定情報のデータ形式を前記第2形式から前記第1形式に変換する第4スクリプトと、を前記記憶部に保存する保存部をさらに備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プラグインが削除されたときに、前記第3スクリプトと前記第4スクリプトとを前記記憶部から削除する削除部をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記スクリプト実行部は、前記プラグインが追加されている場合、前記第1スクリプトの実行とともに前記第3スクリプトを実行し、前記第2スクリプトの実行とともに前記第4スクリプトを実行すること、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶部は、さらに、前記アプリケーションで変更された前記第2形式の前記印刷設定情報が設定可能か否かを検証し、設定できない前記印刷設定情報を設定可能な前記印刷設定情報に修正する第5スクリプトを記憶し、
    前記スクリプト実行部は、さらに、前記アプリケーションからの要求に応じて前記第5スクリプトを実行すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記記憶部は、さらに、前記印刷設定情報に対して前記アプリケーションが設定可能な設定値を取得する第6スクリプトを記憶し、
    前記スクリプト実行部は、さらに、前記アプリケーションからの要求に応じて前記第6スクリプトを実行すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1形式は、DEVMODE形式であり、前記第2形式はプリントチケット形式であること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 印刷設定情報のデータ形式を、アプリケーションが少なくとも一部の情報を変更できない第1形式からアプリケーションが変更可能な第2形式に変換する第1スクリプトと、前記印刷設定情報のデータ形式を前記第2形式から前記第1形式に変換する第2スクリプトと、を記憶する記憶部を備えるコンピュータを、
    前記アプリケーションからの要求に応じて前記第1スクリプトおよび前記第2スクリプトの少なくとも一方を実行するスクリプト実行部、
    として機能させるためのプログラム。
  9. 前記コンピュータを、
    新たな機能を実行するプラグインが追加された場合に、前記プラグインの印刷設定情報を表す追加設定情報のデータ形式を前記第1形式から前記第2形式に変換する第3スクリプトと、前記追加設定情報のデータ形式を前記第2形式から前記第1形式に変換する第4スクリプトと、を前記記憶部に保存する保存部
    としてさらに機能させるための請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記コンピュータを、
    前記プラグインが削除されたときに、前記第3スクリプトと前記第4スクリプトとを前記記憶部から削除する削除部
    としてさらに機能させるための請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記スクリプト実行部は、前記プラグインが追加されている場合、前記第1スクリプトの実行とともに前記第3スクリプトを実行し、前記第2スクリプトの実行とともに前記第4スクリプトを実行すること、
    を特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  12. 前記記憶部は、さらに、前記アプリケーションで変更された前記第2形式の前記印刷設定情報が設定可能か否かを検証し、設定できない前記印刷設定情報を設定可能な前記印刷設定情報に修正する第5スクリプトを記憶し、
    前記スクリプト実行部は、さらに、前記アプリケーションからの要求に応じて前記第5スクリプトを実行すること、
    を特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  13. 前記記憶部は、さらに、前記印刷設定情報に対して前記アプリケーションが設定可能な設定値を取得する第6スクリプトを記憶し、
    前記スクリプト実行部は、さらに、前記アプリケーションからの要求に応じて前記第6スクリプトを実行すること、
    を特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  14. 前記第1形式は、DEVMODE形式であり、前記第2形式はプリントチケット形式であること、
    を特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  15. 請求項8から14のいずれか1つに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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