JP2005208916A - 印刷システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 プリンタドライバの機能拡張を拡張モジュールによって行うシステムにおいて、プリンタドライバの印刷設定におけるコンフリクトより優位に印刷設定を変更しようとするためにコンフリクトを修正するとき、拡張モジュール側でプリンタドライバのコンフリクトをすべて知る必要がある。
【解決手段】 プリンタドライバが印刷設定を行った後、印刷設定データを拡張モジュールに引渡し、拡張モジュールはプリンタドライバの拡張インターフェースを通じて印刷設定データを変更することで、プリンタドライバの印刷設定をコンフリクトを変更することなく、拡張モジュールが適切に変更することができる。
【選択図】 図3
【解決手段】 プリンタドライバが印刷設定を行った後、印刷設定データを拡張モジュールに引渡し、拡張モジュールはプリンタドライバの拡張インターフェースを通じて印刷設定データを変更することで、プリンタドライバの印刷設定をコンフリクトを変更することなく、拡張モジュールが適切に変更することができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、プリンタドライバに制御される印刷制御装置、方法および印刷制御プログラムを記録した媒体等に関する。
従来、コンピュータ上で動作するアプリケーションプログラムが、プリンタデバイスに対して印刷を実行する際には、印刷に必要な各種設定データをパラメータとして、プリンタドライバなどの印刷関連処理プログラムに渡すのが一般的な方法である。このように印刷に必要な設定データをパラメータとしてアプリケーションプログラムから受け取ることで、プリンタドライバはアプリケーションが意図した印刷設定、たとえば両面、カラー、レイアウト、給紙、用紙選択などを知ることができ、望みどおりの印刷を行うことができる。
しかし、ユーザのニーズが多様化し、プリンタドライバに機能を拡張するケースが増えてきたため、拡張モジュールを使用してプリンタドライバの機能拡張をするようなプリンタドライバが増えてきている。
拡張モジュールは電子透かしやセキュリティ向上のための印刷付加機能を持っていることが多く、拡張モジュールのための印刷設定データは、プリンタドライバ自身が持つ印刷設定データとは別の場所に格納する。しかし、プリンタドライバ自身が持つ印刷設定データによっては、拡張モジュールの持つ印刷付加機能が必ずしも有効に動作するとは限らないケースが存在する。たとえば、解像度が600dpiでしか電子透かし印刷を行うことができなかったとしても、プリンタドライバの印刷設定データが300dpiになっていたら、拡張モジュールにおいて電子透かし印刷を行うことは不可能である。そこで、拡張モジュールはプリンタドライバの印刷設定データと拡張モジュールの印刷データのコンフリクトを取るために、プリンタドライバのコンフリクトプログラムに自身のコンフリクトを追加するような仕組みを導入している。
特開2002−44344号公報
しかし、前記のようにプリンタドライバのコンフリクトプログラムに新しいコンフリクトを追加するためには、拡張モジュールを開発する開発者がプリンタドライバのコンフリクトプログラムを熟知していなければならない。また、プリンタドライバのコンフリクトは非常に複雑なため、拡張モジュールによって追加したコンフリクトが原因で、本来望まないコンフリクト(設定の競合)が発生し、この問題を解決するために多くのコストとリソースを費やすことが多々あった。
本発明は上記の課題を解決するために、プリンタドライバの機能拡張モジュールがプリンタドライバのコンフリクトに一切手を加えることなく、プリンタドライバの持つ印刷設定より優先的に印刷設定データを設定できるシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成からなる。すなわち、アプリケーションプログラムと、ドライバプログラムと、前記ドライバプログラムの機能拡張モジュールからなる印刷システムにおいて、ドライバプログラムの持つコンフリクトを変えることがなく、ドライバプログラムによってユーザが設定した印刷設定データより優先的に機能拡張モジュールが印刷設定データを変更することができる手段を持つことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、プリンタドライバの拡張機能をプラグイン形式によって実現したシステム上において、プリンタドライバ自身の印刷設定情報の影響でプラグインによって拡張された機能を使用することができないという状況で、プリンタドライバのコンフリクトを一切変更することなく、拡張された機能を使用することが実現できる。
図1は本発明の一実施形態を示す印刷処理システムのブロック構成図である。なお、特に断らない限り、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機能であっても、複数の機器からなるシステムであっても、LAN、WAN等のネットワークを介して接続がなされ処理が行われるシステムであっても、本発明を適用できることは言うまでもない。
図1において、一般的なコンピュータを用いた印刷処理システムのブロック構成図を示す。CPU101はROM102あるいはRAM103あるいは記憶装置105に格納された図3の処理を実行するプログラム、各図に示すUI(ユーザインタフェースドライバ)の表示制御を行うプログラムに従って装置全体の制御を行う。RAM103はCPU101が各種処理を行う際のワークエリアとして使用される。記憶装置105はオペレーティングシステム(OS)1054やアプリケーションソフト1051等を記録する。キーボードやマウスなどの入力機器は、入力I/F104を通じて、ユーザがコンピュータに対して各種指示を与えるためのデバイスである。出力I/F106は、データを外部に出力するためのインターフェースであり、モニタやプリンタに対してデータを出力する。また、107は共通データバスで、それぞれのデータのやりとりを行う。
図2はプリンタドライバに拡張モジュールを追加するシステムにおける、プリンタドライバの構成図を示す。プラグインモジュールは図2に示すとおり、UIドライバ203の拡張機能を有するUIプラグイン204と、グラフィックスドライバ205の拡張機能を有するグラフィックスプラグイン206からなる。図2を用いてそれぞれのプラグインモジュールについて説明する。
UIプラグイン204は、ドライバUIに新たなシートを加える場合や、UIドライバ203で処理するさまざまなイベント処理(インストール処理など)に対して、付加機能をつけたりカスタマイズしたりする場合に、ドライバに対して拡張するモジュールである。UIドライバ203がOSからコールされる関数において、UIプラグイン204が存在する場合は、UIプラグイン204の公開されているインターフェースを通じてUIプラグイン204を呼び出す。このタイミングを利用して、UIプラグイン204はUIドライバ203が行うさまざまな処理に付加機能を拡張することができる。
グラフィックスプラグイン206も同様に、OSからコールされるグラフィックスインターフェース関数や、印刷時におけるスプール処理をフックして、処理を追加したりカスタマイズしたりする場合に、ドライバに対して拡張するモジュールである。グラフィックスドライバ205がOSからコールされる関数において、グラフィックスプラグイン206が存在する場合は、グラフィックスプラグイン206の公開されているインターフェースを通じてグラフィックスプラグイン206を呼び出す。このタイミングを利用して、グラフィックスプラグイン206はグラフィックスドライバ205が行うさまざまな処理に付加機能を拡張することができる。
このようにプラグインモジュールに拡張機能を実装することによって、プリンタドライバの拡張システムを実現する。
以下、図3に示すフローチャートを中心にして本実施例について詳しく説明する。アプリケーションから印刷を行う際には、印刷設定情報をプリンタドライバに引き渡し、ドライバUIでさらに詳細な印刷設定を行う。ここでプリンタUIドライバ203にはUIプラグイン204が追加されており、ドライバUIには図4のように通常のプリンタドライバUIに対して、新しいUIシートが追加されている。UIプラグイン204により拡張されたUIシートにおいて、電子透かし印刷をONにする(図4)。次にドライバUI(図5)で印刷設定の解像度を300dpiとして、OKを押し印刷設定を決定するところから、本実施例はスタートする。
プリンタUIドライバ203は、ユーザが設定したドライバUIのデータを元にして印刷設定データを作成する。そのため、ドライバUIのデータを取得して、印刷設定データに反映させます(ステップ302)。UIプラグインが追加されている場合は、ここで設定した印刷設定データをUIプラグインに渡して、処理をUIプラグインに引き渡す(ステップ303)。UIプラグインは自身の持つ新しいUIシートでユーザが入力したデータを取得し、UIプラグインが持つ印刷設定データに反映させる(ステップ304)。
UIプラグインはここで、ドライバの印刷設定データを変更するかどうかを判定する(ステップ305)。UIプラグインは電子透かし印刷がONになっていることを、取得した自身の印刷設定データから知り、ドライバの印刷設定データの解像度を600dpiに変更する必要がある。よって次に、ドライバの印刷設定データを使用して、ドライバSDKをコールする(ステップ306)。
ドライバSDKとは、プリンタUIドライバが持つ印刷設定を行うための拡張インターフェースである。通常プリンタUIドライバにおいて印刷設定はドライバUIを開いてユーザに設定させることで変更するが、ドライバUIを開かずに設定を行うことを要望するアプリケーションのために、同じ動作を拡張インターフェースで行うことができる。ドライバSDKを使用すると、ドライバUIを開くことなく印刷設定を変更することが可能である。UIプラグイン用にもアプリケーションと同様にドライバSDKが公開されているため、プリンタUIドライバのUIをさらに開いて設定させたり、UIプラグインがプリンタUIドライバのコンフリクトを知ることなく、印刷設定を変更することができる。ここではUIプラグインが、ドライバの印刷設定データの解像度を600dpiに変更するようにドライバSDKをコールする。
UIプラグインからドライバSDKでコールされたプリンタUIドライバは、渡された印刷設定データの解像度を600dpiに変更し、プリンタUIドライバが持つコンフリクトを使用して、600dpiに変更されたことによるコンフリクトの処理を行って印刷設定データの整合性を取る(ステップ307)。この後、またUIプラグインに制御を戻す。
UIプラグインは返ってきたドライバ印刷設定データをドライバに返す(ステップ308)。プリンタUIドライバはUIプラグインから渡されたドライバ印刷設定データをアプリケーションに返す(ステップ309)。これにより、ユーザがドライバUI上で解像度をいくつに設定していたとしても、UIプラグインの設定情報が優先的に生かされるようになる。
また、ドライバUIを開かないような、アプリケーションからのドライバSDKコールにおいても、同じステップをたどるため、UIプラグインの設定情報が優先的に生かされる。また、印刷時においても、印刷前にコールされるOSからイベントのタイミングにおいて、UIプラグインがコールされ、同等の処理が行われ設定情報が優先的に生かされる。
(他の実施形態)
本実施形態における図3に示す処理が、外部からインストールされるプログラムによって、それぞれの装置より遂行される。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群をホストコンピュータに供給される場合でも本発明は適用されるものである。
本実施形態における図3に示す処理が、外部からインストールされるプログラムによって、それぞれの装置より遂行される。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群をホストコンピュータに供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、又は、外部サーバ(図示省略)からダウンロードすることで、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フロッピィーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
Claims (1)
- アプリケーションプログラムと、ドライバプログラムと、前記ドライバプログラムの機能拡張モジュールからなる印刷システムにおいて、ドライバプログラムがアプリケーションプログラム用の印刷設定を変更するための拡張インターフェースと、ドライバプログラムの持つコンフリクトを変えることがなく、ドライバプログラムによってユーザが設定した印刷設定データより優先的に機能拡張モジュールが印刷設定データを変更することができる手段を持つことを特徴とする印刷システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004014490A JP2005208916A (ja) | 2004-01-22 | 2004-01-22 | 印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004014490A JP2005208916A (ja) | 2004-01-22 | 2004-01-22 | 印刷システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005208916A true JP2005208916A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34900267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004014490A Withdrawn JP2005208916A (ja) | 2004-01-22 | 2004-01-22 | 印刷システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005208916A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007213505A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Ricoh Co Ltd | ファームウェアダウンロードドライバシステム、及び外部装置機能拡張アプリケーションシステム |
JP2008282117A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Kyocera Mita Corp | デバイスドライバ、及び情報処理装置 |
JP2011233092A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-17 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、プログラムおよび記憶媒体 |
-
2004
- 2004-01-22 JP JP2004014490A patent/JP2005208916A/ja not_active Withdrawn
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JP2008282117A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Kyocera Mita Corp | デバイスドライバ、及び情報処理装置 |
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US8767253B2 (en) | 2010-04-30 | 2014-07-01 | Ricoh Company, Limited | Information processing apparatus and computer program product |
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