JP2011231996A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蒸気発生室5及び蒸気発生室5の蒸気を導出する導出口を有し、加熱室に蒸気を供給する蒸気発生容器Aを、水を加熱する水加熱体3及び水加熱体3と横方向に対向し、水加熱体3との間に蒸気発生室5が形成されている蓋体4を有する構成とし、蒸気発生容器Aに給水する給水口41を蓋体4に設け、給水口41から給水される水を蓋体4の内面を伝って流下させるべき溝45を蓋体4に設け、突沸が起こる給水口下側の位置から十分に離隔して前記導出口を配置することで、給水口下側の位置で突沸が起こったとしても、突沸水が導出口へ侵入し難くすることができるようにした。
【選択図】図6
Description
この発明にあっては、給水口から給水された水を、溝を伝って流下させることができ、給水口から給水された水が横方向へ偏流するのを防ぐことができるため、導出口から横方向に十分に離隔した位置で蒸発させることが可能であり、給水口下側の位置で突沸が起こったとしても、突沸水が導出口へより一層侵入し難くすることができる。
この発明にあっては、蓋体の外面に設けられている溝部に給水管が配されているため、給水管の蓋体に対する出っ張り量を低減でき、蒸気発生容器部分を薄型化できる。
この発明にあっては、蒸気発生室の蓋体側の容積を増加することができるため、蒸気発生室の内圧を下げ、給水口下側の位置で起こった突沸水が導出口へ到達し難くすることができ、突沸水が導出口へより一層侵入し難くすることができるし、また、蓋体側蒸気発生室の底部に水垢が滞積するのを防ぐことが可能となる。
この発明にあっては、蓋体の内面を伝って流下した水が水加熱体側へ寄せられ、この寄せられた水加熱体側で蒸発されるため、効率よく蒸発させることができる。
この発明にあっては、水加熱体の凹所と蒸気発生室とが横方向へ離隔し、蒸気発生室の上側に蓋体の凸部が配されるため、蒸気発生室の底部で突沸することがあっても、突沸水は凸部に衝突し、蒸気発生室の底部へ戻り易くなる。また、水加熱体の凹所に対応した凸部に給水管を配することができるため、蒸気発生容器部分を薄型化することが可能である。
この発明にあっては、給水口から給水された水の一部が水加熱体側へ滴下することがあっても、滴下した水滴が凹所の底面に衝突し、凹所の底面を伝って蒸気発生室底部へ流下させることができるため、滴下した水滴が凹所の底面で突沸し、突沸水が導出口に侵入することを防ぐことができる。
この発明にあっては、蓋体の内面を伝って給水された水を、給水口下側の蒸気発生室底部に集めて蒸発させることができるため、換言すると導出口から離隔した箇所で蒸発させることができるため、給水口下側の位置で突沸が起こったとしても、突沸水が導出口へより一層侵入し難くすることができ、突沸水が加熱室へより一層吹出されないようにすることができる。
この発明にあっては、蒸気発生室内で突沸した突沸水が導出口に侵入することがあっても、この侵入した突沸水をバッファ室内で通流させることができ、突沸水が加熱室へより一層吹出されないようにすることができる。また、バッファ室内は、加熱室から伝わる熱により加熱され得るため、バッファ室を通流する蒸気を昇温させることができ、加熱効率を高めることができ、蒸気発生容器を加熱する熱源を小型化、ひいては加熱調理器を小型化でき、コストを低減し得る。
実施の形態1
図1は本発明に係る加熱調理器の構成を示す模式的右側面図、図2は加熱調理器の構成を示す模式的正面図である。
図9は蒸気発生容器Aの他の構成を示す斜視図、図10は蒸気発生容器Aの導出口31部分の他の構成を示す縦断面図である。
この蒸気発生容器Aは、バッファ室6内に、導出口31の縁部からバッファ室6側へ突出し、先部が導出口31と前記導出方向へ離隔して対向する凸壁30を設け、蒸気発生室5で発生した突沸水が蒸気とともに導出口31から導出されるとき、突沸水が凸壁30に当たり、バッファ室6へ侵入し難くしたものである。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
図11は蒸気発生容器Aの他の構成を示す縦断面図、図12は蒸気発生容器Aの他の構成を示す正面図である。
この蒸気発生容器Aは、横方向に長い長円形をなす導出口31の下面を、蒸気発生室5側の縁が下となるように上下に傾斜させて傾斜部3gとし、蒸気発生室5で発生した突沸水が蒸気とともに導出口31から導出されるとき、突沸水が加熱室10の壁部10aに衝突して跳ね返り、この跳ね返り水が導出口31下面の傾斜部3gに沿って蒸気発生室5へ流下するように構成したものである。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
図13は蒸気発生容器Aの誘導壁37部分の他の構成を示す縦断正面図である。この蒸気発生容器Aは、上下に離隔して対向する二つの誘導壁37b,37cを、バッファ室6の蒸気が蛇行して通流するように配したものである。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
図14は蒸気発生容器Aの誘導壁37部分の他の構成を示す縦断正面図である。この蒸気発生容器Aは、誘導始端及び誘導終端の間でバッファ室6内の蒸気が渦巻状に通流するように誘導壁37dを配したものである。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
図15は蒸気発生容器Aの誘導壁37部分の他の構成を示す斜視図である。この蒸気発生容器Aは、誘導始端を低く、誘導終端を高くして傾斜し、誘導始端がバッファ室6の下面に接触する誘導壁37eを配し、誘導始端部と環状壁34との間に溜水部3dを設けたものである。また、水加熱体3の導出口31下側には、溜水部3d内の水位を検出するためのサーミスタが設けられている。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
3 水加熱体
31 導出口
4 蓋体
41 給水口
43 膨出部
44 凸部
45 溝
46 溝部
5 蒸気発生室
10 加熱室
26 吹出口
Claims (9)
- 収容された食品を加熱する加熱室と、蒸気発生室及び該蒸気発生室の蒸気を導出する導出口を有し、前記加熱室に蒸気を供給する蒸気発生容器と、該蒸気発生容器に給水する給水手段と
を備えた加熱調理器であって、
前記蒸気発生容器は、水を加熱する水加熱体及び該水加熱体と横方向に対向し、前記水加熱体との間に前記蒸気発生室が形成されている蓋体を有し、前記給水手段に連通する給水口が前記蓋体に設けられ、前記給水口から給水される水を前記蓋体の内面を伝って流下させるべき流下手段を有することを特徴とする加熱調理器。 - 前記流下手段は、前記給水口に連なる溝である請求項1記載の加熱調理器。
- 前記給水手段及び給水口に連なる給水管を有し、前記蓋体は、前記給水管と対向する位置に溝部を有する請求項1又は2記載の加熱調理器。
- 前記蓋体は、内面が窪み、前記蒸気発生室を形成するための膨出部を有し、該膨出部の上側に前記給水口を配してある請求項1から3のいずれか一つに記載の加熱調理器。
- 前記膨出部の内底面は前記水加熱体側が低くなるように傾斜している請求項4記載の加熱調理器。
- 前記水加熱体は、前記給水口と対向する位置に凹所を有し、前記蓋体は、外面が窪み、前記凹所に配される凸部を有し、該凸部に前記給水口を配してある請求項1から5のいずれか一つに記載の加熱調理器。
- 前記凹所の前記蒸気発生室に連なる底面は前記蒸気発生室側が低くなるように傾斜している請求項6記載の加熱調理器。
- 前記給水口及び導出口は前記横方向と交差する横方向に離隔して配され、前記膨出部の内底面は前記給水口側が低くなるように傾斜している請求項4から7のいずれか一つに記載の加熱調理器。
- 前記水加熱体と、前記加熱室が形成される壁部との間に、前記導出口から導出された蒸気が通流するバッファ室を有する請求項1から8のいずれか一つに記載の加熱調理器。
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